JPH02305556A - 支持表面およびこれを組入れた家具製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は支持表面およびこれを組入れた家具製品に関す
る。

〔従来技術〕 本発明が主として向けられている支持表面は人間の姿に
対する支持を行うように設計されている。

支持表面は通常、寝椅子、ベッド、または支持表面を装
着し、支持することができる支持フレームを設ける他の
家具形態のような家具製品に組入れられるものである。

かかる支持表面は平らな表面から、背中が身体下部に対
して実質的に直立の姿勢にある人のための背もたれ部、
または背もたれ部だけではなく、人の大腿部および上脚
部用の支持部をも構成するより複雑な輪郭椅子形状を簡
単にもたらす範囲の表面まで調整できるのがよい。簡単
な背もたれ部またはより複雑な椅子輪郭形状はしばしば
、互いに機械的にヒンジ留めされ、所望の形状に関節移
動することができる１つまたはそれ以上の可動パネルす
なわちセグメントにより構成されている。

ヒンジ留め部分それだけでは、セグメント間が鋭い変化
すなわち傾斜変化になってしまい、その結果、支持表面
は人間の姿の自然輪郭にぴったりしない。これにより、
使用者が不快になったり、あるいは使用者が快適になる
ために正しくないすわり姿勢および横になる姿勢をとら
なければならない、これにより、使用者が長期間使用す
るベッド、例えば病院のベッドすなわち病人用ベッドに
支持表面を組入れるとき、顕著な問題が生じる。

〔本発明が解決しようとする課題および該課題を解決するための手段〕

従って、本発明の第１目的は横になっているかあるいは
すわっている人のため支持部を構成するのに適合でき、
人が横になっているかあるいはすわっているとき、従来
の調整可能な支持表面の場合よりもぴったり人に一致す
るような構成である支持表面を提供することである。

広くは、本発明は一面では、相対移動が起ることができ
るように可撓性接合要素により互いに連結された少な（
とも２つの実質的に剛性の支持要素を備えた支持表面を
提供する。

本発明の支持表面は病院用設備や、事故被害者用の患者
支持表面、および一般に健康管理用設備に使用するため
特定の用途がある。かくして、例示のために、下記説明
はより詳細には、かかる末端使用に関した用途に使用さ
れる支持表面に関する。

厳しく損傷した人を事故現場から持ち上げるとき、損傷
部は１つの設備から他の設備へ更らに移すことにより悪
化されてしまうことはよくわかっている。例えば、これ
は一般に、完全な診断を行うためにＸ線写真をとる必要
があるときに起る。

Ｘ線設備はしばしば専用室内に静止され、それ自身の患
者支持手段を備えているので、かかる患者移送が必要で
ある。ベッドのわきで使用することができる移動式Ｘ線
装置を提供することが知られている。これらの装置を集
中看護室で使用することにより、生命維持処置を行って
いる間に診断用Ｘ線写真をとることができるが、Ｘ線カ
セットを患者の身体の下に設置するために患者を持ち上
げなければならず、また患者が占めるトロリーまたはベ
ッドを必ずＸ線装置と適合できなければならない。

このようなトロリーまたはベッドの主な要件は患者支持
表面が光線透過性であり、Ｘ線カセットを受入れるため
にこの支持表面のすぐ下に空間を設けるという点である
。従って、患者支持表面を、Ｘ線カセ７）を患者の身体
の下にどこにでも位置決めすることができるように設け
られた他の表面またはトラック／スレー構遺体より約３
０ｆｌ上に上昇させることが一般に行なわれている。集
中看護用のベッドの患者支持表面は患者を必要な種々の
処置のために正しく位置させるために関節移動すること
が必要である。理想的には、この表面は背もたれ部また
は異形椅子形状を単にもたらすように調整できる４つの
部分、すなわち、背もたれ部分、座部骨、大腿部部分お
よび脚部分を有する。

従って、本発明の第２目的は関節移動することができ、
それでも患者の身体の下で一様な光線透過性を維持する
ことができる患者支持表面を提供することである。より
詳細には、一様な光線透過性は少なくとも支持表面のう
ちの患者の占める領域に設けられる。

Ｘ線写真撮影のために、公知の患者支持表面は通常、積
層プラスチックまたは薄いアルミニウム板で作られてい
る。これらの材料の光線透過性は異なるが、これらの材
料は許容可能な範囲内に入る。しかしながら、これらの
材料を分割して異形椅子形状を生じるように関節移動す
ることができる４つのパネルを構成する場合、一様な光
線透過性が失われるので、１つのパネルが他のパネルに
接合する各箇所で固有の欠点が起る。

患者の重量をささえ、１つのパネルを他のパネルにヒン
ジ留めして各側がパネル間に作業隙間を残すのに十分な
厚さの材料を使用することが一般に行われている。この
作業隙間は露光過剰線として展開Ｘ線上に現われる。許
容可能な光線透過性のアルミニウムは非常に薄いので患
者の重量をささえることができず、従って、このアルミ
ニウムは露光不足帯域としてＸ線上に現われる支持フレ
ームに固定しなければならない。

広くは、本発明の第２面によれば、可撓性接合要素によ
り互いに連結され、少なくとも位置された患者が占める
領域で実質的に一様な光線透過性を維持しながら、相対
移動が起ることができるような構成を有する少なくとも
２つの実質的に剛性の支持要素を備えた患者支持表面が
提供される。

〔実施例〕

添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する。

第１図および第２図を参照すると、支持表面１０は複数
の実質的に剛性の部分すなわちセグメント１１を備えて
おり、これらのセグメント１１は好適な形態では実質的
に平らであって、実質的に一定な横断面すなわち一定長
さのものである。

セグメント１１は可撓性の接合部分１２によって図面の
縁−縁配列で（それらの上面が平らな表面を構成するよ
うに実質的に整合されるように）連結されている。これ
らの接合部分１２は１つまたはそれ以上（好ましくは１
つ）の接合部材１４および必要に応じて、充填要素１３
を備えている。

充填要素１３を使用して全く平らで実質的に滑らかな頂
面および望むなら、底面を構成することができる。

剛性セグメント１１は実質的に一様な構成、より詳細に
は、実質的に一様な光線透過性の材料で形成されている
。例えば、セグメント１１は圧縮木繊維板（いわゆる−
股木材）から形成することができる。この材料は必要と
される荷重をささえるその厚さに対する強さを有し、こ
の厚さはＸ線透過のための許容可能な限度内に十分に入
る。この材料は例えばプラスチック／アルミニウム積層
体より容易にＸ線を透過する。比較として、１６鶴の圧
縮木繊維板は１．０寵のアルミニウムとほぼ同じ抑制す
なわちＸ線不透過性を有する。また、この木繊維板は低
コスト材料であるという著しい利点がある。

各セグメント１１は、これに対して薄＜、光線透過性で
あり、関節移動に必要とされる程度まで曲がることがで
きる材料の領域により次のセグメントに連結されている
。接合要素用の適当な材料は樹脂接合炭素繊維積層体、
例えば、１ｆｌ〜１．５鶴の厚さに可撓性樹脂と接合さ
れた炭素繊維布である。この可撓性材料１４は１つのセ
グメント１１を次のセグメントに対してさまざまな程度
に関節移動することができる可撓性継手を形成するよう
に相隣る剛性セグメント１１間にまたがっている。

１つのセグメント１１を隣接セグメントに対して配置す
ることができる角度は連結用の可撓性積層体１４の可撓
性により決まり、従って、必要とされる角度が大きけれ
ば大きいほど、可撓性部分１４の長さは長くならなけれ
ばならない。一般に、上記の積層体では、必要とされる
関節移動の角度１度ごとに可撓性要素１４の長さ２．０
１ｍを必要とする。

可撓性要素１４を第２図に示す構造体により相隣る剛性
セグメント１１に連結する。これらの剛性セグメント１
１の対向縁部を１５でさねはぎ継ぎし、可撓性要素１４
の縁部分１６をそこに位置決めする。次いで、さねはぎ
１５を形成するために除去された剛性セグメントの部分
１７を元に戻し、（例えば、接合によって）適所に留め
て縁部分１６を適所にしっかり挟む。

剛性パネル間のこのような可撓性連結材は機械的ヒンジ
の通常作用に一致しない。この連結材は定中心点から回
動しないが、むしろ角度が増大するにつれて減小する半
径で弯曲する。

人の身体用の支持表面に機械的ヒンジの代わりに可撓性
材料を使用する場合、関節移動が起ると、角度の急変化
ではなく弯曲変化が生じるという固有の利点がある。こ
れは人の身体の形状および身体をここちよく支持するの
に使用される種々の材料に適合できる。

剛性パネル１１は耐力性であり、１つのパネルと他のパ
ネルとの連結部１２が可撓性であるので、種々のセグメ
ント１１間の角度に関係なく支持表面１０に加えられる
力を支持する手段を設けなければならない。これらの力
を抑制する手段のための構成が第３図ないし第６図に詳
細に示されている。

第３図ないし第６図に示すように、支持表面１０用の支
持／制御装置は実質的に矩形のフレーム１８により構成
されており、このフレーム１８は一対の側部材１９およ
び端横部材２０により構成されている。端横部材２０間
には、一対のレール２１が延びており、これらのレール
には、Ｘ線カセットを位置決めすることができ、このカ
セットをフレームの長さに沿って、従って支持表面１０
の下で移動させることができる。

各側部材１９から側板２２が下方に延びている。

これらの側板間には、ピボット管２３が延びており、こ
のピボ７）管は一対の間隔をへだてた平行な線状アクチ
ュエータ（ラム）２４を支持しており、これらのアクチ
ュエータのピストンロッド２５が横部材２６に取付けら
れている。横部材２６の各端から、あるいは各端に隣接
してアーム２７が延びており、このアーム２７は支持ブ
ラケット３０から延びているリンクアーム２９にピボッ
ト２８を介して枢着されている。

支持ブラケット３０はフランジ３１を有しており、この
フランジは剛性セグメント１１に係合し、これに機械留
め具３２によって留められている。

ピボット２８には、フォロア３３が支持されており、こ
のフォロア３３は好適な形態ではナイオイル（Ｎｙｏｉ
ｌ）材料、すなわち、自己潤滑性ナイロン材料製の成形
ブロックである。このフォロア３３は側板２２により取
付けられた弯曲ガイド３４に係合されている。

支持表面の足部Ｆを構成する支持表面１ｏのセグメント
１１は一対のアーム３５によって支持されており、これ
らのアームは一端が側部材１９の各々に枢着され、他端
が剛性セグメント１１がら下方に延びる突出部３５ａに
枢着されている。

次の隣接した剛性セグメン）ＩＩは突出部３７ａを支持
し、この突出部３７ａはリンク３７に枢着されており、
リンク３７はピボット管２３がら延びているアーム３６
に４０ｂで枢着されている。

ピボット４０ａで、横部材２６に対して成る角度で延び
ているレバー４０が連結されており、このレバー４０は
横部材２６の開口部すなわち孔に嵌入することができる
フック状端部分４２を有している。フレーム１８Ｏ脚横
部材２０のところで制御ロッド３９が制御ハンドル４３
から延びており、このロッド３９はピボット管２３から
延びているレバー４１と係合している。フィンガ４１ａ
がレバー４１から延び、これと連結されており、このフ
ィンガ４１ａはレバー４０の横部片と係合できる。

制御ハンドル４３が第３図に示す位置にある場合、フッ
ク状端部４２は横部材２６の孔に係合されている。しか
しながら、制御ハンドル４３を第５図に示す位置まで回
転させることにより、レバー４１は後方へ、すなわちフ
レーム１８の脚部に向けて引かれ、かくしてフィンガ４
１ａを上方に移動させ、従ってレバー４０をそのフック
状端部４２が横部材２６からはずれるように押す。この
構成の理由は下記の説明から明らかになるであろう。

支持表面１０が第３図に示すようにその平らな配位にあ
る場合、この支持表面１０は更らに、側部材１９および
支持ポスト４５から上方に延びている支持板４４によっ
て支持される。

この構成を更らに説明するために、制御設備の作動を述
べる。第３図および第６図を参照して説明すると、（在
来形態の適当なポンプ構造体による）ラム２４の作動に
より、ピストンロフト２５を伸長させ、それにより横部
材２６をフレーム１８の長さ方向に移動させる。その結
果、フォロア３３は弯曲ガイド３４に沿って移動し、こ
れにより支持表面１０の背もたれ部分Ｒを構成する剛性
セグメント１１を第６図に示すように上方に移動させる
。背もたれ部Ｒのこの移動は可撓性接合部分１２が撓ん
で図示のように弯曲輪郭をとることによって達成される
。この接合部分の曲率はフォロア３３が適当に成形され
たガイド３４に沿って移動することによって制御される
。背もたれ部Ｒの上昇程度をピストンロッド２５の伸張
程度により制御することができることはわかるであろう
。

青もたれ部Ｒはその可能な位置の全範囲にわたって完全
に制御され、また安定化アーム２７およびリンクアーム
２９により保持／支持された支持ブラケット３０によっ
てしっかり支持されている。

横部材２６は、移動するとき、アーム４０を引き連れ、
それにより、共通のピボット４０ａがリンク３７．３６
を連結しているので、大腿部支持セグメントＴｈを第６
図に示すように上昇させる。

もう一度、可撓性接合部分１２は尻部セグメントＢと大
腿部支持部Ｔｈとの間および大腿部支持部Ｔｈと脚／足
セグメントＦとの間に滑らかな弯曲変化部を形成する。

足セグメントＦはリンク３５の存在により大腿部支持部
Ｔｈの移動と合わせて移動することができる。

関節移動の結果、種々の剛性部分間に滑らかな変化部を
有する椅子形状となり、それにより種々の剛性部分を連
結する機械的ヒンジを有する公知な構成で可能であるよ
りも人の身体にぴったりする形成となる。

ピストンロッド２５の引込みを達成し、それにより支持
表面を第３図に示す形状または第３図および第６図に示
す極端な形態の間の任意の他の形状まで戻すために戻し
ばね４６が設けられている。

背もたれ部Ｒの上昇のみを望む場合、制御ハンドル４３
を回転させて横部材２６からフック状部分４２をはずせ
ばよい。かくして、ラム２４を作動すると、横部材２６
が移動され、それにより背もたれ部Ｒを単に上昇させる
ことになる（第５図参照）。

レール２１上でのＸ線カセットの操作を助けるために、
支持ブラケット３０および支持板４４に細長いスロット
４７が設けられている。支持ロッドは支持表面１０の下
側に対して最適の位置に位置決めでき、また、制御装置
が支持レール２１の下かつ外側に位置決めされているの
で、支持表面１０の下の領域は障害物が全くなく、それ
によりＸ線カセットの自由で容易な移動を行なえる。

この取付け／制御装置は一般に第７図ないし第９図に示
すように在来のトロリーＴに取付けられている。第９図
に示すように、支持フレーム１８を椅子形状で形成され
た支持表面１０とともに傾動させることができる。第９
図に示すように、支持表面１０上の患者は支持フレーム
１８および支持表面１０の椅子構成部の傾斜の調整の極
端な状態でも、まだここちよくしっかり位置決めされて
いる。

支持表面１０を関節移動させるときの剛性セグメント間
の滑らかな変化はマツトレスＭが支持表面１０に位置決
めされているときにも有利である。

何故なら、マツトレスは公知のヒンジ留め支持表面の場
合よりも容易に支持表面１０の形状をとるからである。

しかしながら、本発明の支持表面に使用するのに特に適
しているマツトレスの構成が第１０図ないし第１２図に
示されている。このマツトレスはまた、その構成が光線
透過に悪影響しないので、患者をベッドから移動させず
に患者をＸ線写真撮影しようとするときに特に有用であ
る。

この構成によれば、マツトレスは互いに重ねられた２枚
のフオーム長尺物４８．４９により構成されている。好
ましくは上長入物４９は上長入物４８はど弾性でない。

垂直に向けられたフオーム長尺物５０が上記長尺物４８
．４９の各側部に沿って延び、かかる側部に接着されて
おり、これらの長尺物５０は好ましくは上長入物４８は
ど弾性ではない。フオームの下側には、カバー材料長尺
物５１　（例えば、ビニルであるのがよい）が位置決め
されており、フオームの上には、側壁部５５を有する頂
カバー５２が位置決めされており、壁部５５の末端側部
分は下カバー５１に留められている。好ましくは、これ
はベルクロ（登録商標）ストリップ５３の使用により達
成される。

背もたれ部Ｒと脚／足支持部Ｆとの間の領域にまたがる
領域にマツトレスのより大きい可撓性を与えるには、頂
カバー５２の長い方の側壁部５５に板５４を形成する。

第１２図の詳細図には、折り線ＦＬおよび縫い線ＳＬが
示されている。

成る材料と他の材料とは、Ｘ線透過度が異なり、不透過
度は厚くなるにつれて増大する。従って、木繊維パネル
と可撓性の炭素繊維部分との組合せは支持表面全体また
は少なくとも患者が通常占める領域を一様に光線透過性
にするのに成る程度の調整を必要とする。炭素繊維部分
１４は、その固有の質および非常に薄い部分のため、木
繊維パネル１１より容易にＸ線を透過する。従って、液
状で入手できるＸ線抑制材を被膜５６として炭素繊維部
分１４に塗布して２つの材料の透過能を均等にする。こ
の被膜５６は例えば、制御塗布方法を使用して塗布され
るナトリウムジアトリズードであるのがよい。また、炭
素繊維シート１４を受入れるべ（セグメント１１の縁に
切削されたスロットの厚さを補償するために被膜５７を
炭素繊維材料１４と剛性部分１１との接合部の下に塗布
する必要がある。

第２図に示す構成では、Ｘ線抑制材被膜５６は炭素繊維
シート１４に塗布されているが、他の方法で、例えば、
フオーム充填材１３の表面に塗布することもできる。

被膜５６．５７を塗布する手段は被膜材料を接着剤材料
の領域の・一方の表面（この材料は例えば反対表面に接
着剤を有するビニル材）に塗布し、次いで場合に応じて
被覆された接着剤材料の必要領域をシート１４および／
またはセグメント１１に重ねることである。

低コスト材料である圧縮木繊維の剛性パネル１１と、高
コスト材料である炭素繊維積層体１４の小さい部分とを
組合せると、経済的な最終コストになり、それにより支
持表面を専門医のＸ線写真用設備だけではなく、一般に
病院で使用される設備にも使用することができる。従っ
て、Ｘ線写真をとるために患者をベッドから移動させる
必要がない。

コストの経済性が支持表面の大きさおよび重量はど考慮
対象ではない場合、変更例として、全支持表面は可撓性
部により連結された実質的に面性のパネル１１を作るた
めに挿入された薄いが剛性のコア材料、例えば、アルミ
ニウム板との炭素繊維積層体で構成することができる。

このような支持表面は例えば、軽量が重要であるような
救急車用の担架に適している。この場合、（担架を救急
車から直接移動させ、Ｘ線写真撮影中および事故／救命
処置を行う間、患者をこの担架に保持することができる
。このような救急車用担架では、支持表面は、これを担
架支持フレームから摺り離し、かくして支持表面を患者
の下に摺り込ませ、次いで患者をそのまま持ち上げてト
ロリーに載せるように製造することができる。

上記説明は病院／緊急使用に特定の用途を有する支持表
面に関したが、支持表面をリクライニング椅子、寝椅子
等のような家具製品に同等に使用することができる。こ
のような構造体では、接合材料として必ずしも炭素繊維
積層体を使用するとは限らなく、ばね鋼のような成る他
のさほど高価でない材料を使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は好適な形態による支持表面の平面図；第２図は
第１図に示す支持表面の一部に沿った横断面；第３図は
取付け／制御装置により位置決めされ、支持された支持
表面の横断面図；第４図は支持表面を部分的にのみ詳細
に示す第３図の構成の平面図；第５図および第６図は支
持表面を異なる輪郭に調整した以外、第３図と同様な図
；第７図ないし第９図は移動トロリーを備えた第３図な
いし第６図に示す構成の概略図；第１０図は本発明によ
る支持表面に使用するように設計されたマツトレスの頂
面斜視図；第１１図は第１０図に示すマツトレスの底面
斜視図；第１２図は第１０図および第１１図に示すマツ
トレス用の主カバーの平面詳細図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、相対移動が起ることができるように可撓性接合要素
   （１４）により互いに連結された少なくとも２つの実質
   的に剛性の支持要素（１１）を備えたことを特徴とする
   支持表面。 ２、支持要素および可撓性接合要素は光線透過性であり
   、支持要素および可撓性接合要素は少なくとも（支持表
   面の使用中）Ｘ線が通る領域において、この領域が実質
   的に一様に光線透過性であるような相対厚さおよび構成
   のものであることを特徴とする請求項１記載の支持表面
   。 ３、可撓性接合要素（１２）により互いに連結され、少
   なくとも位置された患者が占める領域で実質的に一様な
   光線透過性を維持しながら、相対移動が起ることができ
   るような構成を有する少なくとも２つの実質的に剛性の
   支持要素（１１）を備えたことを特徴とする患者支持表
   面。 ４、剛性要素は圧縮木繊維板から構成されたパネル（１
   １）であり、接合要素（１２）は上記パネルの相隣る縁
   部間にまたがる可撓性材料の領域（１４）であることを
   特徴とする請求項１ないし３のうちのいずれかに記載の
   支持表面。 ５、接合要素（１２）は樹脂接合炭素繊維積層体である
   ことを特徴とする請求項４記載の支持表面。 ６、上記の実質的に一様な光線透過性を達成するのに必
   要とされる場合；Ｘ線抑制材が可撓性要素および／また
   は剛性要素に付けられていることを特徴とする請求項２
   ないし５のうちのいずれかに記載の支持表面。 ７、可撓性材料の領域（１４）の一部（１６）が上記パ
   ネルに固定されていることを特徴とする請求項４または
   ５に従属された場合の請求項６記載の支持表面。 ８、パネルの相隣る縁部間の領域には、例えば連続支持
   表面を作るために充填材料（１３）が設けられているこ
   とを特徴とする請求項６または７記載の支持表面。 ９、患者支持表面（１０）を構成するために上記可撓性
   接合要素（１２）により接合された上記の実質的に剛性
   の支持要素を複数（Ｒ、Ｂ、ＴＬ、Ｆ）備え、１つの緊
   急設備または病院設備を構成するために支持フレームと
   の組合せであることを特徴とする請求項１ないし８のう
   ちのいずれかに記載の支持表面。 １０、支持フレーム（１８）は上記支持要素を接合する
   可撓性要素がなす可撓性連結材を中心とする隣接支持要
   素に対する少なくとも１つの支持要素の制御された関節
   移動を行うための手段を有することを特徴とする請求項
   ９記載の緊急設備または病院設備。