JPH02309565A - 固体電解質型燃料電池モジュール - Google Patents

固体電解質型燃料電池モジュール

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JPH02309565A
JPH02309565A JP1130454A JP13045489A JPH02309565A JP H02309565 A JPH02309565 A JP H02309565A JP 1130454 A JP1130454 A JP 1130454A JP 13045489 A JP13045489 A JP 13045489A JP H02309565 A JPH02309565 A JP H02309565A
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雅克 永田
Ryuichi Okiayu
置鮎 隆一
Shotaro Yoshida
昭太郎 吉田
Shoichi Hasegawa
正一 長谷川
Masayuki Tan
丹 正之
Hiroshi Yamanouchi
山之内 宏
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、固体電解質を使用した燃料電池のうち、同
心状に設けられた内部集電子と外部集電子管との間の空
間に複数の燃料電池単体を配設したIfIi造の固体電
解質型燃料電池モジュールに関するものである。
従来の技術 固体電解質型燃料電池の出力は直流で各燃料電池単体の
電圧は約1Vと低い。また実用上は交流に変換する場合
が多いことから、直流を交流に変換する際の変換効率の
上からも電池電圧が高いことが望ましい。そのため、複
数の燃料電池単体をなんらかの方法で直列に接続すると
ともに、高出力とするため並列にも接Rする必要があっ
た。
例えば第3図および第4図は、本出願人の既出願(特願
平1−11433号)中に記載されている固体電解質型
燃料電池モジュールおよびそれに使用されている燃料電
池単体を示すもので、第3図に示す固体電解質型燃料電
池モジュール1は、相互間に空間を存して同心円筒状に
配設された導電性材料からなる内部集電子管2と外部集
電子管3との間に、6個の燃料電池単体4を収納したも
ので、第4図に示すように各燃料電池単体4は、円筒形
に形成された固体電解質5の内周に酸素電極6を、この
固体電解質5の外周に燃料電極7がそれぞれ形成された
3層構造となっており、この燃料電池単体4の最外層の
燃料電極7と中間層の固体電解質5とには、最内層の酸
素電極6に達する深さで軸線と平行なスリット8が形成
され、このスリット8内にはインターコネクタ9が、前
記酸素電極6と接触し、燃料電極7と非接触状態に設け
られている。
そして、このように構成される各燃料電池単体4は、そ
れぞれのインターコネクタ9の先端を、前記内部IN電
子管2の外周面に導電繊維フェルト10を介して当接さ
せるとともに、各燃料電池単体4の最外層の燃料電極7
を、外部集電子v!3の内周面に導電111i維フエル
ト11を介して当接させて、並列に接続されて固体電解
質型燃料電池モジュール1が形成されている。
そして、この固体電解質型燃料電池モジュール1には、
6本の各燃料電池単体4の酸素電極6の内側に酸素また
は空気が供給されるとともに、6本の燃料電池単体4の
各燃料電極7の外側で、かつ外部集電子管3の内側の空
間には、水素等の燃料ガスが供給され、固体電解質5を
介した酸化・還元反応が起きて電気が生じ、並列に接続
された各燃料電池単体4に生じた電気は、それぞれ導電
性を有する内部集電子管2と外部集電子管3どに集電さ
れる。
発明が解決しようとする課題 一般的に燃料電池は、固体電解質の一方の側を流通する
燃料ガスと、固体電解質5を挾んで反対側を流通する空
気とを隔絶する必要があるが、その点では、前述した従
来の固体電解質型態!4電池モジュールのように、円筒
形の燃料電池単体4を複数集合させた形式の燃料電池で
は、円筒形の各燃料電池単体4の固体電解¥i5の内側
を流通する燃料ガスと、固体電解質5の外側を流通する
空気とを気密に隔てるシール性に優れるという利点を有
する反面、各燃料電池単体4がそれぞれ円筒形であるた
め、複数集合させて固体電解質型燃料電池モジュールを
構成した場合に、各燃料電池単体間に大きな空間が形成
されるという欠点があった。
また、従来においては、この固体電解質型fi材料池モ
ジュールの内部に形成される空間を、燃料ガスや空気の
流通路として利用する程度で、この空間が充分に活用さ
れていなかった。
また、前述した従来の固体電解質型燃料電池モジュール
の場合には、各燃料電池4の内部に空気あるいは燃料ガ
スを供給するのは容易であるが、外部集電子管3内の各
燃料電池4の周囲の空間に、燃料ガスあるいは空気を供
給するには、燃料ガスの供給管等を配管接続する必要が
あるが、この接続作業が繁雑で困難であった。
この発明は上記事情に堀みなされたもので、円筒形の燃
料電池単体を用いた固体電解質型燃料電池モジュールの
内部空間を有効に利用することを主たる目的とし、さら
には、その内部空間を利用することによって固体電解質
型埋n電池モジュールの発電特性の向上を図り、また固
体電解質型燃料電池モジュールへの燃料ガス供給管や酸
素供給管の接続の簡易化を図った電解質型燃料電池モジ
ュールを提供することを目的としている。
wjI題を解決するための手段 上記課題を解決するための手段としてこの発明は、空間
を存して同心状に設けられた内部!電子と外部集電子管
との間に、管状の固体電解質の内側にIS!2素電極ま
たは燃料電極を、外側に燃料電極または酸素電極を設け
た燃料電池単体を複数個配設した固体電解質型燃料電池
モジュールにおいて、前記外部集電子管内の各燃料電池
単体間に形成される空間に、熱回収5A置の吸熱部を配
設したことを特徴としている。
また、空間を存して同心状に設けられた内部集電子と外
部11i子管との間に、管状の固体電解質の内側に酸素
電極または燃料電極を、外側に燃料電極または酸素電極
を設けた燃料電池単体を複数個配設した固体電解質型燃
料電池モジュールにおいて、前記外部集電子管内の各燃
料電池単体間に形成される空間に、燃料ガスあるいは酸
素の供給管を配設したことを特徴としている。
作   用 請求項1記載の固体電解質型燃料電池モジュールは、同
心状に設けられた内部集電子と外部集電子管との間に配
設された複数の燃料電池単体の周囲に形成される空間に
、ヒートパイプ等の熱回収装置の吸熱部を配設すること
により、各燃料電池単体における酸化・還元反応の反応
熱が蓄積されて、理想状態の発電特性が得られる固体電
解質の温度以上に過熱された際に、固体電解質型燃料電
池モジュール内から熱を回収して外部に取り出し、モジ
ュール内の温度を適温まで下げることにより、従来の固
体電解質型燃料電池モジュールの場合に行っていた、過
熱を防ぐために燃料ガスや空気の供給量を増加して、排
出ガスによる冷却を行う必要がなくなり、燃料ガス等の
消費量が著しく低減される。
また、請求項2記載の固体電解質型燃料電池モジュール
は、同心状に設けられた内部集電子と外部集電子管との
間に配設された複数の燃料電池単体の周囲に形成される
空間に、燃料ガスあるいは空気の供給パイプを配設する
ことにより、1!雑であった固体電解質型燃料電池モジ
ュールの端部における燃料ガスあるいは空気の供給管の
配管接続が不要となる。
実施例 以下、この発明の固体電解質型燃料電池モジュールの実
施例を第1図および第2図に基づいて説明する。
第1図はこの発明の第1実施例の固体電解質型燃料電池
モジュール21を示すもので、同心円筒状に設けられた
内部集電子1!22と外部集電子管23と、これら両者
間に配設され、並列に接続された6個の燃料電池単体2
4とから構成されている。
また、前記各燃料電池単体24は支持管を用いない自己
支持構造となっており、イツトリア安定化ジルコニア(
YSZ)等を環状に形成した固体電解質25と、この固
体電解質25の内側に形成された酸素電極26と、外側
に形成された燃料電4N!27との31憫造となってお
り、酸素電極26は高い導電性とガス透過性を有する、
例えばペロプスカイト型ランタン系複合酸化物を素材と
する多孔質体であり、また燃料電極27は、ニッケル等
の金属粉末を固めたもの、またはニッケルとジルコニア
とのサーメットなどの多孔質体で形成されている。そし
て、最外側の燃料電極27とその内側の固体電解質25
との両者には、長手方向にM続する1本のスリットが形
成され、このスリット内にはインターコネクタ28が、
燃料電極27と非接触状態で、かつ最内側の酸素電極2
6と接触した状態に設けられている。
また、上記のように形成された各燃料電池単体24は、
それぞれのインターコネクタ28の先端を、ニッケルフ
ェルト29を介して前記内部集電子管22の外周に電気
的に接続するとともに、それぞれの燃料電極27上で、
各インク・−コネクタ28と中心を挾んで対向する位置
を、ニッケルフェルト30を介して前記外部集電子管2
3の内周面に接続して並列接続状態に配列されている。
さらに、内部集電子管22と外部集電子管23との間に
配設された各燃料電池単体24の相互間に形成された6
箇所の空間には、各空間のそれぞれ外部集電子管23に
近い側に、熱回収装置の吸熱部であるヒートバイブ31
の蒸発部がそれぞれ燃料電池単体24と平行に設けられ
ている。
そして、固体電解質型燃料電池モジュール21を構成し
ている各燃料電池単体24のM素電極26の内側の中空
部内には酸素(02)を含んだ空気が供給され、また外
部集電子管23内の各燃料電池単体24の外周に供給さ
れるようになっている。なお、各ヒートバイブ31によ
り固体電解質型燃料電池モジュール21内より回収され
た熱は、例えば外部集電子管23の下流側から排出され
る反応ガスの熱とともに蒸気タービンサイクル等に送ら
れて利用される。
次に、上記のように構成されるこの実施例の作用を説明
する。
固体電解質型燃料電池モジュール21は、各燃料電池単
体24の酸素電極26の内側の空間にそれぞれ酸素ある
いは空気が供給されるとともに、燃料電池単体24の周
囲の前記熱回収装置のヒートパイプ31が配設された各
空間内に燃料の水素ガスが供給され、各燃料電池単体2
4においては、それぞれの固体電解質25を介して酸化
・還元反応が起きて電流が生じ、各インターコネクタ2
8からニッケルフェルト29を介して集電される内部集
電子管22が陽極となり、また外周の各燃料電極27か
らニッケルフェルト30を介してIlHされる外部集電
子管23が陰極となって、発生した電流を取出すことが
できる。
そして、反応熱によって固体電解質型燃料電池モジュー
ル21内の各燃料電池単体24が加熱されるとともに、
熱が蓄積されて酸化・還元反応を行う固体電解質25の
適温範囲を超える温度まで上昇した場合には、熱回収装
置を作動させ、各ヒートパイプ31の蒸発部が外部集電
子管23内の雰囲気(燃料ガス)中から熱を吸収して固
体電解質型燃料電池モジュール21の外へ輸送し、外部
集電子管23内の雰囲気温度を低下さゼて、各燃料電池
単体24を適温範囲に維持させる。
したがって、各燃料電池単体24の過熱を防止できるの
で、発電特性を高水準に維持でき、発電能力の上限状態
で、長時間の連続運転も可能となり、また固体電解質型
燃料電池モジュール21内の温度管理が容易となる。特
に、熱回収装置の吸熱部にヒ・−ドパイブ31を使用し
ているため、熱回収装置により冷却する際の応答性に優
れており、短時間で所定の温度まで冷却することができ
る。
また、従来の固体電解質型燃料電池モジュールのように
、燃料ガスの供給車を増加することによって燃料電池単
体を冷却する場合に比べて、発電反応に携らないで排出
される燃料ガスの無駄な消費を著しく削減することがで
きる。
なお、熱回収装置で回収された熱は、例えばこの固体電
解質型燃料電池モジュール21に供給する燃料ガス等を
予熱するために使用されたり、または外部集電子112
3の下流側から排出されてアフターバーナで燃焼させた
排ガスの熱とともに、蒸気タービンサイクル等に送られ
て利用される。
また第2図はこの発明の第2実施例を示すもので、この
固体電解質型燃料電池モジュール41は、前記第1実施
例の固体電解質型燃料電池モジュール21において、内
部集電子!!22と外部集電子管23との間に設けられ
た各燃料電池単体24の周囲の空間内に配設された6本
のヒートパイプ31のうち、1本おきに計3本のヒート
パイプ31を排除し、ヒートパイプ31を排除したそれ
ぞれの位置に代りに燃料ガス供給パイプ42を設けたも
ので、以下、第1実施例と同一の構成部分には同一の符
号を付し、その部分の詳細な説明を省略して説明する。
固体電解質型燃料電池モジュール41の内部集電子管2
2と外部集電子管23との間には6個の燃料電池単体2
4が、それぞれのインターコネクタ28先端を、ニッケ
ルフェルト29を介して内部8に電子管22の外周に、
それぞれの燃料電極27上で、各インターコネクタ28
と中心を挾んで対向する位置を、ニッケルフェルト30
を介して前記外部集電子管23の内周面に接続して並列
接続した状態に配列されている。
そして、外部集電子管23内の各燃料電池単体24の相
互間に形成された6箇所の空間には、熱回収8v1の吸
熱部である3本のヒートパイプ31と、3本の燃料ガス
供給管端末42とが、それぞれ燃料電池単体24と平行
するとともに、ヒートパイプ31と供給管端末42とが
1本おきに交互に並ぶように設けられている。
この固体電解質型燃料電池モジュール41には、各燃料
電池単体24の中空部内に空気が供給され、また外部集
電子管23内の燃料電池単体24の周囲の空間には、こ
の空間内に配設された前記供給管端末42から燃料ガス
の水素が供給されるようになっている。したがって、供
給管端末42の前記空間内に配設された区間に多数の孔
を形成してこれらの孔から燃料ガスを噴出させるか、ま
たは、前記外部集電子管23を先端閉塞型とするととも
に、供給管端末42の先端を外部集電子管23内の先端
を閉塞している底部付近に配設して、この供給管端末4
1の先端から燃料ガスを噴出させるようにすれば、燃料
ガスの供給管と外部集電子管23等とを気密に接続する
配管接続が不要となる。
また、熱回収装置のヒートパイプ31は、各燃料電池単
体24が過熱状態となった際に、固体電解質型燃料電池
モジュール41内より熱を回収して燃料型1tiIl1
体24の温度を低下させて適温範囲に戻し、発電特性を
高水準に維持させるようになっている。
次に、上記のように構成される第2実施例の作用を説明
する。
固体層wl質型・思料電池モジュール41は、各燃料電
池単体24の酸素電極26の内側の空間にそれぞれ空気
が供給されるとともに、燃料電極27の周囲の空間には
、ヒートパイプ31と1本おきに配設された各供給管端
末42から水素ガスが供給され、各燃料電池単体24に
おいては、それぞれの固体電@−質25を介して酸化・
還元反応が起きて電流が生じ、各インターコネクタ28
からニッケルフェルト29を介して集電される内部jJ
電子管22がIll極となり、また外周の各燃料電極2
7からニッケルフェルト30を介して集電される外部集
電子管23が陰極となって、発生した電流を取出すこと
ができる。また前述したように、特に供給管端末42に
多数の孔を形成して、各燃料電池単体24の長さ方向全
域に均等に燃料ガスを供給するか、または前記外部集電
子管23を先端閉塞型として外部集電子管23内の閉塞
された先端側に燃料ガスを噴出させて流れる方向を反転
させるとともに拡散させ、外部集電子管23内全域にム
ラなく供給されるようにすれば、発電特性を向上させる
ことができる。
また、反応熱によりて固体電解質型燃料電池モジュール
41内の各燃料電池単体24が加熱8れるとともに、熱
が蓄積されて過熱状態となった場合には、熱回収装置を
作動させて各ヒートパイプ31が外部集電子管23内の
雰囲気(燃料ガス)中から熱を吸収して固体電解質型燃
料電池モジュール41の外へ輸送し、外部集電子管23
内の雰囲気温度を低下させて、各燃料電池単体24を適
温範囲に維持させ、各燃料電池単体24の発電特性を高
水準に維持でき、発電能力の上限状態で、長時間の連続
運転も可能となる。また固体電解質型燃料電池モジュー
ル41内の温度管理が容易となり、特に、熱回収装置の
吸熱部にヒートパイプ31を使用しているため、熱回収
装置により冷却する際の応答性に優れており、短時間で
所定の温度まで冷却することができる。さらに、従来の
固体電解質型燃料電池モジュールのように、燃料ガスの
供給量を増加することによって燃料電池単体を冷!iJ
する場合に比べて、発電反応に携らないで排出される燃
料ガスの無駄な消費を著しく削減することができる。
なお、熱回収装置で回収された熱は、外部集電子管23
の下流側から排出され、アフターバーナで燃焼させた排
ガスの熱とともに、例えば蒸気タービンサイクル等に送
られて利用される。
発明の詳細 な説明したようにこの発明は、空間を存して同心状に設
けられた内部集電子と外部集電子管との間に、管状の固
体電解質の内側に酸素電極または燃料電極を、外側に燃
料電極または酸素電極を設けた燃料電池単体を複数個配
設した固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、曲記
外部果電子管内の各燃料電池単体間に形成される空間に
、熱回収装置の吸熱部を配設したので、固体電解質型燃
料電池モジュール内の空間の有効利用が図れるとともに
、各燃料電池単体の過熱を防止して発電特性を高水準に
維持することができ、また、熱回収装置で回収した余剰
熱エネルギを有効に利用することができる。
また、空間を存して同心円筒状に設けられた内部集電子
管と外部集電子管との間に、管状の固体電解質の内側に
酸素電極または燃料電極を、外側に燃料電極または酸素
電極を設けた燃料電池単体を複数個配設した固体電解質
型燃料電池モジュールにおいて、前記外部集電子管内の
各燃料電池単体間に形成される空間に、燃料ガスあるい
は酸素の供給管を配設したので、固体電解質型燃料電池
モジュール内の空間の有効利用が図れるとともに、外部
集電子管の端部と、燃料ガスまたは酸素の供給管とを気
密に接続する配管接続が不要となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれこの発明の実施例を示す
もので、第1図は第1実施例の固体電解質型燃料電池モ
ジュールの断面正面図、第2図は第2実施例の固体電解
質型燃料電池モジュールの断面正面図、第3・図および
第4図番よ従来例を示すもので、第3図は従来の固体電
解質型燃料電池モジュールの断面正面図、第4図は固体
電解質型燃料電池モジュールを構成している燃料電池単
体の斜視図である。 21.41・・・固体電解質型燃料電池モジュール、2
2・・・内部集電子管、 23・・・外部集電子管、2
4・・・燃料電池単体、 25・・・固体電解質、26
・・・酸素電極、 27・・・燃料電極、 28・・・
インターコネクタ、 29.30・・・ニッケルフェル
ト、 31・・・ヒートパイプ、 42・・・燃料ガス
供給管端末。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空間を存して同心状に設けられた内部集電子と外
    部集電子管との間に、管状の固体電解質の内側に酸素電
    極または燃料電極を、外側に燃料電極または酸素電極を
    設けた燃料電池単体を複数個配設した固体電解質型燃料
    電池モジュールにおいて、前記外部集電子管内の各燃料
    電池単体間に形成される空間に、熱回収装置の吸熱部を
    配設したことを特徴とする固体電解質型燃料電池モジュ
    ール。
  2. (2)空間を存して同心状に設けられた内部集電子と外
    部集電子管との間に、管状の固体電解質の内側に酸素電
    極または燃料電極を、外側に燃料電極または酸素電極を
    設けた燃料電池単体を複数個配設した固体電解質型燃料
    電池モジュールにおいて、前記外部集電子管内の各燃料
    電池単体間に形成される空間に、燃料ガスあるいは酸素
    の供給管を配設したことを特徴とする固体電解質型燃料
    電池モジュール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008147026A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Hitachi Ltd 固体酸化物形燃料電池
JP2014041751A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池モジュール
WO2017097423A1 (de) * 2015-12-07 2017-06-15 Technische Universität Darmstadt Elektrochemischer modulreaktor

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WO2017097423A1 (de) * 2015-12-07 2017-06-15 Technische Universität Darmstadt Elektrochemischer modulreaktor

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