JPH0231621B2 - Shashutsusokudoseigyohoho - Google Patents
ShashutsusokudoseigyohohoInfo
- Publication number
- JPH0231621B2 JPH0231621B2 JP14143583A JP14143583A JPH0231621B2 JP H0231621 B2 JPH0231621 B2 JP H0231621B2 JP 14143583 A JP14143583 A JP 14143583A JP 14143583 A JP14143583 A JP 14143583A JP H0231621 B2 JPH0231621 B2 JP H0231621B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection
- speed
- control
- injection speed
- pulse train
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/32—Controlling equipment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
- B29C45/77—Measuring, controlling or regulating of velocity or pressure of moulding material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、ダイカストマシンや射出成形機等に
おける射出速度制御方法に関するものである。
おける射出速度制御方法に関するものである。
第1図は標準的なものとして考えられるダイカ
ストマシンの射出シリンダおよび射出速度制御機
構の概略を示す図である。同図において、射出シ
リンダ1のピストンロツド2にはカツプリング3
を介して溶融金属を金型内(図示せず)に鋳込む
ための射出プランジヤ4が連結されている。また
ピストンロツド2あるいはカツプリング3にはス
トライカ5が連結されており、このストライカ5
によつてピストンロツド2の後退限位置に設けら
れたリミツトスイツチ6a、射出速度の変更点に
対応した位置に設けられたリミツトスイツチ6b
〜6d、およびピストンロツド2の前進限位置に
設けられたリミツトスイツチ6eのオン・オフを
行うように構成されている。一方、リミツトスイ
ツチ6a〜6eの出力信号は信号検出器7へ入力
される。以上のストライカ5、リミツトスイツチ
6a〜6eおよび信号検出器7により射出プラン
ジヤ4の位置検出器を構成している。
ストマシンの射出シリンダおよび射出速度制御機
構の概略を示す図である。同図において、射出シ
リンダ1のピストンロツド2にはカツプリング3
を介して溶融金属を金型内(図示せず)に鋳込む
ための射出プランジヤ4が連結されている。また
ピストンロツド2あるいはカツプリング3にはス
トライカ5が連結されており、このストライカ5
によつてピストンロツド2の後退限位置に設けら
れたリミツトスイツチ6a、射出速度の変更点に
対応した位置に設けられたリミツトスイツチ6b
〜6d、およびピストンロツド2の前進限位置に
設けられたリミツトスイツチ6eのオン・オフを
行うように構成されている。一方、リミツトスイ
ツチ6a〜6eの出力信号は信号検出器7へ入力
される。以上のストライカ5、リミツトスイツチ
6a〜6eおよび信号検出器7により射出プラン
ジヤ4の位置検出器を構成している。
信号検出器7の出力信号は制御信号発生器8へ
入力され、制御信号発生器8においてはこの入力
信号に基づき射出プランジヤ4の射出ストローク
が射出速度の変更点に達したか否かが検出され
る。そして、射出ストロークが射出速度の変更点
に達したならば、速度設定器9に予め設定されて
いる目標射出速度に対応したアナログ制御信号が
制御信号発生器8から発生され、この制御信号が
サーボバルブ10に供給されることによりその開
度が制御される。サーボバルブ10は液圧回路1
1によつて射出シリンダ1と結ばれており、その
開度に応じて射出シリンダ1に導入する液量が調
整される。これによつて、射出シリンダ1内のピ
ストンロツド2に連結された射出プランジヤ4は
サーボバルブ10の開度に応じてその移動速度が
制御される。すなわち、射出速度はその変更点毎
に発生される制御信号によつて目標速度に制御さ
れる。
入力され、制御信号発生器8においてはこの入力
信号に基づき射出プランジヤ4の射出ストローク
が射出速度の変更点に達したか否かが検出され
る。そして、射出ストロークが射出速度の変更点
に達したならば、速度設定器9に予め設定されて
いる目標射出速度に対応したアナログ制御信号が
制御信号発生器8から発生され、この制御信号が
サーボバルブ10に供給されることによりその開
度が制御される。サーボバルブ10は液圧回路1
1によつて射出シリンダ1と結ばれており、その
開度に応じて射出シリンダ1に導入する液量が調
整される。これによつて、射出シリンダ1内のピ
ストンロツド2に連結された射出プランジヤ4は
サーボバルブ10の開度に応じてその移動速度が
制御される。すなわち、射出速度はその変更点毎
に発生される制御信号によつて目標速度に制御さ
れる。
第2図はこのような制御によつて変化する射出
速度の変化パターンを示すグラフであり、横軸に
射出ストロークst、縦軸に射出速度vをとつて表
わしており、リミツトスイツチ6aがオフになつ
て射出開始する射出ストロークaでは目標速度v1
に向つて変化させ、リミツトスイツチ6bがオン
する射出ストロークbでは目標速度v2に向つて変
化させ、同様にリミツトスイツチ6c,6dがオ
ンする射出ストロークc,dでは目標速度v3,v4
に向つて変化させている例を示している。通常、
速度がv0からv2に達するまでの区間をスリーブ充
填領域、v2の区間をゲート通過領域、v2からv4に
達した後v0に戻るまでの区間をキヤビテイ充填領
域と称している。
速度の変化パターンを示すグラフであり、横軸に
射出ストロークst、縦軸に射出速度vをとつて表
わしており、リミツトスイツチ6aがオフになつ
て射出開始する射出ストロークaでは目標速度v1
に向つて変化させ、リミツトスイツチ6bがオン
する射出ストロークbでは目標速度v2に向つて変
化させ、同様にリミツトスイツチ6c,6dがオ
ンする射出ストロークc,dでは目標速度v3,v4
に向つて変化させている例を示している。通常、
速度がv0からv2に達するまでの区間をスリーブ充
填領域、v2の区間をゲート通過領域、v2からv4に
達した後v0に戻るまでの区間をキヤビテイ充填領
域と称している。
ところで、このような射出速度制御機構におい
て、目標速度に対応する制御信号を発生し始めて
から射出速度が実際に変化し始めるまでには機械
部分、液圧回路11における慣性や作動液の圧縮
性などによる一定の遅れ時間が存在する。このた
め、この遅れ時間を考慮して制御信号の発生開始
タイミング、すなわちリミツトスイツチ6a〜6
eの設置位置を調整する必要がある。従つて、設
置位置の調整を怠つた場合は例えばキヤビテイ充
填領域における射出速度の変化パターンが第3図
に示すようになり、射出工程が最終速度v4に達し
ないうちに終了してしまうという問題がある。
て、目標速度に対応する制御信号を発生し始めて
から射出速度が実際に変化し始めるまでには機械
部分、液圧回路11における慣性や作動液の圧縮
性などによる一定の遅れ時間が存在する。このた
め、この遅れ時間を考慮して制御信号の発生開始
タイミング、すなわちリミツトスイツチ6a〜6
eの設置位置を調整する必要がある。従つて、設
置位置の調整を怠つた場合は例えばキヤビテイ充
填領域における射出速度の変化パターンが第3図
に示すようになり、射出工程が最終速度v4に達し
ないうちに終了してしまうという問題がある。
このような問題を解系するために、制御信号と
して制御パルス列を使用し、この制御パルス列で
パルスモータを駆動して流量制御パルブの開度を
制御することにより制御動作の精度をあげる一
方、上記の遅れ時間を充分考慮してリミツトスイ
ツチ6a〜6eの設置位置を調整する方法が提案
されている。
して制御パルス列を使用し、この制御パルス列で
パルスモータを駆動して流量制御パルブの開度を
制御することにより制御動作の精度をあげる一
方、上記の遅れ時間を充分考慮してリミツトスイ
ツチ6a〜6eの設置位置を調整する方法が提案
されている。
このような方法においては、速度勾配が比較的
大きい区間、例えばキヤビテイ充填領域では速度
v2からv3および速度v3からv4にそれぞれ変化させ
るための2つのリミツトスイツチを非常に近接し
て配置しなければならない事態が生じる。
大きい区間、例えばキヤビテイ充填領域では速度
v2からv3および速度v3からv4にそれぞれ変化させ
るための2つのリミツトスイツチを非常に近接し
て配置しなければならない事態が生じる。
ところが、2つのリミツトスイツチを近接させ
過ぎると、速度v2からv3および速度v3からv4にそ
れぞれ変化させるための制御パルス列pv3および
pv4が第4図に示すようにΔt1時間だけオーバラ
ツプしてしまうことがある。そこで、通常におい
てこのような場合は制御パルス列pv4を優先させ
るのであるが、従来は制御パルス列pv4を単純に
優先させていたため、第4図の一点鎖線A,Bに
示すように射出速度vが早く最終速度v4に到達し
たり、逆に最終速度v4に到達せずに射出工程が終
了してしまうという問題が生じ、射出工程が不安
定になつてしまうという欠点があつた。
過ぎると、速度v2からv3および速度v3からv4にそ
れぞれ変化させるための制御パルス列pv3および
pv4が第4図に示すようにΔt1時間だけオーバラ
ツプしてしまうことがある。そこで、通常におい
てこのような場合は制御パルス列pv4を優先させ
るのであるが、従来は制御パルス列pv4を単純に
優先させていたため、第4図の一点鎖線A,Bに
示すように射出速度vが早く最終速度v4に到達し
たり、逆に最終速度v4に到達せずに射出工程が終
了してしまうという問題が生じ、射出工程が不安
定になつてしまうという欠点があつた。
本発明はこのような欠点を解決するためになさ
れたもので、その目的はリミツトスイツチを非常
に近接して配置した場合でも射出の全工程を予定
通りの速度で確実に終了し得るようにした射出速
度制御方法を提供することにある。
れたもので、その目的はリミツトスイツチを非常
に近接して配置した場合でも射出の全工程を予定
通りの速度で確実に終了し得るようにした射出速
度制御方法を提供することにある。
このために本発明は、射出速度が少くとも2段
階で連続して変化する射出区間においては前段の
射出区間において当該区間の目標射出速度とは別
に中間の目標射出速度を定め、この中間の目標射
出速度に達したのち後段の射出区間における目標
射出速度に対応した制御パルス列によるパルスモ
ータの駆動を開始するようにしたものである。
階で連続して変化する射出区間においては前段の
射出区間において当該区間の目標射出速度とは別
に中間の目標射出速度を定め、この中間の目標射
出速度に達したのち後段の射出区間における目標
射出速度に対応した制御パルス列によるパルスモ
ータの駆動を開始するようにしたものである。
第5図a〜cは、本発明をキヤビテイ充填領域
に程用した場合の射出速度特性および制御パルス
列の関係を示す図であつて、キラビテイ充填領域
のうち速度v2から速度v3に変化させる前段の区間
Aには目標速度v3とは別に中間目標速度vcが定め
られており、一連の射出工程を開始させた際にオ
ーバラツプして発生される制御パルス列Pv3,
pv4のうち後段の制御パルス列pv4によるパルスモ
ータの駆動は射出速度が中間目標速度vcに達した
ことを確認してから開始される。これによつて、
射出速度が予定より早く最終速度v4に達したり、
あるいは最終速度v4に達しないうちに射出工程が
終了してしまうことはなくなる。
に程用した場合の射出速度特性および制御パルス
列の関係を示す図であつて、キラビテイ充填領域
のうち速度v2から速度v3に変化させる前段の区間
Aには目標速度v3とは別に中間目標速度vcが定め
られており、一連の射出工程を開始させた際にオ
ーバラツプして発生される制御パルス列Pv3,
pv4のうち後段の制御パルス列pv4によるパルスモ
ータの駆動は射出速度が中間目標速度vcに達した
ことを確認してから開始される。これによつて、
射出速度が予定より早く最終速度v4に達したり、
あるいは最終速度v4に達しないうちに射出工程が
終了してしまうことはなくなる。
第6図は本発明を適用した射出速度制御機構の
一実施例を示すブロツク図である。図において、
第1図と同一部分には同符号を付してある。
一実施例を示すブロツク図である。図において、
第1図と同一部分には同符号を付してある。
制御パルス発生器8aは信号検出器7からの入
力信号に基づいて射出ストロークが射出速度の変
更点に達したか付かを検出し、達したならば速度
設定器9aに予め設定されている目標射出速度に
対応した時間間隔の制御パルス列を出力する。こ
れによりパルスモータ20がパルス数に比例した
回転量だけ回転し、流量制御バルブ21の開度を
制御する。これによつて、射出プランジヤ4は流
量制御バルブ21の開度に応じてその移動速度が
制御される。そして、射出速度が中間目標速度vc
に達すると、制御パルス列pv4がパルスモータ2
0に供給され、第5図aに示したような特性で最
終速度v4に到達するようになる。
力信号に基づいて射出ストロークが射出速度の変
更点に達したか付かを検出し、達したならば速度
設定器9aに予め設定されている目標射出速度に
対応した時間間隔の制御パルス列を出力する。こ
れによりパルスモータ20がパルス数に比例した
回転量だけ回転し、流量制御バルブ21の開度を
制御する。これによつて、射出プランジヤ4は流
量制御バルブ21の開度に応じてその移動速度が
制御される。そして、射出速度が中間目標速度vc
に達すると、制御パルス列pv4がパルスモータ2
0に供給され、第5図aに示したような特性で最
終速度v4に到達するようになる。
ここで、中間目標速度vcは(v3−v2)の50%以
上、好ましくは70〜80%の値が設定される。
上、好ましくは70〜80%の値が設定される。
次にパルスモータ20と流量制御バルブ21の
構造について第7図を用いて説明する。
構造について第7図を用いて説明する。
第7図において、22は軸線方向からの作動油
流入口23と軸線と直角方向への作動油流出口2
4とを有するバルブボデイ、25はバルブボデイ
22中を軸線方向へ移動するスプール、26はス
プール25の後部に一体に設けられたナツト軸、
27はナツト軸26の内部軸心部にボールねじ2
8によつて螺合されているねじ軸、29はねじ軸
27とパルスモータ20の軸とを連結するジヨイ
ント、30はナツト軸26の回転を阻止し軸方向
への移動をガイドするキーである。
流入口23と軸線と直角方向への作動油流出口2
4とを有するバルブボデイ、25はバルブボデイ
22中を軸線方向へ移動するスプール、26はス
プール25の後部に一体に設けられたナツト軸、
27はナツト軸26の内部軸心部にボールねじ2
8によつて螺合されているねじ軸、29はねじ軸
27とパルスモータ20の軸とを連結するジヨイ
ント、30はナツト軸26の回転を阻止し軸方向
への移動をガイドするキーである。
パルスモータ20の回転に応じてスプール25
が軸線方向に前後進して、バルブの開閉と開度の
調整を瞬時に行い、流量制御を行う。この流量制
御バルブ21は、前記したように、軸線方向端面
部に作動油流入口23を備え、側面に作動油流出
口24を備えたシリンダ状のバルブボデイ22内
で、スプール25をパルスモータ20の作用によ
つて軸線方向に駆動して流量制御を行うもので、
作動油によるスプール25の軸線方向推力をスプ
ール25の開き量及び移動速度の増加に応じて急
激に低下させることにより流量の高速切換えに必
要な駆動力を軽減させ、流量制御バルブ21によ
る流量の高速切換え性能の一層の向上及び駆動力
の軽減を行えるようにしたものである。
が軸線方向に前後進して、バルブの開閉と開度の
調整を瞬時に行い、流量制御を行う。この流量制
御バルブ21は、前記したように、軸線方向端面
部に作動油流入口23を備え、側面に作動油流出
口24を備えたシリンダ状のバルブボデイ22内
で、スプール25をパルスモータ20の作用によ
つて軸線方向に駆動して流量制御を行うもので、
作動油によるスプール25の軸線方向推力をスプ
ール25の開き量及び移動速度の増加に応じて急
激に低下させることにより流量の高速切換えに必
要な駆動力を軽減させ、流量制御バルブ21によ
る流量の高速切換え性能の一層の向上及び駆動力
の軽減を行えるようにしたものである。
この流量制御バルブ21では、制御パルス発生
器8aからの制御パルス列により、パルスモータ
20の回転量すなわち回転角度によりスプール2
5の開き量が決まつて、射出シリンダ1への流量
が制御されるし、また、パルスモータ20の前記
回転の際の回転速度の大小によつて流量の変化率
すなわち速度の立上り状態が決まる。
器8aからの制御パルス列により、パルスモータ
20の回転量すなわち回転角度によりスプール2
5の開き量が決まつて、射出シリンダ1への流量
が制御されるし、また、パルスモータ20の前記
回転の際の回転速度の大小によつて流量の変化率
すなわち速度の立上り状態が決まる。
尚、このような構造と作用とをもたした流量制
御バルブ21では、速度変更の指令を受けて実際
にスプール25が開き始めるまでの時間を最大1
ミリ秒以下に押えることができるようになり従来
の通常の流量制御バルブに比べて、応答性が極め
て良く、また、弁開閉などの作動性や操作精度も
極めて良くなつた。
御バルブ21では、速度変更の指令を受けて実際
にスプール25が開き始めるまでの時間を最大1
ミリ秒以下に押えることができるようになり従来
の通常の流量制御バルブに比べて、応答性が極め
て良く、また、弁開閉などの作動性や操作精度も
極めて良くなつた。
なお、ナツト軸26の表面の一部には永久磁石
31を固定し、この永久磁石31と対向ケーシン
グ32の一部には、例えばゼロクロスセンサと呼
ばれる磁気作用による位置検出器33を取付けて
いる。位置検出器33は永久磁石31の移動に感
応する近接スイツチで構成し、ナツト軸26やス
プール25の軸線方向の移動距離をここで正確に
検知して、制御装置にフイードバツクすることが
できる。また、スプール25の零位置を永久磁石
31と位置検出器33の作用によつて電気的に検
知して、制御パルス発生器8aを介して、パルス
モータ20をその位置に正確に止めておくことが
できるようにすることもできる。なお、位置検出
器33としては、精度0.01ミリのものを用いるこ
とができる。
31を固定し、この永久磁石31と対向ケーシン
グ32の一部には、例えばゼロクロスセンサと呼
ばれる磁気作用による位置検出器33を取付けて
いる。位置検出器33は永久磁石31の移動に感
応する近接スイツチで構成し、ナツト軸26やス
プール25の軸線方向の移動距離をここで正確に
検知して、制御装置にフイードバツクすることが
できる。また、スプール25の零位置を永久磁石
31と位置検出器33の作用によつて電気的に検
知して、制御パルス発生器8aを介して、パルス
モータ20をその位置に正確に止めておくことが
できるようにすることもできる。なお、位置検出
器33としては、精度0.01ミリのものを用いるこ
とができる。
本実施例では、このようなパルスモータ20に
よつて駆動される流量制御バルブ21を用いてい
るので、イナーシヤが小さくなつて応答性が良く
なり、制御が確実、かつ容易に行なえる。また、
スプールスラスト力の増大も抑えることができ
る。
よつて駆動される流量制御バルブ21を用いてい
るので、イナーシヤが小さくなつて応答性が良く
なり、制御が確実、かつ容易に行なえる。また、
スプールスラスト力の増大も抑えることができ
る。
第8図は本発明を適用した射出速度制御機構の
他の実施例を示すブロツク図であつて、ピストン
ロツドに取付けられたストライカ5には磁気スケ
ール6が設けられ、この磁気スケール6に近接し
て配置された磁気センサ6fから磁気スケール6
の移動に伴つてパルス信号を抽出し、このパルス
信号を位置検出器7aにおいて計数することによ
り、射出プランジヤの現在位置を検出するように
構成されている。また、位置検出器7aから出力
される位置信号を時間的に微分し、射出プランジ
ヤの位置変化速度、すなわち射出速度を検出する
速度検出器13が設けられ、時々刻々に変化する
射出速度と中間目標速度vcに相当する値とが逐次
比較され、実際の射出速度が中間目標速度Vcに
達したならば、制御パルス列pv4をパルスモータ
20に与えるための指令信号が制御パルス発生器
8aに供給される。これによつて、射出プランジ
ヤの速度は第5図に示したような特性で最終速度
v4に到達するようになる。
他の実施例を示すブロツク図であつて、ピストン
ロツドに取付けられたストライカ5には磁気スケ
ール6が設けられ、この磁気スケール6に近接し
て配置された磁気センサ6fから磁気スケール6
の移動に伴つてパルス信号を抽出し、このパルス
信号を位置検出器7aにおいて計数することによ
り、射出プランジヤの現在位置を検出するように
構成されている。また、位置検出器7aから出力
される位置信号を時間的に微分し、射出プランジ
ヤの位置変化速度、すなわち射出速度を検出する
速度検出器13が設けられ、時々刻々に変化する
射出速度と中間目標速度vcに相当する値とが逐次
比較され、実際の射出速度が中間目標速度Vcに
達したならば、制御パルス列pv4をパルスモータ
20に与えるための指令信号が制御パルス発生器
8aに供給される。これによつて、射出プランジ
ヤの速度は第5図に示したような特性で最終速度
v4に到達するようになる。
なお、この実施例には制御パルス列pv4による
パルスモータ20の駆動を開始させるタイミング
を適宜調整するために、タイマ14、時間設定器
15、ストローク計数器16、ストローク設定器
17、切換えスイツチ18が設けられ、切換えス
イツチ18をタイマ14の側へ切換えておき、タ
イマ14に対し射出速度が中間目標速度Vcに一
致した時の一致信号をタイマに与え、この一致信
号の供給タイミングから時間設定器15に設定さ
れた設定時間(Δt)だけ経過した後にはじめて
制御パルス列pv4がパルスモータ20に与えられ
るように制御パルス発生器8aを制御し、制御パ
ルス列pv4によるパルスモータ20の駆動開始タ
イミングを時間設定器15の設定時間△tだけ遅
らせ、最終速度v4に達するまでの時間を微調整で
きるように構成されている。同様に、切換えスイ
ツチ18をストローク計数器16の側へ切換えて
おけば、射出速度が中間目標速度vcに達した後ス
トローク設定器17で設定された設定ストローク
Δstだけ射出工程が進んだ後にはじめて制御パル
ス列pv4がパルスモータ20に与えられるように
制御パルス発生器8aがストローク計数器16に
よつて制御され、制御パルス列pv4によるパルス
モータ20の駆動開始タイミングをストローク設
定器17の設定ストローク△stだけ遅らせ、最終
速度v4に達するまでの時間を微調整できるように
構成されている。
パルスモータ20の駆動を開始させるタイミング
を適宜調整するために、タイマ14、時間設定器
15、ストローク計数器16、ストローク設定器
17、切換えスイツチ18が設けられ、切換えス
イツチ18をタイマ14の側へ切換えておき、タ
イマ14に対し射出速度が中間目標速度Vcに一
致した時の一致信号をタイマに与え、この一致信
号の供給タイミングから時間設定器15に設定さ
れた設定時間(Δt)だけ経過した後にはじめて
制御パルス列pv4がパルスモータ20に与えられ
るように制御パルス発生器8aを制御し、制御パ
ルス列pv4によるパルスモータ20の駆動開始タ
イミングを時間設定器15の設定時間△tだけ遅
らせ、最終速度v4に達するまでの時間を微調整で
きるように構成されている。同様に、切換えスイ
ツチ18をストローク計数器16の側へ切換えて
おけば、射出速度が中間目標速度vcに達した後ス
トローク設定器17で設定された設定ストローク
Δstだけ射出工程が進んだ後にはじめて制御パル
ス列pv4がパルスモータ20に与えられるように
制御パルス発生器8aがストローク計数器16に
よつて制御され、制御パルス列pv4によるパルス
モータ20の駆動開始タイミングをストローク設
定器17の設定ストローク△stだけ遅らせ、最終
速度v4に達するまでの時間を微調整できるように
構成されている。
これによつて、第9図に示すような射出速度特
性で射出速度を制御することが可能になる。すな
わち、射出速度を確実に最終速度v4に到達させ得
ると共に、最終速度v4に達するまでの時間(また
はストローク)を任意に調整することができる。
性で射出速度を制御することが可能になる。すな
わち、射出速度を確実に最終速度v4に到達させ得
ると共に、最終速度v4に達するまでの時間(また
はストローク)を任意に調整することができる。
以上説明したように本発明は、射出速度が少く
とも2段階で連続して変化する射出区間において
は前段の射出区間において当該区間の目標射出速
度とは別に中間の目標射出速度を定め、この中間
の目標射出速度に達したのち後段の射出区間にお
ける制御パルス列によるパルスモータの駆動を開
始するようにしたものである。このため、射出の
全工定を予定通り確実に終了させ、射出工程を安
定なものとすることができる。また、中間の目標
速度に達しない場合には自ずと最終射出区間に移
行しないため、異常検出回路などを設けることな
く、射出動作の異常を検知することが可能とな
る。
とも2段階で連続して変化する射出区間において
は前段の射出区間において当該区間の目標射出速
度とは別に中間の目標射出速度を定め、この中間
の目標射出速度に達したのち後段の射出区間にお
ける制御パルス列によるパルスモータの駆動を開
始するようにしたものである。このため、射出の
全工定を予定通り確実に終了させ、射出工程を安
定なものとすることができる。また、中間の目標
速度に達しない場合には自ずと最終射出区間に移
行しないため、異常検出回路などを設けることな
く、射出動作の異常を検知することが可能とな
る。
第1図はダイカストマシンの射出速度制御機構
の一例を示すブロツク図、第2図および第3図は
射出シリンダのストロークと射出速度との関係の
一例を示すグラフ、第4図a〜cは射出速度特性
と制御パルス列との関係を示す図、第5図a〜c
は本発明を用いた射出速度特性の一例と制御パル
ス列との関係を示す図、第6図は本発明を適用し
た射出速度制御機構の一実施例を示すブロツク
図、第7図は流量御御バルブの構造を示す断面
図、第8図は他の実施例を示すブロツク図、第9
図a〜cは第8図の実施例において得られる射出
速度特性と制御パルス列の関係を示す図である。 1…射出シリンダ、2…ピストンロツド、4…
射出プランジヤ、6a〜6e…リミツトスイツ
チ、7…信号検出器、7a…位置検出器、8a…
制御パルス発生器、9a…速度設定器、10…パ
ルスモータ、13…速度検出器、20…パルスモ
ータ、21…流量制御バルブ。
の一例を示すブロツク図、第2図および第3図は
射出シリンダのストロークと射出速度との関係の
一例を示すグラフ、第4図a〜cは射出速度特性
と制御パルス列との関係を示す図、第5図a〜c
は本発明を用いた射出速度特性の一例と制御パル
ス列との関係を示す図、第6図は本発明を適用し
た射出速度制御機構の一実施例を示すブロツク
図、第7図は流量御御バルブの構造を示す断面
図、第8図は他の実施例を示すブロツク図、第9
図a〜cは第8図の実施例において得られる射出
速度特性と制御パルス列の関係を示す図である。 1…射出シリンダ、2…ピストンロツド、4…
射出プランジヤ、6a〜6e…リミツトスイツ
チ、7…信号検出器、7a…位置検出器、8a…
制御パルス発生器、9a…速度設定器、10…パ
ルスモータ、13…速度検出器、20…パルスモ
ータ、21…流量制御バルブ。
Claims (1)
- 1 射出速度の各変更点毎に目標射出速度に対応
した制御パルス列を発生し、この制御パルス列に
よつてパルスモータを駆動して射出シリンダによ
る射出速度を目標速度に制御する射出速度制御方
法において、射出速度が少くとも2段階で連続し
て変化する射出区間においては前段の射出区間に
おいて中間の目標射出速度を定め、この中間の目
標射出速度に達したのち後段の射出区間における
目標射出速度に対応した制御パルス列による前記
パルスモータの駆動を開始させることを特徴とす
る射出速度制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14143583A JPH0231621B2 (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | Shashutsusokudoseigyohoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14143583A JPH0231621B2 (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | Shashutsusokudoseigyohoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6033864A JPS6033864A (ja) | 1985-02-21 |
JPH0231621B2 true JPH0231621B2 (ja) | 1990-07-16 |
Family
ID=15291891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14143583A Expired - Lifetime JPH0231621B2 (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | Shashutsusokudoseigyohoho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231621B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2696238B2 (ja) * | 1988-11-30 | 1998-01-14 | ファナック株式会社 | 射出成形機のモニタ装置 |
-
1983
- 1983-08-02 JP JP14143583A patent/JPH0231621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6033864A (ja) | 1985-02-21 |
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