JPH0231047A - 小型減速機 - Google Patents

小型減速機

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JPH0231047A
JPH0231047A JP63180874A JP18087488A JPH0231047A JP H0231047 A JPH0231047 A JP H0231047A JP 63180874 A JP63180874 A JP 63180874A JP 18087488 A JP18087488 A JP 18087488A JP H0231047 A JPH0231047 A JP H0231047A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、小型モーフに直結する小型減速機の減速機構
に関するものである。
[発明の概要] 本発明は、小型モータに直結する小型減速機の減速機構
に特殊な遊星歯車機構を用いて、少ない部品点数で大巾
な減速比と高トルクを達成し、安価である小型減速機を
実現し提供する。
〔従来の技術] 従来のこの種の遊星歯車機構を用いた小型減速機の一例
を第3図に示す。
第3図において、小型モーフ31の中心にあるモータ軸
32に、モータ軸歯車33が打込まれている。モータ軸
32を中心軸に下ケース部34が小型モータ31にネジ
結合で取付いている。下ケース部34は支持軸35を2
〜4個を有しており、支持軸35にそれぞれ遊星歯車3
6が嵌め込まれている。複数個の遊星歯車36の内周に
はモ−タ軸歯車33が噛合い、外周には内歯歯車37が
噛合っている。内歯歯車37の中心部には出力軸歯車部
39がある。中間受台38は、下ケース部39に接続し
、出力軸歯車部39の軸受となり、支持軸35を有して
いる。出力軸歯車部39は遊星歯車36と噛合い、又、
遊星歯車36は内歯歯車37と噛合っている。このよう
に、中心にある歯車が原動力となり、遊星歯車36を介
して、内歯歯車37を回転させるまでを1セツトとする
と、減速比の大きい場合はこのセットを何段も重ねる機
構となっている。このセットを重ねた最終段において、
内歯歯車37の回転中心部に出力軸40がある。
[発明が解決しようとする課題] かかる従来の構成による遊星歯車機構を用いた小型減速
機では、モータ軸歯車33から遊星歯車36を介して内
歯歯車37と噛み合い減速してゆくが、モータ軸歯車3
3から内歯歯車37まで一組の減速比は小さく、大きな
減速比を得るためには何組もの輪列を必要とする。この
ように、多数の歯車を組合せて減速を行うために、多数
歯車部品を使用する。このため、コストアップ、騒音が
大、又、バックラッシュが大、と言った問題を有してい
た。
本発明は、かかる従来の問題点を解決するもので、その
目的とするところは、部品点数の削減とコストダウンを
計り、小型、計量で、減速比が大きく、バックラッシュ
が小さく、伝達効率が高い安価な小型減速機の提供を目
的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の小型減速機は、歯数nの内歯歯車を持つ固定内
歯歯車10と、歯数n±1〜4までの内歯歯車を持つ可
動内歯歯車20と、固定内歯歯車10及び可動内歯歯車
20に噛合う歯数2の外歯である1〜4個の遊星歯車1
2と、遊星歯車12に噛合う歯数Cのモータ3軸に直結
する太陽歯車4より構成される。
又、遊星歯車12はホルダー体16に両端支持の軸受が
構成され、ホルダー体16は太陽歯車4の中心軸上に両
端支持の軸受が構成され、かつホルダー体15の外周よ
り遊星歯車保持穴までJffl歯車案内満17が形成さ
れる機構を特徴とする。
[実 施 例] 以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。第
1図は本発明の一実施例を示すもので、小型モータlの
中心軸上にモータボス2とモータ軸3があり、モータ軸
3に打込まれた太陽面戸4がある。モータ軸3の中心軸
と同じ中心軸を取る部品として、太陽歯車4、下ケース
部材6、固定内歯歯車10、ホルダー体16、可動内歯
歯車20、上ケース部材25がある。モータボス2に案
内位置決めされた下ケース部材6は固定ネジ9でモータ
1に締結されている。固定内歯歯車10は回転止め歯形
部8により、下ケース部材6に固定されている0回転止
め歯形部8は歯形形状をしており、下ケース部材6側が
オス歯形形状ならば、固定内歯歯車10側がメス歯形形
状となって、お互いに嵌め込まれ固定されている。遊星
歯車12は太陽歯車4を点対称に2〜4個配列され噛合
い、さらに、固定内歯歯車10と可動内歯歯車2Oとも
噛合っている。遊星歯車12は中心軸が太陽歯車4の中
心軸と常に平行が保たれるように。
ホルダー体16に保持される。遊星歯車の上下の軸15
はホルダー体16の遊星歯車保持穴に収まり、両端支持
されている。ホルダー体16は遊星歯車12の軸受部と
して遊星歯車案内溝17と、ねじり剛性を高めるための
支柱18で成り立っている。ホルダー体16に遊星歯車
12が組込まれ、固定されるユニットを遊星歯車ユニッ
トとする。遊星歯車ユニットは下端がホルダー体支持台
7、上端がホルダー押^受部23を軸受部とする両端支
持がされ、太陽歯車4を中心軸として回転する。この遊
星歯車ユニットでは、ホルダー体16の外周より遊星歯
車案内溝17が形成されているため、遊星歯車12の上
下の軸15は遊星歯車案内溝17に案内されて横方向か
ら組み込まれる。したがって、ここではホルダー体16
を上下別体にして遊星歯車12を押え込む必要がないた
め、保持部材の部品点数削減と組み立ての効率化が図ら
れている。また、第2図の平面図に示すように、この実
施例1ではホルダー体16の遊星歯車案内溝17は外周
に向かって開放されているが、遊星歯車の歯車の歯形部
a13及び遊星歯車の歯形部b14がそれぞれ固定内歯
歯車の歯形部11と可動内歯歯車の歯形部21と噛み合
うため、回転の遠心力により遊星歯車12が外側にはず
れることはない。
可動内歯歯車20は内歯歯形部の外側を外周部24と、
中心部分に出力軸部22で作られ、下端の外周部24は
下ケース部材6と、上端の出力軸部22は上ケース部材
25とそれぞれ両端支持の軸受部を構成し、太陽歯車4
の中心軸を中心に回転する。上ケース部材25は引掛は
爪26を有し、引掛は爪26で下ケース部材6に爪で引
掛は固定されて、出力軸部22の軸受の働きもしながら
、小型減速機全体のカバーをしている。
遊星歯車12の歯形部は、遊星歯車の歯形部a13と、
遊星歯車の歯形部b14とから成り立っている。遊星歯
車の歯形部a13は、太陽歯車4の歯形部の太陽歯車の
歯形部5と、固定内歯歯車lOの歯形部の固定内歯歯車
の歯形部11の相方に噛合っている。遊星歯車の歯形部
b14は可動内歯歯車20の歯形部の可動内歯歯車の歯
形部21に噛合っている。
遊星歯車の歯形部a13と遊星歯車の歯形部b14は歯
数が等しい2であり、モジュールは多少異っており、歯
形の位相は合っている。
従って、遊星歯車12は、太陽歯車4が回転すると、固
定内歯歯車10が働かないため、自転と公転を始める6
固定内歯歯車10の歯数はnであり、可動内歯歯車20
の歯数はn±1〜4である。このため、遊星歯車12が
自転及び公転することで、固定内歯歯車10と可動内歯
歯車20の歯形部はズしてゆく、これで、可動内歯歯車
20は減速された回転を行う。これを数式で表わすと以
下となる。
上記の数式で数字の1〜4の使われ方は分子分母共に等
しい整数である。
このようにして、太陽歯車4の回転は、可動内歯歯車2
0に減速した回転と増大したトルクを伝え、出力軸部2
2に出力される。
第2図は本実施例の平面図を示す、第2図に示すよう、
遊星歯車は2個を示すが、理論的には1個でも良いが、
力のバランスから2個から4個までで、3個が最も望ま
しい。しかし、前述の数式より、減速比により遊星歯車
の数も限定される。
このように、大巾な減速比が少数の歯車の噛合せで達成
されるので、噛合せによる伝達効率の低下が小さく、入
力から出力までの伝達効率が高い。結果的(二出力軸部
22には大きなトルクを発生させることが出来る。
このことは、出力軸部22の周辺部は大きなトルクに耐
える強度を持たねばならないが、この機構は原理的に大
トルクに耐える構造となっている。まず、出力軸トルク
は可動内歯歯車の歯形部2]に置換^ると、中心からの
半径が大きいので、歯形部に受ける力は小さい、また、
遊星歯車12は複数個ある。さらに、可動内歯歯車の歯
形部21と遊星歯車の歯形部b14との噛合率が大きい
6以上により、可動内歯歯車の歯形部21、遊星歯車の
歯形部b14、遊星歯車の歯形部a13、固定内歯歯車
の歯形部11の1歯当りが受ける荷重が小さくて良く、
結果的に、出力軸部22の高トルク化が達成される。
さらに、高い減速比が少数の歯車の組合せで達成出来る
ため、バックラッシュが小さく、又、部品点数が少ない
ため、低コストの小型減速機となる。
さらなる上に、減速機構は下ケース部材6と上ケース部
材25に密封されるため、騒音が小さく、塵埃の入りに
くい小型減速機となっている。
第4図に本発明による他の実施例2の遊星歯車ユニット
部の断面図を示す。また、第5図に同じ〈実施例2の遊
星歯車ユニット部の平面図を示す。ここではホルダー1
6の外周より形成された遊星歯車案内溝17は入口がせ
まくなっていて、遊星歯車12の上下の軸15はこの部
分を平面方向に押し広げながら横方向から組み込まれて
ホルダー16の遊星歯車保持穴にしつかり固定される・
したがって、前述の実施例1に比較して遊星歯車12が
ホルダー16に組み込まれた後の安定性に優れている。
このような構造は遊星歯車12がホルダー16に圧入さ
れるため、ホルダー16の材質がプラスチックのように
弾性があるとより有効的な構造である。
第6図に本発明による伯の実施例3の遊星歯車ユニット
部の断面図を示す。また、第7図に同じ〈実施例3の遊
星歯車ユニット部の平面図を示す。ここではホルダー1
6の外周より形成された遊星歯車案内溝17はホルダー
16の厚み方向に形成され、溝深さはホルダー16の板
厚の3/4以下、溝巾は遊星歯車12の軸15より大き
なものが適する。遊星歯車12の上下の軸15は斜面部
19に案内されてホルダー16を上下方向に押し広げな
がら横方向から組み込まれてホルダー16の遊星歯車保
持穴にしっかり固定される。したがって前述の実施例1
に比較して遊星歯車12がホルダー16に組み込まれた
後の安定性に優れている。ここでもホルダー16の材質
に弾性があるとより有効的であることは言うまでもない
[発明の効果] 上記のように、この発明によれば、公知の同種の小型減
速機に比較して、十分に小さく、少ない部品で大きな減
速比が取れ、伝達効率が高く、バックラッシュが小さく
、騒音が小さく、防塵性が優れ、低コストの小型減速機
が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を示す断面図。 第2図は本発明の実施例1を示す平面図。 第3図は従来構造を示す断面図。 第4図は本発明の他の実施例2の遊星歯車ユニット部を
示す断面図。 第5図は本発明の他の実施例2の遊星歯車ユニット部を
示す平面図。 第6図は本発明の他の実施例3の遊星歯車ユニット部を
示す断面図。 第7図は本発明の他の実施例3の遊星歯車重ニット部を
示す平面図。 ■ ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 ・ 6 ・ 7 ・ 8 ・ 9 ・ 10 ・ 11  ・ l 2 ・ 13 ・ l 4 ・ 15 ・ l 6 ・ 17 ・ 18 ・ 小型モータ モーフポス モータ軸 太陽歯車 太陽歯車の歯形部 下ケース部材 ホルダー体支持部 回転止め歯形部 固定ネジ 固定内歯歯車 固定内歯歯車の歯形部 遊星歯車 遊星歯車の歯形部a 遊星歯車の歯形部す 軸 ホルダー体 遊星歯車案内溝 支柱 19 ・ 20 ・ 21 ・ 22 ・ 23 ・ 24 ・ 25 ・ 26 ・ 32 ・ 33 ・ 34 ・ 35 ・ 36 ・ 37 ・ 38 ・ 39 ・ 40 ・ 斜面部 可動内歯歯車 可動内歯歯車の歯形部 出力軸部 ホルダー受部 外周部 上ケース部材 引掛は爪 小型モータ モータ軸 モータ軸歯車 下ケース部 支持軸 遊星歯車 内歯歯車 中間受台 出力軸歯車部 出力軸 以上 凛り直 ’$7−)力 ゛ヰ4)力 オダ1力 斃31図 寡61力 キ 1五

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)歯数nの内歯歯車を持つ固定内歯歯車と、歯数n
    ±1〜4までの内歯歯車を持つ可動内歯歯車と、前記固
    定内歯歯車及び前記可動内歯歯車に噛合う歯数Zの外歯
    である1〜4個の遊星歯車と、前記遊星歯車に噛合う歯
    数lのモータ軸に直結する太陽歯車より構成される遊星
    歯車機構を特徴とする小型減速機。
  2. (2)遊星歯車はホルダー体に両端支持の軸受で支えら
    れ、前記ホルダー体は太陽歯車の中心軸上に両端支持の
    軸受が構成される請求項1記載の小型減速機。
  3. (3)ホルダー体の外周より遊星歯車保持穴まで遊星歯
    車案内溝が形成される請求項1記載の小型減速機。
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