JPH02303843A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は例えば、インクを噴射して記録するプリンタ、
タイプライタ、或はファクシミリ装置などの記録袋！お
よび記録方法に関する。

［従来の技術］ インクジェット、バブルジェット記録などのインク噴射
記録は、微細なノズルからインク粒を噴出して記録する
方式であるので、インクによるノズル目詰り防止対策の
ため、低粘土のインクを使用しているので低粘土のイン
クの付着特性の良い記録紙しか使えない不利益がある。

例えば、インクの添着せいの悪い、表面平滑度の高い印
字用紙、オーバヘトプロジェクタの転写用紙などへの印
字は困難であり、これらに記録しようとすれば、予め、
インクの吸収せいを向上させるための特殊処理を施す必
要があった。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は斯かる従来技術に鑑み提案されるものであり、
その目的は記録材のインクの付着特性を改良し、次にイ
ンク噴射記録できる記録装置および記録方法を提案する
ことにある。

［課題を解決するための手段］ 上述した課題は印刷面に所定パターンを印刷する前処理
手段と、該前処理手段により所定パターンが印刷された
部位に記録情報をインク噴射記録する前記前処理手段の
次段に配位されたインク噴射記録手段とを備えることを
特徴とする記録装置によって達成される。

また、本発明の課題は該記録画素データ供給手段から供
給される記録画素データに基ずいて、実際に記録される
書画より大きめのパターンを記録する前処理手段と、該
前処理手段の次段に配位されたインク噴射記録手段であ
って、前記前処理手段が記録したパターン上に同一記録
画素パターンを重複記録するためのインク噴射記録手段
と、前記重複記録をおこなうために記録画素データを前
記前処理手段と、インク噴射記録手段に重複して供給す
る重複供給手段とを備えることを特徴とする記録装置に
よって達成される。

また本発明の課題は印刷面に所定パターンを印刷する前
処理行程と、該前処理行程により所定パターンが印刷さ
れた上に記録情報をインク噴射記録するインク噴射行程
とを備えることを特徴とする記録方法によって達成され
る。

［作用］ 上述した記録装置および方法によれば、直前の印刷処理
により記録材の表面のインクの付着特性が改良され、次
にインク噴射記録が行なわれるので、良好な記録を行な
う記録装置および方法を提供できる。

またさらに、事前処理のために印刷されるパターンを実
際に記録される書画より大きめに形成しておけば、イン
ク噴射記録されたインクの垂れを効果的に防止できる印
刷方法を提供できる。

［実施例］ 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に
説明する。

先ず、第１図に従い、印字用紙の前処理用の熱転写リボ
ンを説明する。

リボン１０は図示の如く、ペースフィルムシ１１上に固
定された熱溶融性のインク層１２から成る。インク層１
２のインクは透明であり、染料、顔料は含まれていない
。しかも、インク層１２は図示の如く格子状または、網
点状に塗布されている。この構成は第１図のサークルし
た箇所１３を拡大して示す第２図により明瞭に示される
。このようなインクリボン１０を使用すれば、記録紙２
０上には格子状または網点状の微小の突起がインク層１
２により形成されることになる。

第３図は上述したインクリボンを記録紙上に事前処理用
のパターン２１を印刷する動作原理を結果を示す。即ち
、印字ヘッド２２を駆動すれば、所望のパターン２１が
記録紙上２１に転写される。第４図は転写されたパター
ン２１上にインクジェット（以下、インクを噴射して記
録する技術を総称してインクジェットと呼ぶ）記録され
たインク滴が付着した状態を示している。図示のように
、パターン２１は１単位の文字、或は画情報に対して若
干だけ大きく印刷されているので、周辺部のパターン２
１ａ、２１ｂはインネジエツト記録される文字２３を外
側から囲い込む形に印刷される。この形態でパターン２
１を転写するためには、熱転写記録ヘッド２２の記録面
積を第５図が示すようにインクジェット記録される文字
にのフォントサイズより一回り大きくし、記録される文
字をを囲い込む大きさにする。第５図において、転写さ
れたインクパターンは網点、格子状であるが、これは記
録ヘッドの発熱要素を網点、格子状にデザインすること
によっても実現できる。即ち、記録ヘッドの発熱要素が
網点、格子状であれば、転写時にインク層を格子状、網
点状に打ち抜くことができるので、このヘッドの場合は
インクはベースフィルム上にベタに塗布されていてもよ
い。

上述した構成により、インクジェット記録されたインク
の垂れを特にパターン２１ａ、２１ｂにより押えること
ができる。なお、インクリボンのインク材料は従来より
公知のポリーマー系、または、ワックス糸回れでも良い
。

次に第６図、７図を参照しながら、記録用紙の前処理の
ための装置の構成及び方法を詳細に説明する。

第６図は前処理のための熱転写用ヘッド、インクジェッ
ト記録ヘッドを搭載したプリンタの印字部と、プリンタ
の制御構成を示す。先ず、ホストコンピュタ３ｏから印
字データをプリンタインクフェイスＩ／Ｆが受は取り、
制御部３２がメモリＲＡＭにページ単位の印字データを
作成し、格納する。３３は機構部に、搭載されているヘ
ッド、モータを駆動するためのドライバーの総称であ°
る。機構部には、キャリジ駆動モータＭにより回転する
プーリ３５間に張られたワイヤ３６によっ記録ヘッドの
発熱要素をシリアルに印字方向に往復動するキャリジ３
７搭載されている。このキャリジには前述したように記
録ドツトサイズがインクジェット記録されるフォントよ
り大きい熱転写用ヘッド２２、このヘッドと記録紙の間
に巻き回されていインクリボン１０、インクリボン供給
リール３８、同巻き取りリール３９及びインクジェット
記録用ヘッド４０が搭載されている。なを、４１．４２
にはそれぞれ、プラテン、フィードローラである。

インクジェット用ヘッド４０は、熱転写用ヘッド２２よ
り、Ｎドラ、ト印字方向に対して遅れた位置に取り付け
られているが、Ｎドツトキャリジ３７が移動した時点で
熱転写ヘッドが印字した同一の印字データでインクドツ
ト記録し、前処理用のパターン２１の上に重ねてインク
ジェット記録するように印字を制御する。この結果熱転
写ヘッドにより記録紙２０上に前処理として転写された
パターン２１上にインクジェット記録によりインク滴２
３が第４図がで示すように付着する。

上述した重ね打ちをソフトエアで実現する場合の制御手
順を第７図のフローチャートで説明する。

Ｓｌで印字データをＲＡＭに格納し、インクジェット用
ポインタ（ＩＪＰ）を、熱転写用ポインタ（ＴＨＰ）か
ら印字位置のずれ分だけマイナスして、同一文字が読み
出せるように、ＴＨＰ。

ＩＪＰをそれぞれ設定する。Ｓ２ではキャリジを移動し
、印字位置に熱転写記録ヘッド２２を位置させる。Ｓ３
では、ＴＨＰのさすメモリＲＡＭの番地から印字データ
を読み出しで記録する。Ｓ４ではＩＪＰでＮドツト遅れ
たＲＡＭをアドレスし、印字データがあれば読み出し、
Ｓ５で記録し、Ｓ２に帰る。Ｓ２では、ＴＨＰ、ＩＪＰ
を加算する。Ｓ４で、データがないときは制御を８６に
進め、ＴＨＰで指すアドレスにデータが残っているか否
かを判別する。もし、残っているときはＳ制御を３２に
返す、残っていないときは、制御を３７に進め、ＩＪＰ
で指すアドレスにデータが残っているかどうかを調べる
。残っているときは制御を８８に進め、キャリジを移動
し印字を行なう、Ｓ８で、データに残がないときは、印
字を終了する。

上述した制御はハードエアでも行なうことができる。こ
の構成の要部を第８図に示せば、メモリから読み出され
た印字データを所定の転送りロックに従ってサーマルヘ
ッド２２と、転送りロックに同期したクロックでシフト
レジスタ５０に書き込む。このシフトレジスタの段数が
熱転写用ヘッドと、インクジェット用ヘッドの間隔に相
当する。この構成により、インクジェットヘッド４０は
既に記録されているパターン２１上に同一文字を記録す
ることになる。

［発明の効果］ 上述した記録装置および方法により、直前の印刷により
記録材の表面のインクの付着特性が改良され、次にイン
クが噴射され、記録が行なわれるので、良好な記録を行
なう記録装置および方法を提供できる。またさらに、前
処理のために印刷されるパターンを実際に記録される書
画より大きめに形成しておくので、噴射されたインクの
垂れを効果的に防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のインクリボンの主にインク面を示す斜
視図、 第２図は、第１図の部分拡大図、 第３図は事前処理のためにパターンを印刷する動作原理
を説明する動作説明図、 第４図は事前処理のためにたパターンと、インクジェッ
ト記録によるインク滴との関係を示す図、 第５図は事前処理のために印刷されたパターン（熱転写
用ヘッド）のサイズと、インクジェット記録されたフォ
ントとのサイズを示す図、両側のフローチャート、 第８図は第７図の機能をハードウェアで実現する場合の
構成を示すブロック図である。ここで、１０・・・イン
クリボン、１２・・・°インク面、２１・・・パターン
、２２・・・印熱転＊用ヘッド、４０・・・インクジェ
ット記録ヘッドである。 特許出願人　　キャノン株式会社 第２図 第３ｒＩＡ ンｌ 第４！ｌ 第７図 、第８図

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）印刷面に所定パターンを印刷する前処理手段と、 前記所定パターンが印刷された部位に記録情報をインク
   を噴射記録する前処理手段の次段に配位されたインク噴
   射記録手段とを備えることを特徴とする記録装置。
2. （２）所定パターン刷が無色透明なインクによることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の記録装置。
3. （３）前記前処理手段が熱転写記録手段であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の記録装置。
4. （４）記録画素データ供給手段と、 該記録画素データ供給手段から供給される記録画素デー
   タに基ずいて、実際に記録される書画より大きめのパタ
   ーンを記録する前処理手段と、該前処理手段の次段に配
   位されたインク噴射記録手段であって、前記前処理手段
   が記録したパターン上に同一記録画素パターンを重複記
   録するためのインク噴射記録手段と、 前記重複記録をおこなうために記録画素データを前記前
   処理手段と、インク噴射記録手段に重複して供給する重
   複供給手段とを備えることを特徴とする記録装置。
5. （５）所定パターン刷が無色透明なインクによることを
   特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の記録装置。
6. （６）前記前処理手段が熱転写記録手段であることを特
   徴とする特許請求の範囲第４項に記載の記録装置。
7. （７）印刷面に所定のパターンを印刷する前処理行程と
   、 該前処理行程により所定のパターンが印刷された上に記
   録情報をインク噴射記録するインク噴射行程とを備える
   ことを特徴とする記録方法。
8. （８）前記前処理行程による印刷が無色透明なインクに
   よることを特徴とする特許請求の範囲第７項に記載の記
   録方法。
9. （９）熱転写記録により前記前処理行程を実行すること
   を特徴とする特許請求の範囲第７項に記載の記録方法。