JPH02305770A - 糸継時における糸端の解繊方法 - Google Patents
糸継時における糸端の解繊方法Info
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- JPH02305770A JPH02305770A JP1123276A JP12327689A JPH02305770A JP H02305770 A JPH02305770 A JP H02305770A JP 1123276 A JP1123276 A JP 1123276A JP 12327689 A JP12327689 A JP 12327689A JP H02305770 A JPH02305770 A JP H02305770A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H69/00—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device
- B65H69/06—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing
- B65H69/061—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing using pneumatic means
- B65H69/063—Preparation of the yarn ends
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野]
本発明は、スプライシング時に実施する糸端解繊方法に
関する。 r従来の技術】 紡績糸の糸継ぎ装置の一つであるスプライサ−は、継ぎ
合わせようとする2本の糸端を解繊ノズルと呼ばれる細
い管の中に誘導し、糸端に高速空気流を吹き付けて高速
気流の作用により解撚して単l!維が分離した状態にし
、次いで各糸端を重ね合わせて圧力空気を吹き付け、単
S帷の略合を生じさせて糸端を一体化させることにより
糸継ぎを行なうものである。第4図はその一例を示し、
糸継ぎ部材30の上下に一対の円筒状解繊ノズル31゜
32を配置し、さらにそれらに糸支持装置33.糸寄せ
レバー34等を付属させである。継ぎ合わせる糸YPお
よびYBは、サクションアーム(図示せず)によって糸
継ぎ部材30の圧力空気噴射口35が開口している糸継
d孔36内に誘導され、糸支持装@33によって支持さ
れた後、糸継ぎ孔36の位置から先端までの長さが糸切
断装置f(図示せず)によって切り揃えられる。次いで
解繊ノズル31.32が糸YP、YBの吸引を開始し、
そこに糸端が吸い込まれ、解繊ノズル31.32内に開
口する細い圧力空気噴射口37から吹き込まれる高速気
流によって糸端が激しく振動せしめられ、解繊される。 解繊された糸端は糸寄せレバー34によって解繊ノズル
から引き出されて糸継ぎ部材30の糸!Uぎ孔36に移
され、そこで圧力空気噴射口35からの空気噴射を受け
て単m維の絡合を生じ、継ぎ合わされる。 このようなスプライサ−においては、解繊ノズルの解繊
能力が糸継ぎの良否に大きな影響を及ぼす。即ち、解繊
ノズルにおける解繊が十分でないと、糸継ぎ部材におけ
る空気噴射を如何に丁寧に行なっても糸継ぎは不完全に
なり、切れ易い糸や節糸を生じる。 上記解繊ノズルは、単糸の場合を想定している。 双糸の解繊は、単糸のそれぞれに撚が加えられているた
めに、解繊時、解繊した一方の糸が他方の系に絡み付き
、糸端S維の膨化を阻害することが生ずるため、双方の
糸をそれぞれに解撚するようにしなければならない。 (発明が解決しようとする[11 本発明は上記の点に鑑みて、双糸を解繊する場合、双糸
を構成する各単糸がそれぞれ一体に絡み合うことのない
よう互いにそれぞれの糸を解繊する双糸の糸端解繊に適
した方法を得ることを目的とする。 1課題を解決するための手段] 円筒状をした縦形の解繊ノズル本体内に、内周面の接線
方向と若干の内向角度を有して下方向に噴射空気を噴出
し、円筒状解繊ノズル本体内周面に沿う旋回下向気流を
生じさせ、円筒状解繊ノズル本体内に上端を支点として
垂下した棒状ビータ−を、前記旋回下方向気流により同
気流と逆方向にその下端部を旋回動させつつ回転運動さ
せ、解繊ノズル本体上部より解繊ノズル本体内に挿入し
た糸端を、前記円筒状解繊ノズル本体内周に沿う噴気流
と、旋回、回転動する棒状ヒーターとに当接し、糸端の
撚を解撚し、次いで糸端の繊維の絡みを解繊する。
関する。 r従来の技術】 紡績糸の糸継ぎ装置の一つであるスプライサ−は、継ぎ
合わせようとする2本の糸端を解繊ノズルと呼ばれる細
い管の中に誘導し、糸端に高速空気流を吹き付けて高速
気流の作用により解撚して単l!維が分離した状態にし
、次いで各糸端を重ね合わせて圧力空気を吹き付け、単
S帷の略合を生じさせて糸端を一体化させることにより
糸継ぎを行なうものである。第4図はその一例を示し、
糸継ぎ部材30の上下に一対の円筒状解繊ノズル31゜
32を配置し、さらにそれらに糸支持装置33.糸寄せ
レバー34等を付属させである。継ぎ合わせる糸YPお
よびYBは、サクションアーム(図示せず)によって糸
継ぎ部材30の圧力空気噴射口35が開口している糸継
d孔36内に誘導され、糸支持装@33によって支持さ
れた後、糸継ぎ孔36の位置から先端までの長さが糸切
断装置f(図示せず)によって切り揃えられる。次いで
解繊ノズル31.32が糸YP、YBの吸引を開始し、
そこに糸端が吸い込まれ、解繊ノズル31.32内に開
口する細い圧力空気噴射口37から吹き込まれる高速気
流によって糸端が激しく振動せしめられ、解繊される。 解繊された糸端は糸寄せレバー34によって解繊ノズル
から引き出されて糸継ぎ部材30の糸!Uぎ孔36に移
され、そこで圧力空気噴射口35からの空気噴射を受け
て単m維の絡合を生じ、継ぎ合わされる。 このようなスプライサ−においては、解繊ノズルの解繊
能力が糸継ぎの良否に大きな影響を及ぼす。即ち、解繊
ノズルにおける解繊が十分でないと、糸継ぎ部材におけ
る空気噴射を如何に丁寧に行なっても糸継ぎは不完全に
なり、切れ易い糸や節糸を生じる。 上記解繊ノズルは、単糸の場合を想定している。 双糸の解繊は、単糸のそれぞれに撚が加えられているた
めに、解繊時、解繊した一方の糸が他方の系に絡み付き
、糸端S維の膨化を阻害することが生ずるため、双方の
糸をそれぞれに解撚するようにしなければならない。 (発明が解決しようとする[11 本発明は上記の点に鑑みて、双糸を解繊する場合、双糸
を構成する各単糸がそれぞれ一体に絡み合うことのない
よう互いにそれぞれの糸を解繊する双糸の糸端解繊に適
した方法を得ることを目的とする。 1課題を解決するための手段] 円筒状をした縦形の解繊ノズル本体内に、内周面の接線
方向と若干の内向角度を有して下方向に噴射空気を噴出
し、円筒状解繊ノズル本体内周面に沿う旋回下向気流を
生じさせ、円筒状解繊ノズル本体内に上端を支点として
垂下した棒状ビータ−を、前記旋回下方向気流により同
気流と逆方向にその下端部を旋回動させつつ回転運動さ
せ、解繊ノズル本体上部より解繊ノズル本体内に挿入し
た糸端を、前記円筒状解繊ノズル本体内周に沿う噴気流
と、旋回、回転動する棒状ヒーターとに当接し、糸端の
撚を解撚し、次いで糸端の繊維の絡みを解繊する。
本発明方法を実施する装置の一例と共に、本発明方法を
次に説明する。 第1図に示した実施例は、縦位茸に設けた円筒状の解繊
ノズル本体1の糸膜入口2の側端部に支持具3を固定し
、それに、ビータ−4を支持させたものである。 支持具3は、球面状斜面5を有する漏斗状の受は座6を
糸膜入口2の真上にオーバーハング状に支持するもので
あって、その基部7をカバープレート8の間口部9に嵌
合させて接着しである。 ビータ−4は棒状体をなし、その端部に、球体10を固
定しである。このビータ−4を受は座6の球面状斜面5
の最下位置に設けた穴11に通し、球体10を穴11の
周縁部012で受け、受は座6に係止させて皐り下げて
いるためにその下端部にはあらゆる方向へ揺動可能であ
る。尚、支持具3には、ビータ−4を係止させた後、ビ
ータ−4の抜は防止、受は座6への塵埃付着防止、糸Y
のガイド等を兼ねた椀状のカバー13が取り付けられて
いる。 解繊ノズル本体1には、解繊ノズル本体1の内周面の接
線と平行する方向に、かつ、解繊ノズル本体1の排気側
端部14方向に向く圧力空気噴射口15を開口する。圧
力噴射口15には圧力空気導孔16を有する圧空噴出調
整部材17を、前記圧力空気噴射口15と圧力空気導孔
16とがその位置を変え、連通部分18の開度を調節で
きるようにしている。 スプライサ−(図示せず)に取り付けられたこの解繊ノ
ズル本体1の糸膜入口2に解繊すべき糸Yが案内され、
圧力空気噴射口15がら空気噴射が行なわれると、糸Y
がエアサン力作用により糸膜入口2から吸い込まれ、そ
の先端はビータ−4の先端付近に達する。前記噴射空気
に吹き当てられたビータ−4は、大略球体10を頂点と
し、下端部19が大略円軌道を画いた円錐形を形成して
旋回する。この円軌道Aの方向は第2図に示す如く、噴
射空気の噴出方向Bとは後述する如く逆方向になる。そ
して、ビアター4の下端部19により糸Yを打ちたたき
1、第2図において、反時計針方向の回転を与え、同時
に噴射空気Bによる糸Yへの旋回力を付与され、糸Yは
撚が解かれ(図示の例はZ撚)、糸Yを構成する繊維は
分繊される。上記と反対のS撚の場合は、圧力空気噴射
口15の方向を逆にし、噴射空気Bの解繊ノズル本体1
内における噴気流の方向をM2図と逆にする。そのとき
、噴気流を受けたビータ−4は、第2図に示すAとは逆
方向に旋回動する。 解繊ノズル本体1内におけるビータ−4の下端部1つの
旋回軌跡Aと噴射空気流Bとの流れ方向とが逆になる理
由は次の如くであると考えられる。 解繊ノズル本体1内で噴射空気流Bを受けたビータ−4
は、球体10を支点として下端部19が振れる。この振
れにより、静止状態で解繊ノズル本体1内に垂下してい
るときは、球体10は受は座6の穴11の周縁部分12
の全周にわたって当接しているが、噴射空気流Bにより
ビータ−4の下端部19が振られると、球体10と受は
座6の接触は点状になって、しかも、上記振れにより重
心位置が接触点の上から外れることになる。そのため、
球体は、重心が接触点の上に位置するように転勤するこ
とになる。この転勤によりビータ−4は、第2図に矢印
Aで示す如く、噴気流Bとは逆方向に回転する。 上記において、噴射空気の優を調節するには圧空噴出調
整部材17を変位させ、その圧力空気導孔孔16と圧力
空気噴射口15との連通部分18の範囲を変更すること
により行なわれる。その状態を第3図に示す。圧力空気
噴射口15と圧力空気導孔16とのなす角α(第3図示
)が20”のときに、最もビータ−4の棒状体の回転数
が太きく2200 rpl′Iとなり、10°及び20
°でその回転は停止する。 上記において、解繊ノズル本体1の内径は、φ4、外径
はφ6.圧力空気噴射ロ15は下方45゛を向きφ3、
圧空噴出調整部材17の圧力空気導孔16はφ3とする
。そして、圧力空気導孔16と圧力空気噴射口15との
なす角αは、上記の如り20°が最も適している。ヒー
ター4の棒状体の径はφ 1,6とする。 なお、ビータ−4の断面形状は上記のような円形に限ら
ず、角型であっても良いし、ビータ−4の長さも任意に
設定出来る。但し、ヒーター4の長さは糸Yのノズル本
体1内への挿入長さにほぼ等しく設定するのが好ましく
、そのように設定したご一ター長に対して空気噴射口1
5をそのビータ−4のほぼ中央に噴出エアが作用する第
1図示の位置にするのがが好ましい。 また、上記例のようにビータ−4の上部支点がノズル本
体1の断面円の中心になるように支持すると、ビータ−
4の自由端が完全な対称性をもって旋回可能となるので
、糸端に対する解繊効率が最も良好となるが、上記支点
はノズル本体1の断面円の中心に対して若干変位してい
ても、ビータ−4が振り子状に旋回可能であればある程
度の解繊効果は得られる。 さらに上記例ではビータ−支点がノズル本体1の断面円
の中心に一致しているが、前記特徴的な支持具3等を用
いて支持しているので、吸入口2と受は座6との間の1
ljI間からノズル本体1内へと容易に糸端を挿入しつ
る。 このようにして振動旋回するビータ−4は、気流に乗っ
て真っ直ぐ伸びようとする糸を激しくたたき、高速気流
の直接的作用と相俟って、糸端を速やかに解繊する。
次に説明する。 第1図に示した実施例は、縦位茸に設けた円筒状の解繊
ノズル本体1の糸膜入口2の側端部に支持具3を固定し
、それに、ビータ−4を支持させたものである。 支持具3は、球面状斜面5を有する漏斗状の受は座6を
糸膜入口2の真上にオーバーハング状に支持するもので
あって、その基部7をカバープレート8の間口部9に嵌
合させて接着しである。 ビータ−4は棒状体をなし、その端部に、球体10を固
定しである。このビータ−4を受は座6の球面状斜面5
の最下位置に設けた穴11に通し、球体10を穴11の
周縁部012で受け、受は座6に係止させて皐り下げて
いるためにその下端部にはあらゆる方向へ揺動可能であ
る。尚、支持具3には、ビータ−4を係止させた後、ビ
ータ−4の抜は防止、受は座6への塵埃付着防止、糸Y
のガイド等を兼ねた椀状のカバー13が取り付けられて
いる。 解繊ノズル本体1には、解繊ノズル本体1の内周面の接
線と平行する方向に、かつ、解繊ノズル本体1の排気側
端部14方向に向く圧力空気噴射口15を開口する。圧
力噴射口15には圧力空気導孔16を有する圧空噴出調
整部材17を、前記圧力空気噴射口15と圧力空気導孔
16とがその位置を変え、連通部分18の開度を調節で
きるようにしている。 スプライサ−(図示せず)に取り付けられたこの解繊ノ
ズル本体1の糸膜入口2に解繊すべき糸Yが案内され、
圧力空気噴射口15がら空気噴射が行なわれると、糸Y
がエアサン力作用により糸膜入口2から吸い込まれ、そ
の先端はビータ−4の先端付近に達する。前記噴射空気
に吹き当てられたビータ−4は、大略球体10を頂点と
し、下端部19が大略円軌道を画いた円錐形を形成して
旋回する。この円軌道Aの方向は第2図に示す如く、噴
射空気の噴出方向Bとは後述する如く逆方向になる。そ
して、ビアター4の下端部19により糸Yを打ちたたき
1、第2図において、反時計針方向の回転を与え、同時
に噴射空気Bによる糸Yへの旋回力を付与され、糸Yは
撚が解かれ(図示の例はZ撚)、糸Yを構成する繊維は
分繊される。上記と反対のS撚の場合は、圧力空気噴射
口15の方向を逆にし、噴射空気Bの解繊ノズル本体1
内における噴気流の方向をM2図と逆にする。そのとき
、噴気流を受けたビータ−4は、第2図に示すAとは逆
方向に旋回動する。 解繊ノズル本体1内におけるビータ−4の下端部1つの
旋回軌跡Aと噴射空気流Bとの流れ方向とが逆になる理
由は次の如くであると考えられる。 解繊ノズル本体1内で噴射空気流Bを受けたビータ−4
は、球体10を支点として下端部19が振れる。この振
れにより、静止状態で解繊ノズル本体1内に垂下してい
るときは、球体10は受は座6の穴11の周縁部分12
の全周にわたって当接しているが、噴射空気流Bにより
ビータ−4の下端部19が振られると、球体10と受は
座6の接触は点状になって、しかも、上記振れにより重
心位置が接触点の上から外れることになる。そのため、
球体は、重心が接触点の上に位置するように転勤するこ
とになる。この転勤によりビータ−4は、第2図に矢印
Aで示す如く、噴気流Bとは逆方向に回転する。 上記において、噴射空気の優を調節するには圧空噴出調
整部材17を変位させ、その圧力空気導孔孔16と圧力
空気噴射口15との連通部分18の範囲を変更すること
により行なわれる。その状態を第3図に示す。圧力空気
噴射口15と圧力空気導孔16とのなす角α(第3図示
)が20”のときに、最もビータ−4の棒状体の回転数
が太きく2200 rpl′Iとなり、10°及び20
°でその回転は停止する。 上記において、解繊ノズル本体1の内径は、φ4、外径
はφ6.圧力空気噴射ロ15は下方45゛を向きφ3、
圧空噴出調整部材17の圧力空気導孔16はφ3とする
。そして、圧力空気導孔16と圧力空気噴射口15との
なす角αは、上記の如り20°が最も適している。ヒー
ター4の棒状体の径はφ 1,6とする。 なお、ビータ−4の断面形状は上記のような円形に限ら
ず、角型であっても良いし、ビータ−4の長さも任意に
設定出来る。但し、ヒーター4の長さは糸Yのノズル本
体1内への挿入長さにほぼ等しく設定するのが好ましく
、そのように設定したご一ター長に対して空気噴射口1
5をそのビータ−4のほぼ中央に噴出エアが作用する第
1図示の位置にするのがが好ましい。 また、上記例のようにビータ−4の上部支点がノズル本
体1の断面円の中心になるように支持すると、ビータ−
4の自由端が完全な対称性をもって旋回可能となるので
、糸端に対する解繊効率が最も良好となるが、上記支点
はノズル本体1の断面円の中心に対して若干変位してい
ても、ビータ−4が振り子状に旋回可能であればある程
度の解繊効果は得られる。 さらに上記例ではビータ−支点がノズル本体1の断面円
の中心に一致しているが、前記特徴的な支持具3等を用
いて支持しているので、吸入口2と受は座6との間の1
ljI間からノズル本体1内へと容易に糸端を挿入しつ
る。 このようにして振動旋回するビータ−4は、気流に乗っ
て真っ直ぐ伸びようとする糸を激しくたたき、高速気流
の直接的作用と相俟って、糸端を速やかに解繊する。
本発明方法にあっては、円筒状をした縦形の解繊ノズル
本体内に、内周面の接線方向と若干の内向角度を有して
下方向に噴@空気を噴出し、円筒状解繊ノズル本体内周
面に沿う旋回下向気流を生じさせ、円筒状解繊ノズル本
体内に上端を支点として垂下した棒状ビータ−を、前記
旋回下方向気流により同気流と逆方向にその下端部を旋
回動させつつ回転運動させ、解繊ノズル本体上部より解
繊ノズル本体内に挿入した糸端を、前記円筒状解繊ノズ
ル本体内周に沿う噴気流と、旋回9回転動する棒状ヒー
ターとに当接し、糸端の撚を解繊し、次いで糸端のa維
の絡みを解繊したため、その振動・旋回を利用して糸に
機械的打撃を加えることにより解繊を促・進するので、
圧力空気噴射を行なうだけの従来の解繊ノズルと比べる
と遥かに能率よく糸端の解繊を行なうことができ、さら
に、従来の解繊ノズルでは解繊が不十分になり易かった
双糸や大番手糸の解繊をも確実に行なうことができ、ス
プライサ−による系継ぎにおける能率向上と不良率減少
に大きな貢献をなし得るものである。
本体内に、内周面の接線方向と若干の内向角度を有して
下方向に噴@空気を噴出し、円筒状解繊ノズル本体内周
面に沿う旋回下向気流を生じさせ、円筒状解繊ノズル本
体内に上端を支点として垂下した棒状ビータ−を、前記
旋回下方向気流により同気流と逆方向にその下端部を旋
回動させつつ回転運動させ、解繊ノズル本体上部より解
繊ノズル本体内に挿入した糸端を、前記円筒状解繊ノズ
ル本体内周に沿う噴気流と、旋回9回転動する棒状ヒー
ターとに当接し、糸端の撚を解繊し、次いで糸端のa維
の絡みを解繊したため、その振動・旋回を利用して糸に
機械的打撃を加えることにより解繊を促・進するので、
圧力空気噴射を行なうだけの従来の解繊ノズルと比べる
と遥かに能率よく糸端の解繊を行なうことができ、さら
に、従来の解繊ノズルでは解繊が不十分になり易かった
双糸や大番手糸の解繊をも確実に行なうことができ、ス
プライサ−による系継ぎにおける能率向上と不良率減少
に大きな貢献をなし得るものである。
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は解繊
ノズル本体内における糸とビータ−の関係を示す断面図
、第3図は圧力空気噴射口と圧力空気導孔との連通部分
の断面図、第4図は従来のスプライサ−の要部縦断面図
である。 1・・・解、1ノズル本体、 2・・・糸膜入口。 B・・・噴射空気 特許出願人 村田機械株式会社 代理人 弁理士 大 野 克 躬代理人 弁理士
大 野 令 子弟 1 図 第 3 図 第 2 図 、/2 第 4 図
ノズル本体内における糸とビータ−の関係を示す断面図
、第3図は圧力空気噴射口と圧力空気導孔との連通部分
の断面図、第4図は従来のスプライサ−の要部縦断面図
である。 1・・・解、1ノズル本体、 2・・・糸膜入口。 B・・・噴射空気 特許出願人 村田機械株式会社 代理人 弁理士 大 野 克 躬代理人 弁理士
大 野 令 子弟 1 図 第 3 図 第 2 図 、/2 第 4 図
Claims (1)
- 1、円筒状をした縦形の解繊ノズル本体内に、内周面の
接線方向と若干の内向角度を有して下方向に噴射空気を
噴出し、円筒状解繊ノズル本体内周面に沿う旋回下向気
流を生じさせ、円筒状解繊ノズル本体内に上端を支点と
して垂下した棒状ビーターを、前記旋回下方向気流によ
り同気流と逆方向にその下端部を旋回動させつつ回転運
動させ、解繊ノズル本体上部より解繊ノズル本体内に挿
入した糸端を、前記円筒状解繊ノズル本体内周に沿う噴
気流と、旋回、回転動する棒状ヒーターとに当接し、糸
端の撚を解撚し、次いで糸端の繊維の絡みを解繊する糸
継時における糸端の解繊方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1123276A JPH02305770A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 糸継時における糸端の解繊方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1123276A JPH02305770A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 糸継時における糸端の解繊方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02305770A true JPH02305770A (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=14856562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1123276A Pending JPH02305770A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 糸継時における糸端の解繊方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02305770A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06173129A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-21 | Murata Mach Ltd | 紡績機のピーシング装置 |
CN108016947A (zh) * | 2016-11-04 | 2018-05-11 | 索若德国两合股份有限公司 | 纱线捻接装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4916856U (ja) * | 1972-05-15 | 1974-02-13 | ||
JPS60106066U (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-19 | 三菱電機株式会社 | 屋外設置型暖房用ボイラの回路保護構造 |
JPS6344488U (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-25 |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP1123276A patent/JPH02305770A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4916856U (ja) * | 1972-05-15 | 1974-02-13 | ||
JPS60106066U (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-19 | 三菱電機株式会社 | 屋外設置型暖房用ボイラの回路保護構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06173129A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-21 | Murata Mach Ltd | 紡績機のピーシング装置 |
CN108016947A (zh) * | 2016-11-04 | 2018-05-11 | 索若德国两合股份有限公司 | 纱线捻接装置 |
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