JPH02304542A - 透過形スクリーン - Google Patents

透過形スクリーン

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JPH02304542A
JPH02304542A JP1126476A JP12647689A JPH02304542A JP H02304542 A JPH02304542 A JP H02304542A JP 1126476 A JP1126476 A JP 1126476A JP 12647689 A JP12647689 A JP 12647689A JP H02304542 A JPH02304542 A JP H02304542A
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JP
Japan
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lens
light
lens element
observation
transparent substrate
Prior art date
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Application number
JP1126476A
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English (en)
Inventor
Makoto Honda
誠 本田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、投写形プロジェクタ等に用いられる透過形ス
クリーンに関するものである。
〔従来の技術〕
投写形プロジェクタとして、赤、緑、青の3色の単色小
形光源を水平もしくは垂直方向またはその両方向に配列
し、各光源から映像を透過形スクリーンに拡大投影して
、カラー画像を映写するものが知られている。
従来、この種の透過形スクリーンは、光源からの光を略
平行光にするためのフレネルレンズシートと、観察方向
に光を拡11にするレンチキュラーレンズシートを組み
合わせたものが殆どであった。
レンチキュラーレンズシートとしては、透明基板の大光
面に光源の配列方向と直交する方向に軸をもつ水平拡1
1に用レンチキュラーレンズを設け、垂直拡散をするた
めに透明基板中に拡it剤を混入し、さらに、出光面の
非集光部に画像のコントラストを改善するための光吸収
層を設けたものが多く用いられていた。
しかし、従来の透過形スクリーンでは、光源が水平方向
に各々5〜10度程度の角度を存して配列され、光源か
ら投写される各色の光もレンチキュラーレンズシートに
異なる角度で入射するために、レンチキュラーレンズの
集光点が各色で別々の3点となる。このため、拡散方向
による各色の光の強度分布が異なり、観察位置を変化さ
せると画面の色が変化しζみえる、いわゆる、カラーシ
フトが発生する。
また、焦点が3か所にずれて存在するので、その分だけ
出光部の幅を広く設定する必要があり、光吸収層を広く
設けることができず、コントラストの向上を図るうえで
、大きな制約がある。
さらに、光吸収層の形成を容易にするために、非集光部
に凸部を設けて、その頂部に光吸収層を設けているので
、凸部に光の進+Y6が遮られることから水平拡tlt
性を広くすることができない。
このような問題点を解決するために、第7(i2Iに示
すような、光源側に凸レンズ状の第1のレンズ要素41
が多数段けられ、観察側には第1のレンズ要素41と光
軸が一敢する凸レンズ状の第2のレンズ要素42が多数
段けられ、さらに、第1のレンズ要素41の非集光部に
光吸収層43が格子状に設けられた複眼状レンズアレイ
(通称ハエの目レンズ)4が提案されている(特開昭5
8−216235号等)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、透過形スクリーンでは、観察位置の分布を考慮
して、水平方向の拡散角を垂直方向の拡11に角よりも
大きく設定するのが梓通であるが、上述した従来の複眼
状レンズアレイ4では、垂直方向と水平方向の拡散角を
別々に制御することが困難であった。
このような拡散角の制i21をするために、金型作製時
ニ、バイトを微小に移動させて、各レンズ要素に異方性
をもたせることも考えられるが、製造が非常に困難なう
え、加工時間を多く要するという問題があった。
つまり、従来の複眼状レンズアレイ4では、各レンズ要
素に異方性をもたせることは、製造上困難であるので、
通常は、第8図に示したように、垂直断面と水平断面が
同一形状の等方性レンズであり、入光面L isおよび
出光面し6.4は、各々の面で形状を設定する。このと
き、レンズアレイの厚さtは、垂直・水平断面で同じで
あることはいうまでもない。
したがって、このような複眼状レンズアレイ4では、水
平方向の拡散角θ、を垂直方向の拡11に角θ9よりも
大きく設定するために、水平方向の拡散角θ、、を基準
にレンズ要素の形状を決定する。
このため、レンズ要素は、垂直・水平方向の光学特性が
同じになってしまうことになる。
この場合に、第8図に示すように、垂直方向のピッチP
、を水平方向のピッチP、よりも小さくして、入光面L
 iaの頂上部に近い狭い領域にのみ光が入射するよう
にすれば、垂直拡nt角θ9を小さく制御することがで
きる。
しかし、レンズ要素41のピッチPv、PMの設計が拡
散角θ1.θ8に係わってくると、組み合わせて使用さ
れるフレネルレンズシートとの間で発生ずるモアレを改
善するために、ピッチPv。
P工を自由に変更できなくなってしまう。
また、従来の複眼状レンズアレイ4では、第1のレンズ
要素41と第2のレンズ要素42との光軸を合わせる必
要があり、水平および垂直方向の位置合わせが厳密であ
ることが要求される。このため、このような複眼状レン
ズアレイ4を製造することは非常に高度の技術を要し、
困難なものであった。
さらに、光吸収WI43は、格子状に形成でき、上下方
向の外光反射を有効に防止できるが、光吸収N43の占
める割合がまだ少なく、外光反射を十分に低減している
とはいえなかった。
本発明の目的は、製造が容易であって、拡11に特性や
ピッチを自由に設計でき、しかも、コントラストが極め
て良好な透過形スクリーンを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、本発明によるyi過過大ス
クリーン、多管投影光源からの映像をフレネルレンズシ
ートを介して観察側レンズシートに投写して観察する透
過形スクリーンにおいて、前記観察側レンズシートは、
透明基板の光源側に水平方向に軸をもつレンチキュラー
レンズ形状をした第1のレンズ要素が平行に多数配置さ
れており、前記透明基板の観察側に全反射面となるレン
ズ胴部とそのレンズ胴部に連設された出光面となるレン
ズ頂部からなる外形を有する回転体形状を観察側に凸状
になるように形成した第2のレンズ要素がマトリクス状
に多数配置された構成としである。
この場合に、前記第1のレンズ要素は、前記第2のレン
ズ要素の略出光面に集光するようにすることができる。
また、前記第2のレンズ要素は、前記レンズ胴部の外周
に光吸収層を形成することができる。
さらに、前記透明基板は、透明フィルムにすることがで
きる。
〔実施例〕
以下、図面等を参照して、実施例につき、本発明の詳細
な説明する。
第1図は、本発明による透過形スクリーンの実施例を示
した模式図、第2図は、前記実施例スクリーンの一部を
拡大して示した断面図および正面図、第3図は、前記実
施例スクリーンの一部を部分的に破断して示した斜視図
、第4図、第5図は、前記実施例スクリーンを透過する
光源からの投写光の光路を、前記実施例スクリーンの水
平方向断面および垂直方向断面から見た図である。
この実施例では、第1図に示すように、多管投影光源l
からの映像を、フレネルレンズシート2を通して、観察
側レンズシート3に入射する構造のものを例に説明する
フレネルレンズシート2は、入光側はフラットなレンズ
面であり、出光側にサーキエラフレネルレンズが形成さ
れたレンズシートが用いられている。なお、フレネルレ
ンズシート2は、必要に応じて、入光側に垂直プリズム
レンズを形成してもよい。
観察側レンズシート3は、入光側に水平方向に軸をもつ
集光用のレンチキユラーレンズからなる第1のレンズ要
素31が多数平行に配置されている。第1のレンズ要素
31は、第5図に示すよう゛に、出光側の第2のレンズ
要素32の垂直方向に入射光を全反射させないようにす
るために設けられている。
観察側レンズシート3は、出光側に第2のレンズ要素3
2が観察側に凸になるようにマトリクス状に多数配置さ
れている。第2のレンズ要素32は、第2図、第3図に
示すように、全反射面となるレンズ胴部32aと、その
レンズ胴部32aに連設された出光面となる凹状のレン
ズ頂部32bからなる外形を有する回転体形状をしてい
る。第2のレンズ要素32は、レンズ胴部32aで光を
全反射することにより水平拡n(を広くするとともに、
カラーシフトを減少させることができる。
第2のレンズ要素32の断面の外形形状は、円または楕
円もしくは放物線等の2次曲線の一部、または、それら
と直線を組み合わせた形状等を用いることができる。
光吸収N33は、第2のレンズ要素32のレンズ頂部3
2bの出光面以外の部分、つまり、レンズ胴部32aの
外周に設けられている。光吸収層33は、カーボンブラ
ックとポリウレタン系樹脂からなるインキを塗布したの
ち、余剰のインキをワイピングにより除去するなどして
形成することができる。
このとき、第1のレンズ要素31が、第2のレンズ要素
32のほぼ出光面に集光するようにすれば、光の出光部
を点のようにできるので、光吸収層33を、例えば、9
0%以上となるように、極めて広くできる。
また、光吸収層33がレンズ胴部32aの外周部に設け
であるので、入射した外光は、針のように林立するレン
ズ胴部32aの外面の光吸収層33で吸収されるととも
に、一部反射するが、反射するたびに間隙の奥の方に進
み、再び外に戻ってくることがでなきない、これは、斜
めから入射した外光に対しても同様である。つまり、こ
のような凸状のレンズ形状の外周に光吸収層33を形成
することは、光の吸収率を高めるのに極めて有効である
ことがわかる。
観察側レンズシート3は、透明基板30の両面に、第1
および第2のレンズ要素31.32を形成しである。こ
のように、入光側はレンチキュラーレンズであり、出光
側は単に回転体で形成すればよいので、従来の?Jf 
IIN状レンズアレイに比較して、製造が非常に簡単で
あり、加工時間もかなり短縮できる。
第1および第2のレンズ要素31.32は、紫外線(U
V)または電子線(EB)などの電^U放射線を照射し
て硬化する電離放射線硬化樹脂法により成形することが
できる。
ここで使用する電離放射線硬化樹脂としては、例えば、
ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエ
ステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、メラ
ミンアクリレート等のアクリロイル基をもつ重合性樹脂
モノマー、オリゴマーとアクリル酸アクリルアミド、ア
クリルニトリル、スチレン等重合性ビニル基を持つ重合
性オリゴマー、モノマー等の単体あるいは配合したもの
を用いることができる。
なお、透明基板30、または、第1および第2のレンズ
要素31.32を成形する電離放射線硬化樹脂には、光
拡散性を付与するために、内部に光をllk乱させる光
拡11に剤、例えば、シリカ、アルミナ、ガラス、樹脂
パウダ等の粒子を添加することができる。
観察側レンズシート3は、出光側に形成される第2のレ
ンズ要素32が、かなり急峻な形状なので、押出成形法
は形状の再現性が悪く適さない。
したがって、形状再現性のよい、電離放射線硬化樹脂法
やキャスト法等が適している。
電離放射線硬化樹脂法によって、透明基板30の両側に
第1および第2のレンズ要素31.32を形成する場合
に、透明基板30として、透明フィルムを使用すれば、
製造方法が節単になるうえ、後述するように製造される
レンズシートの強度が高くなる。この場合には、観察側
レンズシート3の板厚精度が従来のものに比較して、例
えば、40μmから4μmになるなど大幅に改善される
、等々の利点がある。板厚精度の向上は、入光面からの
光を的確に出光面に入射させることができるようになる
ので、透過形スクリーンの光学特性を制御するのに有利
である。
このような観察側レンズシート3は、第1のレンズ要素
31と第2のレンズ要素32の位置合わせが容易にでき
る。つまり、第1のレンズ要素31は、水平方向に軸を
もつレンチキュラーレンズ形状をしており、垂直方向に
のみ集光するものであり、第2のレンズ要素32もレン
ズ胴部32aが全反射面であるので、垂直方向に集光さ
れた光源光を、レンズ頂部32b付近に当たるように調
整するだけでよい(第5図参照)、水平方向の光源光は
、はぼ平行光とみなせるので、光源光がそのまま入射す
ればよい(第4図参照)。
また、第1のレンズ要素31と第2のレンズ要素32の
位置合わせ精度は、第1のレンズ要素31の入光部を比
較的緩徐な形状にしておけば、入光する位置による光学
的な変化は少なくなるので、第1のレンズ要素31と第
2のレンズ要素32の位置は多少ずれていてもよく、位
置合わせ精度はラフなものでよい。
さらに、観察側レンズシート3は、垂直方向の拡11に
角を決定する第1のレンズ要素31と、水平方向の拡t
lk角を決定する第2のレンズ要素32が、透明基板3
0の両面に別個に設けられているので、垂直および水平
方向の拡散角を各々個別に制御することができる。
このように、透明基板30の両面に、垂直および水平方
向の拡散角を決定する第1および第2のレンズ要素31
.32が別個に配置されていることは、それぞれのピッ
チ設定が独自に行え、組み合わせて使用されるフレネル
レンズシートとの間で発生するモアレの改善に有利であ
る。
具体的には、水平方向のピッチPMと垂直方向のピッチ
Pvは、第6図に示すように、P、”+Pv′≦Rz 
 となる範囲において、独自に決定できる。
つぎに、フィルム状の透明基板30を使用した場合につ
いてさらに説明する。
透明基板30として、薄い透明フィルムを用いることが
できる。薄い透明フィルムを用いれば、解像度の劣化が
極めて少ないので、ファインピッチ化に適している。ま
た、ファインピッチ化した場合に、十分な強度が得られ
て有利である。つまり、観察側レンズシート3に形成さ
れるレンチキュラーレンズのピッチが1.0mm以下の
細かいピッチ(ファインピッチ)の場合に、このレンズ
シート3を極めて薄いものにする必要があり、レンズシ
ート3の強度が弱くなるので、透明フィルムに引張等の
強度を持たせるようにすればよい。
また、前述した拡i1に剤の粒子径は、通常は5〜30
μmであるので、観察側レンズシート3が極めて薄くな
ると、レンズ単位に含まれる拡nk剤の数が1〜数個に
なってしまう、このような状態では、画像にシンチレー
ション等が発生して好ましくない、このため、透明基板
30となる透明フィルムの屈折率を、第1および第2の
レンズ要素31.32の材料と変えてマット化すること
により、良好な拡散を行える。
さらに、第5図に示すように、透明基板30となるフィ
ルムの厚みをLoからΔL0だけ薄くなるように変化さ
せることにより、各レンズ要素31.32の形状を変え
ることなく、垂直方向の拡散角を変化させることができ
る。この場合に、水平方向の拡散角は変化しない(第4
図)。
なお、透明基板30の表面に光学的な特性を有する形状
を設けてもよい0例えば、透明フィルムにフレネルレン
ズ形状を成形すれば、組み合わせて使用するフレネルレ
ンズシートの焦点距離は長くしておいて、透明フィルム
のフレネルレンズで集光することができる。この場合に
は、フレネルレンズシートに斜めに入射する光源光の反
射を置火を低減できる。また、透明フィルムにリニアフ
レネルレンズ形状を成形すれば、垂直方向と水平方向の
光の集光が変えられるので、拡散性の制御に利用するこ
ともできる。
透明基Fi30となる透明フィルムとは別に、観察側レ
ンズシート3のいずれかの面に、拡散性フィルムをラミ
ネートすることもできる。特に、観察側レンズシート3
の出光面に拡散性フィルムを設ければ、表面のみで拡散
するので、解像度が低°下しない良好な拡散を行うこと
ができる。また、外光反射を緩和することも可能になる
〔製造例〕
透明基板30として、厚さ100μのポリエステル製の
透明フィルムを用いて、その表裏面に、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体系のプライマをそれぞれ2g/nrの
厚さにグラビアコート法によって塗布した。
透明基板30の片面に、第1のレンズ要素31となるピ
ッチ0.78mm、半径0.5mmの半円形状のレンチ
キュラーレンズを、屈折率1.51のウレタンアクリレ
ート系の紫外線硬化樹脂を用いて、電離放射線硬化樹脂
法によって、厚さ0.14mmになるように形成した。
つぎに、透明基板30の他方の面に、スピンドル切削に
より作製した金型を用いて、第1のレンズ要素31とな
るレンチキュラーレンズの光軸に合わせて、同じ(電離
放射線硬化樹脂法により、第2のレンズ要素32を設け
た。
第2のレンズ要素32の形状を、第4図に対応させて説
明する。
レンズ胴部32aは長径3.36mm、短径0.60m
mの楕円の一部を用い、レンズ頂部32bは長径0.3
2mm、短径0.23mmの楕円の−・部を用い、レン
ズ胴部32aとレンズ頂部32bの連結部32cは長径
0.12mm、短径0.06 m mの楕円の一部を用
いた形状である。このとき、レンズ胴部32 aのとッ
チp(レンズ胴部32aの基部側の幅に一敗する)は、
0.8 m mであり、第2のレンズ要素32の全体の
厚さt2は、1.37 mmである。
つぎに、第2のレンズ要素32の出光面に、ポリビニル
アルコール系のインキをロールコート法により塗布し、
ついで、フッ素系黒色インキ(屈折率1.38 )を、
第2のレンズ要素32上に、スキージングすることによ
り塗布した。こののら、ポリビニルアルコール系のイン
キを剥離することにより、全反射面となるレンズ胴部3
2aの外周を黒色塗装して光吸収層33を形成し、本発
明による観察側レンズシート3を得た。
得られた観察側レンズシート3は、反射防止面となる光
吸収層33が約90%を占め、水平拡11に半値角(レ
ンズシートの中心部の輝度が半分の値になる視野角度)
が75度以上、垂直拡lit半値角が8度であった。
〔発明の効果〕
以上詳しく説明したように、本発明によれば、次のよう
な種々の効果がある。
第1に、第1のレンズ要素はレンチキ1ラーレンズであ
り、第2のレンズ要素は回転体であるので、製造が非常
に簡単であり、加工時間も短縮できる。
第2に、入光面と出光面の位置合わせが容易にでき、し
かも、位置合わせ精度がラフでよい。
第3に、水平および垂直方向の拡11に角を決定するレ
ンズ要素が透明基板の両面に別個に設けられているので
、ピッチの設定を独自に行え、モアレの改善に有利であ
る。
第4に、出光部を非常に小さくできるので、出光部以外
の部分に、光吸収層を広く形成でき、外光反射を有効に
防止でき、コントラストが極めて良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による透過形スクリーンの実施例を示
した模式図、第2図は、前記実施例スクリーンの一部を
拡大して示した断面図および正面図、第3図は、前記実
施例スクリーンの一部を部分的に破断して示した斜視図
、第4図、第5図は、前記実施例スクリーンを透過する
光源からの投写光の光路を、0;1記実h’da例スク
リーンの水平方向断面および垂直方向断面から見た図で
ある。 第6図は、本発明による透過形スクリーンの実施例のピ
ッチ設定を説明するための図である。 第7図は、複眼状レンズアレイの従来例を示した図、第
8図は、同従来例レンズアレイの問題点を説明するため
の図である。 1・・・光源 2・・・フレネルレンズシート 3・・・観察側レンズシート 30・・・透明基板 31・・・第1のレンズ要素 32・・・第2のレンズ要素 32a・・・レンズ胴部   32b・・・レンズ頂部
33・・・光吸収層 4・・・複眼状レンズアレイ 41・・・第1のレンズ要素 42・・・第2のレンズ要素 43・・・光吸収層 代理人 弁理士 鎌 1)久 男 第2A図 ー4・ン 手続補正書 1、事件の表示   平成1年特許願第126476号
2、発明の名称   透過形スクリーン3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住 所    東京都新宿区市谷加賀町−丁目1番1号
名 称    (289)  大日本印刷株式会社代表
者 北島 義俊 4、代理人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多管投影光源からの映像をフレネルレンズシート
    を介して観察側レンズシートに投写して観察する透過形
    スクリーンにおいて、前記観察側レンズシートは、透明
    基板の光源側に水平方向に軸をもつレンチキュラーレン
    ズ形状をした第1のレンズ要素が平行に多数配置されて
    おり、前記透明基板の観察側に全反射面となるレンズ胴
    部とそのレンズ胴部に連設された出光面となるレンズ頂
    部からなる外形を有する回転体形状を観察側に凸状にな
    るように形成した第2のレンズ要素がマトリクス状に多
    数配置されていることを特徴とする透過形スクリーン。
  2. (2)前記第1のレンズ要素は、前記第2のレンズ要素
    の略出光面に集光することを特徴とする請求項(1)記
    載の透過形スクリーン。
  3. (3)前記第2のレンズ要素は、前記レンズ胴部の外周
    に光吸収層が形成されていることを特徴とする請求項(
    1)記載の透過形スクリーン。
  4. (4)前記透明基板は、透明フィルムであることを特徴
    とする請求項(1)記載の透過形スクリーン。
JP1126476A 1989-05-19 1989-05-19 透過形スクリーン Pending JPH02304542A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139799A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Seiko Epson Corp 背面投影用スクリーン及びその製造方法
JP2008262208A (ja) * 2001-05-14 2008-10-30 Dainippon Printing Co Ltd 光拡散シート、及びプロジェクションスクリーン
US7515337B2 (en) 2004-10-27 2009-04-07 Seiko Epson Corporation Screen, manufacturing method of screen, and projector
JP2013058333A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Shin Etsu Polymer Co Ltd 照明器具用の光線制御カバー
CN107728420A (zh) * 2016-08-11 2018-02-23 海信集团有限公司 一种背投屏幕及投影系统

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