JPH0230079Y2 - - Google Patents

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JPH0230079Y2
JPH0230079Y2 JP1982174324U JP17432482U JPH0230079Y2 JP H0230079 Y2 JPH0230079 Y2 JP H0230079Y2 JP 1982174324 U JP1982174324 U JP 1982174324U JP 17432482 U JP17432482 U JP 17432482U JP H0230079 Y2 JPH0230079 Y2 JP H0230079Y2
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JP
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air
tank
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aeration
pipe
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JP1982174324U
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JPS5979295U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、地上に設置した送風機から密閉式の
汚物曝気槽内に空気を供給し、曝気槽内の好気性
菌を増殖させ、この好気性菌の働きにより汚水を
浄化する密閉式浄化槽の曝気装置に関し、特に、
送風機からの空気脈動による機器の損傷及び騒音
を未然に防止し得る密閉式浄化槽の曝気装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種の密閉式浄化槽の曝気装置は、第
1図に概略的に示す如く、密閉された曝気槽(浄
化槽)1の外部に設けた送風機2と同一のケース
4内に空気溜タンク3を設置し、送風機2から吐
出される圧縮空気を同タンク3内で空気溜めし、
もつて空気脈動を減殺して送風を整流し、平滑に
整流された圧縮空気を送気管5を通じて曝気槽
(浄化槽)1内に供給していた。このような空気
溜タンク3を必要とするのは、通常、この種の装
置に設ける圧縮機等の送風機は、ピストンの周期
的往復運動によつて送風を行なうため、空気脈動
が生じやすく、この脈動圧力を放置すると該脈動
圧力によるウオータハンマ現象により浄化槽内外
に激しい振動、騒音を発生させることになり、耐
久性の問題や、騒音公害等の問題が生ずるためで
ある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来の装置では、送風
機2と共に空気溜タンク3を同一の収納ケース4
内に収納しなければならないので、送風機2の設
置スペースの他に空気溜タンク3の収納スペース
まで余分に確保しなければならず、送風装置自体
が大型化するばかりでなく、設置コストも高くな
る難点を有していた。
また、曝気槽1内への十分な送風のためには、
送風能力が大で、ある程度脈動の大きな送風機2
が必要であるが、上記スペース等の問題から送風
能力に限度を設けざるを得ず、常時、送風機2に
過度の負担がかかつていた。
また、送風機2から送られる圧縮空気は、圧縮
空気の摩擦熱を有しているので、前記空気溜タン
ク3による脈動空気の整流に際して熱を放射し、
この空気溜タンク3からの熱放射によつて収納ケ
ース4内の温度が上昇し、送風機2の冷却を十分
に行なうことができないため、該送風機2の送風
効率が悪いばかりか、耐久性に欠け、長期間の使
用に耐え得ないという欠点をも有していた。
本考案は、上記の実情に鑑み、浄化槽用送風装
置の小型化と省スペース化を図り、コストダウン
を実現すると共に、送風能力が大で、脈動の大き
い送風機を使用しても、低騒音、低振動で、しか
も耐久性に富んだ密閉式浄化槽の曝気装置を提供
することを目的とする。
考案の構成 (課題を解決するための手段) 本考案は、上述の課題を解決するため、圧縮機
等の送風機を用いて汚物曝気槽内に空気を供給
し、好気性菌の繁殖を促す形式の密閉式浄化槽に
おいて、前記曝気槽内に設けた送気管の開口側に
散気管を設けると共に、この曝気槽内に位置する
送気管の途中に空気溜タンクを配設し、前記汚物
曝気槽外に配置した前記送風機と該空気溜タンク
とを供給管により接続した構成とした。
(作用) 従来、送風機に隣接させて同一ケース内に設置
されていた空気溜タンクを、汚物曝気槽内の空ス
ペースを利用して、該曝気槽内の送気管の途中に
配設したので、送風設備が全体としてコンパクト
になり、省スペース化が図れる。また、送風機と
空気溜タンクとが近接していないので、空気溜タ
ンクからの放射熱により送風機の効率が悪くなる
ことがなく、熱による影響を受けないので、機器
類の寿命も延びる。
送気管内の空気脈動は、汚物曝気槽内の配管途
中に設けられる空気溜タンクで除去されるので、
従来同様、空気脈動を原因とする振動、騒音は十
分に防止することができる。
なお、送風機は常に稼動され圧縮空気を次々と
送り出すので、曝気槽内の配管途中に設けられた
空気溜タンクからも次々と整流された空気が送気
管を流れ、送気管の開口側に設けた散気管から曝
気槽内の汚物へ供給され、曝気が行なわれる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図は、本考案における曝気装置の一実施例
の概略を示す密閉式の浄化槽装置の概略説明図で
あり、図中6は糞尿等の汚物の浄化処理を行なう
密閉式の浄化槽である。一般的な浄化槽は、例え
ば、汚物等に水分を加えてかく拌し上澄みを取る
沈殿分離室(調整室とも呼ばれる)(図示せず)
と、汚物曝気槽7、曝気後の水から更に異物を除
去するための沈殿室(図示せず)、最終処理の消
毒室(図示せず)等の一連の浄化処理工程を行な
う各室を備えているが、本考案は、種々の態様の
ものについて実施し得る。
第2図で図示した前記汚物曝気槽7は、沈殿分
離室から送給された汚水成分を曝気することによ
り、好気性菌を活性増殖させ、この好気性菌によ
り活性汚泥をつくり、汚水の分解を促進して汚水
を浄化させるための槽である。
8は浄化槽6の汚物曝気槽7内に設けた圧縮空
気送給用の送気管で、この送気管8の配管途中に
は、所定容積を有する空気溜タンク9を、汚物曝
気槽7の空スペースを利用して設置している。か
かる空気溜タンク9は、送給された圧縮空気を同
タンク内に溜めて整流することにより、脈動のな
い平滑な空気を送気管8の開口側に設けた散気管
12を通じて汚物曝気槽7の汚水へ送り込むもの
である。
10は前記汚物曝気槽7内に空気を送り込むた
めの浄化槽用の送風機で、密閉された浄化槽6、
曝気槽7の外部の収納ケース13内に配置されて
いる。本例における送風機10は、電磁往復動機
を用いた圧縮機を使用しているが、これに限定さ
れることなくその他の送風機であつても本考案を
実施できる。なお、この場合、送風機10は、空
気脈動の非常に大きいものでも差し支えない。
11は上記送気管8を一体に又は別体に延設し
た供給管で、この供給管11と前記送風機10の
圧縮空気吐出口を適宜の接続手段で接続する。
12は上記送気管8の開口側に設けられた散気
管、13は上記したように送風機10を収納する
収納ケース、14は汚物曝気槽7を密閉するため
の蓋である。
次に、上記実施例の作用について説明する。
第2図の状態において、送風機10を駆動させ
て圧縮空気を吐出させると、該圧縮空気は供給管
11より送気管8を通つて空気溜タンク9内に入
り、空気溜タンク9内で空気脈動を減殺され、平
滑に整流された圧縮空気は、他方の送気管8を通
つて散気管12により汚物曝気槽7内の汚物に供
給される。この一連の手順による圧縮空気の供給
は、常時休むことなく続けられるため、密閉され
た汚物曝気槽7内において好気性菌を増殖させ、
この好気性菌の働きにより活性汚泥をつくり、汚
水の分解を促進させて汚水を浄化する。
また、上記の状態において、空気溜タンク9は
汚物曝気槽7内の送気管の途中に配設されている
ので、空気溜タンク9内に滞留する圧縮空気の蓄
熱は曝気槽7内に放熱され、好気性菌の増殖にと
つて良い環境を形成し、又、浄化槽用送風機10
を収納する収納ケース13内の温度が前記放熱に
よつて影響を受けるおそれがなく、従来と異なり
小さな冷却装置を用いても十分に送風機10を冷
却することが可能となる。
考案の効果 以上説明したところから明らかなように、本考
案は、圧縮機等の送風機を用いて汚物曝気槽内に
空気を供給し、好気性菌の繁殖を促す形式の密閉
式浄化槽において、前記曝気槽内に配管した送気
管の下部に散気管を設けると共に、この送気管上
部には空気溜タンクを汚水面から離して配設し、
前記汚物曝気槽外に開口させた上記送気管の端部
と前記送風機とを供給管により接続したので、浄
化槽用送風機の収納ケース内に空気溜タンクを設
けずに、送風機が発生する脈動音を吸収すること
ができ、従つて該収納ケースを小型化して省スペ
ース化を図ることができる。しかも、昼夜運転し
ても損傷のない空気溜タンクが曝気槽内に配設さ
れているのに対して、上記空気溜タンクを分離さ
せた送風機が単独で曝気槽外に設けられているか
ら、損傷しやすい送風機の交換など、メンテナン
スが容易で、交換費用も節約できるという効果が
ある。
また、上記空気溜タンク内には、通常の場合、
防音用の素材が充填されているが、外気にさらさ
れて大きな温度変化を受けることがない上、汚水
面から離れた位置に配設されるので、夏季でも比
較的低温に保たれて、傷みがなく、当該素材の劣
化に伴う散気管の目詰りも未然に防止でき、散気
管の耐久性を維持するためにも好結果が得られ、
散気管のメンテナンスは一切不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の汚水浄化槽における曝気装置の
概略説明図であり、第2図は本考案にかかる曝気
装置の一実施例を示す概略説明図である。 6……浄化槽、7……汚物曝気槽、8……送気
管、9……空気溜タンク、10……送風機、11
……供給管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機等の送風機を用いて汚物曝気槽内に空気
    を供給し、好気性菌の繁殖を促す形式の密閉式浄
    化槽において、前記曝気槽内に配管した送気管の
    下部に散気管を設けると共に、この送気管の上部
    には空気溜タンクを汚水面から離して配設し、前
    記汚物曝気槽外に開口させた上記送気管の端部と
    前記送風機とを供給管により接続した密閉式浄化
    槽の曝気装置。
JP1982174324U 1982-11-19 1982-11-19 浄化槽の曝気装置 Granted JPS5979295U (ja)

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JP1982174324U JPS5979295U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 浄化槽の曝気装置

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JP1982174324U JPS5979295U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 浄化槽の曝気装置

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Publication Number Publication Date
JPS5979295U JPS5979295U (ja) 1984-05-29
JPH0230079Y2 true JPH0230079Y2 (ja) 1990-08-13

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ID=30379538

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52119768U (ja) * 1976-03-09 1977-09-10

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JPS5979295U (ja) 1984-05-29

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