JPH02309976A - 低周波治療器 - Google Patents

低周波治療器

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JPH02309976A
JPH02309976A JP13217289A JP13217289A JPH02309976A JP H02309976 A JPH02309976 A JP H02309976A JP 13217289 A JP13217289 A JP 13217289A JP 13217289 A JP13217289 A JP 13217289A JP H02309976 A JPH02309976 A JP H02309976A
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output pattern
pulse
pattern
input
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JP13217289A
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English (en)
Inventor
Masaru Kamei
勝 亀井
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、人体に微小電流を通電させて電気的に治療を
施す低周波治療器に係わり、とくに、人体へのパルス電
流の出力を制御する手段に関する。
(従来の技術) 従来の低周波治療器は、たとえば、人体へ出力される高
電圧刺激パルスを発生するパルス発生手段がマイクロプ
ロセッサにより制御され、セット時間が調整可能なタイ
マーにより等間隔でパルスを出力したり、リードオンリ
ーメモリーにあらかじめ記憶された同じ不規則的パター
ンで繰り返しパルスを出力したりする構造になっていた
(発明が解決しようとする課題) このように、従来の低周波治療器では、周波数を変える
ことはできるものの、頻繁に周波数を変えない限り、等
間隔で出力されるパルスしか得ることができず、また、
不規則的パターンでパルスを出力させることはできても
、それはあらかじめ定められたパターンでのみ可能であ
り、使用者がパルス出力パターンを自分の好みに応じて
作成するようなことはできなかった。そして、パルス出
力パターンが一定的であるために、慣れにより治療効果
が減少していく問題があった。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、使用者がパルス出力パターンを自分の好みに応じて作
成することができ、したがって慣れによる治療効果の減
少を改善することもできる低周波治療器を提供すること
を第1の目的とするものである。
また、この低周波治療器において、パルス出力パターン
の作成をより適切に行なえるようにすることを第2の目
的とし、使用者が予測しなかった過度に強い刺激が生じ
ないようにすることを第3の目的とし、さらに、手動操
作では作成することが困難な高い周波数のパルス出力パ
ターンをも得られるようにすることを第4の目的とする
ものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の低周波治療器は、上記第1の目的を達成するた
めに、高電圧刺激パルスを発生させるパルス発生手段と
、このパルス発生手段により発生された高電圧刺激パル
スを出力する一対以上の治療電極とに加えて、モード設
定用スイッチ入力手段と、パターン作成用スイッチ入力
手段と、ランダムアクセスメモリーなどからなるパルス
出力パターン記憶手段と、前記モード設定用スイッチ入
力手段による入力があったとき前記パルス出力パターン
記憶手段を所定期間記憶可能な状態にするとともにこの
状態で前記パターン作成用スイッチ入力手段による入力
のタイミングを前記パルス出力パターン記憶手段に記憶
させるマイクロプロセッサなどからなる記憶制御手段と
、前記パルス出力パターン記憶手段が記憶可能な状態に
なっていないときこのパルス出力パターン記憶手段に記
憶された前記パターン作成用スイッチ入力手段による入
力のタイミングに対応したパルス出力パターンで前記パ
ルス発生手段に高電圧刺激パルスを繰り返し発生させる
マイクロプロセッサなどからなる出力制御手段とを備え
たものである。
なお、上記第2の目的を達成するには、上記低周波治療
器において、記憶制御手段を、モード設定用スイッチ入
力手段による入力後パターン作成用スイッチ入力手段に
よる入力があったときにパルス出力パターン記憶手段の
所定期間の記憶可能な状態を開始させるものにするとよ
い。
また、上記第3の目的を達成するには、出力制御手段を
、パルス出力パターン記憶手段に記憶されたパターン作
成用スイッチ入力手段による入力のタイミングに対応し
たパルス出力パターンで前記パルス発生手段に高電圧刺
激パルスを繰り返し発生さ、せるとき1サイクルのパル
ス出力パターンの以前あるいは以後一定期間高電圧刺激
パルスを発生させないものにするとよい。
さらに、上記第4の目的を達成するには、速さ調整用ス
イッチ入力手段を加えるとともに、出力制御手段を、前
記速さ調整用スイッチ入力手段による入力に応じてパル
ス出力パターン記憶手段に記憶されたパターン作成用ス
イッチ入力手段による入力のタイミングに対応したパル
ス出力パターンを時間的に圧縮あるいは伸長させるもの
にするとよい。
(作用) 本発明の低周波治療器では、モード設定用スイッチ入力
手段を操作して入力を行なうと、記憶制御手段によりパ
ルス出力パターン記憶手段が所定期間記憶可能な状態に
なり、この状態で、パターン作成用スイッチ入力手段を
任意の時間間隔で操作して入力を行なっていくと、これ
らの入力のタイミングが記憶制御手段によりパルス出力
パターン記憶手段に記憶されてい(。こうして、使用者
は自分の好みに応じたパルス出力パターンを任意に作成
できる。その後、パルス出力パターン記憶手段が記憶不
可能な状態になると、出力制御手段の制御により、パル
ス出力パターン記憶手段に記憶されたパターン作成用ス
イッチ入力手段による入力のタイミングに対応した前記
パルス出力パターンで、パルス発生手段が高電圧刺激パ
ルスを繰り返し発生し、これら高電圧刺激パルスが治療
電極を介して人体へ出力されて、治療が行なわれる。
ところで、モード設定用スイッチ入力手段が操作されて
からパターン作成用スイッチ入力手段が操作されるまで
の間の時間は、使用者が意図するパルス出力パターンを
作成する上において、実質上意味がないが、請求項2の
低周波治療器では、モード設定用スイッチ入力手段を操
作してからパターン作成用スイッチ入力手段を操作して
はじめて、パルス出力パターン記憶手段の所定期間の記
憶可能な状態が開始する。
また、作成された所定期間のパルス出力パターンで繰り
返し高電圧刺激パルスが出力されるとき、とくに隣接す
る2つのパルス出力パターンのつなぎ目部分で、パルス
間間隔が極端に短(なって、刺激の強さがとくに強く感
じられるおそれがあるが、請求項3の低周波治療器では
、1サイクルのパルス出力パターンの以前あるいは以後
一定期間高電圧刺激パルスが発生せず、パルス間間隔が
極端に短くなることが防止される。
さらに、請求項4の低周波治療器では、速さ調整用スイ
ッチ入力手段を操作して入力を行なうと、この入力に応
じて、パルス出力パターンが時間的に圧縮あるいは伸長
される。たとえば、末梢神経麻痺などに対しては高周波
数で刺激用パルスを出力したほうが効果的であり、これ
に対して、パターン作成用スイッチ入力手段の手動操作
では、パルス出力パターンの周波数を上げることが困難
なので、速さ調整用スイッチ入力手段を操作してパルス
出力パターンの周波数を上げるとよい。
(実施例) 以下、本発明−の低周波治療器の一実施例の構成を図面
に基づいて説明する。
まず、概略構成を第1図により説明する。
制御手段としてのマイクロプロセッサ11は、読出し専
用のリードオンリーメモリー(ROM)12と、読出し
および書込みができるランダムアクセスメモリー(RA
M)13とを有している。そして、前記マイクロプロセ
ッサ11の入力ボートにはスイッチ入力部14が接続さ
れている。また、前記マイクロプロセッサ11の出力ボ
ートには、この出力ボートから出力されるドライブパル
スを受けて刺激パルスを発生させるパルス発生回路15
が接続されており、このパルス発生回路15には、発生
された前記刺激パルスを高電圧化する昇圧回路16が接
続されている。すなわち、これらパルス発生回路15と
昇圧回路16とが、高電圧刺激パルスを発生させるパル
ス発生手段17を構成している。さらに、前記昇圧回路
16の次段には、前記高電圧刺激パルスを人体に出力す
る一対の治療電極18が設けられている。これら治療電
極18は、人体に着脱自在に装着されるものである。
そして、前記スイッチ入力部14は、モード設定用スイ
ッチ入力手段と、パターン作成用スイッチ入力手段と、
速さ調整用スイッチ入力手段とからなっている。
また、前記RA M 13は、パルス出力パターン記憶
手段としての機能を有している。
さらに、前記マイクロプロセッサ11は、前記モード設
定用スイッチ入力手段による入力があったとき、前記R
A M Hからなるパルス出力パターン記憶手段を所定
期間のみ記憶可能な状態にするとともに、この状態で、
前記パターン作成用スイッチ入力手段による入力のタイ
ミングを前記パルス出力パターン記憶手段に記憶させる
記憶制御手段としての機能を有しているとともに、前記
所定期間の終了後、記憶された前記入力のタイミングに
対応したパルス出力パターンで、前記パルス発生手段1
7に高電圧刺激パルスを繰り返し発生させる出力制御手
段としての機能を有している。
また、前記記憶制御手段は、モード設定用スイッチ入力
手段による入力後、パターン作成用スイッチ入力手段に
よる入力があったときに、パルス出力パターン記憶手段
の所定期間の記憶可能な状態を開始させるものである。
さらに、前記出力制御手段は、前記パルス出力パターン
で前記パルス発生手段17に高電圧刺激パルスを繰り返
し発生させるとき、1サイクルのパルス出力パターンの
以前あるいは以後一定期間、高電圧刺激パルスを発生さ
せないものであり、また、前記速さ調整用スイッチ入力
手段による入力に応じて、前記パルス出力パターンを時
間的に圧縮あるいは伸長させるものである。
つぎに、具体的構成を第2図により説明する。
2Iは電源回路で、この電源回路21は、電池Eと電源
スィッチSW1 とダイオードDIとを直列に接続して
なっており、スイッチSW1およびダイオードD!のア
ノード間が第1出力端V、となっているとともに、ダイ
オードD1のカソード側が第2出力端■。Dとなってい
る。なお、前記第1出力端■。
および第2出力端V。0と電池Eの負極との間にはコン
デンサC1,C2,C3がそれぞれ接続されている。
そして、前記マイクロプロセッサ11、ROM12およ
びRA M 13を含むマイクロコンピュータIC1(
たとえば、NEC製μPD75402など)の電源入力
端子PIGに前記電源回路11の第2出力端VOOが接
続されているとともに、アース端子P20に前記電池E
の負極が接続されている。また、前記マイクロコンピュ
ータICIの発振子入力端子PO8、PO9間に抵抗R
1と発振子x1とが直列に接続されている。なお、この
発振子x1の両端と前記電池Eの負極との間にはコンデ
ンサC4,C5がそれぞれ接続されている。
また、前記ICIの入カポ−1−POI 、 PO2。
PO3、PO4と電池Eの負極との間には、抵抗R2゜
R3,R4,R5と、前記モード設定用スイッチ入力手
段としてのモード設定用スイッチSW2 、前記パター
ン作成用スイッチ入力手段としてのパターン作成用スイ
ッチSW3および前記速さ調整用スイッチ入力手段とし
ての一対の速さ調整用スイッチSW4 。
3W4とがそれぞれ直列に接続されている。前記スイッ
チSW2 、 SW3 、 SW4 、 swsは、い
ずれも常開型のタクトスイッチからなっている。
また、前記マイクロコンピュータIcIの出力ポートP
19と電源回路21の第1出力端V、との間゛には、発
光ダイオードLEDと抵抗R6とが直列に接続されてい
る。
さらに、前記電源回路21の第2出力端V。0と電池E
の負極との間に抵抗R7およびコンデンサC6の並列回
路とnpn型トランジスタTri とが直列に接続され
ており、これら抵抗R7およびトランジスタT「iの中
間点が前記マイクロコンピュータICIのリセット端子
pHに接続されている。そして、前記電源回路21の第
2出力端VDDと電池Eの負極との間に接続された電圧
検出器IC2(たとえば、セイコー電子製S−8053
ALRなど)の出力端が抵抗R8を介して前記トランジ
スタTrlのベースに接続されている。この電圧検出器
IC2は、電池Eの電圧が低下したとき、前記マイクロ
コンピュータICIの暴走を防止するために、このマイ
クロコンピュータICIをリセットするものである。
つぎに、前記パルス発生回路15および昇圧回路16に
ついて説明する。
昇圧用トランスTの1次コイルLlの中点タップがダイ
オードD2を介して前記電源回路21の第1出力端VE
に接続されている。また、1次コイルL1の両端と中点
タップとの間にダイオード03. C4がそれぞれ接続
されている。さらに、1次コイルL1の両端は、それぞ
れ、ダーリントン接続されたnpn型トランジスタTr
2. T+3 、↑r4 、 Tr5のコレクタに接続
されており、一方のトランジスタTt4 、 Tr5の
エミッタは前記電池Eの負極に接続されている。また、
他方のトランジスタTr2 。
T「3のベースは、それぞれコンデンサC?、 C8を
介して、前記マイクロコンピュータICIの出力ボート
PO6、POTに接続されている。なお、コンデンサC
7,C8とトランジスタT+2 、 Tr3との中間点
は、それぞれ、ダイオードD5. C6を介して、前記
電池Eの負極に接続されている。
一方、前記トランスTの2次コイルL2の両端間には可
変抵抗VRが接続されており、この可変抵抗VRの摺動
子が出力端子CNの一方に接続されている。なお、前記
電源スィッチSW1は可変抵抗VRに組込まれたもので
ある。また、前記2次コイルL2の一端が、ダイオード
ブリッジOBからなる整流スタックを介して前記出力端
子CNの他方に接続されている。これら出力端子CNは
、前記各治療電極18が着脱自在に接続されるものであ
る。
さらに、前記マイクロコンピュータICIの出力ボート
PO5にベースが接続されたflpH型トランジスタT
r7のエミッタが、前記ボートPQ6 、  PO7お
よびコンデンサC7,C1lの中間点と、前記ダイオー
ドブリッジDBに接続されたnpn型トランジスタTr
8のベースとに、それぞれ抵抗R9,RIG 、 R1
1を介して接続されている。そして、前記トランジスタ
Tr7は、コレクタが前記電源回路21の第2出力端V
DDに接続されているとともに、コレクタおよびベース
間に抵抗RI2が接続されている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
まず、使用方法を説明する。
出力端子CNに一対の治療電極18を接続し、これら治
療電極18を人体の所望の位置に装着する。
そして、電源スィッチ5lflをONにした後、モード
設定用スイッチSW2を押圧操作してONL、マイクロ
コンピュータIcIの作動モードをパターン記憶モード
にする。なお、モード設定用スイッチSW2を1度押せ
ば、その後このスイッチSW2を離しても一定期間記憶
モードになる。また、この記憶モードになっている開発
光ダイオードLEDが点灯する。そして、使用者は、記
憶モードになっている間に、パターン作成用スイッチS
W3を任意の時間間隔で押圧操作していき、自分の好み
に応じたパルス出力パターンを任意に作成する。
その後、前記一定期間が経過すると、マイクロコンピュ
ータIcIの作動モードが、パルス出力モードになり、
作成されたパルス出力パターンで高電圧刺激パルスが人
体に繰り返し出力され、肩凝りや筋肉痛などの治療が行
なわれる。
このとき、可変抵抗VRを操作することにより、人体へ
出力される高電圧刺激パルスの強さを調整することがで
きる。また、速さ調整用スイッチSW4 、 SW5を
抑圧操作することにより、パルス出力パターンを時間的
に圧縮あるいは伸長させることができる。すなわち、一
方の速さ調整用スイッチSW4を押すと、高電圧刺激パ
ルスの出力周波数が段階的に高くなっていき、他方の速
さ調整用スイッチSW5を押すと、出力周波数が段階的
に低(なっていく。
そして、使用後には、電源スィッチSW1をOFFにし
て、治療電極18を人体か孔外す。
つぎに、マイクロコンピュータICIの内部プログラム
による作動について第3図を参照して説明する。
電源スィッチSWlのON後、モード設定用スイッチ3
12がONされたか否かが判断される(ステップ■)。
そして、スイッチSW2がONされていないならば、そ
のまま待機状態が続き、スイッチSW2がONされて入
力ボートPOIに入力があったならば、出力ボートP1
9がLOWになって、発光ダイオードLEDが点灯する
(ステップ■)。
つぎに、パターン作成用スイッチSW3がON操作され
たか否かが判断される(ステ・ツブ■)。
そして、スイッチSW3がONされていないならば、そ
のまま待機状態が続き、スイ・ソチSW3が1回ONさ
れて入力ポートPO2に入力があったならば、タイマー
がリセットされ、一定期間の計時が始まる。すなわち、
RA M 13からなるパルス出カッ々ターン記憶手段
が記憶可能な状態となり、一定期間のパターン記憶モー
ドが始まる(ステ・ツブ■)。
つぎに、前記一定期間が経過したか否かが判断される(
ステップ■)。ここで、前記一定期間が終了していない
ならば、パターン作成用スイッチSW3がONされたか
否かが判断される(ステップ■)。そして、スイッチS
W3がONされていないならば、ステップ■に戻って、
スイ・ソチSW3がONされるのを待ち、ONされたな
らば、治療電極18から高電圧刺激パルスが1パルス出
力される(ステップ■)とともに、前回のスイッチSW
3のONから今回のスイッチSW3のONまでの時間間
隔がパルス出力パターン記憶手段に入力されて記憶され
る(ステップ■)。その後、ステ・ツブ■に戻る。こう
して、前記一定期間の記憶モード中、ステップ■〜■が
繰り返され、スイッチSW3のONのタイミングすなわ
ち隣接するスイッチSW3のON時刻間の時間間隔が順
次記憶されていく。
そして、前記一定期間が経過して、ステップ■において
、タイマーにより前記一定期間が終了したと判断される
と、記憶モードが終了してパルス出力パターン記憶手段
が記憶不可能な状態になったことを示すために、出力ポ
ートP19がHIGHになって、発光ダイオードLED
が消灯する(ステップ■)。
その後、パルス出力モードになる(ステップ0)。
そうして、パルス出力モードにおいては、前記記憶され
たスイッチSW3のON時刻間の時間間隔で順次出力ボ
ートPO6、POTからドライブパルス信号が出力され
、これが繰り返される。すなわち、作成されたパルス出
力パターンでドライブパルスが出力される。出力ポート
PO6、PO7からドライブパルスが出力されると、そ
れによって生じる微分入力により、トランジスタTr2
 、 Tr3 。
Tr4 、 Tr5がONL、昇圧用トランスTの1次
コイルLlに電流が流れる。これにより2次コイルL2
に誘起された高電圧刺激パルスが可変抵抗YRおよび治
療電極18を介して人体に出力され、この人体に刺激が
与えられる。なお、記憶モード中の刺激パルスの出力も
同様にしてなされる。
このように作成された一定期間のパルス出力パターンで
繰り返しドライブパルスが出力されるとき、1サイクル
のパルス出力パターンの以前あるいは以後的0.5秒程
度の一定期間ドライブパルスは出力されない。°したが
って、高電圧刺激ノ<ルスも出力されない。
ところで、ボートPO6からドライブパルスが出力され
たときと、ボー) POTからドライブパルスが出力さ
れたときとでは、逆方向に電流が流れる。したがって、
いずれかのボートPO1i 、 POTのみからドライ
ブパルスを出力させれば、一定の極性すなわち直流で人
体に刺激パルスが出力され、たとえば、両ボートPO6
、POTから連続的にドライブパルスを出力させれば、
交流で人体に刺激/ぐルスが出力されることになる。直
流で刺激、(ルスが出力されるか、あるいは、交流で刺
激tZルスが出力されるかは、製造者があらかじめ設定
しておいてもよいし、また、使用者が選択できるように
してもよい。いずれにせよ、スイッチSW3の1回のO
Nに対応する刺激パルスは、1つのパルスであっても、
一群のパルスであってもよい。
なお、ボートPO6、POTと同期する出カポ−1−P
Q5からの出力によりトランジスタTt1がONされた
ときに導通状態となるトランジスタT+8およびダイオ
ードブリッジDBは、人体へパルスが出力されないとき
以外、2次コイルL2側の回路を非導通状態とすること
により、人体からの放電を防止するものである。
また、一方の速さ調整用スイッチSW4がON操作され
て、入力ポートPO3に入力があったときには、たとえ
ば、マイクロコンピュータIcIは、記憶されたスイッ
チSW3のON時刻間の複数の時間間隔を演算により同
一の縮尺率で縮小し、このように縮小された時間間隔で
ドライブパルスを出力する。したがって、第4図(ml
 で示すように作成されたパルス出力パターンが、第4
図(b)で示すように時間的に圧縮されることになる。
他方の速さ調整用スイッチSW5がONされたときには
、逆に、記憶されたスイッチSW3のON時刻間の複数
の時間間隔が同一の拡大率で拡大され、tZルス出力パ
ターンが時間的に伸長されることになる。
なお、ソフトウェア上、前記演算は、ドライブパルスの
出力毎に行なってもよいが、一括して行なって、演算結
果をパルス出力パターン記憶手段に改めて記憶させても
よい。
このように、上記構成によれば、使用者が、自分の好み
などに応じて、刺激パルスの出力tiターンを自在に設
定することができる。したがってまた、パルス出力パタ
ーンを適宜変えることにより、慣れによる治療効果の減
少を改善することもできる。
ところで、モード設定用スイ・ソチSW2が押されてす
ぐにパターン記憶モードが始まったとじても、モード設
定用スイッチSW2が押されてからパルスパターン作成
用スイッチSW3が押されるまでの時間は、使用者が意
図するパルス出力パターンを作成する上において、実質
上意味がない。ところが、上記構成によれば、モード設
定用スイッチSW2が一度押された後パルスパターン作
成用スイッチSW3が押されて初めて、タイマーがカウ
ントを始め、一定期間の記憶モードが開始するので、そ
の記憶モード時間を有効に使うことができ、パルス出力
パターンをより適切に作成することができる。
また、記憶モードになっているときには、発光ダイオー
ドLEDにより、記憶モードになっていることが表示さ
れるので、使用者は記憶モードになっていることを外見
上明らかに知ることができる。
なお、記憶モードになっていることを知らせる表示手段
は、警報器として用いられる圧電ブザーなどにしてもよ
い。
また、記憶モードでパルス出力パターンを作成している
ときにも、パルスパターン作成用スイッチSW3が押さ
れるのに応じて高電圧刺激パルスが出力されるので、作
成されているパルス出力パターンで実際に人体にどのよ
うな感覚の刺激が得られるかがわかり、適切なパルス出
力パターンを作成することができる。
ところで、出力モードでは、一定期間の記憶されたパル
ス出力パターンで刺激パルスの出力が繰り返されるが、
隣接する2つのパルス出力パターン間に上述のような休
止期間がなかったとすると、両パルス出力パターンのつ
なぎ目部分で、刺激パルス間間隔が極端に短くなって、
刺激の強さが過度に強く感じられることがある。ところ
が、上記構成によれば、1つのパルス出力パターンの前
または後にパルス出力の休止期間を設けたので、パルス
間間隔が極端に短(なることがなく、使用者は予測しな
かった過度に強い刺激を受けることがない。
なお、ソフトウェア上、前記休止期間は、記憶されるパ
ルスパターン作成用スイッチSW3の操作のタイミング
とともに、記憶手段に記憶させておいてもよい。
また、パルス出力パターンは、手動操作で作成するので
、周波数を高(することは困難である。
すなわち、人間が抑圧操作できるのは、高々1秒間に1
0回程度である。ところが、低周波治療では、末梢神経
麻痺などの場合のように、10日!よりも遥かに高い周
波数で刺激パルスを出力させた方が効果的である場合が
あるが、上記構成によれば、速さ調整用スイッチSW4
 、 SW5により、出力されるパルスの周波数を調整
することができ、この周波数を十分高くすることができ
るので、効果的な治療が行なえる。
なお、RA M +3の内容を保存する電池式バックア
ップ回路を設け、−変入力したパルス出力パターンを電
源スィッチSitのOFF後も記憶しておき、次回の使
用時も同じパルスパターンを呼び出せるようにしてもよ
い。
また、出力モード中でも、モード設定用スイッチSW2
を操作することにより、改めてパルス出力パターンを作
成し直せるようにしてもよい。
また、上記実施例では、記憶モードがあらかじめ定めら
れた一定期間続くようにしたが、常開型のモード設定用
スイッチSW2が押圧操作されている間記憶モードにな
るようにしてもよい。
また、使用者によりパルス出力パターンが作成されない
ときには、IH!などのあらかじめ定められたパターン
でパルスを出力するようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、電源を電池Eとしたが、電源
は商用交流電源であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、つぎのような効果が得られる。
請求項1の低周波治療器では、記憶制御手段により、モ
ード設定用スイッチ入力手段による入力があったときパ
ルス出力パターン記憶手段を所定期間記憶可能な状態に
するとともに、この状態でパターン作成用スイッチ入力
手段による入力のタイミングをパルス出力パターン記憶
手段に記憶させ、出力制御手段により、記憶されたパタ
ーン作成用スイッチ入力手段による入力のタイミングに
対応したパルス出力パターンでパルス発生手段に高電圧
刺激パルスを繰り返し発生させるので、使用者が、自分
の好みなどに応じて、人体へのパルス出力パターンを自
在に作成することができ、したがってまた、パルス出力
パターンを適宜変えることにより、慣れによる治療効果
の減少を改善することもできる。
また、請求項2の低周波治療器では、モード設定用スイ
ッチ入力手段による入力後パターン作成用スイッチ入力
手段による入力があったときに、パルス出力パターン記
憶手段の所定期間の記憶可能な状態を開始するので、こ
の記憶可能な所定期間を有効に使うことができ、パルス
出力パターンの作成をより適切に行なえる。
また、請求項3の低周波治療器では、作成されたパルス
出力パターンで高電圧刺激パルスを繰り返し発生させる
とき、1サイクルのパルス出力パターンの以前あるいは
以後一定期間高電圧刺激パルスを発生させないので、使
用者が予測しなかった過度に強い刺激が生じることを防
止できる。
さらに、請求項4の低周波治療器では、速さ調整用スイ
ッチ入力手段による入力に応じて、作成されたパルス出
力パターンを出力にあたって時間的に圧縮あるいは伸長
させるので、手動操作では作成不可能な高い周波数で高
電圧刺激パルスを出力させることもでき、症状によって
治療効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低周波治療器の一実施例を示す回路の
ブロック図、第2図は同上回路図、第3図は同上動作を
示すフローチャート、第4図は同上パルス出力パターン
の圧縮を示す説明図である。 11・・記憶制御手段および出力制御手段としての機能
を有するマイクロプロセッサ、13・・パルス出力パタ
ーン記憶手段としての機能を有するランダムアクセスメ
モリー、17・・パルス発生手段、18・・治療電極、
SW2 ・・モード設定用スイッチ入力手段としてのモ
ード設定用スイッチ、SW3 ・・パターン作成用スイ
ッチ入力手段としてのパターン作成用スイッチ、SW4
 、 SW5  ・・速さ調整用スイッチ入力手段とし
ての速さ調整用スイッチ。 虐し月臥 Vpp

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高電圧刺激パルスを発生させるパルス発生手段と
    、 このパルス発生手段により発生された高電圧刺激パルス
    を出力する一対以上の治療電極と、モード設定用スイッ
    チ入力手段と、 パターン作成用スイッチ入力手段と、 パルス出力パターン記憶手段と、 前記モード設定用スイッチ入力手段による入力があった
    とき前記パルス出力パターン記憶手段を所定期間記憶可
    能な状態にするとともにこの状態で前記パターン作成用
    スイッチ入力手段による入力のタイミングを、前記パル
    ス出力パターン記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、 前記パルス出力パターン記憶手段が記憶可能な状態にな
    っていないときこのパルス出力パターン記憶手段に記憶
    された前記パターン作成用スイッチ入力手段による入力
    のタイミングに対応したパルス出力パターンで前記パル
    ス発生手段に高電圧刺激パルスを繰り返し発生させる出
    力制御手段と を備えたことを特徴とする低周波治療器。
  2. (2)記憶制御手段は、モード設定用スイッチ入力手段
    による入力後パターン作成用スイッチ入力手段による入
    力があったときにパルス出力パターン記憶手段の所定期
    間の記憶可能な状態を開始させることを特徴とする請求
    項1記載の低周波治療器。
  3. (3)出力制御手段は、パルス出力パターン記憶手段に
    記憶されたパターン作成用スイッチ入力手段による入力
    のタイミングに対応したパルス出力パターンで前記パル
    ス発生手段に高電圧刺激パルスを繰り返し発生させると
    き1サイクルのパルス出力パターンの以前あるいは以後
    一定期間高電圧刺激パルスを発生させないことを特徴と
    する請求項1または2記載の低周波治療器。
  4. (4)速さ調整用スイッチ入力手段を備え、出力制御手
    段は、前記速さ調整用スイッチ入力手段による入力に応
    じてパルス出力パターン記憶手段に記憶されたパターン
    作成用スイッチ入力手段による入力のタイミングに対応
    したパルス出力パターンを時間的に圧縮あるいは伸長さ
    せることを特徴とする請求項1、2または3記載の低周
    波治療器。
JP13217289A 1989-05-25 1989-05-25 低周波治療器 Pending JPH02309976A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05261160A (ja) * 1992-03-18 1993-10-12 Ya Man Ltd 電流インパルスの印加による美容装置
JP2010194096A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Ito Chotanpa Kk 電気刺激装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05261160A (ja) * 1992-03-18 1993-10-12 Ya Man Ltd 電流インパルスの印加による美容装置
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