JPH02309886A - タイミングパルス形成回路 - Google Patents
タイミングパルス形成回路Info
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- JPH02309886A JPH02309886A JP1132221A JP13222189A JPH02309886A JP H02309886 A JPH02309886 A JP H02309886A JP 1132221 A JP1132221 A JP 1132221A JP 13222189 A JP13222189 A JP 13222189A JP H02309886 A JPH02309886 A JP H02309886A
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Links
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Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Pulse Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばカラービデオ信号の処理回路に使用し
て好適なタイミングパルス形成回路に関する。
て好適なタイミングパルス形成回路に関する。
本発明は、例えばカラービデオ信号の処理回路に使用し
て好適なタイミングパルス形成回路において、基準パル
スに同期した起点より減少又は増大を始める傾斜信号を
発生する傾斜信号発生回路と、その傾斜信号が所定レベ
ルに達したときにタイミングパルスを発生するパルス発
生回路と、その傾斜信号のその起点における直流レベル
又はその所定レベルを制御する直流レベル制御回路とを
有し、その傾斜信号のその起点における直流レベル又は
その所定レベルを制御することにより、その基準パルス
に対するそのタイミングパルスの変化位置を制御する様
にしたことにより、簡単且つ変動する要素の少ない回路
を使用してその基準パルスに対するタイミングパルスの
位置制御が容易にできると共に、その直流レベルを制御
するだけでその基準パルスに対して夫々異なるタイミン
グで変化する様々なタイミングパルスを発生できる様に
したものである。
て好適なタイミングパルス形成回路において、基準パル
スに同期した起点より減少又は増大を始める傾斜信号を
発生する傾斜信号発生回路と、その傾斜信号が所定レベ
ルに達したときにタイミングパルスを発生するパルス発
生回路と、その傾斜信号のその起点における直流レベル
又はその所定レベルを制御する直流レベル制御回路とを
有し、その傾斜信号のその起点における直流レベル又は
その所定レベルを制御することにより、その基準パルス
に対するそのタイミングパルスの変化位置を制御する様
にしたことにより、簡単且つ変動する要素の少ない回路
を使用してその基準パルスに対するタイミングパルスの
位置制御が容易にできると共に、その直流レベルを制御
するだけでその基準パルスに対して夫々異なるタイミン
グで変化する様々なタイミングパルスを発生できる様に
したものである。
[従来の技術]
ビデオテープレコーダ等においてカラービデオ信号、特
にクロマ信号を記録、再生する場合には、基準となる複
合同期信号GOMPの水平同期信号の例えば立上りから
所定時間遅れた時点に所定期間のパーストゲートパルス
SGを形成し、このパーストゲートパルスSGを用いて
例えばACC回路。
にクロマ信号を記録、再生する場合には、基準となる複
合同期信号GOMPの水平同期信号の例えば立上りから
所定時間遅れた時点に所定期間のパーストゲートパルス
SGを形成し、このパーストゲートパルスSGを用いて
例えばACC回路。
ACK回路、APC回路の中でバースト信号の抜き取り
等の処理を行っている。
等の処理を行っている。
この場合、記録時と再生時とではその水平同期信号とパ
ーストゲートパルスSGとの間隔を変化させる必要があ
る。また、一般にビデオテープレコーダ等はNTSC方
式のビデオ信号だけでなくPAL方式等のビデオ信号に
も対応する必要があり、これらNTSC方式やPAL方
式等によってもその水平同期信号とパーストゲートパル
スSGとの間隔が変化するため、その水平同期信号に対
するパーストゲートパルスSGのタイミングを数種類切
替えられるようにしておく必要がある。
ーストゲートパルスSGとの間隔を変化させる必要があ
る。また、一般にビデオテープレコーダ等はNTSC方
式のビデオ信号だけでなくPAL方式等のビデオ信号に
も対応する必要があり、これらNTSC方式やPAL方
式等によってもその水平同期信号とパーストゲートパル
スSGとの間隔が変化するため、その水平同期信号に対
するパーストゲートパルスSGのタイミングを数種類切
替えられるようにしておく必要がある。
従来のパーストゲートパルスSGの形成回路は、基本的
に水平同期信号に同期して変化する三角波形状の信号を
生成し、この信号が所定のレベル範囲に在るときにその
パーストゲートパルスSGを発生する様にしている(例
えば、特開昭62−1574’?4号公報参照)。第5
図はそのような三角波形状の信号を用いたパーストゲー
トパルス形成回路であって、更にその水平同期信号との
そのパーストゲートパルスSGとの間隔を調整できる回
路の例を示し、この第5図において、入力端子(1)を
介してエツジトリガー回路(2)のPNP )ランジス
タ(3)及び(4)の夫々のベースに複合同期信号GO
MPを供給し、そのトランジスタ(3)のエミッタとP
NP )ランジスタ(5)のエミッタとを接続し、これ
ら接続したエミッタを定電流源(6)を介して直流電源
+VCCに接続し、そのトランジスタ(5)のベースに
直流電源(7)の直流電圧D ’C、を印加する。
に水平同期信号に同期して変化する三角波形状の信号を
生成し、この信号が所定のレベル範囲に在るときにその
パーストゲートパルスSGを発生する様にしている(例
えば、特開昭62−1574’?4号公報参照)。第5
図はそのような三角波形状の信号を用いたパーストゲー
トパルス形成回路であって、更にその水平同期信号との
そのパーストゲートパルスSGとの間隔を調整できる回
路の例を示し、この第5図において、入力端子(1)を
介してエツジトリガー回路(2)のPNP )ランジス
タ(3)及び(4)の夫々のベースに複合同期信号GO
MPを供給し、そのトランジスタ(3)のエミッタとP
NP )ランジスタ(5)のエミッタとを接続し、これ
ら接続したエミッタを定電流源(6)を介して直流電源
+VCCに接続し、そのトランジスタ(5)のベースに
直流電源(7)の直流電圧D ’C、を印加する。
また、トランジスタ(3)のコレクタを接地し、トラン
ジスタ(5)のコレクタを抵抗器(8)の一端、コンデ
ンサ(9)の一端及びNPN )ランジスタ(10)の
ベースに共通に接続し、その抵抗器(8)の他端、その
コンデンサ(9)の他端及びそのトランジスタ(lO)
のエミッタを夫々接地する。
ジスタ(5)のコレクタを抵抗器(8)の一端、コンデ
ンサ(9)の一端及びNPN )ランジスタ(10)の
ベースに共通に接続し、その抵抗器(8)の他端、その
コンデンサ(9)の他端及びそのトランジスタ(lO)
のエミッタを夫々接地する。
また、トランジスタ(4)のエミッタをPNP )ラン
ジスタ(11)のエミッタに接続し、これら接続したエ
ミッタを定電流源(12)を介して直流電源+VCCに
接続し、そのトランジスタ(11)のベースに直流電源
(7)の直流電圧DC,を印加する。そして、そのトラ
ンジスタ(4)のコレクタを接地し、そのトランジスタ
(11)のコレクタを抵抗器(13)の一端及びNPN
l−ランジスタ(14)のベースに共通に接続し、そ
の抵抗器(13)の他端及びそのトランジスタ(14)
のエミッタを夫々接地し、そのトランジスタ(14)の
コレクタをNPN )ランジスタ(15)のベース及び
抵抗器(16)の一端に共通に接続し、そのトランジス
タ(15)のエミッタを接地し、そのトランジスタ(1
5)のコレクタをそのトランジスタ(10)のコレクタ
及び抵抗器(17)の一端に共通に接続し、その抵抗器
(16)の他端及び抵抗器(17)の他端に夫々直流電
源(18)の直流電圧DC2を印加する。
ジスタ(11)のエミッタに接続し、これら接続したエ
ミッタを定電流源(12)を介して直流電源+VCCに
接続し、そのトランジスタ(11)のベースに直流電源
(7)の直流電圧DC,を印加する。そして、そのトラ
ンジスタ(4)のコレクタを接地し、そのトランジスタ
(11)のコレクタを抵抗器(13)の一端及びNPN
l−ランジスタ(14)のベースに共通に接続し、そ
の抵抗器(13)の他端及びそのトランジスタ(14)
のエミッタを夫々接地し、そのトランジスタ(14)の
コレクタをNPN )ランジスタ(15)のベース及び
抵抗器(16)の一端に共通に接続し、そのトランジス
タ(15)のエミッタを接地し、そのトランジスタ(1
5)のコレクタをそのトランジスタ(10)のコレクタ
及び抵抗器(17)の一端に共通に接続し、その抵抗器
(16)の他端及び抵抗器(17)の他端に夫々直流電
源(18)の直流電圧DC2を印加する。
このエツジトリガー回路(2)に第6図Aに示す如き複
合映像信号COMPが供給されると、トランジスタ(5
)のコレクタにはコンデンサ(9)の作用により第6図
Bの実線(24A)で示す如き信号すが発生し、トラン
ジスタ(11)のコレクタには信号COMPと略同じタ
イミングで変化する信号Cが発生するため(第6図C)
、トランジスタ(15)のコレクタに発生するエツジト
リガー信号d(=)・C)は第6図りの実線(25A)
で示す如くその複合同期信号COMPの立上りの部分を
抽出した形となる。
合映像信号COMPが供給されると、トランジスタ(5
)のコレクタにはコンデンサ(9)の作用により第6図
Bの実線(24A)で示す如き信号すが発生し、トラン
ジスタ(11)のコレクタには信号COMPと略同じタ
イミングで変化する信号Cが発生するため(第6図C)
、トランジスタ(15)のコレクタに発生するエツジト
リガー信号d(=)・C)は第6図りの実線(25A)
で示す如くその複合同期信号COMPの立上りの部分を
抽出した形となる。
そのエツジトリガー信号dをRSフリップフロップ回路
(19)の立下りトリガーのセット端子−$−に供給し
、そのフリップフロップ回路(19)の出力信号をマス
クパルス発生回路(20)の入力端子に供給し、このマ
スクパルス発生回路(20)の出力端子をコンデンサ(
21)を介して接地する。このマスクパルス発生回路(
20)はそのコンデンサ(21)の放電及び充電により
第6図Eの実線(26A)で示す如(、そのフリップフ
ロップ回路(19)の立上りの時点即ちエツジトリガー
信号dの立下りの時点を起点として減少を開始する三角
波状のマスクパルスMAを生成し、このマスクパルスM
Aを例えばウィンドウコンパレータより成る電圧切出し
回路(22)に供給し、この電圧切出し回路(22)は
第6図Fの実線(27g で示す如く、そのマスクパル
スMAの立下りのスロープにおいてそのマスクパルスM
Aが電圧レベルE1とEx(El<E2)との間にある
ときにハイレベル゛°l”となるパーストゲートパルス
SGを生成し、このパーストゲートパルスSGを出力端
子(23)に供給する。また、そのマスクパルス発生回
路(20)はそのマスクパルスMAが所定の電圧レベル
Eo(Eo <El)近傍に達するとそのフリップフロ
ップ回路(19)のリセット端子πにパルス信号を供給
し、これによってフリップフロップ回路(19)の出力
信号がローレベル“0”になるのに伴い、そのマスクパ
ルスMAが増大を始める。
(19)の立下りトリガーのセット端子−$−に供給し
、そのフリップフロップ回路(19)の出力信号をマス
クパルス発生回路(20)の入力端子に供給し、このマ
スクパルス発生回路(20)の出力端子をコンデンサ(
21)を介して接地する。このマスクパルス発生回路(
20)はそのコンデンサ(21)の放電及び充電により
第6図Eの実線(26A)で示す如(、そのフリップフ
ロップ回路(19)の立上りの時点即ちエツジトリガー
信号dの立下りの時点を起点として減少を開始する三角
波状のマスクパルスMAを生成し、このマスクパルスM
Aを例えばウィンドウコンパレータより成る電圧切出し
回路(22)に供給し、この電圧切出し回路(22)は
第6図Fの実線(27g で示す如く、そのマスクパル
スMAの立下りのスロープにおいてそのマスクパルスM
Aが電圧レベルE1とEx(El<E2)との間にある
ときにハイレベル゛°l”となるパーストゲートパルス
SGを生成し、このパーストゲートパルスSGを出力端
子(23)に供給する。また、そのマスクパルス発生回
路(20)はそのマスクパルスMAが所定の電圧レベル
Eo(Eo <El)近傍に達するとそのフリップフロ
ップ回路(19)のリセット端子πにパルス信号を供給
し、これによってフリップフロップ回路(19)の出力
信号がローレベル“0”になるのに伴い、そのマスクパ
ルスMAが増大を始める。
第5図例における複合同期信号GOMPの立上り時点に
対スるパーストゲートパルスSGがハイレベル“1″で
ある区間の位置を変化させるには、トランジスタ(10
)のベースに接続されているコンデンサ(9)の容量値
を増加する如くなす。そのコンデンサ(9)の容量値を
増加させると、そのコンデンサ(9)の一端の電圧に相
当する信号すは第6図Bの一点鎖線(24B)で示す如
く変化し、これに対してエツジトリガー信号dの立下り
時点及びマスクパルスMAの起点は夫々第6図りの一点
鎖線(25B)及び第6図Eの一点鎖線(26B)で示
す如くΔtだけ遅延する。従って、そのマスクパルスM
Aの電圧レベルE1とE2との間を切出して得られるパ
ーストゲートパルスSGの位置も第6図Fの一点鎖線(
27B)で示す如くΔむだけ遅延する。
対スるパーストゲートパルスSGがハイレベル“1″で
ある区間の位置を変化させるには、トランジスタ(10
)のベースに接続されているコンデンサ(9)の容量値
を増加する如くなす。そのコンデンサ(9)の容量値を
増加させると、そのコンデンサ(9)の一端の電圧に相
当する信号すは第6図Bの一点鎖線(24B)で示す如
く変化し、これに対してエツジトリガー信号dの立下り
時点及びマスクパルスMAの起点は夫々第6図りの一点
鎖線(25B)及び第6図Eの一点鎖線(26B)で示
す如くΔtだけ遅延する。従って、そのマスクパルスM
Aの電圧レベルE1とE2との間を切出して得られるパ
ーストゲートパルスSGの位置も第6図Fの一点鎖線(
27B)で示す如くΔむだけ遅延する。
このように第5図例によれば、コンデンサ(9)の容量
値を変化させることによりパーストゲートパルスSGの
位置を制御することができるが、一般にコンデンサ(9
)の容量値には比較的大きなバラツキがあると共に、抵
抗器(8)の抵抗値のバラツキやトランジスタ(5)を
流れる電流のバラツキ等もあるため、製品を量産する場
合等にそのパーストゲートパルスSGの位置を所定の許
容範囲内に合せ込むのが困難である不都合があった。
値を変化させることによりパーストゲートパルスSGの
位置を制御することができるが、一般にコンデンサ(9
)の容量値には比較的大きなバラツキがあると共に、抵
抗器(8)の抵抗値のバラツキやトランジスタ(5)を
流れる電流のバラツキ等もあるため、製品を量産する場
合等にそのパーストゲートパルスSGの位置を所定の許
容範囲内に合せ込むのが困難である不都合があった。
また、上述のようにそのパーストゲートパルスSGの位
置については例えばNTSC方式の記録時及び再生時、
PAL方式の記録時及び再生時等のために数種類の切替
えができるようにする必要があるが、第5図例の回路を
切替え可能とするためには、そのエツジトリガー回路(
2)をその切替えの個数だけ形成する必要があり、回路
が大型化する不都合があった。
置については例えばNTSC方式の記録時及び再生時、
PAL方式の記録時及び再生時等のために数種類の切替
えができるようにする必要があるが、第5図例の回路を
切替え可能とするためには、そのエツジトリガー回路(
2)をその切替えの個数だけ形成する必要があり、回路
が大型化する不都合があった。
本発明は斯かる点に鑑み、成る基準パルスに対して所定
の位置関係を有するタイミングパルスを形成するタイミ
ングパルス形成回路において、その基準パルスに対する
タイミングパルスの位置制御が容易にできると共に、小
規模な回路構成でその基準パルスに対して夫々異なるタ
イミングで変化する様々なタイミングパルスを生成でき
るようにすることを目的とする。
の位置関係を有するタイミングパルスを形成するタイミ
ングパルス形成回路において、その基準パルスに対する
タイミングパルスの位置制御が容易にできると共に、小
規模な回路構成でその基準パルスに対して夫々異なるタ
イミングで変化する様々なタイミングパルスを生成でき
るようにすることを目的とする。
本発明によるタイミングパルス形成回路は例えば第1図
及び第4図に示す如く、基準パルス(例えば複合同期信
号COMP)に同期した起点(t=to)より減少又は
増大を始める傾斜信号(例えばマスクパルスMA)を発
生する傾斜信号発生回路(29)と、その傾斜信号が所
定レベル(例えばEz)に達したときにタイミングパル
ス(例えばパーストゲートパルスSG)を発生するパル
ス発生回路(22)と、その傾斜信号のその起点におけ
る直流レベル又はその所定レベルを制御する直流レベル
制御回路(41)とを有し、その傾斜信号の起点におけ
る直流レベル又はその所定レベルを制御することにより
、その基準パルスに対するそのタイミングパルスの位置
を制御する様にしたものである。
及び第4図に示す如く、基準パルス(例えば複合同期信
号COMP)に同期した起点(t=to)より減少又は
増大を始める傾斜信号(例えばマスクパルスMA)を発
生する傾斜信号発生回路(29)と、その傾斜信号が所
定レベル(例えばEz)に達したときにタイミングパル
ス(例えばパーストゲートパルスSG)を発生するパル
ス発生回路(22)と、その傾斜信号のその起点におけ
る直流レベル又はその所定レベルを制御する直流レベル
制御回路(41)とを有し、その傾斜信号の起点におけ
る直流レベル又はその所定レベルを制御することにより
、その基準パルスに対するそのタイミングパルスの位置
を制御する様にしたものである。
斯かる本発明によれば、その傾斜信号のその起点におけ
る直流レベルが変化しても、その基準パルスに対するそ
の傾斜信号の起点の位置及びその所定レベル(E2)は
変化しないので、その起点にお呻−る直流レベルを変化
させるだけで容易にその傾斜信号がその所定レベル(E
2)に達するタイミング、ひいてはその基準パルスに対
するそのタイミングパルスの位置を制御することができ
る。
る直流レベルが変化しても、その基準パルスに対するそ
の傾斜信号の起点の位置及びその所定レベル(E2)は
変化しないので、その起点にお呻−る直流レベルを変化
させるだけで容易にその傾斜信号がその所定レベル(E
2)に達するタイミング、ひいてはその基準パルスに対
するそのタイミングパルスの位置を制御することができ
る。
更に、その起点における直流レベルを制御する代わりに
その所定レベル(E2)を制御しても同様に容易にその
タイミングパルスの位置を制御することができる。
その所定レベル(E2)を制御しても同様に容易にその
タイミングパルスの位置を制御することができる。
以下、本発明によるタイミングパルス形成回路の一実施
例につき第1図〜第4図を参照して説明しよう。本発明
は複合同期信号COMPよりパーストゲートパルスSG
を生成する回路に本発明を適用したものであり、この第
1図及び第2図において第5図に対応する部分には同一
符号を付してその詳細説明は省略する。
例につき第1図〜第4図を参照して説明しよう。本発明
は複合同期信号COMPよりパーストゲートパルスSG
を生成する回路に本発明を適用したものであり、この第
1図及び第2図において第5図に対応する部分には同一
符号を付してその詳細説明は省略する。
第1図は本例のタイミングパルス形成回路のブロック図
であり、この第1図において、入力端子(1)を介して
外部よりエツジトリガー回路(2)に時点1=10で立
上る複合同期信号COMPを供給し、そのエツジトリガ
ー回路(2)にてその複合同期信号COMPの立上り部
分を抽出して成る信号dを形成し、このdをRSフリッ
プフロップ回路(28)の立上りトリガーのセット端子
Sに供給する。このフリップフロップ回路(28)の出
力信号eをマスクパルス発生回路(29)の入力端子に
供給し、このマスクパルス発生回路(29)にて生成さ
れたリセット信号gをそのフリップフロップ回路(28
)の立上りトリガーのリセット端子Rに供給し、このマ
スクパルス発生回路(29)の出力端子をコンデンサ(
3o)を介して接地する。
であり、この第1図において、入力端子(1)を介して
外部よりエツジトリガー回路(2)に時点1=10で立
上る複合同期信号COMPを供給し、そのエツジトリガ
ー回路(2)にてその複合同期信号COMPの立上り部
分を抽出して成る信号dを形成し、このdをRSフリッ
プフロップ回路(28)の立上りトリガーのセット端子
Sに供給する。このフリップフロップ回路(28)の出
力信号eをマスクパルス発生回路(29)の入力端子に
供給し、このマスクパルス発生回路(29)にて生成さ
れたリセット信号gをそのフリップフロップ回路(28
)の立上りトリガーのリセット端子Rに供給し、このマ
スクパルス発生回路(29)の出力端子をコンデンサ(
3o)を介して接地する。
本例のマスクパルス発生回路(29)の具体的回路構成
につき第2図を参照して説明するに、この第2図におい
て、フリップフロップ回路(28)の出力信号eをアナ
ログスイッチ等より成るスイッチ回路(3I)の制御端
子に供給し、その出力信号eをインバータ(32)にて
反転して成る信号をスイッチ回路(33)の制御端子に
供給し、その出力信号eがハイレベル“1”のときには
そのスイッチ回路(31)が導通状態且つそのスイッチ
回路(33)が遮断状態となり、その出力信号eがロー
レベル“0”のときにはそのスイッチ回路(31)が遮
断状態且つそのスイッチ(33)が導通状態となる如く
なす。
につき第2図を参照して説明するに、この第2図におい
て、フリップフロップ回路(28)の出力信号eをアナ
ログスイッチ等より成るスイッチ回路(3I)の制御端
子に供給し、その出力信号eをインバータ(32)にて
反転して成る信号をスイッチ回路(33)の制御端子に
供給し、その出力信号eがハイレベル“1”のときには
そのスイッチ回路(31)が導通状態且つそのスイッチ
回路(33)が遮断状態となり、その出力信号eがロー
レベル“0”のときにはそのスイッチ回路(31)が遮
断状態且つそのスイッチ(33)が導通状態となる如く
なす。
そして、そのスイッチ回路(31)の固定接点を動作時
の電流値が11の定電流源(34)を介して接地し、そ
のスイッチ回路(31)の可動接点をコンデンサ(30
)の非接地側の端子及びそのスイッチ回路(33)の固
定接点に夫々接続し、そのスイッチ回路(33)の可動
接点を動作時の電流値が■2の定電流源(35)を介し
て直流電源+VCCに接続する。従って、そのフリップ
フロップ回路(28)の出力信号eがハイレベル“1゛
でスイッチ回路(31)のみが導通しているときにはそ
のコンデンサ(30)は電流値■、で放電し、その出力
信号eがローレベル“0”でスイッチ回路(33)のみ
が導通しているときにはそのコンデンサ(30)は電流
値I2で充電される。
の電流値が11の定電流源(34)を介して接地し、そ
のスイッチ回路(31)の可動接点をコンデンサ(30
)の非接地側の端子及びそのスイッチ回路(33)の固
定接点に夫々接続し、そのスイッチ回路(33)の可動
接点を動作時の電流値が■2の定電流源(35)を介し
て直流電源+VCCに接続する。従って、そのフリップ
フロップ回路(28)の出力信号eがハイレベル“1゛
でスイッチ回路(31)のみが導通しているときにはそ
のコンデンサ(30)は電流値■、で放電し、その出力
信号eがローレベル“0”でスイッチ回路(33)のみ
が導通しているときにはそのコンデンサ(30)は電流
値I2で充電される。
本例ではそのコンデンサ(30)の非接地側の端子に生
じる電圧が三角波状のマスクパルスMAであり、そのフ
リップフロップ回路(28)の出力信号eとそのマスク
パルスMAとの関係は第3図B及びDに示す如くなる。
じる電圧が三角波状のマスクパルスMAであり、そのフ
リップフロップ回路(28)の出力信号eとそのマスク
パルスMAとの関係は第3図B及びDに示す如くなる。
この場合、例えばI+=41−と設定することにより、
マスクパルスMAの放電時の勾配の絶対値を充電時の勾
配の略4倍に設定することができる。
マスクパルスMAの放電時の勾配の絶対値を充電時の勾
配の略4倍に設定することができる。
そのマスクパルスMAを電圧切出し回路(22)の入力
端子及び電圧比較器(36)の反転入力端子に供給し、
その電圧比較器(36)の非反転入力端子に直流電圧源
(37)より電圧E。を印加し、その電圧比較器(36
)の出力信号であるリセット信号gをフリップフロップ
回路(28)の立上りトリガーのリセット端子Rに供給
する。この場合、そのマスクパルスMAがその電圧E0
より小さくなるとその電圧比較器(28)の出力信号で
あるリセット信号gがハイレベル“1°”になり、その
フリップフロップ回路(28)の出力信号eがローレベ
ル“0”になる。
端子及び電圧比較器(36)の反転入力端子に供給し、
その電圧比較器(36)の非反転入力端子に直流電圧源
(37)より電圧E。を印加し、その電圧比較器(36
)の出力信号であるリセット信号gをフリップフロップ
回路(28)の立上りトリガーのリセット端子Rに供給
する。この場合、そのマスクパルスMAがその電圧E0
より小さくなるとその電圧比較器(28)の出力信号で
あるリセット信号gがハイレベル“1°”になり、その
フリップフロップ回路(28)の出力信号eがローレベ
ル“0”になる。
従って、スイッチ回路(33)のみが導通してそのコン
デンサ(30)への充電が始まるので、第3図りに示す
如く、マスクパルスMAは電圧E0に達すると増加する
ようになる。
デンサ(30)への充電が始まるので、第3図りに示す
如く、マスクパルスMAは電圧E0に達すると増加する
ようになる。
更に、第2図のマスクパルス発生回路(29)において
、そのマスクパルスMAをPNP )ランジスタ(38
)のエミッタに供給し、そのトランジスタ(38)のコ
レクタを付加回路(39)を介して接地する。
、そのマスクパルスMAをPNP )ランジスタ(38
)のエミッタに供給し、そのトランジスタ(38)のコ
レクタを付加回路(39)を介して接地する。
この付加回路(39)は例えば1個の抵抗器又は電流検
出回路その他より構成し、そのマスクパルスMAの電圧
値がそのトランジスタ(38)のベースニ印加される直
流電圧にベース・エミッタ間電圧Vb。
出回路その他より構成し、そのマスクパルスMAの電圧
値がそのトランジスタ(38)のベースニ印加される直
流電圧にベース・エミッタ間電圧Vb。
を加算して成る電圧を越えると、そのトランジスタ(3
8)が導通してコンデンサ(30)が放電する如くなす
。従って、そのトランジスタ(38)はマスクパルスM
Aの上限側の電圧リミッタとして動作する。
8)が導通してコンデンサ(30)が放電する如くなす
。従って、そのトランジスタ(38)はマスクパルスM
Aの上限側の電圧リミッタとして動作する。
第1図において、(40)は制御端子を示し、図示省略
した外部回路よりこの制御端子(40)を介して直流電
圧制御回路(41)にタイミング切替え信号りを供給し
、この直流電圧制御回路(41)はそのタイミング切替
え信号りがローレベル“0”からハイレベル“1°′に
切替わると値がΔEだけ減少する直流電圧fを生成して
そのマスクパルス発生回路(29)のトランジスタ(3
8)のベースに供給する(第2図参照)。
した外部回路よりこの制御端子(40)を介して直流電
圧制御回路(41)にタイミング切替え信号りを供給し
、この直流電圧制御回路(41)はそのタイミング切替
え信号りがローレベル“0”からハイレベル“1°′に
切替わると値がΔEだけ減少する直流電圧fを生成して
そのマスクパルス発生回路(29)のトランジスタ(3
8)のベースに供給する(第2図参照)。
その直流電圧制御回路(41)の具体的回路構成につき
第2図を参照して説明するに、この第2図において、そ
のタイミング切替え信号りをNPN トランジスタ(4
2)のベースに供給し、このトランジスタ(42)のエ
ミッタを接地し、そのトランスタ(42)のコレクタを
一端を接地して成る抵抗器(43)の他端及び抵抗器(
44)の一端に共通に接続し、その抵抗器(44)の他
端をNPN トランジスタ(47)のベース及び抵抗器
(45)の一端に共通に接続し、その抵抗器(45)の
他端に直流電源(46)の直流電圧DC,を印加する。
第2図を参照して説明するに、この第2図において、そ
のタイミング切替え信号りをNPN トランジスタ(4
2)のベースに供給し、このトランジスタ(42)のエ
ミッタを接地し、そのトランスタ(42)のコレクタを
一端を接地して成る抵抗器(43)の他端及び抵抗器(
44)の一端に共通に接続し、その抵抗器(44)の他
端をNPN トランジスタ(47)のベース及び抵抗器
(45)の一端に共通に接続し、その抵抗器(45)の
他端に直流電源(46)の直流電圧DC,を印加する。
そして、そのトランジスタ(47)のエミッタをNPN
トランジスタ(48)のエミッタに接続し、これら接続
したエミッタを定電流源(49)を介して接地し、トラ
ンジスタ(47)のコレクタ及びトランジスタ(48)
のコレクタを夫々PNPトランジスタ(50)のコレク
タ及びPNPトランジスタ(51)のコレクタに接続し
、それらトランジスタ(50)及び(51)の夫々のベ
ースを共通にそのトランジスタ(50)のコレクタに接
続し、それらトランジスタ(50)及び(51)の夫々
のエミッタを夫々同一抵抗値の抵抗器(52)及び(5
3)を介して直流電源十■Ccに接続する。
トランジスタ(48)のエミッタに接続し、これら接続
したエミッタを定電流源(49)を介して接地し、トラ
ンジスタ(47)のコレクタ及びトランジスタ(48)
のコレクタを夫々PNPトランジスタ(50)のコレク
タ及びPNPトランジスタ(51)のコレクタに接続し
、それらトランジスタ(50)及び(51)の夫々のベ
ースを共通にそのトランジスタ(50)のコレクタに接
続し、それらトランジスタ(50)及び(51)の夫々
のエミッタを夫々同一抵抗値の抵抗器(52)及び(5
3)を介して直流電源十■Ccに接続する。
また、そのトランジスタ(51)のコレクタをNPNト
ランジスタ(54)のベースに接続し、このトランジス
タ(54)のコレクタを直流電源+VCCに接続し、こ
のトランジスタ(54)のエミッタをそのトランジスタ
(48)のベースに接続し、これら接続したエミッタ及
びベースを定電流源(55)を介して接地し、そのトラ
ンジスタ(48)のベースに生じる直流電圧fをマスク
パルス発生回路(29)のトランジスタ(38)のベー
スに供給する。
ランジスタ(54)のベースに接続し、このトランジス
タ(54)のコレクタを直流電源+VCCに接続し、こ
のトランジスタ(54)のエミッタをそのトランジスタ
(48)のベースに接続し、これら接続したエミッタ及
びベースを定電流源(55)を介して接地し、そのトラ
ンジスタ(48)のベースに生じる直流電圧fをマスク
パルス発生回路(29)のトランジスタ(38)のベー
スに供給する。
第3図の直流電圧制御回路(41)においては、トラン
ジスタ(50)及び(51)には夫々同一の電流が流れ
るため回路の対称性により、トランジスタ(47)のベ
ース電圧はトランジスタ(48)のベース電圧である直
流電圧fに合致する。また、タイミング切替え信号りが
ローレベル“0”からハイレベル′“1′”になると抵
抗器(43)の両端が短絡されて略コレクタ・エミッタ
間飽和電圧VCEに設定されるため、そのトランジスタ
(47)のベース電圧は低下し、ひいてはその直流電圧
rも低下する。その低下する電圧の値をΔEとすると、
抵抗器(43) 、 (44) 。
ジスタ(50)及び(51)には夫々同一の電流が流れ
るため回路の対称性により、トランジスタ(47)のベ
ース電圧はトランジスタ(48)のベース電圧である直
流電圧fに合致する。また、タイミング切替え信号りが
ローレベル“0”からハイレベル′“1′”になると抵
抗器(43)の両端が短絡されて略コレクタ・エミッタ
間飽和電圧VCEに設定されるため、そのトランジスタ
(47)のベース電圧は低下し、ひいてはその直流電圧
rも低下する。その低下する電圧の値をΔEとすると、
抵抗器(43) 、 (44) 。
〔45)の各抵抗値及び直流電源(46)の直流電圧D
C。
C。
を調整することにより、その低下する電圧の値ΔEを様
々に設定することができる。
々に設定することができる。
第2図例においてタイミング切替え信号りがローレベル
“O゛のときには(1<1.)、エッジト ′リガ
ー信号d〜マスクパルスMAが夫々第3図A〜Dに示す
如く変化する。この場合、時点1.においてそのタイミ
ング切替え信号りをハイレベル゛1゛に設定すると、そ
のマスクパルスMAの最大値は第3図りに示す如くΔE
だけ低下する。
“O゛のときには(1<1.)、エッジト ′リガ
ー信号d〜マスクパルスMAが夫々第3図A〜Dに示す
如く変化する。この場合、時点1.においてそのタイミ
ング切替え信号りをハイレベル゛1゛に設定すると、そ
のマスクパルスMAの最大値は第3図りに示す如くΔE
だけ低下する。
また、第1図において、電圧切出し回路(22)はそマ
スクパルスMAが電圧レベルE、とE2(Eo<El
<Ex)との間にあるときのみハイレベル“1′となる
パーストゲートパルスSGを生成して出力端子(23)
に供給する。
スクパルスMAが電圧レベルE、とE2(Eo<El
<Ex)との間にあるときのみハイレベル“1′となる
パーストゲートパルスSGを生成して出力端子(23)
に供給する。
本例の全体の動作につき第4図を参照して説明するに、
最初は制御端子(40)に供給するタイミング切替え信
号りをローレベル“0”に設定する。
最初は制御端子(40)に供給するタイミング切替え信
号りをローレベル“0”に設定する。
この場合時点L0にて複合同期信号COMPが立上ると
(第4図A)、エツジトリガー信号dが立上るため(第
4図B)フリップフロップ回路(28)の信号eも立上
る。
(第4図A)、エツジトリガー信号dが立上るため(第
4図B)フリップフロップ回路(28)の信号eも立上
る。
従って、第2図のスイッチ回路(31)だけが導通して
コンデンサ(30)が放電を開始するため、そのコンデ
ンサ(30)の端子電圧であるマスクパルスMAは第4
図りの実線(56A)で示す如く時点L0を起点として
減少を始める。そして、そのマスクパルスMAが電圧レ
ベルE2に達すると第4図Eの実’IA (58A)で
示す如くパーストゲートパルスSGがハイレベル“1′
”になり、そのマスクパルスMAが電圧レベルE、に達
するとそのパーストゲートパルスSGはローレベル“0
”に復帰する。そのマスクパルスMAが更に低下して電
圧レベルE0に達すると、第2図の電圧比較器(36)
の出力信号であるリセット信号gが立上るため、フリッ
プフロップ回路(28)の出力信号eは第4図Cの実線
(57A)で示す如くローレベルII OI+になる。
コンデンサ(30)が放電を開始するため、そのコンデ
ンサ(30)の端子電圧であるマスクパルスMAは第4
図りの実線(56A)で示す如く時点L0を起点として
減少を始める。そして、そのマスクパルスMAが電圧レ
ベルE2に達すると第4図Eの実’IA (58A)で
示す如くパーストゲートパルスSGがハイレベル“1′
”になり、そのマスクパルスMAが電圧レベルE、に達
するとそのパーストゲートパルスSGはローレベル“0
”に復帰する。そのマスクパルスMAが更に低下して電
圧レベルE0に達すると、第2図の電圧比較器(36)
の出力信号であるリセット信号gが立上るため、フリッ
プフロップ回路(28)の出力信号eは第4図Cの実線
(57A)で示す如くローレベルII OI+になる。
従って、第2図のスイッチ回路(33)だけが導通状態
となりコンデンサ(30)への充電が開始されるため、
そのマスクパルスMAは増加する如くなる。
となりコンデンサ(30)への充電が開始されるため、
そのマスクパルスMAは増加する如くなる。
一方、制御端子(40)に供給されるタイミング切替え
信号りがハイレベル“1′′のときには、マスクパルス
MAの最大値は第4図りの一点鎖線(56B)で示す如
くΔEだけ低下する。従って、複合同期信号COMPが
時点t0で立上ると、そのマスクパルスMAはその時点
L0を起点としてΔEだけ直流レベルが低下した位置か
ら減少を始める。この場合、そのマスクパルスMAは電
圧レベルE2に早く達するため、第4図已に一定鎖線(
58B)で示す如く、パーストゲートパルスSGは実線
(58A)の場合に比べてΔtだけ早く立上る。そして
、そのマスクパルスMAが電圧レベルE1に達するとそ
のパーストゲートパルスSGは立上り、そのマスクパル
スMAが電圧レベルE。に達すると第4図Cに一点鎖線
(57B)で示す如くフリップフロップ回路(28)の
出力信号eがローレベル“0゛になり、そのマスクパル
スMAは増加を始める。
信号りがハイレベル“1′′のときには、マスクパルス
MAの最大値は第4図りの一点鎖線(56B)で示す如
くΔEだけ低下する。従って、複合同期信号COMPが
時点t0で立上ると、そのマスクパルスMAはその時点
L0を起点としてΔEだけ直流レベルが低下した位置か
ら減少を始める。この場合、そのマスクパルスMAは電
圧レベルE2に早く達するため、第4図已に一定鎖線(
58B)で示す如く、パーストゲートパルスSGは実線
(58A)の場合に比べてΔtだけ早く立上る。そして
、そのマスクパルスMAが電圧レベルE1に達するとそ
のパーストゲートパルスSGは立上り、そのマスクパル
スMAが電圧レベルE。に達すると第4図Cに一点鎖線
(57B)で示す如くフリップフロップ回路(28)の
出力信号eがローレベル“0゛になり、そのマスクパル
スMAは増加を始める。
上述のように本例によれば、制御端子(40)に供給す
るタイミング切替え信号りをローレベル“0”とハイレ
ベル“1″との間で切替えることにより、マスクパルス
MAの起点における直流レベルをΔEだけ変化させるこ
とができ、最終的にパーストゲートパルスSGの複合同
期信号C0NPの立上り時点に対する位置をΔtだけ変
化させることができる。従って、本例によれば特性のバ
ラツキが大きいコンデンサの容量値等を制御する必要が
なく、また、回路素子の特性のバラツキとして大きなも
のはトランジスタのコレクタ・エミッタ間飽和電圧■。
るタイミング切替え信号りをローレベル“0”とハイレ
ベル“1″との間で切替えることにより、マスクパルス
MAの起点における直流レベルをΔEだけ変化させるこ
とができ、最終的にパーストゲートパルスSGの複合同
期信号C0NPの立上り時点に対する位置をΔtだけ変
化させることができる。従って、本例によれば特性のバ
ラツキが大きいコンデンサの容量値等を制御する必要が
なく、また、回路素子の特性のバラツキとして大きなも
のはトランジスタのコレクタ・エミッタ間飽和電圧■。
のバラツキのみであり、正確に所定の許容値内に設定で
きる直流電圧レベルを制御するだけでよいため、量産す
る場合でもそのパーストゲートパルスSGの位置制御が
容易に且つ正確にできる利益がある。
きる直流電圧レベルを制御するだけでよいため、量産す
る場合でもそのパーストゲートパルスSGの位置制御が
容易に且つ正確にできる利益がある。
また、本例によればタイミング切替信号りの値を切替え
ることにより、一つの回路で複合同期信号COMPの立
上り時点に対するパーストゲートパルスSGの位置を2
種類の内のいずれかに設定することができる。従って、
本例によれば小規模な回路構成で2種類のパーストゲー
トパルスSGを生成できる利益がある。
ることにより、一つの回路で複合同期信号COMPの立
上り時点に対するパーストゲートパルスSGの位置を2
種類の内のいずれかに設定することができる。従って、
本例によれば小規模な回路構成で2種類のパーストゲー
トパルスSGを生成できる利益がある。
また、第1図において直流制御回路(41)の代わりに
例えばNビット入力のデジタル/アナログ(D/A)変
換器を設ければ、このD/A変換器の出力電圧をマスク
パルス発生回路(29)に供給することにより、その出
力電圧を2N通りに切替えることができ、2N種類のパ
ーストゲートパルスSGを得ることができる。従って、
今後システムがより複雑化してより多くの種類のパース
トゲートパルスSGが必要となっても、一つの回路で容
易に対応することができる。
例えばNビット入力のデジタル/アナログ(D/A)変
換器を設ければ、このD/A変換器の出力電圧をマスク
パルス発生回路(29)に供給することにより、その出
力電圧を2N通りに切替えることができ、2N種類のパ
ーストゲートパルスSGを得ることができる。従って、
今後システムがより複雑化してより多くの種類のパース
トゲートパルスSGが必要となっても、一つの回路で容
易に対応することができる。
尚、上述実施例においてはマスクパルスMA(71起点
t0における直流レベルをΔEだけ低下させているが、
マスクパルスMAの直流レベルは変化させずに電圧切出
し回路(22)における電圧レベルし及びEtを夫々Δ
Eだけ増加させる如くなしてもよい。この場合にも、パ
ーストゲートパルスSGの位置をΔLだけ早くすること
ができる。
t0における直流レベルをΔEだけ低下させているが、
マスクパルスMAの直流レベルは変化させずに電圧切出
し回路(22)における電圧レベルし及びEtを夫々Δ
Eだけ増加させる如くなしてもよい。この場合にも、パ
ーストゲートパルスSGの位置をΔLだけ早くすること
ができる。
また、上述実施例のマスクパルスMAは起点t0から減
少を始めているが、起点も。から増加し始めるような信
号であってもよく、対象とする信号はパーストゲートパ
ルスSGでなくともよい。
少を始めているが、起点も。から増加し始めるような信
号であってもよく、対象とする信号はパーストゲートパ
ルスSGでなくともよい。
このように本発明は上述実施例に限定されず、本発明の
要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得るこ
とは勿論である。
要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得るこ
とは勿論である。
[発明の効果]
対するタイミングパルスの位置制御ができる利益がある
。
。
また、その傾斜信号の起点における直流レベル署を様々
に制御することにより、小規模な回路構成でその基準パ
ルスに対して夫々異なるタイミングで変化する様々のタ
イミングパルスを生成できる利益がある。
に制御することにより、小規模な回路構成でその基準パ
ルスに対して夫々異なるタイミングで変化する様々のタ
イミングパルスを生成できる利益がある。
図面の簡単な説明
第1図は本発明のタイミングパルス形成回路の一実施例
を示すブロック図、第2図は第1図例の具体的回路構成
を示す構成図、第3図及び第4図は夫々第2図例及び第
1図例の動作の説明に供するタイミングチャート図、第
5図は従来のパーストゲートパルス形成回路を示す構成
図、第6図は第5図例の動作の説明に供するタイミング
チャート図である。
を示すブロック図、第2図は第1図例の具体的回路構成
を示す構成図、第3図及び第4図は夫々第2図例及び第
1図例の動作の説明に供するタイミングチャート図、第
5図は従来のパーストゲートパルス形成回路を示す構成
図、第6図は第5図例の動作の説明に供するタイミング
チャート図である。
(2)はエツジトリガー回路、(22)は電圧切出し回
路、(28)はRSフリップフロップ回路、(29)は
マ。
路、(28)はRSフリップフロップ回路、(29)は
マ。
スクバルス発生回路、(41)は直流電圧制御回路であ
る。
る。
Claims (1)
- 基準パルスに同期した起点より減少又は増大を始める傾
斜信号を発生する傾斜信号発生回路と、上記傾斜信号が
所定レベルに達したときにタイミングパルスを発生する
パルス発生回路と、上記傾斜信号の上記起点における直
流レベル又は上記所定レベルを制御する直流レベル制御
回路とを有し、上記傾斜信号の上記起点における直流レ
ベル又は上記所定レベルを制御することより、上記基準
パルスに対する上記タイミングパルスの位置を制御する
様にしたことを特徴とするタイミングパルス形成回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1132221A JPH02309886A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | タイミングパルス形成回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1132221A JPH02309886A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | タイミングパルス形成回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02309886A true JPH02309886A (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=15076221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1132221A Pending JPH02309886A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | タイミングパルス形成回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02309886A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54161231A (en) * | 1978-06-09 | 1979-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Color television receiver |
JPS6019314A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-01-31 | Toshiba Audio Video Eng Corp | パルス遅延回路 |
-
1989
- 1989-05-25 JP JP1132221A patent/JPH02309886A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54161231A (en) * | 1978-06-09 | 1979-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Color television receiver |
JPS6019314A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-01-31 | Toshiba Audio Video Eng Corp | パルス遅延回路 |
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