JPH0231130Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231130Y2 JPH0231130Y2 JP1985086554U JP8655485U JPH0231130Y2 JP H0231130 Y2 JPH0231130 Y2 JP H0231130Y2 JP 1985086554 U JP1985086554 U JP 1985086554U JP 8655485 U JP8655485 U JP 8655485U JP H0231130 Y2 JPH0231130 Y2 JP H0231130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- ceiling frame
- clean room
- sealant
- hardening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000565 sealant Substances 0.000 claims description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、クリーンルームに配設されるフイル
ターに係り、更に詳しくはフイルターを載置する
天井フレーム上面とフイルターの下面端縁間に非
硬化性シール材を介在させるクリーンルームのフ
イルターに関する。
ターに係り、更に詳しくはフイルターを載置する
天井フレーム上面とフイルターの下面端縁間に非
硬化性シール材を介在させるクリーンルームのフ
イルターに関する。
(従来の技術)
クリーンルームでは構造材から吊設した天井フ
レーム上にフイルターの端縁を載置している。こ
の天井フレームとフイルター間には通常シリコー
ン材からなる弾性シーラントや不乾性シーラント
によつて定着とシール処理を行なつている。
レーム上にフイルターの端縁を載置している。こ
の天井フレームとフイルター間には通常シリコー
ン材からなる弾性シーラントや不乾性シーラント
によつて定着とシール処理を行なつている。
(問題点)
クリーンルームの長期稼動によつてフイルター
の清浄能力が低下し若しくは破損等生じたに場合
には、清浄作業や取換作業の為に天井フレームか
らフイルターを取外さなければならない。
の清浄能力が低下し若しくは破損等生じたに場合
には、清浄作業や取換作業の為に天井フレームか
らフイルターを取外さなければならない。
しかし上述した弾性シーラントや不乾性シーラ
ントによつて定着されているとシーラントの接着
性により容易に引き離すことができず上記取外し
作業の弊害となつている。特に長期間経過した場
合にはシーラントによる接着力が強固となり、構
造材から天井フレーム自体を取外さなければフイ
ルターの取換え作業が出来ぬという状態も生じて
いる。
ントによつて定着されているとシーラントの接着
性により容易に引き離すことができず上記取外し
作業の弊害となつている。特に長期間経過した場
合にはシーラントによる接着力が強固となり、構
造材から天井フレーム自体を取外さなければフイ
ルターの取換え作業が出来ぬという状態も生じて
いる。
(上記問題点を解決する為の手段)
本考案は上記の問題点を解決する為案出された
もので、天井フレームの上面とフイルターの下面
端縁間に非硬化性シール材を介在させてシール効
果を保持しながら且つ取外しも容易なクリーンル
ームのフイルターを提供するものである。
もので、天井フレームの上面とフイルターの下面
端縁間に非硬化性シール材を介在させてシール効
果を保持しながら且つ取外しも容易なクリーンル
ームのフイルターを提供するものである。
(実施例)
以下、図面に基づき本考案のクリーンルームの
フイルターを詳細に説明する。
フイルターを詳細に説明する。
図は天井フレーム1の上面11にフイルター2
の下面端縁21を載置した状態を示す一部省略断
面図である。
の下面端縁21を載置した状態を示す一部省略断
面図である。
天井フレーム1はクリーンルームの構造材(図
示せず)から吊ボルトVにより所定箇所に吊設さ
れている。一方天井フレーム1はその上面11,
11にフイルター2,2の下面端縁21,21を
載置させ、両間には非硬化性シール材3,3を介
在させている。非硬化性シール材3,3は例え
ば、合成樹脂材からなる非硬化性のパテ材が用い
られる。このパテ材は経年変化での硬化も少な
く、かつ粘着性もそれ程大きくない。しかし十分
なシール効果と定着性を有する。
示せず)から吊ボルトVにより所定箇所に吊設さ
れている。一方天井フレーム1はその上面11,
11にフイルター2,2の下面端縁21,21を
載置させ、両間には非硬化性シール材3,3を介
在させている。非硬化性シール材3,3は例え
ば、合成樹脂材からなる非硬化性のパテ材が用い
られる。このパテ材は経年変化での硬化も少な
く、かつ粘着性もそれ程大きくない。しかし十分
なシール効果と定着性を有する。
次に天井フレーム1上にフイルター2,2を設
ける施工を説明する。
ける施工を説明する。
上述した様に所定位置に吊設された天井フレー
ム1において、その上面11,11に非硬化性シ
ール材3,3を所定厚aを超えて塗布する。一方
フイルター2,2の下面端縁21,21には下向
き(天井フレーム側)に突子22,22を設けて
おく。この突子22,22はいずれも、天井フレ
ーム1の吊設部12とフイルター2の側縁23が
間隙Hを成す状態にて、天井フレーム1の上面1
1,11上に載置される。かかる状態において、
フイルター2,2を天井フレーム1の上面11,
11に載置すればフイルター2,2の自重により
非硬化性シール材3,3を押圧する。すなわち非
硬化性シール材3,3は突子22の高さaより厚
く塗布されているので非硬化性シール材3,3が
間隙を生じることなく天井フレーム1の吊設部1
2とフイルター2の側縁23が成す間隙H内に充
填される。特にクリーンルームを稼動させると空
気が矢印方向から送られ、この空気の風圧によつ
て非硬化性シール材3,3を中間に挟んだ上面1
1と下面端縁21がより密着されて完壁なシール
効果が得られる。
ム1において、その上面11,11に非硬化性シ
ール材3,3を所定厚aを超えて塗布する。一方
フイルター2,2の下面端縁21,21には下向
き(天井フレーム側)に突子22,22を設けて
おく。この突子22,22はいずれも、天井フレ
ーム1の吊設部12とフイルター2の側縁23が
間隙Hを成す状態にて、天井フレーム1の上面1
1,11上に載置される。かかる状態において、
フイルター2,2を天井フレーム1の上面11,
11に載置すればフイルター2,2の自重により
非硬化性シール材3,3を押圧する。すなわち非
硬化性シール材3,3は突子22の高さaより厚
く塗布されているので非硬化性シール材3,3が
間隙を生じることなく天井フレーム1の吊設部1
2とフイルター2の側縁23が成す間隙H内に充
填される。特にクリーンルームを稼動させると空
気が矢印方向から送られ、この空気の風圧によつ
て非硬化性シール材3,3を中間に挟んだ上面1
1と下面端縁21がより密着されて完壁なシール
効果が得られる。
尚、フレーム1の上面11にシリコーン樹脂を
焼付塗装したり離型紙等からなる剥離層4,4を
形成しておけば、フイルター2を天井フレーム1
から取外す際にこの剥離層4,4の存在によつて
フイルター2とともに非硬化性シール材3をも取
外すことが容易となり、取換えや洗浄作業が円滑
に施工出来る。
焼付塗装したり離型紙等からなる剥離層4,4を
形成しておけば、フイルター2を天井フレーム1
から取外す際にこの剥離層4,4の存在によつて
フイルター2とともに非硬化性シール材3をも取
外すことが容易となり、取換えや洗浄作業が円滑
に施工出来る。
(効果)
以上説明した様にクリーンルームのフイルター
と天井フレーム間に非硬化性シール材を介在させ
た結果クリーンルームの稼動とともにシール効果
も向上し、更にはフイルターの取外し作業も容易
となる。
と天井フレーム間に非硬化性シール材を介在させ
た結果クリーンルームの稼動とともにシール効果
も向上し、更にはフイルターの取外し作業も容易
となる。
よつてクリーンルームの清浄能力を低下させる
ことなくメンテナンス等の簡易性が図られる。
ことなくメンテナンス等の簡易性が図られる。
図は、フイルターを載置した状態を示す一部省
略断面図である。 尚、図中1は天井フレーム、2,2はフイルタ
ー、21,21は下面端縁、3,3は非硬化性シ
ール材、4,4は剥離層である。
略断面図である。 尚、図中1は天井フレーム、2,2はフイルタ
ー、21,21は下面端縁、3,3は非硬化性シ
ール材、4,4は剥離層である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 天井フレームの上面にフイルターの下面端縁を
載置するクリーンルームのフイルターにおいて、 上記下面端縁に下向きの突子を設けるととも
に、上記天井フレームの吊設部と上記フイルター
の側縁が間隙を成す状態にて、上記突子を上記上
面に載置し、 上記フイルターの自重によつて、上記上面に形
成した剥離層と上記下面端縁との間に介在させた
非硬化性シール材を上記間隙内に充填することを
特徴とするクリーンルームのフイルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985086554U JPH0231130Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985086554U JPH0231130Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61204623U JPS61204623U (ja) | 1986-12-23 |
JPH0231130Y2 true JPH0231130Y2 (ja) | 1990-08-22 |
Family
ID=30637975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985086554U Expired JPH0231130Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231130Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59193112A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-01 | Shinwa Boeki Kk | フイルタ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56151633U (ja) * | 1980-04-15 | 1981-11-13 |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP1985086554U patent/JPH0231130Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59193112A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-01 | Shinwa Boeki Kk | フイルタ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61204623U (ja) | 1986-12-23 |
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