JPH02311029A - 光伝送システム - Google Patents

光伝送システム

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JPH02311029A
JPH02311029A JP1131537A JP13153789A JPH02311029A JP H02311029 A JPH02311029 A JP H02311029A JP 1131537 A JP1131537 A JP 1131537A JP 13153789 A JP13153789 A JP 13153789A JP H02311029 A JPH02311029 A JP H02311029A
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optical
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transmission signal
circuit
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Takamasa Imai
崇雅 今井
Norio Okawa
大川 典男
Yasutaka Ichihashi
市橋 保孝
Toshihiko Sugie
利彦 杉江
Shigeru Saito
茂 斎藤
Takeshi Ito
武 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、送信側でディジタル入力信号で変調された光
信号を、光伝送路を介して伝送し、受信側で当該ディジ
タル人力信号を復調する光伝送方式に関する。
[従来の技術] 従来、光伝送路を用いて多値のディジタル信号を伝送す
る場合には、例えば伝送される信号を4値とし、変調を
位相変調器で行うとき次の2通りの方式があった。
第11図は伝送される送信信号を変調を行う前に多値化
するための処理を行う従来方式を示す構成ブロック図で
ある。ここで、2は光伝送路、5は光発振器、6は位相
変調器、7は4値のPSK(Phase 5hift 
Keying)変調された信号を検波するQPSK(Q
uadrature PSK)検波受信器、8は符号多
値化回路である。それぞれ、0および1の2値をとる2
値送信信号1と2値送信信号2とは位相変調器6に人力
されるまえに符号多値化回路8で(0,1,2,3)の
4値に変換される。
第12図は位相変調器を多段に直列接続する従来方式を
示す。ここで、6−1.6−2は直列接続された位相変
調器である。この場合、位相変調器6−1で2値送信信
号1の0.1に対してO1πの変調を行い、位相変調器
6−2で2値送信信号2の0.1に対してO1π/2の
変調を行うことにより、(Q+ 0 、0+π/2.π
+Olπ+π/2) −(0、π/2.π。
3π/2)の4値の変調が可能となる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の方式には次のような問題点があっ
た。第11図に示した送信信号を変調を行う前に多値化
するための処理を行う場合には、送信側に複雑な構成を
有する符号多値化回路を設ける必要があり、また、受信
側においても検波、復調が当然複雑な構成となる。
第12図に示した位相変調器を2値直列接続する場合に
は、送信信号を多値化する必要はないが、位相変調器を
直列接続することによる損失が大きく、送信信号電力が
小さくなり、長い中継間隔での伝送、すなわち長スパン
伝送が困難になるという問題点があった。以上は4値の
信号の場合についてだけ述べたが、さらに多値の信号を
高ビットレートで伝送しようとする場合には、従来方式
の有する問題点は一層大きなものとなってくる。
そこで、本発明の目的は、上述のような問題点を解決す
るために好適な多値変調回路およびそれに対応した検波
、復調回路を具え、高ビットレートで長スパン伝送を可
能とする光伝送方式を提供することにある。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明は、所定波長
の光信号を発生し、人力される第1のディジタル人力信
号に応じて直接周波数変調を行う機能を有する光発振器
と、光発振器に直列接続され入力される第2のディジタ
ル入力信号に応じて位相変調を行う位相変調手段とを有
し、入力された第1のディジタル入力信号および第2の
ディジタル人力信号に基づき変調された光信号を光伝送
路を介し受信側に送出する送信器と、変調された光信号
を受けて検波を行うヘテロダインあるいはホモダイン検
波手段と、当該検波手段からの出力信号について位相の
検波を行う位相検波手段および前記検波手段からの出力
信号について周波数の検波を行う周波数検波手段のうち
少くとも1つの検波手段とを有し、第1のディジタル人
力信号および第2のデづジタル入力信号をそれぞれ復調
する受信器とを具えたことを特徴とする。
[作 用] 本発明によれば、光伝送においては、半導体レーザによ
り容易にかつ過剰損失なく周波数変調できること、さら
に位相変調を行うことにより、独立に、多くの情報を送
ることが可能となることに着目し、直接周波数変調を行
う光発振器と、位相変調を行う位相変調器とを直列に接
続することにより簡単で低損失な多値変調回路を構成し
た。
受信側では光のテロダインあるいはホモダイン検波回路
を介した周波数検波器1位相検波器により伝送されてき
た多値信号を復調、復号して多値信号の伝送を簡単に行
うことができ、周波数効率の高い光伝送システムの構築
を可能とする。
[実施例] 以下に、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
(第1の実施例) 第1図に本発明の第1の実施例の構成ブロックを示す。
ここで1は光発振器であり直接周波数変調を行う機能お
よびその入力端子(不図示)を有している。光発振器1
の入力端子には周波数変調(以下、FSに(Frequ
ency 5hift Keying)という)を行う
送信信号1が入力される。2は光伝送路であり端子3で
送信側に、端子4で受信側に接続される。6は位相変調
器で、その入力端に光発振器1の出力が接続され、その
出力側は端子3で光伝送路2に接続されている。また位
相変調器6の位相変調を行うための入力端子(不図示)
には、位相変調(以下、PSに(Phase 5hif
t Keying)  という)を行う送信信号2が人
力される。9は局部発振器および増幅器を含む光ヘテロ
ダインあるいはホモダイン検波回路である。なお、ここ
でこの光ヘテロダイン検波回路とは、受信光波の周波数
とほぼ等しい周波数を有する光波を、受信光とともに1
つの受光器に人力し受光器出力の電気信号を復調する回
路であり、光ホモダイン検波回路とは、受信光波の搬送
波と等しい周波数、位相を有する光波を受信光とともに
1つの受光器に入力し受光器出力を復調出力として用い
る回路構成をさす。10−1は分岐回路であり光ヘテロ
ダインあるいはホモダイン検波回路9の出力をFSに送
信信号1についての復調を行うFSK検波回路11と、
PSK送信信号2についての復調を行う1ビツト遅延検
波回路12とに分岐する。なお、ここでFSX検波回路
11では、FSK送信信号1についての復調を後述する
ようにデュアルフィルタ検波方式あるいはシングルフィ
ルタ検波方式で行うようにしている。
10−2は1ビツト遅延検波回路12における分岐回路
であり、分岐回路10−1で分岐された光ヘテロダイン
あるいはホモダイン検波回路9からの出力を1ビツト遅
延回路13とミキサ14とに分岐する。以上に本発明実
施例1の主要構成を述べたが、次に第2および第3図(
A)〜(に)を用いて、第1図に示した第1の実施例の
動作について説明する。なお、後述する各実施例につい
ては、同一箇所については、同一符号を用いることとし
説明を省略する。
第2図は、第1の実施例においてFSに検波回路11を
デュアルフィルタ検波方式で周波数検波するように構成
した場合の回路ブロックを示す図であり、また、 第3図(A)〜(K)は第2図の構成におけるFSに。
PSKの送信信号および復調信号に関する説明図である
本実施例では、光発振器1に入力されるFSに送信信号
1および位相変調器6に人力されるPSK送信信号2は
第3図(八) 、 (B)に各々示すように、0.1の
2値をとり、FSには変調度mを整数n。
PSKは0あるいはπの変調で、FSHのクロック周波
数とPSKのクロック周波数が等しい場合について説明
する。FSK送信信号1については、その0.1に対し
て受信中間周波数をそれぞれfl、f2 (fl(f2
)とすると、中心周波数flのバンドパスフィルタ15
−1および中心周波数f2のバンドパスフィルタ15−
2の2つのバンドパスフィルタを用いた所謂デュアルフ
ィルタ検波方式をとるFSK検波回路11で復調するこ
とができ、ざらにFSに復調信号識別器20−1により
復号できる。なお、この第2図に示したFSK検波回路
】1における10−3は分岐回路、16は包結線検波器
、17は減算器である。
次にPSに送信信号2の復調について述べる。
PSにの送信クロックとFSにの送信クロックは第3図
(A)および(B)に示すように半周期ずれたものを用
いる。PSにの復調としてここでは遅延検波を考えてい
るため、送信時に差動符号化を行フている。(第3図(
C))また、FSK送信による受信中間周波数がfl、
f2 (fl<f2)を受信する場合の受信搬送波中間
周波数(fl+f2)/2に対する周波数差は、Dを符
号伝送速度とすると、±2・π・n−Dとなり、1符号
の持続時間は(1/D)であるから、受信中間周波数が
fl、f2 (fl<f2)を受信する場合の受信搬送
波中間周波数(fl+f2)/2に対する1ビツトの間
での位相はそれぞれ ±2−rt −n−D・(1/2) ・(1/D)−±
n”yrより、それぞれ−〇・π、 n・π変化する。
第3図(A)〜(に)では、n−1の場合について示し
ているから第3図(A)のFSK送信信号1が0のとき
、同図(D)で(H+fz)/zに対する1ビツトの間
での位相変動は−π、同様に第3図(A)のFSK送信
信号1が1のとき、同図(D)で1ビツトの間での位相
変動はπとなる。PSK送信信号2については、第3図
(C)の差動化符号化されたpsに送信信号2の0.1
に対応して、第3図(E)のように送信信号の位相が0
あるいはπ変化する。従フて送信されてくる信号のFS
KおよびPSにの両変調による受信搬送波中間周波数(
fl+f2)/2に対する位相変動は、第3図(D)お
よび(E)に示した位相変動の和となり第3図(F)の
ようになる。これは第2図の1ビツト遅延検波回路12
における分岐回路1O−2の出力であり、遅延回路13
の出力は、これを1ビツトずらしたもの、すなわち第3
図(G)のようになる、この第3図(F) と(G) 
 との位相差、すなわち第3図(H)に示す位相差をミ
キサ14で検波している。これを第3図()I)の上方
に示したPSにの識別時刻で位相差が、πの偶数倍のと
き“0”、πの奇数倍のとき“1”と復号すれば1ビツ
ト遅延検波回路12および遅延検波信号出力識別器(P
Sに識別器)20−2による遅延位相検波による復号信
号となる。(第3図(H)および(J)参照)ところで
、1ビツト遅延検波回路12による位相検波のpsに識
別器20−2の識別時点でのFSに送信信号の影響は、
1ビツト遅延することにより−n・πあるいはn・π変
化するところにある。従って、例えば第3図(^)〜(
に)に示したFSにの変調度が1の場合を考えると常に
FSに送信信号1により−πあるいはπ変化するため、
常にPSK送信信号2のみ送信された場合と比べて遅延
検波時の復号された信号が反転する(第3図(C)およ
び(J)参照)。従って第2図に示すすようにPSに識
別器20−2の出力を反転回路21に人力することによ
りPSK送信信号2を復号することができる。第3図(
K) に示すように同図(B) に示したPSに送信信
号2の人力の2つめから同じ符号が復号されていること
がわかる。なお、ここでは遅延検波しているため信号の
1つめの符号は、復号されない。
一般に、FSにの変調度が奇数の場合には、第2図に示
した反転回路21が必要であり、変調度が偶数の場合に
は反転回路21は不要である。
また、先に述べたようにFSに送信信号1の復調は、F
Sに検波回路11において中心周波数f1のバンドパス
フィルタ15−1、中心周波数f2のバンドパスフィル
タ15−2、および包絡線検波器16などを用いてFS
に包結線検波されるから、第3図(A)のFSK送信侶
号1に対応して第3図(1)のように復調される。
また、第2図におけるFSK検波回路11は、分岐回路
10−1の一方の出力を、分岐回路1O−3の代りに、
中心周波数flのバンドパスフィルタ15−1に接続し
、包絡線検波器16の出力をFSに復調信号識別器20
−1に接続することにより、シングルフィルタ検波方式
の構成とすることもできる。
(第2の実施例) 第4図は本発明第2の実施例における構成ブロックを示
す図であり、また、 第5図(A)〜(M)は、第4図の構成におけるFSに
、PSKの変調信号および復調信号等に関する説明図で
ある。
この第2の実施例では、光発振器1に入力されるFSK
送信信号1および位相変調器6に入力されるPSK送信
信号2は第5図(A) 、 (B)に各々示すように、
0.1の2値をとり、FSには変調度mをo、s 、 
psには0あるいはπの変調で、FSHのクロック周波
数とPSKのクロック周波数が等しい場合について説明
する。この場合もPSHの送信クロックはFSにの送信
クロックと半周期ずれたものを用いる。
FSに送信信号1については第1の実施例のデュアルフ
ィルタ検波と同様に、その0.1に対して受信中間周波
数をそれぞれfl、f2 (fl<f2)とすると、デ
ュアル検波方式をとるFSX検波回路11で復調するこ
とができ、ざらにFSK復調信号識別器20−1により
復号できる。
次にPSK送信信号2の復調について述べる。
FSにの変調度m=0.5の場合、FSに送信による受
信中間周波数がfl、f2 (fl<f2)を受信する
場合の受信搬送中間周波数(ft+H)/2に対する1
ビツトの間での位相はそれぞれ一π/2.π/2変化す
る。従って、1ビツト遅延検波回路12による位相検波
のpsに識別器20−2の識別時点での影響は、1ビツ
ト遅延することにより −π/2あるいはπ/2変化す
る。従フて同じ符号が連続した場合はFSに送信信号1
による位相変化はO1異なった符号がつながって送信さ
れた場合は、−πあるいはπ位相が変化することになる
。またFSに送信信号1による位相変化により、psに
の識別点での1ビット遅延信号との位相差は、第3図(
D)〜()I) と同様に考えると常に(nl+0.5
) rt ; (ここで、nl−0,1,2,=)  
となるため、ミキサ14を用いた位相検波回路を考える
と、第4図の1ビツト遅延回路12に示すようにπ/2
位相シフト回路23が必要となる。この場合ミキサ14
の2つの人力の位相差は、第3図(D)〜(G)の場合
と同様に考え、π/2位相シフト回路23を勘案すると
第5図(H)のようになる。
識別時刻を第5図(H)の上方に示した矢印の時点にと
り、位相差がOのとき“0”、πのとき“l”と復号す
ると第5図(L)のように復号される。ここで前述のよ
うにFSK送信信号1の符号が反転するたびに1ビツト
遅延検波回路12の位相差がπ変化する。従って、FS
に送信信号1の復調符号が0あるいは1のどちらかの場
合にPSに送信信号2の復調出力(第5図(し))が反
転することになる。第4図および第5図で説明した本第
2の実施例の場合には、FSX送信信号1が1の場合に
反転する構成となっており、第4図のFSX復調信号識
別器20−1から、PSに識別器20−2の出力側に設
けた排他的論理和回路22へFSに復調符号を入力し、
FSK送信信号1が1の場合にPSK識別器20−2で
のPSに送信信号2の復調信号(第5図(L))を再び
反転させることにより第5図(M)に示すように同図(
B)に示したPSK送信信号2の入力の2つめから同じ
符号が復号されていることがわかる。なお、ここでは遅
延検波しているため信号の1つの符号は復号されない。
(第3の実施例) 第6図に本発明第3の実施例の構成ブロックを示す。本
実施例においてもFSHのクロック周波数とPSにのク
ロック周波数が等しく、PSHの送信クロックはFSH
の送信クロックと半周期ずれたものを用いる。ここで、
光発振器1に入力されるFSK送信信号1および位相変
調器6に入力されるPSに送信信号2は0.1の2値を
とり、FSKは変調度mを0.5 、 PSにはπ/2
.あるいはπの変調とする。
この場合FSK変調波PSKの1種とも考えられ、FS
K送信信号1により −π/2あるいはπ/2の変調、
PSに送信信号2によりπ/2あるいはπの変調がかか
っていると考えられるから、全体として0、π/2.π
および3π/2の4値のPSに変調(QPSに変B)が
かけられることになる。ここで、受信側の電圧制御発振
器24の位相を位相を同期ループ(PLL)の技術によ
り −π/4シフトさせたところで位相安定化させる同
期回路により、π/4,3π/4,5π/4および7π
/4の4値の位相の受信となるように第6図の分岐回路
10−4を介する電圧制御発振器24の出力の一方を直
接ミキサ14−1に加え、他方をπ/2位相シフト回路
23を介してミキサ14−2に加えるよう構成し、その
CO5成分およびSIN成分の位相をミキサ14−1お
よび14−2により復調すると表1のようになる。
表1 ここで、表中の括弧[]中の左側の成分にCOS成分の
出力、右側の成分にSIN成分の出力を示す。この表1
からSIN成分の1を1に、−1を0と復号することに
よりSIN成分の出力はそのままFSに送信信号lの復
号となる。またCO5成分およびSIN成分を復号した
のちに排他的論理和をとることにより、PSK送信信号
2の復号出力が得られる。この第3の実施例のようにF
SKおよびPSKの変調を複合して行うことによりQP
SKと同様の受信感度を得る光伝送系を構成することも
できる。
第7図および第8図は第3の実施例のFSK送信信号l
およびPSK送信信号2の条件のもとで、QPSKと同
様に受信側の回路構成を遅延検波回路構成としたときの
ブロック図を示す。このような構成で光発振器1の位相
雑音に対する要求条件のゆるい光伝送系を構成すること
も可能である。なお、第8図中の4値識別回路26は、
分岐回路10−1. 1ビツト遅延回路13およびミキ
サ14で構成される遅延検波回路により4値の位相を4
値の電圧に変換したものを4値のディジタル信号に変換
する識別回路であり、27はこの4値のディジタル信号
を2進符号に変換する回路である。ここで2進符号(0
0,01,10,11) ノ前側の符号はFSに送信信
号1の復号に相当し、後側の符号はPSK送信信号2の
復号に相当する。
(第4の実施例) 第9図に本発明の第4の実施例の構成ブロックを示す。
ここで、29は電流制御発振器、3oは光イメージ消去
ミキサである。なお、この光イメージ消去ミキサは中間
周波数(IF)帯ボート1およびIF帯ボート2を有し
、また第1の実施例ないし第3の実施例で述べた光ヘテ
ロダインあるいはホモダイン検波回路9をその構成の一
部として含んでいる。
31−1および31−2は2逓倍器、32はFSに復調
再生クロックの2に逓倍器、33はループフィルタであ
る。
本第4の実施例でもFSにのクロック周波数とPSにの
クロック周波数は等しいものとするが、FSKとPSK
のクロック周波数との間では遅延がなく同期したものを
用いる。第9図の構成で電流制御発振器29の発振周波
数を制御することにより、FSにで復調される2値のデ
ータに対応した周波数がflおよび−flとなるように
する。さらにFSX送信信号1が切り替わる時点でのI
F電圧出力が常に正あるいは負のピークとなるように制
御する。ここで、光イメージ消去ミキサ回路3oにより
出力されるIF帯ボート1からの出力(理想的には周波
数flを搬送波としたASに(Amplitude 5
hift Keying)信号となる)およびIF帯ボ
ート2からの出力(理想的には周波数−flを搬送波と
したASに信号となる)の周波数がFSHのクロック周
波数の整数倍となるようにし、クロック周波数との位相
を適当に調節すれば前に述べたrFSに送信信号1が切
り替わる時点でのIF電圧出力が常に正あるいは負のピ
ークとなるように制御する」という条件が満たされる。
これはIF帯ボート1からの出力およびIF−’!IF
ボート2からの出力をそれぞれ2逓倍器31−1.31
−2により2逓倍した出力と、クロック周波数を2に逓
倍器32により2に逓倍(ここで、K−2,3,4,・
・・)とした出力との位相差をそれぞれ検出し、それら
の両方の出力の差を減算器17で得た出力をループフィ
ルタ33を介して電流制御発振器29に帰還することに
より、位相同期ループ(PLL)を構成することができ
るので、所望の制御が得られることによる。
第1θ図に本第4の実施例におけるFSK送信信号1お
よびpsに送信信号2による受信中間周波数出力を示す
。ここでFSK送信信号1により中間周波数はflおよ
び−flの2値をとるからFSK送信侶号lによりIF
帯ボート1出力あるいはIF帯ボート2出力から中間周
波数信号が得られる。従ってこれらを包絡線検波器16
および減算器17を用いることによってFSKデュアル
フィルタ検波を行うことができる。またrFSに送信信
号1が切り替わる時点での1p74圧出力が常に正ある
いは負のピークとなるように制御」してあればIF帯ボ
ート1出力およびIF帯ボート2出力の和は第10図(
D)のように正弦波となっているためこの出力はFSK
送信信号1の影響を受けない。従って、送信光信号にp
sに送信信号2を加えた場合のみ、その影響が加算器2
8の出力にでるため(第10図(E)およびCF)参照
)、加算器28の出力の位相を、例えば第9図に示すよ
うな分岐回路1O−3,1ビツト遅延回路13およびミ
キサ14で構成される遅延検波回路で検波することによ
フてPSに送信信号2の復調を行うことができる。
なお、上述した第1ないし第4の実施例においては、F
Sに送信信号1およびPSK送信信号2については、そ
れぞれ2値の場合について説明したが、本発明の通用は
これら2値の場合に限られるものではなくさらに多値の
場合にも通用できることはもちろんである。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、直接周波数
変調を行う光発振器と、位相変調を行う位相変調器とを
直列に接続することにより簡単に多値信号の伝送が可能
となり、さらに送信光源自体を変調器として用いるため
、結合損失がなく、このため伝送信号の高ビツトレート
化および中継間隔の長スパン化を行うことができる。
さらにまた、受信側の周波数検波器1位相検波器等を簡
単に構成できることとあいまって光伝送システムの高ビ
ツトレート化および高ビツトレート化時の長スパン化を
望むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1の実施例の主要構成を示すブロック
図、 第2図は本発明第1の実施例の動作説明用の構成ブロッ
ク図、 第3図は本発明第1の実施例におけるFSK、PSKの
送信48号および復調信号に関する説明図、第4図は本
発明第2の実施例の構成を示すブロック図、 第5図は本発明第2の実施例におけるFSX、PSKの
送信信号および復調信号に関する説明図、第6図は木発
明第3の実施例の構成を示すブロック図、 第7図は本発明第3の実施例において。FSXと同様の
遅延検波回路を用いた場合の構成ブロック図(その1)
、 第8図は本発明第3の実施例において。PSKと同様の
遅延検波回路を用いた場合の構成ブロック図(その2)
、 第9図は本発明第4の実施例の構成を示すブロック図、 第10図は本発明第4の実施例におけるFSに、PSK
の送信信号および復調信号に関する説明図、第1i図は
符号多値化回路を用いた従来例の構成を示すブロック図
、 第12図は位相変調器を多段接続した従来例の構成を示
すブロック図である。 l・・・光発振器、 2・・・光伝送路、 3・・・光伝送路の送信側端子、 4・・・光伝送路の受信側端子、 5・・・光発振器、 6.6−1.5−2・・・位相変調器、7・・・QPS
K検波受信器、 8・・・符号多値化回路、 9・・・光ヘテロダインあるいはホモダイン検波回路、 10−1.10−2.10−3.to−4・・・分岐回
路、11・・・FSに検波回路、 12・・・1ビツト遅延検波回路、 13・・・1ビツト遅延回路、 14.14−1.14−2・・・ミキサ、15−1.1
5−2・・・バンドパスフィルタ、16・・・包絡線検
波器、 l7・・・減算器、 20−1・・・FSに復調信号識別器、20−2・・・
PSK識別器、 21・・・反転回路、 22・・・排他的論理和回路、 23・・・π/2位相シフト回路、 24・・・電圧制御発振器、 25・・・π/4位相シフト回路、 26・・・4値識別回路、 27・・・4値−2値変換回路、 28・・・加算器、 29・・・電流制御発振器、 30・・・光イメージ消去ミキサ、 31−1.31−2・・・2逓倍器、 32・・・2に逓倍器、 33・・・ループフィルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)所定波長の光信号を発生し、入力される第1のディ
    ジタル入力信号に応じて直接周波数変調を行う機能を有
    する光発振器と、前記光発振器に直列接続され入力され
    る第2のディジタル入力信号に応じて位相変調を行う位
    相変調手段とを有し、入力された前記第1のディジタル
    入力信号および第2のディジタル入力信号に基づき変調
    された光信号を光伝送路を介し受信側に送出する送信器
    と、 前記変調された光信号を受けて検波を行うヘテロダイン
    あるいはホモダイン検波手段と、当該検波手段からの出
    力信号について位相の検波を行う位相検波手段および前
    記検波手段からの出力信号について周波数の検波を行う
    周波数検波手段のうディジタル入力信号および前記第2
    のディジタル入力信号をそれぞれ復調する受信器と を具えたことを特徴とする光伝送方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5999300A (en) * 1997-02-14 1999-12-07 Telecommunications Research Laboratories Hybrid single sideband optical modulator
JP2014171194A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 波長可変光源を用いた光伝送システム

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