JPH02299438A - 突極形回転電機の回転子 - Google Patents

突極形回転電機の回転子

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JPH02299438A
JPH02299438A JP11598789A JP11598789A JPH02299438A JP H02299438 A JPH02299438 A JP H02299438A JP 11598789 A JP11598789 A JP 11598789A JP 11598789 A JP11598789 A JP 11598789A JP H02299438 A JPH02299438 A JP H02299438A
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coil
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push plate
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治 小林
Tamotsu Saito
保 斉藤
Osamu Miyashita
修 宮下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、一般産業用に使用される同期電動機及び同期
発電機に係り、特に界磁コイルの遠心力による飛出しを
防止するコイルブラケットを装着した突極形回転電機の
回転子の構造に関するものである。
(従来の技術) 第5図は、従来の突極形回転電機の回転子の一例の要部
を示す側面図であり、第7図は第5図のB部拡大図であ
り、第6図は第7図のA−A線断面図である。
第5図および第6図に示すように界磁コイル1を巻回す
る磁極2は、継鉄3と一体の構造となっており、界磁コ
イル1の下部と磁極2の間には、界磁コイル1を押し上
げて支持する支え板4が複数個設けられ、界磁コイル1
の側面には、界磁コイル1に作用する遠心力Fの分力Q
で界磁コイル1が変形するのを防止するため、複数個の
コイルブラケット5が絶縁物6を介して設けられている
このコイルブラケット5は、下部を磁極2との間に設け
たスプリング7によって押し上げられ、上部を隣接する
磁極2にそれぞれ固定されるポールヘッド8で押し付け
られている。なお、ポールヘッド8は、図示しないボル
トで磁極2に締付は固定されている。また、支え板4は
、リベット9で上下の部材を固定した構造となっている
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した構造では、界磁コイル1の仕上
り状態によって、界磁コイル1の下部で界磁コイル1を
押し上げている支−え板4の高さを、加減板10で調整
しなければならない。また、界磁コイル1の変形を防止
するコイルブラケット5は、上部を隣接する磁極2の上
部にそれぞれ固定されるポールヘッド8で固定しなけれ
ばならないため、両ポールヘッド8の締付けを相互に調
整しながら行わなければならない。したがって、組立の
作業性が悪く、部品点数も多くなってコストアップにな
る欠点があった。
また、通風冷却は、回転子に装着された自己ファン11
または固定部側に設けられた電動ファン(図示しない)
等により、回転子の軸方向に冷却空気を送給することに
より行っている。この通風冷却における回転子の主たる
通風路は、隣接する磁極2の間の空所であり、この通風
路から図示しない固定子の鉄心ラジアルダクトに送給さ
れる。
ところが、隣接する磁極2の間の空所はきわめて小さい
ため、磁極のファン効果により回転子から固定子の鉄心
ラジアルダクトに流通する冷却空気量は、全冷却空気の
うち限られた少量となってしまう。そこで、これを補う
ために例えばファンの容量を可能の範囲で大きくする場
合は、当然風損が大きくなって回転電機の効率を低下さ
せる。この他、磁極部の基部に軸方向に沿った穴12を
設け、この穴12に連通し半径方向に伸びる穴(図示し
ない)を設け、冷却空気の通風路を形成するものもある
が、いずれも満足すべきものがなく、その不満足な通風
冷却効率に対応した設計をせざるを得ない欠点を有して
いた。
そこで、本発明の目的は、界磁コイルの仕上り状態に影
響されることなく界磁コイルを支えられ、コイルブラケ
ットの締付けも同時に行うことができ、かつ隣接する磁
極間に大きな空所が形成され、冷却空気の通風量を増大
して冷却効果を向上することを可能とした突極形回転電
機の回転子を提供することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明は、継鉄の外周面に複数の磁極が配設され、この
磁極のそれぞれに界磁コイルが巻回され、隣接する界磁
コイル間に遠心力による変形を防止するコイルブラケッ
トを配設した突極形回転電機の回転子において、界磁コ
イルの下部に押え板とこの押え板を押し上げるスプリグ
を配設し、これらをコイルブラケットを貫通し継鉄にね
じ込まれるボルトが貫通するようにしたものである。
(作 用) ボルトを締付けると、コイルブラケットは界磁コイルの
側面を押圧し、押え板はスプリングの圧縮によるばね力
で界磁コイルの下面を押し上げ、確実に界磁コイルの遠
心力による変形を防止することができる。また、押え板
がスプリングを介して押し上げられているので、界磁コ
イルの仕上り状態によって加減板を調整するような作業
は不要となり、組立作業が容易となる。さらに、従来よ
り大きいスペースを磁極間に形成でき、冷却空気をより
多く誘導することにより、冷却効果を向上することがで
きる。
(実施例) 以下、本発明−の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の要部を示す断面図であり、
第2図は第1図のA−A線断面図であり、第3図は第1
図のB部拡大図であり、第4図は第3図のA−A線断面
図である。
第1図乃至第4図に示すように磁極2は、継鉄3と一体
構造で、その上部にはポールヘッド8が図示しないボル
トで締付けられて固定されており、界磁コイル1はこの
磁極2に巻回されている。
界磁コイル1には、絶縁物6が界磁コイル1の全体に接
触するように設けられ、隣接する界磁コイル1の間には
この絶縁物6を介してコイルブラケット15が設けられ
ている。また、界磁コイル1の下部には、スプリングI
6によって押し上げられ、界磁コイル1を下方から支え
る押え板17が設けられている。
上記したコイルブラケット15は、台形状をなし、両側
の傾斜面が隣接する界磁コイル1のそれぞれの側面側の
絶縁物6に接触し、平行する上下面に垂直にボルト18
の貫通する穴15aが設けられている。また押え板17
は台形に類似した形状で、両側の傾斜面が隣接する界磁
コイル1のそれぞれの下面側の絶縁物6に接触し、平行
する上下面に垂直にボルト18の貫通する穴17aが設
けられている。
スプリング16は、このボルト18に挿入されて押え板
17を押し上げる。
一方、継鉄3には、ボルト18がねじ込まれるねじ穴3
aが設けられている。
以上の構成において、コイルブラケット15をボルト1
8で継鉄3に締付けると、コイルブラケット15は、そ
の両側の傾斜面がそれぞれ絶縁物6を介して界磁コイル
1を押圧し、界磁コイル1の遠心力Fの分力Qによる変
形を確実に防止することが可能となり、押え板17は、
下方からスプリング16のばね力で、界磁コイル1を絶
縁物6を介して押し上げていくから、界磁コイル1の仕
上り状態に何ら影響されることなく支持することが可能
となる。
また、スプリング16と押え板17を界磁コイル1の下
部に設けたことにより、従来の構造では得られなかった
スペースが形成でき、このスペースが冷却空気を誘導す
る通風路となり、第2図に矢印で示すように自己ファン
11による冷却空気をこの通風路を介して流通し、冷却
空気をより多く図示しない固定子の鉄心ラジアルダクト
に送給することができる。
従って、以上の構成による実施例は、コイルブラケット
の下部にスプリングで界磁コイルを支える押え板を配置
しているので、確実で強固な界磁コイルの支持ができ、
また、界磁コイルの仕上り状態に影響されることなく対
応できて現物合せによる調整が不要となる。さらに、冷
却空気の通風路が拡大し、冷却効果を向上することがで
きる。
なお、以上説明した実施例では、コイルブラケット15
と押え板17を、回転子の軸方向に沿って2箇所に設け
たが、この個数は界磁コイル1の大きさによって適宜選
択することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、組立中に界磁コイ
ルの仕上り状態によって現物合せで調整する工程を省い
て作業を容易にすると共に所用時間を短縮し、また、確
実で信頼性のある界磁コイルの支持が可能となり、しか
も、通風スペースを拡大して冷却効果を向上する突極形
回転電機の回転子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す断面図、第2図
は第1図のA−A線断面図、第3図は第1図のB部拡大
図、第4図は第3図のA−A線断面図、第5図は従来の
突極形回転電機の回転子の要部を示す側面図、第6図は
第5図のA−A線断面図、第7図は第5図のB部拡大図
、第8図は第7図のA−A線断面図である。 1・・・界磁コイル 2・・・磁極 3・・・継鉄 15・・・コイルブラケット 16・・・スプリング 17・・・押え板 18・・・ボルト (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほか 
1名) 第2図 ハ 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 継鉄の外周面に複数の磁極が配設され、この磁極のそれ
    ぞれに界磁コイルが巻回され、隣接する界磁コイル間に
    遠心力による変形を防止するコイルブラケットを配設し
    た突極形回転電機の回転子において、前記界磁コイルの
    下部に押え板とこの押え板を押し上げるスプリングを配
    設し、これらを前記コイルブラケットを貫通し前記継鉄
    にねじ込まれるボルトが貫通するようにしたことを特徴
    とする突極形回転電機の回転子。
JP1115987A 1989-05-11 1989-05-11 突極形回転電機の回転子 Expired - Fee Related JP2835072B2 (ja)

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