JPH02299474A - 電力変換回路と点火回路と起動・停止手段 - Google Patents

電力変換回路と点火回路と起動・停止手段

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JPH02299474A
JPH02299474A JP2014857A JP1485790A JPH02299474A JP H02299474 A JPH02299474 A JP H02299474A JP 2014857 A JP2014857 A JP 2014857A JP 1485790 A JP1485790 A JP 1485790A JP H02299474 A JPH02299474 A JP H02299474A
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Toshiyasu Suzuki
利康 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 第1の本発明は、ノーマリィ・オフで電圧駆動形のスイ
ッチング手段と直列共振回路と駆動用変圧手段を用いた
自励式電力変換回路に関する。
第2の本発明は、前述の電力変換回路を利用して多重ス
パークを発生することができる各用途用の点火回路、特
に、内燃機関用点火回路とロケット・エンジン用点火回
路等に関する。
第3の本発明は、スイッチング手段と直列共振回路と駆
動用変圧手段を用いな自励式電力変換回路において、そ
の起動と動作停止を繰り返しても、その起動がいつもス
ムーズに行うことができる起動・停止手段に関する。
第4の本発明は、フル・ブリッジ接続した4つの可制御
スイッチと直列共振回路を用いた電力変換回路において
、その負荷の軽重にかかわらず、その振動電圧を一定化
することができる電力変換回路に関する。
背景技術 第1〜第4の本発明について、以下、(1)〜(4)に
分けて説明する。
(1) 従来技術として、バイポーラ・トランジスタと
直列共振回路と駆動用変圧器を用いた自励式電力変換回
路が特公昭36−16861号に開示されている。この
回路を応用して、バイポーラ・トランジスタの代わりに
MOS−FETを用いた自励式電力変換回路が特開昭6
3−59772号に開示されている。後者の基本回路を
第3図に示す。
後者は駆動用変圧器に可飽和形を使うが、そうでなくて
も大丈夫である。第3図の回路の駆動用の変圧器5はど
ちらでも構わない、変圧器5を不飽和領域で使えば、ト
ランジスタ2あるいは3を流れていた共振電流が反転し
てその一方のドレイン・ソース間内蔵ダイオードを流れ
るとき、変圧器5の出力電圧の反転により両ゲート電圧
が反転し、トランジスタ2.3のオン、オフが入れ換わ
る。一方、変圧器5を飽和させて使えば、その共振電流
が反転する前にそれが飽和した時点でトランジスタ2.
3のオン、オフが入れ換わる。
尚、負荷抵抗33はリアクトル4と直列接続されている
が、これをリアクトル4あるいはコンデンサ6又は21
と並列接続しても構わない。
ところで、トランジスタ2.3をバイポーラ・トランジ
スタに換えると、この回路は前者(特公昭36−168
61号)の回路の変形になるが、駆動用の変圧器5等の
動作は前者のそれらの動作と同じではない、というのは
、前者の回路は電流駆動形のスイッチング手段を使い、
この回路は電圧駆動形のスイッチング手段を使う、から
である、この回路の動作はちょっと複雑である。
第3図の回路では、うまい具合に抵抗31とトランジス
タ2のゲート・ソース問容量が積分回路を形成し、この
積分回路が変圧器5の1次コイルの励磁インダクタンス
の電圧を積分する。
(変圧器5のリーケージ・インダクタンスを無視、) よく知られている様に、コイルの電圧をV、その電流を
■、そのインダクタンスをし、時間変数をTとすると、
V=:L−dI/dTの関係があるから、電圧Vを積分
すれば電流Tが求まる。
このため、その積分回路の出力電圧波形、すなわち、ト
ランジスタ2のゲート・ソース問電圧波形は前記励磁イ
ンダクタンスの電流波形、すなわち、はとんどトランジ
スタ2又は3の主電流の波形と同じになる。トランジス
タ3と抵抗32の側についても同様である。
その結果、その主電流の位相とトランジスタ2.3のオ
ン、オフのタイミングがぴったり合う−と予想されるが
、実際には、トランジスタ2.3のオン、オフのしきい
値電圧も係わって、来るから、その位相とタイミングは
少しずれる。
ところで、その一方のゲート・ソース間容量のキャパシ
タンスをC1抵抗31又は32の値をRとしたときに、
両方の積分回路が周波数fの正弦波を積分するためには
、CR>>1/2X3.14Xfの関係を満足しなけれ
ばならないがら、抵抗31.32の値を大きくする必要
がある。そして、前記励磁インダクタンスのインピーダ
ンスより両積分回路のインピーダンスがかなり大きくな
いと、前記励磁インダクタンスの電流は前記主電流と違
って来てしまう、いずれにしても、大きな値の抵抗31
.32に対して充分な駆動電圧をトランジスタ2.3に
供給するには、両積分回路に大きな共振電圧を入力する
必要がある。その結果、抵抗31.32によるエネルギ
ー消費も無視できなくなる。
また、前記励磁インダクタンスはその共振回路のインダ
クタンス成分に含まれるから、負荷抵抗33をリアクト
ル4に並列接続する場合、その振動波形は複雑になる。
かと言って、リアクトル4と1次コイル5aの直列回路
に負荷33を並列接続することはできない、なぜなら、
前記励磁インダクタンスの電流尼前記主電流が違ってし
まう、からである。
さらに、その共振回路のインダクタンス成分はリアクト
ル4のインダクタンスとその励磁インダクタンスの和に
なるので、そのインダクタンス比に応じた共振電圧がそ
の励磁インダクタンスに印加される。従って、その共振
電圧が大きくなると、変圧器5は飽和し易くなる。その
結果、変圧器5を飽和させて使う場合、電源電圧の高低
によって、あるいは、負荷抵抗33の軽重によって、ト
ランジスタ2.3のオン、オフのタイミングとその主電
流の位相がずれてしまう、こうなると、直流電源1から
負荷抵抗33に与えるエネルギーに対して、その共振回
路から直流電源1に帰還するエネルギーの比率が大きく
なって、負荷抵抗33にフルにエネルギーを与えること
ができなくなるそれから、その共振電流がほとんどその
ままその励磁インダクタンスを流れるから、変圧器5を
不飽和領域で使うにせよ、飽和させて使うにせよ、その
電流の大きさに応じて変圧器5も大きく設計する必要が
ある。
そんな訳で、その励磁インダクタンスがその共振回路の
インダクタンス成分として組み込まれない様にすること
が望まれ、変圧器5の飽和がその共振電圧の増減に影響
されないことが望まれ、その共振電流の大きさに関係な
く変圧器5の小型化が望まれる、という問題点がこの従
来の電力変換回路にある。
また、抵抗31.32でのエネルギー損失のため、変換
効率が低い、という問題点もある。
そこで、第1の本発明は、これらの問題点を無くした電
力変換回路を提供することを目的としている。
(2) 当然の事ながら、従来、この電力変換回路を利
用した点火回路は無かっな。
そこで、第2の本発明は、第1の本発明を利用した点火
回路を提供することを目的としている。
(3) 複数のスイッチング手段、直列共振回路、及び
、駆動用変圧手段を用いた自励式電力変換回路において
、この動作を停止した後で再起動するとき、その直列共
振回路中のコンデンサの残留電圧によっては再起動がで
きないなどの問題点が従来技術にある。
例えば、その再起動時の始めにターン・オンするスイッ
チング手段が形成する閉回路中で、その残留電圧とその
電源電圧が打ち消し合って、その起動ができない場合で
ある。あるいは、両型圧が完全に打ち消し合わないまで
も、両方の電圧差が不充分で振動を開始することができ
なかったり、振動の立ち上がりが遅くなったり、する場
合である。
また、その再起動時、その残留電圧がいつも所定の電圧
であることが必要な場合が用途によっである。しかし、
従来技術ではその残留電圧を所定の電圧に設定すること
ができない、という問題点がある。
例えば、その直列共振回路を点火コイルの1次コイルと
コンデンサの直列回路で構成する内燃機関用点火回路な
どの場合、その起動と停止を繰り返すとき、すなわち、
その点火動作を繰り返すとき、前記残留電圧を所定値に
設定する必要があるこれは、前記残留電圧によってその
1次コイルの再起動最初の印加電圧が決まり、この印加
電圧によって、その2次側に接続された点火用放電ギャ
ップのギャップ間の絶縁を破壊するために必要な、その
点火コイルの最初の最大出力電圧が決まる、からである
一つまり、この最大出力電圧が前記残留電圧によって増
減する、からである、この最大出力電圧がその絶縁破壊
電圧を越えなければ、スパークは発生せず、点火ミスと
なる。
そこで、第3の本発明は、その様な自励式電力変換回路
において、その再起動を容易に行うことができ、その再
起動時の前記コンデンサの電圧を所定値に設定すること
ができる起動・停止手段を提供することを目的としてい
る。
(4) 従来技術として、フル・ブリッジ接続した4つ
の可制御スイッチと直列共振回路を用いた電力変換回路
において、その負荷の軽重にかかわらず、その振動電圧
を一定化することができる電力変換回路を、本発明者は
特開平1−173917号の第20図(a)、(b)に
開示している。
その基本回路を第4図に示す、その作用は次の通りであ
る。
トランジスタ2.34.15のオン期間中にコンデンサ
6の電圧が直流電源1の電圧と同じになると、それまで
逆電圧のためにオフだったダイオード19がターン・オ
ンする。このため、ダイオード19とトランジスタ34
.2がリアクトル4と負荷7に対してフライホイール・
ダイオードの様な役割を果たし、リアクトル4の電流は
これらを流れる様になり、コンデンサ6の電圧はもうそ
れ以上増えない、トランジスタ3.35.14のオン期
間中も同様である。その結果、コンデンサ6の振動電圧
が一定化し、その共振回路の振動電圧も一定化する。
尚、トランジスタ34.35は、ダイオード19とトラ
ンジスタ14あるいはトランジスタ15とダイオード2
0がコンデンサ6を短絡するのを防止するなめに必要で
ある。
しかしながら、その−電化のなめに、図中のそれぞれの
点線で3つずつ繋いだそれぞれのトランジスタ群が連携
してターン・オンする様に、しかし、両トランジスタ群
が同時にターン・オンしない様に、制御しなければなら
ない、このため、これらの事を満足する駆動手段が必要
になるので、回路構成が複雑になる、という問題点がこ
の回んにある。
そこで、第4の本発明は、ブリッジ接続した4つの可制
御スイッチと直列共振回路を用いた電力変換回路におい
て、簡単な回路構成で前記直列共振回路の振動電圧を一
定化することができる電力変換回路を提供することを目
的としている。
先ず最初に、第1の本発明は、 直列共振回路か、負荷と直列共振回路の直列回路か、ど
ちらか一方の回路の両端電圧を、複数のノーマリイーオ
フで電圧駆動形のスイッチング手段と、これらを駆動す
る駆動用の第1の変圧手段と、1つ又は複数の直流電源
によって切り換える自励式電力変換回路において、 双方向に対して定電圧特性を示す定電圧手段によって前
記第1の変圧手段の入力電圧の絶対値を一定化した電力
変換回路である。
尚、前記変圧手段は1つの変圧器でもよいし、複数の変
圧器を組み合わせたものでもよい。
このことによって、前記定電圧手段が、前記変圧手段の
入力側に印加される交流電圧の絶対値を一定化するので
、その励磁インダクタンスはその共振回路のインダクタ
ンス成分から切り離され(第1の効果)、前記変圧手段
の飽和はその共振電圧の増減に影響されない(第2の効
果)。
また、その共振電流がどんなに大きくなっても、そのほ
とんどを前記定電圧手段がバイパスするし、その励磁イ
ンダクタンスの印加交流電圧の絶対値が一定化されるの
で、前記変圧手段は飽和し難くなり、その分だけ前記変
圧手段を小型化することができる(第3の効果)。
さらに、従来技術の様にエネルギー損失を大きくする積
分回路を本発明は必要としないから、その分だけエネル
ギー損失が減り、変換効率が向上する(第4の効果)。
次に、第2の本発明は、 請求項1〜22のいずれか1項に記載の電力変換回路に
おいて、前記どちらか一方の回路を点火コイルの1次コ
イルとコンデンサの直列回路で構成した点火回路である
このことによって、第1の本発明の電力変換回路を利用
した点火回路を構成することができる(効果)。
その作用は次の通りである。その2次コイルに接続され
た点火用放電ギャップ間が絶縁破壊によって短絡される
までは、その1次コイルのインダクタンスとそのコンデ
ンサが直列共振回路を形成する。しかし、その絶縁破壊
が起こると、前記点火コイルの2つのり一ケージ・イン
ダクタンスと前記コンデンサの直列回路が主にその直列
共振回路を形成する。
そして、第3の本発明は、 直列共振回路か、負荷と直列共振回路の直列回路か、ど
ちらか一方の回路の両端電圧を、複数のスイッチング手
段と、これらを駆動する駆動用の第1の変圧手段と、1
つ又は複数の直流電源によって切り換える自励式電力変
換回路において、外部から与えられる起動・停止信号に
従って、前記両端電圧を所定の値にする閉回路を形成す
る1つ又は複数の前記スイッチング手段をターン・オン
させる起動手段と、 前記起動・停止信号に従って前記1つ又は複数のスイッ
チング手段をターン・オフさせる動作停止手段と、 前記1つ又は複数のスイッチング手段のオン、オフを検
出するオン・オフ検出手段と、 前記オン・オフ検出手段が前記1つ又は複数のスイッチ
ング手段がオンであることを検出する限り、前記動作停
止手段が前記1つ又は複数のスイッチング手段をターン
・オフさせるのを妨げるターン・オフ防止手段を、 設けた起動・停止手段である。
このことによって、前記自励式電力変換回路の再起動を
容易に行うことができく第1の効果)、その再起動時の
前記コンデンサの電圧を所定値に設定することができる
(第2の効果)。
その作用は次の通りである。前記自励式電力変換回路で
は、第1のスイッチング手段群(前記1つ又は複数のス
イッチング手段のことで、単数も含む。)と第2のスイ
ッチング手段群(残りの1つ又は複数のスイッチング手
段のことで、単数も含む、)が第1の閉回路(前記閉回
路)と第2の閉回路をその動作中に交互に形成する。そ
して、第1、第2の閉回路それぞれが形成されていると
き、前記両端電圧はそれぞれに応じた所定の値になる。
本発明の動作・停止手段の作用により、必ず、前記電力
変換回路は、第1のスイッチング手段群のターン・オン
によってその動作を開始し、第2のスイッチング手段群
のターン・オフによってその動作を停止する。すなわち
、その起動と動作停止それぞれのタイミングがいつも同
じになる。
その結果、その再起動のとき、前記直列共振回路中のコ
ンデンサの電圧は一定化し、しかも、その電圧は、第1
のスイッチング手段群のターン・オンによってその共振
回路が振動し始め易い電圧となる。
それから、第4の本発明は、 第1のアーム対と、第1の非可制御スイッチ、第1、第
2の可制御スイッチ及び第2の非可制卿スイッチをこの
順序で直列接続した第2のアーム対をブリッジ接続し、 前記第1の非可制御スイッチ、可I11御スイッチの接
続点と前記第2の可制御スイッチ、非可制御スイッチの
接続点の間に2つの前記非可制御スイッチと逆向きに第
3、第4の非可制御スイッチを直列接続し、 前記第3、第4の非可制御スイッチの接続点と前記第1
のアーム対の中点端子の間にコンデンサを接続し、 前記第3、第4の非可制御スイッチの接続点と前記第2
のアーム対の中点端子の間に、リアクトルか、負荷とリ
アクトルの直列回路か、どちらか一方を接続した電力変
換回路である。
このことによって、4つの非可制御スイッチを追加接続
しただけで、新たな可制御スイッチを1つも必要としな
いし、従って、その駆動手段も複〜雑にならないから、
簡単な回路構成で、前記コンデンサ、リアクトルが形成
する直列共振回路の振動電圧を一定化することができる
(効果)、その作用は次の通りである。
第1、第2のアーム対の作用によって前記コンデンサの
電圧の大きさが電源電圧のそれと同じになると、前記第
1、第2の可制御スイッチのどちらかと前記第3、第4
の非可制御スイッチのどちらかが前記リアクトルに対し
てフライホイール・ダイオードの様な役割を果たす、そ
の結果、前記コンデンサの振動電圧は一定化し、前記直
列共振回路の振動電圧も一定化する。
そして、前記第1のアーム対のどちらかのアームと前記
第3、第4の非可制御スイッチのどちらかが前記コンデ
ンサを短絡するのを前記第1、第2の非可制御スイッチ
のどちらかが防止する。
発明を実施するための最良の形態 本発明をより詳細に説明するために、以下添付図面に従
ってこれを説明する。第1図、第2図、第5図〜第16
図に14の実施例の回路図を示す第1図の実施例では、
トランジスタ2.3が直流電源1の両電源端子間にアー
ム対を形成し、リアクトル4とコンデンサ6が直列共振
回路を形成する。7は負荷である。負荷7にインダクタ
ンス成分あるいはキャパシタンス成分が含まれていれば
、これもその共振回路の構成要素となる。
2つのダイオード8は、1次コイル5aの両端子間に逆
並列接続され、駆動用の変圧器5の入力電圧の絶対値を
一定化する前述の定電圧手段と形成する。
2次コイル5bの出力電圧はトランジスタ2のゲートに
正帰還され、トランジスタ2がオンであるべきときにプ
ラスのゲート電圧がこれに与えられ、トランジスタ2が
オフであるべきときにマイナスのゲート電圧がこれに与
えられる。
トランジスタ3と2次コイル5c側についても同様であ
る。
4つのツェナー・ダイオード9と2つの抵抗10は念の
ために接続したが、無くても構わない。
負荷7の電流が小さければ、2つのダイオード8は無く
てもよい、これは、逆向きに直列接続した2つのツェナ
ー・ダイオード9が前述の定電圧手段になる、からであ
る。
スイッチ11と抵抗12はこの電力変換回路を起動する
起動手段である。抵抗12の一端をトランジスタ2のゲ
ートに接続しであるが、そのソースに接続しても構わな
い、また、起動補助用に抵抗をトランジスタ3のドレイ
ン・ソース間に並列接続してもよい。
以下、この回路の動作について述べる。スイッチ11を
オンにすると、トランジスタ2のゲートにプラス電圧が
与えられ、トランジスタ3のゲートには変圧器5を通し
てマイナスのゲート電圧が与えられる。
このため、トランジスタ2がターン・オンし始めて、負
荷7や1次コイル5a等に電流が流れ始めると、さらに
トランジスタ2.3の各ゲートに変圧器5の出力電圧が
正帰還される。
その結果、トランジスタ2のオンとトランジスタ3のオ
フは完全となる。
その後、負荷7の振動電流が反転してトランジスタ2内
蔵のダイオードを流れ始めると、変圧器5の出力電圧も
反転するので、トランジスタ2.3のオン、オフが入れ
換わる。
さらに、その後、その振動電流が反転してトランジスタ
3内蔵のダイオードを流れ始めると、その出力電圧も反
転するので、トランジスタ2.3のオン、オフが入れ換
わる。
以下、同様に同じ事が繰り返され、この回路は発振し続
ける。
尚、この回路の場合、電源を切ってその動作を停止する
また、この回路では1つの変圧器5から2つの出力電圧
を取り出しているが、2つの変圧器を使い、その両1次
コイルを直列接続して、両変圧器から2つの出力電圧を
取り出す様にしてもよい。
もちろん、この場合、それぞれに定電圧手段が要る。そ
して、それぞれの偏磁に注意する必要がある。
さらに、トランジスタ2.3それぞれのゲートとソース
を2次コイル5b、5Cそれぞれに直接接続しているが
、後述する第14図の実施例の様にそれぞれ抵抗を介し
て接続しても構わない。
第2図の実施例は、第1図の回路を利用した点火回路で
、請求項24記載の起動・停止手段も利用している。
点火コイル16の2つのリーケージ・インダクタンスが
主にリアクトル4の役割を果たす、17は点火用放電ギ
ャップ。18はシールド・ケースで、電波ノイズ対策で
ある。できれば、シールド・ケース18をアースし、1
次コイル16aのリード線を貫通コンデンサを介してこ
のケースから引き出すことが望ましい。
′コンデンサ6.21はそれぞれ直流電源13の各電源
端子に接続されている。この様に、コンデンサは2つ有
っても構わない。
ダイオード19.20は、コンデンサ6.21の電圧を
ゼロから直流電源13の電圧の範囲に制限し、その振動
電圧のピーク値を一定にする。つまり、トランジスタ1
4あるいは15がターン・オフしたとき、コンデンサ6
.21の電圧はほぼゼロか、その電源電圧の大きさにな
る。
このため、トランジスタ14あるいは15がターン・オ
ンした直後、その電源電圧にほとんど等しい電圧が1次
コイル16aに印加されるので、その電源電圧が低下し
ない限りこの点火回路はいつも同じ最大出力電圧を発生
することができる。
その動作は次の通りである。トランジスタ14のオン期
間中にコンデンサ21の電圧がほぼゼロで、コンデンサ
6の電圧がほぼ前記電源電圧になると、それまで逆電圧
のためにオフだったダイオード19がターン・オンする
その結果、ダイオード19とトランジスタ14が1次コ
イル16aに対してフライホイール・ダイオードの様な
役割を果たすので、コンデンサ6.21の両型圧はその
ままで変わらない。
同様にトランジスタ15のオン期間中もこれとダイオー
ド20が1次コイル16aに対して同様な役割を果たす
ただし、そのために、変圧器5とこれから述べる起動・
停止手段等がトランジスタ14.15のオン期間を適正
に無駄なく確保する。
トランジスタ25.26の部分がこの点火回路の起動・
停止手段を構成する。入力端子t1には、この点火回路
の起動と停止を制御する点火信号(この場合の起動・停
止信号に相当、)、が入力される。
トランジスタ25.26及びダイオード23等が前述の
動作停止手段に、トランジスタ26と抵抗22等が前述
の起動手段に、トランジスタ26、ダイオード29及び
抵抗30等が前述のオン・オフ検出手段に、トランジス
タ26等が前述のターン・オフ防止手段に、それぞれ相
当する。
以下、この点火回路の起動と停止動作を説明する。
この回路動作はトランジスタ15のターン・オンで始ま
り、トランジスタ14のターン・オフで停止するように
なっている。
これは、この回路の起動と停止を容易にするためや、ト
ランジスタ14あるいは15がターン・オンした直後に
直流電源13の電圧にほとんど等しい電圧が1次コイル
16aに印加されるようにするため、である、さらには
、振動電流が1次コイル16aに流れている最中にトラ
ンジスタ14あるいは15がターン・オフしない様にす
るためである。
最初、その点火信号がロー・レベルのとき、トランジス
タ25はオンで、トランジスタ15のゲートの方へ流れ
ようとする抵抗22の電流をバイパスする。3つのダイ
オード23がこのバイパスを完全にする。
その点火信号が立ち上がると、トランジスタ26がトラ
ンジスタ25をターン・オフさせるので、トランジスタ
15にプラスのゲート電圧が与えられ、トランジスタ1
4にマイナスのゲート電圧が変圧器5を介して与えられ
る。
その後の動作はほぼ第1図の回路説明で述べた通りで、
この点火回路は発振し、連続的にスパークを発生する。
このスパークの発生は前記点火信号がハイ・レベルであ
る限り続く。
その後、その点火信号が立ち下がるとき、トランジスタ
15のゲート電圧がゼロか、マイナスならば、トランジ
スタ26はターン・オフする。そして、トランジスタ2
5がターン・オンし、そのゲート電圧がプラスになるの
をツェナー・ダイオード9と共に妨げる。このため、ト
ランジスタ14がターン・オフした時点でこの回路は発
振を停止する。
しかし、その点火信号が立ち下がるとき、トランジスタ
15のゲート電圧がプラスだと、抵抗30の電流がトラ
ンジスタ26をオンに保つ。このため、トランジスタ2
5のターン・オンは、そのゲート電圧が立ち下がるまで
、つまり、トランジスタ15がターン・オフするまで待
たされる。
この後は前述した通り、トランジスタ14がターン・オ
フした時点でこの点火回路は動作を停止する。
尚、ダイオード19.20の作用により、1次コイル5
a、16aを流れる振動電流は、トランジスタ14ある
いは15内蔵のダイオードをほとんど流れない、このた
め、トランジスタ14.15のオン、オフが切り換わる
切っ掛けを、変圧器5の励磁(又は相互)インダクタン
スの励磁電流が作ると考えられる。
その振動電流により一旦増したその励磁電流がその振動
電流の減少に付いて行けない一方、点火コイル16がそ
の励磁電流全部の通過を妨げるので、そのあぶれた分が
2次コイル5b、5C側に流れ、両ゲート電圧を反転さ
せると考えられる。
あるいは、ダイオード19又は20のオン電圧に充電さ
れたコンデンサ6又は21の電圧によって1次コイル1
6aの電流が反転するとも考えられる。
また、トランジスタ14.15、ダイオード19.20
、コンデンサ6.21等の漏れ電流によって、コンデン
サ6の電圧が動作停止中に低下するようなら、コンデン
サ21に高抵抗を並列接続すればよい。
それから、第1図の回路の場合、その電源電流にプラス
、マイナスのサージ電流が現われるという問題点がある
。しかし、第2図の回路の様にダイオード19.20を
接続すると、そのサージ電流が小さくなったり、あるい
は、全く無くなったりするという効果がある。これは、
トランジスタ14あるいは15内蔵のダイオードを流れ
るリカバリー電流が小さくなったり、全くゼロになった
りする、からと考えられる。
以下に、この回路の定数などの一例を示す。
直流電源13の電圧;約300ボルト 直流電源1の電圧 :12〜15ボルトトランジスタ 14.15・・・・・・3〜5個の23に385を並列
接続。
(全ドレイン同士、全ソース同士、 全ゲート同士を各々直に接続。) (株)東芝製 できれば、複数のIRFPE50を 並列接続し、高電源電圧 側を約400ボルトに昇 圧。
アイ・アール・コア ーイースト(株)製 25.26・・・・・・2SC2002日本電気(株)
製 ダイオード 8.19. 20 ・・・・・・12JG11.又は、2JH11 23,29・・・・・・I S l 588(株)東芝
製 ・ ツェナー・ダイオード9 ・・・・・・RD12F 日本電気(株)製 抵抗 10.22 30 ・・・・・・4.7キロ・オーム24 ・・・・
・・10キロ・オーム 27 ・・・・・・ 1キロ・オーム 28 ・・・・・・7.5キロ−オーム点火コイル16 ・・・・・・CM61−20、 (株)日立製作断裂 又は、FL501AC (付属コンデンサ除去) 東洋電装(株)製 コンデンサ6.21 ・・・・・・0.33〜1マイクロ・ファラッド、メタ
ライズド−フィルム 型。
変圧器5 コアー ・・・・・・PQ−2625 TDK(株)製 1次コイル5a ・・・・・・外径0.4ミリ・メートルのホルマル線(
PEW)を 2本並列で14ターン。
2次コイル5b、5°C ・・・・・・外径0.3ミリ・メートルのホルマル線1
本を140 〜160ターン。
以     上 第5図の実施例では、トランジスタ2.3.14.15
がフル・ブリッジ型に接続されている。
このため、変圧器37は4つの2次コイルを持つ、スイ
ッチ36等が3次コイル37fを介してこの回路の起動
と動作停止を制卿する。スイッチ36がハの位置のとき
この回路は動作を停止し、スイッチ36がイの位置のと
きこの回路は起動し、その動作中スイッチ36は口の位
置である。
第6図の実施例も点火回路で、その点火信号は入力端子
t2に入力される。
この起動・停止手段は、トランジスタ40.41.26
等で構成されており、第2図の回路のそれと違うが、こ
れらの基本的な作用は同じである、トランジスタ26と
抵抗112等が前述の起動手段に、トランジスタ41.
26等が前述の動作停止手段に、トランジスタ40と変
圧器5等が前述のオン・オフ検出手段に、トランジスタ
40等が前述のターン・オフ防止手段に、それぞれ相当
する。
ただし、この回路は、トランジスタ14のターン・オン
で動作を始め、トランジスタ15のターン・オフで動作
を停止する。
そのために、I・ランジメタ40等が、トランジスタ1
4のオン、オフを変圧器5を介して検出し、トランジス
タ14のオン期間中トランジスタ41のターン・オンを
阻止する。このオン、オフ検出方法はトランジスタ14
のゲート電圧を検出することによって行われている。
尚、2つのダイオード38を取り外して、トランジスタ
41のコレクタをトランジスタ14側の2つのツェナー
・ダイオード9のカソードに接続してもよい、この場合
、動作停止中にそのコレクタ電流が2次コイル5bに流
れない様に、トランジスタ14のソースと2次コイル5
bの接続点とその2つのツェナー・ダイオード9のうち
下側のアノードとの間に、2つの逆並列接続したダイオ
ード(図示せず。)を挿入、接続した方がよい。
また、もし、動作停止中にダイオード19に漏れ電流が
有っても、その漏れ電流は1次コイル39a、5a、2
次コイル5b、ダイオード38及びトランジスタ41を
通ってアースへ流れるがら、コンデンサ6がそれによっ
て充電されることはない。
さらに、抵抗112の一端を直流電源13のプラス電源
端子にではなく、直流電源1のそれに接続してもよい、
その場合、その抵抗値を小さくする必要があるだろう。
そして、抵抗112から直流電源lの方へ電流が逆流す
るのを防ぐために、その両方の間にダイオードを接続す
るのもよい。
第7図の実施例は請求項25記載の電力変換回路に対応
する。ダイオード42.43が第1、第2の非可制御ス
イッチに、トランジスタ2.3が第1、第2の可制御ス
イッチに、直列接続したトランジスタ14.15が第1
のアーム対に、ダイオード19.20が第3、第4の非
可制御スイッチに、それぞれ相当する。
トランジスタ2.15のオン期間中にコンデンサ6の電
圧が直流電源1の電圧と同じになると、それまで逆電圧
のためにオフだったダイオード19がターン・オンする
。その結果、ダイオード19とトランジスタ2がリアク
トル4に対してフライホイール・ダイオードの様な役割
を果たすから、コンデンサ6の電圧はもうそれ以上増え
ない。
トランジスタ3.14とダイオード20側も同様である
。この様にして、コンデンサ6の振動電圧は一定化され
、コンデンサ6とリアクトル4の共振回路の振動電圧が
一定化される。
ダイオード42が、ダイオード19とトランジスタ14
がコンデンサ6を短絡するのを防止する、そして、ダイ
オード43が、トランジスタ15とダイオード20がコ
ンデンサ6を短絡するのを防止する。
第4図の回路と比べると、トランジスタ34.35は要
らなくなり、代わりにダイオード42.43を用いた。
従って、トランジスタ2個分の駆動手段を省略すること
ができ、これらと他のトランジスタ2.3.14.15
の同時導通に気を使わずに済むので、簡単な回路構成で
その共振回路の振動電圧を一定化することができる。こ
ういう効果がこの実施例を含め、第4の本発明にある。
第8図の実施例は、第5図の回路の変形で、請求項8記
載の電力変換回路に対応する。変圧器44の入力側は2
つの1次コイル44a、44bで構成されている。トラ
ンジスタ2と1次コイル44aが1つのアームを形成し
、トランジスタ14と1次コイル44bが1つのアーム
を形成している。あるいは、1次コイル44b等を後述
の第14図の回路の様にトランジスタ3のドレイン側に
接続してもよい。
ダイオード8を1つずつ各1次コイルに図の様に接続し
てもよいし、逆並列接続した2つのダイオード8を1次
コイル44a又は44bに並列接続してもよい。
この回路の起動と停止をスイッチ11のオン、オフで行
うことができる。そのために、ダイオード45、コンデ
ンサ46、及び、抵抗47.48が接続されてい°る。
ダイオード45の両端を短絡して、ダイオード45を省
略することもできる。
第9図の実施例はPチャンネル型とNチャンネル型のパ
ワーMO3−FETを使っており、両ゲート電圧は共通
である。従って、1つの2次コイルだけしか持たない変
圧器49が使える。
スイッチ11は起動用スイッチで、スイッチ50は動作
停止用スイッチで、抵抗50は起動補助用である。スイ
ッチ11は起動後オフにした方がよい。
第10図の実施例は第5図、第7図の回路を応用した電
力変換回路である。2組のP、Nチャンネル型パワーM
O8−FETがフル・ブリッジ型に接続されている。ダ
イオード54.55はサージ電圧対策用で、接続してお
いた方がよい。
抵抗51は起動のためにトランジスタ53に並列接続さ
れているが、トランジスタ52のソースとアース間に抵
抗51を接続してもよい。
第11図の実施例は、第10図の回路を利用したDC−
DCコンバータ回路である。
整流器57とコンデンサ58のところがこの回路の電源
出力部である。
本発明者は、1次コイル59aの電圧の最大絶対値を所
定値(例えば、はぼその入力電源電圧の大きさ。)に抑
えるために、整流器56の出力を電源コンデンサ61に
(1還させている。
スイッチ11、ダイオード45、コンデンサ46、抵抗
47.48、及び、3次コイル60dが構成する起動・
停止手段は第8図の回路のそれと同様である。
以下、この回路の回路定数などの一例を示す。
直流電源1の電圧・・・・・・12ボルトトランジスタ 2.3 ・・・・・・2SK532 52.53・・・・・・2SJ 126(株)東芝製 整流器 56・・・・・・4個のS−8R−04FRをブリッジ
接続。
オリジン電気(株)製 57・・・・・・4本のVO9Gをブリッジ接続。
ダイオード 45  ・・・・・・VO9C 54,55・・・・・・VO9G (株)日立製作新製 8.19. 20.42. 43 ・・・−・・12JG11、 又は、12JH11 (株)東芝製 ツェナー・ダイオード9 ・・・・・・RD12F 日本電気(株)製 コンデンサ(単位:マイクロ・ファラッド)6 ・・・
・・・1〜5 46 ・・・・・・0.47以上 58 ・・・・・・2 61  ・・・・・・470 リアクトル 4 ・・・・・・点火コイルCM61−20のり一ゲー
ジ・インダクタンス を流用、その2次側を短絡し てその1次コイルを利用。
(株)日立製作新製 抵抗 lO・・・・・・4.7キロ・オーム 47 ・・・・・・10キロ・オーム 48 ・・・・・・20〜51オーム 変圧器59 コアー−・・・・・PQ−3230 TDK(株)製 1次コイル59aと、 2次コイル59b ・・・・・・外径0.4ミリ・メートルのホルマル線(
PEW)を4本 並列で10ターン。
2次コイル59c ・・・・・・外径0.3ミリ・メートルのホルマル線1
本を210又は 420ターン、巻数は自由。
変圧器60 コアー・・・・・・PQ−2625 TDK (株)製 1次コイル60aと、 3次コイル60d ・・・・・・外径0.4ミリ・メートルのホルマル線(
PEW)を2本 並列で14ターン。
2次コイル60b、60c ・・・・・・外径0.3ミリ・メートルのホルマル線1
本を140〜 160ターン。
以     上 第12図の実施例は第2図の回路を応用したDC−DC
コンバータ回路で、−シュミット・トリガー回路によっ
て電圧制御が施されている。
整流器56と2次コイル59bは蛇足で必要無いが、そ
のシュミット・トリガー回路が無い場合必要である。2
次コイル59bの巻数は例えば1次コイル59aの2倍
である。つまり、本発明者は1次コイル59aの電圧の
最大絶対値をその入力電源電圧の半分に抑えているので
ある。
スイッチ11、ダイオード45、コンデンサ46、及び
、抵抗47.48が形成する起動・停止手段が、この回
路の1番最初の起動と1°番最後の動作停止を制御する
そして、その電圧制御中にこの回路の再起動と再動作停
止の繰り返しをそのシュミット・トリガー回路が制御し
、その出力電圧を一定に保つ。すなわち、その出力電圧
が所定値に達すると、そのトリガー回路がこの回路のイ
ンバータ部の発振動作を停止し、それが別の所定値まで
下がると、そのトリガー回路がそのインバータ部を起動
して発振させる。その2つの所定値の関係はそのトリガ
ー回路のヒステリシスによって決められる。
(参考:特開昭63−302217号の第20図の回路
 ) 以下に、この回路の回路定数などの一例を示す直流電源
1の電圧・・・・・・12ボルト出力電源電圧 ・・・
・・・200ボルト(抵抗74の値によっである程度は 変更可、) トランジスタ 2 ・・・−・・2SK532 52−・・・・・2SJ126 (株)東芝製 25.26. 64.65・・・・・・2SC200363・・・−・
・2SA954 日本電気(株)製 整流器 56・・・・・・4個のS−8R−04FRをブリッジ
接続。
オリジン電気(株)製 57・・・・・・4本のVO9Gをブリッジ接続。
(株)日立製作新製 ダイオード 23.29. 62.66・・・・・・I S 1588(株)東芝製 45  ・・・・・・VO9C (株)日立製作新製 8.19. 20  ・・・・・・12JG11、 又は、12JH11 (株)東芝製 ツェナー・ダイオード9 −・・・・・RD12F 日本電気(株)製 コンデンサ(単位二マイクロ・ファラッド)6 ・・・
・・・5 46 ・・・・・・0.47以上 58 ・・・・・・2 61 ・・・・・・470 76 ・・・・・・0.01 リアクトル 4 ・・・・・・点火コイルCM61−20のリーケー
ジ・インダクタンス を流用、その2次側を短絡し てその1次コイルを利用。
(株)日立製作新製 抵抗 10.22. 30.73・・・・・・4.7キロ・オーム24  ・
・・・・・10キロ・オーム27.67・・・・・・1
キロ・オーム28.68. 72  ・・・・・・7.5キロ・オーム47  ・・
・・・・100キロ・オーム48  ・・・・・・20
0オーム 69.71. 75  ・・・・・・3.3キロ・オーム70  ・・
・・・・4オーム 74  ・・・・・・約lメグ・オーム(要調整) 変圧器59 コアー・・・・・・PQ−3230 TDK(株)製 1次コイル59a ・・・・・・外径0.4ミリ・メートルのホルマル線(
PEW)を4本 並列で10ターン。
2次コイル59c ・・・・・・外径0.3ミリ・メートルのホルマル線1
本を420ター ン。
変圧器80 コアー・・・・・・PQ−2625 TDK(株)製 1次コイル80a ・・−・・・外径0.4ミリ・メートルのホルマル線(
PEW)を2本 並列で14ターン。
2次コイルsobと、 3次コイル80c ・・・・・・外径0.3ミリ・メートルのホルマル線1
本を140〜 160ターン。
以     上 第13図の実施例は請求項13又は14記載の電力変換
回路に対応する。この回路では、トランジスタ2.3と
変圧器77で構成したプッシュ・プル形変換回路を利用
して、コンデンサ6とリアクトル4の直列共振回路の両
端電圧を切り換えている。ただし、ダイオード8のオン
電圧骨だけその印加電圧は差し引かれるが。
本発明者はその直列共振回路などを2次コイル77cに
並列接続しているが、それらを1次コイル77a又は7
7bに並列接続することもできる。あるいは、それらを
トランジスタ2.3の両ドレイン間に接続することもで
きる。
尚、この実施例では、直列共振回路か、負荷と直列共振
回路の直列回路か、どちらか一方の回路の両端電圧を切
り換える方法して、プッシュ・プル形変換回路を使った
。別の方法として、ハーフ・ブリッジ形変換回路あるい
はフル・ブリッジ形変換回路を使う回路(請求項15又
は17記載の電力変換回路)も可能である。
第14図の実施例は、2つの直流電源1.101と2つ
のトランジスタ2.3を用いた電力変換回路で、請求項
9,11又は12記載の電力変換回路に対応する。トラ
ンジスタ2と1次コイル78aが1つのアームを形成し
、1次コイル78bとトランジスタ3が1つのアームを
形成する。
第15図の実施例は、本発明の起動・停止手段と第6図
の回路を利用してバイポーラ・トランジスタで組んだ電
力変換回路である。
第16図の実施例は、本発明の起動・停止手段と第2図
の回路を利用してバイポーラ・トランジスタで組んだ電
力変換回路である。
最後に、ノーマリィ・オフで電圧駆動形のスイッチング
手段として、MOS−FETを用いた実施例を示して来
たが、もちろん、これに限定される訳ではない、その代
わりに、FET、SI (静電誘導形)トランジスタ、
SIサイリスタ、IGBT(Insulated  G
ate  Bip。
lar  Transistor)、あるいは、BIM
O3複合素子などを用いても構わない。
また、第2図あるいは第6図の点火回路において、直流
電源13にDC−DCコンバータ回路を使う場合、その
−例として特願平1−112845 号f)第10 図
f) 回路カアル* (辱4 ”特M63−2’?+2
5’1号、特願昭63−29’15’lO
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の本発明の電力変換回路の1実施例を示す
回路図、 第2図は第3の本発明の起動・停止手段の1実施例を用
いた第2の本発明の点火回路の1実施例を示す回路図、 第3図、第4図はそれぞれ従来の電力変換回路を示す回
路図、 第5図は第1の本発明の電力変換回路の1実施例を示す
回路図、 第6図は第3の本発明の起動・停止手段の1実施例を用
いた第2の本発明の点火回路の1実施例を示す回路図、 第7図は第4の本発明の電力変換回路の1実施例を示す
回路図、 第8図、第9図はそれぞれ第1の本発明の電力変換回路
の1実施例を示す回路図、 第10図、第11図はそれぞれ第1又は第4の本発明の
電力変換回路の1実施例を示す回路図、第12図は第3
の本発明の起動・停止手段の1実施例を用いた第1の本
発明の電力変換回路の1実施例を示す回路図、 第13図、第14図はそれぞれ第1の本発明の電力変換
回路の1実施例を示す回路図、 第15図、第16図はそれぞれ第3の本発明の起動・停
止手段の1実施例を用いた点火回路を示す回路図、 である。 (符号の説明) 4・・・・・・リアクトル 、 5・・・・・・変圧器
 、 5a・・・・・・1次コイル 、  5b、5c
・・・・・・2次コイル、 7・・・・・・負荷 、 
16・・・・・・点火コイル 、16a・・・・・・1
次コイル 、 17・・・・・・点火用放電ギャップ 
、  18・・・・・・シールドーケース 、33・・
・・・・負荷抵抗 、 イ、口、ハ由・・・スイッチ3
6の切り換え位置を示す記号 、 37・・・・・・変
圧器 、 ・37f−・・・・・3次コイル 、39・
・・・・・点火コイル 、 39a・・・・・・1次コ
イル 。 tl、t2・・・・・・入力端子 、 44・・・・・
・変圧器、  44a、44 b−・−・1次コイル 
、  56.57・・・・・・整流器 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)直列共振回路か、負荷と直列共振回路の直列回路
    か、どちらか一方の回路の両端電圧を、複数のノーマリ
    ィ・オフで電圧駆動形のスイッチング手段と、これらを
    駆動する駆動用の第1の変圧手段と、1つ又は複数の直
    流電源によって切り換える自励式電力変換回路において
    、 双方向に対して定電圧特性を示す定電圧手段によって前
    記第1の変圧手段の入力電圧の絶対値を一定化したこと
    を特徴とする電力変換回路。 (2)1つの前記直流電源の両電源端子間に2つの前記
    スイッチング手段によってアーム対を形成し、 前記電源端子の一方と前記アーム対の中点端子の間に前
    記どちらか一方の回路を接続したことを特徴とする請求
    項1記載の電力変換回路。 (3)前記電源端子の一方と前記中点端子の間に前記ど
    ちらか一方の回路と前記第1の変圧手段の1次側を直列
    接続したことを特徴とする請求項2記載の電力変換回路
    。 (4)前記第1の変圧手段の1次側を2つの1次コイル
    で形成し、前記中点端子とそれぞれの前記電源端子間に
    1つの前記スイッチング手段と1つの前記1次コイルの
    組合せを1組ずつ直列接続したことを特徴とする請求項
    2記載の電力変換回路。 (5)前記第1の変圧手段の1次側を2つの1次コイル
    で形成し、直列接続した1つの前記スイッチング手段と
    1つの前記1次コイルで前記アーム対のそれぞれのアー
    ムを構成したことを特徴とする請求項2記載の電力変換
    回路。 (6)1つの前記直流電源の両電源端子間に4つの前記
    スイッチング手段をブリッジ接続し、その両中点端子間
    に前記どちらか一方の回路を接続したことを特徴とする
    請求項1記載の電力変換回路。 (7)前記両中点端子間に前記どちらか一方の回路と前
    記第1の変圧手段の1次側を直列接続したことを特徴と
    する請求項6記載の電力変換回路(8)前記第1の変圧
    手段の1次側を2つの1次コイルで形成し、 4つの前記スイッチング手段のうち、同時にオンとなら
    ない2つのそれぞれに前記1次コイルを1つずつ直列接
    続したものそれぞれをアームとしてブリッジ接続したこ
    とを特徴とする請求項6記載の電力変換回路。 (9)2つの前記スイッチング手段を直列接続したアー
    ム対の両外側端子間に2つの前記直流電源を順方向に直
    列接続し、その中点端子と2つの前記直流電源の接続点
    の間に前記どちらか一方の回路を接続したことを特徴と
    する請求項1記載の電力変換回路。 (10)前記中点端子と前記接続点の間に前記どちらか
    一方の回路と前記第1の変圧手段の1次側を直列接続し
    たことを特徴とする請求項9記載の電力変換回路。 (11)前記第1の変圧手段の1次側を2つの1次コイ
    ルで形成し、前記中点端子とそれぞれの前記外側端子間
    に1つの前記スイッチング手段と1つの前記1次コイル
    の組合せを1組ずつ直列接続したことを特徴とする請求
    項9記載の電力変換回路。 (12)前記第1の変圧手段の1次側を2つの1次コイ
    ルで形成し、直列接続した1つの前記スイッチング手段
    と1つの前記1次コイルで前記アーム対のそれぞれのア
    ームを構成したことを特徴とする請求項9記載の電力変
    換回路。 (13)1つの前記直流電源、2つの前記スイッチング
    手段、及び、第2の変圧手段でプッシュ・プル形変換回
    路を構成し、前記第2の変圧手段の両出力端子間に前記
    どちらか一方の回路を接続したことを特徴とする請求項
    1記載の電力変換回路。 (14)前記両出力端子間に前記どちらか一方の回路と
    前記第1の変圧手段の1次側を直列接続したことを特徴
    とする請求項13記載の電力変換回路。 (15)1つの前記直流電源、4つの前記スイッチング
    手段、及び、第3の変圧手段でフル・ブリッジ形変換回
    路を構成し、前記第3の変圧手段の両出力端子間に前記
    どちらか一方の回路を接続したことを特徴とする請求項
    1記載の電力変換回路。 (16)前記両出力端子間に前記どちらか一方の回路と
    前記第1の変圧手段の1次側を直列接続したことを特徴
    とする請求項15記載の電力変換回路。 (17)1つの前記直流電源、2つの前記スイッチング
    手段、2つのコンデンサ、及び、第3の変圧手段でハー
    フ・ブリッジ形変換回路を構成し、前記第3の変圧手段
    の両出力端子間に前記どちらか一方の回路を接続したこ
    とを特徴とする請求項1記載の電力変換回路。 (18)前記両出力端子間に前記どちらか一方の回路と
    前記第1の変圧手段の1次側を直列接続したことを特徴
    とする請求項17記載の電力変換回路。 (19)前記定電圧手段を前記第1の変圧手段の1次側
    に並列接続したことを特徴とする請求項1〜18のいず
    れか1項に記載の電力変換回路。 (20)前記定電圧手段を前記第1の変圧手段の2次側
    に並列接続したことを特徴とする請求項1〜18のいず
    れか1項に記載の電力変換回路。 (21)前記定電圧手段を逆並列接続した2つのダイオ
    ードで構成したことを特徴とする請求項19又は20記
    載の電力変換回路。 (22)前記定電圧手段を逆向きに直列接続した2つの
    ツェナー・ダイオードで構成したことを特徴とする請求
    項19又は20記載の電力変換回路。 (23)請求項1〜22のいずれか1項に記載の電力変
    換回路において、前記どちらか一方の回路が点火コイル
    の1次コイルとコンデンサの直列回路であることを特徴
    とする点火回路。 (24)直列共振回路か、負荷と直列共振回路の直列回
    路か、どちらか一方の回路の両端電圧を、複数のスイッ
    チング手段と、これらを駆動する駆動用の第1の変圧手
    段と、1つ又は複数の直流電源によつて切り換える自励
    式電力変換回路において、 外部から与えられる起動・停止信号に従って、前記どち
    らか一方の回路の両端に1つの所定の電圧を与える閉回
    路を形成する1つ又は複数の前記スイッチング手段をタ
    ーン・オンさせる起動手段と前記起動・停止信号に従っ
    て前記1つ又は複数のスイッチング手段をターン・オフ
    させる動作停止手段と、 前記1つ又は複数のスイッチング手段のオン、オフを検
    出するオン・オフ検出手段と、 前記オン・オフ検出手段が前記1つ又は複数のスイッチ
    ング手段がオンであることを検出する限り、前記動作停
    止手段が前記1つ又は複数のスイッチング手段をターン
    ・オフさせるのを妨げるターン・オフ防止手段を、 設けたことを特徴とする起動・停止手段。 (25)第1のアーム対と、第1の非可制御スイッチ、
    第1、第2の可制御スイッチ及び第2の非可制御スイッ
    チをこの順序で直列接続した第2のアーム対をブリッジ
    接続し、 前記第1の非可制御スイッチ、可制御スイッチの接続点
    と前記第2の可制御スイッチ、非可制御スイッチの接続
    点の間に2つの前記非可制御スイッチと逆向きに第3、
    第4の非可制御スイッチを直列接続し、 前記第3、第4の非可制御スイッチの接続点と前記第1
    のアーム対の中点端子の間にコンデンサを接続し、 前記第3、第4の非可制御スイッチの接続点と前記第2
    のアーム対の中点端子の間に、リアクトルか、負荷とリ
    アクトルの直列回路か、どちらか一方を接続したことを
    特徴とする電力変換回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015180822A (ja) * 2006-05-18 2015-10-15 ノース−ウエスト ユニヴァーシティ 点火装置

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