JPH02303757A - 砥粒加工装置 - Google Patents

砥粒加工装置

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JPH02303757A
JPH02303757A JP1126213A JP12621389A JPH02303757A JP H02303757 A JPH02303757 A JP H02303757A JP 1126213 A JP1126213 A JP 1126213A JP 12621389 A JP12621389 A JP 12621389A JP H02303757 A JPH02303757 A JP H02303757A
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JP
Japan
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spindle
workpiece
working
machining
center line
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Pending
Application number
JP1126213A
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English (en)
Inventor
Koji Nakamura
幸次 中村
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子材料、光学材料等の平面を遊離砥粒を用
いて加工する砥粒加工装置に関する。
〔従来の技術〕
本発明に最も近い従来技術として、光学Voi、!3゜
No、6 (1984) 、 454ページないし46
2ページに開示されている、フロート・ボリシングと呼
ばれる砥粒による加工装置がある。第3図は従来技術の
フロート・ボリシングによる砥粒加工装置の断面図であ
る。
第3図において、上方に開口したカップ状の車軸回転体
として形成され、二点鎖線で示した駆動装置2に取付け
られて、室軸に回転される加工槽4が設けられている。
この加工槽4の底面上に円板状の加工テーブル6が取付
けられ、この加工テーブル6上に、上面に渦巻状の溝8
が設けられたラップ面10を有する円板状のラップ板1
2が取付けられている。一方、矢印Rに示す方向に回転
される前記加工槽4の回転の中心線4aを平行移動した
位置に中心線17aを有するスピンドル17が、図示を
省略した軸継手を介して、二点鎖線で示したスピンドル
駆動装置14に結合され、矢印Sに示す方向にスピンド
ル17は室軸に回転される。スピンドル17の下端部に
は、被加工物18を取付ける被加工物ホルダ20が取付
けられ、被加工物18は砥粒22が懸濁された加工液2
4が満たされた前記加工槽4中に沈められているやなお
、スピンドル17は鉛直のスラスト方向にわずかに移動
可能に、その移動の下端において、前記ラップ板12の
ラップ面10と被加工物18の被加工面18aとが、加
工開始時に直接接触しないようにわずかの間隔(ギヤツ
ブ)を置いて対向されている。
前記に説明のように構成されたフロート・ポリソングに
よる砥粒加工装置においては、前記加工槽4とスピンド
ル17とをそれぞれ回転させて前記971面10と被加
工面18aとの間に介在する砥粒22によって被加工面
18aを加工する。加工槽4が回転されると、これに取
付けられた加工テーブル6、ラップ1&12が共に矢印
Rに示す方向に回転され、ラップ面10の渦巻状の溝8
による加工液24に対する作用と、スピンドル17に取
(=Jけられた被加工物ホルダ20に取付けられた被加
工物18の矢印Sに示す方向の回転との相互作用により
、ラップ面10と被加工面18aとの間は、加工液24
の動圧流体潤滑状態となり、被加工物18が浮上した状
態で、砥粒22による加工が進行する。この浮上状態で
加工することから、本加工法はフロート・ポリソングと
名づけられた。このようにして、主として加工液24中
に懸濁された砥粒22(粒径が200Å以下の超微粒子
)を被加工面18aに衝突させて、除去加工を行うもの
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術においては、除去単位が極めて微少なため
、加工速度が小さく、加工に多くの時間を必要としてい
る。このため実用上、被加工面18aを事前に疑似鏡面
(表面あらさ=1μmRa+ax以下)に仕上げておく
必要があり、加工コストが高いという問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決するためになされ
たもので、高速加工が可能で被加工物面を事前に疑似鏡
面に仕上げる必要がなく、よってコスト安な砥粒加工装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するために、本発明は、上方に開口し
たカップ状の車軸回転体として形成され駆動装置に取付
けられて室軸に回転される加工槽とこの加工槽の底面上
に取付けられた円板状の加工テーブルとこの加工テーブ
ル、トに取イ]けられその−L面Gこ渦巻状の溝が設け
られたラップ面を有する円板状のラップ板と前記加工槽
の回転の中心線を平行移動した位置に中心線を有しスピ
ンドル駆動装置により室軸で回転されるスピンドルと被
加工物を取付は前記スピンドルの下端部に取付けられた
被加工物ホルダとを備え砥粒が懸濁された加工液が満た
された前記加工槽中に前記ラップ板のラップ面と前記被
加工物の下面の被加工面とがわずかな間隔を置いて対向
され前記加工槽とスピンドルとをそれぞれ回転させて前
記ラップ面と被加工面との間に介在する砥粒によって液
加]:面を加工する砥粒加工装置において、前記スピン
ドルはほぼ中央部に設けられ高周波電源装置から給′ユ
されスピンドルの中心線に平行な下方向に超音波振動を
発生させる超音波振動子と、この超音波振動子より下方
のスピンドル下部に設けられ上方より下方に向かってそ
の断面積が縮少し前記超音波振動を増幅するホーンと、
このホーンの下端部に取付けられた被加工物ホルダと、
上部軸受と下部軸受とにより前記スピンドルを回転自在
に支承する主軸筒とを備える。
〔作 用〕
被加工物およびラップ板の回転により、動圧効果によっ
て両者の間(砥粒が懸濁された加工液の流体膜が形成さ
れ、この間に介在する砥粒の衝突により、フロート・ボ
リシングによる被加工面の加工が行なわれ、同時にさら
に被加工物を取付けた被加工物ホルダに超音波振動を重
畳することにより、キャビテーションが生じる。ここで
キャビテーションとは、流体中で高速で物体を移動させ
ると、移動物体の後方の流体中に多数の気泡が発生ずる
現象をいう、この気泡が破裂し、その破裂時に瞬間的に
振動、圧力が発生し、そこに砥粒が存在すると攪拌され
て被加工面に衝突し、被加工面を能率よく加工する。
〔実施例〕
本発明実施例の砥粒加工装置を、第1図および第2図に
基づいて説明する。第1図は本発明実施例の砥粒加工装
置の断面図、第2図は第1図の一点鎖線の円Aで示した
部分の拡大図である。第1図は、前記に説明した第3図
に相当する図で、本発明実施例と従来技術との相異点は
、スピンドル16に超音波振動を重畳する装置を付加し
た点で、その他の構成は同様であるから、第1図に示す
同一機能要素には、第3図と同一の符号を付して前記従
来技術での説明を適用し、重複説明を省略する。
第1図において、スピンドル16は、数十k Hz程度
の高周波電源26と給電ブラシ28とスリップリング3
0とから成る高周波電源装置32から給電され、スピン
ドル1Gの中心線16aに平行な矢印Bに示す下方向に
超音波振動を発生させる超音波振動子34が設けられて
いる。この超音波振動子34は、例えばジルコン酸チタ
ン酸鉛(PZT)の電歪素子を組込んだものが使用され
ているが、これはけ歪効果のけ歪素子を組込んだものを
使用しても差支えない、なお、スピンドル16は、ラジ
アル荷重とスラスト荷重とを負担する上部軸受36と、
ラジアル荷重のみを負担する下部軸受38とによって、
主軸筒40に回転自在に支承されている。前記超音波振
動子34より下方のスピンドル16下方部には、上方よ
り下方に向かってその断面積が縮少する形状のホーン4
2が、このホー742の下端部には被加工物ホルダ20
がそれぞれ取付けられている。なお、主軸筒40は、図
示を省略した上下機構によって上下方向に自在に位置調
整が可能で、被加工物18の被加工物ホルダ20への取
付け、取外し、被加工物18の厚さ寸法の相異への対応
、ならびにラップ面10と被加工物18aとの間のギャ
ップ寸法調整が自在に可能となっている。
前記構成の本発明の砥粒加工装置において、被加工物ホ
ルダ20に接着などの取付手段により被加工物18を取
付け、砥粒22(粒径100人程鹿の二酸化ケイ素:5
iOt、酸化アルミニウム:^l、08等の微粒子)が
懸濁された加工液が満たされた加工槽4中に、ラップ板
12のラップ面10と被加工面18aとが所望のわずか
な間隔(ギャップ)を置いて対向される。加工槽4とス
ピンドル16とをそれぞれ回転させると、前記従来技術
において説明したのと同様に、ラップ、面10と被加工
面18aとの間に介在する、加工液24中の砥粒22に
より被加工面18aは砥粒加工される。続いて、高周波
を源装置32から給電されると、超音波振動子34によ
ってスピンドル16の中心線16aに平行な、矢印Bに
示す方向の超音波振動が発生される。スピンドル16は
、上部軸受36によってスラスト荷重が負担され、下部
軸受38はスラスト方向に移動自在のため、超音波振動
は土として超音波振動子34より下方に伝わり、スピン
ドル16下方部に設けられたホーン42によって増幅さ
れて、被加工物ホルダ20に取付けられた被加工物18
は、矢印Bに示す方向に周波数:高周波t[↓置の数十
kHz、振幅:数μmに振動される。
これにより、第2図に示すように、攪拌されている加工
液24中の砥粒22の衝突によるフロート・ボリシング
、および矢印Bに示す方向の被加工面18aの超音波振
動により発生するキャビテーションによる気泡破裂によ
る砥粒22の被加工面18aへの衝突が重畳され、この
結果従来技術の平面度。
面あらさの高精度および無歪み加工の特徴をそのまま保
持して、しかも加工速度を向上させることができる。
〔発明の効果〕
本発明は、従来技術のフロート・ボリシング加工に、超
音波振動を重畳させる機能を付加した砥粒加工装置とし
たため、従来技術の平面度1面あらさの高精度および無
歪み加工の特徴をそのまま保持して、しかも加工速度を
向上させることができる。従って事前に被加工面を疑似
鏡面にまで仕上げなく−Cも済むため、加工コストが大
幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の砥粒加工装置の断面図、第2図
は第1図の一点鎖線の円Aで示した部分の拡大図、第3
図は従来技術のフロート・ボリシングによる砥粒加工装
置の断面図である。 2:駆動装置、4:加工槽、6:加工テーブル、8:溝
、107921面、12ニラツブ板、14ニスピンドル
駆動装置、16.I’lニスピンドル、18:被加工物
、18a:被加工面、20:被加工物ホルダ、22:砥
粒、24:加工液、32:高周波電源装置、34:Pa
音波振動子、36:上部軸受、38:下部軸受、40:
主軸筒、42:ホーン。 ・τ) 代理人年埋十 山 口  皇 ′    :$1記 第Z聞 「−肩 、/4 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)上方に開口したカップ状の立軸回転体として形成さ
    れ駆動装置に取付けられて立軸に回転される加工槽とこ
    の加工槽の底面上に取付けられた円板状の加工テーブル
    とこの加工テーブル上に取付けられその上面に渦巻状の
    溝が設けられたラップ面を有する円板状のラップ板と前
    記加工槽の回転の中心線を平行移動した位置に中心線を
    有しスピンドル駆動装置により立軸で回転されるスピン
    ドルと被加工物を取付け前記スピンドルの下端部に取付
    けられた被加工物ホルダとを備え砥粒が懸濁された加工
    液が満たされた前記加工槽中に前記ラップ板のラップ面
    と前記被加工物の下面の被加工面とがわずかな間隔を置
    いて対向され前記加工槽とスピンドルとをそれぞれ回転
    させて前記ラップ面と被加工面との間に介在する砥粒に
    よって被加工面を加工する砥粒加工装置において、前記
    スピンドルはほぼ中央部に設けられ高周波電源装置から
    給電されスピンドルの中心線に平行な下方向に超音波振
    動を発生させる超音波振動子と、この超音波振動子より
    下方のスピンドル下方部に設けられ上方より下方に向か
    ってその断面積が縮少し前記超音波振動を増幅するホー
    ンと、このホーンの下端部に取付けられた被加工物ホル
    ダと上部軸受と下部軸受とにより前記スピンドルを回転
    自在に支承する主軸筒とを備えることを特徴とする砥粒
    加工装置。
JP1126213A 1989-05-19 1989-05-19 砥粒加工装置 Pending JPH02303757A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100491625B1 (ko) * 1996-08-21 2005-09-08 하시모또 히로시 초음파 진동 복합 가공구
CN109732467A (zh) * 2019-01-17 2019-05-10 太原理工大学 椭圆振动复合静压磨料流的圆管内壁精密光整加工装置

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KR100491625B1 (ko) * 1996-08-21 2005-09-08 하시모또 히로시 초음파 진동 복합 가공구
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