JPH02302245A - 傾斜磁場コイル - Google Patents
傾斜磁場コイルInfo
- Publication number
- JPH02302245A JPH02302245A JP1121546A JP12154689A JPH02302245A JP H02302245 A JPH02302245 A JP H02302245A JP 1121546 A JP1121546 A JP 1121546A JP 12154689 A JP12154689 A JP 12154689A JP H02302245 A JPH02302245 A JP H02302245A
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- Japan
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- coil
- isolator
- magnetic field
- gradient magnetic
- bobbin
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、MRイメージング装置に係り、特に画像の位
置情報を抽出するために重要なユニットである傾斜磁場
コイルに好適な、振動及び騒音を低下させる構造に関す
る。
置情報を抽出するために重要なユニットである傾斜磁場
コイルに好適な、振動及び騒音を低下させる構造に関す
る。
従来装置の傾斜磁場コイルは合成樹脂製、特にFRP製
の巻芯にx、y、zコイルを重ねて巻き、それを金属ま
たは合成樹脂製のコイル固定板で支えていたが、この方
式では完全にコイルの振動を押え込むことができず、大
きな騒音を発生していた。また、特願昭60−2477
97号記載の傾斜磁場コイルは、本件と同様に剛性は高
くなるので振動及び騒音は低下するが、モールドする樹
脂としてエポキシ樹脂を用いていることにより、振動に
よるクラック発生の危険性や経年変化の問題等が配慮さ
れていなかった。
の巻芯にx、y、zコイルを重ねて巻き、それを金属ま
たは合成樹脂製のコイル固定板で支えていたが、この方
式では完全にコイルの振動を押え込むことができず、大
きな騒音を発生していた。また、特願昭60−2477
97号記載の傾斜磁場コイルは、本件と同様に剛性は高
くなるので振動及び騒音は低下するが、モールドする樹
脂としてエポキシ樹脂を用いていることにより、振動に
よるクラック発生の危険性や経年変化の問題等が配慮さ
れていなかった。
本発明の目的は、傾斜磁場コイル系の巻芯の剛性をあげ
、機械的エネルギーの消滅能力を増すことにより振動及
び騒音を低減すると共に、経年的な破損やコイルの振動
伝達を制止し、安価で安全性の高い傾斜磁場コイルを提
供することにある。
、機械的エネルギーの消滅能力を増すことにより振動及
び騒音を低減すると共に、経年的な破損やコイルの振動
伝達を制止し、安価で安全性の高い傾斜磁場コイルを提
供することにある。
上記目的は、巻芯である円筒管を吸収性の高い力学的に
も強い材料(アイソレータ)を全面コーティングするか
、又は全面に貼りつけ固着することにより達成される。
も強い材料(アイソレータ)を全面コーティングするか
、又は全面に貼りつけ固着することにより達成される。
更にコイルをモールドする材料としてエラストマー系の
材料のアイソレータを使用することにより、振動及び騒
音が小さく安全性の高い傾斜磁場コイルが達成される。
材料のアイソレータを使用することにより、振動及び騒
音が小さく安全性の高い傾斜磁場コイルが達成される。
〔作用〕
傾斜磁場コイルはその性能上、xYZのコイルを支持す
る為に巻芯(例えばFRP製ボビン)を使用しており、
コイルにパルス状の電流を流して磁場を発生させる時、
このコイルの振動に伴って巻芯が振動し騒音を出すもの
である。このため、この巻芯の振動を効果的に制止すれ
ば騒音は低減できるわけで、このコイルの巻芯に吸収性
の高い力学的にも強い材料(アイソレータ)が全面コー
ティング、又は全面に密着固定して貼りつけであるので
1巻芯の振動が伝播されて音となる前に振動エネルギー
が熱エネルギーに変換され減衰、消滅する。又、アイソ
レータを全面コーティングしであるので巻芯の剛性も上
り、体積も大きくなることによっても振動を抑制するこ
とができる。更にこの傾斜磁場コイルの外周を剛性の高
い非導電材質の円筒で囲み、この内側と外側の円筒の間
の空間に減衰特性の高いアイソレータ、例えばエラスト
マー系の材料を充填したことにより、コイルの金具固定
をやめると共に、そのダンピング効果で振動を隔離した
ものである。つまりコイルがパルス電流によって振動す
るのを、エラストマー系の材料によるアイソレーターで
ショック防止するようにしたものである。
る為に巻芯(例えばFRP製ボビン)を使用しており、
コイルにパルス状の電流を流して磁場を発生させる時、
このコイルの振動に伴って巻芯が振動し騒音を出すもの
である。このため、この巻芯の振動を効果的に制止すれ
ば騒音は低減できるわけで、このコイルの巻芯に吸収性
の高い力学的にも強い材料(アイソレータ)が全面コー
ティング、又は全面に密着固定して貼りつけであるので
1巻芯の振動が伝播されて音となる前に振動エネルギー
が熱エネルギーに変換され減衰、消滅する。又、アイソ
レータを全面コーティングしであるので巻芯の剛性も上
り、体積も大きくなることによっても振動を抑制するこ
とができる。更にこの傾斜磁場コイルの外周を剛性の高
い非導電材質の円筒で囲み、この内側と外側の円筒の間
の空間に減衰特性の高いアイソレータ、例えばエラスト
マー系の材料を充填したことにより、コイルの金具固定
をやめると共に、そのダンピング効果で振動を隔離した
ものである。つまりコイルがパルス電流によって振動す
るのを、エラストマー系の材料によるアイソレーターで
ショック防止するようにしたものである。
また、アイソレーターとしては、その伝達性が低いもの
であれば減衰効果は大きく、エラストマー系の材料を使
用することによりブチル系のゴム材料を使うより10倍
以上の効果で振動を低減することができる。
であれば減衰効果は大きく、エラストマー系の材料を使
用することによりブチル系のゴム材料を使うより10倍
以上の効果で振動を低減することができる。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図により説明す
る。傾斜磁場コイルは画像の位置情報を取得するために
重要なユニットで、x、y、zの3軸について各々直線
的に一様な強度変化を持たせた磁界を発生する。構成は
4つの鞍型コイルを配し、その鞍型の中心をxZ平面上
に置いたXコイル1とXコイルの向きを90″変えたX
コイル2、Z方向に対向する磁界を発生する円筒型コイ
ルを2つ配する2コイル3によっている。
る。傾斜磁場コイルは画像の位置情報を取得するために
重要なユニットで、x、y、zの3軸について各々直線
的に一様な強度変化を持たせた磁界を発生する。構成は
4つの鞍型コイルを配し、その鞍型の中心をxZ平面上
に置いたXコイル1とXコイルの向きを90″変えたX
コイル2、Z方向に対向する磁界を発生する円筒型コイ
ルを2つ配する2コイル3によっている。
従来は第1図のように、これらのコイルの巻芯としてF
RP製のボビン4と金属又は合成樹脂製のコイル固定板
5でコイルを支えていた。しかし、この方式ではまだボ
ビン材質の剛性が弱く、ボビンの厚みを増す等しなけれ
ば振動の抑制力が弱くなり、高価な物となっていた。ま
たコイルにパルス電流が流れるとコイルが振動し、その
コイルを固定しているボビンを振動させるため、ボビン
自身が共鳴筒となり、その中にいる被検者にかなりの振
動、騒音による悪影響を与え、問題となっていた。
RP製のボビン4と金属又は合成樹脂製のコイル固定板
5でコイルを支えていた。しかし、この方式ではまだボ
ビン材質の剛性が弱く、ボビンの厚みを増す等しなけれ
ば振動の抑制力が弱くなり、高価な物となっていた。ま
たコイルにパルス電流が流れるとコイルが振動し、その
コイルを固定しているボビンを振動させるため、ボビン
自身が共鳴筒となり、その中にいる被検者にかなりの振
動、騒音による悪影響を与え、問題となっていた。
第2図は本発明による傾斜磁場コイルの断面を示す概略
図である。ボビン4を吸収性の高い、力学的にも強い材
料であるアイソレータ6で全面を包むようにコーティン
グし、ボビン4をサンドイッチするように構成して、そ
の上にX、Y、Zコイルを重ね合せて巻きつけるように
構成している。
図である。ボビン4を吸収性の高い、力学的にも強い材
料であるアイソレータ6で全面を包むようにコーティン
グし、ボビン4をサンドイッチするように構成して、そ
の上にX、Y、Zコイルを重ね合せて巻きつけるように
構成している。
またアイソレータ6には減衰性能の高いエラストマー系
の材料を使用している。これによるとコイル1〜3がパ
ルス電流によって振動しても、その振動は取付面のアイ
ソレータ6によって、スプリング効果と吸収効果を得て
ショック防止され、またそれでも伝わった振動は更にボ
ビン4を振動させようとするが、その振動の機械的エネ
ルギーはコーティングされたアイソレータ6により拘束
を受け、ずり変形(セン断変形)を与えると共に熱エネ
ルギーに変換され減衰したり、アイソレータ6自身の変
形に伴うエネルギー吸収で減衰するので、振動及び騒音
を十分低減できる。
の材料を使用している。これによるとコイル1〜3がパ
ルス電流によって振動しても、その振動は取付面のアイ
ソレータ6によって、スプリング効果と吸収効果を得て
ショック防止され、またそれでも伝わった振動は更にボ
ビン4を振動させようとするが、その振動の機械的エネ
ルギーはコーティングされたアイソレータ6により拘束
を受け、ずり変形(セン断変形)を与えると共に熱エネ
ルギーに変換され減衰したり、アイソレータ6自身の変
形に伴うエネルギー吸収で減衰するので、振動及び騒音
を十分低減できる。
また第3図では、コイル1〜3がコイル固定板5によっ
てボビン4に局部的に固定されているため、コイル1〜
3が部分的にしか押えられていない点及び、コイル1〜
3の振動がコイル固定板5よりボビン4に伝わる可能性
のある点を考慮し。
てボビン4に局部的に固定されているため、コイル1〜
3が部分的にしか押えられていない点及び、コイル1〜
3の振動がコイル固定板5よりボビン4に伝わる可能性
のある点を考慮し。
コイル固定板5を使用せず、x、y、zコイルを重ね巻
きした後、コイルの外周を別の剛性ある円筒管(FRP
製ボビン)7で囲み、内側と外側の円筒の間をエラスト
マー系の材料のアイソレータB8を充填してコイル1〜
3の位置固定と、コイル1〜3自身の振動もダンピング
効果で防止しようとするもので、この方法によれば、さ
らに傾斜磁場コイルの剛性と体積が増すため、第2図の
効果と合せ振動及び騒音が低減される。また、ニジスト
マー系のアイソレータは柔軟性を持っているため、クラ
ックが発生しにくく、振動の緩衝を増大させる働きを持
つため安全面でも改善される。
きした後、コイルの外周を別の剛性ある円筒管(FRP
製ボビン)7で囲み、内側と外側の円筒の間をエラスト
マー系の材料のアイソレータB8を充填してコイル1〜
3の位置固定と、コイル1〜3自身の振動もダンピング
効果で防止しようとするもので、この方法によれば、さ
らに傾斜磁場コイルの剛性と体積が増すため、第2図の
効果と合せ振動及び騒音が低減される。また、ニジスト
マー系のアイソレータは柔軟性を持っているため、クラ
ックが発生しにくく、振動の緩衝を増大させる働きを持
つため安全面でも改善される。
第1図は傾斜磁場コイルの説明図、第2図、第3図は本
発明による実施例の傾斜磁場コイルの断面を示す概略図
である。 1・・・Xコイル、2−Yコイル、3・・・Zコイル、
4・・・ボビン、5・・・コイル固定板、6・・・アイ
ソレータ、杢1図 期2図 嵩3目
発明による実施例の傾斜磁場コイルの断面を示す概略図
である。 1・・・Xコイル、2−Yコイル、3・・・Zコイル、
4・・・ボビン、5・・・コイル固定板、6・・・アイ
ソレータ、杢1図 期2図 嵩3目
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、核磁気共鳴現象を用いた生体の断層像を得る診断装
置にあつて、画像位置情報を得るために必要なXYZ3
軸について一様な傾斜磁界を発生するコイルにおいて、
コイルを支持する巻芯(例えばFRP製ボビン)を吸収
性の高い、力学的にも強い材料(アイソレータ)で全面
コーティングするか、又は全面に貼りつけ(取付け)、
固着することによつて、振動及び騒音を抑制したことを
特徴とする傾斜磁場コイル。 2、特許請求範囲第1項記載の傾斜磁場発生コイルにお
いて、コイルの外周を剛性の高い非導電材質の円筒で囲
むと共に、内側と外側の円筒の間の空間に減衰性能の高
い材料でできたアイソレータを充填し、そのダンピング
効果によりコイル自身の振動及び騒音を抑制したことを
特徴とする傾斜磁場コイル。 3、特許請求範囲第1項記載の傾斜磁界発生コイルにお
いて、アイソレータ(吸収材)を減衰性能の高いエラス
トマー系の材料としたことを特徴とする傾斜磁場コイル
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1121546A JPH02302245A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 傾斜磁場コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1121546A JPH02302245A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 傾斜磁場コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02302245A true JPH02302245A (ja) | 1990-12-14 |
Family
ID=14813927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1121546A Pending JPH02302245A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 傾斜磁場コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02302245A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012024585A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | General Electric Co <Ge> | 音響減衰させた傾斜コイル |
JP2016086994A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社東芝 | 傾斜磁場コイル及び磁気共鳴イメージング装置 |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP1121546A patent/JPH02302245A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012024585A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | General Electric Co <Ge> | 音響減衰させた傾斜コイル |
JP2016086994A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社東芝 | 傾斜磁場コイル及び磁気共鳴イメージング装置 |
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