JPH02307661A - 縦型ダイカストマシンの溶湯充填方法 - Google Patents

縦型ダイカストマシンの溶湯充填方法

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Publication number
JPH02307661A
JPH02307661A JP13039189A JP13039189A JPH02307661A JP H02307661 A JPH02307661 A JP H02307661A JP 13039189 A JP13039189 A JP 13039189A JP 13039189 A JP13039189 A JP 13039189A JP H02307661 A JPH02307661 A JP H02307661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
plunger
sleeve
product
filling
Prior art date
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Pending
Application number
JP13039189A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Inomata
猪股 隆司
Masami Takahama
高浜 正美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH02307661A publication Critical patent/JPH02307661A/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、縦型ダイカストマシンの溶湯充填方法に関す
る。
従来の技術どその課題 この種の縦型ダイカストマシンの溶湯充填方法としては
例えば第3図に示す方法がある。この方法は、金型31
の製品部空間(キャビティ)32の直下にこれと直接連
続するようにスリーブ33を配したいわゆるランナレス
タイプのもので、スリーブ33に内挿された加圧充填用
のプランジャ34の」二部空間に、図示しない低圧給湯
装置により溶湯Mを給湯した上、プランジャ371の上
動動作により溶湯Mを製品部空間32に充填して加圧す
るものである。
この方法によると、プランジャ34の上部空間に製品窓
積分の溶湯Mを一旦貯留したのちにプランジャ34によ
って製品部空間32に充填することになるため、プラン
ジャ34の上部空間に溶湯Mを貯留した時点でスリーブ
33の壁面に近い部分では凝固が進行して凝固層Sが発
生する。そして、プランジャ34の」1動動作により溶
湯Mを製品部空間32に充填すると、先に発生した凝固
層Sはプランジャ34の上昇動作に応じてそのままのか
たちで製品部空間32に進入することになる。
その結果、上記の凝固層Sによって製品部空間32内で
の未凝固の溶湯Mの自由流動が阻害されるとともに、未
凝固の溶湯M内に凝固層Sがずれ込み、鋳造された製品
には鋳造欠陥の一つとして凝固層Sのずれ込みによって
できた組織の境界層がそのまま残り、製品の亀裂の発生
を招(ことになる。
また、他の溶湯の充填方法としては例えば特開昭56−
19962号公報に開示されているものがある。この方
法はスリーブに内挿された上位のプランジャと下位のカ
ウンタとを併用したもので、溶湯をランナより下位のカ
ウンタとプランジャとの間に給湯し、カウンタの上動で
給湯口を閉じた上でプランジャを上動させてランナを開
口し、次いでカウンタを上動させて溶湯を製品キャビテ
ィに充填して加圧することを基本としている。
この方法においては、溶湯をカウンタとプランジャとの
間に給湯した時点で、上記と同様にスリーブ壁面に近い
部分で凝固が進行する。そして、その凝固層はカウンタ
を上動させて溶湯を製品キャビティに充填する際にカウ
ンタとプランジャとにより押し潰されるものの、凝固層
の破砕片か製品キャビティに充填されることになるため
になおも上記のような鋳造欠陥か発生する。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
鋳造欠陥である境界層の発生が、スリーブ内でできた凝
固層かブラン7ヤとともに移動することに基因している
ことに着目し、」1記の凝固層の移動を極力おさえるこ
とて鋳造欠陥の発生を防止した溶湯充填方法を提供しよ
うとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、前述したように金型の製品部空間に連通ずる
スリーブ内に溶湯を供給し、スリーブに内挿された加圧
充填用のプランジャにより溶湯を製品部空間に充填して
加圧するようにしたタイカストマシンにおいて、製品部
空間を含むスリーブの内部空間に、スリーブに形成され
た給湯口を通して低圧給湯装置により溶湯を充填した」
−で、プラン7ャの加圧動作により前記給湯口を閉塞し
つつ溶湯を加圧することを特徴としている。
溶湯をプランジャで加圧する際のプランジャのストロー
クとしては、少なくとも該プランジャで給湯口を閉塞で
きるだけのストロークを残しておけばよく、したがって
低圧給湯装置による給湯の際には、プランジャによる加
圧を待たずに製品部空間にはフルに溶湯が充填される。
作用 この方法によると、プランジャによる製品部空間への溶
湯の充填加圧に先立って、低圧にて溶湯を製品部空間に
フルに充填することにより、プランジャによる溶湯の加
圧時には該プランジャのストロークは大幅に小さくて済
むことになる。その結果、スリーブ側でできた凝固層の
移動量もまた小さくなることによって、鋳造欠陥である
境界層の発生を防止できる。
実施例 第1図および第2図は本発明の一実施例を示す図で、1
は下型2と上型3とにより構成される金型、4は製品部
空間(キャビティ)、5は金型1の製品部空間4の直下
にこれと直接連続するように設けられたスリーブで、ス
リーブ5には加圧シリンダ6のはたらきにより上下動す
るプランジャ7が内挿されている。
8は低圧給湯装置であって、その溶湯槽9内には溶湯M
が収容されており、空気口10から低圧(例えば0.2
〜0.7に9/c晃2)の圧縮空気を導入することでス
トーク11およびスリーブ5の給湯口12を介してスリ
ーブ5側に溶湯Mが給湯されることになる。
このような構造において、先ず第1図に示すようにプラ
ンジャ7が下降限位置にある状態で、低圧給湯装置8に
より給湯口12を通して製品部空間4を含むプランジャ
7の上部空間に溶湯Mを充填する。つまり、後述するよ
うにプランジャ7を−に動させた時に給湯口12を閉塞
できるだけのプランジャ7のストロークを残して製品部
空間4およびスリーブ5内にフルに溶湯Mを充填する。
そして、上記のように溶湯Mが充填されたならば加圧シ
リンダ6を作動させてプランジャ7を上昇させ、第2図
に示すようにプランジャ7により給湯口12を閉塞しつ
つ溶湯Mを加圧する。
この時、プランジャ7で加圧する時点では既に製品部空
間4内にほぼ満遍なく溶湯Mが充填されているためにプ
ランジャ7の上動ストロークは著L <小さい。しかも
、スリーブ5に接する溶湯Mの表面層で凝固が進行して
いるのと併せて、プランジャ7による加圧を待たずに製
品部空間4に充填された溶湯Mの表面層でもまた同じよ
うに凝固か進行している。したがって、プランジャ7か
わずかなから上動したとしても、従来のようにプランジ
ャ7で押し上げられた凝固層が未凝固の溶湯M内にずれ
て入り込むといった挙動を起こすことかなく、また溶湯
Mの自由流動を1川害することもない。その結果として
、従来のような境界層の発生を未然に防止できることに
なる。
発明の効果 以−Lのように本発明によれば、製品部空間を含むスリ
ーブの空間に溶湯を低圧にて充填した」二で、スリーブ
に内挿されたプランジャで加圧するようにしたことによ
り、プランジャの動きに伴う溶湯および凝固層の動きが
従来と比べて大幅に小さいので境界層の発生を防止でき
、それによって鋳造欠陥のない良好な鋳造品か得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図でプランジャによる
加圧前の状態を示す工程説明図、第2図は同じくプラン
ジャによる加圧後の状態を示す工程説明図、第3図は従
来の溶湯の充填方法の一例を示す説明図である。 ■ 金型、4 ・製品部空間、5・・スリーブ、7・プ
ランジャ、8・低圧給湯装置、12 給湯[I、M・・
・溶湯。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型の製品部空間に連通するスリーブ内に溶湯を
    供給し、スリーブに内挿された加圧充填用のプランジャ
    により溶湯を製品部空間に充填して加圧するようにした
    ダイカストマシンにおいて、製品部空間を含むスリーブ
    の内部空間に、スリーブに形成された給湯口を通して低
    圧給湯装置により溶湯を充填した上で、 プランジャの加圧動作により前記給湯口を閉塞しつつ溶
    湯を加圧することを特徴とする縦型ダイカストマシンの
    溶湯充填方法。
JP13039189A 1989-05-24 1989-05-24 縦型ダイカストマシンの溶湯充填方法 Pending JPH02307661A (ja)

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ID=15033195

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008264796A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Fujino Gijutsu Consultant:Kk 竪型鋳造装置及び竪型鋳造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52133824A (en) * 1976-05-06 1977-11-09 Toyota Motor Co Ltd Compressed casting method
JPS635862A (ja) * 1986-06-24 1988-01-11 Toshiba Mach Co Ltd プランジヤ加圧鋳造装置
JPS635861A (ja) * 1986-06-24 1988-01-11 Toshiba Mach Co Ltd プランジヤ加圧鋳造方法および装置

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