JPH0230990A - 圧縮機の吸込マフラ - Google Patents

圧縮機の吸込マフラ

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Publication number
JPH0230990A
JPH0230990A JP17960988A JP17960988A JPH0230990A JP H0230990 A JPH0230990 A JP H0230990A JP 17960988 A JP17960988 A JP 17960988A JP 17960988 A JP17960988 A JP 17960988A JP H0230990 A JPH0230990 A JP H0230990A
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JP
Japan
Prior art keywords
partition plate
suction muffler
edge
joining surface
peripheral part
Prior art date
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Pending
Application number
JP17960988A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiko Osano
元彦 小佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫やショーケース等に使用される圧縮機の
吸込マフラの改良に係り、特に合成樹脂製の分離型吸込
マフラに関する。
(ロ)従来の技術 従来の圧縮機の吸込マフラは、特公昭6o−55718
号公報等に開示されているように、合成樹脂の成形品か
らなる第1及び第2の器体に夫々の嵌合部を成形し、こ
の夫々の嵌合部をはめ合い嵌合すると共に該嵌合部で仕
切板を挾持して形成されており、該吸込マフラをシリン
ダブロックにボルト等で固定して構成されていた。しか
しながら、前記第1及び第2の器体、並びに仕切板をで
きる限りうまくはめ合い嵌合して結合しても嵌合部を完
全にシールしたり仕切板を確実に固定することは困難で
あり、密閉容器内と吸込マフラ内との微少な圧力差でオ
イルが嵌合部から侵入し、液圧縮によるバルブ破損、外
部冷却回路を循環して蒸発器側に停滞し冷却不良や吸込
マフラの共鳴室にオイルが溜って容積変化から消音特性
のズしによる騒音発生、或いは仕切板のガタによる騒音
等の問題があった。
そこで、本件出願人は嵌合部のシール性を向上するため
に、両器体の嵌合部にワニス等の接着剤を塗布したもの
(実開昭58−62183号公報)や、両器体の縁部を
超音波溶着するもの(特開昭59−43917号公報)
を既に提案している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら上記した前者の構成によると、ワニスとい
う接着剤を必要とするだけでなく塗布作業や乾燥工程を
必要とするので、設備が増加してコスト高になると共に
作業工数が増えるという問題があり、また、後者の場合
は作業性は良くなるが、実際には、縁部の超音波加振中
に仕切板押え突起で仕切板を押圧していると該仕切板を
介して振動エネルギーが逃げてしまい、更に、仕切板と
仕切板押え突起の間の振動による摩擦で樹脂がぼろぼろ
になってしまうという問題があり、嵌合部のシールはで
きるものの仕切板の確実な固定はできなかった。
本発明は斯る点に鑑みなされたもので、組付の作業性を
向上することはもとより、嵌合部のシール性の向上と仕
切板の確実な固定を共に満足できる合成樹脂製の吸込マ
フラを提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は合成樹脂の成形品からなる第1及び第2の器体
を夫々の縁部で超音波溶着により接合すると共に、この
縁部付近に消音室内を区分する仕切板を固定したものに
おいて、前記器体の一方の縁部に接合面より突出する仕
切板押え突起を設けると共に、他方の縁部に接合面より
へこんだ仕切板収容段部を設け、かつ、前記仕切板収容
段部の深さを仕切板の肉厚より深くして逃げ寸法Bを形
成すると共に、仕切板押え突起の高さAを逃げ寸法B以
下としたものである。
(ホ)作用 本発明の吸込マフラは上記の構成により、一方の器体の
仕切板収容段部に仕切板をセットし、両器体の縁部を超
音波溶着する場合、該縁部が溶着したときにはじめて仕
切板押え突起と仕切板の最小隙間が0になるようにする
ことができ、超音波加振中の振動エネルギーが仕切板を
伝って逃げるのを防ぎ、効率的な超音波加振が行なえる
と共に、押え突起と仕切板の間の振動による摩擦をなく
し、部分的な樹脂の破壊を防止して仕切板を確実に固定
できるものである。
(へ)実施例 以下本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
(1〉は密閉ケース(2)内に電動要素(3)と圧縮要
素(4)とからなる電動圧縮機本体(5)を収納してな
る密閉型T動圧縮機である。前記圧縮要素(4)はモー
ターケース(6)にボルト(7)で固定されたシリンダ
(8)と、該シリンダ(8)内を往復摺動するピストン
(9)と、前記シリンダ(8〉の開口部を閉本するよう
に取付けられたバルブシート(10)、ヘッドプレート
(11)及びこのヘッドプレートに一体形成された吐出
マフラ(12)とから構成される。(13)は前記シリ
ンダ(8)内に直接連通ずるようにヘッドプレート(1
1)の孔に嵌挿される連通管(14)をポリブチレンテ
レフタレート等の合成樹脂(以下PBTと略す)で一体
形成した分離型吸込ヤフラである。(15)は密閉ケー
ス(2)に貫通固着されると共にその開口(15a)を
吸込マフラ(13)の吸入部(13a)に位置せしめた
吸入管である。
而して、吸込マフラ(13)はPBTの成形品からなる
第1の器体(16)と第2の器体(17)とを夫々の縁
部(16a)(17a)で超音波溶着により接合すると
共に、消音室(18)内を膨張室(19)と共鳴室(2
0)に区分する仕切板(21)を収納して構成される。
この吸込マフラの第1の器体(16)の縁部(16a)
には接合面(22)より突出する溶着用突起(23)と
同じく接合面(22)より突出する仕切板押え突起(2
4)を有するフランジ部(25)が形成されており、ま
た、第2の器体(17)の縁部(17a)には接合面(
26)よりへこんだ溶着用溝(27)と同じく接合面(
26)よりへこんだ仕切板収容段部(28)を有するフ
ランジ部(29)が形成されている。
ここで、前記仕切板収容段部(28)は仕切板(21)
の肉厚より深く形成されており、仕切板(21)を収容
した状態で逃げ寸法Bを形成する。一方、仕切板押え突
起(24)の高さAは上記逃げ寸法Bより小さく形成さ
れており、仮に互いの接合面(22) (26)を単純
に突き合わせただけでは仕切板押え突起(24)と仕切
板(21)とが接触することがないよう寸法管理きれて
いる。そして、上記吸込マフラ(13)は、第3図中矢
印で示すように、押圧装置(図示せず)のホーンと架台
とで、内器体(16)(17)のフランジ部(25)(
29)押圧しつつ、フランジ部(25)(29)を全周
に亘って均等に加振することにより、溶着用突起(23
)と溶着用溝(27)が超音波溶着し、第4図に示すよ
う内器体(16)(17)が結合することにより組付け
られている。
ここで、超音波溶着を開始すると、まず、溶着用突起<
23)が溶着用溝(27)に当って該突起が溶は始め、
而る後、溶着用溝<27)が樹脂で埋まって両接合面(
22)(26)が密着するが、仕切板押え突起(24)
は上述した寸法関係に因り、密着が完了した状態(両接
合面(25)(26)が密着した状態)ではじめて仕切
板(21)に当たり、該仕切板を押圧する。
このように構成された吸込マフラは仕切板押え突起(2
4)の高さAと逃げ寸法Bの関係を上述したように設定
したので、内器体(16)(17)のフランジ部(25
)(29)が溶着完了したときに、はじめて、仕切板押
え突起(24)が仕切板(21)を押圧するようにする
ことができ、超音波加振中に振動エネルギーが仕切板(
21)を伝って逃げるのを防ぎ、効率的な超音波加振が
行なえると共に、押え突起(24)と仕切板(21)の
間の振動による摩擦をなくし、部分的な樹脂の破壊を防
止して仕切板(21)を確実に固定できる。これにより
、仕切板収容段部(28)に仕切板(21)をセットし
、内器体(16)(17)のフランジ部(25)(29
)を加振するという簡単な方法で、嵌合部のシール性並
びに仕切板(21)の確実な固定を実現することができ
る。
尚、本実施例では、フランジ部<25)(29)に溶着
用突起(23)と溶着用溝(27)を設けたものについ
て説明したが、これらは無くても良く、また、溶着用突
起(23)、溶着用溝(27)、仕切板押え突起(24
)、及び仕切板収容段部(28〉の形状及び組合せはこ
れに限定されるものではない。
(ト)発明の効果 以上のように本発明によれば、器体内に仕切板をセット
して縁部を超音波溶着するという簡単な方法で、嵌合部
のシール性の向上と仕切板の確実な固定を同時に達成す
ることができ、作業性を向上しつつ性能の良い吸込マフ
ラを提供できる。また、超音波加振時のエネルギーロス
の低減により効率的な超音波溶着が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す密閉型電動圧縮機の横断
面図、第2図は吸込マフラの平面図、第3図及び第4図
は吸込マフラの溶着方法を示す要部断面図である。 13・・・吸込マフラ、  16・・・第1の器体、1
7・・・第2の器体、 21・・・仕切板、 22 、
26・・・接合面、  24・・・仕切板押え突起、 
28・・・仕切板収容段部。 第4 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂の成形品からなる第1及び第2の器体を
    夫々の縁部で超音波溶着により接合すると共に、この縁
    部付近に消音室内を区分する仕切板を固定したものにお
    いて、前記器体の一方の縁部に接合面より突出する仕切
    板押え突起を設けると共に、他方の縁部に接合面よりへ
    こんだ仕切板収容段部を設け、かつ、前記仕切板収容段
    部の深さを仕切板の肉厚より深くして逃げ寸法Bを形成
    すると共に、仕切板押え突起の高さAを逃げ寸法B以下
    としたことを特徴とする圧縮機の吸込マフラ。
JP17960988A 1988-07-19 1988-07-19 圧縮機の吸込マフラ Pending JPH0230990A (ja)

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JP (1) JPH0230990A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10299590A (ja) * 1997-04-22 1998-11-10 Honda Motor Co Ltd 合成樹脂製吸気マニホールド
WO2007051272A1 (en) * 2005-11-04 2007-05-10 Whirlpool S.A. Acoustic muffler for a hermetic compressor

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JPH10299590A (ja) * 1997-04-22 1998-11-10 Honda Motor Co Ltd 合成樹脂製吸気マニホールド
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