JPH0230022Y2 - - Google Patents

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JPH0230022Y2
JPH0230022Y2 JP19655983U JP19655983U JPH0230022Y2 JP H0230022 Y2 JPH0230022 Y2 JP H0230022Y2 JP 19655983 U JP19655983 U JP 19655983U JP 19655983 U JP19655983 U JP 19655983U JP H0230022 Y2 JPH0230022 Y2 JP H0230022Y2
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raw material
mixing
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rotor
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JP19655983U
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JPS60104237U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
[技術分野] 本考案は、各種成形機に供給する2種以上のプ
ラスチツク原料を計量、混合する計量混合装置に
関する。 [背景技術] 従来、比重差のあるプラスチツク原料(ペレツ
ト)、形状の異なるペレツト等の2成分系(2種)
以上の原料を用いてプラスチツク製品を成形する
場合、各原料の成形機への供給は、各原料を重量
計量し、これらの重量計量された原料を特に混合
することなく、直接、射出成形機、押出成形機等
の各種成形機に投入して行なつていた。 しかし、このような従来の重量計量方式による
と、得られる混合品の品質、例えば比重、製品重
量、機械的性質等のバラツキが生じるとともに、
各原料の分散不良による外観不良等を生じるとい
う欠点があつた。 また、従来の装置が、成形機に直接固定されて
いるため、成形機から伝達される振動の影響を受
けて計量のバラツキが生じるという欠点もあつ
た。 [考案の目的] 本考案の目的は、製品の重量、機械的性質のバ
ラツキがなく、かつ、成形機の振動の影響も受け
ることのない計量混合装置を提供するにある。 [考案の構成] 本考案は、複数の原料収納部からの各原料排出
通路毎に、原料排出通路の軸線と直交する方向の
回転軸線を有し、この原料排出通路に回転自在に
収納され、かつ、周面の一部が通路の一部の壁に
ほぼ摺接するようにされ、さらに、周面に複数の
計量用凹部を有するロータと、このロータを回転
駆動する回転数可変型のロータ駆動用モータとを
含んで構成される容量型計量手段を設けるととも
に、これらの各容量計量手段によつて計量された
原料を混合するために、容量型計量手段からの各
原料を受けるホツパと、このホツパに連設される
とともに水平方向を軸としホツパの取付位置と軸
方向の離れた位置に開口された排出口を有するド
ラムと、このドラム内に回転自在に収納されたプ
ロペラと、このプロペラを回転駆動させる回転数
可変型のプロペラ駆動用モータとを備えて構成さ
れ、前記プロペラは、モータの出力軸に連結され
ドラムの軸方向をその軸方向とする中心軸と、こ
の中心軸の両端部において異なる方向にかつ半径
方向両側に突出された連結軸と、これらの連結軸
の先端間に掛け渡され両連結軸の突出方向の相違
に基づき回転方向にいくらかのねじれを有する羽
根とから構成された混合手段を設け、これらの各
原料収納部、各容量型計量手段及び混合手段をフ
レームに一体に組込むとともに、このフレームを
成形機から分離して設け、これにより、従来の重
量計量式、かつ、成形機直結式計量装置の欠点を
除去して前記目的を達成しようとするものであ
る。 [実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 略直方体枠状に形成されたフレーム10の上部
には、複数の原料収納部として、例えば2基の円
筒状原料ホツパ12が取付けられ、これらの各ホ
ツパ12の下部に設けられた原料排出通路14に
は、それぞれ容量型計量手段20が設けられてい
る。この計量手段20は、前記排出通路14の一
部をなす通路22を有するとともに着脱可能な蓋
体24Aを有する箱状の本体24と、この本体2
4の通路22内の軸線と直交する方向の回転軸線
を有し、この通路22に回転自在に収納されると
ともに周面の一部が通路22の一部の壁にほぼ摺
接するようにされ且つ周面に複数の計量用凹部2
6Aを有するロータ26と、このロータ26を回
転駆動させる回転数可変型のロータ駆動用モータ
28とから構成され、モータ28の回転数を変更
することにより、原料供給量を調整できるように
なつている。 前記各計量手段20の下部には、それぞれフラ
ンジ16を介して排出通路14の一部をなすパイ
プ18が上端部を回動自在に支持されている。こ
れらのパイプ18の下端部は、混合手段30のホ
ツパ32内にそれぞれ開口されている。 前記混合手段30は、前記ホツパ32と、この
ホツパ32の下端に連設されるとともに下部に排
出口34Aを有し水平方向を軸とする円筒状のド
ラム34と、このドラム34内に回転自在に収納
されたプロペラ36と、このプロペラ36を回転
駆動させる回転数可変型のプロペラ駆動用モータ
38とから構成され、モータ38の駆動により、
複数のパイプ18からそれぞれ供給される複数種
の原料をプロペラ36によつてドラム34内で混
合して排出口34Aから排出できるようになつて
いる。この際、ホツパ32のドラム34への取付
位置とドラム34の排出口34Aの開口位置と
は、ドラム34の軸方向に離れた位置にされ、プ
ロペラ36による混合が充分に行ないうるように
されている。また、前記プロペラ36は、モータ
38の出力軸に連結されドラム34の軸方向をそ
の軸方向とする中心軸36Aと、この中心軸36
Aの両端部において異なる方向にかつ半径方向両
側に突出された連結軸36Bと、これらの連結軸
36Bの先端間に掛け渡され両連結軸36Bの突
出方向の相違に基づき回転方向にいくらかのねじ
れを有する羽根36Cとから構成されている。更
に、前記ドラム34の内面には前記プロペラ36
の両羽根36Cに対向する2条のリブ34Bが設
けられ、このようなプロペラ36及びリブ34B
により、より充分な混合がなされるようになつて
いる。 前記混合手段30は、前記フレーム10の下部
に固定され、これにより、前記複数の各原料ホツ
パ12、各検量手段20及び混合手段30は一体
にフレーム10に組込まれ、このフレーム10は
適宜な支持手段40を介して工場の床或いは建屋
等に支持されている。 前記フレーム10の下方位置には、射出成形
機、押出成形機等の成形機50が配置され、この
成形機50の上部には、混合物ホツパ52が設け
られるとともに、この混合物ホツパ52内の混合
物のレベルを検出するレベルセンサ54が設けら
れている。 このような構成において、成形機50に所定の
混合物を供給するには、フレーム10の上部の各
原料ホツパ12内に混合すべき原料をそれぞれ収
納する。ついで、各原料の混合割合に応じて予め
設定されているロータ26の回転数となるよう
に、各ロータ駆動用モータ28の回転数を電圧等
の調整により調整し、かつ、混合手段30のプロ
ペラ36の回転数が所定の混合度合に応じて予め
設定されている回転数となるように、プロペラ駆
動用モータ38の回転数を調整しておく。 この状態で、前記各モータ28,38を駆動し
て各原料の計量及び混合を行ない、順次成形機5
0の混合物ホツパ52に投入する。この投入量が
一定量に達し、混合物の上面が所定レベル以上に
なると、これがレベルセンサ54により検出さ
れ、このレベルセンサ54の信号によつて前記各
モータ28,38が停止されることとなる。 ついで、成形機50による成形がなされ、次の
成形が行なわれるときは、混合物ホツパ52内の
減量現象を検知したレベルセンサ54からの信号
により再び各モータ28,38が駆動され、前述
の動作を繰返し、混合された原料の供給がなさ
れ、以下同様にして自動運転がなされることとな
る。 上述のような本実施例によれば、各原料の計量
をロータ26等を有する容量型計量手段20で行
なうようにしたから、製品重量及び機械的性質の
バラツキを少なくでき、外観不良等も少なくでき
る。また、各原料の混合もプロペラ36を有する
混合手段30で行なうようにしたから、混合を確
実、かつ、充分に行なえ、この点からも品質のバ
ラツキを小さくできる。さらに、各原料ホツパ1
2、各計量手段20及び混合手段30をフレーム
10に一体に組込むとともに、このフレーム10
を成形機50と分離して設けたから、成形機50
からの振動の影響を受けることがなく、計量を正
確にできてこの点からも品質のバラツキを小さく
できる。また、装置全体の構造及びその各部品の
組合わせが簡易であるから、安価に提供できて経
済的であり、かつ、特に複雑な構造もないから操
作を容易にできる。 次に、本実施例装置を用いて具体的な成形を行
なつたデータを示す。 実験例 (1) ポリプロピレン(出光石油化学(株)製J−700G、
d(密度)=0.9、形状:タブレツト)を一方の原
料ホツパ12に、充填材配合ポリプロピレン(カ
ルプ工業(株)製、d=20、形状:タブレツト)を他
方の原料ホツパ12にそれぞれ投入した後、一方
側の計量手段20のロータ回転数および他方側の
計量手段20のロータ回転数並びに混合手段30
のプロペラ回転数をそれぞれ60rpm、20rpm、
30rpmに設定して計量、混合し、その重量%を50
対50として混合物ホツパ52に投入し、成形機5
0としては東芝機械(株)製の10オンス射出成形機を
用い、温度210〜230℃にて、縦×横×高さ=200
×100×300mm、厚さ3mmの箱を成形し、比重、重
量、外観を測定し、評価した。この操作は連続的
に行ない、かつ、6時間連続運転を行なつた。 実験例 (2) 一方側のロータ26と他方側のロータ26との
回転数をそれぞれ70rpm、15rpmとしてその重量
%を70対30とした以外は実験例(1)と同様に行な
い、評価した。 実験例 (3) 一方側のロータ26と他方側のロータ26との
回転数をそれぞれ30rpm、27rpmとしてその重量
%を30対70とした以外は、実験例(2)と同様に行な
い、評価した。 実験例 (4) 充填材配合ポリプロピレン(カルプ工業(株)製、
d=2.0)の形状を4×5×4mmの角ペレツトと
した以外は、実験例(3)と同様に行ない、評価し
た。 実験例 (5) 実験例(4)と同一の角ペレツトを用い、一方側の
ロータ26と他方側のロータ26との回転数を、
70rpm、15rpmとしてその重量%を70対30とした
以外は実験例(4)と同様に行ない、評価した。 前記実験例(1)乃至(5)の実験結果を表−1に示
す。配合割合は、表−1に示した重量%となるよ
う予め容量式で計量比を求めて決定した。
【表】 前記表−1によれば、各種の条件においても、
全て良好な結果が得られたことが判る。 なお、前記実施例において、各部の構造は図示
の構造に限らず、本考案の目的を達し得る範囲の
変形は可能であり、例えば、原料ホツパ12は角
筒あるいはフレーム10に一体に設けた凹部等で
もよい。 [考案の効果] 上述のように本考案によれば、重量、機械的性
質のバラツキがなく、かつ成形機の振動の影響が
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は側面図、第3図は平面図、第4
図は本実施例の要部の拡大断面斜視図である。 10……フレーム、12……原料ホツパ、14
……原料排出通路、20……容量型計量手段、2
6……ロータ、26A……計量用凹部、28……
ロータ駆動用モータ、30……混合手段、34…
…ドラム、36……プロペラ、38……プロペラ
駆動用モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の原料収納部と、これらの原料収納部の原
    料排出通路にそれぞれ設けられた容量型計量手段
    と、これらの容量型計量手段から供給される各原
    料を混合する混合手段と、前記各原料収納部、各
    容量型計量手段及び混合手段が一体に組込まれる
    とともに成形機から分離して設けられたフレーム
    とを備え、前記容量型計量手段は、原料排出通路
    内において原料排出通路の軸線と直交する方向の
    回転軸線を有しこの原料排出通路に回転自在に収
    納されかつ周面の一部が通路の一部の壁にほぼ摺
    接するようにされさらに周面に複数の計量用凹部
    を有するロータと、このロータを回転駆動する回
    転数可変型のロータ駆動用モータとを含んで構成
    され、前記混合手段は、容量型計量手段からの各
    原料を受けるホツパと、このホツパに連設される
    とともに水平方向を軸としホツパの取付位置と軸
    方向の離れた位置に開口された排出口を有するド
    ラムと、このドラム内に回転自在に収納されたプ
    ロペラと、このプロペラを回転駆動させる回転数
    可変型のプロペラ駆動用モータとを備えて構成さ
    れ、前記プロペラは、モータの出力軸に連結され
    ドラムの軸方向をその軸方向とする中心軸と、こ
    の中心軸の両端部において異なる方向にかつ半径
    方向両側に突出された連結軸と、これらの連結軸
    の先端間に掛け渡され両連結軸の突出方向の相違
    に基づき回転方向にいくらかのねじれを有する羽
    根とから構成されていることを特徴とする成形機
    に供給する原料の計量混合装置。
JP19655983U 1983-12-21 1983-12-21 計量混合装置 Granted JPS60104237U (ja)

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JP19655983U JPS60104237U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 計量混合装置

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JP19655983U JPS60104237U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 計量混合装置

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Publication Number Publication Date
JPS60104237U JPS60104237U (ja) 1985-07-16
JPH0230022Y2 true JPH0230022Y2 (ja) 1990-08-13

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ID=30421631

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JP19655983U Granted JPS60104237U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 計量混合装置

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