JPH02307518A - 流体混合装置 - Google Patents

流体混合装置

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JPH02307518A
JPH02307518A JP12449889A JP12449889A JPH02307518A JP H02307518 A JPH02307518 A JP H02307518A JP 12449889 A JP12449889 A JP 12449889A JP 12449889 A JP12449889 A JP 12449889A JP H02307518 A JPH02307518 A JP H02307518A
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JP
Japan
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mixing
plate
mixing unit
mixers
mixer
Prior art date
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Pending
Application number
JP12449889A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Watanabe
渡辺 計二
Toshinobu Azumi
安住 敏宣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02307518A publication Critical patent/JPH02307518A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液体あるいは粉粒体等の流体(以下、流体と略
称する)を混合もしくは混練する装置、特に合成繊維製
造工程において溶融ポリマーに他の流体を注入し、ある
いは性質の異なるポリマーを合流して混合、混練する装
置に関する。
(従来技術) 近年、合成繊維等の製造においては溶融ポリマーに成分
あるいは性質の異る流体を注入または添加し、これを混
練した後紡糸を行うということが盛んに試みられ、その
技術の向上には著しいものがみちれる。
しかし、このような混練紡糸装置においては一最にベー
スとなる溶融ポリマーの粘度が数百〜数千ボイズと高く
装置内を層流をなして流れるため、成分の異なる流体を
注入または添加してもこれらを十分に混練することは難
しい。
そのため流路内にゲニツクスミキサー、スルー、ザミキ
サー等に代表される静止型混合器を配設し、これらの流
体を混練させている。こうした静止型混合器は通常は溶
融ポリマー配管内に配設するものの、溶融ポリマー配管
の末端に接続する紡糸パック内に設けることも多くなっ
ている(例えば実公昭55−20771号公報、実開昭
61−64165号公報)。
しかし、これらはいずれも静止型混合器が流路に直線状
にあるいは直列状に配置されたものであり、流れに対す
る横断面方向の分割および混合については効果があるも
のの、流れの縦方向に対しては機械的混練機構はなく殆
ど効果がない。
溶融ポリマーに添加剤として液体を定量的に注入し該液
体と溶融ポリマーを混練後に紡糸する場合、通常ギアポ
ンプ又は往復動ポンプ等の定量ポンプが使用されるが、
添加液は高粘度のものが多くギア回転数やピストン往復
動サイクルを低くするため、狭義には不連続な注入とな
る問題がある。
更に添加剤としての液体には各種成分が一般に含有され
ているが、該成分は液体中にマクロには均一分布してい
るもののミクロには必ずしも均一でないことも多く、少
量注入の場合瞬時的にみれば均一の成分の注入は難しく
、すなわち溶融ポリマー流の縦方向について成分斑を発
生せしめる。
添加剤を含んだ溶融ポリマー流は前記のように流路に直
線状あるいは直列状に配置された静止型混合器により混
練された後紡糸されるが、流れに対する横断面方向の分
割、混練はなされるものの流れの縦方向に対しては効果
がなく、前記の成分斑は糸条にそのまま反映され均質な
糸条を得ることが難しいと言う問題があった。
(発明の目的) 本発明はこのような従来の問題を解決するなめになされ
たものであり、特別な機械的攪拌手段を要せずコンパク
トで効率のよい混合装置を提供することを目的とするも
のである。
(発明の構成) すなわち、本発明は2以上配列された時定数の異なる静
止型混合器の入口および出口の流路を各々一つに集合し
共通の導入路ならびに導出路に形成する前記2以上の静
止型混合器を並列回路的に配置して構成される混合ユニ
ットを−っの流路に直列に複数個配設したことを特徴と
する粉粒体混合装置である。
以下、本発明をの実施例により具体的に説明する。
(実施例) 第1図は本発明の″実施例を示す断面図、第2図は第1
図のX−X線矢視図、第3図は第1図の混合ユニット部
の拡大断面図であり、合成繊維製造設備の混練紡糸装置
にに適用したものである。
図において、溶融紡糸パック1は順次上から上板2、混
合板3、下板4、濾過板5、口金板6を含んで構成され
ており、上板2の中心位置には溶融ポリマーの導入管2
が突設されている。
混合板3は上板2と下板4の間に位置し、該混合板3に
はその垂直方向く上下方向)に出入口が向くように流路
に対して並列に2種類の時定数の異なる静止型混合器1
1.12を1組とする混合ユニット10が複数個直列に
挿着されている。
混合板3を挟む上板2と下板4にはそれぞれ混合ユニッ
ト10もしくは混合器11.12間を連結する連通71
21および41が刻設されている。
この連結71121.41は組をなす2つの混合器11
.12の入口13と出口14をそれぞれ1つに集合して
共通した流路を形成するように設けられている。
上板2の場合は導入管22に連なる中心部の導孔23と
最初の混合ユニット10−1とを連結する連通溝21が
底面に刻設され、次に第2の混合ユニット10−2と第
3の混合ユニット10−3を連結する連通溝21が底面
に刻設され、以下同様にして第n−1の混合ユニットJ
、0−n−1と第nの混合ユニット10−nを連結する
連通溝21がそれぞれ底面に刻設されいる。
この上板2の連通溝21に対応して下板4には混合ユニ
ット10の出自14と次の混合ユニットの入口13を結
ぶ連通溝41がその上面に前記と同様に刻設され、最終
の混合ユニット10−nの出口14は連通溝41を介し
て中心部に穿孔した出口導孔42と連結している。
尚、この例では混合ユニット10を円周方向にしたが、
第4図のように径方向あるいはその他の方向に配しても
よく、混合ユニットは3以上の静止型混合器を組として
構成しても、また混合ユニット間に1または2以上の静
止型混合器を設けてもよい。
またその組込みは第1図に示すように縦方向に限らず横
方向等任意の向きに配することが可能である。これら混
合ユニットあるいは静止型混合器は単列に限らず複列に
配列することも可能である。
下板4の底面中央部は出口導孔42に連なる円錐状に広
がる分散孔43が形成されている。下板4と対面する濾
過板5には分散孔43に対応して濾過層51が形成され
ると共に、該濾過層51の下方位置は多数の分配孔52
が穿設されており、この濾過板5に連設して吐出孔61
を有する口金板6が配されている。
尚、連通71121.41はそれぞれ上板2と下板4に
刻設したが、混合板に一部又は全部を設けるようにする
ことも可能である。
このように、本発明では2種類の時定数の異なる静止型
混合器を出入口を共通して並列的に配した混合ユニット
を複数組直列に配設し、これらを通過する流体の流量、
流速が異なるごとくされている。
ここで、導入管22から導孔23を経て最初の連通溝2
1に入った流体(ポリマー)は混合ユニットを通過する
際に、先ずその入口部で2分割され各々の混合器内で位
相を変えた後に出口部で合流し、次の混合ユニットに進
み再度分割、位相変換、合流を繰り返す、このため、流
体は流路に対する流れの横断面方向に対して分割および
混合を縁り返し混練されることは言うまでもないが、更
に混合ユニットを構成する静止型混合器の時定数を変え
ているため混合ユニットの入口部で2つの混合器に同時
に流入した流体はその出口部を通過するときには時間差
を生じ、結果的には一連の混合ユニットを通過する間に
流路に対する流れ方向(縦方向)に対しても混練される
ことになる。
この場合、本実施例では第2〜3図に示すように混合器
11k、12k(k=1〜n)の順に配置せしめ、混合
器11−kを通過した流体は次の混合ユニットで主とし
て混合器12に+1を、混合器12kを通過した流体は
混合器11に+1を流れるごとくされている。
一方、混合器11と12では時定数が異なり単位時間当
りの流量を変えているため混合器11k(又は12k)
を通過した流体はその一部が次の混合ユニットでは混合
器11に+1(又は12に+1)を流れ、混合器12k
(又は11k)を通過した経時的に異なる流体と一緒に
なって混合器11に+1<又は12に+1)に流入し、
これを繰り返すため流れ方向(縦方向)に対しても効率
よく混練されることになる。
また、混合器11.12のひねり配列あるいは時定数を
変えたり、混合ユニット間の一つの流路内に更に混合器
を配設するなどの措置を取ることにより混線形態を変え
、一層効率のよいものとすることも可能である。このよ
うにして混練された流体は濾過板5を経由した後口金板
6より成分斑の少ない均質な糸条を紡出する。
以上は混合ユニットを構成する静的混合器を2種類で説
明したが、複数種のミキシング機能を有するものであれ
ばこれに限定されるものではない。
また、混合ユニットは紡糸パックに接続する溶融ポリマ
ー配管に内蔵させてもよく、更に注入流体の注入口は混
合ユニットを内蔵する混練装置の上流位置であれば適宜
法めればよく、その工程、場所め如何に限定されること
はない。
次に本発明を更に具体的に説明すると、流量300g/
醜in流れる溶融ポリマーに6g/winの有色異稽を
0.6CC/reVのギヤポンプで注入し、混練、紡糸
後1000デニール/68フィラメントの糸条を得た。
混合装置は紡糸パックに接続する溶融ポリマー配管に静
止型混合器としてケニツクス型(16’)を15エレメ
〉′ト、30エレメントの2機種使用しな。
混練性は得られな糸条を編物にしてその色相(L値)で
評価した。しかし何れもバラツキが多く満足できるもの
ではなかっな。
次にこれら混合器を紡糸バック内に流路に直列に15エ
レメント、30エレメント組み込んで、同様のテストを
おこなってみなが、有意差は殆どみられなかった。
そこで、第1図に示す本発明に係る混合装置を組み込ん
だ紡糸パックを使用して同様にしてテストを行った。混
合器11としてゲニックス型(16−)を、混合器12
としてスルーザ型(16φ)とし、これらを並列に配置
した混合ユニットを15組組み込んだものを使用した。
これらの結果を第1表に示す。
第1表 第1表から明らかなようにL値のバラツキについて願著
な改善効果があることが確認される。
(発明の効果) 以上に説明の如く、本発明によれば簡易かつコンパクト
な装置で流れ方向に対して横断面方向のみならず縦方向
に対しても連続的な混合が行われ、均一に分散した斑の
ない混合、混練が迅速かつ安定して行われることが可能
となり、特に溶融ポリマーのような高粘性液と液状添加
剤の混線がきわめて効率的に実施でき、その効果は非常
に大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は第1図
のX−X線矢視図、第3図は第1図の混合ユニット部の
拡大断面図、第t!、図は他の実施例を示す説明図であ
る。 2・・・・・・上板、 3−・・・・・混合板、 4・・・・・・下板、 lO・・・・・・混合ユニット、 11.12・・・・・・静止型混合器、21.41・・
・・・・連通溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2以上配列された時定数の異なる静止型混合器の入口お
    よび出口の流路を各々一つに集合し共通の導入路ならび
    に導出路に形成する前記2以上の静止型混合器を並列回
    路的に配置して構成される混合ユニットを一つの流路に
    直列に複数個配設したことを特徴とする流体混合装置
JP12449889A 1989-05-19 1989-05-19 流体混合装置 Pending JPH02307518A (ja)

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