JP3189984B2 - プラスチック成形原料秤量・供給装置 - Google Patents

プラスチック成形原料秤量・供給装置

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JP3189984B2
JP3189984B2 JP08723092A JP8723092A JP3189984B2 JP 3189984 B2 JP3189984 B2 JP 3189984B2 JP 08723092 A JP08723092 A JP 08723092A JP 8723092 A JP8723092 A JP 8723092A JP 3189984 B2 JP3189984 B2 JP 3189984B2
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/18Feeding the material into the injection moulding apparatus, i.e. feeding the non-plastified material into the injection unit
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/1816Feeding auxiliary material, e.g. colouring material

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックの射出成
形、押出成形等の成形において原料として使用される粉
粒体のプラスチック主原料、着色剤や添加剤など、各種
粉粒体副原料のうち一原料を成形機に秤量・供給する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】次のような目的で同種の装置は利用され
てきた: (a)各成形機主原料消費量の長時間帯での管理(秒、
分でなく時間単位) (b)各成形機主原料消費量の短時間帯での管理(分単
位)。例えば押出成形における成形品(例えばパイプ)
の肉厚制御用のデータとして利用 (c)複数原料の一定比率配合 目的の(a)は最も簡単で、従来技術で特に問題はな
く、各種公知手段が利用できる。目的(b)では、下部
にフィーダ(例えばスクリュ)ならびに秤量手段を設け
た原料ホッパで、原料ホッパの総重量の減量の時間推移
を計測する、いわゆるロスインウエイト方式の連続秤量
・供給技術が主に使用されている。同方式は目的(b)
に対して大きな問題がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし目的(c)では
従来の技術に問題があった。その背景を列記すると: (イ)成形機では、10秒〜最大30秒という短い時間
帯で配合比を所定の値、精度に収める必要がある。これ
は分オーダの管理でよい目的(b)より難度が高い。
【0004】(ロ)主原料に対し副原料(例えば着色剤
など)の配合比が著しく低い場合が多い。従い、副原料
の供給kg/時が非常に少ない。例えば能力10kg/
時の成形で、1%配合比率の着色剤は100グラム/時
の小流量である。30秒分は1グラム弱に相当する。
【0005】(ハ)着色剤の配合では、例えば0.5%
程度から10%位と、配合量、すなわち秤量々の変化域
が広い。
【0006】要するに、着色剤の配合では10〜30秒
の短時間で精度を論じる必要があり、しかも時間あたり
の量が少なく、そのうえ秤量々の変化域が広い。前記の
ロスインウエイト方式は100グラム/時の秤量・供給
には精度的に不適である。そのため、各種のフィーダで
一定量をバッチ式に秤量手段のついたホッパで秤取る技
術がある(以下、「従来のウエイホッパ」と呼ぶ)。従
来のウエイホッパでは、その際、制御装置が秤量手段か
らの秤量値を監視してフィーダを停止する時点を決定し
ている。秤量手段の分解精度が良くてもフィーダの停止
精度がバッチの秤量々を左右するので、精度を改善する
目的で、フィーダの供給能力を、大半のフィードを大能
力で行い、最後を小能力で行う、あるいは時として中能
力のフィードを中間で用いる等がなされている。これら
フィーダの能力変更は例えばインバータを用いる回転速
度の変更、あるいは別サイズや別方式のフィーダに切り
替える等でなされている。従来のウエイホッパは複雑で
フレキシビリティに欠け、秤取り量が一定に近い専用機
に向くが目的(c)には問題を残す。数グラムの少量、
変化域の広さ、およびその広さのどこでも短時間で秤取
るとの技術条件が問題になっていた。
【0007】実案登録第12669912号の技術は上
記の条件における着色剤の配合に成功した公知技術であ
るものの、あくまで容積式の配合であり、重量比での設
定による自動運転や、消費量などの重量管理が不可能な
点が欠陥となっていた。
【0008】本発明は、上記要請の条件、すなわち、着
色剤の配合の際に、着色剤その他の添加剤および主原料
のいずれの秤量・供給にも問題なく使用でき、数グラム
の少量からその数十倍の広い変化域の量を、しかも短時
間で秤取ることができ、重量値設定による自動運転、消
費量などの重量管理が可能な秤量・供給装置を生み出す
ことを目的にしている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプラスチック成
形原料秤量・供給装置によれば、フィーダに一定の回転
角度単位である1カウントごとに信号を発信せしめる発
信器を設け、前記カウントを受信して所定のカウント値
でフィーダを停止するための制御部を有する制御装置を
設け、フィーダの起動から停止までの吐出物の重量を秤
量するためにフィーダの吐出口下方に秤量手段と排出ダ
ンパつき受け容器を設け、前記制御装置は、停止までの
所定のカウント値と秤量手段からの秤量値にもとづいて
吐出物の1カウントあたりの重量を演算する演算部と、
演算の結果得た1カウントあたり重量と次回フィード用
の所定のフィード重量とから次回フィードでフィーダを
停止すべきカウント値(前記「所定のカウント値」)を
演算する演算部を有し、制御装置は演算の結果得た所定
のカウント値で次回フィードの際フィーダを停止したう
えで吐出物の重量を秤量し、しかる後排出ダンパを開
き、排出後排出ダンパを閉じる設備がされている。
【0010】また、本発明のプラスチック成形原料秤量
・供給装置の実施に際して、制御装置は、フィーダを停
止すべき所定のカウント値が2以上の場合、所定のカウ
ント値より特定数少ないカウント値においてフィーダ吐
出物の秤量値を秤量手段から得、該カウント値と当該秤
量値にもとづいて吐出物の秤量値を1カウントあたりの
重量を演算することにより、フイードを停止すべき所定
のカウント値を再演算する演算部が付加されている。こ
のようにすることによりさらに正確な重量の吐出物を得
ることができる。
【0011】供給量精度の非常に高い容積式フィーダの
1回転を上記のように細かく分割してこれを1カウント
として、制御装置で所定のカウント信号を受けるやいな
や、機械的、電磁ブレーキ等の手段によって該カウント
の回転角度位置で瞬時停止する場合、吐出物を重量チェ
ックしても、精度の極めて高い結果を得ていることがわ
かる。またカウント値は直接に回転角度そのものである
から所定のカウントを変更すれば、これに比例する量が
得られ、フィーダの摺動抵抗や駆動モータ入力電圧変化
などの影響が皆無である。この点で、入力電流の周波数
(ヘルツ)を変更し間接的に回転速度を操作しているの
みで回転速度(例えばrpm)の絶対値を計測していな
い従来のウエイホッパとは異なる。容積式フィーダの技
術如何にもよるが、この技術的事実はかなり広範な原料
種に該当する。適切なフィーダを選択すれば、微少量の
定量吐出では特に、従来のウエイホッパよりも高精度な
ことが多い。また、カウント値の変更により、吐出量を
幅広く変更できる。秤量手段の値を制御装置が利用して
大フィード、小フィード等を行い、フィーダを停止すべ
き時間を各種予測演算してフィーダを停止する従来のウ
エイホッパの場合、1秤量バッチ量が広範にとれるよう
設計すると、1秤量回に必要とされる時間が一般的には
長い。一方、本発明のフィーダはフィード中の秤量手段
からの秤量値を無視しており、制御装置があらかじめ定
めた所定のカウント値で一義的、瞬間的にフィーダを停
止するから、フィーダ停止近辺で余計な時間を取らず、
吐出量の重量精度も優れる、との実験結果を得た。
【0012】プラスチック成形原料が秤量・供給の対象
物の場合、短時間で嵩比重が急激に変化するケースは、
実用的な技術としては考慮から除いてよい。ごく緩慢な
変化があるか、または同一種であるがメーカーが異なる
原料に途中で切り替わったなどの場合のみに嵩比重の変
化が起こる。このような実態にもとづけば、本発明の構
成の1である、所定カウント値での瞬時停止による容積
式フィーダの一定量供給の価値は高い。従来のウエイホ
ッパのごとく、秤量手段からの秤量値によりフィーダを
停止しなくても、前回の秤量値を利用して所定のカウン
ト値を得る本発明の装置で精度的には充分であるのみで
なく、下記のようにプラスチック成形原料の秤量・供給
の目的分野では、むしろ非常に優れた副次的効果を生む
結果となる。
【0013】すなわち、本発明の装置では、容積式フィ
ーダをカウント値で停止してはいるが、制御装置は、前
回の実秤量値をフィードバックして毎回所定のカウント
値を定めており、重量を無視した容積式ではない。ま
た、カウント値でフィーダが停止後、当回の真の吐出量
も正確に秤量値として制御装置に入力される。従い、成
形にまつわる各種重量ベースの管理や工程(配合など)
を組むことができる。例えば、短い時間帯での処理量k
g/時の実態把握により押出成形で押出成形機のスクリ
ュ回転数を制御し、押出製品(例えばパイプ)の肉厚制
御を行うことができる。また、原料の累積消費量の管理
は秤量手段の精度の範囲で当然可能になる。また、着色
剤の微量配合のごとく、成形原料配合の中でも困難なケ
ースをも解決する手段を提供する。すなわち、少ない
(例えば1や2)カウント値でフィーダを停止すれば極
微量が受けホッパに吐出され、その真の秤量値を制御装
置が知る。極微量の場合、真の秤量値は制御装置が所定
のカウント値を計算した時の目標秤量値とかなり違った
値となる率は高い。しかし、主原料側にも本発明の秤量
・供給装置を具備すれば、主原料側は高配合比すなわち
量が多く、停止の所定カウント値は70〜100等大き
なカウント値となるのでカウント値を計算した時の目標
秤量値に実質的に一致する。従い、着色剤の秤量・供給
後に、着色剤の真の秤量値を使って主原料側の装置で所
定のカウント値を演算せしめ、主原料量を秤量・供給せ
しめる、など各種の手段がとれる。
【0014】
【実施例】以下、図1ないし図7を参照して本発明の実
施例について説明する。なお図中、同一部材には同一番
号を付して表示する。
【0015】図1は本発明によるプラスチック成形原料
秤量・供給装置の1実施態様の全体側面図である。フィ
ーダ10のホッパ11の底部には、計量ディスク12が
配置されている。計量ディスク12は周方向に均等に2
0個あけられた計量升13があり、ディスクは中心部の
ドライブシャフト(図示略)で、発信器17を介して減
速機つき駆動モータ16に連結され、回転駆動される。
その際、原料18は遮蔽板14の無い位置で計量升13
を充満し、回転進行し、吐出口15の位置で下方に吐出
される。その過程で計量升13の各個が吐出口15を通
過しきる位置毎に発信器17は精度良く信号を発信し、
カウント信号31として制御装置30が受信する。
【0016】他方、フィーダ10からの吐出物を受ける
目的で、秤量手段と排出ダンパつき受け容器20が設け
てある。受け容器21は秤量手段22、ダンパ23が設
けられている。受け容器21はフィーダ10の起動前に
は空で、ダンパ23はバネ24の力で閉じられている。
【0017】フィーダ10が起動開始の後、制御装置3
0が所定のカウント値を受信した瞬間に制御装置30は
駆動モータの起動・瞬時停止信号32を発信し駆動モー
タ16は瞬時停止される。直後、制御装置30は秤量手
段22からの秤量信号33を受信した後、排出ダンパの
開閉信号34のうち開信号をダンパ開機構25に発信
し、ダンパ開機構25がバネ24に抗してダンパ23を
引き開け、受け容器21内の吐出物は、例えば成形機原
料供給口など次工程40にむかって排出される。
【0018】排出ダンパの開閉信号34が開信号を発し
た時以外、すなわち秤量手段22作動要の時間帯はダン
パ開機構25はダンパ23や受け容器21に非接触であ
る。
【0019】ここで制御装置30は停止までの所定のカ
ウント値と秤量手段からの秤量値にもとづいて吐出物の
1カウントあたりの重量を演算し、この1カウントあた
り重量と、次回フィード用の所定のフィード重量(人手
であるいは他からの信号入力で制御装置30に設定され
る)とから次回フィードでフィーダを停止すべきカウン
ト値(前記「所定のカウント値」)を演算し次回フィー
ドの際のフィーダ停止位置として扱う。
【0020】図2は本発明の制御装置30の構成の1例
を説明するブロック図である。図2の動作の2例が図3
および図4に後述されている。制御装置30は、発信器
17の信号を受信しカウンタで受け入れ可能な信号に変
換する信号変換部52、変換後の信号を受信するカウン
タ59がある。また、秤量手段22からの信号33を受
信し秤量値に変換する重量変換部53、手動あるいは外
部信号(図示略)により、次回フィード重量を設定する
ことが可能な重量設定部54がある。次に、演算処理部
55には、カウンタ59からのカウント値と秤量手段か
らの秤量値にもとづいて吐出物の1カウントあたりの重
量を演算する演算部60と、該1カウントあたり重量と
重量設定部54からのフィード重量とから次回フィード
でフィーダを停止すべき所定のカウント値を演算する演
算部61がある。また、所定のカウント値を演算する演
算部61からの所定のカウント値とカウンタ59からの
カウント現在値を比較し両者の一致時に発信するカウン
ト一致検出部62がある。また、演算処理部55にはデ
ータ記憶部56が接続されており、演算結果データや秤
量値など、一時記憶の必要性に対応している。制御装置
30中の制御部57は運転スイッチ58からの信号、カ
ウント一致検出部62からの信号を受信し、フィーダ駆
動モータの起動・瞬時停止信号32、排出ダンパの開閉
信号34を発信する他、演算処理部55に対してリセッ
ト、演算実行指令等を発信する。
【0021】図3は制御装置30の最も基本的な動作例
を説明するフローチャートである。まず理解の単純化の
ため、運転スイッチがONでの定常運転の状態を説明す
る。運転スイッチがON(S1)であるから、下記のサ
イクルが続行する。重量設定値(D)を読み込み(S
2)、前回の1カウント重量(C)を読み込み(S
3)、所定カウントを演算する(S4)。次に重量値を
リセットし(S5)、発信器のカウンタをリセット(S
6)して、フィーダの駆動モータをON(S7)する。
フィーダが回転を続け発信器からの信号数が所定のカウ
ント(E)に達する(S8)と、フィーダ駆動モータを
OFF(S9)し、フィーダの回転を瞬時に停止する。
【0022】秤量手段からの信号安定に要する時間経過
後(S10)、カウント値(A)および秤量値(B)を
読み込み(S11、S12)、1カウント重量(C)を
演算・記憶し(S13)次回の1カウント重量として使
用する。なお、次回の1カウント重量には、過去数回の
1カウント重量にもとづき制御用演算(単純な例は、平
均値)で求めた値を使用することもできる。
【0023】その後、排出ダンパを開閉(S14〜S1
7)して原料を排出し、1サイクル運転が完了する。本
発明の装置では、初回運転時には1カウント重量の過去
のデータが記憶されていないから、それを補う手段がと
られる必要があるが、初回には仮データを利用させる
等、公知の制御手段が各種とれ、本質的問題ではない。
【0024】図4は制御装置30の別の動作例を説明す
るフローチャートである。図3との相違点を記述する。
【0025】図4の動作では、カウント値が所定のカウ
ント値(C)−K(Kは1など特定数)に一致したと
き、フィーダを停止する。しかる後、追加カウント演
算: C1=(D−B1)×A1/B1 を行う。この追加カウント(C1)が1以上の場合、フ
ィーダ駆動モータ16を再度ONし、その後の発信器1
7のカウント値が追加カウント値に達すると、フィーダ
駆動モータ16をOFFし、フィーダの回転を瞬時に停
止する。運転サイクル時間に余裕があり、より高い精度
を要求される場合に使用される例である。また、秤量手
段からの信号安定に要する時間が短い秤量手段の場合、
各カウント間の時間間隔が長くフィーダからの落下状態
も間欠的であるなど、特定の条件が揃えば、図4の実施
例において、前記「カウント値が所定のカウント値
(C)−K(Kは1など特定数)に一致したとき」、フ
ィーダの一旦停止をせずにその時の秤量値を読み込むよ
うにしてもよい。図5ないし図7は図1と同様、装置の
図で、他の実施態様の例を示す。
【0026】図5、図6は、図1のフィーダ10として
他の形式を採用した実施例の立面図である。図6は図5
のA−A断面を示す。計量ディスク12は水平の回転軸
を有する、すなわち回転面が垂直で、そこに周外方に開
口した計量升13を有する。符号19は計量ディスク1
2の回転方向を示す。その他の点は図1と同じ構成をと
ったものである。
【0027】図7は図1の実施態様で図1のフィーダ1
0をスクリュフィーダユニット41に変えたものを示し
ている。その他の点は図1と同様である。スクリュフィ
ーダユニット41は充満度を上げて精度を上げ、また、
停止後の意図しない落下を無くするためにも出口が高い
方向の傾斜設置をすることも好ましい。なお、図示の実
施例は例示のためのものであり、本発明の内容を限定す
るものではないことを、付記する。
【0028】
【発明の効果】容積式フィーダの適切なもの1回転を上
記のように細かく分割してこれを1カウントとして、制
御装置で所定のカウント信号を受けるやいなや、機械
的、電磁ブレーキ等の手段によって該カウントの回転角
度位置で瞬時停止する場合、重量的にも極めて高い精度
で一定量の吐出が行われる。
【0029】また、適切なフィーダを選択すれば、微少
量の定量吐出では特に、従来のウエイホッパよりも高精
度なことが多い。また、カウント値の変更により、吐出
量を幅広く変更できる。
【0030】従来のウエイホッパの場合、1秤量バッチ
量が広範にとれるよう設計すると、1秤量回に必要とさ
れる時間が一般的には長いが、本発明のフィーダはフィ
ード中の秤量手段からの秤量値を無視しており、制御装
置があらかじめ定めた所定のカウント値で一義的、瞬間
的にフィーダを停止するから、フィーダ停止近辺で余計
な時間を取らず、吐出量の重量精度も優れる。
【0031】プラスチック成形原料が秤量・供給の対象
物の場合、短時間で嵩比重が急激に変化するケースは、
技術経験にもとづき考慮不要と考えてよい。このことを
積極的に利用して各種優れた効果を得た。
【0032】本発明の構成の一つである、所定カウント
値での瞬時停止による容積式フィーダの一定量供給の価
値は高い。従来のウエイホッパのごとく、秤量手段から
の秤量値によりフィーダを停止しなくても、前回の秤量
値を利用して所定のカウント値を得る本発明の装置で精
度的には充分であるのみでなく、下記のようにプラスチ
ック成形原料の秤量・供給の目的分野では、むしろ非常
に優れた副次的効果を生む結果となる。
【0033】すなわち、本発明の装置では、容積式フィ
ーダをカウント値で停止してはいるが、制御装置は、前
回の実秤量値をフィードバックして毎回所定のカウント
値を定めており、重量を無視した容積式ではない。
【0034】また、カウント値でフィーダが停止後、当
回の真の吐出量も正確に秤量値として制御装置に入力さ
れる。従い、成形にまつわる各種重量ベースの工程や管
理が行える。例えば、短い時間帯での処理量kg/時の
実態把握により押出成形で押出成形機のスクリュ回転数
を制御し、押出製品(例えばパイプ)の肉厚制御を行う
ことができる。
【0035】また、原料の累積消費量の管理は秤量手段
の精度の範囲で当然可能になる。
【0036】また、着色剤の微量配合のごとく、成形原
料配合の中でも困難なケースをも解決する手段を提供す
る。すなわち、少ない(例えば1や2)カウント値でフ
ィーダを停止すれば極微量が受けホッパに吐出され、そ
の真の秤量値を制御装置が知る。極微量の場合、真の秤
量値は制御装置が所定のカウント値を計算した時の目標
秤量値とかなり違った値となる率は高い。しかし、主原
料側にも本発明の秤量・供給装置を具備すれば、主原料
側は高配合比すなわち量が多く、停止の所定カウント値
は70〜100等大きなカウント値となるのでカウント
値を計算した時の目標秤量値に実質的に一致する。従
い、着色剤の秤量・供給後に、着色剤の真の秤量値を使
って主原料側の装置で所定のカウント値を演算せしめ、
主原料量を秤量・供給せしめる、など各種の手段がとれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の立面全体図。
【図2】本発明の制御装置30の構成の1例を説明する
ブロック図。
【図3】本発明の制御装置30の最も基本的な動作例を
説明するフローチャート。
【図4】本発明の制御装置30の別の動作例を説明する
フローチャート。
【図5】本発明のフィーダ10に図1と異なる他の形式
を採用した実施例の立面図。
【図6】図5のA−A断面図。
【図7】本発明のフィーダ10としてスクリュフィーダ
ユニット41を採用したもの。
【符号の説明】
10・・・フィーダ 11・・・ホッパ 12・・・計量ディスク 13・・・計量升 14・・・遮蔽板 15・・・吐出口 16・・・駆動モータ 17・・・発信器 20・・・秤量手段と排出ダンパつき受け容器 21・・・受け容器 22・・・秤量手段 23・・・ダンパ 25・・・ダンパ開機構 30・・・制御装置 31・・・カウント信号 32・・・駆動モータの起動・瞬時停止信号 33・・・秤量信号 34・・・排出ダンパの開閉信号 40・・・成形機原料供給口など次工程 41・・・スクリュフィーダユニット 52・・・信号変換部 53・・・重量変換部 54・・・重量設定部 55・・・演算処理部 56・・・データ記憶部 57・・・制御部 58・・・運転スイッチ 59・・・カウンタ 62・・・カウント一致検出部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィーダに一定の回転角度単位である1
    カウントごとに信号を発信せしめる発信器を設け、前記
    カウントを受信して所定のカウント値でフィーダを停止
    するための制御部を有する制御装置を設け、フィーダの
    起動から停止までの吐出物の重量を秤量するためにフィ
    ーダの吐出口下方に秤量手段と排出ダンパつき受け容器
    を設け、前記制御装置は、停止までの所定のカウント値
    と秤量手段からの秤量値にもとづいて吐出物の1カウン
    トあたりの重量を演算する演算部と、演算の結果得た1
    カウントあたり重量と次回フィード用の所定のフィード
    重量とから次回フィードでフィーダを停止すべきカウン
    ト値を演算する演算部を有し、制御装置は演算の結果得
    た所定のカウント値で次回フィードの際フィーダを停止
    したうえで吐出物の重量を秤量し、しかる後排出ダンパ
    を開き、排出後排出ダンパを閉じることを特徴とする、
    プラスチック成形原料秤量・供給装置。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲第1項において、制御装
    置は、フィーダを停止すべき所定のカウント値が2以上
    の場合、所定のカウント値より特定数少ないカウント値
    においてフィーダ吐出物の秤量値を秤量手段から得、該
    カウント値と当該秤量値にもとづいて吐出物の秤量値を
    1カウントあたりの重量を演算することにより、フイー
    ドを停止すべき所定のカウント値を再演算する演算部が
    付加されていることを特徴とする、プラスチック成形原
    料秤量・供給装置。
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