JPH02303815A - 低密度ポリエチレン系樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents

低密度ポリエチレン系樹脂発泡体の製造方法

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JPH02303815A
JPH02303815A JP1125898A JP12589889A JPH02303815A JP H02303815 A JPH02303815 A JP H02303815A JP 1125898 A JP1125898 A JP 1125898A JP 12589889 A JP12589889 A JP 12589889A JP H02303815 A JPH02303815 A JP H02303815A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低密度ポリエチレン系樹脂からの低密度発泡
体の製造方法に関し、更に詳しくはイソブタン系発泡剤
を用いる低密度ポリエチレン系樹脂発泡体の製造方法に
関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造に関しては、
ポリオレフィン系樹脂に化学発泡剤又は(及び)物理発
泡剤を添廂して押出す方法が、−多く知られているが、
低密度の発泡体を得ることはなかなか難しい、特にこの
傾向は、低密度ポリエチレン系樹脂から発泡体を得よう
とする場合に著しく、低密度で厚物の発泡体を得ようと
すると、発泡体が収縮を起してしまい、低密度のものが
得られないか又は/及び製品価値が著しく低下してしま
う。
このような点を解決するために、ポリオレフィン系樹脂
とフロンガス系発泡剤とを溶融混練した後、低圧帯域に
移して低密度のポリオレフィン系樹脂発泡体を得る方法
が知られており(例えば米国特許第3067147号明
細書)、実施されている。しかし、この方法では、低密
度の発泡体を得るためには、発泡剤として1,2−ジク
ロル−1,1,2,2−ジフルオロエタンなどを用いる
必要があり、該発泡剤は高価である上にフロンガス公害
め問題をか論えている。
また、特公昭46−31755号公報には、低密度のポ
リオレフィン系樹脂発泡体を製造するために、結晶性ポ
リオレフィン系ポリマーに特定の発泡助剤を配合して押
出機中で該ポリマーを加熱溶融せしめ、該押出機中の該
ポリマーの溶融帯域中に、更に炭化水素類、エーテル類
などから選ばれる沸点−45〜+70℃の範囲の有機化
合物を発泡剤として圧入し1次いで該ポリマーと発泡剤
との混合物を該押出機中において、該ポリマーの融点よ
りも少くとも2℃低く、且つ−dP/dTが20kg/
cl+・℃となる時の温度よりも高い(但し、こ)にT
は該押出機の押出ダイにおける該混合物の温度を表わし
、またPは該押出ダイにおける該混合物の押出圧力を表
わす)温度範囲に迄冷却し、然る後、該混合物を該押出
機から低圧区域中に押出す方法が提案されており、その
実施例2に、高圧法ポリエチレンを発泡させるに当たり
2発泡剤としてプロパン/ノルマルブタン/イソブタン
(27/23150)混合物を使用することが開示され
ている。
しかし、この方法は、その対象がシート状の薄物発泡体
であるため、前記配合の発泡剤を使用しても収縮の小さ
い発泡体を得ることができる(薄物のため一旦収縮して
もすぐに気泡内に空気が入り込み、元に戻る)が、この
配合のまま厚物発泡体を得ようとすると、得られる発泡
体は著しく収縮の大きなものとなってしまう。
〔発明の課題〕
本発明は、前記の欠点を克服し、低密度ポリエチレン系
樹脂から、オゾン破壊能の高いフロンガス系発泡剤を用
いずに、ないしはこのようなフロンガス系発泡剤の使用
量を減少して、低密度でありながら成形後の収縮が小さ
い厚板状発泡体を製造する方法を提供することをその課
題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、収縮防止剤の存在下で、イソブタンの低密度ポリ
エチレン樹脂に対するガス透過速度が小さい点に着目し
、イソブタンを主成分とする発泡剤ないしイソブタンと
他の低密度ポリエチレン樹脂に対するガス透過速度の小
さい揮発性発泡剤との混合発泡剤を使用することにより
、非常に高い発泡倍率で且つ収縮が非常に小さい厚板状
低密度ポリエチレン系樹脂発泡体が得られることを見出
し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、メルトインデックス0.1〜1
5g/10minの低密度ポリエチレン系樹脂を、イソ
ブタン単独又はイソブタンを60モル%以上含有する他
の発泡剤との混合物からなる発泡剤及び収縮防止剤と共
に押出機内で溶融混線して発泡性溶融混練物とした後、
該溶融混練物を発泡作用の生じない温度、圧力に保持さ
れたアキュムレーター内に押し出し、得られた押出溶融
物をアキュムレーター先端に設けられたオリフィスを介
して可動ラムの圧力により、低圧下に排出すると共に厚
み40mm以上の板状物に成形することを特徴とする低
密度ポリエチレン系樹脂発泡体の製造方法が提供される
また、本発明によれば、メルトインデックスO91〜1
5g/10minの低密度ポリエチレン系樹脂を、イソ
ブタン20−80モル%と低密度ポリエチレンに対する
気体透過係数が8.0=10−”cc(STP) ・c
m/d ・sec・cnHg以下の揮発性発泡剤80〜
20モル2とからなる発泡剤及び収縮防止剤と共に押出
機内で溶融混線して発泡性溶融混練物とした後、該溶融
混練物を発泡作用の生じない温度、圧力に保持されたア
キュムレーター内に押し出し、得られた押出溶融物をア
キュムレーター先端に設けられたオリフィスを介して可
動ラムの圧力により、低圧下に排出すると共に厚み4G
+i+a以上の板状物に成形することを特徴とする低密
度ポリエチレン系樹脂発泡体の製造方法が提供される。
本発明における低密度ポリエチレン系樹脂とは、常温常
圧における密度が0.910〜0.930g/dである
エチレンを主体とする重合体であって、酢酸ビニル、メ
タアクリレート、アクリレートあるいはプロピレンその
他のエチレンと共重合し得るビニル系単量体との共重合
体も含まれる。
たゾ、本発明においては、メルトインデックス(以下M
Iと記す)が0.1〜15g/1Osinの範囲の低密
度ポリエチレン系樹脂が用いられる0本発明では、アキ
ュームレーターを使用する発泡方法を採用するので、特
にMll、5〜5.0の低密度ポリエチレン系樹脂を用
いるのが好ましい、 NIが0.1未満では。
表面状態が劣り且つ厚み精度の悪い発泡体しか得られず
、逆にMIが15を越えると、サージング現像が起り、
樹脂と発泡剤とがうまく混合しなくなり、低密度発泡体
を得ることが困難になる。
本発明においては、発泡剤としてイソブタン単独又はイ
ソブタンを60モル%以上含有する他の発泡剤との混合
物が用いられる。イソブタンは、低密度ポリエチレンに
対する気体透過係数(測定温度30℃)が、 8.32
X10−”cc(STP)・am/afsec−a++
Hgと小さく、収縮防止剤の効果を受、け易い、従って
発泡剤としてイソブタンを用いることにより、成形後の
収縮が防止され、低密度でありながら成形後の収縮が小
さい発泡体が容易に得られる。
なお1本発1明においては、他の低沸点脂肪族炭化水素
、例えばノルマルブタン、ペンタン、イソペンタン等は
、低密度ポリエチレンに対する気体透過係数が大きいの
で、このような化合物を主成分とするものを発泡剤とし
て使用することはできない、〔ノルマルブタン及びノル
マルブタン/イソブタン(7/3)混合物の低密度ポリ
エチレンに対する気体透過係数(測定温度30℃)は、
夫々27.5及び24.5cc(STP) ・cm/a
J−sec−aiHgである。〕シかし、これら低沸点
脂肪族炭化水素を少量含有するイソブタン混合物を1発
泡剤として使用することは可能である。この場合、混合
発泡剤中のイソブタンの占める割合は60モル%以上で
あり、好ましくは70モル%以上である。たゾ、このよ
うなイソブタン混合物を用いた場合は、実質的に純粋な
イソブタンを用いた場合と比較すると、成形後の収縮防
止性が多少低下し、60モル%未満であると成形後の収
縮防止性が大きく低下してしまう。
また1本発明においては、イソブタン20〜80モル%
と、低密度ポリエチレンに対する気体透過係数(測定温
度30℃)が小さい、即ち8.0X1G−16cc(S
TP)・c!Ila#・SeC−cmHg以下の、揮発
性発泡剤80−20モル%とからなる混合発泡剤を使用
することもできる。この混合発泡剤の使用によっても、
低密度の且つ成形後の収縮が小さい発泡体を得ることが
できる。この場合の低密度ポリエチレンに対する気体透
過係数が小さい発泡剤としては1例えばオゾン破壊能の
高いフロンガスをも含むが、イソブタンとの併用なので
、当然このようなフロンガスの使用量は削減される。
低密度ポリエチレンに対する気体透過係数が8、OX 
10〜°cc(STP)・am/a#・sec−cmH
g以下の揮発性発泡剤の好ましい具体例としては、例え
ば以下のものが挙げられる。なお、()内の数値は低密
度ポリエチレンに対する気体透過係数を示す。
クロルジフルオロメタン(5,23)。
1.2−ジクロル−1,1,2,2−テトラフルオロエ
タン(2,25)、 l−クロル−1,1〜ジフルオロエタン(4,92)、
これらの中では、クロルジフルオロメタンやl。
2−ジクロル−1,1,2,2−テトラフルオロエタン
が望ましい。
本発明において用いる発泡剤の使用割合は、低密度ポリ
エチレン系樹脂100重量部に対し、 2−15重量部
、好ましくは5〜10重量部であり、所望する発泡体の
密度に応じて適当に定められる。
本発明においては、必要に応じて、一般に使用されてい
る気泡核生成剤を用いてもよい、この気泡核生成剤とし
ては、例えば、タルクの如き無機物質、あるいは押出機
内の温度で分解してガスを発生する如き化学発泡剤、ま
たは該温度で反応して炭酸ガスを発生する酸−アルカリ
の組合わせ。
例えば、クエン酸と重炭酸ソーダ、クエン酸のアルカリ
塩と重炭酸ソーダの如きものである。これらの気泡核生
成剤を添加することにより、得られる発泡体の気泡の大
きさを任意に調整することができると共に、発泡体の柔
軟性、感触等も向上させることができる。
更に、本発明においては、低密度ポリエチレン系樹脂に
対して、発泡に際しての発泡剤の樹脂透過を防いで発泡
体の収縮を抑制するために、収縮防止剤が添加される。
収縮防止剤としては、例えば、ポリオキシエチレンモノ
ミリステート、ポリオキシプロピレンモノミリステート
、ポリオキシエチレンモノパルミテート、ポリオキシプ
ロピレンモノパルミテート、ポリオキシエチレンモノス
テアレート、ポリオキシプロピレンモノステアレート、
ポリオキシエチレンジステアレート、モノラウリン酸グ
リセライド、モノミリスチン酸グリセライド、モノパル
ミチン酸グリセライド、モノステアリン酸グリセライド
、モノアラキン酸グリセライド、ジラウリン酸グリセラ
イド、シバルミチン酸グリセライド、ジステアリン酸グ
リセライド、1〜パルミト−2−ステアリン酸グリセラ
イド、■−ステアロー2−ミリスチン酸グリセライド、
トリステアリン酸グリセライド等の各種脂肪族エステル
が挙げられる。
通常、これら収縮防止剤は、予め低密度ポリエチレン中
にマスターバッチで配合されて使用される。これら収縮
防止剤は、本発明で使用される発泡剤の低密度ポリエチ
レンに対する気体透過係数(測定温度30℃)が、4.
5 X 10−”cc(STP) ・cm/a+f−s
ec−cIIHg以下となるような量を、低密度ポリエ
チレンに配合することが望ましい。例えば、低密度ポリ
エチレン100重量部に対して、収縮防止剤であるモノ
ステアリン酸グリセライド1重量部配合した場合の、低
密度ポリエチレンに対するイソブタン、クロルジフルオ
ロメタン、1.2−ジクロル−1,1゜2.2−テトラ
フルオロエタン及び1〜クロル−1,1〜ジフルオロエ
タンの気体透過係数(測定温度30℃)は、夫)z 3
.39 x 1O−1fl、3.83X10−10,1
.28X10−”及び2.75×1O−111cc(S
TP)・cm/d−5ec−cIIIHgである。
なお、本発明においては、その他発泡核剤や無機充填材
等も用いることができる。
本発明においては、押出機にアキュームレーターを結合
した構造の発泡装置を用いて、発泡体が製造される。即
ち、押出機の加圧シリンダー内において、低密度ポリエ
チレン系樹脂と発泡剤と収縮防止剤とを溶融混練し、こ
の混練物を一旦加圧条件にあるアキュームレーターに押
出し、これがらピストンによりダイスを通して大気圧に
押出すと共に回転するベルト間等を通すことにより、厚
さ40m+i以上、好ましくは40〜100mmの厚さ
の板状に成形される。
〔発明の効果〕
本発明の発泡体は、極めて低密度で且っ40+a+a以
上の厚板状でありながら、収縮性の非常に少さいもの(
10%以下)であり、しがち柔軟で且つ反撥弾性にもi
れたものである。
本発明の発泡体は、このような特性を活がして、家電製
品、ガラス、陶器等の包装用あるいは輸送用緩衝材やク
ッション材等として有利に利用される。
【実施例〕 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1〜5.比較例1〜3 表−1に示す種々の1を有する密度0.923g/a+
fの低密度ポリエチレン(以下LDPEと記す)100
重量部に収縮防止剤としてモノステアリン酸グリセライ
ド1.0重量部を配合し、この配合物と表−1に示す各
種発泡剤とを、吐出量10kg/hrの押出機中で、圧
力170kg/cjGで溶融混練した後、一旦アキュー
ムレーター内に押出した0次に、このアキュームレータ
ー(圧力40kg/cdG)がら、溶融混練物を表−1
に示した温度(発泡温度)にて、620kg/hrの吐
出速度でアキュームレーターに設けたダイスを通して大
気圧下に排出して、板状発泡体を得た。
このようにして得られた発泡体について、その7日後の
常温における密度と厚さを測定するとともに、発泡体の
収縮率を以下の式で算出して求めた。その結果を表−1
に示す。
A:排出直後の発泡体の体積 887日後の発泡体の体積 比較例4 実施例1における収縮防止剤を配合しなかった以外は、
実施例1と同様の配合及び条件にて1発泡体を製造した
。その結果を表−1に示す。
なお1表−1中の発泡剤に関して示した符号は次の内容
を意味する。
CFC114・・・1.2−ジクロル−1,1,2,2
−テトラブルオロエタン CFC22・・・クロルジフルオロメタンCFC142
b・・・1〜クロル−1,1〜ジフルオロエタン(評 
価) 表−1の結果から判るように、本発明の発泡体は、密度
が極めて小さく(低密度)、厚みの厚いのものでありな
がら、収縮率の非常に小さいものである。
これに対して、比較例の発泡体において、MIが小さす
ぎるLDPHを用いた場合(比較例1)には、発泡体の
表面状態が劣り、厚み精度が悪く、逆にMIが大きすぎ
るLDPII!を用いた場合(比較例2)には。
その製造に際してサージング現象が見られ、樹脂と発泡
剤とが分離し、樹脂中に発泡剤を均一に混入させること
ができない、また、併用揮発性発泡剤成分として、LD
PHに対する気体透過係数が大きすぎるブタン混合物を
用いた場合(比較例3)、及び収縮防止剤を配合しない
場合(比較例4)には、発泡体の収縮率が大きく、実用
性のある発泡体を得ることができない。
特許出願人 株式会社ジェイ ニス ビー化 理 人 
弁理士 池浦敏明(ほか1名)1、事件の表示 平成1年特許願第125898号 2、発明の名称 低密度ポリエチレン系樹脂発泡体の製造方法3、補正を
する者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都千代田区内幸町2丁目1番1号氏 名
  株式会社ジェイ ニス ピー代表者 内 山 昌 
社 4、代理人〒151 住 所  東京都渋谷区代々木1丁目58番1o号d;
補正命令の日付    自  発 6、補正の対象 7、補正の内容 本願明細書中において次の通り補正します。
(1)特許請求の範囲を別紙の通り補正します。
(2)第3頁下がら第7行の「−シフ」を、「−テトラ
7」に訂正します。
(3)第6頁下から第9行のr40Jを、「3o」に訂
正します。
(4)第7頁第C行ノ「40」ヲ、r30Jニ訂正り、
マス。
(5)第13頁下から第5行の2個所の「4o」及び同
頁下から第2行の「4o」を、それぞれ「3o」に訂正
します。
「特許請求の範囲 (1)メルトインデックスo、i〜15g/10論in
の低密度ポリエチレン系樹脂を、イソブタン単独又はイ
ソブタンを60モル%以上含有する他の発泡剤との混合
物からなる発泡剤及び収縮防止剤と共に押出機内で溶融
混練して発泡性溶融混練物とした後、該溶融混練物を発
泡作用の生じない温度、圧力に保持されたアキュムレー
ター内に押し出し、得られた押出溶融物をアキュムレー
ター先端に設けられたオリフィスを介して可動ラムの圧
力により、低圧下に排出すると共に厚み30mm以上の
板状物に成形することを特徴とする低密度ポリエチレン
系樹脂発泡体の製造方法。
(2)メルトインデックス0.1〜15g/10min
の低密度ポリエチレン系樹脂を、イソブタン20〜80
モル%と低密度ポリエチレンに対する気体透過係数が8
.OX 10−”cc(STP)・a/cd−sec−
cmHg以下の揮発性発泡剤80〜20モル算とからな
る発泡剤及び収縮防止剤と共に押出機内で溶融混練して
発泡性溶融混練物とした後、該溶融゛混練物を発泡作用
の生じない温度、圧力に保持されたアキュムレータ−内
に押し出し、得られた押出溶融物をアキュムレーター先
端に設けられたオリフィスを介して可動ラムの圧力によ
り、低圧下に排出すると共に厚み3G+gn以上の板状
物に成形することを特徴とする低密度ポリエチレン系樹
脂発泡体の製造方法、」

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メルトインデックス0.1〜15g/10min
    の低密度ポリエチレン系樹脂を、イソブタン単独又はイ
    ソブタンを60モル%以上含有する他の発泡剤との混合
    物からなる発泡剤及び収縮防止剤と共に押出機内で溶融
    混練して発泡性溶融混練物とした後、該溶融混練物を発
    泡作用の生じない温度、圧力に保持されたアキュムレー
    ター内に押し出し、得られた押出溶融物をアキュムレー
    ター先端に設けられたオリフィスを介して可動ラムの圧
    力により、低圧下に排出すると共に厚み40mm以上の
    板状物に成形することを特徴とする低密度ポリエチレン
    系樹脂発泡体の製造方法。
  2. (2)メルトインデックス0.1〜15g/10min
    の低密度ポリエチレン系樹脂を、イソブタン20〜80
    モル%と低密度ポリエチレンに対する気体透過係数が8
    .0×10^−^1^6cc(STP)・cm/cm^
    2・sec・cmHg以下の揮発性発泡剤80〜20モ
    ル%とからなる発泡剤及び収縮防止剤と共に押出機内で
    溶融混練して発泡性溶融混練物とした後、該溶融混練物
    を発泡作用の生じない温度、圧力に保持されたアキュム
    レーター内に押し出し、得られた押出溶融物をアキュム
    レーター先端に設けられたオリフィスを介して可動ラム
    の圧力により、低圧下に排出すると共に厚み40mm以
    上の板状物に成形することを特徴とする低密度ポリエチ
    レン系樹脂発泡体の製造方法。
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