JPH02301426A - 格子状折り板構造体 - Google Patents
格子状折り板構造体Info
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- JPH02301426A JPH02301426A JP12496289A JP12496289A JPH02301426A JP H02301426 A JPH02301426 A JP H02301426A JP 12496289 A JP12496289 A JP 12496289A JP 12496289 A JP12496289 A JP 12496289A JP H02301426 A JPH02301426 A JP H02301426A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
薄板を折るだけで格子状の構造を与える考案である。サ
ンドイッチ構造のコアなど、構造用立体となる。
ンドイッチ構造のコアなど、構造用立体となる。
(従来の技術)
サンドイッチ構造としては、ハニカムコアの構造や、段
ポールシートなどがある。
ポールシートなどがある。
(発明が解決しようとする問題点)
ハニカムサンドイッチ構造は重量当りの強度は非常に高
いが、製造工程は複雑である。一方段ボールシートの中
芯(コア)は平板を折るだけで形成できるが強度が弱い
。
いが、製造工程は複雑である。一方段ボールシートの中
芯(コア)は平板を折るだけで形成できるが強度が弱い
。
(問題点を解決するための手段)
平板から折りのみで作るという段ポールの単純さにて、
ハニカムコアのような丈夫な格子構造が出来上がる折り
方を与える。
ハニカムコアのような丈夫な格子構造が出来上がる折り
方を与える。
平板にそのような折りを与える折り線の代表例を第1図
に示す。折り線は屈曲線群(太線)およびそれに交差す
る平行直線群(細1m)とから成る。実線は出折り(折
り負負)破線は谷折り(折り負正)である。折り角の定
義は第4図に示す。
に示す。折り線は屈曲線群(太線)およびそれに交差す
る平行直線群(細1m)とから成る。実線は出折り(折
り負負)破線は谷折り(折り負正)である。折り角の定
義は第4図に示す。
屈曲線は実線のものと破線のものとがある。これらと交
差する直線は、実線部と破線部が交互に連続して一本の
直線をなしている。直線群は屈曲線とその屈曲点にて交
差する。
差する直線は、実線部と破線部が交互に連続して一本の
直線をなしている。直線群は屈曲線とその屈曲点にて交
差する。
屈曲線は第1、第7、第9、第11図のように周期性を
持つものを標準的な案とする。
持つものを標準的な案とする。
折り方は、最初に刻印なりによってわずかな折りを与え
ておくだけで、その後は周辺から単純に圧をかけるだけ
で自動的に折りが進行する。*造の幾何学的作用で折り
角は素材全面にわたって連動するからである。
ておくだけで、その後は周辺から単純に圧をかけるだけ
で自動的に折りが進行する。*造の幾何学的作用で折り
角は素材全面にわたって連動するからである。
折り上がったものは、それ自体で既にかなりの剛性をも
っている。これは屈曲線の傾斜に次の一条件を与えるこ
とに起因する。ここで屈曲線の傾きの絶対値は交差して
いる直線との交角で定義される。ただし、これが90度
を越えるときは、180度とこれとの差としておく。傾
斜の絶対値が二種以上あるという条件を置く。これが下
記作用の主なものを生む。
っている。これは屈曲線の傾斜に次の一条件を与えるこ
とに起因する。ここで屈曲線の傾きの絶対値は交差して
いる直線との交角で定義される。ただし、これが90度
を越えるときは、180度とこれとの差としておく。傾
斜の絶対値が二種以上あるという条件を置く。これが下
記作用の主なものを生む。
(作用)
O平板の折りのみで、第5、第6、第8、第10、第1
3、第14、第15図のようなコア例ができ上がる。二
次元の格子状であるから、段ボール中芯の一次元の波板
にくらべ強度は圧倒的に高く異方性も少ない。
3、第14、第15図のようなコア例ができ上がる。二
次元の格子状であるから、段ボール中芯の一次元の波板
にくらべ強度は圧倒的に高く異方性も少ない。
○第1、第7図の型のものから折ったものは、太い折り
線(屈曲折り線)が木に同一平面内にある。
線(屈曲折り線)が木に同一平面内にある。
○第11図のタイプからのものは、独立峰群の頂面が常
に一つの平面内にある。
に一つの平面内にある。
○諸部寸法や比率などのパラメーターにより、折り上が
るコアは多様である。第1O図のような油柱面状コアの
設計も容易である。
るコアは多様である。第1O図のような油柱面状コアの
設計も容易である。
O張り板なしのコアだけでも既に剛性をもつ。折りの角
度に限界が生じるためである。
度に限界が生じるためである。
複数の屈曲線傾斜は折り角の進行に不平等をもたらし、
一群の折り線では先に重なって(折り角±180度)し
まう。この瞬間他の折り線群ではまだ重なりに達してい
ないにもかかわらず、素材全面に渡って折り角の進行が
停止してしまう。即ち、一つの剛性の発生である。三次
元的な応力伝達、分散の機構を持たせることがそもそも
サンドイッチ構造の高強度の理由であるが、本案ではコ
アのみの段階で、既にこの作用の一部が生じている。ハ
ニカム構造にはこれはなく、コアのみではぺちゃんこに
畳まれてしまい、張り板がないと形を保てない。畳まれ
ることを利用して裁断がなされる利点はあるが、張り板
接着のとき整形の工程が必要となる。
一群の折り線では先に重なって(折り角±180度)し
まう。この瞬間他の折り線群ではまだ重なりに達してい
ないにもかかわらず、素材全面に渡って折り角の進行が
停止してしまう。即ち、一つの剛性の発生である。三次
元的な応力伝達、分散の機構を持たせることがそもそも
サンドイッチ構造の高強度の理由であるが、本案ではコ
アのみの段階で、既にこの作用の一部が生じている。ハ
ニカム構造にはこれはなく、コアのみではぺちゃんこに
畳まれてしまい、張り板がないと形を保てない。畳まれ
ることを利用して裁断がなされる利点はあるが、張り板
接着のとき整形の工程が必要となる。
Oこの裁断に相当する工程が不要であることも本案の特
長の一つである。平板素材は最後まで一枚の連続体のま
まである。このことも強度に寄与する。
長の一つである。平板素材は最後まで一枚の連続体のま
まである。このことも強度に寄与する。
0重なりが生じて、折り角の限界に達するが重なり部に
接着を施せば剛性は更に大きくなる。また折りが限界角
に達せずども限界に近づけるのみで、材の厚みが完全に
ゼロでないことに起因した折り目のこわばりにより剛性
を帯びてくる作用もあるので必ずしも限界まで折らずと
もよい。
接着を施せば剛性は更に大きくなる。また折りが限界角
に達せずども限界に近づけるのみで、材の厚みが完全に
ゼロでないことに起因した折り目のこわばりにより剛性
を帯びてくる作用もあるので必ずしも限界まで折らずと
もよい。
O本案は一枚の薄板から成るので空間を二分する。
二つの空間は狭い場所で広い面積にて接している。
(実施例1)
第1図折り線の折りを深めていくと第2図を経て113
図に至る。これは第5、第6図のコアとなる。
図に至る。これは第5、第6図のコアとなる。
第1〜3図内の右側面図は、折り角の進行とともに構造
的な厚みが生成されていく様子を示す。
的な厚みが生成されていく様子を示す。
平板を張り付けると高強度のサンドイッチ構造のボード
を得る。
を得る。
(実施例2)
第3図または第6図は正方格子状であるが、横方向の辺
を大きくとると、局所的には波板となる。即ち、いくつ
かの倒れ防止のひだを持つ段ボール中芯とみれる。格子
の一つおきに辺を延長するなどにより更に多くのタイプ
を得る。
を大きくとると、局所的には波板となる。即ち、いくつ
かの倒れ防止のひだを持つ段ボール中芯とみれる。格子
の一つおきに辺を延長するなどにより更に多くのタイプ
を得る。
(実施例3)
第7図を折ると第8図のような形のものとなる。
屈曲点を増すことで曲線形状も自在である。
(実施例4)
、 第11図のタイプの折り線は、第13、第14.1
5図の型のコアを与える。図かられかるように独立峰群
を持っている。積層に際しては独立峰群の頂面にて面的
接着可能の利点もある。
5図の型のコアを与える。図かられかるように独立峰群
を持っている。積層に際しては独立峰群の頂面にて面的
接着可能の利点もある。
(実施例5)
第11図のタイプは、第12図の側面図でわかるように
、平板ではなく、波板を張り付けることが可能である。
、平板ではなく、波板を張り付けることが可能である。
しかも波の方向はコアの表裏で互いに垂直方向にもでき
る。このものは平板張り板のサンドイッチ構造よりも更
に強い。
る。このものは平板張り板のサンドイッチ構造よりも更
に強い。
(実施例6)
上記コア類を複数枚積層すると、大幅に弾性変形可能な
立体構造物も得る。
立体構造物も得る。
平板を挟んで積層すれば高剛性な立体構造物となる。
(実施例7)
第9図のように、山折り谷折りの両局曲線に差があると
、第10図のような油柱面状のコアとなる。
、第10図のような油柱面状のコアとなる。
(発明の効果)
Oハニカムサンドインチ構造に匹敵する高強度コアが単
純な折り紙の工程だけでできる。サンドイッチ構造の軽
量性、剛性、断熱性などはすでに知られている。
純な折り紙の工程だけでできる。サンドイッチ構造の軽
量性、剛性、断熱性などはすでに知られている。
O二つの空間がたとえば第13図の型の膜にて、狭い場
所で1元の平板素材と同じ面積にて接している。
所で1元の平板素材と同じ面積にて接している。
これはフィルター、熱交換、分子交換等に好適である。
○コアを積層して成る立体構造物については、折り線の
間隔、屈曲点の周期のとりかたで多様な可能性を生む。
間隔、屈曲点の周期のとりかたで多様な可能性を生む。
軽量構造に必要な低比重を与えるばかりではない。格子
スケールを微小にとれば新素材の幅を広げる。分子レベ
ルで新しい格子構造即ち新物質を探すのにくらべて化学
的な制約を受けない。例えば実施例6のものは特異な異
方性を持つ弾性体を与える。また積層の次第により、い
わゆる傾斜機能も付与できよう。
スケールを微小にとれば新素材の幅を広げる。分子レベ
ルで新しい格子構造即ち新物質を探すのにくらべて化学
的な制約を受けない。例えば実施例6のものは特異な異
方性を持つ弾性体を与える。また積層の次第により、い
わゆる傾斜機能も付与できよう。
第1図は、平板上の折り線の例である。
第2図は、第1図のものの折りが中程度に進行したもの
である。 第3図は、第2図の折りが限界にまで至ったものである
。 第4図は、折り線に垂直な断面図である。実線は素材薄
板、破線は折られる前である。 1は折り角、2は折り線位置、3は素材表面、4は素材
裏面。 第5図は、第2図相当のコア例である。 第6図は、13図相当のコア例である。 第7図は、折り線の第2例である。 第8図は、第7図を折ったものである。 第9図は、山折り谷折りの両屈曲折り線に差のあるタイ
プの折9線例である。 第10図は、′!s9図を限界まで折ってできる油柱面
状コアの例である。 第11図は、折り線の第4例である。 第12図は、第11図を折ったものである。一部に垂直
面が現れるまで折り進んだ例である。 第13図は、第12図相当のコア例である。 第14図は、第13図と同タイプであるが、垂直面が現
れると同時に限界角に達するように各部の寸法が定めら
れたコア例である。 第15図は、第14図と同様のコア例である。
である。 第3図は、第2図の折りが限界にまで至ったものである
。 第4図は、折り線に垂直な断面図である。実線は素材薄
板、破線は折られる前である。 1は折り角、2は折り線位置、3は素材表面、4は素材
裏面。 第5図は、第2図相当のコア例である。 第6図は、13図相当のコア例である。 第7図は、折り線の第2例である。 第8図は、第7図を折ったものである。 第9図は、山折り谷折りの両屈曲折り線に差のあるタイ
プの折9線例である。 第10図は、′!s9図を限界まで折ってできる油柱面
状コアの例である。 第11図は、折り線の第4例である。 第12図は、第11図を折ったものである。一部に垂直
面が現れるまで折り進んだ例である。 第13図は、第12図相当のコア例である。 第14図は、第13図と同タイプであるが、垂直面が現
れると同時に限界角に達するように各部の寸法が定めら
れたコア例である。 第15図は、第14図と同様のコア例である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、絶対値の異なる二つ以上の傾きを持った屈曲線群お
よびその屈曲点にて交差する平行直線群とを折り線とし
て平板を折って成る構造。 2、特許請求の範囲第1項の構造に平板や波板を張りつ
けてなる構造体。 3、特許請求の範囲第1、第2項の構造を積層してなる
構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12496289A JPH02301426A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 格子状折り板構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12496289A JPH02301426A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 格子状折り板構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02301426A true JPH02301426A (ja) | 1990-12-13 |
Family
ID=14898530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12496289A Pending JPH02301426A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 格子状折り板構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02301426A (ja) |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP12496289A patent/JPH02301426A/ja active Pending
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