JPH02302768A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH02302768A
JPH02302768A JP1124684A JP12468489A JPH02302768A JP H02302768 A JPH02302768 A JP H02302768A JP 1124684 A JP1124684 A JP 1124684A JP 12468489 A JP12468489 A JP 12468489A JP H02302768 A JPH02302768 A JP H02302768A
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JP
Japan
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developer
developing
image
carrier
development
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JP1124684A
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Akihiro Kashiwabara
昭弘 柏原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真装置、静電記録装置などの画像形成
装置に関するものであり、特に、異なる色を収容した複
数の現像ユニットを選択的に搬送袋とにて現像位置へと
移送し、マルチカラー又はフルカラー画像を得る力、ラ
ー画像形成装置に好適に具現化し得るものである。
べ噌 例えばフルカラー画像形成装置に使用されるカラー現像
装置としては、各色の現像ユニットを感光ドラムの如き
像担持体の周囲に並設した、所謂並置式現像装置に比較
して、感光ドラムと対向した所定の現像部へと各現像ユ
ニットを搬送して現像を行なわしめるようにした搬送移
動式の現像装置が、装置自体の小型化、低価格化が図れ
るという理由から現在主流となっている。
現在、斯る搬送移動式の現像装置としては、大別して2
つの方式がある。
一つは、現像ユニットを回転体の如き無端循環移動体上
に設置し、現像ユニットを回転体と共に回転移動せしめ
る無端循環タイプのものであり、他の一つは、現像ユニ
ットを一方向のみに順に移動し、現像終了後には逆方向
に戻す平面移動タイプのものである。
無端循環タイプのものは回転体と共に回転移動する現像
ユニットも又それ自体が回転され、現像剤の飛散が多く
なり、その対策は極めて困難である。これに対し、平面
移動タイプのものはこのような問題を有していない。
しかしながら、平面移動タイプの現像装置であっても、
非現像時に現像剤が各現像ユニット内に設けられた現像
スリーブの如き現像剤担持体に付着している場合には、
現像ユニットの移動の際に現像スリーブから現像剤が飛
散し1機内を汚すと共に、高品質の画像を得るのを困難
とするといった問題を有している。又、移動時に感光ド
ラム表面に接触するようなことが起これば、カブリの原
因ともなる。
このような問題を解決するために、非現像時には現像剤
を現像スリーブから剥離させるべく、金属、ゴム、或い
はプラスチックなどのブレードで現像スリーブ表面から
現像剤を掻き落す方法が提案されたが、この方法は現像
スリーブを痛めることになると共に、現像剤が劣化し、
現像剤の再利用ができないという欠点があった。
従って1本発明の目的は、現像剤の飛散、画像のカブリ
を最小限度に抑え、高品質の画像を得ることができ、し
かも構造が簡単で且つ装置全体を小型化することが可能
であり、装置価格の低廉価を促進し、特にカラー画像形
成装置として有効な画像形成装置を提供することである
上記品目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される
。要約すれば本発明は、表面に潜像が形成される像担持
体と、該像担持体上の潜像を顕像化するために該像担持
体の表面に接近して設置される少なくとも1つ以上の現
像ユニットと、該現像ユニットを担持し、前記像担持体
の表面に向って、現像作動領域における像担持体表面の
ほぼ接線方向に移動せしめる移動基台とを有した画像形
成装置において、前記各現像ユニットは、複数、の磁極
を有するマグネット手段を内包することによって現像剤
を外周面に担持しそして搬送する現像剤相持体を具備し
ており、又、前記移動基台が現像作動領域における像担
持体表面のほぼ接線方向に移動中は、前記現像剤担持体
をマグネット手段の反発磁界を形成する位置に移動して
、外周面に担持した現像剤を該現像剤担持体外周面から
剥離することを特徴とする画像形成装置である。
支ムj 次に、本発明に係る画像形成装置を図面に即して更に詳
しく説明する。
第1図は、本発明に係る画像形成装置の一実施例である
フルカラー電子写真複写機を示す。
像担持体、即ち本実施例にては1表面に電子写真用感光
層を有した感光ドラムlは矢印X方向に回転駆動される
。感光ドラム1の左側には一次帯電審2、感光ドラム1
の左斜め下方には感光ドラム表面の電位を測定する表面
電位計3、感光ドラム1の真下には複数の現像ユニット
、即ち本実施例では現像ユニットIOIM、l0IC,
101Y、101Bを積載して左右方向に移動する現像
装置100、感光ドラム1の右斜め上方には転写装置5
、感光ドラム1の概略真上には転写後に感光ドラムlの
表面に残留するトナーのドラムとの付着力を低減してク
リーニングし易くするための前除電塁6、感光ドラムl
の左斜め上方にはクリ−ニング装置7がそれぞれ配置さ
れている。
又、複写機の上方部には光学系lOが配置され、プラテ
ン8上の原稿画像を、前記−成帯電器2と表面電位計3
との間に位置した露光部9にて感光ドラムl上に投影す
るように構成される。光学系lOは任意の光学系を利用
し得るが1本実施例では、第1走査ミラー11.該第1
走査ミラー11に対し半分の速度で同方向に移動する第
2及び第3走査ミラー12及び13、結像レンズ14、
及び、B、G、Rフィルタと一体のCCD 15、レー
ザースキャナーユニット16、及び固定ミラー17.1
8から構成される。ここで、スキャナーユニッ)16は
回転多面鏡によりレーザ光を偏向する周知の装置であり
、詳細な説明は省略する。
又、上記光学系lOにて、原稿照明光源20は、第1走
査ミラー11と共に運動するように構成しである。突っ
て、第1−第3走査ミラー11.12.13によって走
査された原稿の反射光像は、レンズ14を通過後、BG
R4色分解フィルターを備えたCCD l 5により色
分解されて電気信号に変換され、この原稿情報信号がA
/D変換等の情報処理を経た後、ビデオ信号として複写
機全体を制御するマイクロプロセッサ−ユニット(以下
MPU)に送られる。MPUはこの信号をもとにレーザ
ドライバを介してレーザユニットからレーザ光を発振さ
せ、このレーザ光が感光ドラムlに0N10FFLなが
ら複写シーケンスを開始する。
更に5本実施例では、複写機の右側部には定着装こ20
及び給紙装置30が配置され、又転写ドラム5と、定着
装置20及び給紙装置30との間にはそれぞれ転写紙搬
送系25及び35がそれぞれ配設される。
上記構成において、感光ドラムlにはCCD L5によ
って色分解された色毎に帯電、露光、現像、転写、クリ
ーニングの各工程が一次帯電器2、光学系lO1現像装
置4、転写装置5及びクリーニング装N7によって施さ
れる。
現像装置1100は、後でより詳しく説明するが、移動
台120(第2図)に着脱自在に保持される現像ユニッ
)IOIM(マゼンタ現像ユニッ))、1OIC(シア
ン現像ユニット)、101Y(イエロー現像ユニット)
及びl0IB(ブラック現像ユニット)を具愉し、色分
解された各色の潜像を各対応する現像ユニットによって
顕像化する。
転写袋M5は、典型的には周面に転写材即ち転写紙Pを
把持するグリッパ5aを備えた転写ドラム5bから成る
。転写袋M5は、給紙装置30の転写紙力セラ)31又
は32から転写紙搬送系35を経て給紙された転写紙P
の先端をグリッパ5aで把持し、感光ドラムl上の各色
毎の顕画像を転写するべく回転移送せしめる。転写域に
は転写帯電器5Cが転写ドラム5の内部に配置される。
各色の顕画像、即ち、トナー画像が順次転写された転写
紙Pはグリッパ5aから解放され、分離帯電器82分離
爪8′にて転写ドラム5bから剥離される0次いで、転
写紙Pは転写紙搬送系25によって定着装2f20へと
送られる。転写紙P上のトナー画像は定着装r120に
よって転写紙上に定着され、その後転写紙はトレー23
上へと放出される。
次に1本発明に従った現像装置1100について説明す
る。第2図〜第9図を参照すると、本発明に従って構成
される現像装21100の一実施例が示される。
本実施例において、現像ユニット1101(101,l
0IC,l0IY、l0IB)は同じ構成とされ、内部
に補給される現像剤の色が相違するのみである。
第4図及び第5図を参照すると、本実施例にて現像ユニ
ットは、概略横断面形状が矩形とされる細長形状の現像
容器106を有し、現像容器lO6にはマグネット手段
、本実施例ではマグネットロール512を内蔵した現像
スリーブの如き現像剤担持体102が回転可能に支持さ
れる。現像スリーブ102はその外周面に、現像容器内
の現像剤を担持し、感光ドラム1の方へと搬送するSき
をなす。
現像スリーブ102の両端軸部には感光ドラムlとの間
に所定の間隙を確保するための突当てコロ103が設け
られる。又、現像スリーブ102の一方の軸端部には現
像スリーブ102の駆動ギア104が固着され、後述す
る駆動系列によりモータ125(第9図)の駆動力を現
像スリーブlO2に伝達する。
又、現像スリーブ102内のマグネットロール512は
、該現像スリーブの他端軸部に配置された位置決め板1
90にて、現像スリーブ102内にて適当な位置に位置
決め調整される。
現像容器108の両端部には、現像ユニットlO1を、
後述する移動基台120(第2図)に取付は位置決めす
るための支軸105F、105Rが、現像スリーブ10
2の軸線に平行に同一軸線上に設けられる。
又、現像容器106内には内部に収容した現像剤の攪拌
と搬送を行なうスクリュー(軸部のみ図示)107,1
08が設けられ、該スクリュー107.108は、現像
スリーブ102の駆動ギア104より歯車列(図示せず
)を介して駆動される。又、一方のスクリュー、本実施
例ではスクリュー107の端部は現像容器106から手
前側に突出し、後で説明するトナー補給装置と接続され
る搬送パイプ106aに内通している。搬送パイプ10
6aの上部にはトナー補給装置200と接続するための
補給口106a′が長穴状に開けである。
つまり、第6図にて理解されるように、前記搬送パイプ
106aの補給口106a′には、トナー補給装置20
0の補給パイプ202のシャッター241の補給口24
1aと係合している。従って、現像ユニッ)lotが移
動すると該ユニットの横移動に追従して、補給口241
aが現像ユニットの補給口106a”にガイドされる形
となり、補給パイプ202は揺動してトナーの常時補給
が可能になる。
斯るトナー補給装fi200の一実施例が第7図に示さ
れる。
第7図はトナー補給装置200の詳細部を省き簡略化し
た全体図を示す斜視図である。トナー補給装置200は
、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色の現像
剤を収納する容器201M、201C,201Y、20
1Bを有し、各容器から現像ユニットIOIM、l0I
C,101Y、1OIBへトナーを供給するための、ス
クリューを内蔵する補給パイプ202M−Bがトナー容
器201M−Bに揺動自在に連結されいる。
該補給パイプ202のシャー、ター241の補給口24
1aは、上述のように、現像ユニットの一部に、即ち、
補給口106a′に係合し、現像容器106ヘトナーを
供給するように構成されている。
トナー補給装置200のトナー容器、補給パイプその他
の補給装置を構成する部品は補給支板203に取り付け
られる。又、補給支板203は複写機の前側板(不図示
)に固着して設けられた支持台204に対して、支軸2
05a、205bとにより回動可能に支持されている。
コピー動作に際しては補給支板203は前側板に向かっ
て回動せられ、その回動支点と反対側の端部を前側板に
ビスなどにより固定されてセットされる。
再度、現像装置1100に戻って説明すると、前記現像
容器106の底部にはガイド足1osb、106c (
第4図、第5図を参照せよ)が形成されており、後で説
明する移動基台120に取付けられたスライドガイド1
21に摺動自在に係合するようにされる。
第2図は、現像装置tooの全体を複写機の手前、左斜
め上方よりみた斜視図である。本図では、各現像ユニy
)101は省略されている。
現像装@100は、各現像ユニット101を積載し移動
せしめる移動基台120を有し、該基台120には各現
像ユニッ)101のガイド足106b、106cに係合
し、保持するスライドガイド121 (121M、12
1C1121Y、121B)が段ビス(図示せず)によ
り、矢印A方向にスライド可能に取り付けられている。
又、基台120には、各スライドガイド121に対応し
て、奥側支板122及び前側支板123が設けられる。
奥側支板122は現像ユニット101の回動支軸105
Rと嵌合する穴122′を有し、前側支板123は現像
ユニットlotの回動支軸105Fと嵌合する穴123
′を有している。前側支板123は、現像ユニッ)10
1をスライドガイド121に沿って挿入し、回動支軸1
05Rを奥側支板122の穴122′に嵌合させた後、
回動支軸105Fと前側支板123の穴123′とを嵌
合させ、その後基台120にビス止めされる。
ここで、各色の現像ユニット毎に設けられた奥側支板1
22と前側支板123の穴122′、123′ば、感光
ドラム1の軸線に平行な同一の軸線を共有するように組
立に際しては治具等を用いて調整される。
本実施例にて、奥側支板122は、後述の駆動ギア、ク
ラッチ等を支持する駆動基板124にビス止めされ、該
駆動基板124は基台120にビス止めされる。又、基
台120にはDCモータ−125を支える支板126が
ビス止めされている。
上記移動基台120は、第3図をも参照すると理解され
るように、基台120の奥側端部にレール127を備え
おり、該レール127は複写機の底板60に固定された
後側板50に取付けられているレール支台12Bに摺動
自在に係合される。
一方、基tj l 20の前側端部には支板130を介
して、内部にベアリングを内蔵するコロ129が回転可
使に軸支されている。コロ129は底板60上を転勤可
11!とされる。
斯る構成により、移動基台]、 20は、前記底板60
及び後側板50に対して移動可歳とされる。
前記移動基台120の駆動は、底板60に適当な支持手
段(図示せず)にて取付けられているステッピングモー
タ132の駆動力を、これも又同じ前記支持手段に設け
られた歯車133.134.135から成る歯車列を介
して基台120に固着したラック131に伝達すること
により達成される。
次に、現像スリーブ102へのDCモータ125からの
駆動系列を第9図及び第10図を参照して説明する。第
9図は、第2図のD矢視方向、即ち、ラック131の正
面方向より駆動系列をながめた図であり、第10図はそ
の平面図である。
DCモータ125の出力は、その出力歯車150及び駆
動基板124に設けられたアイドラー車152へと伝達
され更には駆動基板124及び支持板155に回転軸1
54が回転自在に担持され、現像スリーブ102への駆
動伝達を0N10FFするクラッチギア153Mへと伝
達される。
又、クラッチギア153Mからの駆動力はその回転軸1
54及び出力歯車158を介して駆動基板124に取付
けられたギア157に伝達される。
一方1例えば第2図及び第4図をも合せて参照すればよ
り良く理解されるように、マゼンタ色の現像ユニットI
OIMをスライドガイド121Mに沿って挿入すると、
現像容器106の奥側の回動支板105Rが奥側支板1
22の穴122′に嵌合することにより、第10図に図
示されるように、ギア157と現像スリーブ102の駆
動ギア104とが噛合する。
他の各現像ユニット1otc、toty、i。
IBに対しても上記と同様にクラッチギア153C,1
53Y、153Bt−備えた駆動列が配設され、各駆動
列は、駆動基板124に設けられた中門ギア159によ
り連結され、前記DCモータ125から駆動力が伝達さ
れる。
更に、各現像ユニット101をスライドガイド121へ
と挿入する際に、現像スリーブ102に高電圧を印加す
るために基台120に設けられた接点部(図示せず)が
、現像ユニットlO1にも同じく設けられた接点部(図
示せず)に電気的に導通し、°現像時に現像スリーブ1
02に高電圧が印加される構成とされるが、斯る構成は
当業者には周知であるのでこれ以上詳しい説明は省略す
る。
以上の構成によって、複写機本体の電源を入れると基台
120がホームポジションにあるか否かが、第2図に図
示されるように、底板60に固着して設けられた発光素
子と受光素子より成るセンサー181と、基台120に
調整可能に設けられた遮光板80とにより検知され、基
台120がホームポジションにない時にはステッピング
モータ132が回転してセンサー181の光が遮光板1
80によりさえぎられるところまで、即ち、ホームポジ
ションに達するまで該基台120を動かす。
更に説明すると、ホームポジションは、感光ドラムlの
真下よりマゼンタ現像ユニットIOIMが、前側より見
て左側に所定の距離だけ離れたところに位置し、その位
置は遮光板180を調整することにより設定される。
次に、コピー動作を開始するためにコピーボタンを操作
すると、複写機本体の動作を制御するマイクロプロセッ
サユニッ) (MPU)から基台120を駆動するステ
ッピングモータ132のパルスジェネレータに、マゼン
タ現像ユニー/ )の現像スリーブ102が感光ドラム
lの真下にくるまで基台120を所定の速さで動かすよ
うに信号が送られる。
第4図は、移動基台120などを駆動する制御系の概略
構成図である。
モータドライバ26は移動基台120を駆動する駆動モ
ータ132の駆動と停止をMPU36の指令に基づいて
行なう、ロータリエンコーダ132aは駆動モータ13
2の移動量に応じたパルス信号を発する。勿論、駆動モ
ータ132は、上述したようにステッピングモータ(パ
ルスモータ)でもよく、この場合にはロータリエンコー
ダ132aは不要であって、駆動モータ132の回転に
応じたパルスが発生する。
駆動モータ或いはロータリエンコーダからのパルス信号
のパルス数は、駆動モータ132と同期する移動体の移
動量と比例関係にあるので、該パルス信号を移動量位置
カウンタによってカウントすれば移動基台の移動位置を
検出することができ、そのカウントデータはMPUへと
伝達される。
ホームポジションは移動基台120がホームポジション
にあるときに検出信号を発し、その信号はコンパレータ
によって2値化されてMPUへ伝達される。MPU36
は第2図におけるホームポジシ、ン位置での移動量をO
とし、この位置からの移動体の移動量を移動距離カウン
タの出力より算出する。
このようにしてMPUは移動基台120の移動量を監視
し、移動基台が所定の移動量に達したときにその移動駆
動を停止するための停止指令をモータドライバへ発した
り、或いはROMに格納されたプログラムに従って駆動
シーケンスに応じた駆動指令を発する。
又、MPUは現像器の現像動作のために各現像ユニット
の現像スリーブの駆動や該現像スリーブへのバイアス電
圧印加などの制御も行ない、駆動モータを駆動するモー
タドライバや、バイアス電圧電源を駆動する電源ドライ
バへ制御指令を出す。
ROM内には他に移動基台120などの駆動制御のため
の定数、例えば各現像ユニットを現像器にまで移動させ
るための移動基台120の移動量なども格納されている
。一方、RAMは各部の動作状態を記憶する他、I10
ポートを介して外部制御系から入力される構成色のデー
タ(最終多重転写画像を得るためにどの色の現像ユニッ
トを使用するかを示すデータ)なども格納する。
第11図は、現像ユニツ)101の感光ドラムlへの移
動脱着に際しての感光ドラム1と、現像ユニ、)101
及び現像スリーブ102の状態を時系列的に図示したも
のである。
第11図においてステップ(A)では、感光ドラムに対
し現像ユニットをセットする前の段階として、現像スリ
ーブ102上の現像部の現像剤が除去される。この現像
剤除去は現像の前段階ではいつでもよい。
ステップ(B)では、現像剤が除去された現像スリーブ
面が、移動基台120の正方向への移動と共に現像ユニ
ット持上げ手段(図示せず)の作用により、水平及び垂
直に移動し始める。現像バイアスは、この段階で印加さ
れるのが望ましい。
ステップ(C)では、現像剤が除去された現像スリーブ
面が矢印方向に更に移動し、感光ドラムと現像スリーブ
のギャップが所定の間隔になり、そこで現像スリーブ1
02が正方向に回転し、静電潜像を現像する。現像スリ
ーブ102と感光ドラムlとの所定間隔の位置出しは、
現像スリーブ102と同軸上に設けられたの突き当てコ
ロ103(5S2図)を感光ドラム又は感光ドラム相当
の部材に突き当てて行なう。
ステップ(D)では、潜像の現像が終了した後現像スリ
ーブ102を回転させたまま、現像位置から脱する。こ
のとき、現像スリーブに印加されている現像バイアスは
OFFになっている。
上記動作を、フルカラー画像形成時にはマゼンタ、シア
ン、イエロー、ブラックの各現像ユニットについて行な
わしめる。
本実施例に従えば、第5図に図示されるように、現像ス
リーブ102の内部に設けられた固定マグネットロール
512の磁極配置に関して、現像極Stは感光ドラム1
に対向し、その下流側に反発極N3、Nzが磁極される
第12図は、本実施例に従ったマグネットロール512
の磁束と角度(磁束パターン)の図である。
このような構成の磁極配置とすることにより、現像時に
は現像剤規制ブレード513(第5図)によって規制さ
れた現像剤は、現像部で現像を終えた後反発極N3.N
z間にて現像スリーブ表面への磁気的吸引力が大略ゼロ
となり現像スリーブ表面より剥離落下する。この落下し
た現像剤は反発極から重力方向において傾斜された壁面
514を伝わって現像剤搬送攪拌部材、即ちスクリュー
108へ導かれる。スクリュー108からは新たにNz
、Sz極の磁気吸引力により攪拌混合された現像剤が現
像スリーブ102に供給される0反発極によって剥離さ
れた現像剤はスクリュー108により容器内の現像剤と
混合され現像スリーブ102に供給される。
一方、非現像時、即ち、移動基台120が移動する時(
第11図ステップ(B))には、現像スリーブ102が
一定回転だけ逆方向に回転される。この時、容器内の現
像剤は反発極のためNzからN3へ受は渡すことができ
ず、しかもNZN+による磁気吸引力によってスリーブ
表面へ吸着する現像剤がないため、現像スリーブの現像
部には現像剤が存在しない状況となる。
上記説明にて、移動基台120の移動正方向とは、移動
基台120が現像領域において感光ドラム表面下流側の
略接線方向に移動している時を意味する。即ち、第11
図のステップ(A)において、現像部の現像剤除去は正
方向移動時に行なう、正方向移動時には慣性力により現
像スリーブ表面より剥離落下した現像剤が壁面514を
伝わってスクリュー108へと導かれ、容器内の現像剤
移動がスムーズになる。
仮に、負方向移動時に現像剤除去を行なうと、慣性力に
より現像剤が壁面514を上がる方向になるために、該
壁面514に現像剤が滞留し、劣化してしまうおそれが
あるだけでなく、現像容器106と現像スリーブ102
の隙間から現像剤が飛散することとなる。
以上の説明にて理解されるように、本発明によれば、第
2図において、駆動モータ132で移動基台120を駆
動し、先ずはじめにマゼンタ現像ユニッ)IOIMを現
像位置に移動させる。同時に、第11図で説明したよう
に、感光ドラムlとマゼンタの現像スリーブ102Mと
のギャップが所定の間隔になったところでモータ125
を回転させ、マゼンタのクラッチ153Mを連結させて
現像スリーブを正方向に回転させる。これにより感光ド
ラム1上の静電ffI像を現像する。
本実施例ではマゼンタ潜像の現像が終了した後、モータ
125を、マゼンタクラッチ153Mを連結させた状態
である一定量だけ逆転させ、現像スリーブ102Mを反
発極を形成する位置に逆転させる。これによってマゼン
タ現像スリーブ102Mの磁気吸引力は零となり、現像
剤を現像スリーブ102Mから剥離させる。
マゼンタ潜像の現像終了と共に移動基台120をシアン
現像位置に移動させると同時に、マゼンタ現像の場合と
同様に、感光ドラムとシアン現像スリーブ102Cのギ
ャップが所定の間隔になったところでモータ125を回
転させてシアンクラッチ153cを連結させ(これ以前
にマゼンタクラッチ153MはOFFになっている)、
現像スリーブ102cを正方向に回転させることにより
現像を行なう。
シアン現像後、マゼンタ現像と同様に次のイエロー現像
前までにイエロークラッチを連結させた状態でモータに
よりイエロー現像スリーブを一定量だけ逆転させること
により、イエロー現像スリーブの磁気吸引力を略零にし
て現像剤をスリーブから剥離させる。
最後の黒色の現像も同様に行なわれ、黒の現像剤を黒現
像スリーブから剥離させた後、駆動子−タ132を逆転
させて移動基台120をホームポジションに戻す。
この実施例では現像時以外には現像剤は現像スリーブか
ら剥離されているため、現像剤飛散、画像カブリはもと
より機内飛散をも有効に防止し得る。
上記実施例にて各現像ユニツ)101を感光ドラムlの
方へと持上げるには、例えば移動基台120の移動と同
期して作用するカムを底板に設け、このカムにより現像
ユニットを感光ドラムの方向へと持ち上げるようにして
もよく、又ラックとビニオン機構などの当業者には周知
の種々の手段を使用することができる。
本発明の別の実施例がt513図に示される。
第13図では、第11図で示した実施例と同様に、ステ
ップ(A)では現像スリーブ上の現像部の現像剤を除去
する。ステップ(B)では、現像バイアスONとする。
ステップ(C)では、静電潜像を現像する。ステップ(
D)では、現像終了後現像バイアスをOFFにする。
本実施例は、第11図で示した実施例とは、各現像ユニ
ットが異なる色の現像を行なうために水平移動を行なう
際に、感光ドラムと現像スリーブとを所定の間隔にする
ために持上げ手段などを使用して垂直移動を行なわしめ
ない構成となっている点で相違する。。
即ち、第13図に示す実施例では1図示されるように、
感光ドラム1と現像スリーブlO2とは所定の間隔dに
なるように現像ユニy)群を移動基台120に位置決め
し、そして穂立ちさせることにより、ステップ(C)位
置で現像を行なうものである。
本実施例の構成は、現像ユニット群を垂直に移動させる
必要がないために、機械の構造が簡単で安価になる。
現像スリーブを反発極を形成する位置に回転させて磁気
吸引力を略零にして現像剤を該現像スリーブから剥離さ
せる動作は、複数の現像が終了し、移動基台がホームポ
ジションに移動させる間に行なうこともできるし、又、
1つの現像が終了し、移動基台が次の色の現像を開始す
る地点へ移動させる間に行なうことも肩山である。
尚、上記各実施例では、フルカラー電子写真複写機を例
にとって説明したが1本発明は、現像ユニットを1つ以
上備えたモノカラーの複写機にも適用できることは当然
である。
先乱立皇】 以上の如くに構成される本発明に係る画像形成装置は、
簡単な構成で阜現像時の現像剤飛散、画像カブリの問題
を解決できるだけでなく、現像剤の搬送もスムーズに行
なうことができ、従って現像剤の劣化を防ぎ、且つ現像
容器と現像スリーブの如き現像剤担持体との間の現像剤
飛散も防止することができるという効果を有する。
又1本発明によれば、一連の現像サイクル、つまりホー
ムポジションから出発して、複数の現像を行ない、そし
てホームポジションに戻るサイクルの間で現像剤を現像
剤担持体から剥離させているため、現像剤剥離動作を行
なうことによりプロダクティビイティが低下するという
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す
カラー電子写真複写機の断面図である。 第2図は、本発明に従って構成される現像装置の斜視図
であり、各現像ユニットは省略されている。 第3図は、第2図の矢印B方向より見た正面図である。 第4図は、現像ユニットの斜視図である。 第5図は、現像ユニットの横断面図である。 第6図は、現像ユニットとトナー補給装置との連結構造
を示す斜視図である。 第7図は、トナー補給装置の斜視図である。 第8図は、現像スリーブの駆動系を示す正面図で、第2
図の矢印り方向から見た図である。 第9図は、現像スリーブの駆動系の平面図である。 第10図は、移動基台、現像スリーブなどの駆動制御系
を示す概略構成図である。 第11図は、現像ユニットの感光ドラムに対する移動状
態を時系列的 に示 す説明図である。 PtSi2図は、現像スリーブに内包されたマグネット
ロールの磁極配置及び強度を説明するグラフである。 第13図は、現像ユニットの感光ドラムに対する他の実
施例による移動状態を時系列的 に示す説明図である。 1:像担持体 100二現像装置 101:現像ユニット 102:現像スリーブ 120:移動基台 125:現像スリーブ駆動モータ 132:移動基台駆動モータ 512:マグネットロール 第3図 106b      106c 第9図 第10図 第□ 11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)表面に潜像が形成される像担持体と、該像担持体上
    の潜像を顕像化するために該像担持体の表面に接近して
    設置される少なくとも1つ以上の現像ユニットと、該現
    像ユニットを担持し、前記像担持体の表面に向って、現
    像作動領域における像担持体表面のほぼ接線方向に移動
    せしめる移動基台とを有した画像形成装置において、前
    記各現像ユニットは、複数の磁極を有するマグネット手
    段を内包することによって現像剤を外周面に担持しそし
    て搬送する現像剤担持体を具備しており、又、前記移動
    基台が現像作動領域における像担持体表面のほぼ接線方
    向に移動中は、前記現像剤担持体をマグネット手段の反
    発磁界を形成する位置に移動して、外周面に担持した現
    像剤を該現像剤担持体外周面から剥離することを特徴と
    する画像形成装置。 2)現像剤担持体外周面からの現像剤剥離動作は、各現
    像ユニットの現像動作が終了し、移動基台がホームポジ
    ションに戻る間に行なわれる請求項1記載の画像形成装
    置。 3)現像剤担持体外周面からの現像剤剥離動作は、一つ
    の現像ユニットの現像動作が終了し、移動基台が次の現
    像ユニットを現像位置へと移動させる間に行なわれる請
    求項1記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03118567A (ja) * 1989-09-29 1991-05-21 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
US5453822A (en) * 1992-05-15 1995-09-26 Hitachi Koki Co., Ltd. Optional side multi-toner image forming apparatus using intermediate transfer member
US5473422A (en) * 1993-11-12 1995-12-05 Hitachi Koki Co., Ltd. Color image forming device
JP2009175674A (ja) * 2007-12-26 2009-08-06 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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