JPH02298457A - フライス盤の送り速度切換え制御装置 - Google Patents
フライス盤の送り速度切換え制御装置Info
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- JPH02298457A JPH02298457A JP11934389A JP11934389A JPH02298457A JP H02298457 A JPH02298457 A JP H02298457A JP 11934389 A JP11934389 A JP 11934389A JP 11934389 A JP11934389 A JP 11934389A JP H02298457 A JPH02298457 A JP H02298457A
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 25
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 5
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、フライス盤において、ワークの送り速度切
換え時期を、ワーク高さに応じて最適に制御する、フラ
イス盤の送り速度切換え制御装置に関する。
換え時期を、ワーク高さに応じて最適に制御する、フラ
イス盤の送り速度切換え制御装置に関する。
従来技術
フライス盤による切削加工において、一定形状のワーク
を多量に加工する場合、生産フライス盤が用いられる。
を多量に加工する場合、生産フライス盤が用いられる。
その−例として、切削対象を角柱形のワークの両側面に
限定した双頭の横形フライス盤(以下、単に、フライス
盤という)が知られている。
限定した双頭の横形フライス盤(以下、単に、フライス
盤という)が知られている。
このものは、互いに対向する一対の主軸と、主軸の中間
において、主軸と直角に前後動するテーフ゛ルとを有し
、テーフパル」二にクランプされたワークは、主軸に装
着した一対の対面するカッタ間を通過することにより、
その両側面を同時に切削することができる。
において、主軸と直角に前後動するテーフ゛ルとを有し
、テーフパル」二にクランプされたワークは、主軸に装
着した一対の対面するカッタ間を通過することにより、
その両側面を同時に切削することができる。
切削に際し、ワークは、テーブルにより自動送りされ、
その送り速度は、ワークがカッタと接触する直前までは
早送りが行なわれ、その後、切削条件に適合する切削送
りに切り換えられる。送り速度の切換えは、カッタの直
前に配置した位置センサが、カッタに接近するワークの
前端を検知することによって、自動的に行なうことがで
きる。
その送り速度は、ワークがカッタと接触する直前までは
早送りが行なわれ、その後、切削条件に適合する切削送
りに切り換えられる。送り速度の切換えは、カッタの直
前に配置した位置センサが、カッタに接近するワークの
前端を検知することによって、自動的に行なうことがで
きる。
発明が解決しようとする課題
而して、かかる従来技術によるときは、送り速度の切換
え時期が、ワークの大きさに拘らず一定であるので、小
さいワーク(テーブル上にクランプしたとき、その上面
の高さがカッタの中心以下のものをいう。一方、これ以
上のものを大きいワークという。以下、同じ)において
は、ロスタイムが長くなり、加工効率が低下するという
問題があった。すなわち、一般に、早送りは、切削送り
の数1−0倍の高速度で行なわれる所、ワークの前端が
位置センサを通過して、円形のカッタと接触する際、大
きいワークにあっては、その前端がカッタの最手前側と
最初に接触するので、切削送りに切り換えた後、ワーク
がカッタに接触し、切削が開始されるまでのロスタイム
は、極く短い。一方、小さいワークにあっては、その前
端か、カッタの最手前側の下方を通過して、円弧状の下
半部に入り込んだ後カッタと接触することになるので、
ロスタイムが長くなり、この度合いは、ワークが小さく
なるに従って顕著になる。
え時期が、ワークの大きさに拘らず一定であるので、小
さいワーク(テーブル上にクランプしたとき、その上面
の高さがカッタの中心以下のものをいう。一方、これ以
上のものを大きいワークという。以下、同じ)において
は、ロスタイムが長くなり、加工効率が低下するという
問題があった。すなわち、一般に、早送りは、切削送り
の数1−0倍の高速度で行なわれる所、ワークの前端が
位置センサを通過して、円形のカッタと接触する際、大
きいワークにあっては、その前端がカッタの最手前側と
最初に接触するので、切削送りに切り換えた後、ワーク
がカッタに接触し、切削が開始されるまでのロスタイム
は、極く短い。一方、小さいワークにあっては、その前
端か、カッタの最手前側の下方を通過して、円弧状の下
半部に入り込んだ後カッタと接触することになるので、
ロスタイムが長くなり、この度合いは、ワークが小さく
なるに従って顕著になる。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑
み、ワーク高さに応じて遅れ時間が決定される時間遅れ
要素を付加することにより、送り速度の切換え時期を最
適に制御し、ロスタイムが最少となるようにしたフライ
ス盤の送り速度切換え制御装置を提供することにある。
み、ワーク高さに応じて遅れ時間が決定される時間遅れ
要素を付加することにより、送り速度の切換え時期を最
適に制御し、ロスタイムが最少となるようにしたフライ
ス盤の送り速度切換え制御装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、可動側
クランプの移動ストロークからワーク高さを検出するワ
ーク高さ検出部と、ワークの前端がカッタに接近したこ
とを検出する位置センサと、ワーク高さ検出部からのワ
ーク高さと、位置センサの作動信号とを人力する時間遅
れ要素とを備え、この時間遅れ要素は、位置センサの作
動から、ワ−り高さによって決まる所定の遅れ時間の後
に、送り速度を早送りから切削送りに切り換えるように
したことをその要旨とする。
クランプの移動ストロークからワーク高さを検出するワ
ーク高さ検出部と、ワークの前端がカッタに接近したこ
とを検出する位置センサと、ワーク高さ検出部からのワ
ーク高さと、位置センサの作動信号とを人力する時間遅
れ要素とを備え、この時間遅れ要素は、位置センサの作
動から、ワ−り高さによって決まる所定の遅れ時間の後
に、送り速度を早送りから切削送りに切り換えるように
したことをその要旨とする。
作用
而して、この構成によるときは、ワーク高さ検出部は、
可動側クランプがワークをクランプする際に、可動側ク
ランプの移動ストロークを検出することにより、クラン
プ中のワークの高さく以下、ワーク高さという)を検出
することができる。一方、位置センサは、早送りされて
きたワークの前端が、カッタに対して一定距離に接近し
たことを検出することができる。
可動側クランプがワークをクランプする際に、可動側ク
ランプの移動ストロークを検出することにより、クラン
プ中のワークの高さく以下、ワーク高さという)を検出
することができる。一方、位置センサは、早送りされて
きたワークの前端が、カッタに対して一定距離に接近し
たことを検出することができる。
ここで、位置センサが作動してから、早送りのままでワ
ークの前端がカッタに接触するまでの時間(以下、余裕
時間という)は、カッタの有効切削径が一定の場合、ワ
ーク高さのみによって決定される。したがって、時間遅
れ要素は、ワーク高さに応じ、余裕時間を超えない最長
の遅れ時間を決定することにより、ワークの大きさに拘
らず、常に最少のロスタイムを実現することができる。
ークの前端がカッタに接触するまでの時間(以下、余裕
時間という)は、カッタの有効切削径が一定の場合、ワ
ーク高さのみによって決定される。したがって、時間遅
れ要素は、ワーク高さに応じ、余裕時間を超えない最長
の遅れ時間を決定することにより、ワークの大きさに拘
らず、常に最少のロスタイムを実現することができる。
以上のように作用するものである。
実施例
以下、図面を以って実施例を説明する。
フライス盤の送り速度切換え制御装置(以下、単に、切
換え制御装置という)は、ワーク高さ検出部1と、位置
センサPSと、時間遅れ要素2とからなる(第1図)。
換え制御装置という)は、ワーク高さ検出部1と、位置
センサPSと、時間遅れ要素2とからなる(第1図)。
フライス盤は、ベース10の」二面に、一対のレール1
1.11を前後方向に敷設しく第2図)、C形に構成し
たオーバアーム20どコラム30とテーブル40とが、
摺動部材4]、41を介して、レール11.11上を前
後方向に移動可能となっている。テーブル40は、図示
しない油圧式または電気式のテーブル送り機構によって
駆動されるものとし、このテーブル送り機構は、早送り
と切削送りとの2段階に送り速度を切り換えることがで
きるものとする。また、このときの早送りと切削送りと
の各送り速度は、それぞれ独立に調節可変できるように
してお(のがよい。
1.11を前後方向に敷設しく第2図)、C形に構成し
たオーバアーム20どコラム30とテーブル40とが、
摺動部材4]、41を介して、レール11.11上を前
後方向に移動可能となっている。テーブル40は、図示
しない油圧式または電気式のテーブル送り機構によって
駆動されるものとし、このテーブル送り機構は、早送り
と切削送りとの2段階に送り速度を切り換えることがで
きるものとする。また、このときの早送りと切削送りと
の各送り速度は、それぞれ独立に調節可変できるように
してお(のがよい。
テーブル40の両側には、一対の主軸50、50が左右
対称に対向している。主軸50.50は、共通の水平な
回転中心軸Cを有し、したがって、両者に装着した一対
のカッタM、Mは、互いに対面する垂直の回転面を得る
ことができる。ただし、主軸50,50は、テーブル4
0の左右に配置した図示しない主軸ホルダによって、回
転中心軸Cに沿って進退自在に支持されているものとす
る。
対称に対向している。主軸50.50は、共通の水平な
回転中心軸Cを有し、したがって、両者に装着した一対
のカッタM、Mは、互いに対面する垂直の回転面を得る
ことができる。ただし、主軸50,50は、テーブル4
0の左右に配置した図示しない主軸ホルダによって、回
転中心軸Cに沿って進退自在に支持されているものとす
る。
オーバアーム20の下面には、テーブル40と対句する
ようにして、可動側クランプ21が搭載されている。可
動側クランプ21は、前後方向に長いブロック体であり
、その上面に立設した一対のガイドロッド21a、、2
1aが、オーバアーム20内のガイドブツシュ20a、
20aを摺動自在に貫通している。ガイドロッド21a
、21aの間には、シリンダ21bを垂直に配置し、そ
の基端部は、オーバアーム20の上部に固着するととも
に、先端部は、可動側クランプ21の上面に連結しであ
る。したがって、可動側クランプ2]−は、シリンダ2
1bを伸縮することにより、垂直方向に上下動すること
ができる。
ようにして、可動側クランプ21が搭載されている。可
動側クランプ21は、前後方向に長いブロック体であり
、その上面に立設した一対のガイドロッド21a、、2
1aが、オーバアーム20内のガイドブツシュ20a、
20aを摺動自在に貫通している。ガイドロッド21a
、21aの間には、シリンダ21bを垂直に配置し、そ
の基端部は、オーバアーム20の上部に固着するととも
に、先端部は、可動側クランプ21の上面に連結しであ
る。したがって、可動側クランプ2]−は、シリンダ2
1bを伸縮することにより、垂直方向に上下動すること
ができる。
可動側クランプ21−の下面には、前後に長い上部クラ
ンプジグ2↑Cを取りイ」け、テーブル40の上面に固
定した下部クランプジグ4]−aとの間に、ワークWを
クランプすることができる。ただし、上部クランプジグ
21c、下部クランプジグ41−aは、シリンダ21b
の押圧力により、十分大きな把持力でワークWをクラン
プすることができるものとする。
ンプジグ2↑Cを取りイ」け、テーブル40の上面に固
定した下部クランプジグ4]−aとの間に、ワークWを
クランプすることができる。ただし、上部クランプジグ
21c、下部クランプジグ41−aは、シリンダ21b
の押圧力により、十分大きな把持力でワークWをクラン
プすることができるものとする。
後方のガイドロッド21−aの近傍には、ワーク高さ検
出部1の一部を形成するエンコーダENが配設されてい
る。エンコーダENは、ガイドロッド21aに固着した
ラック22aと、これに噛合するビニオン22bとを介
して駆動される角度検出器であって、ワークWをクラン
プするときに、可動側クランプ21−の移動ストローク
Sを検出することができるものとする。
出部1の一部を形成するエンコーダENが配設されてい
る。エンコーダENは、ガイドロッド21aに固着した
ラック22aと、これに噛合するビニオン22bとを介
して駆動される角度検出器であって、ワークWをクラン
プするときに、可動側クランプ21−の移動ストローク
Sを検出することができるものとする。
テーブル40、可動側クランプ21.の右手には、芯出
し装置60が配設されている(第3図)。
し装置60が配設されている(第3図)。
芯出し装置60は、一対のガイドロッド63、63と、
前方のブレード64と、後方の押し板65とを枠形に組
み立ててなり、ガイドロッド63.63は、ガイドブロ
ック62.62に摺動自在に押通されている。ガイドブ
ロック62.62を固定する取付台61は、図示しない
右側の主軸ホルダに搭載され、右側のカッタMとともに
、前後動可能になっているものとする。
前方のブレード64と、後方の押し板65とを枠形に組
み立ててなり、ガイドロッド63.63は、ガイドブロ
ック62.62に摺動自在に押通されている。ガイドブ
ロック62.62を固定する取付台61は、図示しない
右側の主軸ホルダに搭載され、右側のカッタMとともに
、前後動可能になっているものとする。
押し板65は、ピン65aを介し、後方のレバ二66に
対して揺動自在に連結されている。レバー66は、固定
ピン66aを介し、取付台61の上面に、水平方向に揺
動自在に取り付けられている。さらに、押し板65の前
面中央部には、ストッパブロック65cを突設しである
。
対して揺動自在に連結されている。レバー66は、固定
ピン66aを介し、取付台61の上面に、水平方向に揺
動自在に取り付けられている。さらに、押し板65の前
面中央部には、ストッパブロック65cを突設しである
。
ブレード64は、下部クランプジグ41aに平行に配置
され、その基準面64bは、下部クランプジグ41aの
中心線CLと平行な垂直面に仕上げられているものとす
る。ブレード64のカッタM寄りの下端部には、切欠部
64aが形成されている。ブレード64は、レバー66
を水平に揺動するとき、押し板65、ガイドロッド63
.63を介し、下部クランプジグ41.aに対して前後
に平行移動することができ、ブレード64の前進限は、
押し板65のストッパブロック65cが調整装置67に
当接することによって規制されるものとする。
され、その基準面64bは、下部クランプジグ41aの
中心線CLと平行な垂直面に仕上げられているものとす
る。ブレード64のカッタM寄りの下端部には、切欠部
64aが形成されている。ブレード64は、レバー66
を水平に揺動するとき、押し板65、ガイドロッド63
.63を介し、下部クランプジグ41.aに対して前後
に平行移動することができ、ブレード64の前進限は、
押し板65のストッパブロック65cが調整装置67に
当接することによって規制されるものとする。
調整装置67は、取付台61に固定した調整ブロック6
7aに対して、つまみ67b1を有する調整ポルl−6
7bが螺合して貫通し、調整ボルト67bを回動させて
前後することにより、調整ボルト67bとストッパブロ
ック65cとの当接位置を調節することができる。調整
ブロック67aとつまみ67b1との間には、目盛67
c1を刻設したダイヤル67cを介在さぜ、目盛67C
1を読み取ることにより、調整ポルl−67bの移動量
を決定することができる。
7aに対して、つまみ67b1を有する調整ポルl−6
7bが螺合して貫通し、調整ボルト67bを回動させて
前後することにより、調整ボルト67bとストッパブロ
ック65cとの当接位置を調節することができる。調整
ブロック67aとつまみ67b1との間には、目盛67
c1を刻設したダイヤル67cを介在さぜ、目盛67C
1を読み取ることにより、調整ポルl−67bの移動量
を決定することができる。
目盛67clの数値は、たとえば、カッタMに対するブ
レード64の前進限の位置と正確に対応させることによ
り、ブレード64の基準面64bに加工面を当接させて
クランプしたワークWの切込量を直接読み取ることが可
能である。なお、調整ブロック67aには、一旦セット
した調整ボルト67bをロックするために、スリット6
7a1を形成し、この上下に設けためねじに対し、ねじ
付のロックレバ−67dを螺合する。
レード64の前進限の位置と正確に対応させることによ
り、ブレード64の基準面64bに加工面を当接させて
クランプしたワークWの切込量を直接読み取ることが可
能である。なお、調整ブロック67aには、一旦セット
した調整ボルト67bをロックするために、スリット6
7a1を形成し、この上下に設けためねじに対し、ねじ
付のロックレバ−67dを螺合する。
位置センサPSは、支持ブラケット71を介して、取付
台61の下面に取り付けられている。ただし、位置セン
サPSは、ドッグPSaが接近したことを検知して作動
する近接スイッチであるものとする。
台61の下面に取り付けられている。ただし、位置セン
サPSは、ドッグPSaが接近したことを検知して作動
する近接スイッチであるものとする。
支持ブラケット71の一端面には、アーム71b1ピン
71aを介し、揺動レバー72か枢着されている。揺動
レバー72の一端には、ローラ72aを軸着する一方、
他端には、支持ブラケット71を摺動自在に貫通するロ
ッド73の一端が連結されている。ローラ72aは、下
部クランプジグ41aの上面に近い高さ位置において、
ブレード64の切欠部64aから僅かに突出しているも
のとする。ローラ72aの突出量は、揺動レバー72に
螺入し、先端が支持ブラケット71に当接するストッパ
ボルト72bによって調整することができる。
71aを介し、揺動レバー72か枢着されている。揺動
レバー72の一端には、ローラ72aを軸着する一方、
他端には、支持ブラケット71を摺動自在に貫通するロ
ッド73の一端が連結されている。ローラ72aは、下
部クランプジグ41aの上面に近い高さ位置において、
ブレード64の切欠部64aから僅かに突出しているも
のとする。ローラ72aの突出量は、揺動レバー72に
螺入し、先端が支持ブラケット71に当接するストッパ
ボルト72bによって調整することができる。
ドッグPSaは、ロッド73に嵌着されており、ロッド
73の先端は、引張りばね73aを介しC1固定ボルト
73bに連結されている。
73の先端は、引張りばね73aを介しC1固定ボルト
73bに連結されている。
ワーク高さ検出部]は、エンコーダENと、演算器1a
とからなり(第1−図)、演算器]−aは、エンコーダ
ENからの可動側クランプ21.の移動ストロークSを
入力して、クランプ中のワークWのワーク高さhを算出
するものとする。また、位置センサPSの作動信号sp
は、演算器1−aからのワーク高さhとともに、時間遅
れ要素2に入力されている。時間遅れ要素2の出力は、
切換えイ言号S2として、図示しないテーブル送り機構
に出力されている。
とからなり(第1−図)、演算器]−aは、エンコーダ
ENからの可動側クランプ21.の移動ストロークSを
入力して、クランプ中のワークWのワーク高さhを算出
するものとする。また、位置センサPSの作動信号sp
は、演算器1−aからのワーク高さhとともに、時間遅
れ要素2に入力されている。時間遅れ要素2の出力は、
切換えイ言号S2として、図示しないテーブル送り機構
に出力されている。
かかる構成の切換え制御装置の作動は、次のとおりであ
る。
る。
まず、ワークWの両側の加工面Wl 、Wlの切込量を
決定し、これと対応する芯出し装置6oの目盛67c1
に合うようにして、調整ボルト67bを設定した−に、
ロックレバ−67dにより、これをロックする(第3図
)。次いで、レバー66を揺動してブレード64を前進
させ(第4図の矢印Kl ’)、ストッパブロック65
cを調整ボルト67bに当接させることにより、ブレー
ド64の基準面64bを自動的に所定位置にセットする
ことができる。ただし、所定位置とは、基準面64bが
、右側のカッタMの前端面M1から、切込量に相当する
寸法だけ正確に後退した位置をいう。
決定し、これと対応する芯出し装置6oの目盛67c1
に合うようにして、調整ボルト67bを設定した−に、
ロックレバ−67dにより、これをロックする(第3図
)。次いで、レバー66を揺動してブレード64を前進
させ(第4図の矢印Kl ’)、ストッパブロック65
cを調整ボルト67bに当接させることにより、ブレー
ド64の基準面64bを自動的に所定位置にセットする
ことができる。ただし、所定位置とは、基準面64bが
、右側のカッタMの前端面M1から、切込量に相当する
寸法だけ正確に後退した位置をいう。
そこで、ワークWを下部クランプジグ41a上に載せて
、ワークWの一方の加工面W1をこのときの基準面64
bに押し当てると、ワークWの中心が下部クランプジグ
41aの中心線CLと一致し、加工面W1、Wlに対す
る左右のカッタMSMの切込量を等しく設定することが
できる。
、ワークWの一方の加工面W1をこのときの基準面64
bに押し当てると、ワークWの中心が下部クランプジグ
41aの中心線CLと一致し、加工面W1、Wlに対す
る左右のカッタMSMの切込量を等しく設定することが
できる。
つづいて、シリンダ21. bを駆動して、可動側クラ
ンプ21を下降させ、上部クランプジグ2]−01下部
クランプジグ41aにより、ワークWを上下方向からク
ランプすると、エンコーダENは、このときの可動側ク
ランプ21−の移動ストロークSを検出し、演算器]−
aに出力する。演算器1−aは、移動ストロークSから
ワーク高さh=1)−3を算出し、・−れを時間遅れ要
素2に出力する。ただし、Dは、可動側クランプ21の
最大移動ストロークである(第2図)。
ンプ21を下降させ、上部クランプジグ2]−01下部
クランプジグ41aにより、ワークWを上下方向からク
ランプすると、エンコーダENは、このときの可動側ク
ランプ21−の移動ストロークSを検出し、演算器]−
aに出力する。演算器1−aは、移動ストロークSから
ワーク高さh=1)−3を算出し、・−れを時間遅れ要
素2に出力する。ただし、Dは、可動側クランプ21の
最大移動ストロークである(第2図)。
クランプ後のワークWは、ブレード64を後退させた後
(第4図の二点鎖線)、テーブル40とともに、カッタ
M、Mに向けて早送りを開始する。
(第4図の二点鎖線)、テーブル40とともに、カッタ
M、Mに向けて早送りを開始する。
ワークWがカッタM、Mに接近し、その前’J’+:”
+ W 2がローラ72aに当接すると、揺動レバー7
2を介して、ロッド73に固着したドッグPSaが、同
図の矢印に2方向に移動する。そこで、ワークWの前端
W2が作動位置Pに到達したときに、位置センサPSが
作動するものとすれば、位置センサPSは、ワークWが
作動位置Pにまで前進したことを検出し、その作動信号
Spを時間遅れ要素2に出力することができる。
+ W 2がローラ72aに当接すると、揺動レバー7
2を介して、ロッド73に固着したドッグPSaが、同
図の矢印に2方向に移動する。そこで、ワークWの前端
W2が作動位置Pに到達したときに、位置センサPSが
作動するものとすれば、位置センサPSは、ワークWが
作動位置Pにまで前進したことを検出し、その作動信号
Spを時間遅れ要素2に出力することができる。
時間遅れ要素2は、作動信号Spが入力されたときから
、所定の遅れ時間へTの後に、切換え信号S2をテーブ
ル送り機構に出力し、送り速度を早送りから切削送りに
切り換える。たたし、このときの遅れ時間へTは、ワー
ク高さ検出器1−からのワーク高さhに応じて設定され
るものとする。
、所定の遅れ時間へTの後に、切換え信号S2をテーブ
ル送り機構に出力し、送り速度を早送りから切削送りに
切り換える。たたし、このときの遅れ時間へTは、ワー
ク高さ検出器1−からのワーク高さhに応じて設定され
るものとする。
送り速度を切削速度に切り換えられたワークWは、ごく
僅かなロスタイムを消化した後、カッタM1Mによる切
削が開始される。
僅かなロスタイムを消化した後、カッタM1Mによる切
削が開始される。
切削が続行し、ワークWの後端W3が作動位置Pを通過
すると、ドッグPSaが第4図の矢印に2と反対方向に
移動して位置センサPSが復帰するから、これによって
、テーブル送り機構を早送り逆転し、テーブル40を起
動前の位置に戻すことができる。ただし、この早送りの
際は、カッタMSMは、それぞれ僅かにリトラクトして
、ワークWの加工済面にカッタ痕が付かないようにしで
あるものとする。つづいて、可動側クランプ21を上昇
してワークWをアンクランプすることにより、1−サイ
クルの切削加工を完了することができる。
すると、ドッグPSaが第4図の矢印に2と反対方向に
移動して位置センサPSが復帰するから、これによって
、テーブル送り機構を早送り逆転し、テーブル40を起
動前の位置に戻すことができる。ただし、この早送りの
際は、カッタMSMは、それぞれ僅かにリトラクトして
、ワークWの加工済面にカッタ痕が付かないようにしで
あるものとする。つづいて、可動側クランプ21を上昇
してワークWをアンクランプすることにより、1−サイ
クルの切削加工を完了することができる。
時間遅れ要素2における遅れ時間へTは、次のようにし
て決定することができる。一般に、ワーク高さhと余裕
時間tとの間には、第5図で示す関係が成立する。すな
わぢ、余裕時間tは、ワーク高さhが大きくなる程減少
し、h≧rにおいて、t=to (一定)となる。ただ
し、rは、カッタM、Mの有効切削半径である。そこで
、時間遅れ要素2は、そのときのワーク高さhに応じて
、△T<tとなるように、遅れ時間へTを定めればよい
。
て決定することができる。一般に、ワーク高さhと余裕
時間tとの間には、第5図で示す関係が成立する。すな
わぢ、余裕時間tは、ワーク高さhが大きくなる程減少
し、h≧rにおいて、t=to (一定)となる。ただ
し、rは、カッタM、Mの有効切削半径である。そこで
、時間遅れ要素2は、そのときのワーク高さhに応じて
、△T<tとなるように、遅れ時間へTを定めればよい
。
他の実施例
可動側クランプ2]−の移動ストロークSを検出するた
めのエンコーダENとしては、角度検出器に代えて、可
動側クランプ21−の移動ストロークSを直接検出する
磁気スケール等を利用してもよい。オーバアーム20と
可動側クランプ21との一方にスケールユニットを設置
し、他方に取り付けた読み取りヘッドによって、移動ス
トロークSを直接読み取ることができる。
めのエンコーダENとしては、角度検出器に代えて、可
動側クランプ21−の移動ストロークSを直接検出する
磁気スケール等を利用してもよい。オーバアーム20と
可動側クランプ21との一方にスケールユニットを設置
し、他方に取り付けた読み取りヘッドによって、移動ス
トロークSを直接読み取ることができる。
位置センサPSとドッグPSaとの組合せは、ワークW
の前端W2、後端W3が、カッタM、Mに対して作動位
置Pにまで接近したことが検出できる限り、他の任意の
形式のものを使用することができる。たとえば、一般的
な光電スイッチ、リミットスイッチ等を用いてもよいこ
とはいうまでもない。
の前端W2、後端W3が、カッタM、Mに対して作動位
置Pにまで接近したことが検出できる限り、他の任意の
形式のものを使用することができる。たとえば、一般的
な光電スイッチ、リミットスイッチ等を用いてもよいこ
とはいうまでもない。
なお、この発明は、双頭の横形生産フライス盤に限らず
、他の任意の形式のフライス盤にも広く適用することが
できる。
、他の任意の形式のフライス盤にも広く適用することが
できる。
発明の詳細
な説明したように、この発明によれば、ワーク高さによ
って遅れ時間が決定される時間遅れ要素を付加すること
により、ワークの送り速度を早送りから切削送りに切り
換える時期は、ワークの大きさに応じて最適に設定する
ことができるので、切削加工サイクルにおけるロスタイ
ムを常に最少に抑え、加工効率を格段に向上させること
ができるという優れた効果がある。
って遅れ時間が決定される時間遅れ要素を付加すること
により、ワークの送り速度を早送りから切削送りに切り
換える時期は、ワークの大きさに応じて最適に設定する
ことができるので、切削加工サイクルにおけるロスタイ
ムを常に最少に抑え、加工効率を格段に向上させること
ができるという優れた効果がある。
第1図ないし第5図は実施例を示し、第1−図は全体系
統図、第2図はフライス盤の全体構成斜視説明図、第3
図は第2図の要部拡大斜視説明図、第4図は要部動作説
明図、第5図はワーク高さと余裕時間との関係を示す線
図である1、M・・・カッタ W・・・ワーク W2・・・前端 h・・・ワーク高さ PS・・・位置センサ Sp・・・作動信号 S・・・移動ストローク 八T・・・遅れ時間 1・・・ワーク高さ検出部 2・・・時間遅れ要素 21・・・可動側クランプ
統図、第2図はフライス盤の全体構成斜視説明図、第3
図は第2図の要部拡大斜視説明図、第4図は要部動作説
明図、第5図はワーク高さと余裕時間との関係を示す線
図である1、M・・・カッタ W・・・ワーク W2・・・前端 h・・・ワーク高さ PS・・・位置センサ Sp・・・作動信号 S・・・移動ストローク 八T・・・遅れ時間 1・・・ワーク高さ検出部 2・・・時間遅れ要素 21・・・可動側クランプ
Claims (1)
- 1)可動側クランプの移動ストロークからワーク高さを
検出するワーク高さ検出部と、ワークの前端がカッタに
接近したことを検出する位置センサと、前記ワーク高さ
検出部からのワーク高さと前記位置センサの作動信号と
を入力する時間遅れ要素とを備え、該時間遅れ要素は、
前記位置センサの作動から、ワーク高さによって決まる
所定の遅れ時間の後に、送り速度を早送りから切削送り
に切り換えることを特徴とするフライス盤の送り速度切
換え制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11934389A JPH0645099B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | フライス盤の送り速度切換え制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11934389A JPH0645099B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | フライス盤の送り速度切換え制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02298457A true JPH02298457A (ja) | 1990-12-10 |
JPH0645099B2 JPH0645099B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=14759138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11934389A Expired - Lifetime JPH0645099B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | フライス盤の送り速度切換え制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645099B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015199136A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 株式会社武田機械 | 両頭切削機用のワーク保持装置 |
-
1989
- 1989-05-12 JP JP11934389A patent/JPH0645099B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015199136A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 株式会社武田機械 | 両頭切削機用のワーク保持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0645099B2 (ja) | 1994-06-15 |
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