JPH0230026Y2 - - Google Patents

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JPH0230026Y2
JPH0230026Y2 JP1713686U JP1713686U JPH0230026Y2 JP H0230026 Y2 JPH0230026 Y2 JP H0230026Y2 JP 1713686 U JP1713686 U JP 1713686U JP 1713686 U JP1713686 U JP 1713686U JP H0230026 Y2 JPH0230026 Y2 JP H0230026Y2
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JP
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mill
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boss
push
small
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JP1713686U
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JPS62130740U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は大豆、小豆、そば等の穀類の粉砕に使
用する小型粉砕機の内臼と外臼の間隙を調節する
装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、小型粉砕機に使用されている内臼と外臼
との間隙調節方法はテーパー状の内臼を前後にあ
るいは外臼を前後に摺動せしめることによつて行
われている。
第1図ないし第3図はその調節装置を例示する
図である。第1図は内臼を摺動させて調節する装
置で、第2図は外臼を摺動させて調節する装置で
ある。第3図は第2図において外臼を内臼に取付
けた外観図を示す。
図中、1は内臼、2は外臼、3は送穀ロール、
4は回転軸、5はカバー、6は調節ボルト、7は
カバーの雌ねじ、8はロツク用ナツト、9は押込
みボス、10はばねを示す。
第1図の装置は調節ボルト6で内臼1を摺動さ
せ外臼2と内臼1の間隙を調節しロツク用ナツト
8によつて固定している。第2図の装置は外臼2
を摺動させ調節しロツク用ナツト8で固定してい
る。
この装置を有する小型粉砕機を使用して穀類を
粉砕する場合は、ホツパーの穀類は回転軸4の回
転により送穀ロール3より内臼1と外臼2の調節
された間隙部に送られ、内臼1の表面及び外臼2
の内面に設けられている縦溝によつて粉砕され
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、小型粉砕機の内臼は細い回転軸を
基準として大外径の構造を有しており、且つ内臼
と外臼の接触によつて穀類を噛み砕き、粉砕する
ため芯振れ、振動が生じ易く、このため回転軸の
回転が内臼を押込んでいる押込みボスを次第に回
転させ、これに伴つて調節ボルトも回転し移動す
るため常に一定に調節された間隙が得られないと
いう欠点があつた。
従つて粉砕作業中、時々、粉化状態を見て再調
節する煩雑な作業等が免れなかつた。
本考案は上記欠点を解消するため行われたもの
で、粉砕作業中、回転軸の回転によつて調節ボル
トか回転し移動しないように改良したもので、構
造が極めて簡単であり、安価に実用化できる小型
粉砕機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案は回転軸15
に送穀ロール13と円錐状の内臼11とを連続し
て設け、円錐状の内臼11と協同する円錐状の外
臼12を外筒14に摺動自在に設けた装置におい
て、前記円錐状の外臼12の外端に角形状のカバ
ー16を設け、この下部には排出口17を配置す
ると共に、カバー16に固定した雌ねじ18に調
節ボルト19を螺合し、調節ボルト19の内端に
前記角形状のカバー16内の隅角に引掛する掛ピ
ン21を外周に設けた押込みボス22を前記回転
軸15に密着してなることをその要旨とするもの
である。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第4図ないし第6図は本考案の一実施例を示す
図で、第7図は他の実施例を示す図である。
図中、11は内臼、12は外臼、13は送穀ロ
ール、14は外筒、15は回転軸、16はカバ
ー、17はカバー16の排出口、18は雌ねじ、
19は調節ボルト、21は掛ピン、22は押込み
ボスを示し本考案の小型粉砕機が構成されてい
る。
外筒14に軸承24により回転軸15を傾斜し
て設け、その回転軸15に送穀ロール13と円錐
状の内臼11を連続して設けて、この円錐状の内
臼11と協同する円錐状の外臼12を有する外筒
14に摺動自在に設けられている。
内臼11の表面と外臼12の内面には穀類を粉
砕する縦溝が刻設されている。
外臼12の外端には角形状のカバー16が固定
ナツト25により固定され、下部に排出口17が
設けられている。角形状のカバー16は四角形あ
るいは多角形の形状を有するものである。
カバー16の前部に固定されている雌ねじ18
に調節ボルト19を螺合し、調節ボルト19の内
端には角形状のカバー16内の隅角に引掛する掛
ピン21を外周に設けた押込みボス22を介して
回転軸15に密着せしめ、調節ボルト19の外端
に調節ハンドル20を固定し、調節ハンドル20
を回動することにより内臼11を移動せしめ、外
臼12と内臼11との間隙を調節する。
押込みボス22には圧縮ばね23を付設しても
よく、ばね23の圧縮力によつて調節ハンドル2
0の回動操作を容易ならしめるので好ましい。
また、押込みボス22はばね体22aであつて
もよく、この一端には掛ピン21を設けている。
(第7図) 〔考案の作用〕 本考案は上記の構成であり、押込みボス22の
外周に設けられている掛ピン21が角形状のカバ
ー16内の隅角に引掛する構造となつているの
で、穀類の粉砕作業中に回転軸15の回転によつ
て押込みボス22が回転しないので調節ボルト1
9も移動せず、外臼12と内臼11の間隙が常に
一定に保持される。
従つて粉砕作業中、時々、粉化状態を見て間隙
の再調節を行う必要はない。
また、押込みボス22が固定されるので調節ボ
ルト19をロツク用ナツト等で固定する必要がな
く調節ハンドル20を回動する簡単な操作で行え
る作用がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の装置は押込みボス
に設けた掛ピンがカバー内の隅角に引掛して押込
みボスの回転を防止すると共に構造が極めて簡単
であり、従来の装置に若干改良するのみで実用的
に供し得るもので、且つ安価に提供できる。ま
た、構造あるいは操作が簡単であるため家庭用の
小型粉砕機等に大いに利用価値を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来の調節装置を示す図
である。第4図ないし第6図は本考案の一実施例
を示す図で、第4図は本考案の小型粉砕機の総断
面図、第5図は第4図のA−A矢視断面図、第6
図は調節装置の一部破断斜視図、第7図は調節装
置の他の実施例を示す図である。 1,11……内臼、2,12……外臼、3,1
3……送穀ロール、14……外筒、4,15……
回転軸、5,16……カバー、17……排出口、
7,18……雌ねじ、6,19……調節ボルト、
21……掛ピン、22……押込みボス、22a…
…ばね体、23……圧縮ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 回転軸15に送穀ロール13と円錐状の内臼
    11とを連続して設け、円錐状の内臼11と協
    同する円錐状の外臼12を外筒14に摺動自在
    に設けた装置において、前記円錐状の外臼12
    の外端に角形状のカバー16を設け、この下部
    には排出口17を配置すると共に、カバー16
    に固定した雌ねじ18に調節ボルト19を螺合
    し、調節ボルト19の内端に前記角形状のカバ
    ー16内の隅角に引掛する掛ピン21を外周に
    設けた押込みボス22を前記回転軸15に密着
    してなることを特徴とする小型粉砕機。 2 押込みボス22に圧縮ばね23が付設されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の小型粉砕機。 3 押込みボス22が一端が掛ピン21を有する
    ばね体22aであることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の小型粉砕機。
JP1713686U 1986-02-08 1986-02-08 Expired JPH0230026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1713686U JPH0230026Y2 (ja) 1986-02-08 1986-02-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1713686U JPH0230026Y2 (ja) 1986-02-08 1986-02-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62130740U JPS62130740U (ja) 1987-08-18
JPH0230026Y2 true JPH0230026Y2 (ja) 1990-08-13

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ID=30809620

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JP1713686U Expired JPH0230026Y2 (ja) 1986-02-08 1986-02-08

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JPS62130740U (ja) 1987-08-18

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