JPH02307175A

JPH02307175A - 指紋入力装置

Info

Publication number: JPH02307175A
Application number: JP1128466A
Authority: JP
Inventors: Yukiya Sawanoi; 幸哉澤野井; Shunji Utsunomiya; 宇都宮　俊二; Masaru Obata; 勝小幡
Original assignee: Omron Corp; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1989-05-22
Filing date: 1989-05-22
Publication date: 1990-12-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、指紋を用いて個人を同定する指紋照合装置
に装備される指紋人力装置に関する。

（ロ）従来の技術第５図は、従来の指紋入力装置の要部を示す斜視図であ
る。

この指紋入力装置は、指紋入力用ガイド板９１の面内を
切欠き、この平面形状矩形の切欠き部９２に対応して、
下側に指紋入力用透明体（プリズム）９４を配備してい
る。このプリズム９４は、上面が平坦な３角柱形状で、
平坦面（指載置面）９３を光反射面、２面のテーバ面を
それぞれ光入射面９３ａ及び光導出面９３ｂに設定して
いる。

指紋の入力に際しては、被検査対象である指Ａを、切欠
き部９２に対応位置させ、指紋部（指先端の腹部）Ａを
プリズム９４の表面（指載置面）９３に圧接する。図示
はしないが、Ｒ直面９３に載せ置かれた指Ａに対し、こ
の載置面９３の裏側に光源と描像装置とを配備し、プリ
ズム９４の光学的境界変化を利用して指紋紋様の光電変
換像を発生させる。

（ハ）発明が解決しようとする課題指紋照合のｔ１１度及び速度の向上には、指ｉ１！置面
に載せる指の位置ずれを防止することが不可欠である。

つまり、常に同じ位置で指紋画像を入力することが必要
である。このため、従来は第５図で示すように、指紋入
力用ガイド板９１の面内を平面矩形状に切欠き、この切
欠き部９２に対応してプリズムの指載置面９３を臨出配
備している。つまり、指載置面９３における指の挿入側
の辺を除く他の３辺に、囲み壁部（切欠き部の端壁）９
２ａを設けている。挿入損Ａは、この囲み壁部９２ａに
囲まれた載置面９３に位置させることで、指載置面９３
に載せる指Ａの載置位置を特定している。

しかしながら、この載置位置特定構造では、単に指載置
面の周囲を切欠き部の壁面で囲っているだけであり、こ
の囲い壁は固定である。また、指載置面は挿入される指
幅よりも大きな幅に設定されている。このため、利用者
にとって指の載置場所は理解できる反面、挿入損の挿入
深さ及び挿入方向に対し直交する幅方向の特定が困難で
ある。

従って、！！載置面対する指の載置位置が、利用者によ
り或いは指紋人力毎に区々となり、常に同じ位置で指紋
画像を入力し得ない不利がある。また、指載置面の外周
を壁面で単に囲っているだけのため、指載置面が常に露
出している結果、外部衝撃の影響を直接受け、載置面に
汚れ或いは傷が発生し易い等の不利があった。

この発明は、載置面が保護され、且つ常に同じ位置で指
紋画像を入力し得る指紋入力装置を従供することを目的
とする。

（ニ）課題を解決するための手段及び作用この目的を達
成させるために、この発明の指絞入力装置では、次のよ
うな構成としている。

指紋入力装置は、面内に切欠き部を備えた指紋入力用ガ
イド板と、この指紋入力用ガイド板の切欠き部に対応配
備された指紋入力用透明体と、前記指紋入力用ガイド板
の切欠き部に対し出没可能に配備され、常態において上
記指紋入力用透明体の指載置面を覆い、被検査対象指の
押圧により後退して指Ｒ置面を露出させると共に、押し
付け指を載置面の適正位置に誘導定位させる可動カバー
体と、前記指紋入力用ガイド板の端部に配備され、上記
可動カバー体の移動位置を検知し指紋入力タイミングを
検出する位置検出センサとから構成されている。

このような構成を有する指絞入力装置では、指紋入力用
ガイド板を平面形状矩形の平板状に形成し、長さ方向を
可動カバー体の約２倍長さに設定し、長さ約半分（前半
部）を可動カバー体幅長さに対応する切欠き部、後半部
に可動カバー体が没入する収容部を設け、切欠き部に対
し可動カバー体を出没自在に配備している。平板状の可
動カバー体は、切欠き部方向（指挿入方向）にバネ附勢
され、常態において切欠き部に対応位置している。つま
り、切欠き部の下側に対応位置する指紋入力用透明体（
プリズムの指載置面）の上面を覆っている。

指紋入力に際し、被検査対象である指の先端を可動カバ
ー体の前端面中央に当接し、この状態で可動カバー体を
収容部側へ押す。これにより、可動カバー体はハネ附勢
力に抗して後退し、可動カバー体の下面に接面するプリ
ズムの指ｉｆ面が露出する。更に、可動カバー体を押し
移動（後退）させる時、可動カバー体が完全に収容部に
没入し、可動カバー体の後端面が収容部壁に当接し、そ
れ以上の後退を阻止する。この状態において、可動カバ
ー体を押し続けた指が、指Ｍ置面に対し適正位置まで導
かれ、挿入深さ及び挿入深さに対し直交する幅方向にお
いて適正状態で定位することとなる。更に、この状態に
おいて可動カバー体の後端部がイ装置検出センサ（リミ
ットスイッチ）に当接し、センサにより可動カバー体が
完全に後退、つまり挿入損が指載置面に対し適正状態に
位置したことを検出し、指紋人力タイミングを検出する
。

これにより、利用者の指は可動カバー体によって適正位
置に導かれるため、常に同じ位置で指紋画像を入力し得
る。また、常態において指載置面は可動カバー体により
被覆されているから、指載置面ば常に傷或いは汚れから
保護される。

（ホ）実施例第１図は、この発明に係る指紋入力装置の具体的な一実
施例を示す要部斜視図である。

指紋人力装置は、指紋入力用ガイド板ｌと、この指紋入
力ガイド板ｌの切欠き部２の下側に対応配置された指紋
入力用透明体（プリズム）３と、切欠き部２に対し出没
可能に配備された可動カバー体４と、可動カバー体４の
位置を検出する位置検出センサ５とから構成されている
。

指紋入力用透明体３は、上面が平坦面３１の三角柱形状
のガラスプリズムで、テーパ状の両面の一方を光入射面
３２とし、他方を光導出面３３とし、平坦面（指載置面
）を反射面３１としている。

つまり、入射面３２を経た光を指載置面である反射面３
１で反射し、この反射光を導出面３３により導出する。

この指紋入力装置は、図示はしないが、指載置面３１に
載せ置かれた指に対し、この載置面３１の裏側（下側）
に光源と撮像装置とを配備し、プリズムの光学的境界変
化を利用して指紋紋様の光電変換像を発生させるように
なってい、る。

前記指紋入力用ガイド板ｌは、平面形状矩形の平板で、
後述する可動カバー体４長さの約２倍長さを有する。長
さ前半部に矩形状の切欠き部２を開口し、後半部に可動
カバー体４を収容する収容部１１を設けている（第２図
参照）。また、指紋入力用ガイド仮１の後半部の上面端
部には、可動カバー体４の位置を検出する位置検出セン
サ５を配備している。

上記、プリズム３は切欠き部２の下側に対応配置され、
入射面３２と導出面３３により形成される稜線３４が指
紋入力用ガイド板１の長手方向に平行するように設定配
置しである。

前記可動カバー体４は、上記切欠き部２に対応する大き
さの平板で、切欠き部２に嵌合配備されている。この嵌
合状態において、両側面が切欠き部２の両側辺（壁）に
接面し、下面が指載置面３１上に接面している。そして
、この可動カバー体４は、図示はしないがバネを介して
指紋入力用ガイド板１に取付けられ、常時、収容部１１
より外方へ突出附勢され、指載置面３１を完全に覆うよ
うに設定しである。また、可動カバー体４の裏面には、
クリーナ一部（薬剤等を含浸させた清掃用布帛材）４１
を貼着配備し、切欠き部２に対し出没、つまり指載置面
３１に対し進退する際、接面する指載置面３１を清掃し
、指紋が付着し汚れた載置面３１を自動的に払拭するよ
うに設定している（第３図参照）。

上記位置検出センサ５は、実施例ではリミットスイッチ
で、可動カバー体４がバネに抗して後退し、収容部１１
に完全に収容された時、この可動カバー体４の位置を検
出する。つまり、可動カバー体４の後端部が収容部１１
の後端壁に当接した時、リミットスイッチ５がオンする
ように設定しである（第３図参照）。

第４図は、実施例指紋入力装置の回路構成例を示すブロ
ック図である。

可動カバー体４が、被検査対象である指Ａにより押され
て後退し、プリズム３の指載置面３１が露出する。つま
り、これにより指紋人力部３１が現出する。位置検出セ
ンサ５は、可動カバー体４が後退して収容部１１に完全
に収容され、指載置面３１上に被検査対象（指先の指紋
部）Ａが、適正位置に定位し、指紋入力状態が整ったこ
とを検知し、この検知信号をコントローラ６に出力する
。

コントローラ６では、この検知信号を受けて、光源及び
撮像装置を駆動制御する。つまり、コントローラ６は、
指紋入力部（反射光を導出する導出面３３’）３１より
得られる光学的な指紋情報を、電気的信号として取り込
み、画像メモリ７で記憶させると共に、指紋照合部８へ
指紋情報を出力する。指紋照合部８では、採取指紋と予
め登録ファイルされている指紋とを、パターン認識技術
を用いて指紋の同一性を照合する。

このような構成を有する指紋入力装置では、可動カバー
体４は、切欠き部２方向（指挿入方向）にバネ附勢され
、常態において切欠き部２に対応位置している。つまり
、切欠き部２の下側に対応位置するプリズム３の指載置
面３１の上面を、接面状態で覆っている。

指紋入力に際し、被検査対象である指への先端を可動カ
バー体４の前端面中央に当接し、この状態で可動カバー
体４を挿入方向へ押す。これにょリ、可動カバー体４は
バネ附勢力に抗して後退し、可動カバー体４の下面に接
面するプリズム３の指載置面３１が露出する。更に、可
動カバー体４を押し移動（後退）させる時、可動カバー
体４が完全に収容部１１に没入し、可動カバー体４の後
端面が収容部１１の後端壁に当接し、それ以上の後退を
阻止する。この状態において、可動カバー体４を押し続
けた指Ａが、指載置面３１に対し適正位置まで導かれ、
挿入深さ及び挿入深さに対し直交する幅方向において適
正状態で定位することとなる（第２図参照）。更に、こ
の状態において可動カバー体４の後端部が、リミットス
イッチ５に当接し、センサ５により可動カバー体４が完
全に後退、つまり挿入損Ａが指載置面３１に対し適正状
態に位置したことを検出し、指紋人力タイミングを検出
する（第３図参照）。かくして、利用者の指Ａは可動ガ
イド体４によって適正位置に導かれるため、常に同じ位
置で指紋画像を入力し得る。

また、常態において指載置面３１は可動カバー体４によ
り被覆されているから、指載置面３１は常に外部衝撃か
ら保護され、傷或いは汚れの発生を防止し得る。更に、
指紋人力が終了した時点で、利用者が指先を可動カバー
体４から外すと、可動カバー体４が原状へバネ復帰して
指Ｉｉ５載置面３１を覆う。この可動カバー体４の進退
動作時に、可動カバー体４裏面のクリーナ一部４１が、
指載置面３１を払拭し、指載置面３１の汚れを落とし、
衛生性を向上させる。

（へ）発明の効果この発明では、以上のように、切欠き部の下側に対応し
て配置されたプリズムの指載置面を、常態において可動
カバー体で覆い、被検査対象である指先により可動カバ
ー体を後退させることで、指載置面を露出させ、且つ指
叔置面に対し指の指紋部を適正位置に誘導定位させるこ
ととしたから、常に同じ位置で指紋画像を入力させるこ
とが出来、照合精度及び速度の向上を実現できる。

従って、従来のように利用者が任意に指載置面に対し指
を載置する方式と異なり、載置指の位置ずれを防止し得
る。また、指載置面ば常態において可動カバー体により
覆われているから、外部衝撃から指載置面を保護し、傷
或いは汚れの発生を防止し得る等、発明目的を達成した
優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、実施例指紋入力装置の要部を示す斜視図、第
２図は、実施例指紋入力装置の使用状態を示す斜視図、
第３図は、可動カバー体の位置を位置検出センサが検知
する状態を示す説明図、第４図は、実施例指紋入力装置
の回路構成例を示すブロック図、第５図は、従来の指紋
入力装置の要部を示す斜視図である。ｌ：指紋入力用ガイド板、２：切欠き部、　　　　３ニブリズム、４：可動カバー
体、　　５：位置検出センサ、３１：指載置面。特許出願人　　　　　　　　立石電機株式会社代理人　
　　　弁理士　　　中　村　茂　信第１図３１ニオ旨載置面第２図第３図第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）面内に切欠き部を備えた指紋入力用ガイド板と、
この指紋入力用ガイド板の切欠き部に対応配備された指
紋入力用透明体と、前記指紋入力用ガイド板の切欠き部
に対し出没可能に配備され、常態において上記指紋入力
用透明体の指載置面を覆い、被検査対象指の押圧により
後退して指載置面を露出させると共に、押し付け指を載
置面の適正位置に誘導定位させる可動カバー体と、前記
指紋入力用ガイド板の端部に配備され、上記可動カバー
体の移動位置を検知し指紋入力タイミングを検出する位
置検出センサとから成る指紋入力装置