JPH0231008A - シリンダ装置 - Google Patents

シリンダ装置

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JPH0231008A
JPH0231008A JP63181357A JP18135788A JPH0231008A JP H0231008 A JPH0231008 A JP H0231008A JP 63181357 A JP63181357 A JP 63181357A JP 18135788 A JP18135788 A JP 18135788A JP H0231008 A JPH0231008 A JP H0231008A
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
piston rod
oil
cylinder body
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP63181357A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kashima
加島 光博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP63181357A priority Critical patent/JPH0231008A/ja
Publication of JPH0231008A publication Critical patent/JPH0231008A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種の機器の位置決め並びに支持部材として
使用されるシリンダ装置に関する。
(従来の技術) ボート用船外機の位置決めや支持のために船体と船外機
との間に介装するシリンダ装置として、例えばシリンダ
本体に摺動自由に収装したピストンに両側の油室を連通
するオリフィスとリリーフ弁とを設け、ピストンに結合
したピストンロッドをシリンダ本体から軸方向に突出さ
せるとともに、ピストン上方の油室の上部にガスを封入
したチ、ルトダンパが知られている(特公昭59−54
80号)。
このチルトダンパにおいて、ピストンに設けたオリフィ
スはピストンロッドの伸縮に適度の抵抗を与えて船外機
の回動を滑らかにし、リリーフ弁は一定以上の伸張荷重
に対して開くことで船外機が障害物などに衝突した時の
衝撃を緩和する。また、シリンダ本体の上部に封入され
たガスはピストンの摺動に伴う油量変動を補償するとと
もにピストン両側の作動油を加圧し、受圧面積差により
ピストンを伸張方向へ付勢して船外機の引き上げをアシ
ストするようになっている。
(発明の課題) しかしながら、このチルトダンパにおいてはピストン両
側の油室がオリフィスで常時連通しているため、船外機
を中間の回動位置に停止させることはできない、このた
め、水深等に対応させて船外機を所望の角度にセットす
ることは支持部材を別に用意しない限り不可能であり、
またこのシリンダを船外機以外のものに適用する場合も
中間の任意の位置に保持したい機器には適用困難であっ
た。
また、船を後退させたり、前進にブレーキをかけるため
に船外機を逆回転させると、逆向きの推力が及ぼす大き
な伸張荷重のためにチルトダンパが伸張してしまうので
、船外機を所定の位置に保持できないという問題もあっ
た。
本発明は、以上のような問題点を解決すべくなされたも
ので、任意の伸縮位置に位置決め保持でき、かつ保持位
置における支持状態を選択することのできるシリンダ装
置を提供することを目的とする。
(課題を達成するための手段) 本発明は、作動油を充填したシリンダ本体の内側に摺動
自由に収装したピストンにピストンロッドを結合してシ
リンダ本体から摺動自由に突出させ、作動油を加圧する
圧縮ガスを封入した油溜室とシリンダ本体のピストンロ
ッド側に画成される油室とをバルブAを介して連通し、
この油溜室とシリンダ本体のピストンロッドと反対側に
画成される油室とをバルブBを介して連通ずるとともに
、外部からの通電により励磁されるソレノイドの磁力に
基づきバルブAを開閉する部材と、外部から加えられる
操作力に基づきバルブBを開閉する部材とを備えている
(作用) バルブAとBを開くと、ピストン両側の油室と油溜室と
が連通ずるため、ピストンロッドは加えられる外力に応
じて任意に伸縮可能となる。また、油溜室のガス圧力が
これらの油室に作用し、受圧面積差でピストンを伸張方
向に付勢する。
一方、バルブBを閉じると、ピストンロッドと反対側の
油室の作動油の流出が阻止され、ピストンロッドの収縮
がロックされる。さらに、バルブビ Aを閉じると、七ストンロッド側の油室の作動油の流出
も阻止され、ピストンロッドは収縮に加えて伸張もロッ
クされる。
また、バルブAはソレノイドの磁力に基づき開閉される
ため、ソレノイドへの通電をシリンダ装置の使用条件の
変化と電気的に連動させることにより、ピストンロッド
の収縮のみのロックと伸圧両方向のロックとがシリンダ
装置の使用条件に合わせて自動的に切り換えられる。
(実施例) 第1図及び第2図に本発明を船外機用のチルトダンパに
適用した実施例を示す。
第1図において、1は作動油を充填したシリンダ本体、
2はシリンダ本体1に摺動自由に収装されたピストン、
3はピストン2に結合してシリンダ本体1から摺動自由
に突出するピストンロッドである。
シリンダ本体1は複筒型に形成され、ピストン2は内筒
12の内側に摺接して内筒12をピストンロッド3側の
油室4と、反対側の油室5とに画成する。また、内筒1
2と外筒13との間には環状断面の通路6が形成され、
この通路6と油室4が内筒12の上端に設けた切欠7を
介して連通ずる。
シリンダ本体1の外側には、ピストン2の摺動に伴うシ
リンダ本体1の油量変動を補うとともに、作動油を加圧
する圧縮ガスを封入した油溜室として、アキュームレー
タ8が一体に形成される。アキュームレータ8の内側は
フリーピストン9により、圧縮ガスを封入したガス室1
0と作動油室11に画成される。
内筒12の底部はプラグ14に密閉される。このプラグ
14の中心には作動油室11に連通する孔部17が形成
され、通路6を介して油室4に連通するバルブAと、油
室5に連通するバルブBとがこの孔部17に面して設け
られる。バルブAは通路6側からスプリング15に付勢
されて通路6と孔部17とを遮断し、バルブBは油室5
側からスプリング16に付勢されて油室5と孔部17と
を遮断する。
そして、バルブAの開閉部材としてプランジャ18がシ
リンダ本体1の底部を軸方向に貫通して下方から孔部1
7に挿入される。プランジャ18は磁性材で構成され、
先端近くにはバルブAに当接するテーバ部18Aが形成
される。
シリンダ本体1の底部にはこのプランジャ18を駆動す
るためのソレノイド1つが、シリンダ1の底部に螺合す
る、ブラケット24と一体のケース25の内側に収装さ
れる。ソレノイド19は非磁性材のホルダ20を介して
プランジャ18の基端を囲むように支持される。ホルダ
20の中心にはプランジャ18の下方に磁性材のコア2
1が固設され、プランジャ18の後端とコア21との間
にリターンスプリング22が介装される。プランジャ1
8はソレノイド1つの非励磁状態においては、このリタ
ーンスプリング22に付勢されてコア21から離れた位
置に保持され、図に示すようにテーバ部18Aでバルブ
Aを開弁状態に保つ。
また、ソレノイド1つが励磁されるとリターンスプリン
グ22に抗してコア21に吸着され、テーバ部18Aを
バルブAから後退させる。なお、ソレノイド1つの励磁
用電流の供給のために配1129がケース25を貫通し
て船外機に導かれる。
また、バルブBの開閉部材としてブツシュロッド26が
ブラケット24からコア21を貫通してプランジャ18
の後方に配置される。このブツシュロッド26はブラケ
ット24に回転自由に取り付けた操作レバー27に固設
したカム28に後端を当接し、図の(、)と(b)に示
される操作レバー27の回動位置に対応して、前進また
は後退位置に保持される。そして、前進位置においては
リターンスプリング22によりコア21から離れた位置
に保持されたプランジャ18を、さらにバルブBが押し
開かれるまで孔部17に押し込む一方、後退位置におい
てはプランジャ18のコア21への吸着と干渉しないよ
う、プランジャ18から十分に後退する。
次に作用を説明する。
このチルトダンパは第2図に示すようにシリンダ本体1
を船体30側に、ピストンロッド3を船外8131側に
それぞれヒンジ結合して使用される。
なお、船外機31は船体30に対してヒンジ32により
上下方向に回動自由に支持される。
船外機31を回動する時は、操作レバー27を図の(a
)ポジションに回動すると、ブツシュロッド26がカム
28に駆動されてケース25に侵入し、プランジャ18
に当接した1妾、プランジャ18を第1図の状態から孔
部17に更に深く押し込む。これにより、既にテーバ部
18Aにより押し開かれているバルブAに続いてバルブ
Bがプランジャ18の先端に押し開かれ、油室4が通路
6を介し、また油室5が直接、アキュームレータ8の作
動油室11に連通ずる。
この状態で船外機31を持って、例えば第2図の実線に
示す推進位置から鎖線に示す引き上げ位置へと回動する
と、ピストンロッド3が伸張するのに伴い、縮小する油
室4の作動油が通路6からバルブAとBを介して拡大す
る油室5に流入し、更にアキュームレータ8の作動油室
11の作動油が油室5に流入する。また、ガス室10の
圧縮ガス圧力がバルブAとBを介して油室4と5に作用
し、受圧面積差によりピストン2を伸張方向へ付勢する
。このアシスト力により、船外機31は小さな操作力で
スムーズに上方へ回動する。一方、船外機31を下方へ
回動する場合には上方への回動時と逆向きに作動油が流
通するが、ピストン2に作用する同様のアシスト力のた
めに船外機31は適度のスピードで滑らかに回動する。
ところで、船外機31を回動途中で停止させたい時は、
操作レバー27を(b)ポジションに回動する。これに
より、回転するカム28に追随してブツシュロッド26
が後退し、プランジャ18もバルブBのスプリング16
に付勢されて第1図の位置まで後退する。これに伴い、
バルブBが閉じるが、バルブAはなお開いている。しか
し、閉じたバルブBにより油室5の作動油の出入りがロ
ックされるため、船外機31はその位置で停止する。
なお、以上の船外機31の回動操作はソレノイド19を
非励磁状芯にして行なわれる。
船外機31を運転してボートを推進する場合は、操作レ
バー28をこの(b)ポジションにしておく。
また、通常の航行にあってはソレノイド1つも非励磁状
態にしておく、航行中は、船外機31の推力の反力がピ
ストンロッド3に圧縮方向の荷重を及ぼすが、ピストン
2の圧縮側への摺動は油室5の作動油にロックされてい
るので、船外機31を回動途中の適当な位置に支持して
運転するような場合でも、チルトダンパが収縮する恐れ
はない。
ところで、航行中に船外機31に流木等の障害物が衝突
すると、ピストンロッド3に伸張方向の衝撃荷重が作用
する。この場合には、バルブAが開いているため、ピス
トン2は油室4の作動油を通路6を介して作動油室11
に流入させつつ伸張側へ摺動し、船外機31を上方へ回
動させる。この時、作動油室11と拡大する油室5との
圧力差がバルブBを閉鎖するスプリング16の圧力より
小さければ、バルブBは開かず、油室5は負圧となり、
伸張側へ変位したピストン2に復元力を及ぼす、したが
って、いったん上方へ回動して衝撃を緩和した船外機3
1は、流木が流れ去った後はこの復元力により直ちに元
の推進位置に戻る。
一方、拡大する油室5と作動油室11との圧力差がスプ
リング16の圧力を上回ると、バルブBが開いて油室5
に作動油を流入させる。したがって、この場合には衝撃
吸収後も船外機は元の位置へは完全には復帰しない。
ところで、船を後退させたり、船の前進にブレーキをか
けるために船外機31を逆回転させる場合には船外機3
1の推力が前進時と逆方向に働き、ピストンロッド3に
この推力に基づく伸張荷重が作用する。したがって、こ
の場合には操作レバー27を(b)ポジションにしたま
ま、ソレノイドバルブ19へ通電する。ソレノイド1つ
が励磁されると磁性材のプランジャ18は磁力によりコ
ア21に吸着され、テーパ部18Aが第1図の位置から
後退することにより、バルブAを閉じる。この結果油室
4と5の作動油の出入りは完全に遮断され、ピストン2
の摺動は伸張、圧縮いずれ≠の方向にもロックされる。
したがって、前進時と逆向きに作用する推力によってシ
リンダが伸張することはなく、船外機は推進位置に確実
に保持される。
なお、ソレノイドバルブ19への通電を行うスイッチの
切り換えを船外機の回転方向を変えるミッションレバー
33と連動させれば、ソレノイド19が推進方向に応じ
て励磁され、バルブAの開閉が自動的に行なわれるので
、操船者は船外機31を回動する際にのみ操作レバー2
7を操作すれば良い。
(発明の効果) 以上のように、本発明はシリンダ本体のピストンの両側
の油室と油溜室とをそれぞれ連通するバルブを設けたた
め、これらのバルブの開閉により、ピストンロッドを伸
縮自由な状もと、収縮のみロックした状態と、伸縮とも
にロックした状態に保持することができる。また、これ
らのバルブの一方は外部からの通電により励磁されるソ
レノイドの磁力で開閉するため、ピストンロッドの支持
状態の切り換えをシリンダ装置の使用条件の変化と連動
して自動的に行うこともできる。したがって、このシリ
ンダ装置を例えば船外機のチルトダンパとして使用する
場合には船の推進方向に応じて、シリンダ装置の支持方
向が自動的に変更されるなど、優れた機能を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すチルトダンパの縦断面図
、第2図はチルトダンパによる船外機の支持状態を説明
する船外機の側面図である。 1・・・シリンダ本体、2・・・ピストン、3・・・ピ
ストンロッド、4.5・・・油室、6・・・通路、8・
・・アキュームレータ、18・・・プランジャ、1つ・
・・ソレノイド、26・・・ブツシュロッド、27・・
・操作レバーA、B・・・バルブ。 第2 手続補正書 昭和63年11月18 1、事件の表示 昭和63年特許願第181357号 2 発明の名称 シリンダ装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名称 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿易センタービル (092)   カヤバエ業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 作動油を充填したシリンダ本体の内側に摺動自由に収装
    したピストンにピストンロッドを結合してシリンダ本体
    から摺動自由に突出させ、作動油を加圧する圧縮ガスを
    封入した油溜室とシリンダ本体のピストンロッド側に画
    成される油室とをバルブAを介して連通し、この油溜室
    とシリンダ本体のピストンロッドと反対側に画成される
    油室とをバルブBを介して連通するとともに、外部から
    の通電により励磁されるソレノイドの磁力に基づきバル
    ブAを開閉する部材と、外部から加えられる操作力に基
    づきパルプBを開閉する部材とを備えたことを特徴とす
    るシリンダ装置。
JP63181357A 1988-07-20 1988-07-20 シリンダ装置 Pending JPH0231008A (ja)

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JP63181357A JPH0231008A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 シリンダ装置

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JPH0231008A true JPH0231008A (ja) 1990-02-01

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JP63181357A Pending JPH0231008A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 シリンダ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6235401B1 (en) 1996-08-06 2001-05-22 Tao Inc. Method for coating amorphous titanium peroxide

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US6344278B1 (en) 1996-08-06 2002-02-05 Tao Inc. Coating method of amorphous type titanium peroxide
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