JPH02305883A - 消色性組成物 - Google Patents

消色性組成物

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Publication number
JPH02305883A
JPH02305883A JP1127060A JP12706089A JPH02305883A JP H02305883 A JPH02305883 A JP H02305883A JP 1127060 A JP1127060 A JP 1127060A JP 12706089 A JP12706089 A JP 12706089A JP H02305883 A JPH02305883 A JP H02305883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
refractive index
cured
white
opaque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1127060A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kiyomura
圭博 清村
Yoshimasa Kinaga
木長 義昌
Masao Ogawa
小川 正男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP1127060A priority Critical patent/JPH02305883A/ja
Publication of JPH02305883A publication Critical patent/JPH02305883A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、白色不透明状態から硬化によって透明となる
消色性組成物に関する。
(従来の技術及びその課題) 従来より、塗料やインク等の分野において使用される有
彩色から透明に消色する物質は、染料系等の有機化合物
又は高分子化合物が知られている。これら消色物質は、
熱、触媒、エネルギー線等により、分子構造の異性化等
を起こし、透明に消色するものであり、これまで、青、
赤、黄等の種々の有彩色からは消色できたが、白色から
透明に消色することはできなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、被膜中の分散媒と、そこに分散している
粉末との屈折率の差を利用して、白色不透明から透明に
消色させることを見出した。つまり本発明は粒径0.5
〜1000μmで屈折率1.3〜1.8 (25℃)の
粉末を該粉末より、屈折率が0.1〜0.03低いビヒ
クル成分に分散した白色不透明の硬化性消色組成物に関
するものである。本発明組成物は、熱、触媒、エネルギ
ー線等により、硬化するとき、ビヒクル成分が重合時に
生ずる硬化収縮のために、パイング一層の屈折率が高ま
り、分散している粉末との間にあった屈折率の差が、は
とんどなくなり、このため分散媒内で起こっていた光の
散乱が、起こりにくくなり白色不透明から透明に消色す
るものである。
ルを入れた角形セル(液層長さ10mm)の透過率を1
00%としたとき、試料濃度を10%とした・・エタノ
ール液を入れた同型セルの透過率が400〜700μm
の波長域の少な(とも1波長において50%以下である
場合、好ましくは30%以下である場合を指す。ただし
、測定には日立製作新製U−3200型の分光測光器を
使用した。また本発明でいう硬化膜の透明とは、JIS
K5400の隠ぺい率試験に準じて隠べ゛い率が30%
以下(膜厚1000μm)である場合、好ましくは15
%以下である場合を指す。
本発明で用いる粉末の粒径は0.5〜1000μmの範
囲内であることが必要であり、さらに0.5〜100μ
mであることが好ましい。前述の粒径が、0.5μm未
満では、光が散乱しにくいため、分散時に白色不透明と
なりにくく、逆に粒径が1000μmを越えて大きくな
ると分散媒内の界面が少な(なって光を散乱する場が少
なくなり、分散時に白色不透明となりにくいので好まし
くない。
本発明で用いる粉末の屈折率は、1.3〜1.8の範囲
であることが必要であり、1.3未満や1.8を越える
場合では、これを分散するビヒクル成分がこの範囲をこ
えるものがほとんどなく、そのため、粉末とビヒクル成
分との屈折率の差がひらきすぎて硬化後、透明になりに
くいので好ましくない。
かかる粉末の種類は、有機質又は無機質でもよく、いず
れか一方又は両方を使用することができる。具体的に有
機質の粉末では、ビニル系、ポリスチレン系、ポリエチ
レン系、ポリプロピレン系、ポリアセクール1、アクリ
ル系、ナイロン、セルロース、ポリカーボネート、フェ
ノキシ、ポリエステル、フッソ樹脂、シリコン系、コー
パル等の樹脂粉末、又、天然ゴム、スチレン・ブタジェ
ンゴム、ブチルゴム等のゴム類、果糖、しよ糖、ぶどう
糖、ガラクトース、麦芽糖、乳糖、転化糖等の糖類も使
用でき、無機質の粉末では、溶融石英(S i O□)
等のガラス類、SF2.F2゜LFI、Ba5F2.S
KI 、BKl 、BK7゜FKI、FK3.LaF、
j等の光学ガラス類、LiF、NaF、CaF2.Na
C1,KCI。
KBr、A1203 、Mho、ペリドツト(PERI
DOT) 、スボジュミン(SPODUMEME) 、
マラカイ+−011ALACHITE) 、コーラル(
(1:0RAL) 、バールシェル(PEARLSHE
LL) 、ツアマリン(TOURMALINE)、  
t−バーズ(TOPAZ)等の結晶及び天然石が使用で
きる。
本発明で用いられるビヒクル成分の屈折率は分散される
粉末より0.1〜0.03低いことが必要であり、屈折
率の差が0.1を越えると、重合時の硬化収縮で、分散
媒の屈折率が高まったときに屈折率の差が縮まってもそ
の差は大きく白色不透明のまま透明になりにく(なって
しまうので好ましくない。また屈折率の差が0.03未
満では硬化前の段階から透明となってしまい好ましくな
い。
かかるビヒクル成分は、その種類に制限はなく、具体的
には、その硬化方法によって次のようなものが上げられ
る。
熱硬化型として、ウレタン、エポキシ、アクリル、メラ
ミン、原票、アルキド、ポリエステル、ニー シリ・・ン、フッソ、ポリイミド、ポリスルホン酸、フ
ェノール、ポリエーテル樹脂等が、エネルギー線硬化型
として、エチレン性不飽和基を含有するウレタン、エポ
キシ、アクリル、ポリエーテル、シリコーン、フッソ、
ポリエーテル、ポリイミド、メラミン、ポリスルホン酸
、フェノール樹脂等が、そして触媒硬化型として、上記
不飽和甜脂に、金属石けん類、アミン類、含リン化合物
、金属キレート化合物等を組合せたものが上げられる。
このうち、エネルギー線硬化型は、照射光が分散媒内で
散乱するので、少量のエネルギー線で硬化できるため、
特に好適である。
本発明で用いられる粉末の分散は、通常の塗料分野で使
用される撹拌機、分散機を用いて行なうことができる。
(発明の効果) 本発明組成物によれば、分散時、白色不透明であったも
のが、硬化により消色し、透明な膜となるので硬化、未
硬化の状態の識別が容易に行なえる。さらに、硬化後に
透明であることを要求される用途に有効に利用できる。
(実施例1) 以下、実施例にて説明する。
実施例1および2 次の構造式(cH2=cHco+oc3H,+、 oc
ocu=co4)で示されるトリプロピレングリコール
ジアクリレートを2 Mradの電子線で硬化膜とし、
これをメノウ乳鉢で、平均粒径500μmにすりつぶし
、白色の粉末(A)を得た。アタゴ製、屈折率計2Tに
より、この粉末の屈折率は、1.4902 (25℃)
であった、この粉末を表1の配合で、屈折率が1.45
08 (25℃)の上記トリプロピレングリコールジア
クリレートモノマー(B)にそれぞれ分散し、その液に
光重合開始剤として(C)を添加し、白色不透明の試料
液を得た。この2種の白色不透明の試料液をそれぞれガ
ラス板上に厚さimm、巾5 cm、長さ5cmに塗布
し、200mj/cm2の紫外線で硬化させたところ、
いずれも透明に消色した膜が得られた。
表  1 *ビヒクル成分の重量を100としたときの重量%で示
す。
実施例3および4 一トを2Mradの電子線で硬化膜とし、これをメノウ
乳鉢で平均粒径500μmにすりつぶし、白色の粉末(
D)を得た。アタゴ製屈折率計2丁により、この粉末の
屈折率は、1.5353 (25°C)であった・ この粉末を表2の配合で屈折率が、1.5050(25
°C)の上記トリシクロデカンジオールジアクリレート
モノマー(E)にそれぞれ分散し、その液に光重合開始
剤として、(C)アセトフェノを添加し、白色不透明の
試料液を得た。この2種の白色不透明の試料液をそれぞ
れ実施例1と同様に硬化させたところ、いずれも透明に
消色した膜が得られた。
表2 *ビヒクル成分の重量を100としたときの重量%で示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粒径0.5〜1000μmで屈折率1.3〜1.8(2
    5℃)の粉末を該粉末より、屈折率が0.1〜0.03
    低いビヒクル成分に分散した白色不透明の硬化性消色性
    組成物。
JP1127060A 1989-05-19 1989-05-19 消色性組成物 Pending JPH02305883A (ja)

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JP1127060A JPH02305883A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 消色性組成物

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JP1127060A JPH02305883A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 消色性組成物

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JPH02305883A true JPH02305883A (ja) 1990-12-19

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