JPH0230749Y2 - - Google Patents

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JPH0230749Y2
JPH0230749Y2 JP19165185U JP19165185U JPH0230749Y2 JP H0230749 Y2 JPH0230749 Y2 JP H0230749Y2 JP 19165185 U JP19165185 U JP 19165185U JP 19165185 U JP19165185 U JP 19165185U JP H0230749 Y2 JPH0230749 Y2 JP H0230749Y2
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jig
engine valve
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hole
face
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンバルブの吸・排気口を開閉
するのに用いられるエンジンバルブの傘部に形成
されたフエース面のエアーの洩れを試験する装置
に関する。
(従来の技術) エンジンの吸・排気口を開閉するエンジンバル
ブは、軸の一端に傘部を形成しており、この傘部
の軸側には、截頭円錐形のフエース面が形成され
ている。
エンジンの吸・排気口には、環状シートリング
が固嵌されており、このシートリングの穴の縁部
には、エンジンバルブのフエース面が接離する截
頭円錐状のシート面が形成されている。
エンジンバルブの製造時においては、フエース
面におけるエアーの洩れが、一定限度内にあるか
否かの検査が行われる。
第5図は、従来のエンジンバルブのフエース面
の洩れ試験装置61の一例を示している。
エンジンバルブ62は、軸63の一端に傘部6
4を形成してなり、傘部63の軸63側には、フ
エース面65が形成されている。
66は、洩れ試験装置61の本体、67は、上
方に開口して筒状をなす治具、68は、治具67
の穴67の上縁に形成されたシート面、69は、
一端が治具67の下端に設けられた接続口71に
連通し、他端が本体66内に配設された真空装置
(図示略)に接続されている接続管、72は、本
体66の上部に設けられた表示板に固着されてい
る水銀柱、73は水銀、74,75は、水銀柱7
2の傾斜部72aに配置され、かつ水銀73を検
知する無接点リレーである。
エンジンバルブ62の傘部64の外面(第5図
において上面)は、図示しない適宜の加圧装置に
より下方に押圧され、これにより、フエース面6
5は、治具67のシート面68に圧接している。
真空装置を作動させて、治具67内のエアーを
減圧していくと、水銀柱72の水銀73の一方の
裏面73aが上昇してゆき、無接点リレー74,
75により検知される。
水銀柱72の変化量を読むことにより、治具6
7内の圧力変化量が測定され、水銀73の表面7
3aが、無接点リレー74,75間に位置してい
るときは、エアバルブ62のフエース面65の洩
れは、許容しうる範囲内にあるものと認定され
る。
(考案が解決しようとする問題点) 前述の洩れ試験装置においては、フエース面6
5におけるエアーの洩れによる治具67内の圧力
変化量を読取つているが、フエース面65のエア
ー洩れ量は測定されておらず、かつ試験時間が長
くかかるという問題点があつた。
また、治具67は、エンジンバルブ62のサイ
ズの異なる毎に、専用のものを用意しなければな
らないので、治具製作費が高くなり、かつ専用治
具を交換するための段取時間が長くなる。
さらに、エンジンバルブ62の軸63は、治具
67において保持されないので、垂直状態に設定
するのが面倒であり、軸63が少量でも傾斜状態
にあると、エンジンバルブ62のフエース面65
が、治具67のシート面68に対して偏住した状
態で当接することになり、フエース面65の実際
の洩れ試験が行えなくなる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、真空装置が内装された箱状をなす装
置本体と、下端に前記真空装置の吸気口に連通す
る接続口を有するとともに、上部に該接続口に連
続して上方に開口する段付孔を有し、かつ前記装
置本体の上部に装着された治具本体と、傘部が上
部に位置する状態にしたエンジンバルブの軸が遊
挿可能な孔を有し、かつ前記治具本体の段付孔の
小径孔に着脱可能に装着されたガイドブツシユ
と、上部に、エンジンバルブのフエース面が押圧
されるシート面を上部に有し、かつ下記を、前記
治具本体の段付孔の大径孔に、気密状態で着脱可
能に装着された管状のスターシートと、マスター
シートに載置されたエンジンバルブの傘部の外面
を押圧する昇降自在のピストンと、上記装置本体
の上部に縦向きに配置された油圧シリンダ装置
と、エンジンバルブのフエース面におけるエアー
の洩れ量を表示する表示手段とを備えることによ
り、前述の問題点を解消するものである。
(作用) 本考案によれば、一つの治具本体に対し、シー
ト面のサイズの異なる複数のマスターシートが交
換可能となるので、治具の製作費の低減、および
段取時間の短縮が可能となる。
また、エンジンバルブの軸をガイドする穴を有
するガイドブツシユを、治具本体に交換可能に設
けることにより、エンジンバルブは、治具内に適
正な状態に装着される。
さらにフエース面におけるエアーの洩れを、圧
力変化で表わすことなく、単位時間当りのエアー
の洩れ量として測定することにより、単時間でフ
エース面の洩れ試験を行うことが可能となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を、第1図ないし第4
図に基づいて説明する。
第1図および第2図において、1は、エンジン
バルブのフエース面の洩れ試験装置、2は、内部
に真空装置(図示略)が配設されている箱状の装
置本体、3は、装置本体2の前側の上部に立設さ
れた門型をなすフレーム、4は、下端をフレーム
3の上部に固着された油圧装置、5は、油圧装置
4における昇降自在のピストン、6は、ピストン
5の押圧する荷重を調節するレギユレータ、7
は、荷重計、8,8は、両手で共に操作されたと
きに前記真空装置を起動させる1対のスタートボ
タン、9は、エンジンバルブ63が後述するよう
にして装着される治具、11は、装置本体2の上
部に設けられた表示板、12は、表示板11に設
けられた洩れ限界設定用のコンパレータ、13
は、0〜スパン切換スイツチ、14は0調整用ツ
マミ15はスパン調整用ツマミ、16は、治具9
内の測定圧力計、17は測定圧用レギユレータで
ある。
第3図において、フランジ18を上端に有する
治具本体19は、装置本体2の上板2aに穿設さ
れた孔2b内に貫通され、かつフランジ18を上
板2aに係止することにより、装置本体2の上部
に取付けられている。
治具本体19の上部には、大径孔21および小
径孔22からなる段付孔23が、上方に開口して
設けられている。
治具本体19の下部に設けられた接続口24に
は、接手25が取付けられており、この接手25
は、図示しな管を介して、前記真空装置に接続さ
れている。
前記接続口24は、治具本体19に穿設された
長孔26により、段付孔23の大径孔21と連通
し、また長孔27により、段付孔23の小径孔2
2と連通している。
治具本体19のフランジ18には、1対の切欠
28が対称に設けられている。切欠28内に挿入
されたクランプねじ29の基部は、フランジ18
に横設されたピン31により、傾動自在としてフ
ランジ18に装着されている。
環状をなすマスターシート32の下部は、治具
本体19の段付孔23の大径孔21に遊嵌されて
いる。マスターシート32の外周に形成されたフ
ランジ33と前記フランジ18間には、気密用の
Oリング34が配設されている。
フランジ33の外周部の対称位置に形成された
1対の切欠35には、前記クランプねじ29が貫
通している。クランプねじ29に螺合する蝶ナツ
ト36を締めつけることにより、マスターシート
32は、治具本体19の上記に対し、気密状態で
着脱自在に装着されている。
マスターシートの孔32aの上縁部には、截頭
円錐状のシート面32aが形成されている。この
シート面32bには、エンジンバルブ62のフエ
ース面65が密着して当接している。
治具本体19の段付孔23の小径孔22内に
は、ガイドブツシユ36が着脱自在に装着されて
いる。このガイドブツシユ37に設けられた孔3
7a内には、エンジンバルブ62の軸63が遊嵌
して保持されている。
このようにして、治具本体19、マスターシー
ト32およびガイドブツシユ37等により、エン
ジンバルブ62を保持する治具9が構成されてい
る。この治具9の軸線は、前記油圧装置4の軸線
と同一線上に位置している。
エンジンバルブ62の洩れ試験を行う前に、コ
ンパレータ12の感度、および治具9測定圧を調
整する必要がある。
治具9のマスターシート32は、適宜のシール
栓(図示略)により洩れのないようにシールさ
れ、0〜スパン切換スイツチ13を(0)側に切
換えた状態で、スタートボタン8を同時に操作す
ると、真空装置が作動して、治具9内が減圧され
ていく。
洩れ試験を行うときの治具9内の試験圧力は、
レギユレータ17を操作することにより設定さ
れ、治具9内の測定圧が前記の設定された試験圧
に達したとき、真空装置は、自動的に停止するよ
うになつている。
切換スイツチ13が(0)側にある状態で、0
調整用ツマミ14を操作して、コンパレータ12
が(0)を表示するように調整する。
エンジンバルブ62の許容される洩れ限界値
は、切換スイツチ13をスパン側に切換えて、ス
パン用のツマミ15を操作し、コンパレータ12
が洩れの限界値(たとえば50c.c./分)を表示する
ように調整する。
いま、測定するべきエンジンバルブ62を治具
9に装着した状態で、油圧装置4を作動させる
と、ピストン5が下降して、傘部64の外面を押
圧し、エンジンバルブ62のフエース面65は、
マスターシート32のシート面32bに圧接され
る。この圧接力は、レギユレータ6を操作するこ
とにより調整される。
レギユレータ17の操作による試験圧力の調
整、切換スイツチ13、ツマミ14,15の操作
による洩れ測定範囲の調整をしたのち、スタート
ボタン8を操作して真空装置を作動させると、治
具9内は、減圧されていく。
治具9内測定圧力が、設定された試験圧力に達
すると、真空装置は自動的に停止する。この状態
である一定の時間経過する間に、エンジンバルブ
62のフエース面65にエアーの洩れがある場合
には、その洩れ量は、(c.c./分)の単位でコンパ
レータ12に表示される。
コンパレータ12の表示値が、前記の洩れ測定
範囲内にあれば、合格の表示が合格ランプ38に
表示され、洩れ測定範囲を超過する不合格の表示
が不合格ランプ39により表示される。
洩れ試験を終えたのちに、スタートボタン8を
再操作すると、治具9内には、大気が供給されて
洩れ試験装置1はリセツトされる。
サイズの異なるエンジンバルブの洩れ試験をす
るには、これに適合する別のマスターシート32
およびガイドブツシユ37を治具本体9に装着す
ることにより、容易に行うことができる。
従来のように、エンジンバルブのフエース面の
洩れ試験を、圧力変化により読取ると、エンジン
バルブ62の1本当りの試験時間が5〜6分位要
していたが、前述のように、フエース面65のエ
アーの洩れ量を直接測定することにより、バルブ
1本当りの試験時間は10〜15秒となつて、試験時
間を著しく短縮させることが可能となつた。
(考案の効果) 本考案によれば、エンジンバルブのフエース面
の洩れ量は直接測定することにより、洩れ量の正
確な保証が可能となるとともに、洩れ試験時間を
短縮することができる。
また、一つの治具本体に、複数のマスターシー
トおよびガイドブツシユを交換して組付けること
により、治具の製作費の低減および段取時間の短
縮を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案が適用された洩れ試験機の正
面図、第2図は、同じく側面図、第3図は、本考
案の一実施例を示す右半分を縦断した正面図、第
4図は、第3図の正面図、第5図は、従来のエン
ジンバルブのフエース面の洩れ試験装置の一例を
示す縦断正面図である。 1……エンジンバルブのフエース面の洩れ試験
装置、2……装置本体、3……門型のフレーム、
4……油圧装置、5……ピストン、6……荷重調
整用のレギユレータ、7……荷重計、8……スタ
ートボタン、9……治具、11……表示板、12
……洩れ限界設定用のコンパレータ、13……0
〜スパン切換スイツチ、14……0調整用ツマ
ミ、15……スパン調節用ツマミ、16……測定
圧力計、17……測定用のレギユレータ、18…
…フランジ、19……治具本体、21……大径
孔、22……小径孔、23……段付孔、24……
接続口、25……接手、26,27……長孔、2
8……切欠、29……クランプねじ、31……ピ
ン、32……マスターシート、32a……孔、3
2b……シート面、33……フランジ、34……
Oリング、35……切欠、36……蝶ナツト、3
7……ガイドブツシユ、38……合格ランプ、3
9……不合格ランプ、61……従来の洩れ試験装
置、62……エンジンバルブ、63……軸、64
……傘部、65……フエース面、66……本体、
67……治具、68……シート面、69……接続
管、71……接続口、72……水銀柱(マノメー
タ)、73……水銀、74,75……無接点リレ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空装置が内装された箱状をなす装置本体と、
    下端に前記真空装置の吸気口に連通する接続口を
    有するともに、上部に、該接続口に連続して上方
    に開口する段付孔を有し、かつ前記装置本体の上
    部に装着された治具本体と、傘部が上部に位置す
    る状態にしたエンジンバルブの軸が遊挿可能な孔
    を有し、かつ前記治具本体の段付孔の小径孔に着
    脱可能に装着されたガイドブツシユと、上部に、
    エンジンバルブのフエース面が押圧されるシート
    面を有し、かつ下部を、前記治具本体の段付孔の
    大径孔に、気密状態で着脱可能に装着された管状
    のマスターシートと、マスターシートに載置され
    たエンジンバルブの傘部の外面を押圧する昇降自
    在のピストンと、上記装置本体の上部に縦向きに
    配設された油圧シリンダ装置と、エンジンバルブ
    のフエース面におけるエアーの洩れ量を表示する
    表示手段とを備えることを特徴とするエンジンバ
    ルブのフエース面の洩れ試験装置。
JP19165185U 1985-12-14 1985-12-14 Expired JPH0230749Y2 (ja)

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JP19165185U JPH0230749Y2 (ja) 1985-12-14 1985-12-14

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JP19165185U JPH0230749Y2 (ja) 1985-12-14 1985-12-14

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Publication Number Publication Date
JPS6299838U JPS6299838U (ja) 1987-06-25
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