JPH02307635A - 金型およびその製造方法 - Google Patents

金型およびその製造方法

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JPH02307635A
JPH02307635A JP13039589A JP13039589A JPH02307635A JP H02307635 A JPH02307635 A JP H02307635A JP 13039589 A JP13039589 A JP 13039589A JP 13039589 A JP13039589 A JP 13039589A JP H02307635 A JPH02307635 A JP H02307635A
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Japan
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cooling
pipe
mold
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die
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JP13039589A
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Toshihide Sugiyama
杉山 敏英
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ダイカスト鋳造法や樹脂成形法に用いられる
金型の構造およびその製作方法に関し、さうに詳しくは
金型冷却用の冷却孔を備えた金型の構造およびその製作
方法に関する。
従来の技術 例えばダイカスト鋳造法の−っである低圧鋳造法におい
ては、金型内に充填された溶湯の凝固を促進してサイク
ルタイムの短縮化を図るために金型を冷却することが行
われる。
例えば第4図に示すように、下型31および上型32に
ストレート形状の冷却孔33.34を貫通形成し、この
冷却孔33.34に圧縮空気等の冷却媒体を通流させる
ことて下型31および上型32を冷却することが行われ
る。35は冷却孔33,34の両端に連結されたニップ
ル、36はホース、Wは製品である。
発明が解決しようとする課題 このような型構造においては、予め鋳造条件等を十分に
考慮した上で、製品W全体ができるだけ均等に冷却され
るような位置を選んで冷却孔33゜34を加工するので
あるが、製品各部の位置や肉厚等に応じて凝固速度その
ものが微妙に異なるために製品Wの各部をそれぞれに適
正な冷却条件で冷却することはきわめて困難で、製品の
品質向上に限界がある。
また、仮に当初は製品Wの各部をそれぞれに適正な条件
で冷却できたとしても、何回かの鋳造を行って実際に製
品の仕上がり状態をチェックした段階で、冷却条件の見
直しをせまられることがある。例えば第4図において、
製品Wの上面P、では冷却効果が十分であっても、製品
Wの下面P。
では過冷却となって製品品質を損なってしまうようなこ
とが往々にして起こり得る。
そして、上記のように冷却条件の見直しが必要になった
場合に、冷却媒体の供給量等の他の冷却条件の変更では
対処できないときには冷却孔33゜34の位置を変更し
なければならず、結果的に金型そのものの作り直しが必
要になってコスト的にも時間的にも著しく不利になる。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、製品の各部位をそれぞれの適
切な冷却条件下で冷却することができ、しかも冷却孔側
での冷却条件の変更にも柔軟に対応できる金型およびそ
の製作方法を提供することにある。
課題を解決するための手段 第1の発明は、冷却媒体を通流させる冷却孔を備え、金
型内に溶融した材料を充填して冷却固化させることによ
り所定の製品を成形する金型において、金型に貫通形成
されたバイブ挿入孔に、熱伝導性の良い金属材料で構成
されて冷却孔を有するパイプを着脱可能に挿入し、パイ
プの外周面には、製品の特定部位に対応する位置に局部
的に切欠部を形成したことを特徴としている。
また第2の発明は、冷却媒体を通流させる冷却孔を備え
、金型内に溶融した材料を充填して冷却固化させること
により所定の製品を成形する金型の製造方法において、
金型に貫通形成されたパイプ挿入孔に、熱伝導性の良い
金属材料で構成されて冷却孔を有するパイプを着脱可能
に挿入し、冷却孔に冷却媒体を通流させながら成形を行
う工程と、成形された製品の仕上がり状態に応じて、前
記パイプの外周面のうち製品の特定部位に対応する位置
に局部的に切欠部を形成する工程とを含んでいる。
作用 上記の金型構造によると、パイプに切欠部を形成した部
分とそうでない部分とでは冷却効果に差をもたせること
ができることから、製品の各部位に応じた適切な冷却条
件のもとて冷却できるようになる。
また上記の金型の製作方法によると、パイプの冷却孔に
冷却媒体を通流させながら成形を行い、その結果、例え
ば第1図に示した製品Wの上下面P、、P、が過冷却と
なった場合に、パイプ5,6を一旦取り外して上下面P
、、P、に対応する部分を局部的に切除して薄肉化する
ことにより、金型とパイプ5,6との間に空間Rを形成
する。その結果、空間Rが断熱層として機能することに
よって、製品Wの上下面P、、P、に及ぼす冷却効果が
緩慢となり、上下面P、、P、での過冷却を防止できる
とともに、製品の各部位を適切な冷却条件のもとて冷却
できるようになる。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す図で、第4図と同様に
低圧鋳造用の金型の例を示している。
第1図において、1は下型、2は上型で、両者を型合わ
せすることで成形面1a、2aにより製品部空間(キャ
ビティ)が形成される。
下型1および上型2にはそれぞれに水平方向に貫通する
ストレートなパイプ挿入孔3,4が形成されており、各
パイプ挿入孔3,4には熱伝導性にすぐれた例えば銅製
のパイプ5.6が着脱可能に挿入されている。パイプ5
,6は冷却孔5a。
6aを備えるとともにバイブ挿入孔3,4の両端に結合
されたニップル7を介してホース8と接続され、これに
よって温度調節された冷却水が冷却孔5a、6aを通流
するようになっている。そして、パイプ5,6の外周面
のうち製品Wの特定部位に対応する部夛、例えば製品の
上下面P、、P。
に対応する部分には、第2図および第3図に示すように
パイプ壁面の一部が局部的に切除されて切欠部9が形成
されている。
ここで、上記の切欠部9を形成するには次のような手順
による。
先ず、切欠部9が形成されていないパイプ5゜6を第1
図のようにパイプ挿入孔3,4に挿入し、パイプ5,6
の冷却孔5a、6aに冷却水を通流させつつ、予め定め
られた鋳造条件のもとて常法により1〜2回鋳造を行う
そして、鋳造された製品Wの仕上がり状態を目視にてチ
ェックし、例えば製品Wの縦壁部P3については十分な
冷却効果が認められるものの、上下面P、、P2につい
ては多少過冷却気味と認められたような場合には、パイ
プ5,6をパイプ挿入孔3,4から一旦抜き取って、製
品Wの上下面P I+P、に対応する部分のパイプ壁面
を局部的に切除して薄肉化することにより第2図に示す
ように切欠部9を形成する。
次いで、切欠部9が形成されたパイプ5,6を再びパイ
プ挿入孔3,4に挿入した上で冷却水を通流させつつ再
び鋳造を行う。その結果、切欠部9の空間Rが断熱層と
して機能することから、切欠部9が形成された部分ては
切欠部9が形成されていない部分と比べて製品Wに及ぼ
す冷却効果が緩慢となり、その結果として製品Wの各部
位をそれぞれに適切な冷却条件のもとて冷却でき、先の
過冷却を防止できるようになる。
また、切欠部9を形成してもなおも冷却条件が適正とな
らない場合には、第3図に示すように先の切欠部9から
位相をずらした位置に切欠部10を追加工したり、ある
いはパイプ5,6そのものを肉厚の異なるものと交換し
て対処する。
発明の効果 以上のように本発明の金型構造によれば、パイプに切欠
部を形成した部分とそうでない部分とではその冷却効果
に差をもたせることができるので、製品の各部をそれぞ
れに適切な冷却条件で冷却できるようになり、製品の品
質向上に寄与できる。
さらに、パイプは着脱可能であるので、切欠部の追加工
やパイプの交換によって冷却条件の変更にも柔軟に対応
でき、従来のように冷却条件の変更によって金型をつく
り直す必要がない。
加工て、冷却媒体はパイプによりシールドされていて金
型に直接接触することがないので、例えば金型温度が数
百度の高温となる水冷タイプの鋳造用の金型においては
、たとえ金型にクラック割れ生じても冷却水が漏れるこ
とがなく、クラック部への冷却水の浸水による金型の破
壊等を未然に防止できる。
また、本発明の金型の製作方法によると、製品の仕上が
り状態を確認した上でパイプに切欠部を形成するように
しているので、製品の各部をそれぞれに適切な冷却条件
で冷却できると同時に、切欠部の加工位置や加工深さの
選択により冷却条件を微細に調整できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図で型開きした金型の
断面図、第2図はパイプの要部斜視図、第3図は第2の
垂直断面図、第4図は従来の金型構造の一例を示す断面
図である。 1・・・下型、2・・・上型、3,4・・パイプ挿入孔
、5.6・・・パイプ、5a、  6a・・冷却孔、9
 ・切欠部、W・・・製品。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷却媒体を通流させる冷却孔を備え、金型内に溶
    融した材料を充填して冷却固化させることにより所定の
    製品を成形する金型において、金型に貫通形成されたパ
    イプ挿入孔に、熱伝導性の良い金属材料で構成されて冷
    却孔を有するパイプを着脱可能に挿入し、 パイプの外周面には、製品の特定部位に対応する位置に
    局部的に切欠部を形成したことを特徴とする金型。
  2. (2)冷却媒体を通流させる冷却孔を備え、金型内に溶
    融した材料を充填して冷却固化させることにより所定の
    製品を成形する金型の製作方法において、 金型に貫通形成されたパイプ挿入孔に、熱伝導性の良い
    金属材料で構成されて冷却孔を有するパイプを着脱可能
    に挿入し、冷却孔に冷却媒体を通流させながら成形を行
    う工程と、 成形された製品の仕上がり状態に応じて、前記パイプの
    外周面のうち製品の特定部位に対応する位置に局部的に
    切欠部を形成する工程、 とを含むことを特徴とする金型の製作方法。
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