JPH0230901A - ロータリピストン機関 - Google Patents

ロータリピストン機関

Info

Publication number
JPH0230901A
JPH0230901A JP1144292A JP14429289A JPH0230901A JP H0230901 A JPH0230901 A JP H0230901A JP 1144292 A JP1144292 A JP 1144292A JP 14429289 A JP14429289 A JP 14429289A JP H0230901 A JPH0230901 A JP H0230901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
rotary piston
engine
lever
piston engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1144292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0696964B2 (ja
Inventor
Gil-Hwan Chun
ギル、ホワン、チャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH0230901A publication Critical patent/JPH0230901A/ja
Publication of JPH0696964B2 publication Critical patent/JPH0696964B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C1/00Rotary-piston machines or engines
    • F01C1/02Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F01C1/063Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents with coaxially-mounted members having continuously-changing circumferential spacing between them
    • F01C1/07Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents with coaxially-mounted members having continuously-changing circumferential spacing between them having crankshaft-and-connecting-rod type drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines
    • F02B53/04Charge admission or combustion-gas discharge
    • F02B53/08Charging, e.g. by means of rotary-piston pump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/027Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固定ケーシングと、遮蔽部材の中で回転し、
機関軸に作用するピストンとを有し、ピストンが、容積
を周期的に変えながら遮蔽部材内で回動する作動室を形
成し、こうして燃料の燃焼の際に放出される熱エネルギ
ーを機械エネルギーに効果的に変換するロータリピスト
ン機関に関する。
〔従来の技術〕
この種の公知のロータリピストン機関としては、特にワ
ンケルエンジン、即ち遮蔽部材が静止し、即ちそれ自体
が固定ケーシングの一部であり、ピストン又は出力部が
ケーシングの中で回転するプラネタリピストン機関が挙
げられる。
ワンケルエンジンは、本質的に、偏心軸と、偏心軸の上
で回転可能な三角形ピストンから成り、ピストンは内歯
輪歯車を有し、偏心軸の偏心輪上で、ケーシングに固定
した外歯の周りに歯のかみ合いを介して円運動を行なう
。好適に使用される歯車と内歯遊尺歯車との間の変速比
2:3の場合、細長い楕円形のくびれた曲線が生じ、偏
心軸が3回転を行なうと、ピストンの輪郭の三角形の1
つの頂点がこの曲線を1回周回する。
ピストンとケーシングの壁面の間の各作動室は、この運
動条件のもとて2回の交互の拡大と縮小を行なう。この
ことを4行程過程のために利用することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ワンケルエンジンの大きさと重量は同等の往復機関に比
してはなはだ小さく、部品数が少なく、静粛性が特に良
好である。ところが、ワンケルエンジンは、その製造コ
ストが高く、三角形ピスト〉の密封が困難であり、シリ
ンダが円形でなく、大きな摩耗を生じ、それに基づく修
理が必要となり、また機関出力限度が比較的低いなどの
難点もある。
例えば、ロータリピストン機関の上記の欠点を回避する
ために、作動室の中央で回転するロータを備えた星形配
列燃焼室機関として構成され、作動室を星形配列の燃焼
室に区分するために、ロータが半径方向可動の駆動壁を
有する回転内燃機関が西ドイツ特許出願公開第2522
880号明細書に開示されている。この場合、燃焼室の
周期的な容積変化を生じるための駆動壁の半径方向運動
は、少くとも1個の曲線路によって制御される。この回
転内燃機関は、ワンケルエンジンに比して全回転数範囲
で小さい寸法、少い重量、低い燃料消費で機関出力が大
きい利点があるという。しかし、このロータリピストン
機関も、依然として作動室の形状、不良な圧縮、作動室
の完全な密封に関してワンケルエンジンと同じ欠点を有
する。この場合も、作動サイクル中に作動室がピストン
の回転方向に移動し、即ち作動室の外壁が絶えず変化す
るからである。
ところが、熱伝達面が大きすぎるので、往復ピストン機
関で得られるような圧縮圧と点火圧が得られない。
一方では往復ピストン機関より良好な重量条件を、他方
ではロータリピストン機関より良好な出力条件を得るた
めに、分離セグメントとピストンセグメントを備えたス
イベルピストンシリンダの中に燃焼室を配設したスイベ
ルピストン内燃機関及びスイベルピストン圧縮機を有す
る内燃機が西ドイツ特許出願公開第3330125号に
開示されている。この公知の内燃機の機能は次の通りで
ある。即ち、燃焼室内の燃焼圧によってスイベルピスト
ンが往復揺動運動させられる。車輪歯車装置とフリーホ
イールを介してスイベルピストンの揺動運動が連続回転
運動に変えられる。この方式では、燃焼圧がピストンセ
グメントの両側に作用し、その揺動運動が歯車装置を介
在せずに直接変換される。この機関は、入口及び出口弁
制御式4行程機関として、若しくは圧縮機付又は弁無し
制御式2行程機関として構成することができる。相対す
る作動室の圧縮圧がピストン運動を端位置で弾支しても
、この内燃機関の静粛性はすこぶる不良であり、摩耗が
ロータリピストン機関より遥かに高い。
従って、本発明の目的は、僅かな重量で高い機関出力を
与え、しかも作動室の完全な密封を可能にするロータリ
ピストン機関を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、本発明のロータリピストン機関により解
決される。すなわち、上記の種類のロータリピストン機
関において、遮蔽部材が環状に形成されていると共に、
周方向に並置されて回転軸線Xの周りに回転する少くと
も2個の弓形ピストンを備え、ピストンの間に行程動作
のための作動室が形成され、各ピストンが、ピストンか
ら機関軸へ、又は逆方向のトルクの伝達のために、回転
軸線Xに対して偏心に支承され機関軸に固定されたレバ
ーのそれぞれ一方のレバーアームと半径方向に係合し、
ピストンの回転の際にレバーの同様な回転のためにレバ
ーアームの各々の係合長さが燃焼圧によって変化し、不
等係合長さのレバーアームを形成することによって上記
の課題が解決される。
〔発明の作用・効果〕
こうして往復ピストン機関と同様の熱力学的過程によっ
て駆動される回転ピストン機関が提供されるのである。
しかも、作動サイクルが同じ作動室で発生するから、高
い圧縮及び点火圧が得られる。燃焼ガスによって熱せら
れた作動室が吸入過程で新気により冷却されるがら、作
動室、ピストン及び場合によって設けられる密封体の熱
負荷が少い。このようにして、作動室の形状により往復
ピストン機関に劣らず高い圧縮が得られる。しかも、作
動室のこの理想的な形状によって、人口と出口の明確な
分離及び良好な燃料消費が得られる。その結果、本発明
によるロータリピストン機関では、従来のロータリピス
トン機関に比して遥かに高い機関出力が得られると共に
、回転機関で周知の良好な静粛性及び小さな寸法と小さ
な重量の利点が保証される。
〔発明の態様〕
このロータリピストン機関のレバーを偏心支承のために
自在軸にピン継手により固定し、自在軸を一方で機関軸
に、他方では回転軸線Xに対して偏りAを設けて機関ケ
ーシングの軸受に枢着することができる。従って、適当
な行程を得るために、レバーの回転軸線Xからの偏心距
離の大きさEと自在軸の軸受側支持部の回転軸線Xに対
する偏りAを適当に選択することができる。特にこれは
大きな偏りAに対して小さな偏心距MEで自在軸を斜設
することによって達成される。
その場合、軸受を内歯車及びこれとかみ合うピニオンと
して構成することができる。2個のピストン及び内歯と
ピニオンの歯数比2:1を使用すれば、慣用の4行程方
式で操作することができる。但し「吸入、圧縮、膨張、
排出」の作動過程は2個の隔室のそれぞれで90’の移
相で行なわれる。
また、ピストン回転軌道に入り込む潤滑油を、ピストン
に設けるシールストリップで掻き取り、遠心力により外
向きに加速することによって、元来ピストン形状により
比較的簡単な密封を助長することができる。費用がかか
り、環境に対し有害なオイル燃料混合物潤滑がこうして
廃止される。
本発明のその他の実施態様及び利点は、添附の特許請求
の範囲及び下記の説明から明らがとなろう。
〔実 施 例〕
次に、添付図面に示す実施例に基づいて本発明をさらに
詳述する。
第1図に示すロータリピストン機関は機関ケーシング1
を具備し、その中にロータとして構成された、概略中空
の環状の遮蔽部材10が中心に配設されている。この遮
蔽部材10は、第2図に示す回転軸線Xの周りに同様に
回転することができ、ピストン軌道15を画成する外壁
12と内壁13を有する。外壁12と内壁13は相対し
て中空リングの一部区域にだけ延在し、この一部区域の
部位に可変容積作動室4,5を生じる。従って、外壁1
2と内壁13は、遮蔽部材10が作動室4,5を内包す
ることができるが、空欠部に出力部のための案内部を収
容することができるような周方向長さを有する。
遮蔽部材10の中に出力部として2個の弓形ピストン2
0が配設されている。ピストン20は概略長方形の横断
面を有し、遮蔽部材10の中で回転するように周方向に
並置されている。
その場合、2個のピストン20の総周方向長さは遮蔽部
材10の中のピストン軌道15の長さより小さい。各ピ
ストン20は、中央半径方向孔19を有し、その中に双
腕レバー34のレバーアーム38が案内部材22を介し
て半径方向に移動自在に枢着されている。このレバー3
4は、回転軸線Xに対する偏心距MEで自在軸32に回
転自在に固定され、そのレバーアーム38が回転軸線X
に対して垂直に延在している。レバー34とピストン2
0の上述の係合位置で、2個の相対するピストン20の
隣接する端面25がそれぞれ一方の作動室4,5を画成
している。
2つの作動室4.5は互いに180’回転した位置にあ
り、等長のレバーアーム38が2個のピストン20と係
合すれば、作動室4,5の一方が最小容積、他方が最大
容積を内包する。レバー34は1−心距離E l、:相
当する間隔て回転軸線Xと平行の回転軸線X′を中心に
回転するので、ピストン20の回転軸線Xとレバー34
の回転軸線X′は一致しないがら、レバー34の1回転
の際に不等係合長さのレバーアーム38がピストン20
とレバー34の係合を行なう。
その結果、レバーアーム38の係合長さに応じてピスト
ン20の周速が変化する。こうして、2個のピストン2
0の行程動作が生じ、作動室4.5の容積の変化を誘起
する。この場合、レバー34の1回転で各作動室4,5
は最小容積と最大容積をとる。レバー34が機関軸30
1.:直接固定されているならば、このように構成され
た遮蔽部材10と出力部(ピストン20)によって2行
程方式が遂行される。レバー34の2個の等長のレバー
アーム38が第1図に示す位置から回転すると、両方の
端面25に作用する燃焼圧が直ちにレバー34、それと
共に機関軸30にトルクを働かせる。それによって、前
述のサイクルが作動する。その際、遮蔽部材10がレバ
ー34の回転と同様に回転させられるから、常に内壁1
3と外壁12の同じ区域が作動室4,5を画成し、従っ
て出力部に対して不動である。
機関ケーシング1は新気の供給のために作動室4.5に
対してそれぞれ人口3と出口2を有する。これらの入口
と出口が第2図ではっきり分かる。2行程方式のサイク
ルでは、もちろん1個の入口3と出口2しか必要でない
これらの開口部2,3は、吸入又は排出過程の間に連続
的に新気を供給し又は燃焼ガスを排出することができる
ように、それぞれピストン軌道15の約4分の1にわた
ってバナナ形に延在している。それぞれ人口3と出口2
が互いに隣接して配設され、それぞれ密封体11を装備
する。密封体11は遮蔽部材10の回転によって入口3
と出口2の上を摺動し、こうして新気の流入と燃焼ガス
の流出を制御することができる。
作動室4,5の完全な密封のために、ピストン20はそ
の端面25に隣接してシールストリップ21ををする。
シールストリップ21は、外壁12及び内壁13と係合
する。互いに間隔を置いて配列された2個のシールスト
リップ21を設けることが好ましい。また各ピストン2
0は、レバー34との係合部に隣接して、機関ケーシン
グ1の中央に噴射される潤滑油の通過のための半径方向
孔23をそれぞれ有する。この潤滑油はピストン20及
び遮蔽部材10の回転の際に遠心力により外壁12に到
達する。最後に、ピストン20の内側及び外側の孔23
区域の周方向切欠部24.26によって、ピストン20
の潤滑が更に促進される。この切欠部2426は潤滑油
で満たされ、ピストン20の回転と共に常に新しい潤滑
油を外壁12及び内壁13とピストン20の間に送給す
る。この補助孔23と切欠部24,26は、良好なしか
も経済的に使用される潤滑を保証する。
次に、第2図は、自在軸32へのレバー34の固定及び
機関軸30と機関ケーシング1に同着した軸受40との
間のレバー34のMOを図示し、かつ軸受40自体を図
示するためのものである。回転軸線がピストン20の回
転軸線Xと一致する機関軸30は、遮蔽部材10に固着
され、第1の枢む点31を介して自在軸32の第1の端
部にピン継手により揺動自在に枢着されている。従って
、機関軸30の回転と共に遮蔽部材10及び自在軸32
も同様に回転する。
自在軸32の第2の端部は、第2の枢着点35を介して
軸受端41にピン継手により揺動自在に固定されている
。回転軸線X上にある第1の枢着2点31と第2の枢着
点35と結ぶ直線と回転軸線Xとの間に角βが形成され
る。この直線は、自在軸32の長手方向に相当する二そ
の結果、回転軸線Xに対して自在軸32の第2の端部の
偏りAが生じている。軸受端41にピニオン42が固定
され、内歯車43とかみ合う。この内歯車43は機関ケ
ーシング1に固着されており、回転軸線Xを中心にして
配設されている。
内歯車43の内歯44の歯数とピニオン42の歯数の比
は2:1である。機関軸30が駆動されると、軸受端4
1及びピニオン42が回転軸線X′を中心とする同心円
上を機関軸3oと同し周速で運動する。即ち、機関軸3
0が回転軸線Xの周りに1回転すると、軸受端41とピ
ニオン42も回転軸線X′の周りに1回転する。
しかし、ピニオン42は内歯44の中で転勤するから、
軸受端41はそれに枢着された自在軸32と共に回転軸
線Xに対して偏りAて逆方向に接触面上を摺動する。そ
の結果、自在軸32は一方では2つの枢着点31.35
を結ぶ直線を中心に機関軸30と同じ周速で回転運動を
行い、また円錐の頂点が第1の枢着点31にあり、円錐
の底面の半径は偏りAにより定義される円錐面上で精密
運動を行なう。なおその場合更に、軸受端41の支持の
ために、回転自在に支承された円板45を設けることが
できる。
レバー34は、自在軸32に、ピン継手により自在軸周
りには回転不能に固定されている。
2つの枢着点31.35を結ぶ直線に対して垂直な面で
あるレバー34の固定面は、上記直線を通る面との交点
で固定点33を定義している。
固定点33と回転軸線Xとの間隔は、回転軸線Xに対す
るレバー34の支承の偏心距fiEを定めている。軸受
端41は第2の枢着点35と共に偏りAの接触面上を摺
動するが、レバー34は機関軸30に対して相対的に接
触面上を摺動する。この場合、レバー34の固定面が自
在軸32の全長を二分するから、偏心距離Eはl/2A
に等しい。内歯44及びピニオン42の形状寸法を十分
に確定することができるように、所定の偏りAが必要で
ある。偏心距離Eが偏りAに等しければ、大きな行程が
発生するから、偏心距離Eを偏りAに比して小さく選定
する。最後に、史に入口3と出口2の密封のための密封
板14が第2図で明らかである。密封板14は、一方で
は上記の開口部を通ってそれに接続する通路に浦が入る
ことを阻止し、他方ではピストンの内室への新気または
燃焼ガスの進入を制御する。
第3図は、レバー34の前述の配列と位置を更に図で明
らかにするために、第2図に対してレバー34を90°
回転して示す。更に、レバーアーム38とそれぞれ一方
のピストン20との半径方向に移動自在な係合のための
案内部t第22をピストンと共に示す。その他について
は、第3図は第2図と同じである。
上述のロータリピストン機関の4行程サイクルを、次に
第4図に基づき、部分図4aないし4fを参照しながら
説明する。
第4a図では、作動室4が最小容積、作動室5が最大容
積をとり、その際、レバーアーム38の係合長さは等し
い長さの区間C及びdで示される。
第4b図で、レバー34はピニオン42と共に矢印すの
方向に回転しており、一方、ピニオン42の回転軸線X
′は回転軸線Xの周りに矢印aの方向に摺動する。この
運動によってレバーアーム38の係合長さc、dが変化
する。−方のレバーアーム38の係合長さCが増加し、
反対側のレバーアーム38の係合長さdが縮小する。係
合長さc、dの変化の結果、長い方のレバーアーム38
と係合するピストン20は、短いレバーアーム38と係
合するピストン20より速く移動するから、作動室4の
容積が連続的に増加し、一方、作動室5の容積は連続的
に減少する。
第4c図は回転軸線Xの周りに90°回転した後のサイ
クルを示す。第4a図から第4C図への作動過程で作動
室4は密封体11により制御されながら入口3から連続
的に燃料空気混合物を吸入したが、作動室5は既に吸入
した’IQ ’Q気を圧縮する。そこで第4C図には、
作動室4の吸入過程が終了し、作動室5の圧縮過程も終
了して、第2図及び第3図に示す点火装置50が圧縮さ
れた混合気に点火するサイクル時点が示されている。
第4d図はレバーアームの係合長さの差に対する作用燃
焼圧を示す。これを2個の矢印で表わす。この燃焼圧は
レバー34とピストン20の係合点に作用し、不等長の
てこに基づきエンジントルクを発生する。
第4e図は、回転軸線Xの周りの次の90゜回転の後の
サイクルを示す。作動室5の膨張過程と作動室4の圧縮
過程が終了して、点火装置が作動室4の圧縮混合気に点
火する時点が示されている。
最後に第4f図は、排出過程の終期の作動室5を示し、
一方、作動室4では膨張過程が終了している。
【図面の簡単な説明】
第1図はロータリピストン機関の横断面図、第2図は第
1図に矢印で示した線に沿ったロータリピストン機関の
縦断面図、第3図はレバーを90’回転して示した、第
2図による縦断面図、第4a図乃至第4f図は4行程方
式の1サイクルの略図を示す。 4は作動室、5は作動室、10は遮蔽部材、20はピス
トン、30は機関軸、34はレバー38はレバーアーム
、Xは回転軸線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、)機関の固定ケーシングと、遮蔽部材の中で回転し
    、機関軸に作用するピストンとを有し、ピストンが、容
    積を周期的に変えながら遮蔽部材内で回動する作動室を
    形成して成るロータリピストン機関において、遮蔽部材
    (10)が環状に形成されていると共に、周方向に並置
    されて回転軸線Xの周りに回転する少くとも2個の弓形
    ピストン(20)を備え、ピストンの間に行程動作のた
    めの作動室(4、5)が形成され、各ピストン(20)
    が、ピストン(20)から機関軸(30)へ、又は逆方
    向のトルクの伝達のために、回転軸線Xに対して偏心に
    支承され機関軸(30)に固定されたレバー(34)の
    それぞれ一方のレバーアーム(38)と半径方向に係合
    し、ピストン(20)の回転の際にレバー(34)の同
    様な回転のためにレバーアーム(38)の各々の係合長
    さが燃焼圧によって変化し、不等係合長さのレバーアー
    ム(38)を形成することを特徴とするロータリピスト
    ン機関。 2、)レバー(34)が偏心支承のために自在軸(32
    )にピン継手により固定され、自在軸が、一方では機関
    軸(30)に、他方では回転軸線Xに対して偏りAを設
    けて機関ケーシング(1)の軸受(40)に枢着される
    ことを特徴とする請求項1に記載のロータリピストン機
    関。 3、)軸受(40)が、機関ケーシング(1)に固着し
    た内歯車(43)及びこれとかみ合うピニオン(42)
    から成り、自在軸(32)がピニオン(42)に固定さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載のロータリピ
    ストン機関。 4、)内歯(44)の歯数とピニオン(42)の歯数が
    2:1の割合であることを特徴とする請求項3に記載の
    ロータリピストン機関。 5、)自在軸(32)の軸受側支持部の回転軸線Xに対
    する偏りAがレバー(34)の回転軸線Xからの偏心距
    離Eより大きいことを特徴とする請求項2乃至4のいず
    れか1項に記載のロータリピストン機関。 6、)遮蔽部材(10)がロータとして形成され、ピス
    トン(20)と共に回転軸線Xを中心に同様に運動する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    のロータリピストン機関。 7、)機関ケーシング(1)が、周方向に概略バナナ形
    に延在する入口及び出口(3、2)を有することを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のロータリ
    ピストン機関。 8、)シールリングを備えた密封体(11)が、同時に
    入口及び出口密封体の機能も受持つようにして各作動室
    (4、5)に配設されることを特徴とする請求項7に記
    載のロータリピストン機関。 9、)隣接するピストン(20)の各々2個のピストン
    端面(25)が作動室(4、5)を画成し、作動室(4
    、5)の数がピストン(20)の数に等しいことを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のロータリ
    ピストン機関。 10、)ピストンの端部にシールストリップ(21)が
    設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいず
    れか1項に記載のロータリピストン機関。 11、)ピストン(20)が半径方向貫通孔(19)を
    有し、その中にそれぞれ一方のレバーアーム(38)が
    半径方向移動可能に枢着されることを特徴とする請求項
    1乃至10のいずれか1項に記載のロータリピストン機
    関。 12、)遮蔽部材(10)の中の均一なオイル分配のた
    めに、ピストン(20)が補助半径方向孔(23)を有
    することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項
    に記載のロータリピストン機関。 13、)周期的に形成される作動室(4、5)の区域で
    環状遮蔽部材が円弧状外壁(12)及び相対する内壁(
    13)から成ることを特徴とする請求項1乃至12のい
    ずれか1項に記載のロータリピストン機関。 14、)互いに間隔を置いて配列された2個の概略半円
    形のピストン(20)が設けられていることを特徴とす
    る請求項1乃至13のいずれか1項に記載のロータリピ
    ストン機関。 15、)ピストン(20)が4行程方式で回転し得るこ
    とを特徴とする請求項4又は14に記載のロータリピス
    トン機関。 16、)各作動室(4、5)に点火プラグ(50)が配
    属されていることを特徴とする請求項1乃至15のいず
    れか1項に記載のロータリピストン機関。
JP1144292A 1988-06-09 1989-06-08 ロータリピストン機関 Expired - Fee Related JPH0696964B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3819665A DE3819665A1 (de) 1988-06-09 1988-06-09 Rotationskolbenmotor
DE3819665.4 1988-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0230901A true JPH0230901A (ja) 1990-02-01
JPH0696964B2 JPH0696964B2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=6356214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1144292A Expired - Fee Related JPH0696964B2 (ja) 1988-06-09 1989-06-08 ロータリピストン機関

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0345745A3 (ja)
JP (1) JPH0696964B2 (ja)
KR (1) KR920003948B1 (ja)
DE (1) DE3819665A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19922067A1 (de) * 1999-05-14 2000-12-21 Mikhail Boulankine Eine Mehrzahl von Arbeitszylindern aufweisendes Kolbentriebwerk
WO2020164679A1 (en) * 2019-02-14 2020-08-20 Branimir Vidinsky Methods and machines with reciprocating and rotating pistons with positive displacement

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE124003C (ja) *
US1497481A (en) * 1924-06-10 A common law trust consisting of
DE500480C (de) * 1927-06-22 1930-06-21 Heinrich Pasch Pumpe mit mindestens drei in einem Zylinderringraum umlaufenden Kolben verschiedener Winkelgeschwindigkeit
US3645239A (en) * 1969-10-24 1972-02-29 Arnulfo Q Cena Rotary piston machine
DE2138287A1 (de) * 1970-08-03 1972-03-23 Dso Avtoprom, Sofia Rotationskolbenmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0696964B2 (ja) 1994-11-30
EP0345745A3 (de) 1990-03-28
KR900000575A (ko) 1990-01-30
DE3819665A1 (de) 1989-12-14
EP0345745A2 (de) 1989-12-13
KR920003948B1 (ko) 1992-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2518418C (en) Internal combustion engine and method
US3996901A (en) Rotary piston mechanism
US5379736A (en) Gas compressor/expander
US4257752A (en) Rotary alternating piston machine with coupling lever rotating around offset crankpin
US6226986B1 (en) Rotary positive displacement fluid machine
JP3354944B2 (ja) 振動ピストンエンジン
US20110048370A1 (en) Revolving piston internal combustion engine
EP0570482A1 (en) Pressurized vapor driven rotary engine
US4419057A (en) Rotary piston motor
US3435808A (en) Rotary engine
JP2901757B2 (ja) 揺動型ピストン機関
US5259739A (en) Non-reciprocating multi-piston engine
US20030062020A1 (en) Balanced rotary internal combustion engine or cycling volume machine
JPH0230901A (ja) ロータリピストン機関
JP4392356B2 (ja) コンプレッサ、モータ、ポンプ、内燃エンジンとして動作するようになされた装置
US4174930A (en) Rotary engine
JPH07158464A (ja) 4サイクルピストン式内燃機関
EP0210960A2 (en) A rotary internal combustion engine
US20020100452A1 (en) Trochilic piston engine
US4788952A (en) Rotary piston internal combustion engine
JPH03175101A (ja) 揺動回転機関
WO2011038474A1 (pt) Sistema para a construção de compressores e motores rotativos, com deslocamento volumétrico e taxa de compressão dinamicamente variáveis
RU2731210C2 (ru) Двигатель внутреннего сгорания роторно-лопастного типа
US3529581A (en) Rotary combustion machine
WO1996016251A1 (en) Voluminous work, especially internal combustion engine with rotary pistons and with extended expansion period