JPH0231100Y2 - - Google Patents

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JPH0231100Y2
JPH0231100Y2 JP1981020372U JP2037281U JPH0231100Y2 JP H0231100 Y2 JPH0231100 Y2 JP H0231100Y2 JP 1981020372 U JP1981020372 U JP 1981020372U JP 2037281 U JP2037281 U JP 2037281U JP H0231100 Y2 JPH0231100 Y2 JP H0231100Y2
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hand
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pipe
switch
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、手元パイプにスイツチケースを取付
けて使用する電気掃除機に係り、特にスイツチケ
ースに設けた抜止め突起により手元パイプ内周に
嵌合する連結パイプの抜止めを成す電気掃除機に
関するものである。
(従来の技術) 従来、裏面側を開口するスイツチケース、該ス
イツチケースに内装する可動・固定接点板及び可
動接点板を操作する操作摘子等により構成し、ス
イツチケースを手元パイプに取付けて使用する手
元スイツチはあつた(実開昭48−24271号公報参
照)。
一方、手元パイプに取付けるスイツチケースに
より押圧された係止部材を、該手元パイプの内周
に嵌合された連結パイプに係合して、該係止部材
により連結パイプの抜止めを行うことも従来より
知られている(実開昭51−84268号公報参照)。
しかし、このようなものであれば、連結パイプ
の抜止めを行うための係止部材がスイツチケース
の外側に露呈するため、この係止部材が邪魔にな
つたり、また体裁も悪くなつていた。
そこで、手元パイプのスイツチケースに抜止め
突起を設け、この抜止め突起を手元パイプの透孔
に挿通して連結パイプの外周に係合させることに
より該連結パイプの抜止めを成す事が考えられ、
その際に、透孔をスイツチケースにより被われる
位置に設け、抜止め突起をスイツチケースの内面
に設けて、透孔及び抜止め突起が表面に露呈する
ことを防止することにより、抜止め突起が邪魔に
なるのを防止したり、体裁をよくすることが考え
られた。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このような構造を実用化した場合に
は、下記のような問題が発生する。
掃除機の運転時において、吸込口がカーテン、
紙切れ等により塞がれると吸込口から空気が吸い
込まれなくなるため、各パイプ間の継ぎ目即ち手
元パイプと連結パイプとの継ぎ目から外気が吸い
込まれることになる。このとき外気は抜止め突起
が挿通する透孔から継ぎ目を経て吸い込まれるこ
とになるが、透孔がスイツチケースに被われてい
るため、外気はスイツチケース内部を経て透孔を
通りスイツチケースと手元パイプ間の隙間に達す
るので、その途中吸い込まれた外気がスイツチケ
ース内の可動・固定接点板に触れることになる。
その為、外気中に含まれる埃等が接点板に付着
することになり、長年の使用によつて接点不良を
引き起こしかねないものであつた。
然るに本考案にあつては、上記問題を解決し
て、実用上優れた手元スイツチを備えた電気掃除
機を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は手元パイプの内周側に嵌合して接続さ
れる連結パイプが手元パイプにより抜けないよう
にするために手元パイプに設けられる透孔を利用
して、吸込口が塞がれた時にこの透孔より空気を
吸い込むようにするものである。
このために本考案は、吸込口閉塞時積極的にス
イツチケース内に空気が吸い込まれるように、ス
イツチケースの外周部にケース内外を連通する内
外連通部を設けると共に、上記透孔をスイツチケ
ースで被われる手元パイプに設けている。
このスイツチケース内には、上記透孔に挿通さ
れて連結パイプの端部外周に係合する抜止め突起
が設けられている。
更に、このスイツチケース内には該ケース内に
吸い込まれる空気中の埃等がケース内の可動・固
定接点に付着しないようにするために、内外連通
部と透孔とを連通する空間と、上記接点を納める
空間とを区画する仕切壁が設けられている。
(作用) 上記のような構成の電気掃除機は、運転中に吸
込口がカーテン、紙切れ等により閉塞されると、
スイツチケースの内外連通部より外気がスイツチ
ケース内に吸い込まれる。
しかし、この外気は仕切壁によつて仕切られた
一方の空間,透孔を通り手元パイプと連結パイプ
間の隙間を経て吸い込まれるので、上記仕切壁に
よつて仕切られた他方の可動・固定接点を収納し
た空間に外気が流入することがなくなる。
(実施例) 以下図面に示した本案の実施例について詳細に
説明する。
先ず、第1図において、1は電動送風機,集塵
ユニツト等を内装し、前面に吸気口2を有する掃
除機本体、3は後述する芯線を内部配線し、端部
の接続パイプ4を以つて吸気口2に連結する可撓
性ホース、5は接続パイプ4に一体的に設けた電
気接続端子部、6は可撓性ホース3の先端に連結
した手元パイプ、7は手元パイプ6に回転自在に
連結した曲り管の如き連結パイプ、8は手元パイ
プ6の外周面に取付けられ、芯線及び電気接続端
子部5を介して電動送風機等の掃除機本体1側電
気部品と電気的に接続する手元スイツチである。
而して、このような電気掃除機は連結パイプ7に
さらに延長パイプ,吸込口体等を適宜連結して使
用するものである。
次に、手元スイツチ8の構造及びその取付構造
を第2図乃至第7図に従つて説明する。
手元スイツチ8は裏面側を開口するスイツチケ
ース9、操作摘子10、可動接点板11及び1対
の固定接点板12,12等により構成されてい
る。
上記スイツチケース9は合成樹脂の成型品より
なり、互いに平行な1対の摺動孔13,13と、
該摺動孔13,13の両端外側に位置する段付孔
14,15と、摺動孔13,13と一方の段付孔
14との間にあつて内部空間を2つの空間部1
6,17に区画する仕切壁18と、一方の空間部
16内にあつて裏面側より下方に突出する抜止め
突起19と、空間部16の両側壁に位置する切欠
(内部連通部)20,20と、他方の空間部17
内にあつて両側壁より内方に突出する位置決めリ
ブ21,21とを一体成形している。操作摘子1
0はスイツチケース9の表面にあつて、摺動孔1
3,13に挿通する脚22,22を一体に成形す
ると共に、各脚22,22には係止孔23,23
を形成してある。
上記可動接点板11は適当な弾性を有し、中間
部両側縁に外向きに傾斜する爪片24,24を形
成している。而して、可動接点板11はスイツチ
ケース9の裏面側にあつて、操作摘子10の両脚
22,22間に圧入し爪片24,24を係止孔2
3,23に係着することにより操作摘子10を摺
動自在に取付け、この操作摘子10に伴つて摺動
する。また、可動接点板11は摺動方向において
脚22,22の両側に位置する端部を山形状の折
曲部25,25となし、該折曲部25,25を以
つてスイツチケース9の裏側に弾接することによ
り操作摘子10の摺動操作をがたつくことなく円
滑に行えるようにしてある。他方、スイツチケー
ス9の裏面には可動接点板11の摺動により一方
の折曲部25が乗り越え係合する山形突起26を
一体に成形し、この山形突起26と折曲部25と
の係合により操作摘子10をON位置又はOFF位
置に係止する。
上記固定接点板12,12はスイツチケース9
の裏面側に位置決めリブ21,21により位置決
め配置され、スイツチケース9に設けた突起2
7,27により仮保持されている。即ち、固定接
点板12,12は位置決めリブ21,21に突設
した突起27,27と、スイツチケース9に一体
に成形した端子導出部29,29の突起28,2
8とによりスイツチケース9の裏面側に係止保持
される。而して、この固定接点板12,12には
可動接点板11の一方の折曲部25が摺動により
接離し、該接離によつて手元スイツチ8はON,
OFFの各状態になる。
上記手元スイツチ8は上述の如き構造であり、
スイツチケース9の裏面側に固定接点板12,1
2を保持させた後、操作摘子10の脚22,22
をスイツチケース9の摺動孔13,13に挿通し
その脚22,22に可動接点板11を係着するこ
とにより組み立てられ、その作業にはねじが不要
である。
尚、スイツチケース9の空間部17は可動接点
板11及び固定接点板12,12を納める接点収
納部となる。
上述の如く組み立てた手元スイツチ8は手元パ
イプ6の外周面にねじ止めされる。即ち、手元ス
イツチ8はスイツチケース9の段付孔14,15
を挿通して手元パイプ6のボス部30,30に螺
着するねじ31,31により取り付けられ、スイ
ツチケース9の抜止め突起19を手元パイプ6の
透孔32を挿通して該パイプ6内に突出する。一
方、手元パイプ6の内周に嵌合する連結パイプ7
は外周面に環状溝33を形成し、この環状溝33
に抜止め突起19の先端が係合することにより抜
止めがなされ、手元パイプ6に対して回転可能に
連結される。また、手元パイプ6は外周面に押圧
突起34,34を一体に成形し、この押圧突起3
4,34により仮保持状体にある固定接点板1
2,12をスイツチケース9の裏面側に押圧固定
する。
尚、スイツチケース9の空間部16は切欠2
0,20と透孔32とを連通する空間となり、仕
切壁18により空間部17と区画密閉されてい
る。
上記固定接点板12,12は端子部を可撓性ホ
ース3の芯線35,35にかしめた後半田付けす
ることにより芯線35,35に電気的に接続す
る。手元パイプ6と可撓性ホース3との連結部及
び固定接点板12,12と芯線35,35との接
続部は絶縁カバー36により被い保護されてい
る。
而して、上述手元スイツチ8を備えた電気掃除
機にあつて、手元スイツチ8をONすると、電動
送風機が駆動してその吸込空気流は吸込口体、延
長パイプ、連結パイプ7、手元パイプ6及び可撓
性ホース3を経て掃除機本体1側に流入すること
になる。このような運転時において、例えば吸込
口体の通路が閉塞されると、電動送風機は各パイ
プ間の継ぎ目等から外気を引き込もうとする。こ
の際手元パイプ6と連結パイプ7との継ぎ目にお
いては透孔32を介して外気が流入することにな
るが、その外気は第3図および第5図の矢印Cに
示すように、切欠20,20から流入し、空間部
16を通つて透孔32、連結パイプ7と手元パイ
プ6間の隙間を経て可撓性ホース3内に吸い込ま
れ掃除機本体1側に流入する。
しかし、このとき外気は上記切欠20,20か
ら吸い込まれ空間部16を通るので、可動接点板
11及び固定接点板12,12等の接点部が位置
する空間部17を介して外気は吸い込まれないの
で、外気中に含まれる埃等が接点部に付着する虞
れがなく、手元スイツチ8は接点不良を起こすこ
となく長期にわたり安定した動作を発揮できるこ
とになる。
尚、上述実施例にあつてはスイツチケース9の
外周壁に設けた切欠20,20を内外連通部とし
ているが、この内外連通部は孔等でもよく、スイ
ツチケース9の外周部にあつて内外を連通し得る
構造であればよい。
(考案の効果) 本考案の電気掃除機は上記のような構成である
から、手元スイツチのスイツチケースを利用して
連結パイプの抜止めを体裁よく行うことができる
うえに、仮に吸込口が閉塞され手元パイプと連結
パイプとの継ぎ目を介して外気が吸い込まれるよ
うになつたところで、その外気はスイツチケース
の接点部収納空間に流入しないので、流入空気中
に含まれる埃が接点部に付着して手元スイツチが
接点不良を起こす虞れがなくなり、長期にわたつ
て安定した動作を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気掃除機の概略構成図、第2図乃至
第4図は本考案の実施例に用いられる手元スイツ
チを示す縦断面図、底面断面図及び第2図A−A
断面図、第5図乃至第7図は同上取付状態を示す
上面図、断面図及び第6図B−B断面図である。 図中、6……手元パイプ、7……連結パイプ、
8……手元スイツチ、9……スイツチケース、1
1……可動接点板、12……固定接点板、16,
17……空間部、18……仕切壁、19……抜止
め突起、20……切欠(内外連通部)、32……
透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏面側を開口するスイツチケース、該スイツチ
    ケースに内装した可動・固定接点板及び可動接点
    板を操作する操作摘子等により手元スイツチを構
    成し、該手元スイツチを手元パイプに取付け、該
    手元パイプの内周側に嵌合して連結パイプを手元
    パイプに接続するものにおいて、上記手元パイプ
    のスイツチケースが被う位置に透孔を設けると共
    に該透孔に挿通する抜止め突起をスイツチケース
    内に設け、上記透孔に挿通された抜止め突起を連
    結パイプの端部外周に係合して連結パイプの抜止
    めを成し、上記スイツチケースの外周部に該スイ
    ツチケース内外を連通する内外連通部を設けると
    共に、スイツチケースの内部に該内外連通部と上
    記透孔とを連通する空間と、可動・固定接点を納
    める接点空間とを区画する仕切壁を設けたことを
    特徴とする電気掃除機。
JP1981020372U 1981-02-13 1981-02-13 Expired JPH0231100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981020372U JPH0231100Y2 (ja) 1981-02-13 1981-02-13

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JPS57132653U JPS57132653U (ja) 1982-08-18
JPH0231100Y2 true JPH0231100Y2 (ja) 1990-08-22

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JP1981020372U Expired JPH0231100Y2 (ja) 1981-02-13 1981-02-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559871Y2 (ja) * 1974-12-27 1980-03-04

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JPS57132653U (ja) 1982-08-18

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