JPH02301669A - エンジンの点火時期制御装置 - Google Patents

エンジンの点火時期制御装置

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JPH02301669A
JPH02301669A JP1123769A JP12376989A JPH02301669A JP H02301669 A JPH02301669 A JP H02301669A JP 1123769 A JP1123769 A JP 1123769A JP 12376989 A JP12376989 A JP 12376989A JP H02301669 A JPH02301669 A JP H02301669A
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JP
Japan
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ignition timing
alcohol
value
detection means
engine
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JP1123769A
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English (en)
Inventor
Hisashi Mitsumoto
久司 光本
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/524,313 priority patent/US5014670A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/1502Digital data processing using one central computing unit
    • F02P5/151Digital data processing using one central computing unit with means for compensating the variation of the characteristics of the engine or of a sensor, e.g. by ageing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの点火時期制御装置に係り、詳しく
は、ガソリンに任意のアルコールを混合した燃料を使用
するエンジンの点火時期制御装置に関する。
(従来の技術) ガソリンを使用するエンジンに対する点火時期制御に各
種のものが提案されている。その主な内容は2つで、そ
の1つは筒内圧が最大となるクランク角位置(θpma
x :以下、適宜筒内圧最大角度という)が機関の発生
トルクを最大にする一定位置(ATDCIOoないし2
0°)にくるように点火時期を制御(MBT制御)する
もの、他の1つは筒内圧信号から機関のノンキング信号
を取り出し、ノッキングレベルが所定値より大きくなっ
た時に遅角側に点火時期を制御(ノッキング制御)する
ものである。
また、これら両者の組み合わせられたもの、あるいは多
気筒機関に対するMBT制御に工夫を凝らしたものなど
がある。後者について説明すると(特開昭61−144
79号公報参照)、これはθpmaχの平均値を採用す
る場合の問題を解消するために考案されたもので、予め
試験等で調べた耐ノツク性が相対的に高い状態にある気
筒の圧力信号にて点火時期制御を開始し、当該気筒でノ
ンキングが発生してMBT制御が不可能となったら、や
はり耐ノツク性が相対的に高い状態にある気筒の圧力信
号を選択させる点に特徴を有し、この手法によればノン
キングの生じていない気筒では確実にMBTに制御され
るので、ノッキングが生じていないのに平均値(MBT
よりいくらかずれた値となる)が採用される場合に比べ
て燃費率が良くなり、しかも制御が簡素化される。
例えば、各気筒について逐次検出したθpIlaχのう
ち最新の4気筒分について平均値を計算し、その平均値
に基づいて各気筒共通の点火時期を演算するのでは、ノ
ンキングを生じた気筒の点火時期によってノンキングを
生じていない気筒の点火時期が不必要に遅角されてしま
うのである。
ところで、このような装置はガソリン(特定の燃料)を
使用するエンジンを対象としているため、ガソリンにア
ルコール(異種燃料)が混合されたガソリン(以下、単
に「アルコール混合ガソリン」という)が使用されると
、燃料性状の相違によりアルコール混合ガソリンに対し
ては最適点火時期から大きくずれる場合が生ずる。
例えば、第9図はガソリンのみ、アルコールのみの単一
燃料のそれぞれに対する最適点火時期の負荷特性の一例
で、アルコール(破線)では低負荷時に初期燃焼が速い
ためガソリン(実線)の場合より遅れた点火時期が最適
となる。これに対して、高負荷時にはガソリンの場合ノ
ッキングが発生しやすくなるため最適点火時期が大きく
遅角された位置にくるが、アルコールでは耐ノツク性が
高いため、殆んど遅らせる必要がない。したがって、低
負荷域と高負荷域とで負荷特性が逆転している。
一方、第10図は両燃料に対する最適点火時期の回転数
特性の一例で、アルコール(破線)では低回転時にガソ
リン(実線)の場合よりもかなり進角させることができ
る。これに対して、回転が増すほどガソリンの場合もノ
ッキングを生じにくくなるので、徐々に進角が可能とな
る。この結果、この場合も高回転時には特性が逆転して
いる。
なお、第9図はエンジン回転数一定(101000rp
、第10図は負荷一定(スロットル全開、ただしターボ
チャージャは備えられていない)の例であり、図中のA
は11000rpかつスロットル全開時に対応する。
ここで、従来装置においても、定常時であればガソリン
に対する点火時期特性を用いてアルコールやアルコール
混合ガソリンに最適な点火時期に制御することが可能で
ある。これらの燃料が使用されると、当初はガソリンと
の相違に相当するだけのずれが生じるものの、このずれ
はフィードバック制御系を構成することでやがては解消
されるからである。
しかしながら、過渡時においては事態が相違する。例え
ば、ガソリンに対する最適点火時期を基本点火時期とし
てメモリに記憶している場合にアルコールが使用された
状態を考えると、第9図に示す特性によれば高負荷時の
点火時期からかなり大きく (5°ないし10°)遅角
側にずれていることになる。したがって、低負荷よりス
ロ・ソトルを全開まで急に踏み込んだ直後は応答遅れに
より点火時期が最適点から大きく遅角されたままで制御
されるため、無駄に燃料が消費され出力が十分に引き出
されない。同様にして、スロ・ノトルを全開より急に戻
した場合には、今度は最適点火時期から大きく遅角され
たまま制御が行われるので、過進角となりノッキングが
生ずることも有り得る。
そこで、燃料性状を検出するセンサを設け、検出した燃
料性状に対応して基本点火時期そのものを切り換えて使
用することにより応答遅れに対処する手法も提案されて
いる(例えば、特開昭61−85578号公報等)。
しかしながら、この手法をアルコール混合ガソリンにつ
いて適用すると膨大なメモリ量が要求されることになる
。これは、特開昭61−85578号公報のように高オ
クタン価のガソリンと通常のガソリンとを判定し点火時
期特性を切り換えるものと相違して、アルコール混合ガ
ソリンの場合には点火時期特性の変化幅が大きく、この
ため数多くの特性を切り換えて使う必要があるからであ
る。
したがって、アルコール混合ガソリンに対しては、過渡
時にあっても最適点火時期から大きなずれを招かない装
置が望まれることになる。
そこで本発明の出願人はかかる不具合を解消する装置を
先に提案している(実開昭62−171198号参照)
。この先願に係る装置は本願発明に共通する部分もある
ので、第11〜14図に基づき詳細に説明する。第11
図は先願装置の制御系のブロック図であり、第11図に
おいて、1はエンジン負荷(例えば吸入空気量Qa)を
検出するセンサであり、2はエンジン回転数Nを検出す
るセンサである。エンジン回転数センサ2はクランク角
センサ(図示路)から出力される単位クランク角毎の信
号(PO3信号)とクランク角の基準位置(例えば圧縮
上死点前の所定位置)毎の信号(REF信号)のうちP
O8信号を計数することでエンジン回転数Nが計測され
ろ。QaとNはともに運転状態の主パラメータとなる。
3は燃焼状態検出センサであり、燃焼状態検出センサ3
では点火プラグの座金部に装着される座金型筒内圧セン
サ等により出力される筒内圧信号をノッキング処理回路
および筒内検出回路にてそれぞれノッキング信号SIと
筒内圧信号S2に波形整形され、コントロールユニット
5に入力される。
4はアルコールセンサであり、アルコールセンサ4は燃
料配管を流れるアルコール混合燃料のアルコール混合割
合(アルコール濃度に対応)を検出し、その具体例とし
ては例えば特開昭56−98540号公報に記載のもの
が用いられる。このアルコールセンサ4はアルコール混
合燃料が通過する際の静電容量の変化からアルコール混
合割合を検出する。
コントロールユニット5にはセンサ類からの各種の信号
が入力されており、コントロールユニット5はその機能
毎に基本点火時期算出部6、フィードバック補正量算出
部7、点火時期補正量算出部8および最終点火時期設定
部9により構成される。基本点火時期算出部6は負荷セ
ンサ1およびエンジン回転数センサ2より出力される吸
入空気量Qaおよびエンジン回転数Nに基づいて基本点
火時期BASEを算出し、最終点火時期設定部9に出力
する。フィードバック補正量算出部7は燃焼状態検出セ
ンサ3より出力されるノンキング信号S、および筒内圧
信号S2に基づいて点火時期のフィードバック補正量Δ
2を算出し、最終点火時期設定部9に出力する。点火時
期補正量算出部8はアルコールセンサ4より出力される
アルコール含有率Rに基づいて点火時期の補正量Δ1を
算出し、最終点火時期設定部9に出力する。最終点火時
期設定部9は入力されるBASE、Δ、およびΔ2に基
づいて最終点火時期ADVを設定し、ADVを点火装置
10に出力する。点火装置lOでは点火信号ADVに基
づいて所定の点火タイミングで混合気に点火する。
第12図は点火時期設定プログラムで、この例では基本
点火進角値(B A S E)と点火時期について2つ
の補正量(Δ1とΔ2)の和から最終的な点火進角値(
ADV)が決定される(ステップP6)。
ADV=BASE+Δ1 +Δ2 ここに、点火進角値の値には、圧縮上死点のクランク角
を表す数値が採用される。したがって、Δ1またはΔ2
の値が正である場合に点火時期は進角され、この逆に負
であれば遅角されることになる。
BASEはアルコールの混合されないガソリンに対する
最適点火時期を定めるもので、運転条件(NとTp)を
パラメータとするテーブルから読み出される(ステップ
P+ 、Pg 、P4 )。ここに、この例がアルコー
ル混合ガソリンに対して構成されるからといって、BA
SEを得るために新たなマツチングを行う必要はなく、
従来よりガソリンに対して使用されているBASEがそ
のまま使用できる。
なお、基本パルス幅Tp (=KXQa/N、ただしK
は空燃比の値を定める定数)はエンジン負荷相”当量で
、同時に燃料噴射制御における基本値でもある(ステッ
プpz)。
次に、Δ1はアルコール含有率Rに応じた点火時期の補
正量で、これはさらに運転条件をも考慮して定められる
Rの値が定まることは、例えば第9図と第10図におい
て破線の位置が定まることを意味するだけで、負荷や回
転数が相違すると実線とのずれ量(補正量)も相違する
ので、ずれ量まで特定するにはそのときの負荷が回転数
に応じてもRの値を定める必要があるからである。ただ
し、ここでの“破線”は含有率Rのアルコール混合ガソ
リンに対する特性であるものとする。
そこで、この例では第9図と第10図に示す特性からそ
れぞれ得られる補正量Δ、2とΔ、の和でΔ。
を求めるものとする。
まず、第9図から得られる補正量Δ1□は、第9図にお
いてガソリンに対する特性(実線)をアルコール混合ガ
ソリンに対する特性(破線)に変換するための値で、Δ
、2には実線と破線の差に相当する値が負荷を変数とし
て選択される。例えば、2つの曲線が交わる点より左側
では点火時期を遅角させる必要があるからΔ、tの値は
負とされ、かつ低負荷になるほどその値は大きくされる
。これとは逆に交点より右側では進角させるため正の値
とされ、高負荷になるほど大きくされる。
また、第9図の破線の位置はRの値が異なるとともに移
動し、したがってRが変化するとΔ、2の値も変化する
。このことは、同図において紙面に直交する向きにRを
変数とする軸があることを意味し、この結果、第9図よ
り得られるところは負荷とRをパラメータとしてΔ1□
が定められるということである。
第13図はこうして得られるΔ、2の特性で、曲線の傾
きはRの増大とともに大きくなっている。
同様にして、第10図から得られる補正量Δ11は回転
数NとRをパラメータとして決定され、その特性は第1
4図に示す特性となる。ただし、第10図では第9図と
相違して2つの曲線の相対位置が逆であるため、第14
図に示す曲線の傾きも第13図と逆になっている。
なお、第13図と第14図においてR=O%の場合がガ
ソリンのみの燃料に対する補正量(すなわち零)を、こ
れに対してR=100%の場合がアルコールのみの燃料
に対する補正量を与える。したがって、未知のアルコー
ル含有率の燃料が使用されようと、アルコール含有率が
推定され、そのアルコール含有率とそのときの運転条件
とからΔ11とΔ1□の値が定まるので、このΔ、とΔ
1□で補正された値(BASE+Δ11+Δ、2)によ
ればどんなアルコール含有率の燃料に対しても最適な点
火時期を付与することができることになる。
Δ、とΔ1□を求めるには第13図と第14図に示す特
性を内容とするテーブルをメモリ (ROM)に記憶し
ておき、BASEを読み出すのと同じように、NとRか
らΔ、を、TpとRからΔ1□を読み出し、これらを加
算してΔ1を求めれば良い。
次に、Δ2は点火時期のフィードバック補正量で、例え
ばノンキング制御による補正量Δ21とMBT制御によ
る補正量Δ2□との和で与えられる。
そして、Δ2がBASEに加算されることはフィードバ
ック制御系が構成されることを意味する(ステップPh
)。ここに、フィードバック制御によればオープンルー
プ制御に伴う制御誤差の吸収に好都合となる。言い換え
ると、BASE+Δ1による制御はオープンループ制御
であるからΔ1に誤差を生ずることもあるが、この誤差
がΔ2にて吸収されるものである。
これを逆に言えば、Δ2による補正にて高精度であるこ
とが補償されるのであるから、Δ1に対してそれほどの
精度が要求されない、すなわちΔ。
による補正が大まかで良いことを意味する。この結果、
Δ!+またはΔ2□を格納しておく格子点の数を少なく
でき、Δ2のためのメモリ量を多くせずとも済む。
ノッキング制御やMBTIIHllについてはガソリン
に対し従来採用されている様々な手法の適用が可能であ
る。例えば、簡単にはノッキングが有ると大きく遅角さ
せ、ノッキング無しの場合は少しずつ進角させる値をΔ
21として、またθr (機関効率°が最大となるクラ
ンク角で、圧縮上死点後15゜付近の値)から偏差Δθ
(=θr−θpmax)に基づいて比例動作を行わせる
などにて得た値をΔ2□として採用すれば良い。また、
前述した特開昭61−14479号公報記載の手法によ
るものでも構わない。
次に作用を説明すると、この例ではΔ1とΔ2の2つの
補正量が導入される。ここに、一方の補正量Δ、によれ
ば、アルコール含有率の相違する各種の混合燃料に対し
て最適点火時期が大まかに付与される。この場合、BA
SE+Δ1の値ハ燃焼を行った結果を点火時期にフィー
ドバックするものでなくオーブンループであり、これに
よれば過渡初期において応答遅れなく最適点火時期を与
えることができる。
なお、大まかでもよいとする理由は、Δ、の目的とする
ところが精度よりも過渡時に対する応答性の改善にある
からであり、精度は大まかでも十分な応答性が得られる
ことはいうまでもない。
しかも、Δ1の精度を大まかとすることで、Δ1のメモ
リ量が少なくて済み、ここに応答性とコストのバランス
が採られる。
また、他方の補正量Δ2によればΔ2がフィードバック
量であるため定常時において高精度が補償される。例え
ば、アルコールセンサ4や他のセンサの特性バラツキや
経時変化があっても、さらにはエンジンの冷却状態等エ
ンジン特性に変化があっても、これが吸収され、ノッキ
ングを生じない範囲で最大トルクが引き出されることに
なる。
言い換えると、制御に要求されるのは応答性の高さと精
度の良さであるが、両方を1つの補正量で賄おうとする
のではなくこれを分離し、一方の補正量Δ1にて精度に
優先して良好な応答性を付与することで過渡時に対処さ
せ、他方のフィードバック補正量Δ2にてΔ、では得ら
れない高精度を付与させんとしたのである。この結果、
アルコール混合ガソリンのように点火時期特性の変化幅
が大きい場合にあっても、コストの上昇を招(ことなく
、運転変化に応じて素早くしかも精度良く最適点火時期
を与えることができる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記先願の装置にあっては、アルコール混合
燃料のアルコール濃度をアルコールセンサで検出し、こ
の検出結果に基づいて基本点火時期の補正量を算出する
構成となっているため、アルコールセンサが電蝕や劣化
等により故障した場合、アルコール濃度が正常に検出で
きなくなることもあり得る。このため、アルコール濃度
に応じた燃焼制御ができなくなり、空燃比が超リーンあ
るいは超すンチ状態に陥り運転性が悪化したり、走行不
能になるということも考えられ、この点で改善が望まし
い。
(発明の目的) そこで本発明は、燃料中のアルコール濃度と燃焼時間と
の間に相関関係があることに着目し、燃焼時間から求め
られる燃料中のアルコール濃度に基づいてアルコールセ
ンサの故障を判別するとともに、故障時はアルコール濃
度に基づく点火時期補正量を一定値に固定することによ
り、アルコールセンサの故障時にも点火時期を適切に補
正して、エンジンの運転性悪化を防止することを目的と
している。
(課題を解決するための手段) 本発明によるエンジンの点火時期制御装置は上記目的達
成のため、その基本概念図を第1図に示すように、エン
ジンの運転状態を検出する運転状態検出手段aと、エン
ジンの筒内圧を検出する圧力検出手段すと、燃料中のア
ルコール濃度を検出するアルコール検出手段Cと、エン
ジンの運転状態に基づいて特定の燃料に対する基本点火
時期を設定する基本値設定手段eと、圧力検出手段すの
出力に基づいて筒内圧が最大となるクランク角度を検出
する最大値検出手段eと、筒内圧が最大となるクランク
角度と実点火時期とを比較することにより、燃料中のア
ルコール濃度を算出するアルコール算出手段fと、アル
コール検出手段Cの出力とアルコール算出手段fの出力
を比較することにより、アルコール検出手段Cが故障し
ているか否かを判別する故障判別手段jと、アルコール
検出手段Cの出力に基づいて点火時期の第1の補正量を
算出し、アルコール検出手段Cの故障が判別されると、
該第1の補正量を一定値に固定する第1の補正手段りと
、圧力検出手段すの信号より求める少なくとノック回避
あるいは最大トルクを発生するための点火時期フィード
バンク補正量を算出する第2の補正手段iと、前記第1
および第2の補正量によって前記基本点火時期を補正し
て最終的な点火時期を決定する点火時期決定手段jと、
点火時期決定手段jの出力に基づいて混合気に点火する
点火手段にと、を備えている。
(作用) 本発明では、燃料のアルコール濃度が燃焼時間から算出
され、該算出結果に基づいてアルコールセンサの故障判
別が行われるとともに、故障時はアルコール濃度に基づ
く点火時期補正量が一定値に固定される。
したがって、アルコールセンサの故障時にあっても、点
火時期が適切に補正されることとなり、エンジンの運転
性悪化が防止される。
〈実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2〜4図は本発明に係るエンジンの点火時期制御装置
の第1実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第2図において、11はクラン
ク角センサであり、クランク角センサ11は爆発間隔(
6気筒エンジンではクランク角で120”、4気筒エン
ジンでは180°)毎に各気筒の圧縮上死点(TDC)
前の所定位置、例えばBTDC70゜で(I()レベル
のパルスとなる基準信号REFを出力するとともに、ク
ランク角の単位角度(例えば、2°)毎に(H)レベル
のパルスとなる単位信号PO3を出力する。なお、単位
信号PoSのパルスを計数することにより、エンジン回
転数Nを知ることができる。吸入空気IQa等のエンジ
ン負荷は負荷センサ12により検出され、アイドルスイ
ッチ等は負荷スイッチ13として、その0N−OFF信
号が検出される。14は筒内圧センサ(圧力検出手段)
であり、筒内圧センサ14はエンジンの゛シリンダヘッ
ドに螺着されている点火プラグ(図示略)の座金として
形成され共線めされている。筒内圧センサ14は気筒内
の燃焼圧力を圧電素子によって電気信号に変換し、この
電気信号をノッキング処理回路15および筒内圧検出回
路16に出力する。ノンキング検出回路15および筒内
圧検出回路16はこの電気信号をノッキング信号S1と
筒内圧信号S2にそれぞれ変換する。燃料配管を流れる
アルコール混合燃料のアルコール混合割合(アルコール
濃度に対応)はアルコールセンサ(アルコール検出手段
)17により検出される。アルコールセンサ17として
は、例えば先に挙げた特開昭56−98540号公報に
記載のものと同様の原理のものが用いられる。
上記クランク角センサ11、負荷センサ12、負荷スイ
ッチ13、は運転状態検出手段18を構成しており、運
転状態検出手段18、ノ・ンキング処理回路15、筒内
圧検出回路16およびアルコールセンサ17からの信号
はコントロールユニット21に入力される。
コントロールユニット21.は基本値設定手段、最大値
検出手段、アルコール算出手段、故障判別手段、第1の
補正手段、第2の補正手段および点火時期決定手段とし
ての機能を有し、l1022、CPU23、ROM24
、およびRAM25により構成され、これらはバス26
により互いに接続される。CPU23はROM24に書
き込まれているプログラムに従ってl1022より必要
とする外部データを取り込んだり、また、RAM25と
の間でデータの授受を行ったりしながら、点火時期制御
に必要な処理値等を演算処理し、必要に応じて処理した
データを11022へ出力する。l1022にはノンキ
ング処理回路15、筒内圧検出回路16および運転状態
検出手段18からの信号が入力されるとともに、l10
22からは点火信号Spを出力増幅回路27に出力する
。出力増幅回路27、パワートランジスタ28、点火コ
イル29および点火プラグ30は点火装置(点火手段)
 31を構成しており、点火装置31は点火信号Spに
基づき高電圧を発生させて混合気に点火する。なお、第
3図は簡素化のため単気筒機関について構成を示したが
、多気筒機関ではクランク角センサ11、筒内圧センサ
14、筒内圧検出回路16、出力増幅回路27および点
火コイル29が気筒数分あるものとする。
次に、作用を説明する。
第3図は点火時期制御のプログラムを示すフローチャー
トであり、本プログラムは所定時間毎に一度実行される
まず、Pl+でエンジン回転数Nを読み込み、P、2で
従来と同様に基本パルス幅’rpを計算し、Pl、でこ
のNとTpをパラメータとするテーブルから基本点火時
期BASEを求める。次いで、Pl4でアルコールセン
サ17が故障(NG)していると既に判別されているか
否かを判別する。故障していないときはpusで燃焼ピ
ーク位置(筒内圧最大値)θpmax信号を検出するが
、その検出方法は特開昭59−39974号公報に記載
されているように、所定のクランク角区間(TDC〜A
TDC50°)まで、1°毎に筒内圧をA/D変換して
、その変換値の最大となったときのクランク角をθpm
axとして検出する。
次いで、Pl6でθpmaxと点火時期5TADVによ
りアルコール濃度Rρを算出するが、このRθの算出方
法について説明する。θpmaxを検出する対象となる
燃焼に対して設定した最終点火時期ADVを5TADV
としてメモリに記憶しておくことにより(ステップP3
+)、各々の燃焼に対して、点火時期5TADVとθp
maxの比較が可能となる。
さて、ここでθpmaxと5TADVの差DADV(D
ADV=θpmax −S T A D V)を時間に
換算した量TADV (TADV=DADB+NxC1
Cは定数)に着目すると、TADVは点火してから燃焼
が概ね終了する迄の燃焼時間を代表する量と見なすこと
ができる。アルコール混合ガソリンでは、アルコール含
有量Rが増加するに従って燃焼速度が速くなるjlJl
向があるため、TADVとRとの間には、第4図に示す
ような相関がある。
したがって、TADVを算出することによって、Rを推
定することができる。Rを求めるには、第4図に示す特
性を内容とするテーブルをメモリ(ROM)に記憶して
おき、TADVから読み出せばよい。
次いで、Plフでアルコールセンサ17より検出される
フルコール濃度PSEを読み込み、pH1でステップP
16で求めたR−とRsEとの差の絶対値がアルコール
センサ17の故障(N G)判別基準値ΔR(例えば1
0%)より小さいか否かを次式■に従って判別する。
IRe  Rstl<ΔR・・・・・・■IRθ−Rs
tlがΔRより大きいときは(IR#R3El>ΔR)
、Pl9でアルコールセンサ17の故障判別に関するフ
ラグをオンし、P2゜でΔRより大きいという判別結果
をカウントするカウント値CNTをアップカウントして
PH1に進む、IR#  R51lがΔRより小さいと
きは(IRp−RolくΔR)アルコールセンサ17は
正常であるとしてPl1に進む。PZIではフラグがオ
ンされているか否かを判別し、オンされているときはP
t2でカウント値CNTが故障判別値CN T o以上
であるか否かを判別する(CNT≧CNTo)。CNT
がCN T oより小さいときは(CNT<CNTo)
、Pg:+でアルコール濃度R=R,,に決定し、CN
TがCN T o以上のときは(CNT≧CNTO)ア
ルコールセンサ17が故障(N G)であると判別して
、pisでアルコール濃度RをRoとして(R−R6)
Ro一定値に固定する。ここで、Roの値としては例え
ばM50相当にセ・ノドし、M2Oとセットすると燃料
がガソリンのみの場合やアルコールのみの場合であって
も燃料噴射量としては運転可能な範囲であるので走行不
能状態は避けられる。
すなわち、アルコールセンサ17が故障するとアルコー
ル濃度Rによる補正量Δ1の補正量が進角しすぎや遅角
しすぎになるので、その補正量を中間値で固定するよう
にすれば、アルコール濃度Rが変化しても点火時期が適
切に維持され、運転性悪化が回避される。
一方、PH1でフラグがオンされていないときはpth
でフラグをクリアし、R2,でカウント値CNTをクリ
アしてPoに進む。次いで、Peaでエンジン回転数N
、基本パルス幅Tpおよびアルコール濃度Rにより点火
時期の補正量Δ1を算出するが、その算出方法は従来と
同一であり、その説明は省略する。次いで、pzwで筒
内圧最大値θpmaxより点火時期のフィードバック補
正量Δ2を算出するが、Δ1と同様にその算出方法の説
明は省略する。次いで、P、。で最終点火時期ADVを
次式■に従って決定し、P3+でADVを今回の設定点
火時期5TADVとしてメモリに記憶した後、今回の処
理を終了する。
ADV=BASE+Δ1+Δ! ”” ”’■また、ス
テップPI4でアルコールセンサ17が故障と判別され
ている場合は、ステップpzsの処理に移行してステッ
プpzs”’pzhの処理を実行する。
以上の処理によりアルコールセンサ17が故障した場合
であっても、アルコール濃度Rによる点火時期補正値Δ
、が適切に修正され、最終点火時期が少なくとも運転可
能に維持される。したがって、エンジンの停止という事
態を避けて運転性の悪化を防止することができる。
第5〜8図は本発明の第2実施例を示す図であり、本実
施例はアルコール濃度と空燃比との間の相関関係に基づ
いてリーンバーン(希薄空燃比)エンジンにおけるアル
コールセンサの故障判別を行うとともに、その故障時の
点火時期を適切に補正するものである。
本実施例の説明にあたり第2図に示した第1実施例と同
一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
第5図において、41は酸素センサ(空燃比検出手段)
であり、酸素センサ41は排気中の酸素濃度を検出する
。酸素センサ41の出力はコントロールユニット21の
11022に入力される。
次に、作用を説明する。
第6図はリーンバーン(稀薄空燃比)エンジンに適用可
能な点火時期制御のプログラムを示すフローチャートで
あり、本プログラムは所定期間毎に一度実行れる。第6
図において、先願例と同一処理を行うステップには同一
番号を付し、異なる処理を行うステップはR41〜P、
3で表す。
ステップP2を経ると、次いでR41でアルコールセン
サ17が既に故障(NG)と判別されているか否かを判
別し、故障していないときはR3を経てP4□で設定空
気過剰率λをリーンλ。に設定する(λ=λ。)。次い
で、R43で酸素センサ41の出力を読み込み、R44
で実空燃比のλが目標空燃比のλ。になっているか否か
を判別する。実λがセンサス。と一致しているときは(
λ=λ。)R4、で空燃比のずれた回数をカウントする
カウント値CNTをクリアし、R46で上記実施例と同
様に燃焼時間TADVを算出する。TADVとアルコー
ル濃度Rは第4図で示した相関があるが、リーンバーン
運転時はアルコール濃度Rによりリーンバーンの燃焼特
性が異なり設定空気過剰率λも異なる。この関係を第7
図に示す。したがって、第8図に示すようにλのセット
値がリーンセット値としてλ=1.4の場合のように異
なるとTADVとRとの相関も変化するため、λのセッ
ト値に応じてその相関の補正を行わなければならない。
逆にこのλとの関係を利用すればアルコールセンサ17
の故障を判別することが可能である。すなわち、アルコ
ール濃度Rに応じて設定された設定−λで運転中にTA
DVを算出し、第9図に示すマツプからそのときのアル
コール濃度RをR′として求め、このR′とP3で読み
込んだRとを比較することによりアルコールセンサ17
の故障判別が可能となる。
そこで、P47で上記第8図のマツプに基づいてアルコ
ール濃度R′を算出し、PdI2でRとR′との差の絶
対値が故障(NC;)判別基準値ΔRより小さいか否か
を次式■に従って判別する。
IR−R’l<ΔR・・・川■ 一方、P 44で実λが設定λ。でないときはPa。
で上記カウント値CNTをアンプカウントし、P、。で
CNTが故障判別値CNT、N上。あるか否かを判別す
る(CNT≧CNTO)。CNTがCN T oより小
さいときは(CNT<CNT、)P46に進み、CNT
がCNT、以上のときは(CNT≧cNTo )アルコ
ールセンサ17が故障であると判別し、PSIでアルコ
ールセンサ17を故障とする。また、P48でIR−R
’l>ΔRのときもP、1に進む。ステップP4いP4
9、P、。では実λが設定λ。よりずれている時間をチ
ェックすることで、アルコールセンサ17で検出される
アルコール濃度Rの値が正しいか否かを判別でき、すな
わちアルコールセンサ■7の故障を判別できる。一方、
PdI2でIR−RM<ΔRのときはアルコールセンサ
17は正常であると判断してステップP4〜P7の処理
へ進み、通常の点火時期制御を行う。Psiでアルコー
ルセンサ17が故障であるときはP5□でRをRoに固
定しくR=Ro ) 、このRoは例えばガソリンのみ
あるいはアルコールのみでも運転可能な50%とする。
次いで、PS3でセットλをλ−λ、に変更し、このセ
ットλ、はりフチセット(例えば理論空燃比)とする。
次いで、このRoおよびλ、によりステップP4〜P7
の処理に進む。
以上の処理により、リーンバーン運転時であっても、ア
ルコール濃度Rと空燃比に係る設定空気過剰率λとの間
の相関関係に基づいてアルコールセンサ17の故障判別
が確実に行われるとともに、アルコールセンサ17の故
障時はRの値がセットλに応して修正され、Rによる点
火時期の補正値Δ1が適切な値に維持される。したがっ
て、リーンバーン領域におけるエンジンの停止という事
態を避けて運転性の悪化を防止することができる。
(効果) 本発明によれば、燃焼時間から求められる燃料中のアル
コール濃度に基づいてアルコールセンサの故障判別を行
うとともに、その故障時はアルコール濃度に基づく点火
時期補正量を一定値に固定しているので、アルコールセ
ンサが故障した場合でも点火時期を適切に維持すること
ができ、エンジンの運転性の悪化を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本概念図、第2〜4図は本発明に係
るエンジンの点火時期制御装置の第1実施例を示す図で
あり、第2図はその全体構成図、第3図はその点火時期
制御のプログラムを示すフローチャート、第4図はその
アルコールセンサ度と燃焼時間との関係を示す図、第5
〜8図は本発明に係るエンジンの点火時期制御装置の第
2実施例を示す図であり、第5図はその全体構成図、第
6図はその点火時期制御のプログラムを示すフローチャ
ート、第7図はその空気過剰率とアルコール濃度との関
係を示す図、第8図はそのアルコール濃度と燃焼時間の
関係を示す図、第9図は従来の負荷に対する最適点火時
期を示す特性図、第10図は従来のエンジン回転数に対
する最適点火時期を示す特性図、第11〜14図は先願
に係るエンジンの点火時期制御装置を示す図であり、第
11図はその制御系のブロック図、第12図はその点火
時期設定のプログラムを示すフローチャート、第13図
はその補正量Δ1□の内容を示す特性図、第14図はそ
の補正量Δ1.の内容を示す特性図である。 11・・・・・・クランク角センサ、 12・・・・・・負荷センサ、 13・・・・・・負荷スイッチ、 14・・・・・・筒内圧センサ(圧力検出手段)、17
・・・・・・アルコールセンサ(アルコール検出手段)
、18・・・・・・運転状態検出手段、 31・・・・・・点火装置(点火手段)、41・・・・
・・酸素センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a)エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と
    、 b)エンジンの筒内圧を検出する圧力検出手段と、c)
    燃料中のアルコール濃度を検出するアルコール検出手段
    と、 d)エンジンの運転状態に基づいて特定の燃料に対する
    基本点火時期を設定する基本値設定手段と、 e)圧力検出手段の出力に基づいて筒内圧が最大となる
    クランク角度を検出する最大値検出手段と、 f)筒内圧が最大となるクランク角度と実点火時期とを
    比較することにより、燃料中のアルコール濃度を算出す
    るアルコール算出手段と、 g)アルコール検出手段の出力とアルコール算出手段の
    出力を比較することにより、アルコール検出手段が故障
    しているか否かを判別する故障判別手段と、 h)アルコール検出手段の出力に基づいて点火時期の第
    1の補正量を算出し、アルコール検出手段の故障が判別
    されると、該第1の補正量を一定値に固定する第1の補
    正手段と、 i)圧力検出手段の信号より求める少なくとノック回避
    あるいは最大トルクを発生するための点火時期フィード
    バック補正量を算出する第2の補正手段と、 j)前記第1および第2の補正量によって前記基本点火
    時期を補正して最終的な点火時期を決定する点火時期決
    定手段と、 k)点火時期決定手段の出力に基づいて混合気に点火す
    る点火手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの点火時期制御装置
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