JPH02310666A - 半導体神経回路装置 - Google Patents

半導体神経回路装置

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JPH02310666A
JPH02310666A JP1132206A JP13220689A JPH02310666A JP H02310666 A JPH02310666 A JP H02310666A JP 1132206 A JP1132206 A JP 1132206A JP 13220689 A JP13220689 A JP 13220689A JP H02310666 A JPH02310666 A JP H02310666A
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JP
Japan
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signal line
signal
potential
coupling
node
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Application number
JP1132206A
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English (en)
Inventor
Kiyohiro Furuya
清広 古谷
Koichiro Masuko
益子 耕一郎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体神経回路装置に関し、特に高集積化に
適した低消費電力かつ低占有面積の結合素子マトリクス
の構成に関する。
[従来の技術] 近年、生体細胞をモデルとする並列演算処理手法が各種
提案されている。このような並列演算処理手法はニュー
ラルネットワーク(神経回路網)と呼ばれるモデルを用
いる。まず、このニューラルネットにおいて用いられる
ニューロンモデルについて説明する。
第27図にニューラルネットにおけるニューロンユニッ
トの構造を示す。127図を参照して、ニューロンに対
応するユニットiは、信号入力部A1人力部Aから与え
られた信号を所定の規則に従って変換する変換部Bおよ
び変換部Bで変換されたデータを出力する出力部Cを含
む。入力部Aは他のユニット対応にそれぞれ所定の重み
(シナプス荷重)Wijを有する。すなわち、ユニット
kからの信号Skは重みWikを付されて信号5k−W
 i kに変換された後、変換部Bへ伝達される。
変換部Bは、人力部Aを介して伝達された信号の総和U
i(−ΣWijSj)に対し所定の関数を通した後、出
力信号Siとして出力する。
変換部Bが人力データを変換する際に用いられる関数g
 (U)としては、第28図に示すようなシグモイド関
数など非線形単調増加関数が用いられる。ここで、シグ
モイド関数は、 g (U) −1/ (1+exp (−U) )、ま
たは(1/2)(1+tanh(U/UO)1で与えら
れる。ここでUOは予め定められたしきい値である。こ
のようなニューロンモデルを用いた並列演算処理手法と
して、ホップフィールドモデルと呼ばれる神経回路網モ
デルがある。このような神経回路網のモデルは、従来は
直列処理コンピュータを用いたシミュレーションにより
各種の最適化問題などの問題解決に適用されている。
しかしながら、このような本来並列処理能力を有する神
経回路網を、本質的に直列処理装置であるコンピュータ
を用いてシミュレーションすることは、非効率である。
このため、このような神経回路網を電子回路化すること
が行なわれてきている。
第29図に従来の電子回路化された神経回路網の構成の
一例を示す。第29図に示す神経回路網は、たとえばホ
ップフィールド(Hopfield)による米国特許4
,660,166号明細書に開示されている。第29図
を参照して、従来の神経回路網は、ニューロンユニット
の機能を与える増幅器Ai、Ai、Aj、A丁、Ak、
Akとデータ入力線1i、Ij、Ikとデータ出力信号
線Xi、Xi、Xj、Xj、Xk、Xkを含む。
このデータ入力線1f−1には樹状突起に対応し、デー
タ出力線Xi、デ1−〜Xk、X′¥Cは軸索に対応す
る。入力線1f−1にとデータ出力線Xi。
Xl−Xk、Xkとの交点には、それぞれコンダクタン
スTijを有する抵抗素子が設けられており、この抵抗
索子Tijを介して人力線夏iと出力線Xjが結合され
る。増幅器Atと増幅器Atとは互いに相補な信号を出
力する。これにより出力信号線を相補信号線対とするこ
とができ、これにより興奮性結合と抑制性結合とを実現
することができる。興奮性結合の場合には第30A図に
示すようにデータ入力線Iiとデータ出力線Xjとがコ
ンダクタンスTijを介して結合される。抑制性結合の
場合にはデータ人力1iftと相補データ出力線Xj7
とがコンダクタンスTijを介して結合される。増幅器
AixAkの信号の入出力特性は第28図に示すシグモ
イド様の関数で表わされる特性を有している。このよう
な神経回路網の動作について以下に簡単に説明する。こ
のモデルにおいて二ニーロンユニットはいずれのユニッ
トとも接続可能である。今、増幅器Aiの入力端子へ現
われる電位をui、出力端子に現われる電位をViとす
る。この場合、前述のごとく、Vi■g(ui)、 という関係がある。この場合、前述の米国特許に詳しく
述べられているように1つのニューロンユニットにおい
て、 CI Φdui/dt−−u1/ P I+ΣT1jV
j +11、但し、1 / Ri尋1/Pi+ΣTij
Riは増幅器Atの入力抵抗、 Ciは増幅器Aiの入力容量、 1iは入力信号線!iに流れる電流 である。
上述の各パラメータTij、If、g (ui)、Ci
およびRiの値が与えられるならば、上述の非線形微分
方程式を用いてこの神経回路網の各ユニットの時間変化
をシミュレーションすることができる。しかしながら、
この各ニューロンの状態を逐一時間的に変化させていく
場合には、ニューラルネットを構成するユニットの数が
大きくなればプログラムが膨大なものとなり、実用に耐
えるものではない。そこで、ホップフィールドは、この
神経回路網全体の特性を現わす量として、E= (1/
2)、E、Ti jViVj1+J +写(1/Ri)fg i−’  (V)dV−Σl1
Vis のエネルギ関数を導入する。このエネルギ関数は、物性
理論におけるイジング・モデルで用いられるスピンハミ
ルトニアンと同じ形をしている。ここでイジング・モデ
ルとは、統計力学において強磁柱体の相転位現象の説明
に使われるモデルであり、+か−の状態をとるスピンが
相互作用しながら状態遷移をする場合の系全体のエネル
ギを与え、系の平衡状態おいては、このエネルギ関数が
最小値をとることが知られている。
したがって、神経回路網においても、このエネルギEを
最小にする電位Viを見い出す問題に帰着される。すな
わち、各増幅器At−Akがそれぞれ並列動作し、与え
られたデータに対しエネルギ関数Eを極小にする出力信
号Viを出力する機能をこの第29図に示す電子回路は
有している。
上述のような増幅器における入出力特性を示す関数の曲
線が急峻な場合にはエネルギ関数Eの形は簡略化される
。この場合、増幅器の利得が高(、神経回路網の系がエ
ネルギEの低い安定状態にある場合には、各二ニーロン
ユニットの出力はほとんど0か最大出力1の近くのいず
れかである。この場合、エネルギ関数Eは、 で与えられる。但しTij−Tjt このようなホップフィールドモデルによる回路網におい
ては、回路網のエネルギが最小値に落ちつく様な出力デ
ータが得られる。したがって、抵抗性結合素子Tijの
プログラムの状態に従って抵抗マトリクス(結合素子か
らなるマトリクス)は成るパターンや成るデータを記憶
しており、人力データとこの記憶したパターンまたはデ
ータとの一致/不一致を判別することができるため、こ
のような神経回路網は連想記憶回路としてもまたパター
ン弁別器としても機能させることができる。
このようなプログラム可能な抵抗性結合素子の構成を第
31図に示す。この第31図に示すプログラム可能な結
合素子の構成はたとえばI EEEのコンピュータ誌の
1988年3月号の第41頁ないし第49頁に開示され
ている。
第31図を参照して、従来のプログラム可能な結合素子
は、スイッチング素子Sl、  S2.  S3および
S4と、抵抗素子R+、R−とランダム・アクセスφメ
モリセルRMI、RM2を含む。スイッチング素子SL
、S4は信号線Xj上の信号電位に応答してオン状態と
なる。スイッチング素子S2はランダム・アクセスeメ
モリセルRMIの記憶情報に応答してオン状態となる。
スイッチング素子S3はランダム・アクセス・メモリ・
セルRM2の記憶情報に応答してオン状態となる。
抵抗素子R+は電源電位Vccに接続される。抵抗素子
R−は接地電位Vssに接続される。この抵抗素子R+
、R−はそれぞれ高抵抗を有しており、電流制限機能を
有している。ランダム・アクセス・メモリやセルRMI
に1”、ランダム争アクセス・メモリ傘セルRM2に′
0“を格納すると、スイッチング素子S2がオン状態、
スイッチング索子S3がオフ状態となる。したがって、
信号線Xj上の信号電位に応答して抵抗素子R+から電
流が増幅器Atの入力端子へ流し込まれる。
これにより、正の結合度Tijが表現される。
一方、ランダムψアクセス・メモリ・セルRM1に″O
m1ランダム・アクセスφメモリ・セルRM2に“1”
を書込むと、スイッチング素子S2がオフ状態、スイッ
チング素子S3がオン状態となる。この場合、信号線X
j上の信号電位に応答して増幅器Aiの入力端子から接
地電位Vssへと電流が放出されることになり、負の結
合度Tijが表現される。
結合度0はランダム・アクセス・メモリ・セルRMI、
RM2にともに“0“を書込み、スイッチング素子S2
.S3をともにオフ状態にすることにより表現される。
このようなランダム・アクセス・メモリーセルRMI、
RM2の構成としては、通常、リフレッシュ機能の必要
のないスタティック型ランダム・アクセス・メモリーセ
ルが用いられる。
また、神経回路網のモデルとしはてF−Rosenbl
att  (ローゼンブラット)が提案したパーセブト
ロンが知られている。第32図にこのパーセブトロンを
簡単化した構成を示す。第32図を参照して、神経細胞
105に対し4つの神経細胞501ないし504がそれ
ぞれシナプス荷重Wl、W2.W3.W4を介して結合
される。神経細胞501〜504の各々が出力する刺激
量をX1〜X4と現わすと、神経細胞505に入力され
る刺激量の総和は、ΣW i X tで与えられる。
神経細胞505へ与えられる刺激量の総和ΣWiXiが
予め定められたしきい値りより高い場合、神経細胞50
5は発火状態となり、その出力は“1″となり、しきい
値りより低い場合その出力は0“となる。
このバーセブトロンはシナプス荷iW1.W2゜W3.
W4の結合度を適当にプログラムすることにより、入力
X1〜X4が成るパターンを有しているときだけ神経細
胞505の出力Y1が“H。
となるように設定することができる。すなわち、このバ
ーセブトロンは人カバターン(Xi、X2゜X3.X4
)の弁別器として動作することができる。
第33図に示すように、この第32図に示すバーセブト
ロンを多段接続することにより、パターンの弁別能力も
増加する。
[発明が解決しようとする課題] 神経回路網の電子回路は上述のように構成されており、
信号線間の結合度を与える結合素子の抵抗を通じ定常的
に動作中は電流が流れる。たとえば、第31図に示す結
合素子において増幅器Ajの出力信号線はスイッチング
素子Sl、S4を駆動するだけであり、増幅器Aiの人
力信号線を駆動する必要はなく、増幅器Ajの出力の負
荷は軽減されている。しかしながらこの場合、増幅器A
iの入力端子と、電源電位Vccまたは接地電位Vss
との間で電流が流れることになり、動作中を通じて常に
定常電流が流れ、消費電力が大きいという問題がある。
また、単に抵抗性素子を用いて信号線を結合させる構成
も種々考案されているが、この場合においても信号線間
で電流が流れることになり、消費電力が大きいという問
題がある。
それゆえ、この発明の目的は従来の半導体神経回路網の
有する欠点を除去し、低消費電力でかつ低占有面積の高
集積化に適した結合素子および神経回路網を提供するこ
とである。
この発明の他の目的は、高集積化に適した新規な構成の
結合素子を提供することである。
この発明のさらに他の目的は結合度を容易にプログラム
することのできる結合素子および神経回路網を提供する
ことである。
この発明のさらに他の目的は、低消費電力の、ニューロ
ンユニットの機能を与える増幅器を提供することである
[課題を解決するための手段] 第1の発明に従う半導体神経回路装置では、人力データ
が伝達される第1の信号線と増幅器へ信号を伝達する第
2の信号線との間に結合度を与える結合素子が、この結
合素子固有の結合度を示す情報を格納する容量と、電源
電位に接続される第1の導通端子と、この容量素子が格
納し保持する情報を受ける制御端子とを有するトランジ
スタ素子と、このトランジスタ素子の第2の導通端子を
第1の信号線上の電位に応答して第2の信号線へ容量結
合させる手段とから構成される。
第2の発明に従う神経回路装置は、結合度を示す情報を
保持する第1の容量素子と、この第1の容量素子が保持
する情報と入力データが伝達される第1の信号線上の電
位とに応答して、第1の基準電位を第1のノードへ伝達
する手段と、この第1のノードと増幅器への入力信号を
伝達する第2の信号線とを容量結合する手段と、第1の
ノードをmlの信号線上に入力信号が伝達される前に第
2の基準電位にプリチャージする手段とで構成される結
合素子を備える。
第3の発明に従う神経回路網の結合素子は、結合度を示
す情報を保持する第1の容量素子と、人力信号が伝達さ
れる第1の信号線電位とこの第1の容量素子が保持する
情報とに応答して第1の基準電位を増幅器へ入力信号を
伝達する第2の信号線に接続する手段とを含む。
第4の発明に従う半導体神経回路装置における神経細胞
本体の機能を与える増幅器は、入力信号線と第1のノー
ドとを容量結合させる素子と、第1の制御信号に応答し
て第2のノードを基準電位にプリチャージする素子と、
この第2のノードのプリチャージ動作完了後節1のノー
ドと第2のノ−ドとを接続する素子と、第2のノードの
電位を増幅して出力する増幅器と、入力信号線のプリチ
ャージ時に第1のノードと第2のノードとを同一の電位
に保持する手段とを含む。
この発明の第5の観点に従う半導体神経回路装置は、第
1の人力信号線と増幅器へ信号を伝達する第2の信号線
とを結合する結合度を示す情報を格納するメモリセルア
レイと、このメモリセルアレイが格納する情報を対応の
結合素子へ第3の信号線を介して転送する回路手段と、
結合素子マトリクスとを含む。この結合素子マトリクス
の各結合素子は、転送される結合度情報を保持する第1
の端子と、増幅器へ信号を伝達する第2の信号線に接続
される第2の端子とを有する容量素子と、第1の信号線
上の電位に応答して第3の信号線と第1の端子とを接続
する素子手段とを含む。データ転送用の第3の信号線は
第1の信号線に人力信号が印加されるとき、第1の端子
に保持される電位と異なる基準電位に保持される。
[作用] この発明における神経回路装置においては人力信号が伝
達される第1の信号線と増幅器へ人力信号を伝達する第
2の信号線とは容量結合されている。したがって電荷の
流出入のみが生じ、増幅器の人力信号線へは定常電流が
流れ込むことがないので、低消費電力を実現することが
できる。
また、結合度を示す情報はキャパシタに格納されるだけ
であるため、このキャパシタは半導体回路において小面
積で形成することができるため、神経回路装置を低占有
面桔で実現することができる。
また、増幅器本体に設けられる容量素子は、その入力信
号線と増幅器とを容量結合させているためこの増幅器内
部へ定常電流が流れ込むことはなく、低消費電力で動作
させることができる。
[発明の実施例] 以下、この発明に従って第33図に示す破線ブロック5
06で囲まれた回路部分を電子回路化した場合の構成に
ついて説明する。
第2図にこの発明の一実施例である半導体神経回路網の
全体の概略構成を示す。第2図を参照して半導体神経回
路網は、結合素子アレイ1と、人力信号DI、D2.D
3.D4の値に応じた信号を発生する信号発生回路2と
、結合素子1からの信号を増幅して出力信号Yl、Y2
.Y3およびY4を導出する増幅器3−1.3−2.3
−3および3−4を含む。
結合素子アレイ1は、4行4列に配列された結合素子W
ll〜W44を含む。
信号発生回路2は、入力信号D1〜D4の各々に対応し
て設けられる単位信号発生回路2a、2b、2cおよび
2dを含む。単位信号発生回路2a〜2dの各々はそれ
ぞれ入力信号Diに応じた信号を伝達する4本の信号線
Xie、Xie、Xi1.Xtoを含む。単位信号発生
回路2a〜2dの各々は第3図に示すような信号変換機
能を有する。すなわち、入力信号Diは4段階表示され
、この人力信号Diの強度に応じた出力信号が導出され
る。信号線Xil、Xio上にはこの入力信号Diを2
ビット表示した信号が導出される。−力信号線Xie、
Xie上には、この人力信号Diが0であるか否かを示
す信号が導出される。この単位信号発生回路2a〜2d
の各々の構成としては、入力信号Diをデジタルデータ
に変換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力の
ORおよびNORをとって出力する論理ゲートの構成が
考えられる。A/D変換器から出力信号線XL1、Xi
o上に変換信号が導出され、ORゲートから信号Xie
が出力され、NORゲートからyieが導出される。信
号gtxii上には入力信号Diの2ビット表示におけ
る上位ビットを示す信号が与えられ、信号線Xio上に
はこの2ビット表示された入力信号の下位ビットが伝達
される。
なお入力信号Diがデジタル信号である2値データの場
合には、第3図に示す変換強度のうち特定の2つのレベ
ルを考えればよい。
増幅器3−1〜3−4の各々は結合素子アレイ1から信
号線11〜J4を介して導出される信号を増幅して出力
する。この増幅器3−1〜3−4の各々が有する信号入
出力特性は、たとえば第28図に示すようなシグモイド
状の関数g (u)で与えられる。したがって、増幅器
3−1〜3−4の各々がニューロンユニットの本体の機
能を与える。
結合素子アレイ1の各々の結合素子の結合度をプログラ
ムするために、信号線P1〜P4、信号線Q1〜Q4お
よび信号線Rが設けられる。信号線P1〜P4.Ql〜
Q4およびR上には、オンチップまたはオフチップに設
けられた制御回路から所望の制御信号が伝達される。
ここで、参照符号CHは半導体チップを表わしている。
次に結合素子アレイ1に含まれる結合素子の具体的構成
について説明する。
第1図に結合素子の具体的構成例を示す。第1図におい
ては、結合素子W11の構成が代表的に示される。結合
素子Wll〜W44の各々はすべて同一の構成を有して
いる。第1図を参照して結合素子W11は、結合度を記
憶するためのEEFROM (電気的に書込消去可能な
メモリ)セル14.15、このSEPROMセル14.
15をプログラムするためのnチャネル電界効果トラン
ジスタ(以下、n−FETと称す) 9. 10. 1
1゜12を含む。
SEPROMセル14は、そのコントロールゲートがノ
ードN6を介して信号線P1に接続され、そのソースお
よびドレインがノードN5に接続され、そのフローティ
ングゲートがノードN1に接続される。SEPROMセ
ル15は、そのソースおよびドレインがノードN8を介
して信号線Q1に接続され、そのコントロールゲートが
ノードN7に接続され、そのフローティングゲートがノ
ードN1に接続される。
n−FET9は、そのゲートが信号線Xleに接続され
、その一方導通端子がノードN6に接続され、その他方
導通端子がノードN5に接続される。n−FETl0は
その一方導通端子がノードN5に接続され、そのゲート
が信号線Xleに接続され、その他方導通端子が信号線
Rに接続される。n−FETIIは、そのゲートが信号
線X1丁に接続され、その一方導通端子がノードN8に
接続され、その他方導通端子がノードN7に接続される
。n−FET12は、その一方導通端子がノードN7に
接続され、その他方導通端子が信号線Rに接続され、そ
のゲートが信号線Xleに接続される。
このSEPROMセル14.15によりプログラムされ
た結合度に応じて入力信号を、信号線Jl上に変換して
出力するために、n−FET4゜5.6,7.8および
13とキャパシタ16,17が設けられる。n−FET
4は、信号線Xll上の信号に応答してオン状態となり
、ノードN3とノードN2とを接続する。n−FET5
は、信号線X10上の信号電位に応答してオン状態とな
リノードN2とノードN4とを接続する。n−FET1
3は制御信号φ1に応答してオン状態となり、信号線J
1とノードN2とを接続する。n −FET6は制御信
号φ3に応答して電源電位VcCをn−FETの一方導
通端子へ伝達する。n −FET7は、ノードN1上の
電位をソースファロワ態様でノードN2上へ伝達する。
n−FET8は制御信号φ2に応答してオン状態となり
、ノードN2を接地電位レベルのVssに結合する。
キャパシタ16は、信号線J1とノードN3とを容量結
合する。キャパシタ17は信号線J1とノードN4とを
容量結合する。信号線J1は増幅器3−1の入力部に接
続される。キャパシタ16の静電容量はキャパシタ17
の静電容量の2倍に設定される。
SEPROMセル14.15は第4図に示すような構造
を有している。この第4図に示すSEPROMセルの構
造は、たとえばl5SCC,ダイジェスト オブ テク
ニカル ペーパーズ(DrGEST  OF  TEC
HNICAL  PAPER3)の1980年2月号の
第152頁ないし第153頁に開示されている。第4図
を参照して、SEPROMセルは、半導体基板9o上の
所定領域に形成されたソース領域18およびドレイン領
域19と、半導体基板90上に絶縁膜91を介して形成
されるフローティングゲート22と、フローティングゲ
ート22上に層間絶縁膜92を介して形成されるコント
ロールゲート21とを含む。
ソース領域18およびドレイン領域19はN型不純物を
導入した低抵抗のN+不純物領域により形成される。フ
ローティングゲート22とドレイン領域19との間には
膜厚の薄いゲート絶縁膜20が設けられる。この膜厚の
薄い絶縁膜は、通常トンネル絶縁膜と呼ばれ、膜厚は5
0ないし1100nに設定される。このトンネル絶縁膜
20を介してフローティングゲート22とドレイン領域
19との間で電荷の授受が行なわれる。
フローティングゲート22への電子の注入は、ソース領
域18およびドレイン領域19をともに接地電位レベル
のOv1コントロールゲート21に通常の電源電位より
も高い高電位(通常12〜16V程度)を印加すること
により行なわれる。
このとき、トンネル絶縁1klk20に高電界が印加さ
れ、これによりドレイン領域19からトンネル絶縁膜2
0を介してフローティングゲート22へ電子が注入され
る。
一方、コントロールゲート21を接地電位レベルのOv
1ソース領域18およびドレイン領域19をともに通常
の“H°レベルよりも高い高電位を印加すると、逆にト
ンネル絶縁膜20を介してフローティングゲート22か
らドレイン領域19へと電子が放出される。
第1図に示すEEFROMセル14.15を用いた結合
度のプログラムはこのEEFROMセルの電荷の流出入
特性を利用したものである。このEEPROMセル14
.15における電荷の放出/流入動作は以下のようにし
て行なわれる。今、第4図におけるフローティングゲー
ト22とコントロールゲート21との間の静電容量を0
2、フローティングゲート22とソース領域18および
ドレイ領域19との間の静電容量をC1とし、フローテ
ィングゲート22に注入された電子によるフローティン
グゲート22が蓄積する電荷量を−Qとする。このとき
、第1図においてノードN5、N6.N7およびN8を
ともに所定のプリチャージ電位V、に設定した場合、ノ
ードN1の電位Vpは、第5図に示すEEFROMセル
の等価回路図から以下のようにして与えられる。すなわ
ち、 −Q−2・C1・ (Vp−V* ) +2 ・C2・ (vp−v、) の関係から、 Vp−Vll   tQ/2−(C1+C2))で与え
られる。
ノードN1に注入される電荷ff1−Qのプログラムは
以下のようにして行なわれる。すなわち信号線Xleを
″H#レベル、信号線Xleを′L”レベルに設定し、
n−FETl0.12をともにオン状態、n−FET9
,11をともにオフ状態に設定する。ノードN1に電子
を注入する場合、信号線P1の電位は通常の“H°レベ
ルよりも高いプログラム用高電圧、信号線Ql、Rの電
位をともに接地7d位レベルのOvに設定する。この場
合、EEPRoMセル14におイテハノードN6が高電
位、ノードN5が接地電位レベルに設定さし、カつE 
E P ROMセル15においては、コントロールゲー
トに接続されるノードN7が接地電位レベル、ソースお
よびドレイン領域に接続されるノードN8がともに接地
電位レベルに設定される。したがって、EEFROMセ
ル14.15のフローティングゲートはともに接続され
ているため、EEPROMセル14のトンネル絶縁膜領
域を介して電子がEEFROMセル14.15のフロー
ティングゲートへ注入される。これにより、ノードN1
に注入された電荷量−Qはその絶対値が増大する。
また信号線Q1の電位を通常の“H“レベルよりも高い
高電位、信号線PI、Rをともに接地電位レベルのOv
に設定する。この場合、EEFROMセル14.15の
フローティングゲートからEEPROMセル15のトン
ネル領域を介してノードN8へと電子が放出されること
になり、ノードN1から電子が引抜かれる。これにより
ノードN1に注入された電荷量−Qの絶対値が減少する
したがって、ノードN5.N6.N7およびN8の電位
を所定のプリチャージ電位Va(この電位はフローティ
ングゲートからトンネル領域を介した電子の注入/流出
が生じない電位)に設定した場合にノードN1に現われ
る電位VPは、信号線Xle、Xle、Pi、Qlおよ
びR上に伝達される電位Xおよび電子注入/放出時間を
用いて任意にプログラムすることができる。
ここで、結合度のプログラム時において信号線Xle、
Xiτにそれぞれ“H″レベル“L“レベルの信号を伝
達するが、この構成は、信号発生回路におけるORゲー
ト(これは信号線Xle上に信号を伝達する)およびN
ORゲート(これは信号線Xle上に信号を伝達する)
の人力部にそれぞれプログラム時の動作を制御する制御
信号を伝達する制御信号線を接続すれば容易に実現する
ことができる。
なお結合素子Wll〜W44の結合度をプログラムする
場合には、信号線Pi、Qiが列方向に配設されており
、同時に1行の結合素子に対する結合度のプログラムが
行なわれる。この場合、信号線Rは、列方向に配設され
てもよく、また、行方向に配設されてもよい。次に第1
図に示す結合素子の動作をその信号波形図である第6図
を参照して説明する。
信号線Pi、、Q1およびRの電位は所定の電位■、に
設定され、計算過程中においてはこの電位に保持される
時刻toにおいて人力信号D1が信号発生回路2aへ与
えられて信号発生回路2aからこの人力信号D1に対応
する信号が各信号線Xle、X11、XIO,Xle上
に伝達される。入力信号D1が強度3を有する場合、第
6図に示すように信号線Xle上の電位が“H”レベル
、信号線y了eの電位が“L°レベル、信号線X11お
よびX10の電位はともに“H°レベルとなる。これに
より、n−FETl0,12がオン状態となり、ノード
N5.N7が信号線Rに接続される。この結果、ノード
N5.N6.N7およびN8の電位は所定の電位のV、
に設定される。これにより、ノードN1の電位はVPに
なる。
時刻t1において制御信号φ1が“H”レベルに立上げ
られる。これにより信号線J1の所定電位V、へのプリ
チャージが行なわれるとともに、この信号線J1とノー
ドN2がn−FET13を介して接続される。これによ
り、信号線J1゜ノードN2.N3およびN4の電位は
すべて所定電位の■、にプリチャージされる。
時刻t2において、制御信号φ2が活性状態とされる。
これによりn−FET8がオン状態となリノードN2の
電位が接地電位Vssレベルに設定される。
時刻t3において、制御信号φ3を“H″レベル立上げ
る。これによりn−FET6がオン状態となり、電源電
位Vccがn−FET7の一方導通端子に伝達される。
n−FET7はそのゲートがノードN1に接続されてお
り、そのソースとなる他方導通端子がノードN2に接続
されている。
したがりて、n−FET7はソースフォロワ態様で動作
し、このn−FET7のしきい1ill!電圧をVTl
l とすると、ノードN2に、 Vq=Vp−VT 11 s の電位を伝達する。このノードN2の電位はオン状態の
n−FET4,5を介してノードN3およびN4にも伝
達される。このノードN3.N4の電位変化(接地電位
レベルVssがら電位Vqへの変化)はキャパシタ16
.17を介して信号線Jl上に伝達される。今、キャパ
シタ16の静電容量を2C,キャパシタ17の静電容量
をCとすると、信号線Jl上には、時刻t1における信
号線プリチャージ時と比べて、 (2C+C) ・ (Vq−V、) −3C1((−Q)/2 (C1+C2))−V、 H
lだけ電荷が注入される。したがって、結合素子W11
は強度3の入力信号D1を電位(VQ  VR)に比例
する大きさの結合度で伝達したことになる。
ノードN2の電位Vqが基準電位vIIより大きい場合
には結合素子Wllは正の結合度を与え、ノードN2の
電位Vqが基準電位V、より小さな場合には負の結合度
を与える。したがって、EEFROMセル14.15に
注入されて蓄積されている電荷量−Qを適当な値にプロ
グラムすることにより、正および負の結合度ならびに0
の結合度を実現することができる。この場合、フo −
fイングゲートへの電荷の注入/流出時間を調整すれば
アナログ的に変化する結合度を実現することができる。
人力信号D1が強度2,1の場合はそれぞれ、キャパシ
タ16.キャパシタ17の一方を介した容量結合により
電荷の注入が行なわれ、この入力信号の強度に応じた電
荷の注入/引抜きが信号線J1に対して行なわれる。
他の入力信号D2〜D4も同様に、結合素子W12、W
2BおよびW14を通して変換された後、信号線J1上
に伝達される。増幅器3−1は信号線J1上の信号を所
定の入出力特性に従って増幅して出力信号Y1に疫換す
る。これにより、Yl−g(ΣW1jDj) が計算されたことになる。他の出力信号Y2〜Y4につ
いても同様である。
なお上述の構成において、EERPOMセルを2個用い
、一方のEEFROMセルを通して電荷の注入/放出を
行なう構成としている。しかしながら、1個のEEPR
OMセルが十分な静電容量(C1,C2)を与えること
ができるならば1個のEEPROMセルを用いても上記
実施例と同様の効果を得ることができる。この場合、信
号線P1、Qlのうちの一方が不要となるため、信号の
配線本数を低減することが可能となり、結合素子アレイ
を高集積度で形成することが可能となる。
また、上述の構成においてEEFROMセル15.14
を同じ接続態様に接続してもよい。すなわち、たとえば
EEPROMセル15のコントロールゲートをノードN
8に接続し、そのソースおよびドレインをノードN7に
接続する構成としてもよい。この場合電荷の注入/流出
はそれぞれのEEPROMセル14.15において個々
に行なわれることになるが、プログラム用の高電圧をn
−FETl0.12を介して伝達する必要がある。
この構成としては信号線Xieに、プログラム動作時に
のみ機能する高圧スイッチ(′Hルベルの信号をさらに
昇圧するスイッチであり、通常EEPROMにおいて用
いられている)を設ければよい。
なお第1図に示す結合素子はEEFROMセルの電荷の
注入/放出特性を利用している。しかしながら、これに
代えてキャパシタの充放電特性を利用する構成も用いる
ことができる。このキャパシタの充放電特性を用いた構
成例を第7図に示す。
第7図を参照して、この発明の他の実施例である結合素
子は、結合度情報を格納するためのキャパシタ35.3
6と、キャパシタ35.36へ充電または放電を行なう
ためのn−FET31.32を含む。キャパシタ35は
その一方電極がノードN15に接続され、その他方電極
は接地電位VSSに接続される。キャパシタ36はその
一方電極がノードN16に接続され他方電極が接地電位
Vssに接続される。n−FET31は制御信号φ4に
応答してオン状態となり、ノードN15を接地電位Vs
sと接続する。n−FET32は制御信号φ4に応答し
てノードN16を電源電位Vccに接続する。
この結合度情報に応じて結合度を示す電位を与えるため
に、抵抗37、キャパシタ34、n−FET28,29
および30が設けられる。抵抗37はその一方端子が所
定の電位VtH+V、に、その他方端子がノードN14
に接続される。キャパシタ34はその一方電極がノード
N14に接続され、その他方電極が接地電位Vssに接
続される。n−FET28は信号線Xl上の信号電位に
応答してオン状態となり、ノードN14をn−FET2
9,30の一方電極に接続する。n−FET29は信号
線Pl上の信号電位に応答してオン状態となり、ノード
N15をn −F E T 28の一方導通端子に接続
する。n−FET30は信号線Ql上の信号電位に応答
してオン状態となり、ノードN16はn−FET28の
一方導通端子に接続する。
入力信号XI(以下の説明では信号線と入力信号と同一
の符号で称す)を信号iJl上に伝達するために、n−
FET24,25.26.27およびキャパシタ33が
設けられる。n−FET24は制御信号φ1に応答して
オン状態となり、信帰線J1をノードN13と接続する
。n−FET23は信号線Xl上の信号電位に応答して
オン状態となり、ノードN17とノードN13とを接続
する。n−FET25は制御信号φ3に応答してオン状
態となり、n−FET26の一方導通端子に電源電位V
ccを伝達する。n−FET26はソースフォロワ態様
でノードN14上の電位をノードN13へ伝達する。n
−FET27は制御信号φ2に応答してオン状態となり
、ノードN13を接地電位Vssに接続する。このn−
FET23〜27およびキャパシタ33の構成は、第1
図に示す構成と同様であり、第1図に示す構成の対応す
る部分と同様の機能を行なう。
基準電位VT工+V、の発生方法としては、電源電位V
ccと所定のプリチャージ電位V、との間に直列に高抵
抗とダイオード接続されたn−FETとを接続し、この
n−FETと高抵抗体との接続点から電位を取出す構成
とすれば容易に実現することができ、る。
この第7図に示す結合素子の構成においては人力信号線
Xl上に信号電位が伝達されると、この電位に応じてn
−FET23がオン状態となる。
ノードN14の電位を■p1キャパシタ33の静電容量
をCとすると、入力信号線X1と信号線J1との間の結
合度は、 C”(Vl)  VTHVl) で与えられる。ノードN14の電位が結合度情報を与え
ることになるが、このノードN14の電位は抵抗37と
キャパシタ34の直列回路が有する時定数R1・CI’
で電位Vl+VTHに変化し、この場合結合度が0とな
る。この状態は“忘却。
状態を表わす。したがって、抵抗37およびキャパシタ
34のそれぞれの抵抗値および静電容量値はこの忘却状
態を適当に表わすような値に設定される。結合度情報プ
ログラムは以下の手順で行なわれる。
制御信号φ4を“H″レベル立上げることにより、n−
FET31.32をオン状態とする。
これにより、キャパシタ35は接地電位Vssに充電さ
れ、一方キャパシタ36は電源電位Vccに充電される
。次いで、信号線P1および信号線X1の電位をともに
“H”レベルに設定する。この場合、キャパシタ34と
キャパシタ35とが並列に接続され、キャパシタ34か
らキャパシタ35へと電荷が移動する。これによりノー
ドN14の電位が低下する。今、キャパシタ34の静電
容量を01′、キャパシタ35の静電容量をC3、ノー
ドN14の初期電位をvT、+v、とすると、このとき
ノードN14に与えられる電位Vpは、vp−(C1’
 /(C3+C1’ )) (VT 14+V訛)で与
えられる。
一方、信号線X1と信号線Q1の信号電位を“H°レベ
ルに立上げると、キャパシタ34とキャパシタ36とが
接続され、電源電位に充電されているキャパシタ36か
らキャパシタ34へ電荷が移動する。ここで、通常基準
電位V、は電源電位Vccよりも低い値であり、通常V
 c c / 2の値に設定されている。これにより、
ノードN14の電位が上昇する。この場合のノードN1
4に現われる電位Vpは、 Vp−(C1’  ”  (VT 、l +v、)+C
4・Vc cl  / (C1’  +C4)、で与え
られる。したがって、キャパシタ34とキャパシタ35
が接続された状態が負の結合度を与えキャパシタ34と
キャパシタ36とが接続された状態が正の結合度を与え
ることになる。
データ信号の計算過程は第1図に示す結合素子の場合と
同様であり、信号線x1に信号が与えられ、信号線J1
が基準電位VI!!にプリチャージされるとともに、n
−FET24を介してノードN13がプリチャージ電位
V、にプリチャージされる。このとき、信号線Xl上の
電位が“H″レベルあれば、n−FET23がオン状態
となり、ノードN17電位もプリチャージ電位VRにプ
リチャージされる。
次いで、制御信号φ2によりn−FET27がオン状態
となり、ノードN13.N17電位を接地電位レベルに
放電する。この放電動作が終了した後、n−FET25
が制御信号φ3によりオン状態となり、n−FET2は
ノードN14上の電位Vpに応答してノードN13.お
よびノードN17へ(Vp−Vv It  Va ) 
ノミ位を伝達スル。
これにより、信号線Jl上にはキャパシタ33を介して
電荷が供給される。正の結合度の場合には信号線Jl上
に注入された電荷に応じて電位が上昇し、負の結合度の
場合には信号線J1の電位が下降する。なお、ノードN
17の電位はn−FET23がオフ状態の場合において
もキャパシタ33を介して信号線J1のプリチャージ時
に同時にプリチャージされる。
第7図に示す結合素子の構成によれば、第1図に示す結
合素子の構成と比べて信号線Xle、X1eが不必要と
されており、かつ信号線Rも不必要とされているため、
信号線の本数を大幅に低減することができ、結合素子を
容易に高集積化することができる。
なお、人力信号に対する計算過程においては人力信号線
Xl上の信号電位に応じてn−FET28もオン状態と
なる。しかしながら、この計算過程におけるn−FET
28の導通状態は計算過程に対し何ら影響を及ぼすこと
はない。しかしながら、確実に計算過程中においても、
ノードN14をn−FET29,30と分離するために
は、n−FET28のゲートに信号線Rを接続する構成
としてもよい。
結合素子においては計算過程が進行し時間が経過すれば
、抵抗37を介してキャパシタ34がV、+VTHの電
位に充電されるため、結合度0が与えられ、これにより
“忘却”状態が与えられる。
゛さらに、上述の構成において制御信号φ4および信号
線PI、Ql上の電位の伝達はオンチップまたはオフチ
ップに設けられた制御信号発生回路により書込データに
応じて発生される。なおここで結合度0のプログラムは
、信号線P1.Qlをともに同時に“Lルベルとプログ
ラム時に設定することにより実現される。
また信号線X1の信号伝達は信号線J1のプリチャージ
完了後に行なってもよい。
なお上述の第7図に示す結合素子の構成においてはキャ
パシタに結合度情報を保持させる構成としている。この
キャパシタに結合度情報を保持する構成としては、さら
に別の構成をとることも考えられる。
第8図にこの発明のさらに他の実施例である結合素子の
構成を示す。第8図を参照してこの発明のさらに他の実
施例である結合素子は、結合度情報を格納するためのキ
ャパシ953,54.55と、このキャパシタの保持電
位を指定するためのランダム・アクセス・メモリ(RA
M)セル56゜57.58を含む。キャパシタ53はノ
ードN21と接地電位Vssとの間に設けられる。キャ
パシタ54はノードN22と接地電位Vssとの間に設
けられる。キャパシタ55はノードN23と接地電位V
ssとの間に設けられる。キャパシタ53.54.55
の静電容量は4:2:1に設定される。キャパシタ53
〜55の各々はn−FET43,44および45を介し
てノードN20に結合される。n−FET43〜45の
各々は信号線Xl上の信号電位に応答してオン状態とな
る。
RAMセル56〜58の各々の保持情報に応じて、キャ
パシタ53〜55の各々を充電するためにn−FET4
6,47および48が設けられる。n−FET46〜4
8の各々は制御信号φ5に応答してオン状態となる。
RAMセル56〜58の各々に情報を書込むために、n
−FET49,50.51が設けられる。
n−FET49は制御信号φ6に応答してRAMセル5
6とデータ伝達線Sとを接続する。n−FET50は制
御信号φ7に応答してオン状態となり、RAMセル57
とデータ伝達線Sを接続する。
n−FET51は制御信号φ8に応答してオン状態とな
り、RAMセル58とデータ伝達線Sとを接続する。
RAMセル56〜58の各々の構成としては、たとえば
フリップフロップ型のスタティックRAMセルが用いら
れる。この場合、n−FET49〜51の各々は各RA
Mセル56〜58に対する選択ゲートとなり、したがっ
て制御信号φ6〜φ8の各々が通常のRAM構成におけ
るワード線選択信号に対応することになる。
結合度情報をプログラムするためには、制御信号φ6〜
φ8を順次活性化し、かつデータ伝達線Sを介して書込
データを伝達することにより行なわれる。
各結合度情報に応じて入力信号線X1と信号線J1とを
結合させるための回路部分は、n−FET38,39,
40,41.42およびキャパシタ52を含む。n−F
ET38は信号線Xl上の信号電位に応答してオン状態
となり、信号線J1とノードN1gとを接続する。キャ
パシタ52はノードN18とノードN19とを容量結合
する。
n−FET39は制御信号φ1に応答してオン状態とな
り、信号線J1とノードN19とを接続する。n−FE
T40は制御信号φ3に応答してオン状態となり、電源
電位Vccを伝達する。n −FET41はノードN2
1上の電位をソースフォロワ態様でノードN19上に伝
達する。n−FET42は制御信号φ2に応答してオン
状態となり、ノードN19を接地電位Vssレベルに放
電する。
この結合を行なう回路部分は前述の第1図および第7図
に示す結合素子と異なり、キャパシタ52がn−FET
38を介して信号線J1に接続される。
まず、結合度のプログラム情報の書込動作について説明
する。まず、制御信号φ6〜φ8を順次活性化し、対応
のデータを信号線S上へ伝達することにより、それぞれ
n−FET49〜51を介してRAMセル56〜58に
結合データが書込まれる。この各RAMセル56〜58
の各々へ結合度情報を書込んだ後、制御信号φ5を活性
状態にし、n−FET46〜48をオン状態とする。こ
れにより、キャパシタ53〜55の各々が対応のRAM
セル56〜58の格納する結合度情報に応じて充電され
る。この後、信号線Xl上の信号電位を“H”レベルに
立上げるとキャパシタ53〜55は並列接続されてキャ
パシタの充電電位すなわちノードN20の電位Vpが結
合度情報に応じたものとなる。
今、RAMセル56〜58の各々が保持する結合度情報
を(Vl、V2.V3)とし、キャパシタ53〜55の
各々の静電容量を4C,2CSCとし、かつキャパシタ
53の静電容量をCと想定すると、ノードN20におけ
る電位Vpは、(4V1+2V2+V3)  ・Vcc
/7、で与えられる。
データ信号に対する計算過程は前述の第1図および第7
図に示す結合素子の場合と同様にして行なわれる。すな
わち、信号線J1およびノードN19のプリチャージ動
作が制御信号φ1に応じて行なわれ、次いでノードN1
9の接地電位への放電が行なわれ、次いでn−FET4
1がソースフォロワ態様で動作し、ノードN19の電位
を上昇させる。これにより、入力信号線Xl上の信号電
位が“H#レベルの場合、キャパシタ52を介して電荷
が信号線J1上に注入/引抜きされ、結合度 C(Vp  V、11−”II)s で入力信号が変換されて信号mJl上に伝達される。こ
の第8図に示す構成の場合、ノードN20上の電位Vp
は、RAMセル56.57および58に書込まれる結合
度情報により任意に所望の値に設定することができる。
なお結合度情報を格納するためにRAMセルを用いてい
るが、この構成は、データをラッチする機能を有する回
路であればよく、任意のラッチ回路を用いて構成しても
上記実施例と同様の効果を得ることができる。
なお上述の構成においては、結合度情報を格納するため
にはキャパシタを用いているが、このようなキャパシタ
の電荷保持機能を利用する構成として、さらに通常よく
知られているダイナミック型ランダム・アクセス・メモ
リ(DRAM)セルを用いることも可能である。
第9図はこの発明の他の実施例である半導体神経回路網
の全体の構成を示す図である。第9図を参照してこの発
明の他の実施例である半導体神経回路網は、結合素子T
ll〜T44が4行4列のマトリクス状に配列されて構
成される結合素子マトリクス201と、結合素子マトリ
クス201の各結合素子Tijへ所望の結合情報情報を
書込むための、データ入出力回路206、Yデコーダ2
04、Xデコーダ205、I10ゲート208およびセ
ンスアンプ203を含む。Yデコーダ、データ入出力回
路、I10ゲート、センスアンプ、およびXデコーダの
構成および動作は通常のよく知られたDRAMにおける
ものと同様であり、たとえば米国特許4533843号
明細書に開示されている。すなわち、Yデコーダ204
は、外部から与えられるアドレス信号AOをデコードし
、結合素子マトリクス201の2列を選択する。Xデコ
ーダ205は、外部から与えられるアドレス信号A1〜
A4をデコードし、ワード線WLI〜WL16のうちの
1本を選択する。
I10ゲート208は2組のトランジスタ対を含む。一
方のトランジスタ対はn−FETTrl。
Trl’ により構成され、他方のトランジスタ対はn
−Tr2、T「2′により構成される。トランジスタ対
はYデコーダ204出力に応答してオン状態となり、対
応のビット線BL、BLを対応のデータ人出力線l10
1丁フて一線へ接続する。
センスアンプ203は各トランジスタ対対応に設けられ
たセンスアンプ203a、203bを備える。センスア
ンプ203aはビット線BLI。
BLI上の電位差を差動的に増幅する。センスアンプ2
03bはビット線BL2.BL2上の電位差を差動的に
増幅する。このセンスアンプ203a、203bの構成
は、交差接続されたフリップフロップ構成の差動増幅器
により構成されており、たとえばこの具体的構成の一例
は米国特許4045783号明細書に開示されている。
ビット線BLIに結合素子マトリクス201の第1列の
結合素子Tljが接続される。ビット線BLIには結合
素子マトリクス201の第2列の結合素子T2jが接続
される。ビット線BL2には結合素子マトリクス201
の第3列の結合素子T3jが接続される。ビット線BL
2には結合素子マトリクス201の第4列の結合素子T
4jが接続される。
計算過程におけるデータの入出力を行なうために、信号
線X1〜X4 (以下の説明では信号線とその上に導出
される信号とを同一の参照符号で示す)と、信号線J1
〜J4上の信号電位を予め定められた所定の入出力特性
で増幅して出力する増幅器207とが設けられる。増幅
器207からそれぞれ出力信号v1〜v4が導出される
第9図に示す構成においては、通常のたとえば米国特許
4,533,843号明細書に示されているDRAMと
同様にして、データの読出/書込/リフレッシュを行な
うことができる。但し第9図においては図面の煩雑化を
避けるためにその具体的な制御回路等は省略している。
第10図に結合素子マトリクス201における2つの結
合素子を含む回路部分202の具体的構成を示す。
第10図を参照して、結合素子マトリクスT14を表現
する回路209は、結合度情報を格納するキャパシタ2
18.220と、このキャパシタ218〜220へ各々
データを書込むためのトランスファゲートとなるn−F
ET210,214を含む。n−FET210のゲート
はワード線WL1に接続され、そのソースがビット線B
LIに接続され、そのドレインがキャパシタ218の一
方電極に接続される。キャパシタ218の他方電極はた
とえば接地電位Vssに接続される。
n−FET214はそのゲートがワード線WL2に接続
され、そのソースがビット線BLIに接続される。その
ドレインがキャパシタ220の一方電極に接続される。
キャパシタ220の他方電極はたとえば接地電位である
Vssに接続される。
キャパシタ218,220の記憶する情報に応じた結合
度で人力信号を信号線J1上に伝達するために、キャパ
シタ219,211,212,213が設けられる。キ
ャパシタ219は、信号線J1とノードN101とを容
量結合する。n−FET211はリセット信号φ、に応
答してオン状態となり、ノードN101を電源電位Vc
cレベルにプリチャージする。n−FET212はキャ
パシタ218が保持する電位に応答してオン状態となり
、ノードN101をn−FET213の一方導通端子に
接続する。n−FET213は信号線X4上の信号電位
に応答してオン状態となり、予め定められた基準電位(
プリチャージ電位)■、をn −F E T 212の
一方導通端子に接続する。
したがって、n−FET212.213がともにオン状
態となったときのみノードN101は基準電位V、に結
合される。
キャパシタ220に格納された結合度情報に応じて人力
信号X4を変換して信号線Jl上に伝達する回路部分は
、キャパシタ221.n−FET215.216,21
7を含む。キャパシタ221は信号線J1とノードN1
02を容量結合する。
n −F E T 215はリセット信号φkに応答し
てオン状態となり、ノードN102を接地電位VsSレ
ベルにプリチャージする。n−FET216はキャパシ
タ220の保持電位に応答してオン状態となり、ノード
N102をn−FET217の一方導通端子に接続する
。n−FET217は信号線X4上の電位に応答してオ
ン状態となり、基準電位V、をn−FET216の一方
導通端子へ接続する。したがってこのn−FET216
.217が同時にオン状態となったときのみノードN1
02は基準電位■、に結合される。
結合素子T24を表現する回路209は、結合素子T1
4を表現する回路209と同様の構成を有している。し
かしながら、出力信号線としてJ2が用いられ、データ
書込信号線として相補ビット線BLIが用いられている
点がT14を表現する回路209と異なっている。次に
結合度情報を格納するための動作について説明する。
この動作は通常のDRAMにおけるものと同様であり、
Xデコーダ205によりワード線WLiを選択し、次い
でセンスアンプ203を活性化させ、次にYデコーダ2
04によりI10ゲート208を選択的に開き、データ
入出力回路206からのデータを対応のビット線BL、
BL上に伝達する。これにより、選択されたワード線に
接続されるトランスファゲートとなるn−FETを介し
てキャパシタに所望の情報が書込まれる。ワード線WL
iを順次選択し、かつデータの書込みを行なうことによ
り各結合素子へ所望の結合度を示す情報を書込むことが
できる。次に、結合素子の動作について説明する。
計算過程においては、ビット線BL、百Tは所定電位、
たとえば■、に保持される。まず、リセット信号φ、が
“H″レベル立上げられる。これに応答して信号線Jl
、J2がプリチャージ電位vRにプリチャージされると
ともに、ノードN101が電源電位Vc c (−2V
t ) % /−ドN102が接地電位Vssレベルに
プリチャージされる。次いで信号線Jl、J2をフロー
ティング状態とした後、信号線X4上に信号が伝達され
る。
今、キャパシタ218に1’(’H″レベルの電位に対
応)が格納され、キャパシタ220に“0゛の情報(接
地電位Vssレベルに対応)が格納されている場合を考
える。
次いで、データ人力信号線X4上の電位が“Hルベルに
なると、n−FET21B、217がオン状態となる。
これにより、ノードN101の電位はプリチャージ電位
のVcc(−2・v、)からプリチャージ電位vRまで
放電される。これにより、出力信号線J1からは、キャ
パシタ219の静電容量をCとすると、C・■、の電荷
が引き抜かれることになる。したがって、出力信号線J
1の寄生容量をCsとすると、出力信号線J1の電位は
、 ■、・C/ Cs だけ低下する。これにより負の結合度が実現したことに
なる。
一方、キャパシタ218に′0”、キャパシタ220に
“1“が書込まれている場合を考える。
この場合、n−FET212はオフ状態、n−FET2
16がオン状態である。したがって、データ入力信号線
X4上の電位が“H”レベルに立上がると、ノードN1
02の電位が接地電位レベルのVssからプリチャージ
電位V、にまで充電されることになり、キャパシタ22
1を介してC・V、の電荷が出力信号線Jl上に注入さ
れる。したがって、出力信号線J1の電位は、 ■R@C/C8 だけ上昇する。ここでキャパシタ219,221の静電
容量はともにCである。これにより正の結合度が実現し
たことになる。
キャパシタ218、およびキャパシタ220両者に“0
”が書込まれている場合、n −F E T 212.
216はともにオフ状態であり、キャパシタ219.2
21を介しての電荷の移動は生じない。すなわち、結合
度0が実現されたことになる。
このデータ出力線Jl上に伝達されたデータは増幅器2
07により増幅され出力データv1として出力される。
結合素子T24においても同様の電荷の移動が生じ、こ
の電荷の移動はデータ出力線J2上に伝達される。
この第10図に示す構成においても出力信号線Jiとデ
ータ入力線Xjとは容量を介して結合されるため定常的
な電流が生じることはなく、消費電力を低減することが
できる。また、結合との記憶としてキャパシタを用いる
ことにより、小面積の結合素子を得ることができる。
なお上述の動作においてデータ出力線Jiのプリチャー
ジ動作はリセット信号φ、がアクティブの状態の場合に
のみ行なわれており、このリセット信号φ、が不活性状
態となった場合にはデータ出力線Jiはフローティング
状態とされるが、これは、通常のDRAMにおけるビッ
ト線のプリチャージ動作と同様に考えることができる。
次に第11図にこの発明のさらに他の実施例である結合
素子の構成を示す。第11図を参照して結合素子表現回
路209は、結合度を記憶するキャパシタ230.23
2と、キャパシタ230゜232へそれぞれ所望のデー
タを書込むためのトランスファゲートとなるn−FET
222,226を含む。このトランスファゲートとなる
n−FET222とキャパシタ230およびn−FET
226とキャパシタ232は通常のDRAMセルと同様
の構成を有しており、通常のDRAMと同様にしてデー
タの書込みおよびリフレッシュを行なうことができる。
キャパシタ230に格納されたデータに従ってデータ人
力線X4とデータ出力線J1を結合させるために、n−
FET223,224,225およびキャパシタ231
が設けられる。n−FET223はデータ入力線X4上
の電位に応答してオン状態となり、n−FET224の
一方電極をデータ出力線J1に接続する。n−FET2
24はキャパシタ230の記憶情報に応答してオン状態
となり、キャパシタ231をn−FET223の他方導
通端子へ接続する。n−FET225はリセット信号φ
、に応答してオン状態となり、ノードN103を電源電
位Vccレベルに充電する。
キャパシタ231はその一方電極はノードNIO3に接
続され、その他方電極は接地電位のVssに接続される
キャパシタ232の記憶情報に応答してデータ入力線X
4とデータ出力線J1とを結合させるために、n−FE
T227,228,229およびキャパシタ233が設
けられる。n−FET227はデータ入力線X4上の電
位に応答してオン状態となる。n−FET228はキャ
パシタ232の記憶情報に応じてオン状態となる。この
n−FET227.228がともにオン状態となったと
きキャパシタ233の一方電極がデータ出力線J1に接
続される。n−FET229はリセット信号φ、に応答
してオン状態となり、ノードNlO4を接地電位Vss
レベルに放電する。次に動作について簡単に説明する。
まず、リセット信号φ、が活性化され、データ出力信号
線J1が所定のプリチャージ電位V、にプリチャージさ
れる。また同時にn −F E T 225.229が
ともにオン状態となり、これによりノードN103が電
源電位Vccレベルに、ノードN104が接地電位Vs
sレベルにそれぞれ充電される。このノードN103お
よびN104の充電レベルはキャパシタ231,233
に記憶される。
このプリチャージ動作が終わった後、データ入力線X4
上にデータが伝達され、この信号線上の電位が“H°レ
ベルになると、n−FET223゜227がともにオン
状態となる。
今、キャパシタ230が′1#、キャパシタ232が0
”を書込まれていると、n−FET224はオン状態、
n −F E ”j228はオフ状態である。したがっ
て、データ入力線X4上の電位が立上がると、ノードN
103がデータ出力線J1に接続され、このキャパシタ
231からの充電により、データ出力線Jl上の電位が
上昇する。これにより正の結合度が実現される。
一方、キャパシタ230に“0“、キャパシタ232に
“1°が書込まれている場合においては、ノードN10
4がデータ出力線J1に接続される。
これにより、データ出力線J1からキャパシタ233へ
電荷が流れ込み、データ出力線Jl上の電位が下降する
。これにより、負の結合度が実現される。
さらに、キャパシタ230およびキャパシタ232両者
に“0″が書込まれている場合、ノードN103および
N104はともにデータ出力線に接続されないので、結
合度0が実現される。
第11図に示す構成においては容量結合ではなく、キャ
パシタ231.233への充放電によりデータ出力線J
l上の電位の制御が行なわれている。しかしながらこの
場合においても、定常電流が流れることはないため、低
消費電力を実現することができ、また結合度の記憶のた
めにキャパシタを用いているため、小面積の結合素子を
得ることができる。
上述の第10図および第11図の実施例においてはビッ
ト線BL(Bτ)とデータ出力線Jiとが別々に設けら
れている。しかしながらチップ面積を低減するためには
信号線の本数はできるだけ少なくする方がよい。
第12図にこの信号線の本数を減少させるための構成を
示す。第12図に示す構成においては、センスアンプ2
03a、203bと結合素子マトリクス201との間に
制御信号φ20に応答してオン状態となる分離トランジ
スタ群234が設けられる。また、後に詳述するが、ビ
ット線BLI。
百]丁ゴー、BL2およびBL2はそれぞれデータ出力
線と共用される。トランジスタ群234はn −FET
Tr3.Tr4.Tr5.Tr6を含む。
n−FETTr3はビット線BLIとセンスアンプ20
3aとを接続する。n−FET224はビット線「で了
とセンスアンプ203aとを接続する。n−FET22
4.Tr6はそれぞれビット線BL2.BL2をセンス
アンプ203bに接続する。他の周辺回路の構成は第9
図に示す構成と実質的に同様である。
第13図に、第12図において破線で囲まれた素子ブロ
ック202の具体的構成例を示す。第13図を参照して
、シナプス荷重(結合度)T14を表現する結合素子2
09(なお以下の説明においては、結合素子とその結合
素子が与えるシナプス荷重とは同一の参照符号で示す)
は、結合度を記憶するキャパシタ243,245と、キ
ャパシタ243,245へデータを書込むためのトラン
ス77ゲートとなるn−FET235,239を含む。
記憶された結合度情報に応じて人力信号線X4とビット
線BL1とを結合させるために、n−FET236,2
37,238,240.241および242と、キャパ
シタ244,246が設けられる。n−FET236,
240はそれぞれリセット信号φ、に応答してオン状態
となり、ノードN105およびN106をそれぞれ電源
電位Vccレベルおよび接地電位Vssレベルに充放電
する。これによりキャパシタ244,246にそれぞれ
所定の電荷が蓄積される。キャパシタ244.246の
他方電極は接地電位Vssレベルに接続される。
n−FET237,241はそれぞれキャパシタ243
,245の格納情報に応じてオン状態となる。n−FE
T238,242はデータ入力信   ′母線X4上の
電位に応答してオン状態となり、ビット線BLIをn−
FET237,241をそれぞれ介してノードN105
およびN106に接続する。
第13図に示す構成から明らかなように、ビット線BL
Iがデータ出力線J1と共用されている。
次に動作について簡単に説明する。
キャパシタ243,245への保持電位の書込み/読出
し/リフレッシュは、第12図に示すトランジスタ群2
34を制御信号φ20に応答してオン状態とすることに
より通常のDRAMと同様にして行なうことができる。
この場合、データの書込み/読出し/リフレッシュ動作
時においては、増幅器207から出力データが出力され
るとビット線BL (BL)の負荷が大きくなるため、
このデータの書込み/読出し/リフレッシュ動作時にお
いては、各増幅器207は不活性状態とされ、この増幅
器107の入力インピーダンスは高インピーダンス状態
とされる。結合度情報をキャパシタ243.245に書
込んだ後、この半導体装置を神経回路網として動作させ
る場合においては、制御信号φ20を不活性状態の“L
°レベルとし、トランジスタ9234に含まれるトラン
ジスタT「3〜T’r6をオフ状態とする。これにより
センスアンプ203a、203bが結合素子マトリクス
201から切り離される。次いで、第14図に示す時刻
t1においてリセット信号φ、が′H”レベルに立上げ
られる。このリセット信号φ、に応答してビット線BL
I、BLIは所定のプリチャージ電位”*(Vcc/2
のレベル)にプリチャージされ、かつノードN105が
電源電位VcCレベル、ノードN106が接地電位Vs
sレベルにプリチャージされる。
次いで時刻t2においてリセット信号φ、が不活性状態
の“L”レベルへ移行する。これによりビット線BLI
、BLI、ノードN105.N106がフローティング
状態にされる。
時刻t3においてデータ入力信号線X4上の電位が“H
“レベルに立上がると、第11図に示す(R成の場合と
同様にして、キャパシタ243,245に格納されてい
るデータに規定される結合度に応じた電位変化がビット
線BLI、Bτ了上に現われる。すなわち、キャパシタ
243が“1#、キャパシタ245が°0°のデータを
格納している場合には、ビット線BLI  (BLI)
の電位が上昇し、キャパシタ243が“0“、キャパシ
タ245が“1”のデータを格納している場合には、ビ
ット線BLI (BLI)の電位が下降し、さらにキャ
パシタ243および245がともに“0”のデータを格
納している場合にはビット線BLI(BLI)の電位は
変化しない。これにより、正。
負およびOの結合度が実現される。
なお、第14図に示す動作波形図は、第13図の回路動
作のみならず、第10図および第11図における回路の
動作タイミングをも表わしている。
第15図に第13図に示す結合素子の変更例を示す。第
15図においてはキャパシタ256,258による容量
結合の機能によりビット線BLI上へ電位変化を生じさ
せる構成が示される。第15図を参照して結合素子20
9は、結合度を記憶するキャパシタ255.257と、
キャパシタ255.257へ所望のデータを書込むため
のトランスファゲートとなるn−FET247.251
と、キャパシタ255,257に格納された結合度情報
に応じて入力信号線X4とビット線(データ伝達線)B
LIとを結合させるためのキャパシタ256,258、
n−FET24g、249゜250.252.253お
よび254を含む。n−FET248,252はリセッ
ト信号φRに応答してオン状態となり、ノードN107
.NIO3をそれぞれ電Fi、電位Vcc、接地地電位
Vssレベルに充放電する。n−FET249,253
はそれぞれキャパシタ256,257の記憶情報に応答
してオンまたはオフ状態となる。n−FET250.2
54はデータ入力信号線X4上の電位に応答してオン状
態となり、それぞれn−FET249,253を介して
所定のプリチャージ電位■、をノードN107.N10
8へ伝達する。
次に動作について簡単に説明する。
キャパシタ255,257への所望のデータの書込みは
前述のごとく通常のDRAMと同様にして行なわれ、ト
ランジスタグループ234を制御信号φ20を“H”レ
ベルに立上げて導通状態とすることにより行なわれる。
この場合、前述のごとくデータ書込時に増幅器207の
入力インピーダンスを高インピーダンス状態とするため
に、増幅器207は不活性状態とされる。
神経回路網として動作させる場合にはトランジスタグル
ープ234に含まれるトランジスタT「3〜Tr6をオ
フ状態とし、センスアンプ203a、203bと結合素
子マトリクス201とを電気的に切り離すことにより行
なわれる。
次にリセット信号φ、を“H”レベルに立上げ、ビット
線BLI (BLI)をプリチャージ電位VRにプリチ
ャージしくこれは前述のごとく図示しないプリチャージ
回路により行なわれる)、また、ノードN107はn−
FET248を介して電源電位Vccレベルに、ノード
N108はn−FET252を介して接地電位Vssレ
ベルにプリチャージする。
このプリチャージ動作が終了した後、データが入力信号
線X4上へ伝達される。入力信号線X4上の信号電位が
“HCレベルに立上がると、n−FET250,254
がオン状態となる。したがって第10図に示す構成の場
合と同様に、キャパシタ255が′1”、キャパシタ2
57が“0”のデータを格納している場合には、ビット
線BL1(BLI)の電位が下降し、キャパシタ255
が“O“、キャパシタ257が“1”のデータを格納し
ている場合には、ビット線BLI (BLI)の電位が
上昇する。さらにキャパシタ255が“0”、キャパシ
タ257が“0″のデータを格納している場合には、ビ
ット線BLI (BLI)の電荷は変化しない。これに
より、正、負および0の結合度が実現される。このビッ
ト線BLI(BLI)上へ伝達された信号電位は増幅器
307により増幅されて出力データY1〜Y4として出
力される。
この構成によればビット線と増幅器の入力信号線とを共
用することができるため、配線本数を低減することがで
き、応じてチップ面積を減少させることができる。
なお前述のDRAMセルを用いる結合素子の構成におい
ては、結合度が正、0.負の3種類をとる場合が説明さ
れている。しかしながら、結合度を多段階表示するよう
にDRAMセル配置を拡張することも可能である。
第16図にこの多段階の結合度を表現することのできる
結合素子の構成例を示す。第16図を参照して結合素子
209は、4つの結合度記憶用キャパシタ275,27
7、.279および281と、このキャパシタ275,
277.279および281の各々に所望のデータを書
込むためのトランスファゲートとなるn−FET259
.263゜267および271を含む。n−FET25
9はワード1lWLla上の信号電位に応答してオン状
態となり、キャパシタ275をビット線BLIに接続す
る。n−FET263はワード線WL l b上の信号
電位に応答してオン状態となり、キャパシタ277をビ
ット線BLIに接続する。n−FET267はワード線
W L 2 a上の信号電位に応答してオン状態となり
、キャパシタ279をビット線BLIに接続する。n−
FET271は、ワード線WL2b上の信号7d位に応
答してオン状態となり、キャパシタ281をビット線B
LIに接続する。
キャパシタ275の記憶データに応じた結合度を与える
ために、キャパシタ276、n−FET260.261
および262が設けられる。キャパシタ276は信号線
J1とノードN109を容量結合する。ローFET26
0は、リセット信号φ、に応答してオン状態となり、ノ
ードN109を電源電位V(:’Cレベルに充電する。
n−FET261は、キャパシタ275の記憶電位に応
答してオン状態となる。n−FET262はデータ入力
信号線X4上の信号電位に応答してオン状態となる。n
−FET261.262がともにオン状態となった場合
に所定の電位V、がノードNl09へ伝達される。
キャパシタ277の記憶データに応じた結合度を与える
ために、キャパシタ278、n−FET264.265
および266が設けられる。キャパシタ278はノード
N110とデータ信号線J1とを容量結合する。n−F
ET264はリセット信号゛φ、に応答してオン状態と
なり、ノードN110を電源電位Vccレベルに充電す
る。n−FET265は、キャパシタ277の格納情報
に応じてオフ状態となる。n−FET266はデータ人
力信号線X4上の信号電位に応答してオン状態となる。
n−FET265,266がともにオン状態となったと
きプリチャージ電位V、がノードN110へ結合される
キャパシタ279の格納情報に応じた結合度を与えるた
めに、キャパシタ280、n−FET268.269お
よび270が設けられる。キャパシタ280は出力信号
線J1とノードN111とを結合する。n−FET26
5はリセット信号φ、に応答してオン状態となり、ノー
ドN111を接地電位Vssレベルに充電する。n−F
ET269はキャパシタ279の格納情報に応じてオン
状態となる。n−FET270は受けた入力信号線X4
上の信号電位に応答してオン状態となる。
n−FET269,270がともにオン状態となったと
きのみ、基準電位V、がノードN111に結合される。
キャパシタ281の格納情報に応じた結合度を与えるた
めに、キャパシタ282、n−FET272.273お
よび274が設けられる。キャパシタ282は信号線J
1とノードN112とを容量結合する。n−FET27
2はリセット信号φ6に応答してオン状態となり、ノー
ドN112を接地電位Vssレベルに充電する。n −
F E T 273はキャパシタ281の格納情報に応
じてオン状態となる。n−FET274はデータ入力信
号線X4上の信号電位に応じてオン状態となる。n−F
ET273,274がともにオン状態となったとき基準
電位VRがノードN112に結合される。
容量結合用のキャパシタ276.280は静電容l1t
2Cを有し、キャパシタ278,282は静電容量Cを
有する。この構成の場合、結合度として+3〜−3の7
種類の結合度を得ることができる。次に動作ついて説明
する。
まず各記憶用キャパシタ275,277.279および
281へのデータの書込みは前述の実施例と同様にして
ワード線WL 1 a −WL 2 bを順次活性化す
ることにより行なわれる。入力データが信号線X4上に
与えられる前にまずリセット信号φ、が活性化され、ノ
ードN109.Nll0がともに電源電位Vccレベル
に、ノードN111、N112がともに接地電位Vss
レベルにプリチャージされる。このとき同時にデータ信
号線J1も基準電位V、のレベルにプリチャージされる
次いで、入力信号線X4線上に入力データが現われ、こ
の入力データが“1″の場合を考える。
今、キャパシタ275,277.279および281に
それぞれ1″、al”、′02および“O″が書込まれ
ている場合を考える。この場合、ノードN109および
N110の電位はプリチャージ電位のVccから■、に
降下する。これにより、信号線J1からは容量結合用の
キャパシタ276.278により、 (2C+ C)  ・V、−3V、・Cの電荷が引抜か
れる。これにより、出力信号線J1の浮遊容量をC8と
すると、 3・VlaC/C8 たけ信号線J1の電位が降下する。すなわち結合度−3
が実現される。
キャパシタ275,277.279および281にそれ
ぞれ情報“0”、“0”、“1“、1゛が書込まれてい
る場合には、ノードN11l、N112の電位が接地電
位レベルのVssから基準電位■、まで上昇するため、
結合用キャパシタ280.282の機能により、信号線
J1に対し、(2C+C)V、−3V、C の電荷が注入される。これにより、出力信号線J1の電
位は3V、  ・C/ Csだけ上昇することになり、
結合度+3が実現される。
同様にして、記憶用のキャパシタ275,277に負の
結合度の大きさを2進数で格納し、キャパシタ279.
281に正の結合度の大きさを2進数で表現する情報を
格納することにより、−3〜0〜+3の結合度を表現す
ることが可能である。
1第11図、第13図および第15図に示される結合素
子も同様にして多段階の結合度を表現する結合素子へ拡
張することができる。
なお上述の実施例においてはパーセブトロンに適用した
場合の構成について説明した。しかしながら、本発明の
構成は第29図に示すホップフィールドの回路にも適用
することができる。
第17図に、このホップフィールドモデルに適用した半
導体神経回路網の構成を示す。第17図を参照して、結
合素子マトリクス301は、第9図に示す構成に加えて
、入力データを格納するための結合素子!1,12.1
3およびI4と出力データをフィードバックするための
レジスタ300とを含む。結合素子■1〜■4の各々は
結合素子T11〜T44の各々と同様の構成を有し、そ
の結合度はたとえば1などの適当な値に設定される。
レジスタ300は出力データをフィードバックするため
のレジスタ300b、300c、300dおよび300
eと、外部入力データを読出すためのレジスタ300a
とを含む。単位レジスタ300aは制御信号φに応答し
て“H”レベルの信号を出力し、入力信号線X5上に伝
達する。単位レジスタ300b〜300eの各々は制御
信号φに応答してフィードバックデータをそのまま入力
信号線X4〜X1の各々へ伝達する。したがって、単位
レジスタ300aは、たとえば制御信号φをセット入力
に受けるRSフリップフロップまたはバッファ回路によ
り構成され、単位レジスタ300b〜300eの各々は
たとえば制御信号φが与えられたときにフィードバック
データをそのまま通過させかつ、それ以外の制御信号φ
が不活性状態のときには与えられたデータをラッチする
ラッチ回路またはトランスミッションゲートを用いて構
成される。このレジスタ300における各単位レジスタ
の構成は単なる一例であり、他の構成も適用可能である
第17図に示す増幅器307は、データ出力信号線Jl
上に定常電流を生じさせないようにするために、第18
図に示すように、その入力部にデータ信号線J1に結合
されるカップリングキャパシタ308を含む。第18図
を参照して、増幅器307は、カップリングキャパシタ
308、差動増幅器313およびバッファ増幅器314
を含む。
カップリングキャパシタ308は信号線J1とノードN
301とを結合する。差動増幅器313は、ノードN3
02上の電位とノードN300との電位を比較し、p−
FET312のゲートへ印加する。バッファ増幅器31
4はノードN300上の電位を増幅して出力データV1
として出力する。
増幅器307はさらに、内部ノードを所定電位に保持す
るために、n−FET310.311.316、キャパ
シタ309および抵抗315をさらに含む。n−FET
310は制御信号φ10に応答してノードN301とノ
ードN2O2とを接続する。n−FET311は制御信
号φ11に応答してオン状態となり、ノードN301と
ノードN300とを接続する。n−FET316は制御
信号φ12に応答してオン状態となり、ノードN300
を所定のプリチャージ電位V、にプリチャージする。キ
ャパシタ309はノードN300における電位を保持す
る。抵抗315はノードN302における電位を差動増
幅器313出力に応じた値に設定する。次に第17図お
よび第18図の動作をその動作波形図である第19図を
参照して説明する。
まず入力データがデータ人出力回路306、I10ゲー
ト、センスアンプ303a、センスアンプ303bを介
して結合素子11〜I4の各々に書込まれる。この結合
素子11〜I4へのデータの書込みは前述のごとく通常
のDRAMと同様にして行なわれる。
時刻t1において、信号fjlJ1の電位がブリチャニ
ジ電位vRに、結合素子11〜I4およびT11〜T4
4の内部ノードがそれぞれ所定の電源電位Vcc、接地
電位Vssレベルにプリチャージされる。またこのとき
制御信号φ11.φ12がともに“H”レベルに立上が
り、ノードN300.301がともに基準電位V、にプ
リチャージされる。
時刻t2において、制御信号φが活性化され信号線X5
上の信号電位が“H”レベルとなり入力データの読出し
が行なわれるとともに、レジスタ300b〜300eが
それぞれ格納する値(これは初期状態の値であり、任意
である)に応じて信帰線X1〜X4上の電位が変化する
。この信号線X1〜X5上の電位変化に応じて前述のた
とえば第10図に示す結合素子の構成と同様にして、各
結合素子11〜I4、Tll〜T44の記憶する結合度
に応じて信号線J1の電位が変化する。この信号1iI
J1上の電位変化はカップリングキャパシタ308を介
してノードN301.N300上へ伝達される(このと
き時刻t1において制御信号φ11は活性状態にされて
いる)。このノードN300上の電位変化に応じてバッ
ファ増幅器314からの出力v1の電位が変化する。こ
の増幅器314からの出力データの出力電位はレジスタ
300の各単位レジスタ300b〜300eの各々にラ
ッチされる。ここでレジスタ300b〜300eはアナ
ログデータをラッチする機能を前述のごとく有している
。このデータラッチ動作制御が制御信号φにより行なわ
れる。
ここで増幅器307内のノードN302の電位がノード
N300の電位よりも高くなると差動増幅器313の出
力は“H°レベルとなり、p−FET302がオフ状態
となる。これにより、抵抗315の機能により、ノード
N302の電位は下降する。逆に、ノードN302の電
位がノードN300よりも低電位となると、p−FET
312がオン状態となりノードN302の電位が上昇す
る。これにより、ノードN300とノードN302とは
常に同電位に保持される。これにより、信号線J1プリ
チャージ時におけるノードN301の電位変動を防止す
る。
時刻t3において、再び結合素子11〜■4、Tll〜
44および信号線J1のプリチャージ動作を前述のごと
く行なう。一方、増幅器307において制御信号φ10
を“H“レベル、制御信号φ11をL”レベルとし、n
−FET310をオン状態、n−FET311をオフ状
態とする。
これによりノードN300はノードN301と切り離さ
れ、ノードN300の電位はキャパシタ309に保持さ
れる。同時にノードN301の電位はノードN302の
電位と同じ電位に、すなわち差動増幅器313を介して
ノードN300と同電位にされる。これにより、信号線
J1のプリチャージ動作がカップリングキャパシタ30
8を介してノードN301への電位に与える影響を防止
する。
次いで時刻t4において、再び制御信号φの制御の下に
レジスタ300からのラッチデータがX1〜X4上へ伝
達されるとともに信号線X5の上の電位が′Hルベルに
設定される。これにより再び各結合素子の結合度に応じ
た信号電位が信号線Jl上に現われる。一方増幅器30
7においては制御信号φ10は“L°レベル、制御信号
φ11は“H″レベルなっており、これによりノードN
301とノードN300とはn −F、E−T 311
を介して接続される。これにより、信号fiJl上に現
われた電位変化はカップリングキャパシタ308を介し
てノードN300へ伝達され、このノードN300上の
電位に応じた出力データv1がバッファ増幅器314よ
り出力される。
以後、時刻t3から時刻t5まで上述の動作が繰返され
る。これにより、人力データに応じた出力データV1〜
v4が得られる。
上述の構成により、信号線(増幅器への入力信号線)J
i上には定常電流は何ら生じることはないため、低消費
電力で動作する神経回路網を得ることができる。
なお、この第18図に示すような、カップリングキャパ
シタを入力部に有する増幅器をニューロン本体として機
能する増幅器に用いた場合、信号線上に定常電流が流れ
ることはないため、たとえば第20図に示すような結合
素子を用いても上記実施例と同様に消費電力低減効果を
得ることができる。この第20図に示す構成においては
カップリングキャパシタまたは電荷注入/流出用のキャ
パシタに代えて抵抗357.358が用いられる。
抵抗357は電源電位Vccに接続され、抵抗358は
接地電位Vssに接続される。この構成においても記憶
用キャパシタ330,332にそれぞれ所定のデータを
格納しておけば抵抗357゜358を介して信号線J1
の充放電が行なわれる。
このとき、増幅器307はカップリングキャバシ夕を介
してこの信号線Jl上の電位を検出するため、定常電流
量を低減することができる。データの結合度を示すデー
タを記憶用キャパシタ330゜332へ書込む方法は前
述の第13図以降に示したものと同様である。
また、第20図に示す結合素子を用いた場合、信号線J
l上の電位を増幅する増幅器として通常の増幅器を用い
ると、この定常電流量は通常と同様であるが、結合度を
記憶するための構成としてキャパシタが用いられている
ため、従来の結合素子に比べて低占有面積で結合素子を
構成することができる。
なお上述の実施例においてはすべて、結合度を示すデー
タをキャパシタに格納し、このキャパシタに格納された
データに応じて、カップリングキャパシタ等を用いて信
号線Jiの充放電を行なう構成がとられている。しかし
ながら、これに代えて結合度データを格納するキャパシ
タを直接カップリング容量として用いることも可能であ
る。第21図にこの記憶用キャパシタをカップリングキ
ャパシタとして用いる構成の全体の概略図を示す。
第21図を参照して、この発明のさらに他の実施例であ
る神経回路網は、結合度情報を格納するためのメモリセ
ルアレイ405と、データ入力線X1〜X8と信号線1
1〜J4とを結合させるための結合素子アレイ406と
を含む。メモリセルアレイ405は4行4列に配列され
たメモリセルWRII〜WR44を含む。結合索子アレ
イ406は、4行4列に配列される結合素子Wll〜W
44を含む。
メモリセルアレイ405へデータを書込むために、デー
タ入出力回路403、Xデコーダ401、I10ゲート
404、センスアンプ402およびXデコーダ407が
設けられる。このメモリセルアレイ405に対して設け
られる各回路は、通常のDRAMと同様の構成を有して
おり、同様の動作を行なう。Xデコーダ407は制御信
号φ5゜に応答して活性化され3ビツトのアドレス信号
A2〜A4をデコードし、ワード線R1〜R8のうちの
いずれか1本を選択する。
結合素子マトリクス406の1行を選択するために、X
デコーダ408と、トランスファゲート412とが設け
られる。Xデコーダ408はアドレス信号A2〜A4を
デコードし、信号線X1〜X8のうちのいずれか1本を
選択する。トランスファゲート412は制御信号φ53
に応答してオン状態となり、結合素子マトリクス406
とXデコーダ408とを接続する。
結合素子マトリクス406へ入力データを伝達するため
に、レジスタ409およびトランスファゲート411が
設けられる。レジスタ409は与えられたデータD1〜
D4を受け、それぞれ対応のデータを信号線X1〜X8
上へ伝達する。トランスファゲート411は、制御信号
φ54に応答してオン状態となり、レジスタ409と結
合素子マトリクス406とを接続する。レジスタ409
の単位レジスタにはそれぞれ2本の信号線が結合されて
おり、1つの単位レジスタに結合される2本の信号線上
には同一のデータが伝達される。
結合素子マトリクス406の信号線11〜J4上の信号
電位を増幅して出力データY1〜Y4を導出するために
、増幅器410が設けられる。
第22図にメモリセルアレイ405と結合素子マトリク
ス406の概略的構成を示す。第22図においては、結
合素子Wll、W12とメモリセルWRIIおよびWR
12が代表的に示される。
メモリセルWRIIは2個のメモリセルを含む。
すなわちワード線R1により選択されるメモリセルとワ
ード線R2により選択されるメモリセルである。第1の
メモリセルは、キャパシタ421とn−FET413と
を含む。第2のメモリセルは、キャパシタ422とn−
FET414とを含む。
n−FET413のゲートはワード線R1に接続され、
そのソースがビット線BLIに接続され、そのドレイン
はノードN405に接続される。キャパシタ421はそ
の一方電極がノードN405に接続されるとともに、そ
の他方電極がキャパシタ電極電位Vs9に接続される。
n−FET414はそのゲートがワード線R2に接続さ
れ、そのソースがビット線BLIに接続され、そのドレ
インがノードN406に接続される。キャパシタ422
はその一方電極がノードN406に接続され、その他方
電極がキャパシタ電極電位Vsgに接続される。
メモリセルWR12は2個のメモリセルを含む。
第1のメモリセルは、n−FET415とキャパシタ4
23により結合される。第2のメモリセルはn−FET
416とキャパシタ424により構成される。n−FE
T415はそのゲートがワード線R3に接続され、その
ドレインがノードN407に接続され、そのソースがビ
ット1iBL1に接続される。キャパシタ423がその
一方電極がノードN407に接続され、その他方電極が
電位Vsgに接続される。n−FET416はそのゲー
トがワード線R4に接続され、そのソースがビット線B
LIに接続され、そのドレインがノードN408に接続
される。キャパシタ424はその一方電極がノードN4
08に接続され、その他方電極が電位Vsgに接続され
る。この図面から明らかなようにメモリセルWRII、
WR12はともに1トランジスタ・1キヤパシタ型のダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ・セルの構成
を有している。
結合素子Wllは、n−FET417,418とキャパ
シタ425,426を含む。n−FET417はそのゲ
ートが信号線X1に接続され、そのソースがビット線B
L1に接続され、そのドレインがノードN401に接続
される。キャパシタ425はその一方電極がノードN4
01に接続され、その他方電極が信号線J1に接続され
る。n−FET418はそのゲートが信号線X2に接続
され、そのソースがビット線BLIに接続され、ドレイ
ンがノードN402に接続される。キャパシタ426は
その一方電極がノードN402に接続され、その他方電
極が信号線J1に接続される同様に結合素子W12もn
−FET419,420とキャパシタ427.428を
含む。n−FET419は信号線X3に接続されるゲー
トとビット線BLIに接続されるソースとノードN40
3に接続されるドレインとを有する。キャパシタ427
はその一方電極がノードN403に接続され、その他方
電極が信号線J1に接続される。キャパシタ428はそ
の他方電極が信号線J1に接続され、その一方電極がノ
ードN404に接続される。n−FET420はそのゲ
ートが信号fjix4に接続され、そのソースがビット
線BLIに接続され、そのドレインがノードN404に
接続される。この第22図から明らかなように、結合素
子Wll、W12は、メモリセルWRII、WR12と
同様の構成を有しているが、キャパシタの他方電極が一
定の電位Vsgに接続されるのではなく、信号線J1に
接続される点が異なっている。
メモリセルアレイ405へのデータの書込みは通常のD
RAMにおけるものと同様にして、データ人出力回路4
03、Yデコーダ401、I10ゲート404、センス
アンプ402、Xデコーダ407を動作させることによ
り行なわれる。この動作は通常、たとえばワード線R1
を選択してその電位を“H°レベルに立上げた後、Yデ
コーダ401により選択されたI10ゲートを介してデ
ータがビット線BLI上に伝達され、この伝達されたデ
ータがノードN405へ書込まれる。このような動作を
各ワード線R1〜R8の各々に対して行なうことにより
メモリセルマトリクス405へのデータの書込みが行な
われる。次に、メモリセルアレイ405に格納されたデ
ータを結合素子マトリクス406へ転送する動作につい
てその動作波形図である第23図を参照して説明する。
データをメモリセルアレイ405から結合素子マトリク
ス406へ転送する場合には、制御信号φ54は“L”
レベル、制御信号φ53は“H″レベル設定される。こ
れにより、結合素子マ斗すクス406はXデコーダ40
8と結合されるとともにレジスタ409から切り離され
る。
まず時刻toにおいて、通常のDRAMと同様にして、
ビット線BLI、BLIを所定の電位V、(通常Vcc
、/2の電位)にプリチャージする。
時刻t1において、Xデコーダ407を制御信号φ50
の制御の下に活性化しアドレス信号A2〜A4をデコー
ドし、信号線R1を選択状態とし、この信号線R1の電
位を“H“レベルに立上げる。
これにより、n−FET413がオン状態となり、キャ
パシタ421がビットvABL1に接続される。
キャパシタ421に″Hルベルの電位が書込まれていた
場合には、ビット線BLI上の電位が上昇する。
時刻t2においてセンスアンプ402を活性化すること
により、ビット線対BLI、Bττ上の電位差が増幅さ
れる。
時刻t3において、Xデコーダ408を制御信号φ51
の制御の下に活性化してアドレス信号A2〜A4をデコ
ードすることにより信号線Xl上の電位をH”レベルに
立上げる。これにより、n−FET417がオン状態と
なり、キャパシタ425がビット線BLIに接続される
。これによりビット線BLI上の′H#レベルの電位が
キ、ヤパシタ425へ書込まれる。このとき、同様にし
て信号IIRIに接続されるメモリセルWRII。
WR21,WR31,WR41に含まれるキャパシタの
電位も同様にして信号線x1で選択された結合素子Wl
l、W21.W31.W41のキャパシタに同時に転送
される。
同様にして、時刻t5でこの1回目の転送サイクルが終
了した後、再びビット線BLI、BLIをプリチャージ
した後通常のDRAMにおけるデータ書込/読出動作と
同様にして、信号線R2を選択し、そのキャパシタのデ
ータを相補ビット線BLIに読出した後、次いで信号線
x2を選択し、この読出されたデータを対応のキャパシ
タへ書込む。この動作を各信号線の組R3,X3.・・
・R8゜X8に対して順次行なうことにより、メモリセ
ルアレイ405に含まれるキャパシタの電位を結合素子
マトリクス406の各結合素子へ転送することができる
このメモリセルアレイ405におけるキャパシタの電位
の転送が終了した後に入力データに対する計算が行なわ
れる。
この計算過程おいては、制御信号φ54が“H″レベル
制御信号φ53が“L“レベルに設定される。時刻tl
Oにおいて、信号線J1がプリチャージ電位V、にプリ
チャージされ、かつビット線BLI、BL了をそれぞれ
所定のプリチャージ電位V、にプリチャージする。この
信号線J1をプリチャージした後、信号線J1をフロー
ティング状態とする。
時刻tllにおいて信号線X1〜x8のうち対応のレジ
スタ409に与えられたデータD1〜D4のうち“1“
が格納されたレジスタに接続される信号線電位が“H″
レベル立上げられる。たとえば入力データ(Dl、D2
.D3.D4)−(1,1,0,0)の場合、信号線X
i、 X2゜X3.X4の信号電位が“H°レベルに設
定される。残りの信号線X5〜X8の信号電位は“L゛
レベルある。
この場合、結合素子Wllのキャパシタ425゜426
に格納されたデータが2VR,2V寂 (V、−Vcc
/2)の場合、ビット線BLI、BL1の電位はプリチ
ャージ電位V、に固定されているため、ノードN401
.N402の電位が2v、からV、に低下する。これに
より、信号!IJIからはC−V、・2だけ電荷が引抜
かれる。ここでCはキャパシタ425,426の静電容
量である。
同様にして、結合素子Wllのキャパシタ425.42
6の格納電位が“0“、 “O“の場合には、ノードN
401.N402の電位はOから■、に上昇するため、
応じて信号線J1にC・■。
・2の電荷が注入され、これにより信号線Jl上の電位
が上昇する。
また、結合素子W11のキャパシタ425.426に記
憶された電位が2V、と0(あるいは0ト2v* ) 
+73場合、ノードN401が電位2V。
から電位v、(またはOから電位V*)へ変化し、一方
ノードN402の電位は0からVt+(または2V、か
らVm)へ変化する。したがって、この場合キャパシタ
425,426の静電容量は同一であるため、信号線J
1に注入される電荷は差引き0となり、結合度0が実現
される。これにより人力データD1は結合素子の記憶す
る結合度に応じて正、負、0のいずれかの結合度によっ
て変換された後信号線J1へ伝達される。
結合素子W12においても同様にしてキャパシタ427
.428に蓄積された電荷(またはノードN403. 
ノードN404の電位)で表現された結合度に応じて人
力データD2が変換されて信号線J1に伝達される。人
力データD3.D4は“0“であるため、信号tlX5
〜X8上の信号電位は“L°レベルであり、かつ結合素
子に含まれるn−FETはすべてオフ状態であるため、
電位変化は生じず、信号線J1には入力データD3゜D
4は伝達されない。
増幅器410は、信号線Jl上の信号電位に応じた出力
Y1を発生する。
これにより、Yl−g(写W1iDi)が得られる。他
の結合素子および出力データY2〜Y4も同様にして計
算される。
ここで一旦時刻tll〜t12の計算動作が実行される
と、結合素子Wll〜W44の結合度を表現したキャパ
シタ(たとえば結合素子Wllにおけるキャパシタ42
5と426)の蓄fXi電位が破鳴される。したがって
、この1回の計算を実行した後は、再び時刻to−ti
oの動作が実行され、結合度を記憶するメモリセルアレ
イ405に格納されたデータが対応の結合素子へ転送さ
れる。
このデータの転送完了後再び新たなまたは同一の人力デ
ータD1〜D4に対して所定の計算が行なわれる。この
構成により、1層のバーセブトロンを構成することがで
きる。
なお第21図に示す構成においては、結合度を記憶する
メモリセルアレイ405と結合索子マトリクス406と
が別々に配置されている。しかしながら、これに代えて
第24図に示すように結合素子Wll〜W44とメモリ
セルWRII〜WR44を混在させるように構成しても
同様の効果を得ることができる。すなわち第24図を参
照して、結合素子Wijとこの結合素子に対応するメモ
リセルWRijとが隣接して配置されるとともにこのメ
モリセルアレイと結合素子マトリクスを選択するための
デコーダが一体化されXデコーダ407′として配設さ
れる。Xデコーダ407′は、制御信号φ50.φ51
に応答してそれぞれ対応の信号線R,Xをアドレス信号
A2〜A4に応答して選択する。
なおこの構成においてはXデコーダ407,408およ
び407′はそれぞれアドレス信号A2〜A4をデコー
ドする構成としている。しかしながら、これに代えて、
Xデコーダとしてシフトレジスタを用い、順次信号線電
位を立上げるように構成してもよい。
また、メモリセルアレイタを書込む際には1行分のデー
タをラッチする回路を設けておき、この1列のデータラ
ッチから同時に1行分のデータを対応のメモリセルへ書
込む構成としてもよい。
さらにまた結合素子WijとメモリセルWRijが同じ
ビット線対BLi、BLiに接続されている構成が実現
される限りいずれの配置を用いても上記実施例と同様の
効果を得ることができる。
なお第21図および第24図に示す構成においては、結
合度の表現としては正、0.および負の3種類しかとる
ことができきない。しかしながら、この結合度を多段階
表示する構成をとることも可能である。
第25図に、この結合度を多段階表現するための構成に
おけるメモリセルと結合素子をそれぞれ1個ずつ代表的
に示す。第25図を参照してメモリセルWRIIは4個
のDRAMセルを含む。各メモリセルは1トランジスタ
・1キヤパシタ型の構成を有しており、n−FET42
1,422゜423.424と記憶用のキャパシタ42
9,430.431および432を含む。
対応の結合素子Wllは同様にして、n−FET425
.426,427.428およびキャパシタ433.4
34,435.436を含む。この構成は第22図に示
す構成において、2つの結合素子が1つの結合素子にま
とめられた構成に対応する。しかしながら、キャパシタ
433,434の静電容量はキャパシタ435,436
の静電容量の2倍に設定される。結合度を示すデータの
メモリセルWRIIへの書込みおよびメモリセルWRI
Iから結合素子Wllへの転送動作は第21図に示す場
合と同様にして行なうことができる。
この場合、結合素子Wllにおけるキャパシタ433.
434の静電容量とキャパシタ435,436の静電容
量とは異なる値に選定されている。
このため、第26図に示すように、各キャパシタの記憶
情報に応じて信号線J1上に現われる電荷量は異なり、
これにより+3.+2.+1.O。
−1,−2,−3の7段階の結合度を表現することが可
能となる。
なお第26図に示す結合度の7段階の表示は単なる一例
であり、さらに多段階の表示もキャパシタの配置を拡張
することにより表現可能である。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、軸索信号線(データ入
力線X)と樹状突起信号線(データ信号線J)との間の
結合の度合を示す結合素子における結合度の記憶にキャ
パシタを用いているため、結合素子を小面積で実現する
ことができる。
また、出力信号線上の電位変化は、各結合素子に記憶さ
れた結合度を容量結合により実現する構成としているた
め出力信号線に計算過程中に定常電流が流れることはな
いため、低消費電力の神経回路網を得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である神経回路網における
結合素子の構成を示す図である。第2図はこの発明の一
実施例である半導体神経回路網の全体の構成を概略的に
示す図である。第3図は第2図に示す神経回路網におけ
る人力データと対応の信号線上での電位の関係を示す図
である。第4図は第1図に示す結合素子において用いら
れるEEPROMセルの断面構造を概略的に示す図であ
る。第5図は第1図に示すEEFROMセルを用いた結
合度記憶部における等価回路を示す図である。第6図は
第1図に示す結合素子の動作を示す信号波形図である。 第7図はこの発明の他の実施例である神経回路網におけ
る結合素子の構成を示す図である。第8図はさらに他の
実施例である結合素子の構成を示す図である。第9図は
この発明の第2の実施例に従う半導体神経回路網の全体
の概略構成を示す図である。第10図は第9図に示す結
合素子の構成を示す図である。第11図は第9図に示す
神経回路網における結合素子の変更例を示す図である。 第12図はこの発明のさらに他の実施例である神経回路
網の全体の概略構成を示す図である。第13図は第12
図に示す神経回路網における結合素子の構成を示す図で
ある。第14図は第2の実施例における動作を示す信号
波形結合度を多段階表示することのできる結合素子の構
成を示す図である。第17図は第2の実施例の他の変更
例である神経回路網の構成を示す図であり、ホップフィ
ールドモデルに適用した際の構成を示す図である。第1
8図はこの発明による神経回路網において用いられるニ
ューロン本体の機能を与える増幅器の構成を示す図であ
る。第19図は第17図に示す神経回路網の動作を示す
信号波形図である。第20図は第2の実施例において用
いられる結合素子の変更例の構成を示す図である。 第21図はこの発明の第3の実施例である半導体神経回
路網の全体の構成を示す図である。第22図は第21図
に示す神経回路網におけるメモリセルおよび結合素子の
構成を示す図である。第23図は第21図および第22
図に示す神経回路網の動作を示す信号波形図である。第
24図はこの発明の第3の実施例の変更例である神経回
路網の全体の構成を示す図である。第25図は第21図
に示す神経回路網において用いられる結合素子の他の変
更例を示す図であり、結合度を多重段階で表示すること
のできる構成を示す図である。第26図は第25図の結
合素子におけるノードの電位と結合度との関係を示す図
である。第27図は神経回路網においてモデルとして用
いるニューロンを模式的に示す図である。第28図はニ
ューロンモデルにおいて用いられる変換関数の一例を示
す図である。第29図は従来の神経回路網の具体的構成
の一例を示す図である。第30A図および第30B図は
第29図に示す従来の神経回路網における結合度を表現
する結合素子の接続態様を示す図である。第31図は従
来の神経回路網において用いられる結合素子の構成を示
す図である。第32図は従来から知られているパーセブ
トロンの原理的構成を示す図である。第33図は多層バ
ーセブトロンの接続態様の一例を示す図である。 図において、1,201,301は結合素子マトリクス
、3−1〜3−4.207,307,410はニューロ
ン本体の機能を与える増幅器、14.15はEEPRO
Mセル、16. 17. 33゜52.219,221
,256,258,276゜278.280,282,
425,418,426.427,428,433,4
34,435゜436はカップリングキャパシタ、35
,36゜5B、54,55,218,220,230,
232.243,245,255,257,275゜2
77.279,281,330,332,421.42
2,423,424,429,430゜431.432
は結合度を記憶するキャパシタ、Wll〜W44.Tl
l〜T44は結合素子、WR11〜WR44はメモリセ
ルである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生体細胞をモデルとして用いた神経回路装置であ
    って、前記神経回路装置は入力信号を伝達する第1の信
    号線と、前記生体細胞本体の機能を与える増幅器と、前
    記増幅器へ信号を伝達する第2の信号線と、前記第1の
    信号線と前記第2の信号線とを固有の結合度で結合する
    結合素子とを含み、 前記結合素子は、 前記結合度を示す情報を格納する容量手段と、第1の電
    源電位に接続される第1の導通端子と、前記容量手段が
    格納する情報を受ける制御端子と、第2の導通端子とを
    有するトランジスタ素子と、前記第1の信号線上の信号
    電位に応答して前記トランジスタ素子の前記第2の導通
    端子と前記第2の信号線とを容量結合させる手段とを含
    む、半導体神経回路装置。
  2. (2)生体細胞をモデルとして用いた神経回路装置であ
    って、前記神経回路装置は入力信号を伝達する第1の信
    号線と、前記生体細胞本体の機能を与える増幅器と、前
    記増幅器へ信号を伝達する第2の信号線と、前記第1の
    信号線と前記第2の信号線とを固有の結合度で結合する
    結合素子とを含み、 前記結合素子は、 前記結合度を示す情報を保持する第1の容量手段、 前記第1の容量手段が保持する情報と前記第1の信号線
    上の信号電位とに応答して第1の基準電位を第1のノー
    ドへ伝達する手段、 前記第1のノードと前記第2の信号線とを容量結合する
    手段、および 前記第1のノードと前記第1の信号線に前記信号電位が
    印加される前に前記第1のノードを前記第1の基準電位
    と異なる第2の基準電位にプリチャージする手段とを含
    む、半導体神経回路網装置。
  3. (3)生体細胞をモデルとして用いて構成される神経回
    路装置であって、前記神経回路装置は入力信号を伝達す
    る第1の信号線と、前記生体細胞本体の機能を与える増
    幅器と、前記増幅器へ信号を伝達する第2の信号線と、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線とを固有の結合度
    で結合する結合素子とを含み、 前記結合素子は、 前記結合度を示す情報を格納する第1の容量手段、およ
    び 前記第1の信号線の上の電位と前記第1の容量手段の保
    持する情報とに応答して第1の基準電位を前記第2の信
    号線に結合させる手段とを含む、半導体神経回路装置。
  4. (4)生体細胞をモデルとして用いて構成される神経回
    路装置であって、前記神経回路装置は入力信号を伝達す
    る第1の信号線と、前記生体細胞本体の機能を与える増
    幅器と、前記増幅器へ信号を伝達する第2の信号線と、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線とを固有の結合度
    で結合する結合素子とを含み、 前記増幅器は、 前記第2の信号線と第1のノードとを容量結合する手段
    、 第1の制御信号に応答して第2のノードを基準電位にプ
    リチャージする手段、 前記第2のノードのプリチャージ完了後、前記第1のノ
    ードと前記第2のノードとを接続する手段、 前記第2のノードの電位を増幅して出力する手段、およ
    び 前記第2の信号線のプリチャージ時に前記第1のノード
    の電位と前記第2のノードの電位とを同一電位に保持す
    る手段とを含む、半導体神経回路装置。
  5. (5)生体細胞をモデルとして用いて構成される神経回
    路装置であって、前記神経回路装置は入力信号を伝達す
    る第1の信号線と、前記生体細胞本体の機能を与える増
    幅器と、前記増幅器へ信号を伝達する第2の信号線と、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線とを固有の結合度
    で結合する結合素子とを含み、 前記神経回路装置は、 前記結合度を示す情報を格納する手段と、 前記情報格納手段が格納する結合度情報を第3の信号線
    を介して対応の結合素子へ転送する手段とを含み、 前記結合素子は、 前記転送された情報を保持するための第1の端子と、前
    記第2の信号線に接続される第2の端子とを有する容量
    手段、および 前記第1の信号線上の信号電位に応答して前記第2の信
    号線と前記第1の端子とを接続する手段を含み、前記第
    3の信号線は前記第1の信号線上に入力信号が伝達され
    るとき、前記第1の端子が保持する情報電位と異なる基
    準電位に保持される、半導体神経回路装置。
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