JPH0230123Y2 - - Google Patents
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- JPH0230123Y2 JPH0230123Y2 JP2707285U JP2707285U JPH0230123Y2 JP H0230123 Y2 JPH0230123 Y2 JP H0230123Y2 JP 2707285 U JP2707285 U JP 2707285U JP 2707285 U JP2707285 U JP 2707285U JP H0230123 Y2 JPH0230123 Y2 JP H0230123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- roll
- load spring
- chock
- support roll
- Prior art date
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- Expired
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 claims description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、鋳片の内部割れや表面割れを発生さ
せないように、鋳片に適正な加圧力を与えなが
ら、鋳片を支持案内する連続鋳造設備における鋳
片支持ロールの加圧力検知装置に関する。
せないように、鋳片に適正な加圧力を与えなが
ら、鋳片を支持案内する連続鋳造設備における鋳
片支持ロールの加圧力検知装置に関する。
(従来の技術)
従来、連続鋳造設備の鋳片支持ロールは第4図
に示す如く、鋳片支持ロール1を鋳片11の断面
寸法に合せて、ネジ22で移動開閉させることに
より位置調整していた。
に示す如く、鋳片支持ロール1を鋳片11の断面
寸法に合せて、ネジ22で移動開閉させることに
より位置調整していた。
移動開閉の動作は電動機19、減速機18を介
して、右ネジと左ネジを切つたネジ22を回転さ
せ、メネジ23を内蔵したロールチヨツク24を
移動させ、電動機19の反駆動側にもうけたパル
スゼネレーター20で位置計測し、鋳片支持ロー
ル1の位置設定を行つていた。
して、右ネジと左ネジを切つたネジ22を回転さ
せ、メネジ23を内蔵したロールチヨツク24を
移動させ、電動機19の反駆動側にもうけたパル
スゼネレーター20で位置計測し、鋳片支持ロー
ル1の位置設定を行つていた。
この従来の装置は鋳片11への接触及び加圧力
検知装置が設けられておらず、鋳片11の予測寸
法に合わせ、鋳片支持ロール1の位置を鋳造前に
精密に初期設定していた。
検知装置が設けられておらず、鋳片11の予測寸
法に合わせ、鋳片支持ロール1の位置を鋳造前に
精密に初期設定していた。
しかし、このような方法では鋳造中、鋳片11
への適正な加圧力が得られないため、第1図の鋳
片支持ロールユニツト12のロールチヨツク2と
チヨツク受フレーム3との間にロードセルを入れ
て鋳片支持ロール1の鋳片11への加圧力を検知
し、コントロールする方法も採用されていた。
への適正な加圧力が得られないため、第1図の鋳
片支持ロールユニツト12のロールチヨツク2と
チヨツク受フレーム3との間にロードセルを入れ
て鋳片支持ロール1の鋳片11への加圧力を検知
し、コントロールする方法も採用されていた。
(考案が解決しようとする問題点)
前記、従来技術の前者の鋳片支持ロール1の位
置を精度良く初期設定する方法では鋳片11の収
縮があり、収縮した鋳片11の寸法と初期設定し
た鋳片支持ロール1間の寸法とに、かなりの差が
生じ、鋳片11と鋳片支持ロール1との間に隙間
ができたり、鋳片11を鋳片支持ロール1で強く
押しすぎたりして適正な加圧力を保持できなかつ
た。また、鋳片支持ロール1の摩耗があり、鋳片
11との隙間が生じていた。
置を精度良く初期設定する方法では鋳片11の収
縮があり、収縮した鋳片11の寸法と初期設定し
た鋳片支持ロール1間の寸法とに、かなりの差が
生じ、鋳片11と鋳片支持ロール1との間に隙間
ができたり、鋳片11を鋳片支持ロール1で強く
押しすぎたりして適正な加圧力を保持できなかつ
た。また、鋳片支持ロール1の摩耗があり、鋳片
11との隙間が生じていた。
後者のロードセルを使用する方法ではロードセ
ルが高温部にさらされ、高温により計測エラー等
のトラブルがあり、信頼性の面で欠ける点があつ
た。
ルが高温部にさらされ、高温により計測エラー等
のトラブルがあり、信頼性の面で欠ける点があつ
た。
さらに、ロードセル自体のたわみが少ないため
鋳片11への鋳片支持ロール1の確実な接触及び
適正な加圧力の保持ができにくく位置の確認もで
きず、また、ロードセルは高価で多数の鋳片支持
ロール1に採用することはコスト上の問題も大き
かつた。
鋳片11への鋳片支持ロール1の確実な接触及び
適正な加圧力の保持ができにくく位置の確認もで
きず、また、ロードセルは高価で多数の鋳片支持
ロール1に採用することはコスト上の問題も大き
かつた。
以上のように従来技術では鋳造中の鋳片11へ
の鋳片支持ロール1の接触及び加圧力の正確な検
知が殆んどできず、加圧力及び鋳片11の寸法の
コントロールも全くできなかつた。
の鋳片支持ロール1の接触及び加圧力の正確な検
知が殆んどできず、加圧力及び鋳片11の寸法の
コントロールも全くできなかつた。
そのため、加圧力が大きすぎたり、接触不良な
どにより、鋳片11の内部割れや表面割れ及び寸
法精度不良などの原因となつていた。
どにより、鋳片11の内部割れや表面割れ及び寸
法精度不良などの原因となつていた。
(問題点を解決するための手段)
かかる問題点を解決するため、本考案は、複数
個の鋳片支持ロールを鋳片の外周に加圧可能に配
設し、該支持ロールをロールチヨツクに設け、該
ロールチヨツクを鋳片加圧方向に移動自在にチヨ
ツク受けフレームに設け、該チヨツク受けフレー
ムとロールチヨツクとの間に加圧力を附加する低
荷重用バネと高荷重用バネを直列に設け、該低荷
重用バネと高荷重用バネの初期バネ力を設定する
ためのアジヤスタボルトを設け、低荷重用バネの
撓み量を制限するための隙間をロールチヨツクと
高荷重用バネケーシングとの間に設け、ロールチ
ヨツクの移動量を検出する変位検出器をチヨツク
受けフレームに設け、前記支持ロール、ロールチ
ヨツク、低荷重用バネと高荷重用バネ、アジヤス
タボルトおよび変位検出器からなるロールユニツ
トを鋳片加圧方向に移動自在に設けてなることを
特徴とする連続鋳造設備における鋳片支持ロール
の加圧力検知装置である。
個の鋳片支持ロールを鋳片の外周に加圧可能に配
設し、該支持ロールをロールチヨツクに設け、該
ロールチヨツクを鋳片加圧方向に移動自在にチヨ
ツク受けフレームに設け、該チヨツク受けフレー
ムとロールチヨツクとの間に加圧力を附加する低
荷重用バネと高荷重用バネを直列に設け、該低荷
重用バネと高荷重用バネの初期バネ力を設定する
ためのアジヤスタボルトを設け、低荷重用バネの
撓み量を制限するための隙間をロールチヨツクと
高荷重用バネケーシングとの間に設け、ロールチ
ヨツクの移動量を検出する変位検出器をチヨツク
受けフレームに設け、前記支持ロール、ロールチ
ヨツク、低荷重用バネと高荷重用バネ、アジヤス
タボルトおよび変位検出器からなるロールユニツ
トを鋳片加圧方向に移動自在に設けてなることを
特徴とする連続鋳造設備における鋳片支持ロール
の加圧力検知装置である。
(作用)
本考案は、前記構成としているので、低荷重用
バネにより、鋳片断面寸法の変化に追従して、支
持ロールを常に移動することができる。そして、
その移動量を変位検出器により検知することによ
り、鋳片への支持ロールの加圧力と鋳片の断面寸
法を常に把握することができ、その把握した値を
フイードバツクし、鋳片への支持ロールの加圧力
が一定になるようにロールユニツトを移動し、適
正な加圧力を保持できる。また、高荷重用バネ
は、鋳片への適正な加圧力を保持する役目を果た
す。
バネにより、鋳片断面寸法の変化に追従して、支
持ロールを常に移動することができる。そして、
その移動量を変位検出器により検知することによ
り、鋳片への支持ロールの加圧力と鋳片の断面寸
法を常に把握することができ、その把握した値を
フイードバツクし、鋳片への支持ロールの加圧力
が一定になるようにロールユニツトを移動し、適
正な加圧力を保持できる。また、高荷重用バネ
は、鋳片への適正な加圧力を保持する役目を果た
す。
本考案では、特に、操業中の鋳片の収縮量の変
化に追従し、適正な加圧力を保持することが主な
狙いである。
化に追従し、適正な加圧力を保持することが主な
狙いである。
本考案の作用を明確にするために、本考案の鋳
片支持案内装置の制御方法の一例を第1図に基づ
いて以下説明する。
片支持案内装置の制御方法の一例を第1図に基づ
いて以下説明する。
支持ロールが鋳片に接触する位置にロールユ
ニツトを移動する。(第1図aの状態) 鋳片の先端が支持ロールを通過すると同時
に、ロールユニツトを鋳片側へ移動し、支持ロ
ールを鋳片へ押しつけてゆく。
ニツトを移動する。(第1図aの状態) 鋳片の先端が支持ロールを通過すると同時
に、ロールユニツトを鋳片側へ移動し、支持ロ
ールを鋳片へ押しつけてゆく。
低荷重用バネがδだけ撓むと、ロールチヨツ
クと高荷重用バネケーシングとの間に設けたδ
の隙間がなくなり、高荷重用バネだけで支持ロ
ールの反力を受ける。
クと高荷重用バネケーシングとの間に設けたδ
の隙間がなくなり、高荷重用バネだけで支持ロ
ールの反力を受ける。
その時点の高荷重用バネの撓み量はΔxであ
る。そして、支持ロールの移動量は、低荷重用
バネの撓み量δと高荷重用バネの撓み量Δxを
たした値のδ+Δxとなる。
る。そして、支持ロールの移動量は、低荷重用
バネの撓み量δと高荷重用バネの撓み量Δxを
たした値のδ+Δxとなる。
さらに支持ロールを鋳片へ押しつけてゆき、
適正な加圧力になつたとき(2つのバネ撓み量
がδ+xとなつたとき、高荷重バネ撓み量のみ
ではx)にロールユニツトを停止し、支持ロー
ルを保持する。(第1図bの状態) 操業中に鋳片表面がΔδ収縮した。
適正な加圧力になつたとき(2つのバネ撓み量
がδ+xとなつたとき、高荷重バネ撓み量のみ
ではx)にロールユニツトを停止し、支持ロー
ルを保持する。(第1図bの状態) 操業中に鋳片表面がΔδ収縮した。
この時点で2つのバネ撓み量がδ+x−Δδ
になり、その撓み量を変位検出器で検知する。
になり、その撓み量を変位検出器で検知する。
Δδ収縮分だけ、加圧力が不足するので、適
正な加圧力を保持するため、ロールユニツトを
鋳片側へΔδ移動し、支持ロールを鋳片へ押し
つける。
正な加圧力を保持するため、ロールユニツトを
鋳片側へΔδ移動し、支持ロールを鋳片へ押し
つける。
上記〜を鋳片表面の収縮量に合わせて繰
り返し、適正な加圧力に補正してゆく。
り返し、適正な加圧力に補正してゆく。
(実施例)
図示の実施例に基づき本考案を説明する。第1
図a,bは本考案の鋳片支持ロールによる鋳片へ
の加圧状態を示す図面で、第1図aが初期設定位
置を示し、第1図bが適正な加圧力で加圧した時
の状態を示す。第2図は本考案の鋳片支持案内装
置の縦断面図、第3図は第2図のA−A断面図で
ある。
図a,bは本考案の鋳片支持ロールによる鋳片へ
の加圧状態を示す図面で、第1図aが初期設定位
置を示し、第1図bが適正な加圧力で加圧した時
の状態を示す。第2図は本考案の鋳片支持案内装
置の縦断面図、第3図は第2図のA−A断面図で
ある。
第2図に示す、鋳片11は矢印の方向に移動し
ながら、鋳片11の内部がまだ完全に凝固してい
ないため、鋳片11の適正な形状を保持するため
複数の鋳片支持ロール1により保持案内される。
ながら、鋳片11の内部がまだ完全に凝固してい
ないため、鋳片11の適正な形状を保持するため
複数の鋳片支持ロール1により保持案内される。
鋳片支持ロール1は鋳片11の寸法に合わせて
位置決めを精密に行なえるよう、鋳片支持ロール
ユニツト12に配設され、移動できるようになつ
ている。
位置決めを精密に行なえるよう、鋳片支持ロール
ユニツト12に配設され、移動できるようになつ
ている。
第1図は鋳片支持ロール1を配設した、鋳片支
持ロールユニツト12の縦断面概念図であり、本
考案の鋳片11への鋳片支持ロール1の接触及び
加圧力検知装置を具体的に示した図である。
持ロールユニツト12の縦断面概念図であり、本
考案の鋳片11への鋳片支持ロール1の接触及び
加圧力検知装置を具体的に示した図である。
本考案は第1図に示すように鋳片支持ロール1
及びロールチヨツク2は直列に列設した低荷重用
バネ9、高荷重用バネ10及びアジヤストボルト
5を介してチヨツク受フレーム3で支持されてお
り、ロールチヨツク2に配設された検出棒6はロ
ールチヨツク2即ち、鋳片支持ロール1の移動に
より、ともに移動し、チヨツク受けフレーム3に
固接された中空状のロツドカバー7の内側でガイ
ドされ、その移動量を変位検出器8に伝達する。
及びロールチヨツク2は直列に列設した低荷重用
バネ9、高荷重用バネ10及びアジヤストボルト
5を介してチヨツク受フレーム3で支持されてお
り、ロールチヨツク2に配設された検出棒6はロ
ールチヨツク2即ち、鋳片支持ロール1の移動に
より、ともに移動し、チヨツク受けフレーム3に
固接された中空状のロツドカバー7の内側でガイ
ドされ、その移動量を変位検出器8に伝達する。
低荷重用バネ9は必要なプリロードをかけられ
ロールチヨツク2と高荷重用バネケーシング4と
の間にδの隙間を有するよう設定され、高荷重用
バネ10は低荷重用バネ9がδの量、たわんだ時
のバネ力以上の必要なプリロードで設定される。
ロールチヨツク2と高荷重用バネケーシング4と
の間にδの隙間を有するよう設定され、高荷重用
バネ10は低荷重用バネ9がδの量、たわんだ時
のバネ力以上の必要なプリロードで設定される。
鋳造前に、あらかじめ鋳片11断面寸法に合わ
せて、鋳片支持ロール1が鋳片11に接触する位
置に鋳片支持ロールユニツト12を移動してお
く。(第1図aの状態)次に、鋳造中、鋳片11
の先端が鋳片支持ロール1を通過直後、鋳片支持
ロールユニツト12を鋳片11の方へ移動し、鋳
片11を押しつけてゆく。最初に、低荷重用バネ
9がδの量だけ、たわみ、鋳片支持ロール1が鋳
片11に確実に接触したことを変位検出器8によ
り検知する。さらに、鋳片支持ロールユニツト1
2を鋳片11の方へ押し込んでゆき、適正な加圧
力になる位置のたわみ量δ+xとなつたところで
鋳片支持ロールユニツト12を停止させる。(第
1図bの状態)鋳造中、鋳片11の収縮量が操業
条件等で変わり、鋳片11の断面寸法の変動があ
れば、加圧力を2組のバネのたわみ量δ+xにな
るよう鋳片支持ロールユニツト12の位置を移動
し、適正な加圧力に補正してゆく。
せて、鋳片支持ロール1が鋳片11に接触する位
置に鋳片支持ロールユニツト12を移動してお
く。(第1図aの状態)次に、鋳造中、鋳片11
の先端が鋳片支持ロール1を通過直後、鋳片支持
ロールユニツト12を鋳片11の方へ移動し、鋳
片11を押しつけてゆく。最初に、低荷重用バネ
9がδの量だけ、たわみ、鋳片支持ロール1が鋳
片11に確実に接触したことを変位検出器8によ
り検知する。さらに、鋳片支持ロールユニツト1
2を鋳片11の方へ押し込んでゆき、適正な加圧
力になる位置のたわみ量δ+xとなつたところで
鋳片支持ロールユニツト12を停止させる。(第
1図bの状態)鋳造中、鋳片11の収縮量が操業
条件等で変わり、鋳片11の断面寸法の変動があ
れば、加圧力を2組のバネのたわみ量δ+xにな
るよう鋳片支持ロールユニツト12の位置を移動
し、適正な加圧力に補正してゆく。
本考案の検知装置は鋳片支持ロール1の移動量
を検知しているので、鋳片支持ロール1の位置を
把握でき、その位置によつて、鋳片11の断面寸
法が確認でき、鋳片11の断面寸法の異常があれ
ば、操業中に容易に発見でき、鋳片11の断面寸
法のコントロールに使用できる。
を検知しているので、鋳片支持ロール1の位置を
把握でき、その位置によつて、鋳片11の断面寸
法が確認でき、鋳片11の断面寸法の異常があれ
ば、操業中に容易に発見でき、鋳片11の断面寸
法のコントロールに使用できる。
鋳片支持ロールユニツト12の移動方法は種々
あるが第2図及び第3図により、その一実施例を
説明する。複数組の鋳片支持ロールユニツト12
はスクロール盤14上に複数組のスクロール用爪
13に載置され、歯車を円周上に設けたスクロー
ル盤14を回転させることにより鋳片支持ロール
ユニツト12は向心方向に開閉移動する。スクロ
ール盤14は電動機19、減速機18、駆動軸1
7、ピニオン16、スクロール盤14に設けてあ
るギヤーを介し、ガイドブツシユ15に案内され
て回転する。
あるが第2図及び第3図により、その一実施例を
説明する。複数組の鋳片支持ロールユニツト12
はスクロール盤14上に複数組のスクロール用爪
13に載置され、歯車を円周上に設けたスクロー
ル盤14を回転させることにより鋳片支持ロール
ユニツト12は向心方向に開閉移動する。スクロ
ール盤14は電動機19、減速機18、駆動軸1
7、ピニオン16、スクロール盤14に設けてあ
るギヤーを介し、ガイドブツシユ15に案内され
て回転する。
なお、駆動機19の反駆動側に設けたパルスゼ
ネレーター20は鋳片支持ロールユニツト12の
位置を検出するためのものである。
ネレーター20は鋳片支持ロールユニツト12の
位置を検出するためのものである。
(考案の効果)
本考案は、鋳片支持ロール1に、2組の押し付
けのための低荷重用バネ9及び高荷重用バネ10
と、鋳片11への接触及び加圧力検知の装置とを
設けることにより、鋳片11への適正な加圧力が
コントロールでき、鋳片11の内部割れや表面割
れが防止でき、かつ鋳造中の鋳片11の寸法を確
実に把握できるため鋳片11の寸法調整が可能と
なり、寸法精度向上が図れる。
けのための低荷重用バネ9及び高荷重用バネ10
と、鋳片11への接触及び加圧力検知の装置とを
設けることにより、鋳片11への適正な加圧力が
コントロールでき、鋳片11の内部割れや表面割
れが防止でき、かつ鋳造中の鋳片11の寸法を確
実に把握できるため鋳片11の寸法調整が可能と
なり、寸法精度向上が図れる。
このように、本考案の鋳片支持ロール1の加圧
力検知装置の効果は大である。
力検知装置の効果は大である。
第1図a,bは本考案の鋳片支持ロールによる
鋳片への加圧状態を示す図面で、aが初期設定位
置を示し、bが適正な加圧力で加圧した時の状態
を示す。第2図は本考案の鋳片支持案内装置の縦
断面図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図
は従来技術の水平断面図である。 1……鋳片支持ロール、2……ロールチヨツ
ク、3……チヨツク受フレーム、4……高荷重用
バネケーシング、5……アジヤストボルト、6…
…検出棒、8……変位検出器、9……低荷重用バ
ネ、10……高荷重用バネ、11……鋳片、12
……鋳片支持ロールユニツト、13……スクロー
ル爪、14……スクロール板、δ……低荷重用バ
ネの撓み量を制限するための初期隙間、X……高
荷重用バネの適正な加圧力になる位置の撓み量、
L……高荷重用バネケーシングの初期高さ。
鋳片への加圧状態を示す図面で、aが初期設定位
置を示し、bが適正な加圧力で加圧した時の状態
を示す。第2図は本考案の鋳片支持案内装置の縦
断面図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図
は従来技術の水平断面図である。 1……鋳片支持ロール、2……ロールチヨツ
ク、3……チヨツク受フレーム、4……高荷重用
バネケーシング、5……アジヤストボルト、6…
…検出棒、8……変位検出器、9……低荷重用バ
ネ、10……高荷重用バネ、11……鋳片、12
……鋳片支持ロールユニツト、13……スクロー
ル爪、14……スクロール板、δ……低荷重用バ
ネの撓み量を制限するための初期隙間、X……高
荷重用バネの適正な加圧力になる位置の撓み量、
L……高荷重用バネケーシングの初期高さ。
Claims (1)
- 複数個の鋳片支持ロールを鋳片の外周に加圧可
能に配設し、該支持ロールをロールチヨツクに設
け、該ロールチヨツクを鋳片加圧方向に移動自在
にチヨツク受けフレームに設け、該チヨツク受け
フレームとロールチヨツクとの間に加圧力を附加
する低荷重用バネと高荷重用バネを直列に設け、
該低荷重用バネと高荷重用バネの初期バネ力を設
定するためのアジヤスタボルトを設け、低荷重用
バネの撓み量を制限するための隙間をロールチヨ
ツクと高荷重用バネケーシングとの間に設け、ロ
ールチヨツクの移動量を検出する変位検出器をチ
ヨツク受けフレームに設け、前記支持ロール、ロ
ールチヨツク、低荷重用バネと高荷重用バネ、ア
ジヤスタボルトおよび変位検出器からなるロール
ユニツトを鋳片加圧方向に移動自在に設けてなる
ことを特徴とする連続鋳造設備における鋳片支持
ロールの加圧力検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2707285U JPH0230123Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2707285U JPH0230123Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143740U JPS61143740U (ja) | 1986-09-05 |
JPH0230123Y2 true JPH0230123Y2 (ja) | 1990-08-14 |
Family
ID=30523678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2707285U Expired JPH0230123Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230123Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7221622B2 (ja) * | 2018-09-11 | 2023-02-14 | Jfe条鋼株式会社 | サポートロールの位置調整装置及び位置調整方法 |
AT521727A1 (de) * | 2018-09-25 | 2020-04-15 | Primetals Technologies Austria GmbH | Rollenbock mit elastischen Stützrollen |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP2707285U patent/JPH0230123Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61143740U (ja) | 1986-09-05 |
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