JPH0230804Y2 - - Google Patents

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JPH0230804Y2
JPH0230804Y2 JP1983070006U JP7000683U JPH0230804Y2 JP H0230804 Y2 JPH0230804 Y2 JP H0230804Y2 JP 1983070006 U JP1983070006 U JP 1983070006U JP 7000683 U JP7000683 U JP 7000683U JP H0230804 Y2 JPH0230804 Y2 JP H0230804Y2
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JP
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front panel
slide
knob
hole
guide plate
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JP1983070006U
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JPS59176106U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は音響機器におけるスライド摘子操作装
置に関する。 (ロ) 従来技術 フロントパネルに形成された長方形から成る透
孔の長辺方向に操作される摘子により、スライド
式調整部品(例えばスライド式可変抵抗器)の可
動杆を操作するようにしたスライド摘子操作装置
としては、その可動杆がレバー状のものであるた
め、スライド摘子がガタ付かせることなく取付け
る必要がある。 このため、従来摘子の一部に形成された凸起を
フロントパネルの下面に形成された凹溝内に嵌入
し、摘子をこれら凸起と凹溝によつて案内しなが
らスライド操作するようにしたものがある。 このように摘子のスライド操作を凸起と凹溝に
よつて案内するものにあつては、凸起の凹溝内へ
の嵌入状態を適切にしなければ、度重なる使用に
よつてその嵌入関係にガタを生じ、最悪の場合に
は案内作用を奏さなくなることがあつた。 (ハ) 考案の目的 本考案は上述の従来の問題点を解決するべく、
摘子を常時一定の摩擦力で円滑にスライド操作す
ることが出来るようにしたものである。 (ニ) 考案の構成 本考案は上記目的のため、フロントパネルに形
成された長方形から成る透孔の長辺方向に操作さ
れる摘子により、スライド式調整部品の可動杆を
操作するようにしたスライド摘子操作装置におい
て、前記フロントパネルの透孔より突出する摘子
部を有する上方スライド操作部材と、前記スライ
ド式調整部品の可動杆に嵌合される嵌合部を有す
る下方スライド操作部材と、前記フロントパネル
の下面に所定間隔隔ててその透孔と対向して取付
けられる案内板とを具備し、前記上方スライド操
作部材と下方スライド操作部材を案内板に対して
弾性的に挾持して連動関係に固着し、該案内板を
フロントパネルに取付けるように構成したもので
ある。 (ホ) 実施例 以下図面に示す本考案装置の実施例について説
明する。 1は長方形から成る透孔2を有するフロントパ
ネルで、下面には第2図に示すように案内板3を
所定間隔隔ててその透孔2と対向して螺子4,4
にて取付けるためリブ5,5及び取付ボス6,6
が一体に形成されている。該フロントパネル1の
表面には透孔2の長辺方向に沿つて表示記号が付
されており、この表示記号は後記のスライド式調
整部品の可変位置を表示するのに役立つ。7は前
記フロントパネル1内に配置されたシヤーシで、
該シヤーシ7のボス8,8にプリント基板9を介
して例えばスライド式可変抵抗器から成るスライ
ド式調整部品10が螺子11,11によつて取付
けられている。該スライド式調整部品10はその
可動杆12が前記フロントパネル1の透孔2の長
手方向の中心線上に位置するよう取付けられてい
る。 13は前記フロントパネル1の透孔2より突出
する摘子部13aを中央に有する上方スライド操
作部材で、該摘子部13aは透孔2の短辺方向に
細長く形成されており、その左右側が階段上にな
つて取付脚13b,13bが一体に形成されてい
る。 14は前記スライド式調整部品10の可動杆1
2に嵌合される嵌合部14aをその中央に有する
下方スライド操作部材で、該嵌合部14aの上方
にスライド凸起14bが形成されると共に該嵌合
部14bの左右に可撓性部分14c,14cを介
して取付部14d,14dが一体に形成され、更
に該取付部14d,14dより可撓性部分14
c,14cと所定間隔だけ隔ててスライド舌片1
4e,14e,14e,14eが形成されてい
る。 前記下方スライド操作部材14の材質は、弾性
に富み、そして自己潤活性の高いアセタール樹脂
が好都合である。 又、前記案内板3は、その下面中央で且つ透孔
2の長辺方向に延びる一対のリブ3a,3aによ
つて案内凹溝3bが形成されており、又その左右
にL状になつたスライド面3c,3cが一体に形
成されている。 本考案装置は上述の如く構成されたものであ
り、以下その組立て順序について説明する。 先ず、案内板3を挟んで、その上に上方スライ
ド操作部材13を、そして案内板3の下に下方ス
ライド操作部材14を対向させ、その状態で、上
下方スライド操作部材13及び14の取付脚13
b,13bと取付部14d,14dを接合し、両
者が位置決め用のダボと穴の嵌合によつて位置決
めし、そして螺子15,15にて両操作部材
3,14を連動関係に固着する。この固着によつ
て下方スライド操作部材14はそのスライド凸起
14bが案内板3の案内凹溝3bに嵌入し、且つ
スライド舌片14e,14e,14e,14eが
可撓性部分14c,14cの寸法lだけの弾性変
位(第3図参照)によつて案内板3のスライド面
3c,3cに対して弾性的に接合した状態とな
る。 尚、前記螺子15,15の締付け具合を調整す
ることによつて下方スライド操作部材14のスラ
イド舌片14e,14eの案内板3のスライド面
3c,3cに対する摩擦力を調整することができ
るように構成されている。 従つてこのように案内板3に対して上下スライ
ド操作部材1314を取付けた状態において、
該下方スライド操作部材14の嵌合部14aをス
ライド式調整部品10の可動杆12に嵌合し、該
案内板3をフロントパネル1の下面に螺子4,4
にて取付ける。この取付けによつて上方スライド
操作部材13の摘子部13aはフロントパネル1
の透孔2より突出する状態となる。 このように組立てられた本考案装置に依れば、
フロントパネル1の透孔2から突出した上方スラ
イド操作部材13の摘子部13aを透孔の長辺方
向に操作することによつて、下方スライド操作部
14が案内板3の案内凹溝3bに沿い且つスラ
イド面3c,3cとの弾性接合による摩擦によつ
て移動し、スライド調整部品10の可動杆12を
操作移動することが出来る。 螺子15,15の締付け具合を調整することに
より、摩擦力の調整をすることが出来、それに伴
なつて操作感の調整を行なうことが出来る。 (ヘ) 考案の効果 本考案装置は上述したように構成されたもので
あるから、上方スライド操作部材の摘子部によつ
てスライド式調整部品の可動杆を操作する時、摘
子部をガタ付かせることなく適度な摩擦力を附与
するよう調整した状態で、安定な操作を行なうこ
とが出来、摘子部に対する接触感が向上して実用
的なスライド摘子操作装置を提供し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置の実施例を示し、第1図はフロ
ントパネルの上方から見た平面図、第2図は第1
図のA−A′断面図、第3図は第1図のB−B′断
面図、第4図は上方スライド操作部材と下方スラ
イド操作部材と案内板との関係を示す斜視図であ
る。 1……フロントパネル、2……透孔、3……案
内板、10……スライド式調整部品、12……可
動杆、13……上方スライド操作部材、14……
下方スライド操作部材、13a……摘子部、14
a……嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントパネル1に形成された長方形からなる
    透孔3の長辺方向に操作される摘子部13aによ
    り、スライド式調整部品10の可動杆12を操作
    するようにしたスライド摘子操作装置において、
    前記フロントパネル1の透孔2より突出する摘子
    部13aを有する上方スライド操作部材13と、
    前記スライド式調整部品10の可動杆12に嵌合
    される嵌合部14a及び可撓性部分14cを有す
    る下方スライド操作部材14と、前記フロントパ
    ネル1の下面に所定間隔隔ててその透孔2と対向
    して取付けられる案内板3とを具備し、前記上方
    スライド操作部材13と下方スライド操作部材1
    4を案内板3に対して前記可撓性部分14cがた
    わむことによつて弾性的に挾持して連動関係に調
    整可能に固着し、該案内板3をフロントパネル1
    に取付けることを特徴としたスライド摘子操作装
    置。
JP7000683U 1983-05-10 1983-05-10 スライド摘子操作装置 Granted JPS59176106U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7000683U JPS59176106U (ja) 1983-05-10 1983-05-10 スライド摘子操作装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7000683U JPS59176106U (ja) 1983-05-10 1983-05-10 スライド摘子操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59176106U JPS59176106U (ja) 1984-11-24
JPH0230804Y2 true JPH0230804Y2 (ja) 1990-08-20

Family

ID=30200156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7000683U Granted JPS59176106U (ja) 1983-05-10 1983-05-10 スライド摘子操作装置

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JP (1) JPS59176106U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5552644U (ja) * 1978-10-05 1980-04-08
JPS5839007B2 (ja) * 1980-02-26 1983-08-26 熊太郎 松長 球体の1部凹凸球面大小自在成型装置

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JPS6028965Y2 (ja) * 1977-01-20 1985-09-03 ティアック株式会社 摺動型操作装置
JPS562272Y2 (ja) * 1977-01-31 1981-01-19
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Publication number Publication date
JPS59176106U (ja) 1984-11-24

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