JPH0230934Y2 - - Google Patents

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JPH0230934Y2
JPH0230934Y2 JP1983160923U JP16092383U JPH0230934Y2 JP H0230934 Y2 JPH0230934 Y2 JP H0230934Y2 JP 1983160923 U JP1983160923 U JP 1983160923U JP 16092383 U JP16092383 U JP 16092383U JP H0230934 Y2 JPH0230934 Y2 JP H0230934Y2
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noise
circuit
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gate
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JP1983160923U
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【考案の詳細な説明】 この考案は、幅の異なる各種のノイズに対して
効果的に動作するようにしたノイズブランカ回路
に関する。
一般に、トランシーバー等の無線機に内蔵され
ているノイズブランカ回路におけるAGC回路の
アタツク時定数は、パルス性ノイズの幅が約100
〜300μsecであることから約1msec/−6dB程度
に設定され、ノイズのみを有効に除去するように
なつている。しかし、短波帯に発生するウツドペ
ツカーノイズは、幅が約4〜8msecでその繰り返
し周期が約100msecであるから、前記のように
AGC回路が1msec/−6dBの時定数で動作する
と、自動利得制御の動作が早すぎてウツドベツカ
ーノイズの一部しか除去することができない。仮
に、AGC回路の時定数を20msec/−6dBに設定
すれば、AGC回路のノイズ検出時から動作を開
始するまでの時間が遅くなつてウツドベツカーノ
イズを有効に除去できるが、受信信号も除去され
てしまう問題がある。
そこで、前述の長幅のノイズを除去するため
に、AGC回路の時定数を1msec/−6dBに設定す
るとともにワンシヨツトマルチバイブレータ等を
具備し、1つのノイズに対するノイズゲートの閉
時間を長くするように構成したものが案出されて
いるが、この方式ではウツドベツカーノイズに対
しては効果的に作用するが、短いパルスノイズに
ノイズゲートが一定時間閉状態となるので、結果
として受信信号をも不必要に除去してしまう欠点
がある。
また、特開昭58−212231号公報には、第2図に
示したように、雑音検出回路25と、信号路に挿
入され上記雑音検出回路25の検出出力にもとづ
いて遮断されるゲート回路23と、上記雑音検出
回路25に付設されたノイズ自動利得制御用の積
分回路27とを有する衝撃性雑音除去回路におい
て、上記雑音検出回路25によつて検出される雑
音に応じた電圧により導通・非導通となるスイツ
チング素子16を設け、このスイツチング素子1
6の導通・非導通によつて上記積分回路27の時
定数を変化させるようにしたことを特徴とする衝
撃性雑音除去回路が開示されている。
しかし、この技術では、一つの衝撃性雑音が消
滅してゲート遮断時間設定回路28のコンデンサ
ー10が放電中に次の衝撃性雑音が検出される
と、前記コンデンサー10は再び充電開始される
が、このときには、前記コンデンサー10にはま
だ電荷が残存しているので、スイツチング素子と
なるトランジスタ16のベース回路に介挿接続さ
れているコンデンサー17の微分作用によつて検
出される電圧は小さくなる。よつて、前記トラン
ジスタ16を駆動できずに、雑音を除去できない
場合が発生するという問題がある。
この考案は、前記従来の欠点に鑑みなされたも
ので、AGC回路の時定数を比較的長く設定する
とともにノイズゲートの閉状態が設定時間継続し
た場合にはタイマ回路によりAGC回路の時定数
を短く切換えるようにするとともに、前記ノイズ
ゲートの開状態を検出して前記タイマ回路をリセ
ツトするリセツト回路を設けて、ノイズの消滅毎
にタイマ回路をリセツトするようにすることによ
つて、幅の異なる各種のノイズに対して受信信号
の品位を損なうことなく効果的に除去できるノイ
ズブランカ回路を提供することを目的とするもの
である。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳
説する。
第1図においては、1は4個のダイオードD1
〜D4から成るノイズゲートで、通常時は後述の
第1のトランジスタQ1がオフされていることに
よつて直流電源+Bの電圧が直接に左方のトラン
スT1を介して各ダイオードD1〜D4に順方向
に印加されているのに対し、各ダイオードD1〜
D4の逆方向には電源電圧が2個の抵抗R1,R
2により分圧されて印加されており、従つて各ダ
イオードD1〜D4が導通状態で受信信号が入力
側Iから出力側Oに送られる。
2は電界効果トランジスタF等により構成され
第1のコンデンサCを介して入力された信号を増
幅する第1のノイズアンプ、3は集積回路ICか
ら成る第2のノイズアンプで、前記集積回路IC
の3番ピンP3の電圧を可変することにより利得
を制御できるようになつており、当該電圧を上昇
させると利得が減少する。
4は2個のダイオードD5,D6およびコンデ
ンサC2により倍圧整流回路に構成された検波器
で、第2のノイズアンプ3の出力がトランスT2
でインピーダンス変換された後、該検波器4で直
流変換される。5はゲート制御回路を示し、スイ
ツチング用の第1のトランジスタQ1のエミツタ
には電源電圧を2個の抵抗R3,R4で分圧した
オフセツト電圧が印加されており、第1のトラン
ジスタQ1をオン状態にするのに必要な電圧はベ
ース−エミツタ間動作電圧とオフセツト電圧との
和の電圧となり、この電圧によりスレツシヨルド
レベルが設定され、ノイズ以外の信号によつて第
1のトランジスタQ1がオン状態にならないよう
になつている。
6はAGC回路で、第1のトランジスタQ1と
同一のベース−エミツタ間動作電圧を有し、ベー
スが検波器4の出力端に接続された第2のトラン
ジスタQ2と、この第2のトランジスタQ2にダ
ーリントン接続された第3のトランジスタQ3
と、この第3のトランジスタQ3と集積回路IC
の3番ピンP3との間に介挿接続され時定数を設
定する第5抵抗R5と第3コンデンサC3、この
第3コンデンサC3の放電回路を構成する第6抵
抗R6と半固定抵抗VRと、直流電源+Bと第3
のトランジスタQ3のコレクタ間に接続された第
7抵抗R7とを具備し、集積回路ICを3番ピン
P3に必要なオフセツトバイアスとして、電源電
圧を第7抵抗R7および第5抵抗R5の合成抵抗
と第6抵抗R6および半固定抵抗VRの合成抵抗
とで分圧した電圧が印加されている。
そして、7はこの考案の構成の要部であるタイ
マ回路を示し、AGC回路6の時定数切換用の第
4のトランジスタQ4のエミツタとコレクタが第
5抵抗R5の両端に接続され、第1のトランジス
タQ1のコレクタ即ち直流電源+Bに順方向のダ
イオードD7を介してコンデンサC4が接続さ
れ、第1のトランジスタQ1がオフ状態時にはそ
のコレクタに電源電圧の約半分の電圧が印加され
ていて前述の第4コンデンサC4が充電状態にな
つており、この第4コンデンサC4の端子電圧が
ツエナーダイオードZDで前記第4のトランジス
タQ4のベースに電圧シフトされ、通常時は第4
のトランジスタQ4がオフ状態になるよう構成さ
れ、第7ダイオードD7の両端間に接続された2
個の抵抗R8,R9により第1のトランジスタQ
1のオン時に第4コンデンサC4の放電回路が閉
成され、第4コンデンサC4と該両抵抗R8,R
9との時定数によつて、ノイズゲート1の閉状態
時から第4のトランジスタQ4がオンするまでの
タイマ時間が設定されており、実施例では第9抵
抗R9に並列接続されたタイマ時間切換用スイツ
チS1のオンオフにより第9抵抗R9を断接して
タイマ時間を切換えできるようになつている。
尚、図中のS2はノイズブランカ回路が不要なと
き第1のトランジスタQ1を停止するためのノイ
ズブランカスイツチである。
前記構成とした実施例回路の動作に付いて説明
すると、普通の受信信号レベルを超える振幅のパ
ルス性ノイズが第1コンデンサC1を介して入力
されると、そのパルス成分が両ノイズアンプ2,
3で増幅され、検波器4の出力電圧がゲート制御
回路5のスレツシヨルドレベル以上となつて第1
のトランジスタQ1がオンされ、この第1のトラ
ンジスタQ1のコレクタがローレベルとなること
によつて、第1〜第4ダイオードD1〜D4が逆
バイアスされてノイズゲート1が閉状態になると
ともに、タイマ回路7において第4コンデンサC
4の充電電荷が第8,9抵抗R8,R9および第
1のトランジスタQ1を介して放電され、第4コ
ンデンサC4の端子電圧が低下していく。この
時、第4コンデンサC4の端子電圧とツエナーダ
イオードZDの端子電圧との和の電圧が第4のト
ランジスタQ4のエミツタ電圧より動作電圧以下
まで低下しない限り第4のトランジスタQ4はオ
フ状態を保持する。従つて、幅の短いノイズの場
合には第4のトランジスタQ4がオンする以前に
第1のトランジスタQ1がオフ状態に移行し、リ
セツト回路を構成するダイオードD7を通じて第
4コンデンサC4が直ちに充電されて初期状態に
復帰する。
次に、ウツドペツカーノイズのようにノイズ幅
の長いノイズが入力された場合、AGC回路6の
時定数を第5抵抗R5と第3コンデンサC3によ
り約20msec/−6dB程度と比較的長く設定する
とともに、タイマ回路7のタイマ時間を第8,9
抵抗R8,R9と第4コンデンサC4とにより約
10msec程度に設定しておくことによつて、第1
のトランジスタQ1がオンとなりノイズゲート1
が閉状態になつた時点から10msecの時間経過後
に、第4のトランジスタQ4がオン状態となつて
当該トランジスタQ4により第5抵抗R5が短絡
される。ところで、第1のトランジスタQ1のオ
ン状態時に第2のトランジスタQ2,Q3もオン
されており、第3のトランジスタQ3を介して第
3コンデンサC3が該コンデンサC3と第5抵抗
R5とで設定された20msec/−6dBの時定数で
充電が行なわれているのであるが、前述の第4の
トランジスタQ4がオンとなる10msecの時間経
過時に第5抵抗R5が短絡されるので、第3コン
デンサC3が直ちに充電される。即ち、ノイズゲ
ート1の閉状態時から10msecの時間経過時に
AGC回路6の時定数が切換えられて20msec/−
6dBから1msec/−6dB程度に早くなり、集積回
路ICの利得が減少して検波器4の出力電圧がゲ
ート制御回路5のスレツシヨルドレベル以下まで
減衰され、第1のトランジスタQ1がオフとなつ
て第4コンデンサC4がリセツト回路を構成する
第7ダイオードD7を通じて充電され、第4のト
ランジスタQ4がオフとなり、AGC回路の時定
数は再び第5抵抗R5と第3コンデンサC3によ
る20msec/−6dBになつて初期状態となる。従
つて、ノイズ幅の長いパルス性ノイズに対しその
パルス幅の時間のみノイズゲート1を閉状態と
し、不必要に長い時間ノイズゲートを閉状態にす
ることがない。更に、長いパルス幅のノイズに対
してはタイマ回路7の働きにより、受信信号の品
位を損ねるほどの長時間の閉状態が継続するのを
防止できる。
以上のように、この考案のノイズブランカ回路
によれば、タイマ回路によりノイズゲートの閉状
態時から設定時間経過後にAGC回路の時定数を
切換えて早くする構成とするとともに、ノイズの
消滅毎にタイマ回路をリセツトする構成としたか
ら、パルス性ノイズのような短幅のノイズからウ
ツドペツカーノイズのような長幅のノイズまで確
実に除去することができるとともに、長幅のノイ
ズに対してもノイズ幅の時間のみノイズゲートを
閉状態とし、不必要に受信信号をブランクするこ
とがなく、極めて効果的なノイズブランカ回路を
提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のノイズブランカ回路の一実
施例の結線図、第2図は従来例の衝撃性雑音除去
回路のブロツク図である。 1……ノイズゲート、2,3……ノイズアン
プ、4……検波器、5……ゲート制御回路、6…
…AGC回路、7……タイマ回路、D7……リセ
ツト回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノイズアンプと、該ノイズアンプの出力を検出
    する検波器と、該検波器の出力電圧がスレツシヨ
    ルドレベル以上であるか否かによりノイズゲート
    回路を開閉制御するゲート制御回路と、前記検波
    器の出力により時定数で設定された一定時間経過
    後に前記ノイズアンプの利得を可変制御する
    AGC回路とを具備して成るノイズブランカ回路
    において、前記ノイズゲート回路の閉状態を検出
    して該閉状態が設定時間継続した時に前記AGC
    回路の時定数を可変制御するタイマ回路と、前記
    ノイズゲートの開状態を検出して前記タイマ回路
    をリセツトするリセツト回路とを設けたことを特
    徴とするノイズブランカ回路。
JP16092383U 1983-10-17 1983-10-17 ノイズブランカ回路 Granted JPS6068729U (ja)

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JP16092383U JPS6068729U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 ノイズブランカ回路

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JP16092383U JPS6068729U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 ノイズブランカ回路

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Publication Number Publication Date
JPS6068729U JPS6068729U (ja) 1985-05-15
JPH0230934Y2 true JPH0230934Y2 (ja) 1990-08-21

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ID=30353813

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58212232A (ja) * 1982-06-04 1983-12-09 Kokusai Electric Co Ltd 多チヤンネル半2重回線の回線接続制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58212232A (ja) * 1982-06-04 1983-12-09 Kokusai Electric Co Ltd 多チヤンネル半2重回線の回線接続制御方法

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JPS6068729U (ja) 1985-05-15

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