JPH02303497A - サケ成長ホルモンのピキア属メチロトローフ酵母での発現 - Google Patents

サケ成長ホルモンのピキア属メチロトローフ酵母での発現

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JPH02303497A
JPH02303497A JP12268289A JP12268289A JPH02303497A JP H02303497 A JPH02303497 A JP H02303497A JP 12268289 A JP12268289 A JP 12268289A JP 12268289 A JP12268289 A JP 12268289A JP H02303497 A JPH02303497 A JP H02303497A
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pichia
gene
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pastoris
sgh
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JP12268289A
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English (en)
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An Parker Kathrin
キャスリン・アン・パーカー
Kotikanyadanam Sreekrishna
コティカニャダナム・スリークリシュナ
Motohiro Fuke
モトヒロ・フケ
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Phillips Petroleum Co
Original Assignee
Phillips Petroleum Co
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Publication date
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は組換えDNAバイオテクノロジーの分野に関す
る。1つの観点では、本発明はサケの成長ホルモン(s
GH)を呈上ヱ(Ptchia)属のメチロトローフ酵
母で発現させる方法に関する。他の観点では、本発明は
サケの成長ホルモンをコードするDNA配列を包含する
新規のベクターで形質転換された新規の酵母株に関する
(従来技術) サケの成長ホルモン(sGIl)はセキネ(Sekin
e)らハエl、 Aca止Jd」−1録、 4306−
4310(1985) )によって単離され1.大JM
J[遷−東」l  にクローン化されている。大■Iが
生産するsGHには、ニジマスの成長を刺激する生物活
性があることが証明されている。
二のホルモンを水性の養殖用商品として魚類の飼料(f
eed)および餌(baits)として利用するにはほ
ど遠い、サケおよびマスのような商業上重要な数種類の
魚はこのホルモンに反応し、かつ5Gtlを投与すると
その成長が増加するであろう。
残念な事に、太吸1はsGHの生産に不適当な宿主であ
ることが証明されている0例えば、環1直は生産された
sGHに混入し易いエンドトキシンを生産する。これら
のエンドトキシンは望ましくない汚染物質であり、高価
な精製手段を用いて除去する必要がある。さらに大腸菌
で主に生産される25kD蛋白質は不活性形であり、こ
の不活性蛋白質を活性型にするためにはこれを溶解し、
変性処理し、さらに変性蛋白質を元の形に戻す必要があ
る。
また、太且1は不活性な25kDのsDH蛋白質をもっ
ばら生産する代わりとして、僅かの量のより望ましい生
物活性をもつ22kDのsDH蛋白質を生産するだけで
ある。
また、欧、州特許出願第87104321.2号に開示
され、現在では欧州特許公告第239075号(協和発
酵工業株式会社)として公表されたように、5GIlを
5カロミセス・セレビシアエC3accharOsCe
s car−7で生産する試みもなされている。しかし
ながら、発現した蛋白質の形は唯一、不活性な25kO
のsDH蛋白質のみであった。このように、25kDの
5GII蛋白質のさらなるプロセシングの必要性を未然
に除去する、22kD形のsGHの生産を増加させるた
めの方法および宿主株を提供することは、この技術分野
への重要な貢献となるであろう。
(発明が解決しようとする課題) 故に、本発明の目的はピキア(Pichia)属のメチ
ロトローフ酵母株で22kDの5GIlの生産を増加さ
せる方法を提供することである。
本発明の他の目的はsGHをコートするDNA配列を含
む新規ベクターを提供することである。
本発明の他の目的は5GIIをコードするDNA配列を
包含する新規の線状組込み部位特異的ベクターを提供す
ることである。
本発明のさらなる目的は、22kOのsGHの生産を増
強させる能力をもつ1つのベクターあるいはべフター頻
で形質転換した、商業的発酵に適切な新規のピキア(P
ichia)属のメチロトローフ酵母株を提供すること
である。
本発明の他の目的、態様およびさらなる利点は、本明細
書に含まれる開示、特許請求の範囲、および図面より明
らかになるであろう。
(課題を解決するための手段) 本発明に従って、我々は風土ヱ(Pichia)属のメ
チロトローフ酵母を発現カセット内に包含された5GI
Iの構造遺伝子を含む適合性ベクターで形質転換するこ
とからなる、22kDの5GII蛋白質の改良された生
産方法を発明した。
ここで図面について説明する。
第1図A4!pUc18の概要ならびにEcoRIおよ
び11indlllで消化しpAO804のEcoRI
 サイトに挿入するために調製した汎用クローニングサ
イトを提供する。
第1図Bはp^0804の概要を提供し、このpAO8
04はに吐■で消化されさらにそこにpU018からの
ポリリンカーフラグメントが挿入されることになるであ
ろう。
第1図CはpAO804の皿IサイトへpUc18ポリ
リンカーフラグメントを挿入して出来た生成物であるp
HIL201の概要を提供しているが、k吐Iフラグメ
ント上の制限サイトのすべてを図示してはいない。
第2図Aはtlind[nで消化されるであろうρ5G
IIIB2の概要を提供する。
第2図BはpHIL201の概要を提供し、このpHl
[。
201はsGI!構造遺伝子を含む1IindlIIフ
ラグメントを挿入するためにSma lサイトで切断さ
れることになるであろう、また、EcoRI フラグメ
ントの制限サイトのすべてを図示してはいない。
第2図CはpHIL201にシ11サイト挿入の5GI
I構造遺伝子を挿入した生産物であるp旧シ51の概要
を提供する。このプラスミドは後にlIlでこのプラス
ミドを部分消化することによって線状ベクターとして使
用されるであろう。
本発明に従って、ピキア(■堕n)属のメチロトローフ
酵母株内で22kD−sGHの改良された生産力ン去が
提イ共される。
さらに、本発明に従って、sGHをコードするDNA配
列を包含する新規ベクターが提供される。
さらにまた、本発明はsGHをコードするDNA配列を
包含する新規の線状組込み部位特異的ベクターをも提供
する。
また、本発明は、22kD−sGHの生産を増加させる
能力をもつ1つのベクターまたはベクター類で形質転換
された、商業的発酵に適した新規呈上ヱ北江…旦属のメ
チロトローフ酵母株を提供する。
5GIIをコードする遺伝子は、セキネ(Sekine
)ら、Acad、Sci、)、 FJI、 4306−
4310.1985年7月、によって用いられた技術に
従って、サケより直接回収され得る。ヌクレオチド配列
の人工構築のようなm換えflllAlll用いた他の
戦略もまた、この遺伝子を単離するために用いることが
できた。しかしながら、本発明を実施するためには、1
984年6月23日に寄託されたプラスミドpsG11
1 、太U(L並旦)ESGHI(FERM BP−5
51)  ; 19B4年9月20日に寄託されたps
G1114、大腸@EsG11−14(F[!RM B
P611);1984年9月20日に寄託されたpsG
II+82 、大腸菌ESGllI82(FERMBP
−612)  i 1985年2月8日に寄託されたp
sG111189、大腸菌εSGIIII89(PER
M [1P−707)  ;および1985年2月8日
に寄託されたρ5GIIIIC2、大腸菌ESGI(I
IC2(FERN BP−708)と名付けられた米国
特許第4,689,402号に関連して寄託されたプラ
スミドよりsGI+遺伝子を単離することが望ましい。
すべての寄託はFRIで作られた。
上記のプラスミドからの5GII遺伝子の単離は任意の
適切な技術または技術の組合わせによってなし遂げられ
得る0例えば、psGIIIIc2を含む大腸菌株を培
養後、プラスミドDNAはピルムポイン(Dir+wb
oin)およびドビイ(Doby)の方法、又久2不・
・り・アシ・ ′・i −チ(損匹1.4劇1」値」−
1h1513−1523(1979)を、用いることに
よって回収され得た0次いでプラスミドはCsC1−E
tBr密度遠心分離を用いて精製できた。さらに最終的
には、遺転子は■ndlllおよび独1」でのエンドヌ
クレアーゼ消化、ゲル電気泳動、およびsGH遺伝子を
包含する小さい方の1lind m −Xba Iフラ
グメントの電気溶出によって回収され得た。
上に列挙した環1面株の培養は任意の適切な手段によっ
て成し遂げられるであろう、太IJJiを培養するため
の一般的技術はこの技術分野では既知であり、sGH遺
伝子を含む株に特異的な必要性に対応してこれらの方法
を任意に修正することも当業者の能力の範囲内で十分対
応できる。
太■回からのプラスミドDNAの回収は、コンパクトサ
イズおよび閉鎖用らせん形によって、いろいろな技術に
よって成し遂げられ得る0例えば、集菌後、宿主細胞を
遠心分離によってベレット状にし、その後再懸濁して溶
菌する。溶菌液は遠心分離して細胞砕片を取去し、DN
Aを含む上澄液を残す0次いでフェノール抽出を行ない
他の汚染物質のほとんどをDNAから除去する。そうし
た後、フェノール抽出したDNAはさらに密度勾配遠心
分離またはゲル濾過技術を用いて処理し、プラスミドD
NAを細菌性DNAから分離する。上述のような分離を
成し遂げるための技術はこの技術分野では熟知されてお
り、これらの技術を実行するための数多くの方法が知ら
れている。
sGH遺伝子を包含するプラスミドのヌクレアーゼ消化
は、完全なsGH遺伝子の回収を容易にするような手段
として選ばれたプラスミドを切断するのに適切なエンド
ヌクレアーゼを選ぶことによって成し遂げられるであろ
う、使用されるエンドヌクレアーゼは5(di Ji伝
転子副出されるはずの起源に依存するであろう0例えば
、プラスミドpsGIIIIc2に含まれる5GII遺
伝子は…ndl[−Xba Iフラグメントとして回収
され得た。ゲル電気泳動またはその他の適切な技術が5
GII遺伝子を含むフラグメントを存在する他のフラグ
メントから分離するために必要とされるであろう。
DNAのゲル電気泳動は数多くの技術を用いて成し遂げ
られるであろう、セアリ(P、G、5ealy)および
サザン([!、M、5outhern)、″核酸のゲル
電気泳動−実用的研究法(Gel Electroph
oresis of Nucleic^cids−A 
Practical Approach)’ (リック
ウッド(D、Rickwood)およびハメス(B、D
、lIames) 編) 、39頁(1982)を参照
されたい、溶出もまた、電気溶出、拡散、ゲル溶解(ア
ガロースゲル)または物理的押出しくアガロースゲル)
のような、用いるゲルに適切な数多くの技術を用いて成
し遂げられるであろう、さらに、溶出は高品質の低融解
温度のアガロースのようなある種のゲルでは必要ないこ
とがLこめられている。
ひとたび!IGI+遺伝子を含むフラグメントを単離し
ても、そのフラグメントをベクター内に挿入する前にさ
らなる操作が必要とされるであろう、このような抛作に
は、これらに制限されるわけではないが、リンカ−を添
加すること、またはフラグメントをプラントエンド(平
滑末端)にすることが含まれるであろう。
sGH遺伝子を単離した後、遺伝子は呈上ヱ律辷chi
a)に適合するプラスミドまたは線状の形質転換ベクタ
ーのような適切なベクター内に挿入されス プラスミドはずっと以前から組換えDNA技術で使用さ
れる基本成分の1つであった。プラスミドは微生物内に
見い出される環状の染色体外の二本鎖DNAである。プ
ラスミドは1細胞あたり1コピーまたは多コピー存在す
ることが認められている。
プラスミドDNA内には、プラスミドを再生産するため
に必要とされる情報、即ち自己複製配列または八Its
  (複製開始点は細菌の複製のために含まれるであろ
う)、が含まれている。形質転換された細胞内のプラス
ミドを表現型で選択する1つ以上の手段もまた、プラス
ミド内にコードされた情報に含まれるであろう、抗生物
質耐性または宿主の生化学的代謝経路の欠損を補足する
遺伝子のような表現型または選択マーカーは、形質転換
された宿主細胞のクローンを認知し、選択し、及び維持
することを可能にする。
−く土1−(Pichia)内で5G)l遺伝子を発現
させるためには、sGH遺伝子をピキアに適合する!J
il flff領域および3′終止配列に機能しうるよ
うに連結しなければならず、こうすることによって発現
カセットが形成され、この発現カセットかベクターの形
で宿主内に挿入されるであろう。
次の用語をここに説明の目的で定義する。
lj sc o mとはsGH遺伝子が発現した結果性
したポリペプチドを指す。
゛機能しうるように連結した”とは、成分がそれらの機
能を果たせるように配列された並び方を指す。
°“調節領域゛とは、いろいろな刺激と反応し、かつa
+HAの転写頻度に影響を与える異質(hetero−
geneous)のDNA配列を指す。
“3′終止配列°゛とは、ポリアデニル化またはステム
ループ(stem 1oop)構造を作り出す配列のよ
うにm1iN^を安定化するために機能する終止コドン
までの3′側配列を指す。
“ピキア(Pichia)適合生゛とは、e4ヱ、また
のように近接した関連に ある酵母に起源を有する調節領域および3′終止配列の
ように呈上1内で正常に機能するDIIA配列を指す。
本発明を実施するにあたって好適なのは、欧州出願第8
6114700.7号に記載され、現在では欧州特許公
報第226752号として発表されている、フレラグ(
cregg)の線状部位特異的組込みベクターのような
組込ベクターである。このようなベクターは、少なくと
も1)第一の挿入可能なDNAフラグメント;2)選択
可能なマーカー遺伝子;および3)第二の挿入可能なD
NAフラグメント;からなる。
第一および第二の挿入可能なDNAフラグメントはそれ
ぞれ少なくとも約200ヌクレオチドの長さであり、呈
上1属の種のゲノムDNAの一部分と相同なヌクレオチ
ド配列を持つ、m込みベクターのいろいろな成分は、発
現カセットおよび選択可能なマーカー遺伝子が第一の挿
入可能なDNAフラグメントの3′末端と第二の挿入可
能なDNAフラグメントの5′末端との間に位置するよ
うなDNAの線状フラグメントを形成するように連続的
に配置されている。第一および第二の挿入可能なDNA
フラグメントは、それらがピキアのゲノム内で方向付け
られているのと同様に、連続配置の線状フラグメント内
でもお互いに方向が合うように配置されている。
第一および第二の挿入可能なDNAフラグメントとして
有効なヌクレオチド配列は、ゲノムの修飾が起こるはず
の本来のピキアのゲノム部位での切り離された一部分と
相同なヌクレオチド配列である。従って、例えば、ゲノ
ムの修飾がアルコールオキシダーゼの遺伝子座で起こる
はずであるならば、使用する第一および第二の挿入可能
なDNAフラグメントはアルコールオキシダーゼ遺伝子
座より切り離された部分と相同な配列となるであろう。
本発明に従って起こるゲノムの修飾のために、2つの挿
入可能なDNAフラグメントはそれらが立ヱのゲノム内
で存在するのと同一の方向関係で線状フラグメント内に
互いに方向を合わせて配置されねばならない、第一およ
び第二の挿入可能なON八へラグメントとして使用され
うるヌクレオチド配列の代表的例は、アルコールオキシ
ダーゼn■辻遺伝子、ジヒドロキシアセトン シンター
ゼ]遺伝子、ρ40遺伝子、および国運転子からなる群
より選択されるヌクレオチド配列である0皿遺伝子、]
−遺伝子、ρ40遺伝子、およびHIS4遺伝子は欧州
公開特許出願第0183071号〔フィリップス ベト
ロレウム カンパニー(Ph−il+ips Petr
oleum Company) )の中に含まれている
第一の挿入可能なDNAフラグメントは:発現カセット
内で使用される調節領域からなる機能しうる調節領域を
含むであろう、第一の挿入可能なDNAフラグメントを
発現カセットについての調節領域として使用することは
、本発明の好適な実施態様である。第2図Cは、カセッ
トの調!ffwt域として、第一の挿入可能なDNAフ
ラグメントを利用するベクターの図を提供する。
さらに第2図Cに示すように、挿入部位(群)および3
′終止配列は第一の挿入可能なフラグメントの3′末端
に隣接した位置に配置されるであろう。
このような線状部位特異的組込みベクターの配座は、適
合する3′終止配列の追加を必要とすることなく、構造
遺伝子を挿入するために準備された部位を提供するとい
う点でも有利である。
pHILZO1ベクター内に提供されるように、第一の
挿入可能な配列と3′終止配列との間に切断部位が数多
くあるということは、ベクター内に構造遺伝子を挿入す
るために必要とされるリンカ−がより少数ですむという
利点もある。
また、宿主株を形質転換するために使用されるDNAに
は少なくとも1個の選択可能なマーカー遺伝子が含まれ
ていることが必要である。こうする耳2 ことによって、形質転換DNAを組込んだ微生物の選択
および単離が容品になる。マーカー遺伝子は形質転換さ
れた微生物の宿主が保持していない表現型特性;例えば
、形質転換されていない宿主株が特定アミノ酸合成経路
に欠損をもつ場合にその特定アミノ酸の生産能を回復さ
せること、または抗生物質耐性など;を付与する。
典型的な選択可能なマーカー遺伝子は、且土ヱイ□エエ
よ(・ ・ 8  isおよU九ムLユま立回°セレビ
シアエ(Saccharom ces cerevis
iae)からの■旦遺転子およびU組遺転子、孟ユ左旦
ま立入・立2に之ヱ盃からのインベルターゼ遺伝子u匹
鉱、大腸菌の転置成分(transposable e
leme−n t) Tn601またはTn903のG
418ホスホトランスフエラーゼ遺伝子からなる群より
選択されるであろう。
当業者は、さらに、例えば細菌性プラスミドDNAおよ
びバクテリオファージDNAなどのようなさらなるDN
A配列を、本発明の実施において用いられるベクター内
にも組込むことができることを認識している。そのよう
な配列は、これらのベクターを細菌宿主内で増輻および
保持することを可能にする。
もし第一の挿入可能なDNAフラグメントが調節領域を
含んでいないならば、機能しうる発現カセットを提供す
るためには、適切な風土ヱ適合性の調節領域が構造遺伝
子に対して機能しうるように連結するように挿入される
必要があるだろう、同様に、もし3′終止配列が発現カ
セットを完全なものにするために挿入部位に提供されて
いないならば、3′終止配列を挿入された構造遺伝子に
対して機能しうるように連結しなければならないであろ
う。
当業者は、特徴的でありかつ呈上1属との接合に使用さ
れうる調節領域を数多く知っている。典型的な風土工適
合性調節領域には、これらに限定されるわけではないが
、遣J1すLえ±ノヨ・皇y旦之ヱ盃より単離された酸
性ホスファターゼ、ガラクトキナーゼ、アルコールデヒ
ドロゲナーゼ、チトクロムC1α−交配因子およびグリ
セルアルデヒド3−リン酸デヒドロゲナーゼ;ピキア・
バス上ニスに起源を存する第一アルコールオキシダーゼ
n吠■、ジヒドロキシアセトンシンターゼ旦旦鉦) 、
p40調節領域、および■汀調節頚域などからなる群よ
り選択された酵母の調節領域が含まれる。現在のところ
、本発明の実施にあたって用いられる好適な調節領域は
、欧州公開特許出願第0183071号に開示されてい
るg、皿1、ρ40および肛旦からなる群°より選択さ
れた調M ell城のようにメタノール含有培地に反応
する能力によって特徴付けられるものである。
本発明の実施にあたって最も好適な調節領域は観■調l
!Iff領域である。
3′終止配列は上述の発現カセットまたはベクターの一
部分で利用されるであろう、3′終止配列は、遺伝子に
機能しうるように連結した場合に構造遺伝子によってコ
ード化されるメツセンジャー11FIAを終結化、ポリ
アデニル化および/または安定化するように機能するで
あろう0本発明の実施にあたって、3′終止配列の実例
となる起源の数少ない例には、これらに限定されるわけ
ではないが5.竺−。
ユ左!主立入・皇之旦之ヱ盃、バl皇スプ・困悲玉土ヱ
L、および呈上ヱの3′終止配列が含まれる。
特に好適なのは、観■遺伝子、U旦I遺伝子、p40遺
伝子および]遺伝子の3′終止配列よりなる群から選択
された遺伝子のような−ζ土1−・バ≦LLL久に起源
を有する3′終止配列である。
本発明の実施にあたっては、現在のところ第1図Bおよ
びCに示した構成をもつhlIIフラグメントのような
線状の形質転換ベクターを使用することが望ましい。
sGH遺伝子の適切なベクターへの挿入は、選ばれたベ
クターを適切な部位(群)で切断し、その結果ベクター
内に存在する5GI(遺伝子を含む少なくとも1個の発
現カセ7)を生じる、任意の適切な技術によって成し遂
げられるであろう。
sGH遺伝子の連結反応は、T4DNA リガーゼの利
用といったような任意の適切な連結反応技術によって成
し遂げられるであろう。
5GIf遺伝子およびベクターの連結反応混合物の最初
の選択、伝播およびさらなる増幅は、(連結反応混合物
を直接酵母宿主内に形質転換することも可能であるか)
混合物を太ILiのような細菌宿主に形質転換すること
によって実行するのが望ましい、fJaにとって適切な
形質転換技術はこの技術分野で熟知されている。さらに
ベクターを細菌宿主内に保持するために必要とされる選
択マーカーおよび細菌の複製開始点もまたこの技術分野
では熟知されている。
発現システム内のsGH遺伝子を含む所望のプラスミド
の単離および/または精製は、プラスミドDNAを宿主
DNAから分離するための任意の適切な手段によって成
し遂げられるであろう。
同様に、連結反応によって作り出されたベクターも伝播
の後試験して、sGI!遺伝子が存在していることなら
びにsG■遺伝子が調節領域および3′終終止列に機能
しうるように連結されていることを61認することが望
ましい、このような事柄は、これらに限定されるわけで
ばないが、エンドヌクレアーゼ消化、ゲル電気泳動、ま
たはエンドヌクレアーゼ消化−サザン バイブ!ノダイ
ゼーンゴン(SoutherllhybridizaL
ion)を含むいろいろな技術によって成し遂げられる
であろう。
プラスミドまたは線状ベクターの酵母宿主内への形質転
換は、これらに限定されるわけではないが、ヒンメン(
tljnnen)ら、ブo’i−−’  yfxユ1、
1929(1978) ;イト−(I to)  ら、
2」:ZL配ニオブ・バ −官オロジー(ム堕匹肛圏u
、」刹。
163 (1983) :フレラグ(cregg)ら、
%l、−土五立二・ ン゛・セルーー・バイオロジー(
Mol Ca1l■ユ)、ム3376(1985)  
;またはスリークリシュナ(Sree−krishna
)ら、乏ニア (Gape)、59.115(1987
)が教授する技術を含む適切な形質転換技術によって成
し遂げられるであろう0本発明の実施にあたって好適な
のは、フレラグまたはスリークリシュナの形質転換技術
である0本発明の実施にあたっでは過剰の線状ベクター
を用い、かつ多数の挿入をサザン ハイブリダイゼーシ
ョンによって選択することが望ましい。
形質転換用の酵母宿主は適切をメチロトローフピキア宿
主であればどのような宿主でも良いであろう、現在のと
ころ、好適な−ク土1〜宿主は、米国デパートメント・
オブ・アグリカルチャー・ノーザン・レジオナル・リサ
ーチ・ラボラトリ−(tl、S。
Department of Agriculture
 Northern ReglonaIResearc
h Laborator、y)に1984年8月31日
に寄託された、G5115(NRRL Y−15851
)のような栄養素要求性の旦土ヱ株である。
しかしながら、もし5tlC2またはG41Bのような
適当な抗生物質耐性マーカーを用いれば、野性型味を用
いても同じ様にうま(いくことが確認されている。
形質転換されたピキア細胞は、これらに限定されるわけ
ではないが、形質転換後(栄養素要求性細胞にとって)
必要な生化学的生産物が存在しない条件下であらかじめ
栄養素要求生細胞を培養すること、新規の表現型〔メタ
ノールスロー(meth−anol slow))を検
出することによる選択、または形質転換体に含まれる耐
性遺伝子が存在しない場合にはピキアに対して毒性を持
つ抗生物質の存在下で培養すること;を含む適切な技術
を用いることによって選択されうる。
単離した形質転換呈上ヱ細胞は、振とうフラスコ発酵ま
たは米国特許第4,414,329号が教授するような
高密度発酵技術のような適切な発酵技術によって培養さ
れる。
発現は使用した調節領域に適切な方法によって成し遂げ
られであろう、好適には、もしメタノール応答性の調節
領域が用いられていれば、発現の誘導は実施例Vに概説
した技jネiによって成し遂げられるであろう。
5GII遺伝子の発現の後、22kDおよび25kDの
蛋白質の両方の存在が、ウェスタンプロット法(Wes
−tern blot)によって検出された。 5GI
I蛋白質の総生産量は全細胞蛋白質の約1〜3%である
と概算された。 22kflの形で存在する総5Gtl
の割合は、修正ウェスタンプロット法によって定量した
ところ存在する全sGI+の約5〜20%であると概算
された。
次の実施例は限度を目的とするものではなく、本発明の
さらなる例証を提供するものである。
(実施例) 実施例に関する一般情報: 、抹 ザ・ユナイティッド・ステイク・デパートメント・オブ
・アグリカルチャー・ノーザン・レジオナル・リサーチ
・ラボラトリーズ(the LtnitedState
s Department of Agrjcultu
re NorthernRegional Re5ea
rch Laboratories)に1984年8月
31日に寄託さた呈上ヱ 1入(Pichia pa−
storis)GS115負nuがこれら実施例中で用
いられた宿主の酵母株である。
大腸菌(L劇1i)DG75圃1.ユ剋−61皿。
tl+r−1,」吐風4.  圏1■lambda [
−11or J旧07勤皿韮1江植%、旦■、圃17.
鉦匹449皿。
lambda(−) + Δ(lac−ProAB)+
(F’ 、 traD36. ProABIacl”2
6M1511  は、プラスミドDNAの伝播と同様に
プラスミド構築のために用いられた。
1・・・  六′  ・ ”nl 以下の実施例中に用いた緩衝液および溶液は以下に示す
成分を持つ。
(実施例1. pulL201の作成)pAO804プ
ラスミドは大腸菌宿主内に挿入されており、ザ・ノーザ
ン・レジオナル・リサーチ・センター・オプ・ザ・ユナ
イテインド・ステイク・デパートメント・オプ・アグリ
カルチャー(theNorLhern  llegio
nal  Re5earch  Center  or
  Lhe  Un−ited 5taLes Dep
artment of Agriculture)、ベ
オリア(Peoria)、イリノイ(Illinois
) (受入番号B−18021)より入手可能であり、
この株はザ・ノーザン・レジオナル・リサーチセンター
に1985年11月1日に寄託した。この株の生産物お
よび特徴もまた欧州特許出Jifl第263311号(
フィリップス ペトロレウム カンパニー(Ph口1i
ps Petroleum Com−pany) )に
記載されている。プラスミドpHIL201はpAO8
04を出発物質として次のようにして構築した: pA
O804(約4尾)は2分割して、25μlの高塩濃度
緩衝液(101塩化マグネシウム、50m1l トリス
塩酸 pH7,5,1mMジチオスレイトール、100
mM塩化ナトリウムおよびlonIJg/−生血清アル
ブミン)中、20単位のEcoRI制限酵素で完全に消
化した。消化は1.5時間、37°Cで行なった0次い
でこの混合物を70’Cで6分間、水浴中で加熱し、さ
らにその後氷水浴に移した。溶液中に存在するDNAは
3μlの3M酢酸ナトリウムおよび80μlの無水エタ
ノールを加えることによって沈澱させた。 DNAの沈
降は一20°Cで135分間インキエベーションするこ
とによって促進された。 DNA沈澱物は30分間、4
°Cでミクロフユージ(microfuge)内で遠心
分離することによって収集した。 DNAのペレットは
真空下で乾燥した。各々のDNAペレットを78μlの
アルカリホスファターゼ緩衝液(50IIIMトリスー
塩酸、ρ■9.0および11塩化マグネシウム)に溶解
し、0.5単位の牛の腸のアルカリホスファターゼを加
えて30分間37゛Cでインキュベーションした。さら
に0.5単位のアルカリホスファターゼを加えて30分
間37゛Cでのインキュベーションをくす返した。
こうした後反応混合物をフェノール−クロロホルム混合
物で3回、クロロホルムで2@、さらに500μ!のエ
ーテルで4回抽出した。残存エーテルは真空蒸発させた
。アリコートを収集し、そして(i11八を上述のよう
に沈澱させた。[1IIAペレントを20μlの水に溶
解し、使用するまで一20°Cに保存した。このDNA
を“ベクター”と呼ぶ。
プラスミドpacts  (約10題)は!LILLl
(20単位)およびH4ndllI C10単位)を加
え、20μ!の高塩濃度緩衝液(上記)中、37°Cで
1時間消化した。 Ba1l消化は連結反応中にρUC
l3が再生することによって住するバックグラウンドを
減少させるのに役立つ、塩化ナトリウムおよびトリスを
加えて緩衝液濃度を上述の高温状態とし、さらにEco
RI(20単位)を加えて37°Cで60分間インキュ
ベーションすることによって汎用クローニングサイトを
遊離させた。
消化後DNAは上述のようにして沈澱させた。DNA沈
澱物は20p!の水に溶解し、さらに後に使用するまで
一20°Cで保存した。このDNAを“バツセンジ+ 
−(passenger) ”と呼ぶ。
ベクターおよびパラセンジャーDNAは20p!のDN
A連結反応用緩衝液(50p!Mトリス塩酸pH7,4
,10a+M塩化マグネシウム、10mMジチオスレイ
トール、l+*M ATPおよび100g/dの牛血清
アルブミン)中、IPDNA濃度が10plg/ldに
なるようにl : 2.5(w/s)の比率で混合し、
さらに2単位のT4DN^リガーゼを加えて一晩4°C
でインキュベーシヨンした。結合させた試料の半分を用
いて大腸菌3107株をダゲルト(Dagcrt)およ
びエールリッチ(Ehrlich)の方法〔乏二ヱ剋亜
旦、 6.23(1979) )で形質転換した。数種
のアンピシリン耐性クローンが得られ、さらにそれらを
アン1°シリン、エックスギャル(X−gal)および
IPTGを含む最少培地上で試験した。
白色および青のコロニーの混合物が得られた。青のコロ
ニーはpUc18のバックグラウンドである。
このように、宿主として北107を使用すると、バンク
グラウンドのコロニーに含まれるpUc18を除去する
ことができる。数種類の白色コロニーを小規模で溶菌し
さらにに吐1−Bamtlf制限分析を行ない、その結
果pHIL201(第1図Cを参照されたい)を含むク
ローンが同定された。大規模のプラスミド調製はそのよ
うにして得られたクローンの1つから行なわれ、次の段
階(実施例■を参照されたい)で十分量のpHIL20
1を得た。
(実施例■、psG旧B旧跡2の5GII遺伝子の回収
)約0.9kbに相当する5GII遺伝子(このフラグ
メントのヌクレオチド組成を下に示す)は、psGII
IB2から肛門■消化によって遊離させた。約10gの
プラスミドpsGHIB2  (セキネ(Sekine
)ら、プロシー紅討」d」話、)旺、 4306−43
10(1985)に記載〕を37°Cで4時間、10単
位のll1nd[[を加えることによって、40μlの
生塩濃度緩衝液(10mM トリス塩酸pH7,5,1
0gM塩化マグネシウム、ldジチオスレイトール、5
0+mM塩化ナトリウムおよび4馬牛血清アルブミン)
中で消化した。消化後、8ttl(約2RのDNA)の
反応混合物を0.9zアガロースで電気泳動した。この
ような条件下では50%以上のプラスミドが肛門I[1
によって切断さていることがわかった。
ゲル電気泳動のパターンはsGH遺伝子に相当するおよ
そ0.9kbのDNAフラグメントが存在することを明
確に示していた。
psGtllB2をHindI[Iで切断した結果得ら
れた付着末端のDNAフラグメントは太服IのDNAポ
リメラーゼIのクレノー(Klenow)フラグメント
を用い次のようにしてプラントエンドにした:32pl
のl1indlll切断psGHIB2(およそ8)t
gDN^を含む)に2.5ulのdNTP混合物(それ
ぞれ2g+MずつのdATP、 dTTP。
dCTPおよびdGTPの混合物)、5尾のlO倍濃度
のニックトランスレーション用緩衝液(0,5M トリ
ス塩酸pH1,2,0,1)l硫酸マグネシウム、1s
Mジチオスレイトールおよび500.、、/d牛血清ア
ルブミン)、10plの二回蒸留水および0.5ttl
 (10単位)のDIIAポリメラーゼIのクレノーフ
ラグメントを加えて混合した0反応混合物を22“Cで
30分間インキュベーションし、さらに70℃に5分間
加熱することによって反応を終了させた。こうした後、
全試料を0.9%アガロースゲルで電気泳動し、sGH
遺伝子(およそ0.9kb)に相当するDNAフラグメ
ントを含むゲルの部分を残りのゲルから削り出し、さら
にゲル断片に存在するDNAを透析バッグ内に入れ40
0#lの5mMEIllT^(pH8,0)中へ電気溶
出した。溶出したDNAは上記の実施例Iのように、フ
ェノール−クロロホルムで抽出し、沈澱させ、洗浄し、
乾燥させ、さらに50plの二回蒸留水に溶解した。 
5GH−DNAフラグメントの収率は約1肩であった。
こうして得られたDNAフラグメントをρ[L51構築
(実施例■を参照されたい)用sGHフラグメント源と
して使用した。
ヌU口1死 開始コドン^TGおよび翻訳終止コドンTAGは第1表
中に下線で示した。小文字で示したヌクレオチドはプラ
ントエンドの5GII遺伝子フラグメントを得るために
DNAポリメラーゼIのクレノーフラグメンとを用いて
補充した部分を表わしている。
(実施例DI、 pHIL51プラスミドの作製)実施
例■記載の方法で得たpsGtllB2からのプラント
エンドのsGH遺伝子フラグメントを次のようにしてp
HIL201プラスミド(実施例■に記i3りの5pa
((プラントエンド)サイトに挿入したニブラスミドp
HIL201 (2河)は201の中塩濃度暖街液(実
施例■に記載)に溶解し、5単位のSma lを加え3
7°Cで2時間インキエベーシランすること←よって切
断した。こうした後、約200ngの消化DNAを0.
9χアガa−スゲルで電気泳動して大部分のDNAが匣
によって切断されていることを確認した。菫で消化した
プラスミドを実施例Iに記載したように牛の腸内アルカ
リホスファターゼで処理した。 5ealで切断しかつ
アルカリホスファターゼ処理したpHIL201をto
o piの水に溶解した。
連結反応を行なわせるために、Sea +で切断しかつ
アルカリホスファターゼで処理した1100nのρ旧り
を200111のプラントエンドにした5Gtl遺伝子
フラグメント(実施例■)と共に20pl$I−の連結
反応用塩緩衝液(実施例Iに記R)中で混合し、T4−
DNA リガーゼを加えて一晩4°Cで結合させた。こ
うした後、65°Cに5分間インキエベーシッンするこ
とによって連結反応を終了させた。結合した試料は前述
のように5単位の元を加え30分ij 37°Cで消化
した。連結反応後のha消化は、自己結合したpHIL
201による形質転換の妨害を減少させる。
皿で消化した連結反応混合物を用いて大腸菌DG75’
を形質転換した。数種類のアンピシリン耐性クローンが
得られ、さらにそれらをアルカリで溶菌することによっ
て分析して所望のplI1151プラスミドを含むクロ
ーンを同定した。大規模でのプラスミドの調製はそのよ
うなりローンの1つを処理し、呈上ヱ・バム上ユ久G5
115を形質転換するために用いた。
l実施例■、ピキア バストリスの形質転換)A、ベク
ターの調製 太1[1DG75’から得られた100席のプラスミド
pHIL51は勤LL[Iで部分消化した。 6.lk
bの狙■フラグメントが得られた:第2図Cを参照され
たい。
5GIIはその構造遺伝子内部に用■サイトを含むため
、完全消化を行なうとその結果11iIJ能不能かつ不
完全な組込みベクターが回収されるために完全消化を行
なうことはできない。
pHIL51の部分消化によって得られたフラグメント
をアガロースゲル電気永動にかけた。より小さいIII
Iフラグメントの混入した線状部位選択的組込み5Gl
(ベクターII!gがこの操作によって得られた。この
DNAフラグメント混合物を用いてノーザン・レジオナ
ル・リサーチ・センター・オブ・ザ・ユナイティッド・
ステイク・デパートメント・オプ・アグリカルチャーに
寄託された呈上ヱ・バム上ユ入G5115株血4−)(
寄託番号11RRL Y−15851)を形質転換した
。ヒスチジノールデヒドロゲナーゼ遺伝子を含むベクタ
ーでの形質転換がこの株のヒスチジン生合成経路の欠損
を補ない、それによってG5115形質転換細胞は旧S
゛に変わるであろう、それ故、形質転換体のスクリーニ
ングは形質転換後の細胞をヒスジン欠乏増殖環境下で培
養し、さらにこの条件下で増殖可能な細胞を回収するこ
とによって節単に成し遂げられるであろう。
B、細胞増殖 呈上ヱ・べ入玉ニス(hΩia pas旦ム酎G耐11
5(NI?RL Y−15851)を約1OI71のY
PD培地に接種し、振とうしながら30°Cで12〜2
0時間培養した。 100m1のYPD培地に種培養を
接種して00.。。が約0.001になるようにした。
培地は振とうフラスj中30°Cで約12〜20時間培
養した。培養液は0. o、。。が約0.2〜0.3(
約16〜20時間後)になった時tsoo gで5分間
、ソーパル(Sorvall)RC5Cで遠心分離を行
なうことによって集菌した。
C,スフェロプラストの調製 細胞をlローの無菌水で1回洗浄し、その後1500g
で5分間遠心分離した。(別な方法が記載されていない
場合、遠心分離は洗浄する度ごとにヱバ二止 ■競皿B
(鉢■虹I RT並並肚を用いて1500 gで5分間
行なった。)次いで細胞を10mの調製したばかりのS
EDで一回、10dの無菌の1Mソルビトールで一回洗
浄し、最後に10dのSCE lfi街液に再懸濁した
。 7.5 plの3 mg/dザイモリアーゼ(Zy
−molyase) (100,000単位/g、マイ
ルス ラボラトリ−(?l1les Laborato
rres)より得た〕を細胞溶液に加えた0次いで細胞
を30゛Cで10分間インキュベーションした− (O
Dho。の60%減少を集菌時間および濃度マーカーと
して利用した。)スフェロプラストは10I11の無菌
l11−ソルビトール中、700gで5〜lO分間遠心
分離することによって一回洗浄した。(遠心分離の時間
および速度は、スフェロプラストをペレット状にするの
に充分な遠心力をもち、スフェロプラストを遠心力で破
壊する程大きくない範囲で変えることができる。)10
−の無菌CaSを最終細胞洗浄として用い、さらに細胞
を再度700gで5〜10分間遠心分層して0.6dの
CaSに再懸濁した。
D、形質転換 G5115細胞はスリークリシュマ(Sreekris
hna)ら、グニノ(堕吐)、錦、115−125(1
987)のスフェロプラスト形質転換技術を用い、■河
の線状5GIIベクターで形質転換した。DNA試料を
12X75mの無菌ポリプロピレンチューブに(20a
7容量以下)加えた。  (DNAはTEIyI衝液の
ような適切な緩衝液中に存在すべきである* )  ;
100 plのスフェロプラストをそれぞれのDNA試
料に加え、室温で約20分間インキエベーシゴンした。
l−のPEG i液をそれぞれの試料に加え、室温で約
15分間インキュベージぢンし、さらに700gで5〜
10分間遠心分離した。 SO5(150pりをペレッ
トに加え、30分間室温でインキュベージタンした。最
後に850p/のl?Iソルビトールを加えた。
E、スフェロプラストの再生 20adの再生用寒天SDRを底部寒天層にするために
、形質転換試料が準備される少なくとも30分前にプレ
ートに注ぎ込んだ、さらに、8I!IQ分割量の再生用
寒天を、形質転換試料がSOS中に存在する期間中に1
51iの円錐形コーニングチューブに分配し45℃浴中
に置いた。 50.250または800 tt1分Sり
量の形質転換した試料を45°Cに保たれた8−分割量
の融解状態の再生用寒天に加え、さらに20mの底部寒
天固体層を備えたプレート上に注いだ、プレートを30
’Cで3〜5日間インキュベーションした。
F、形質転換体の選択 形質転換体はSDRヒスチジン欠乏培地で培養すること
によって選択した。さらに、ヒスチジン存在下で増殖し
た培養物を°“メタノール スロー(■eLhanol
 5lo−ど表現型(部位選択的組込みを示す)で選択
した0次いで、画表現型の存在を示す形n転1桑651
15細胞を培養し、さらに5GIIの生産についてアッ
セイを行なった。呈上ヱ バ久上ユX (P i c 
h i a p 鮭圏丘uG S 115 / p I
I I L 51−62はこのような方法で選択し、さ
らに1988年3月29日、ブダペスト条約(Buda
pest Treaty)に従ってザ・ノーザン・レジ
オナル・リサーチ・センター(the No−rthe
rn R+4ional Re5each Cente
r) 、ベオリア(Peoria)、イリノイ(Ill
inois)、に寄託(寄託番号NRI?L P−18
353) した。
(実施例■、sGHの発現) A、細胞培養 呈上ヱ・バ込上ユ入(肚値ia pas圏社■G511
5/pH1151−62を21の2%グリセロール含有
1?I−3培地、30°C1に接種した。このバッチの
グリセロールが完全に消費された後は、10%グリセロ
ール含有のFM−21培地を加えて連続増殖させた。連
続培養は希釈率(ダイリーシジンレート)を0.065
(保持時間−15,4時間)に維持し、細胞密度がおよ
そ50g//!(乾燥細胞型!’)になるまで行なった
反応器容量の4倍量の供給培地を発酵槽に供給した後、
発酵の連続段階を終了させた。サケの成長ホルモンの生
産は、メタノール濃度がO11〜0.8%に維持される
ように培養液容量の0,25〜0.5%のメタノールを
繰返し注入することによって誘導、維持した。試料はサ
ケの成長ホルモンを分析するために、メタノールを培養
液に加え始めてから0124、50および73時間後に
収集した。メタノール添加開始より73時間後に、細胞
を遠心分離により集菌した。およそ300gの湿潤状態
の細胞ペーストが1.5f容量の残存培養液より得られ
た。これは199g/lの湿潤細胞ペースト、またはお
よそ50g/lの乾燥細胞重量に相当し、このことは細
胞の質量が発酵のメタノール誘導段階の間にほとんど減
少しないことを示している。
B、sGHの検出 0、Dbooで5〜10111の細胞10!dを発酵槽
より得た。細胞はソーパルRT6000B冷却遠心機を
用いて5000rp−で遠心分離した。ベレットをll
l1lのブレーキング バッファーで洗浄し、上述のよ
うに遠心分離し、さらに0.5dのブレーキング バッ
ファーに再懸濁した。混合物は、η容量の酸で洗浄した
ガラスピーズ〔シグマ(Sigma) 、450 ミク
ロン)を用い、−回に2〜4分ずつ計8分間うす巻き撹
拌した。混合物は、ミクロフユージを用いて再び12.
00Orpmで5分間遠心分離して細胞砕片をベレット
状にした。得られたペレットは200μlの溶液:10
J  )リス塩酸p118.1.omM−EDTA、 
2.5χSOS 、 5%β−メルカプトエタノール、
およびo、oi%BPB (ブロモフェノールブルー)
;に再懸濁した。 sGHを検出するために、この溶液
を15%SOSポリアクリルアミドゲルにかけ、およそ
25分間走行させた。標準には精製された25kO5G
IIおよびバイオランド(Biorad)の低分子量標
準蛋白質(low molecular weight
 5tandard)を用いた。蛋白質はゲルをコマジ
ブルー(coomassie Blue)で染色するこ
とによって目に見えるようにした。全細胞蛋白質のおよ
そ1〜3%がsGHであり、かつこのsGHの5〜20
%が活性型の22kD −sGHであった。
5G11の活性型22kOおよび25k[l!の存在の
検出は、三重抗体検出法(a triple anti
body detectionprocedure) 
: 5GIlマウスMoAb/抗マウス・ヤギ^b/抗
ヤギ・ウサギAb−アルカリホスファターゼ;を用いた
修正ウェスタン法(a modified Weste
rn)によっても行なった8両方のハンドがゲル上に検
出された。
ここに提供した実施例は単に本発明の実施例を例証する
ものにすぎず、本発明の範囲または特許請求の範囲を限
定するものとしてとらえるべきではない0本発明の本質
および精神から離れることのない道理にかなった変法お
よび修正は、所望しかつ要求する特許請求の範囲内にあ
るものと期待する。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは、puc18の模式図を表わす。 第1図Bは、pAO804の模式図を表わす。 第1図Cは、p旧L201の模式図を表わす。 第2図Aは、psGIIIB2の模式図を表わす。 第2図Bは、p旧L201の模式図を表わす。 第2図Cば、pHIL51の模式図を表わす。 図面の浄書(内容に童男なし) SmiI+ FIG、  1ρ FIG、  IB 要    j ′:、       二 Flに、  IC FIG、2A 手続補正書 1.′II件の表示 平成1年特許願第122682号 3、補止をする者 事件との関係  特i′1゛出願人 名 称  フィリップスーベトロリウム・カンパニー新
大手町ビル 206区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、22kDのサケ成長ホルモン(sGH)蛋白質の改
    良された生産方法であって、 a)¥ピキア¥(¥Pichia¥)属のメチロトロー
    フ酵母株を、調節領域および3′終止配列に機能しうる
    ように連結したsGH構造遺伝子を含む¥ピキア¥適合
    の発現カセットを含む少なくとも1個のベクターで形質
    転換すること;およびそうした後に b)その結果得られた形質転換した¥ピキア¥属の酵母
    株を適切な条件下で培養して22kDのsGHを生産さ
    せること; からなる上記の方法。 2、前記ベクターがプラスミドまたは線状組込み部位特
    異的ベクターからなる群より選択される、請求項1記載
    の方法。 3、ベクターが線状組込み部位特異的ベクターである、
    請求項2記載の方法。 4、前記線状組込み部位特異的ベクターが下記成分(a
    )〜(c)の連続的配列; a)第一の挿入可能なDNAフラグメント、b)マーカ
    ー遺伝子ならびに調節領域および3′終止配列に機能し
    うるように連結したsGH構造遺伝子を含む少なくとも
    1個の¥ピキア¥適合性発現カセット、および c)第二の挿入可能なDNAフラグメント;を含み、成
    分(b)のマーカー遺伝子とカセットとの順序は入れ替
    えることができる、請求項3記載の方法。 5、第一の挿入可能なDNAフラグメントおよび第二の
    挿入可能なDNAフラグメントが¥ピキア¥・¥パスト
    リス¥(¥Pichia¥¥pastoris¥)より
    単離された遺伝子のDNA配列に起源を有し、かつ¥A
    OX1¥、p40、¥DHAS¥および¥HIS4¥を
    含む群より選択される、請求項4記載の方法。 6、前記発現カセットが、 a)¥ピキア¥・¥パストリス¥から単離した¥AOX
    1¥、p40、¥DHAS¥および¥HIS4¥;¥サ
    ッカロミセス¥・¥セレビシアエ¥(¥Sacchar
    omyces¥¥cerevisiae¥)より単離し
    た酸性ホスファターゼ、ガラクトシダーゼ、アルコール
    デヒドロゲナーゼ、チトクロムC、α−交配因子および
    グリセルアルデヒド3−リン酸デヒドロゲナーゼからな
    る群より選択され、下記成分(b)に機能しうるように
    連結した、調節領域、 b)sGHをコードし、下記成分(c)に機能しうるよ
    うに連結した、sGH構造遺伝子、 c)¥AOX1¥遺伝子、p40遺伝子、¥DHAS¥
    遺伝子、および¥HIS4¥遺伝子より単離した3′終
    止配列からなる群より選択した¥ピキア¥・¥パストリ
    ス¥由来の3′終止配列、 からなる、請求項4記載の方法。 7、前記マーカー遺伝子が¥ピキア¥・¥パストリス¥
    から単離された¥HIS4¥および¥ARG4¥、¥サ
    ッカロミセス¥・¥セレビシアエ¥から単離された¥S
    UC2¥ならびに細菌の¥Tn903¥および¥Tn6
    0¥のG418^n遺伝子からなる群より選択される、
    請求項4記載の方法。 8、前記ベクターが、 a)¥ピキア¥・¥パストリス¥から単離した約1キロ
    ベースの5′¥AOX1¥調節領域であり、下記成分(
    b)に機能しうるように連結した、第一の挿入可能なD
    NAフラグメント、 b)下記成分(b)に機能しうるように連結した、sG
    H構造遺伝子、 c)¥ピキア¥・¥パストリス¥から単離される、下記
    成分(d)に連結した¥AOX1¥の3′終止配列、d
    )¥ピキア¥・¥パストリス¥から単離した¥HIS4
    ¥であり、下記成分(e)に連結したマーカー遺伝子、
    e)約0.65キロベースの3′¥AOX1¥終止配列
    である、第二の挿入可能なDNAフラグメント、 からなる、請求項4記載の方法。 9、下記成分(a)〜(c)の連続的配列;a)第一の
    挿入可能なDHAフラグメント、b)マーカー遺伝子な
    らびに調節領域および3′終止配列に機能しうるように
    連結したsGH構造遺伝子を含む少なくとも1個のピキ
    ア適合性発現カ¥セット¥、および c)第二の挿入可能なDNAフラグメント、からなり、
    成分(b)のマーカー遺伝子とカセットとの順序を入れ
    替えることのできる、線状組込み部位特異的ベクター。 10、前記の第一の挿入可能なDNAフラグメントおよ
    び前記の第二の挿入可能なDNAフラグメントが¥ピキ
    ア¥・¥パストリス¥から単離した遺伝子のDHA配列
    に起源を有し、かつ¥AOX1¥、p40、¥DHAS
    ¥および¥HIS¥からなる群より選択される、請求項
    9記載のベクター。 11、前記発現カセットが、 a)¥ピキア¥・¥パストリス¥から単離した¥AOX
    1¥、p40、¥DHAS¥および¥HIS¥;¥サッ
    カロミセス¥・¥セレビシアエ¥から単離した酸性ホス
    ファターゼ、ガラクトシダーゼ、アルコールデヒドロゲ
    ナーゼ、チトクロムC、α−交配因子およびグリセルア
    ルデヒド3−リン酸デヒドロゲナーゼからなる群より選
    択され、下記成分(b)に機能しうるように連結した、
    調節領域、 b)sGHをコードし下記成分(c)に機能しうるよう
    に連結したsGH構造遺伝子、 c)¥ピキア¥・¥パストリス¥から単離した¥AOX
    1¥遺伝子、p40遺伝子、¥DHAS¥遺伝子および
    ¥HIS4¥遺伝子から単離した3′終止配列からなる
    群より選択した3′終止配列; からなる、請求項9記載のベクター。 12、前記マーカー遺伝子が¥ピキア¥・¥パストリス
    ¥より単離した¥HIS4¥および¥ARG4¥;¥サ
    ッカロミセス¥・¥セレビシアエ¥より単離した¥SU
    C2¥;細菌性¥Tn903¥および¥Tn601¥の
    G418^nからなる群より選択される、請求項9記載
    のベクター。 13、前記ベクターが a)¥ピキア¥・¥パストリス¥スより単離された約1
    キロベースの長さをもつ5′¥AOX1¥遺伝子の機能
    しうる調節領域であり、下記成分(b)に機能しうるよ
    うに連結した、第一の挿入可能なDNAフラグメント、
    b)下記成分(c)に機能しうるように連結したsGH
    構造遺伝子、 c)¥ピキア¥・¥パストリス¥より単離され、下記成
    分(d)に連結した¥AOX1¥の3′終止配列、d)
    ¥ピキア¥・¥パストリス¥より単離した¥HIS4¥
    であり下記成分(e)に連結したマーカー遺伝子、e)
    約0.65キロベースの3′¥AOX1¥終止配列であ
    る、第二の挿入可能なDNAフラグメント、 からなる、請求項9記載のベクター。 14、ベクターpHIL51。 15、3′終止配列に機能しうるように連結したsGH
    遺伝子に機能しうるように連結した調節領域を含む¥ピ
    キア¥適合性発現カセットを包含するベクターを形質転
    換された¥ピキア属¥のメチロトローフ酵母。 16、酵母が¥ピキア¥・¥パストリス¥である、請求
    項15記載の¥ピキア属¥のメチロトローフ酵母。 17、酵母が¥ピキア¥・¥パストリス¥GS115で
    ある、請求項16記載の¥ピキア属¥のメチロトローフ
    酵母。 18、ベクターpHIL51から切断した線状の¥Bg
    l¥II/¥Bgl¥II部位特異的組込みベクターで形質
    転換された、請求項16記載の¥ピキア¥・¥パストリ
    ス¥GS115。 19、請求項9記載のベクターで形質転換された¥ピキ
    ア¥・¥パストリス¥。 20、¥ピキア¥・¥パストリス¥GS115/pHI
    L51−62NRRL(Y−18353)。
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