JPH02301098A - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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JPH02301098A
JPH02301098A JP1119798A JP11979889A JPH02301098A JP H02301098 A JPH02301098 A JP H02301098A JP 1119798 A JP1119798 A JP 1119798A JP 11979889 A JP11979889 A JP 11979889A JP H02301098 A JPH02301098 A JP H02301098A
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output
level
transistor
circuit
inverter
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JP1119798A
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Masataka Wakamatsu
正孝 若松
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は所要の信号処理を行う半導体集積回路装置の信
号の出力部に設けられる出力バッファ回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、第1のレベルと第2のレベルの出力レベルを
存する出力バッファ回路において、出力部と所定電位の
間にトランジスタを配し、そのトランジスタのゲートを
出力レベル検出手段により制御して、出力レベルが第1
.第2レベルの少なくとも一方の近くの時は上記トラン
ジスタの駆動能力を小さくし、それ以外の出力レベルの
時では上記駆動能力を大きくすることにより、消費電力
や所定電位に現れるノイズ等の低減を実現するものであ
る。
〔従来の技術〕
一般に、メモリ等の半導体集積回路装置では、信号の出
力部に出力バッファ回路が設けられており、その出力バ
ッファ回路を介して出力信号が取り出される。
第8図は出力バッファ回路を0MO3構成とした例であ
る。出力段が電源電圧Vccと接地電圧G′NDの間に
設けられたPMOSトランジスタ101とnMO3)ラ
ンジスタ102より構成され、その共通接続されたドレ
インより出力信号Doutが取り出される。その出力段
を駆動するようにNAND回路103,104が設けら
れ、これらNAND回路103,104にはアウトプン
トイネーブル信号OEがそれぞれ供給される。データ信
号はNAND回路103にインバーター105゜106
を介して入力する。同様にデータ信号はNAND回路1
04にインバーター105を介して入力する。そのNA
ND回路104の出力はイン′ バーター107を介し
てnMO3)ランジスタlO2のゲートに供給され、上
記NAND回路103の出力は9MO3)ランジスタ1
01のゲートに供給される。
このような0MO3構成の出力バッファ回路では、出力
信号Doutのレベルは接地電圧GND(!−10V)
から電源電圧Vcc(−5V)の間でスイングする。し
かし、TTL、コンパチブルとされる仕様では、高レベ
ル側は電源電圧V c’cまで必要とされずに中間的な
レベル(!=i2.4V)で十分であり、高レベル側を
電源電圧Vccまでとすることは消費電力やノイズ等の
面で好ましくない。
このため第9図や第1O図に示すような出力バッファ回
路の例が知られている。
第9図の回路は、出力段が直列接続された2つのnMO
3)ランジスタ111,112からなり、その中点より
出力信号Doutが取り出される。この出力段はインバ
ーター115,116をそれぞれ介して、それぞれアウ
トプットイネーブル信号OEが入力するNAND回路1
13,114により駆動される。なお、NAND回路1
13にはインバーター117.118を介してデータ信
号が供給され、NAND回路114にはインバーター1
17を介してデータ信号が供給される。
このような第9図の出力バッファ回路では、出力(i号
Doutの高レベル側のレベルが、Vcc−Vtb(闇
値電圧)となる5VLkには基板バイアス効果が加わり
、高レベル側のレベルは例えば4V程度に下がり、その
出力信号DoutはTTLレベルで十分なものとなる。
また、第1O図の回路は、第8図の回路のPMOSトラ
ンジスタ101のソースに供給される電源電圧Vccを
、降圧された内部降圧電圧V intとする例である。
この内部降圧電圧V intは電源電圧Vccから一定
しベルだけ下げられた電圧であって、降圧回路120に
より造られる。なお、第1θ図の回路の他の構成につい
ては、第8図の回路のものと同じ引用符号を用いてその
説明を省略する。この第1O図の回路では、高レベル側
のレベルが降圧された内部降圧電圧V inLとされ、
電源ノイズに対して有効となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の第9図に示した出力バッファ回路
では、出力信号Doutが(Vcc−Vい)レベルの高
レベルになればnMO3)ランどスタIllが完全にオ
フ状態になる。その結果、出力が高インピーダンス状態
になり、ノイズの影響が大きくなる。特に、多ビツト構
成のメモリの場合では、同時にスイッチングするピンの
数が増大し、そのグランド・バウンスが大きくなる。ま
た、プルアンプ用のnMO3トランジスタ111は、電
a電圧Vccが低くなって行ったり、或いは出力信号D
outのレベルが高レベル側になって行くことにより、
その駆動能力が次第に小さくなって行く。
このため0MO3構成(第8図参照)の出力バッファ回
路に比較してそのアクセス時間が増大する。
また、第10図の出力バッファ回路では、出力信qDo
uLのレベルを制限末るために、降、皆回路120が必
要になり、その降圧回路120での消費電力がある。特
に多ビツト構成のメモリの場合では、この降圧、回路1
20の消費瓜カが増大してしまうという問題になる。
そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑み、消費電力
やノイズ等の低減を実現する出力バッファ回路の提供を
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 上述の目的を達成するために、本発明の出力バッファ回
路は、出力部と所定電位の間にソース・ドレインを直列
に接続させたトランジスタを有しており、そのトランジ
スタのゲートは出力レベル検出手段により制御される。
上記出力部は出力信号Doutが現れるところであり、
所定電位は@、源電圧Vccや接地電圧GND等の電位
である。上記出力レベル検出手段は出力部に入力端子が
接続されるインバーターやリファレンス電圧との比較を
行うコンパレーター等により構成できる。この出力レベ
ル検出手段の入出力特性として、ヒシテリシスを持たせ
ても良い、また、上記トランジスタは、本来の出力段を
構成するトランジスタと並列に設けることができ、その
数や闇値電圧或いはチャンネルのサイズ等において種々
の構成を採ることができる。
そして、本発明の出力バッファ回路は、上記出力レベル
検出手段に検出される出力レベルが第1のレベルと第2
のレベルの中の少なくとも一方のレベルの近傍である時
は、上記トランジスタの駆動能力が小さくされ、上記出
力レベルが上記近傍である時以外の時は、上記トランジ
スタの駆動能力が大きくされることを特徴とする。ここ
で第1のレベルや第2のレベルは、それぞれTTLレベ
ル、CMOSレベル、ECLレベル、I”Lレベル、C
MLレベル等の如き各論理レベルの高レベルと低レベル
に対応したレベルである。また、上記各レベルの近傍と
される範囲は、出力レベル検出手段の闇値電圧やリファ
レンス電圧等を調整することで種々の範囲とすることが
でき、その最適化も可能である。上記駆動能力を小さく
する場合には、当該トランジスタをオフにする場合を含
み、2値論理レベルの中間レベルをゲートに供給するこ
とにより、そのトランジスタの駆動能力を小さくしても
良い。
〔作用〕
本発明の出力バッファ回路では、所定電位と出力部間の
コンダクタンスが上記トランジスタによって変化するが
、その制御が出力レベル検出手段によるために、上記近
傍以外の範囲の出力レベルでは大きなトランジスタの駆
動能力により高速な出力レベルの遷移が可能である。従
って、高速なアクセス時間が確保される。また、第1の
レベルと第2のレベルの少なくとも一方のレベルの近傍
では、出力レベル検出手段に制御されるトランジスタの
駆動能力が小さくなるため、既に出力データが確定した
ところで出力論理レベルの遷移にブレーキがかかる。こ
のため1′を源や接地のノイズの発生を抑えることがで
き、降圧回路等を要しないために消費電力も問題となら
ない。
〔実施例〕
本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明する。
第1の実施例 本実施例はビデオRAMの出力バッファ回路であって、
出力レベル検出手段としてインバーターが設けられる例
である。
第1図にその回路構成を示す。この出力バッフ1回路は
、所謂トライステートバッファを構成する回路構成とさ
れる。その出力段は電源電圧Vccと接地電圧GNDの
間に直列に接続されたpMOSトランジスタlとnMO
3)ランジスタ2より構成される。pMOSトランジス
タ1のソースには電源電圧Vccが供給され、9MO3
)ランジスタ1のドレインは出力信号Doutを取り出
すための出力部5と接続し且つnMO3)ランジスタ2
のドレインとも接続する。そのドレインがpMOSトラ
ンジスタlのソースに接続すると共に出力部5に接続す
るnMOSトランジスタ2のソースには接地電圧GND
が供給される。これらpMOSトランジスタ1.nMO
Sトランジスタ2は、それぞれ2人力のNAND回路6
,7の出力により制御される。NAND回路6は、アウ
トプットイネーブル信号OE力ぐ供給されると共に2つ
のインバーター8,9を介してデータ信号が供給される
。NAND回路7は同様にアウトプットイネーブル信号
ORが供給されるがインバーター8を介して反転したデ
ータ信号が供給される。NAND回路6の出力信号は9
MO3)ランジスタlのゲートに供給される。NAND
u路7の出力信号はインバーター12を介してnMOs
MOSトランジスタートに供給される。従って、アウト
プットイネーブル信号OEが高レベルの時に出力可能で
あって、データ信号に応じて各MOSトランジスター、
2の一方がオン、他方がオフとなって、出力信号Dou
tは高レベルまたは低レベルの2値論理レヘルを採る。
また、アウトプットイネーブル信号OEが低レベルの時
には、各MOSトランジスタ1.2が共にオフになり、
出力部5は高インピーダンス状態となる。
さらに、本実施例の出力バノファ回路は、上記出力部5
に出力レベル検出手段としてのインバーター4の入力端
子が接続される。そのインバーター4の出力信号v o
ttはNAND回路10に入力する。このNAND回路
IOには、さらにアウトプットイネーブル信号OEとイ
ンバーター8,11を介してデータ信号が人力される。
このNAND回路10に供給されるデータ信号はNAN
D回路6に供給されるものと同相である。NAND回路
l回路l力はpMOs)ランジスタ3のゲートに供給さ
れる。従って、出力レベル検出手段としてのインバータ
ー4の出力信号■。、は、NAND回路10を介して9
MO3)ランジスタ3のゲートに供給される。PMOS
トランジスタ3のソースには電源電圧Vccが供給され
、ρMOSトランジスタ3のドレインは出力部5に接続
する。このため、PMOSトランジスタ3は出力段の9
MO3)ランジスタlと並列接続されていると言える。
本実施例では、上記インバーター4の論理閾値のレベル
■いは3/4Vccに設定されている。すなわち、出力
部5の出力レベルが接地電圧GND〜3/4Vccの範
囲ではインバーター4の出力信号v oatが高レベル
となり、出力部5の出力レベルが3 / 4 Vcc=
 Vccの範囲ではインバーター4の出力信号V II
ETが低レベルとされる。NAN D回路10では、3
人力の全てが高レベルの時だけ出力信号が低レベルとな
る。従って、その3人力の全てが高レベルの時、9MO
3)ランジスタ3がオンになって、9MO3)ランジス
タ3の駆動能力が大きくなる。また、アウトプットイネ
ーブル信号OEが低レベルの時、データ信号が低レベル
の時、出力部5の出力レベルが3 / 4 Vcc= 
Vccの範囲の時は、いずれもNAND回路10の出力
は高レベルとなる。このようにNAND回路IOの出力
が高レベルとされた時、9MO3トランジスタ3はオフ
となって、その駆動能力は十分に小さいものとなる。
このようなpMOSトランジスタ3の動作について、第
2図を参照して更に説明を加える。アウトプットイネー
ブル信号OEが高レベルの状態であって、出力可能゛と
されており、出力信号Doutは接地電圧GNDのレベ
ルにあるものとする。そして、今、データ信号が時刻t
ゆで接地電圧GND(ζOV)から電源電圧Vcc(!
#5V)へ遷移したものとする。すると、インバーター
8の出力は低レベルになる。このためNAND回路7の
出力は低レベルから高レベルになって、インバーター1
2を介して制御されるnMO3)ランジスタ2はオンか
らオフ状態に移行する。また、これと平行して、インバ
ーター9を介してデータ信号が供給されるNAND回路
6の出力と、インバーター11を介してデータ信号が供
給されるNAND回610の出力が、それぞれ高レベル
から低レベルに遷移する。すると、PMOSトランジス
タlとpMO3l−ランジスタ3はそれぞれオフ状態で
あったものがオン状態に遷移する。
このようにnMO3)ランジスタ2がオフにされ、pM
OSトランジスタ1.3がオンにされることで、出力信
号Doutは接地電圧GNDから上昇して行き、第2図
の時刻り、でTTLレヘレベ論理高レベル■。□を越え
る。この時刻L1がアクセス時間の判定点である。この
出力信号Doutのレベルの遷移は、pMOsMOSト
ランジスタな。
らずpMOSトランジスタ3によっても行われるために
、時間t、/%−L、は十分に短い時間とされ、高速の
アクセス時間が確保される。
このような高速な論理レベルの遷移をPMOSトランジ
スタ1.3によって行った後、さらに出力信号[1(+
uLの出力レベルは上昇する。そして、時刻t2で出力
レベルが3/4Vccに達する。すると、闇値電圧Vい
を越えるために、今まで高レベルであったインバーター
4の出力信号V DETが7 低レベルに遷移する。イ
ンバーター4の出力信号v ottが低レベルにされる
と、NAND回路10の出力が高レベルに変化し、pM
OSトランジスタ3がオフになる。このように出力レベ
ルがCMOSレベルの論理高レベルである電源電圧Vc
cに近づくことで、9MO3)ランジスタ3の駆動能力
が小さく I!pちオフにされ、以後pMO3)ランジ
スタ1のみによる出力部5の充電が続けられる。
従って、出力信号Doutのレベル変化は緩やかな上昇
曲線を描くようになり、このため出力ピンのインダクタ
ンス等に起因するノイズの低減を図ることが可能となる
このように出力部5と電源電圧Vccの間のコンダクタ
ンスを変化させるpMOSトランジスタl。
3は、そのサイズにより、レベル遷移の時定数を定める
ことができる。−例として、nMO3)ランジスタ2の
チャンネル幅Wを150μmとすると、9MO3)ラン
ジスタlのチャンネル幅Wを10〜20//m、’pM
O5)ランジスタ3のチャンネル幅Wを3001Imと
することができる。このようなpMOSトランジスタ1
.3の関係によって、第2図の時刻t2以後の電圧の上
昇がゆっくりとしたものになり、ノイズの低減を図るこ
とができる。
なお、本実施例の出力バッファ回路は、出力レベル検出
手段としてのインバーター4の閾値HOEv0を3/4
Vccとしたが限定されるものではない。また、出力段
の9MO3)ランジスタ1は、負荷の特性に応じて省略
しても良く、出力段の構成を直列接続されるnMO3)
ランジスタで構成するようにしても良い、また、本実施
例では、出力レベル検出手段として単一のインバーター
4を設けたが、複数の出力レベル検出手段を設け、それ
ら、各出力レベル検出手段に対応した数のトランジスタ
を設けて、これらトランジスタを個々に制御し、駆動能
力の調整を行うようにすることもできる。
第2の実施例 本実施例の出力バッファ回路は、接地電圧GNDと出力
部との間に駆動能力の変化するMOSトランジスタが設
けられる例である。
その構成を第3図に示す。第1の実施例と同様に、その
出力段は電源電圧Vccと接地電圧GN[1の間に直列
に接続されたPMOSトランジスタ21とnMO3トラ
ンジスタ22より構成される。
pMosMOSトランジスタ21スには電源電圧Vcc
が供給され、9MO3)ランジスタ21のドレインは出
力信号Doutを取り出すための出力部25と接続し且
つnMO3トランジスタ22のドレインとも接続する。
そのドレインが9MO3)ランジスタ21のソースに接
続すると共に出力部25に接続するnMO3トランジス
タ22のソースには接地電圧GNDが供給される。これ
らpMOSトランジスタ21.nMO3)ランジスタ2
2は、それぞれ2人力のNAND回路26.27の出力
により制御される。NAND回路26は、アウトプット
イネーブル信号OEが供給されると共に2つのインバー
ター28.29を介してデータ信号が供給される。NA
ND回路27は同様にアウトプットイネーブル信号OE
が供給されるがインバーター28を介して反転したデー
タ信号が供給される。NAND回路26の出力信号はp
MQS)ランジスタ21のゲートに供給される。NAN
D回路27の出力信号はインバーター31を介してnM
OsMOSトランジスタ22トに供給される。従って、
アウトプットイネーブル信号OEが高レベルの時に出力
可能であって、データ信号に応じて各MO3)ランジス
タ21,22の一方がオン、他方がオフとなって、出力
信号Doutは高レベルまたは低レベルの2値論理レベ
ルを採る。また、アウトプットイネーブル信号OEが低
レベルの時には、各MOSトランジスタ21,22が共
にオフになり、出力部25は高インピーダンス状態とな
る。
このような出力部25には、インバーター24aの入力
端子が接続される。このインバーター24の闇値電圧V
いはおよそ4V程度であり、出力部25の出力レベルが
4vより小さい時、インバーター24aの出力は高レベ
ルとされ、出力部25の出力レベルが4vより大きい時
、インバーター24aの出力は低レベルとされる。この
インバーター24aの出力端子はインバーター24bの
入力端子に接続される。これら2段のインバーター24
a、24bが出力レベル検出手段として機能する。イン
バーター24bの出力信号■、!7は、NOR回路30
に供給される。このNOR回路30は2人力であり、当
該NOR回路30の他の入力端子にはNAND回路27
の出力信号が供給される。従って、出力部25のレベル
が電源電圧■ccの場合やデータ信号が高レベルの時、
或いはアウトプットイネーブル信号OEが低レベルの時
では、NOR回路30の出力信号は低レベルになる。
このNOR回路30の出力はnMOS1−ランジスタ2
3のゲートに供給され、nMOS )ランジスタ23を
制御nする。nMOSトランジスタ23のソースには接
地電圧GNDが供給され、nMOSトランジスタ23の
ドレインには出力部25が接続する。特に、そのnMO
3l−ランジスタ23のサイズ(チャンネル幅)をnM
OS)ランジスタ22のサイズ(チャンネル幅)よりも
大きくすることで高速なデータの遷移が可能となる。
この出力バッファ回路の動作について、第4図を参照し
て説明する。まず、初めにアウトプットイネーブル信号
OEが高レベルとされ、データ信号が高レベルであった
ものとする。すると、PMO3)ランジスタ21のみが
オンであってnMOSトランジスタ22.23がオフで
あるために、出力信号Doutが電源電圧Vcc(!=
i5V)のレベルにされる。
次に、時刻t1.でデータ信号が高レベルから低レベル
に遷移する。すると、インバーター28の出力が高レベ
ルになり、NAND回路27の出力は低レベルになって
、インバーター31を介してnMOS)ランジスタ22
はオンになる。また、インバーター29を介してNAN
D回路26の出力は高レベルに変化し、pMO3)ラン
ジスタ21はオフに変化する。このようにpMOSトラ
ンジスタ21がオフ、nMOS)ランジスタ22がオン
になることから、出力部25の出力レベルは電源電圧V
ccからnMOS )ランジスタ22の駆動能力に応じ
て徐々に下がることになる。このときnMOS)ランジ
スタ23は、インバーター24bの出力信号vIltT
が高レベルのままであるために、オフのままである。
その出力レベルが徐々に下がって行き、インバーター2
4aの閾値電圧Vい(例えば4V)よりも低くなったと
ころ(時刻L++)で、インバーター24bの出力信号
V□、が高レベルから低レベルに遷移する。すると、N
OR回路30の出力は低レベルから高Cベルに変化する
。このためnMOSトランジスタ23はオフ状態からオ
ン状態に変化する。このようにnMOS )ランジスタ
23がオンになって、その駆動能力が増大することによ
り、出力部5の出力レベルは高速に遷移して、出力信号
Doutのレベルは急速に降下する。
このような本実施例の出力バッファ回路では、出力レベ
ルが論理高レベルから立ち下がり始める時に、nMOS
 )ランジスタ22のみで出力部25が駆動され、その
開始時におけるピーク電流の発生を防止している。また
、出力レベルが電源電圧Vccよりある程度下がったと
ころで、nMOSトランジスタ23が出力部25のレベ
ルのプルダウく動作に加わり、このために高速に出力レ
ベルを下げることができる。
なお、本実施例の出力バッファ回路は、出力レベル検出
手段としてのインバーター24のII (tl[it電
圧tbを約4vとしたが限定されるものではない。
また、出力段のnMOSトランジスタ22は、負荷の特
性に応じ、て省略しても良い、また、本実施例では、出
力レベル検出手段層してインバーター24a、  24
bを設けたが、複数の出力レベル検山手段を設け、それ
ら各出力レベル検出手段に対応した数のトランジスタを
設けて、これらトランジスタを個々に制御シ、駆動能力
の調整を行うようにすることもできる。
第3の実施例 本実施例は、出力レベル検出手段からの信号に応じて、
トランジスタのインピーダンスを変化させる例である。
本実施例の出力バッフ1回路の構成を第5図に示す。そ
の出力段は電源電圧Vccと接地電圧GNDの間に直列
に接続されたpMO5)ランジスタ41とnMOS)ラ
ンジスタ42より構成される。
9MO3)ランジスタ41のソースには電源電圧Vcc
が供給され、9MO3)ランジスタ41のドレインは出
力信号Doutを取り出すための出力部45と接続し且
つnMOS )ランジスタ42のドレインとも接続する
。そのドレインが9MO3)ランジスタ41のソースに
接続すると共に出力部45に接続するnMOS )ラン
ジスタ42のソースには接地電圧GNDが供給される。
nMOsトランジスタ42は、そのゲートがインバータ
ー50を介して2人力のNAND回路47の出力端子に
接続される。そのNAND回路47はアウトプットイネ
ーブル信号OEが供給されると共にインバーター48を
介して反転したデータ信号が供給される。従って、アウ
トプットイネーブル信号OEが高レベルの時であって、
データ信号が低レベルの時だけnMO5)ランジスタ4
2はオンになる。
9MO3)ランジスタ41は、そのゲートがCMOSス
イッチを構成する9MO3)ランジスタ53及びnMO
S)ランジスタ54のソース・ドレインの一方と接続す
る。また、このゲートはスイッチとして機能するnMO
S )ランジスタ55のソース・ドレインの一方とも接
続する。これらMOS)ランジスタ53,55は、NO
R回路56の信号によって切り換えられ、nMOS ト
ランジスタ54は、インバーター44からの出力信号V
 *ttによって切り換えられる。上記CMOSスイッ
チを構成する9MO3)ランジスタ53及びnMOS)
ランジスタ54のソース・ドレインの他方は、NAND
回路46の出力端子と接続する。
従って、pMOSトランジスタ53及びnMOSトラン
ジスタ54が共にオンになった場合には、pMOSトラ
ンジスタ41はNAND回路46に制御される。このN
AND回路46にはアウトプットイネーブル信号OBが
入力すると共にインバーター48.49を介してデータ
信号が人力する。
このためアウトプットイネーブル信号OEが高レベルと
され、且つデータ信号が高レベルの場合のみNAND回
路46の出力は低レベルとされる。
上記出力部45には出力レベル検出手段としてのインバ
ーター44の入力端子が接続する。このインバーター4
4は闇値電圧■いが例えば3/4Vccとされる。この
ため出力レベルが3/4Vccより大きい時にインバー
ター44の出力信号v、!7は低レベルとされ、出力レ
ベルが3/4Vccより小さい時にインバーター44の
出力信号v oztハ高レベルとされる。このインバー
ター44の出力信号■□1は、NOR回路56に入力さ
れ、同時にCMOSスイッチを構成するnMOS)ラン
ジスタ54のゲートにも供給される。NOR回路56の
他の入力端子にはインバーター57を介してアウトプッ
トイネーブル信号OBが供給される。
そのNOR回路56の出力はCMOSスイッチを構成す
るpMOSトランジスタ53のゲートに供給されると共
にnMOS)ランジスタ55のゲートに供給される。
そのnMOS)ランジスタ55の他方のソース・ドレイ
ンは電源電圧Vccと接地電圧GNDの間に直列に接続
される抵抗51.52の接続点に接続される。これら抵
抗51.52で抵抗分割した電圧をnMOS)ランジス
タ55へ出力することができる。これら抵抗51.52
の抵抗比により、次に説明する中間レベルが決められる
このような回路構成を有する本実施例の出力バッファ回
路は、出力信号Doutの゛レベルが接地電圧GNDか
ら電源電圧Vccへ遷移する場合に、その遷移の途中で
、MOSトランジスタ53〜55の切り換え動作によっ
て、9MO3)ランジスタ41のコンダクタンスが変化
する。
ここで、アウトプットイネーブル信号OEが高レベルで
あり、データ信号が低レベルから高レベルに遷移して出
力信号Doutが低レベルから高レベルに遷移する場合
について説明すると、初めに出力レベルが低レベルの時
は、pMOS)ランジスタ41がオフであり、nMOS
 トランジスタ42がオンである。データ信号が高レベ
ルに変化して、インバーター48.NAND回路47.
インバーター50を介してnMOSトランジスタ42が
オフになる。また、データ信号が高レベルに変化して、
インバーター48.NAND回路46の出力が低レベル
に変化する。この時、出力部45のレベルはまだ低レベ
ルであり、インバーター44の出力信号■9,1が高レ
ベルとされる。その結果、nMOs)ランジスタ54が
オンであり、NOR回路56の出力が低レベルとなるこ
とがらnMO3I−ランジスタ55がオフで、9MO3
)ランジスタ53がオンとなる。従って、NAND回路
46の出力レベルである低レベルがCMOSスイッチを
介してpMOs トランジスタ41のゲートに与えられ
、pMOSトランジスタ41がオンになる。このように
pMOSトランジスタ41がオンになり、nMOSトラ
ンジスタ42がオフになることから、出力信号DouL
のレベルは接地電圧GNDのレベルから上昇して行く。
次に、出力部45の出力レベルが上昇して行き、インバ
ーター44の闇値電圧Vいを越えたところで、インバー
ター44の出力信号■。4.は低レベルに変わる。する
と、nMOS)ランジスタ54はオフになり、pMOS
!−ランジスタ53もNOR回路56によりオフとなっ
て、結局、pMOSトランジスタ41はゲートはNAN
D回路46と切り離される。これと同時に、NOR回路
56の出力が高レベルになることから、nMOS トラ
ンジスタ55がオンになり、抵抗51.52より得られ
る前記中間レベルがnMOs)ランジスタ55を介して
pMOs)ランジスタ41のゲートに供給される。この
抵抗51.52から得られる中間レベルは、pMOsト
ランジスタ41の駆動能力を小さくする。このため出力
部45のレベル変化の速度を遅くすることができ、ピー
ク電流を抑えてノイズの発生を防止することが可能とな
る。
このように本実施例の出力バッファ回路では、インバー
ター44により出力信号Doutのレベルを検出し、そ
の検出したレベルに応じて、MOSトランジスタ53〜
55を切り換えることができる。そして、そのMOS)
ランジスタ53〜55の切り換えによって、pMOs)
ランジスタ41のコンダクタンスを変化させることがで
き、pMOSトランジスタ41の駆動能力を小さくした
時ではピーク電流の低減によってノイズの発生が抑えら
れ、また、pMOS)ランジスタ41の駆動能力を大き
くした時では高速なレベルの遷移が行われる。
第4の実施例 本実施例は、第1〜第3の実施例のインバーター4.2
4a、44と置き換え可能であって、ヒシテリシス特性
をもった出力レベル検出手段を有する例であり、簡単の
ため、その出力レベル検出手段の回路構成のみを第6図
に示す。
この回路は、出力信号Doutが出力される出力部60
にそれぞれゲートが接続され9MO3)ランジスタロ1
.nMOSトランジスタ62.nMOSトランジスタ6
3を有している。PMOSトランジスタ61のソースは
電源電圧Vccが供給され、pMOSトランジスタ61
のドレインはインバーター65の入力部に接続すると共
にnMOSトランジスタ62のドレインに接続する。そ
のnMOSトランジスタ62のソースはnMOS)ラン
ジスタロ3のドレインに接続する。そのnMOSトラン
ジスタ63のソースは接地電圧GNDが供給される。n
MOSトランジスタ62とnMOSトランジスタ63の
接続点にはnMOS)ランジスタロ4ゐソース・ドレイ
ンの一方が接続される。このnMOS)ランジスタロ4
のソース・ドレインの他方は9MO3)ランジスタロ1
のドレインに接続し、nMO3)ランジスタロ4のゲー
トはインバーター65の出力部に接続する。そして、こ
のインバーター65の出力部から信号が検出出力信号V
 DtTとなり、トランジスタの駆動能力の制御に用い
られる。
このような回路では、第7図に示すような出力信号Do
utが接地電圧GND (L−、OV)から上昇して行
った場合に、出力信号Doutが■。の時に検出出力信
号D□、が高レベルになる。また、出力信号Doutが
電源電圧Vcc(#5V)から下がって行く場合では、
voよりも低い■1で検出出力信号D BETが低レベ
ルに変化する。このようなヒジテリシス特性を出力レベ
ル検出用の回路に持たせることで、検出出力信号D I
IITがチャタリングすることが防止され、安定した検
出出力が得られることになる。
なお、本実施例では、ヒシテリシス特性をもった出力レ
ベル検出手段について説明したが、出力レベル検出手段
に遅延素子を組合せる構成としても良い、また、駆動能
力を切り換えための範囲の設定を闇値電圧■いによるも
のとせず、差動アンプ等を用いて、リファレンス電圧と
の比較によって検出出力信号D DtTを発生させるよ
うにすることも可能である。
〔発明の効果〕
本発明の出力バッファ回路は、出力レベル検出手段によ
って出力部の出力レベルを駆動するトランジスタが制御
される。そして、成るレベル近く以外のレベルでは、ト
ランジスタの駆動能力が大きくされ、高速な出力レベル
の遷移が行われて高速なアクセス時間が確保される。ま
た、成るレベル近くでは、出力レベル検出手段からの信
号によって、トランジスタの駆動能力が小さくされ、ピ
ーク電流が抑えられるために、電源や接地のノイズの発
生が抑えられる。また、降圧回路等の特別の回路を必要
としないため、消費電力が小さくされる。特にメモリに
おいて多ビツト構成とした時では、消費電力を抑えて、
ノイズの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の出力バッファ回路の一例の回路図、第
2図はその一例の動作を説明するための波形図、第3図
は本発明の出力バッファ回路の他の一例の回路図、第4
図はその第3図の他の一例の動作を説明するための波形
図、第5図は本発明の出力バッファ回路のさらに他の一
例の回路図、第6図は本発明の出力バッファ回路にかか
る出力レベル検出手段の一例を示す回路図、第7図はそ
の出力レベル検出手段の一例のヒシテリシス特性を示す
特性図、第8図は従来の出力バッファ回路の一例を示す
回路図、第9図は従来の出力バッファ回路の他の一例を
示す回路図、第1O図は従来の出力バッファ回路のさら
に他の一例を示す回路図である。 1.3,21.41・・・PMOSトランジスタ2.2
2,23.42・・・nMO3)ランジスタ4.24a
、24 b、’44・”インバーター5.25.45・
・・出力部 特許出願人   ソニー株式会社 代理人弁理士 小泡 晃(他2名) 8w

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 出力部と所定電位の間にソース・ドレインを直列に接続
    させたトランジスタのゲートが出力レベル検出手段によ
    り制御され、 その出力レベル検出手段に検出される出力レベルが第1
    のレベルと第2のレベルの中の少なくとも一方のレベル
    の近傍である時は、上記トランジスタの駆動能力が小さ
    くされ、上記出力レベルが上記近傍である時以外の時は
    、上記トランジスタの駆動能力が大きくされることを特
    徴とする出力バッファ回路。
JP1119798A 1989-05-13 1989-05-13 出力バッファ回路 Pending JPH02301098A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5430389A (en) * 1992-09-29 1995-07-04 Hitachi, Ltd. Output circuit with a current injection circuit including a reference voltage generator
JPH07220476A (ja) * 1993-12-31 1995-08-18 Hyundai Electron Ind Co Ltd データ出力バッファ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5430389A (en) * 1992-09-29 1995-07-04 Hitachi, Ltd. Output circuit with a current injection circuit including a reference voltage generator
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