JPH0231398Y2 - - Google Patents

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JPH0231398Y2
JPH0231398Y2 JP1983144112U JP14411283U JPH0231398Y2 JP H0231398 Y2 JPH0231398 Y2 JP H0231398Y2 JP 1983144112 U JP1983144112 U JP 1983144112U JP 14411283 U JP14411283 U JP 14411283U JP H0231398 Y2 JPH0231398 Y2 JP H0231398Y2
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JP
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wall
fissure
resin layer
tear
container
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JP1983144112U
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JPS6052250U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は醤油等の液体商品を収容する瓶又は
牛乳ジユース等を収容するカートン等の各種の容
器に用いる、容器の注出口に関するものである。
従来の技術 この考案の考案者はさきに第6図に示すような
容器の注出口を考案して出願、開示した〔実開昭
59−186254号公報(実願昭58−82755号)〕。
この考案は上記開示済考案の改良に係るもので
あるため、まずこの開示済考案について説明す
る。
同図においてaは合成樹脂製の注出口であり、
図示しない容器としての瓶は、内筒bと外筒c間
に挿入して取付けられる。dは口壁であり、これ
に裂溝eが形成されているい、fは裂取部材を示
す。そしてgは前記口壁dに付着させられている
金属シートであり、これにより裂溝e部分の、薄
肉部のガス透過性を補い、瓶内容物の、酸素の透
過による劣化を防止できる作用効果を有してい
る。
なお、金属シートは一例として第2図に示すよ
うな断面構造を有しているものが用いられた。同
図においてhはポリエチレン等の樹脂層、iは接
着剤層、jはアルミニウム等の金属箔、kは合成
樹脂又はゴム等の樹脂層である。
考案が解決しようとする課題 しかし上記のような金属シートgは一般にプレ
スによる打抜工程により形成するため、その外周
の端面lにおいては金属が露出しており、これが
容器内容物にふれ、それを変化させる恐れがあ
る。
この考案は上記のような課題を解決するために
なされたもので、その目的は前記のような、容器
の注出口において、金属の露出した端面によつ
て、その容器の内容物に影響を及ぼす恐れをなく
すことである。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するこの考案について述べる
と、それは、合成樹脂製の、容器に対する取付部
1にほぼ筒状の注出口2を一体に設けて本体3を
形成し、該本体3の内側に、液体の流通を遮断す
る口壁4を一体に形成し、該口壁4に無端状の裂
溝5を形成して該裂溝5の内側に裂取壁6を、外
側に残壁7を構成し、裂取壁6の上部に裂取部材
8を設け、前記本体3内側にかつ前記残壁7下面
に接するほぼ直円筒状の内面9を形成し、前記残
壁7及び裂取壁6の両方に亙り、少なくとも下面
に樹脂層10を有する金属箔11から成り、かつ
前記内面9の高さ12より短い厚さ13を有し、
かつ端面lに金属の露出した金属シート14を設
け、更に前記樹脂層10の下面にリング状でかつ
巾15a残壁の巾7aと裂溝4の巾4aの和より
小さく形成された樹脂製の閉塞部材15を設け、
該閉塞部材15を前記樹脂層10の下面及び前記
内面9に夫々液密に付着せしめて成る容器の注出
口である。
作 用 この考案の注出口を、各種液体商品を収容した
瓶等を含む容器に取付け、そして運搬等の取扱い
中、何等かの理由で上記液体商品が前記金属シー
ト14の端面lに接しようと近づく場合があつて
も、前記端面lは、前記樹脂層10に、及び前記
内面9に夫々液密に付着せしめたリング状の、樹
脂製の閉塞部材15により密閉されているため、
上記液体は前記端面lに接することは防止され
る。なお裂取部材8を持つて前記裂溝5を裂取る
場合に前記閉塞部材15はリング状に形成されて
いるため、殆ど影響を及ぼすこともない。
実施例 第1図〜第5図において、1は合成樹脂製の容
器に対する取付部であり、その容器が瓶の場合は
筒状に、カートン等の場合はフランジ状に形成さ
れる。2は注出口であり、取付部1に一体に設け
られ、第1図に示すようにラツパ状に又は第5図
に示すように筒状に形成される。即ちこのように
ほぼ筒状に形成される。3はこうして形成された
本体を示す。又4は本体3の内側に設けられた口
壁であり、該口壁4に無端状の裂溝5が形成さ
れ、これによりその内側に裂取溝6、外側に残壁
7が形成される。又8は裂取壁6上に設けられた
裂取部材で、一例としてプルリング状に形成され
ている。
9は前記残壁7下面に接して形成されたほぼ直
円状の内面であり、この内面9内にかつ前記残壁
7、裂取壁6の両方に亙り、金属シート14が設
けられている。そしてこの金属シート14は、前
記開示済考案に用いた表面に樹脂層h,kを有す
る金属箔jから成るものをそのまま用いたので、
少なくとも下面に樹脂層kを有する金属箔jから
成り、その厚さ13は前記内面9の高さ12より
短い厚さ13を有し、かつ端面lに金属の露出し
たものである。これは図示しないがプレスにより
打抜きにより形成される結果そのようになるもの
である。
次に、15は合成樹脂により形成された閉塞部
材であり、リング状に形成されており、これは合
成樹脂又はゴム等の樹脂で形成され、図示の如
く、前記内面9内に収容されたのち、溶着又は接
着される。
又はポリエチレン等樹脂の溶融状態のものを図
示の位置に注入して固化させてもよい。又合成樹
脂又はゴム等の接着剤等を第4図に示すように施
し、それにより前記樹脂層及び内面にそれぞれ付
着せしめてもよい。
考案の効果 この考案は前記のように構成され、少なくとも
下面に樹脂層10を有する金属シート14を前記
残壁7及び裂取壁6の両方に亙つて設けかつ前記
内面9の高さにより短い厚さ13に形成し、更に
前記樹脂層10の下面にリング状の、樹脂製の閉
塞部材15を設け、該部材15を前記樹脂層10
の下面及び前記内面9に夫々液密に付着せしめた
ことにより、前記金属シート14の端面lに金属
が露出していても、この端面lに、容器内の液体
が接触してこの液体が悪影響を受けるのを防止す
ることができる。又閉止部材15の巾15aを
座、壁7の巾7aと裂溝5の巾5aとの和により
小さく形成したことにより、閉止部材15は、裂
溝5の裂切りに殆ど影響を及ぼさないようにする
ことができる。又閉止部材15は直円筒状の前記
内面9内に挿入して付着させればよいので製造作
業がきわめて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す容器の注出口
の断面図、第2図はこの考案の第2の実施例を示
す容器の注出口の半断面図、第3図はこの考案の
第3の実施例を示す第3図に相当する図第4図は
同じく第4の実施例を示す第2図に相当する図、
第5図は同じく第5の実施例を示す容器の注出口
の断面図、第6図はこの考案の考案者がさきに出
願、開示した容器の抽出口の断面図、第7図は同
注出口に用い、かつこの考案にも用いた金属シー
トの断面図である。 1……取付部、2……注出口、3……本体、4
……口壁、5……裂溝、6……裂取壁、7……残
壁、8……裂取部材、9……内面、10……樹脂
層、11……金属箔、12……高さ、13……厚
さ、14……金属シート、15……閉塞部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の、容器に対する取付部1にほぼ筒
    状の注出口2を一体に設けて本体3を形成し、該
    本体3の内側に、液体の流通を遮断する口壁4を
    一体に形成し、該口壁4に無端状の裂溝5を形成
    して該裂溝5の内側に裂取壁6を、外側に残壁7
    を構成し、裂取壁6の上部に裂取部材8を設け、
    前記本体3内側にかつ前記残壁7下面に接するほ
    ぼ直円筒状の内面9を形成し、前記残壁7及び裂
    取壁6の両方に亙り、少なくとも下面に樹脂層1
    0を有する金属箔11から成り、かつ前記内面9
    の高さ12より短い厚さ13を有し、かつ端面l
    に金属の露出した金属シート14を設け、更に前
    記樹脂層10の下面にリング状でかつ巾15a残
    壁の巾7aと裂溝4の巾4aの和より小さく形成
    された樹脂製の閉塞部材15を設け、該閉塞部材
    15を前記樹脂層10の下面及び前記内面9に
    夫々液密に付着せしめて成る容器の注出口。
JP14411283U 1983-09-17 1983-09-17 容器の注出口 Granted JPS6052250U (ja)

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JPS6052250U JPS6052250U (ja) 1985-04-12
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2534255Y2 (ja) * 1990-05-31 1997-04-30 株式会社吉野工業所 容器の注出栓
JP2521372Y2 (ja) * 1990-06-19 1996-12-25 株式会社吉野工業所 プルリング付きの合成樹脂製キャップ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6043544B2 (ja) * 1981-04-24 1985-09-28 富士通株式会社 メインメモリエラ処理方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6043544U (ja) * 1983-09-02 1985-03-27 三笠産業株式会社 瓶又は容器の蓋

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