JPH0230109Y2 - - Google Patents

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JPH0230109Y2
JPH0230109Y2 JP1984090873U JP9087384U JPH0230109Y2 JP H0230109 Y2 JPH0230109 Y2 JP H0230109Y2 JP 1984090873 U JP1984090873 U JP 1984090873U JP 9087384 U JP9087384 U JP 9087384U JP H0230109 Y2 JPH0230109 Y2 JP H0230109Y2
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lattice
pair
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protruding
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JP1984090873U
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JPS619150U (ja
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  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、手摺、フエンス等における笠木、下
胴縁等の横棧と、これと略直交して配設される格
子(縦小棧)とを連結する連結構造に関する。
〔従来の技術〕
かかる連結構造としては、例えば実開昭58−
153659号公報に示すようなものが存在する。すな
わち、第6図A,Bのように、相対向してなる一
対の横棧aの対向側に突条片bをそれぞれ形成
し、該突条片bに一部を残して一対の溝cを形成
する。
一方、前記一対の横棧a間に配設される中空状
の格子(縦小棧)dの端部に前記横棧aの溝cに
対応して、少なくとも前記突条片bの一部を嵌入
する溝eを形成し、前記横棧aの溝cと格子dの
溝eとを嵌合すると共に、格子dの外壁に形成し
た凹部fに前記突条片bの縁部gを変形して係合
するようにしたものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の如き連結構造において
は、横棧aの突条片bに形成した溝cと前記格子
dの端部に形成した溝eとが離反する方向の外
力、つまり、縦方向の外力が横棧aに作用した時
には、格子dの外壁に形成した凹部fに横棧aの
突条片bの縁部を変形して係合した係合部分がそ
の外力に抗するのであるが、係合部分は前記凹部
fに前記突条片bの縁部が変形して係合している
だけであるから、その係合部分の連結強度は弱
く、前述の如く縦方向の大きな外力が横棧aに作
用すると、格子dと横棧aが外れる場合があり、
また、横棧aと格子dとは、前記突条片bの溝c
と格子d端部の溝eとの相互嵌合により横方向
(水平方向)の外力に抗するようにしているから、
格子dに横方向の大きな外力が作用すると、溝
c,e相互の嵌合部分が変形することがあり、横
棧aと格子dとの横方向の連結強度も弱い欠点が
あつた。
本考案は、前記事情に鑑み案出されたものであ
つて、縦方向あるいは横方向の外力が作用して
も、横棧と格子との連結部が外れたり、変形した
りすることがなく連結強度の大きい横棧と格子の
連結構造を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る横棧と格子との連結構造は、 本体10より一体に突出形成された突条片11
を有する横棧3,4と、相対峙する一対の第1縦
板5a,5a及び相対峙する一対の第2縦板5
b,5bにより略方形断面の中空長尺材より成る
格子5とを連結する連結構造において、 前記突条片11には、前記格子5における第2
縦板5bの厚さと略同一幅の第1切欠溝12及び
第2切欠溝13を、前記格子5における一対の第
2縦板5b,5bにそれぞれ嵌合する間隔を置い
てそれぞれ形成し、前記第1切欠溝12と第2切
欠溝13と隣接する突条片11の長さ方向中間部
に、その第1・第2切欠溝12,13と連続した
切欠凹部14,15をそれぞれ形成し、 他方、前記格子5における前記一対の第2縦板
5b,5b外面及び内面に、外向突片20及び内
向突片21を前記突条片11の厚さt1と略同一寸
法の間隔L2を置いてそれぞれ一体的に形成し、 前記格子5における一対の第2縦板5b,5b
の外向突片20と内向突片21との間の部分を、
前記突条片11における第1・第2切欠溝12,
13にそれぞれ嵌合し、 前記格子5の一対の第2縦板5b,5bにおけ
る外向突片20,20の前記切欠凹部14,15
に位置する部分20′,20′を打ち出し変形させ
て前記切欠凹部14,15に圧着係止させたこと
を特徴とするものである。
〔実施例〕
第1図はフエンスの正面図であり、所定の間隔
を置いて立設した支柱1,1間にはフエンス本体
2が取付けられ、このフエンス本体2は、笠木す
なわち上の横棧3と下胴縁すなわち下の横棧4と
に亘つて格子5を等間隔で多数連結したものであ
り、上の横棧3と下の横棧4とが上下ブラケツト
6,7で支柱1に取付けられている。
第2図は上の横棧3と格子5との分解斜視図で
あり、上の横棧3は底壁3aと両側壁3b,3b
と上壁3cとにより方形断面の長尺材より成る本
体10と、その底壁3aの幅方向中央部に一体形
成した板状の突条片11とを備えている。
格子5は、相対峙する一対の第1縦板5a,5
aと相対峙する一対の第2縦板5b,5bとによ
り略方形断面の中空長尺材より成り、その一対の
第2縦板5b,5bの外面幅方向中間部及び内面
幅方向中間部にはそれぞれ外向突片20,20と
内向突片21,21が一体形成され、この外向突
片20と内向突片21との間隔L2は前記上の横
棧3の突条片11の厚さt1と略同一に形成してい
る。
前記横棧3の突条片11には、格子5の取付け
箇所に相当するところに第1・第2切欠溝12,
13を形成している。この第1切欠溝12と第2
切欠溝13との間隔は前記格子5における一対の
第2縦板5b,5bにそれぞれ嵌合する間隔とし
てあり、第1・第2切欠溝12,13の幅は前記
格子5の一対の第2縦板5bの厚さと同一に形成
してあると共に、第1・第2切欠溝12,13と
隣接した突条片11の長さ方向中間部に、その第
1・第2切欠溝12,13と連続して切欠凹部1
4,15がそれぞれ形成してある。
しかして、格子5と横棧3とを連結するに際し
ては、格子5における一対の第2縦板5b,5b
の外向突片20と内向突片21との間の部分を、
横棧3の突条片11における第1・第2切欠溝1
2,13にそれぞれ嵌合して格子5の端面が横棧
3の本体10に当接する迄押し込み、格子5の一
対の第2縦板5b,5bにおける外向突片20を
横棧3における突条片11の一側面に接触させ、
内向突片20を横棧3における突条11の第1・
第2切欠溝12,13間の部分11′の他側面に
接触させ、第3図、第4図、第5図に示すように
格子5における一対の第2縦板5b,5bの外向
突片20,20の第1・第2切欠溝12,13と
連続した切欠凹部14,15に位置する部分2
0′,20′をポンチによるカシメ等によつて打ち
出し変形させて切欠凹部14,15に圧着係止さ
せることにより横棧3と格子5を連結するもので
ある。
なお、前述の実施例は上の横棧3と格子5との
連結であるが、下の横棧4と格子5とを連結する
場合も前述の実施例と同様であるので、説明を省
略する。
〔考案の効果〕
本考案に係る横棧と格子との連結構造は、前述
のように、横棧の突条片11における第1・第2
切欠溝12,13に、格子5における一対の第2
縦板5b,5bの外面、内面に形成された外向突
片20と内向突片21との間の部分を嵌合して外
向突片20と内向突片21を突条片11の一側面
と他側面に接触させているから、横方向に作用す
る外力に対して充分な連結強度を保ち得るもので
あり、かつ前記各外向突片20,20における第
1・第2切欠溝12,13と連続した切欠凹部1
4,15に位置する部分20′,20′を打ち出し
変形させて切欠凹部14,15に圧着係止させた
から、縦方向に作用する外力に対しても充分な連
結強度を保ち得るものであり、横棧と格子の連結
強度が大きい連結構造を得ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、第1
図はフエンスの正面図、第2図は笠木と格子の分
解斜視図、第3図及び第4図、第5図は連結状態
の正面図及び側面図、底面図であり、第6図A,
Bは従来のものの全体斜視図、部分分解斜視図で
ある。 3,4は横棧、5は格子、5aは第1縦板、5
bは第2縦板、10は本体、11は突条片、1
2,13は第1・第2切欠溝、14,15は切欠
凹部、20は外向突片、21は内向突片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体10より一体に突出形成された突条片11
    を有する横棧3,4と、相対峙する一対の第1縦
    板5a,5a及び相対峙する一対の第2縦板5
    b,5bにより略方形断面の中空長尺材より成る
    格子5とを連結する連結構造において、 前記突条片11には、前記格子5における第2
    縦板5bの厚さと略同一幅の第1切欠溝12及び
    第2切欠溝13を、前記格子5における一対の第
    2縦板5b,5bにそれぞれ嵌合する間隔を置い
    てそれぞれ形成し、前記第1切欠溝12と第2切
    欠溝13と隣接する突条片11の長さ方向中間部
    に、その第1・第2切欠溝12,13と連続した
    切欠凹部14,15をそれぞれ形成し、 他方、前記格子5における前記一対の第2縦板
    5b,5b外面及び内面に、外向突片20及び内
    向突片21を、前記突条片11の厚さt1と略同一
    寸法の間隔L2を置いてそれぞれ一体的に形成し、 前記格子5における一対の第2縦板5b,5b
    の外向突片20と内向突片21との間の部分を、
    前記突条片11における第1・第2切欠溝12,
    13にそれぞれ嵌合し、 前記格子5の一対の第2縦板5b,5bにおけ
    る外向突片20,20の前記切欠凹部14,15
    に位置する部分20′,20′を打ち出し変形させ
    て前記切欠凹部14,15に圧着係止させたこと
    を特徴とする横棧と格子の連結構造。
JP9087384U 1984-06-20 1984-06-20 横桟と格子の連結構造 Granted JPS619150U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9087384U JPS619150U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 横桟と格子の連結構造

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JP9087384U JPS619150U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 横桟と格子の連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS619150U JPS619150U (ja) 1986-01-20
JPH0230109Y2 true JPH0230109Y2 (ja) 1990-08-14

Family

ID=30646258

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9087384U Granted JPS619150U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 横桟と格子の連結構造

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JPS619150U (ja) 1986-01-20

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