JPH02298077A - 半導体圧力センサの製造方法 - Google Patents

半導体圧力センサの製造方法

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JPH02298077A
JPH02298077A JP11983489A JP11983489A JPH02298077A JP H02298077 A JPH02298077 A JP H02298077A JP 11983489 A JP11983489 A JP 11983489A JP 11983489 A JP11983489 A JP 11983489A JP H02298077 A JPH02298077 A JP H02298077A
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JP
Japan
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silicon
bottomed hole
diaphragm
thickness
joined
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JP11983489A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Muramatsu
村松 義久
Toshiaki Sakai
利明 酒井
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体基板に形成されたダイアフラム部にゲ
ージ抵抗を有し、ダイアフラム部の変形によって生ずる
ゲージ抵抗の変化によって生ずる圧力を検出する半導体
圧力センサの製造方法に間する。
〔従来の技術〕
従来の半導体圧力センサのためのダイアフラム部は、半
導体基板の一面からのエツチングにより凹部を掘ること
によって形成される。第2図(a)1(b)、fc)は
そのような凹部形成工程を示し、450μmの厚さの上
面が鏡面のN形シリコン基板21の上に先ずP形第−エ
ピタキシャル層22を2611の厚さに堆積、さらにそ
の上に分離のための埋込層23.24を介してN形第二
エピタキシャル層25を9nの厚さ積層する (図aL
 この第二エピタキシャル層25の埋込層23の上にP
形のゲージ26を不純物拡散で形成し、また1込r@2
4の上に図示しないがゲージ出力の増幅のための回路を
集積する。そして第二エピタキシャル層25の上面に保
護膜としての窒化膜27、ゲージをホイートストンブリ
ッジに1i!1kIAするためのり配線およびゲージと
増幅回跨の接続のためのり配線を形成する (図b)0
次いで、基板21の反エピタキシャル層側にマスクを形
成し、第一エピタキシャル1122と基板1の比延抗を
違いを利用しての選択性エツチング法あるいは電解エツ
チング法を用いて基板21と第一二ビタキシャル層22
の界面でエツチングを停止させ、第一、第二エピタキシ
ャルrfi22,25からなる厚さ35μmのダイアフ
ラム部を残す有底孔28を形成する。このようにして製
造される半導体圧力センサはボトムエントリー型と呼ば
れるもので、ダイアフラム部の有底孔側に加わる圧力と
ダイアフラム部の上面側に加わる基準圧力との差をヰ★
出する。
これに対し第3図に示すものはトップエントリー型と呼
ばれるもので、有底孔28の開口部を閉塞するシリコン
板29をはんだあるいはガラス30を用いて接着したも
のである。この場合、閉塞されて生ずる空間3日が基準
圧力室となり、ダイアフラム部の上面側に加わる圧力と
基準圧力の差を検出する。
最近の技術動向としては、シリコン基121と第一エピ
タキシャル層22との間にSiJ層を介在させ、Sin
、とSlのエツチング選択性を利用し、ウェットエツチ
ングおよびプラズマエツチングにより有底孔28を形成
する方法もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような半導体圧力センサの製造方法には次のよう
な欠点がある。
(1)有底孔形成のための加工時には、エピタキシャル
層を積層した基板のエピタキシャル層表面を吸着装置で
支持して搬送するため、ゲージあるいは増幅回路素子の
形成される側の表面にきす。
汚れが発生し、特に八!のヒロック部でのMのつぶれ、
窒化膜の亀裂等外観上、信鰭性上の問題が起こり、外観
良品率が大幅に悪くなる。
(2)ウェットエツチングでを底孔形成の際、酸あるい
はアルカリのエツチング液にゲージ形成側の表面がさら
される危険が高く、表面は保護膜あるいは保護コート剤
で保護されるが完全でなくエツチング液の浸透残渣によ
り、窒化膜上のfηれ、しみ、^イ配線の腐食等がひき
起こされる。
(3)エツチングによってを底孔の底に形成されるダイ
アフラムの厚さの均一性は十分でなく、ダイアフラムの
変形を規定するもう一つの形状パラメータであるダイア
フラムの大きさは、等方性エツチングによる有底孔底部
の丸みおよびマスクから遠い深部でのサイドエツチング
量の制御性の悪さによりばらつきが大きくなる。これら
のためのセンサの感度、温度特性にばらつきが生ずる。
El)、 (2)の欠点を避けるためにダイアフラム加
工後、ゲージ、回路素子の形成をするようなプロセスも
考えられるが、凹部を有する基板側で搬送することが困
難であることあるいは吸着装置への吸着力が悪いことな
どによる障害が多く、また半導体基体が割れやすくなる
ため実用的ではない。
本発明の目的は、上記の欠点を除き、ダイアフラム部の
厚さおよび大きさが精度よく形成でき、またダイアフラ
ム部へ、のゲージ、回路素子の形成の時期についての制
約を受けない半導体圧力センサの製造方法を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的の達成のために、本発明は、厚さの厚い部分
に囲まれた厚さの薄い半導体ダイアフラム部に導電形の
異なるストレインゲージ層が形成される半導体圧力セン
サの製造方法において、ダイアフラム部の輪郭と同一寸
法の輪郭を持っ10 L1@ないし200μmの深さの
有底孔が一つの表面から形成された第一のシリコン板の
その表面と第二のシリコン板の一面とを酸化物層を介し
て接合させて接合体を得る工程とその接合体の第二のシ
リコン板の中あるいは上にストレインゲージ層を形成す
る工程とを含むものとする。
(作用) 接合された第二のシリコン板の第一のシリコン板の有底
孔上に位置する部分は、所望のダイアフラム部の厚さと
同一厚さであればそのまま、それより厚ければ所望の厚
さに加工することにより、またそれより薄ければ差に相
当する厚さのエピタキシャル層を積層することにより、
厚さの精度の高いダイアフラム部として用いることがで
きる。
従って、第一のシリコン板に形成される有底孔の上縁が
ダイアフラム部の輪郭を限定することになるが、有底孔
をエツチングで形成する場合、上縁はマスクに接する部
分となり、また有底孔の深さが200μm以下であるた
め、サイドエツチング量は少ないからダイアプラム部輪
郭の寸法精度も高い。
第一、第二のシリコン板の接合体は酸化物層を介しての
接合により形成されているので高い温度に耐える。従っ
て ストレインゲージあるいは増幅回路素子のダイアフ
ラム部側への形成は接合体の状態で行うことができる。
この接合体は内部に閉塞された有底孔よりなる中空部を
有するものの、外面には開口部がないため、反ダイアフ
ラム部側を下側にしての搬送、吸着、不純物拡散あるい
はエピタキシャル層の形成等に支障なく、ダイアフラム
部側の上面の損傷、汚れ等が起こることがない、そして
トップエントリー型のセンサは接合体のままで、ボトム
エントリー型のセンサは接合体の中空部を外部と連通さ
せることにより得ることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の各種の実施例をまとめて示した工程図
である。材料として任意の導電形のシリコンvi、1と
P形のシリコン板2とを用意する。シリコン板1の厚さ
は後の工程に関連して選ばれ、シリコンvi2の厚さは
任意でよいが、いずれも取扱いやすさの点から数百μm
の厚さが通している。
シリコン板1.2の接合される面は、矢印a、bに示す
ようにいずれも研摩して接合に必要な表面粗度をもつ面
31.32とする。シリコン仮lの表面31にエツチン
グ用マスクをフォトリソグラフィにより形成し、プラズ
マエツチングにより矢印Cに示すように深さ200n以
下の有底孔4を形成する0次に、矢印dに示すように熱
および水蒸気酸化により0.5〜1.On厚さのSiO
□膜5を全面に形成する。
次いで、矢印e、e’に示すように両シリコン板1.2
の研摩面31.32をsio、II! 5を介して合わ
せて加圧し、真空中で約1200℃に加熱すると、両シ
リコン板1.2は接合して接合体10が生ずる。有底孔
4はこの接合体の中の中空部41となる。さらに、矢印
fに示すように接合体10のシリコン仮2の上部33を
研削、研摩し、境面34を有する、例えば26trmの
厚さの2層20を残す。この2層20の境面34の上に
矢印Bに示すように埋込層61.62の形成、9nの厚
さのN形のエピタキシャル層7の堆積後、エピタキシャ
ル層7に不純物拡散を行ってP形のゲージ8および図示
しない増幅回路素子を形成、保護用窒化111I9の被
覆、図示しない配線の形成を行う。
この状態で中空部41を基準圧力室とするトップエント
リー型のセンサの半導体基体が得られる。矢印りに示し
た実施例では、シリコン板1の下面にフォトリソグラフ
ィでマスクを設け、Sin、とSlの選択性ウェットエ
ツチングあるいはプラズマエツチング等により、Slo
w)l 5に達する凹部42を形成した後、矢印iに示
すようにStowエツチング液を用いて中空部41と凹
部42を貫通させてボトムエントリー型センサの圧力導
入口43を形成する。一方、矢印Jに示す実施例ではシ
リコン板1の下面から研削を行い、中空部41が開口す
るまで下部11を除去し、ボトムエントリー型センサの
圧力導入口43を形成する。
以上の実施例では、ダイアフラム部の厚さは研削後の2
層20の厚さとエピタキシャル層7の厚さの和になる。
しかし、増幅回路を同一半導体基体に集積しない場合に
は、エピタキシャル117を形成しないで2層20のみ
をダイアフラム部として用い、これにゲージ8を形成し
てもよい。
有底孔4が形成されるシリコン仮1は、ゲージあるいは
回路素子の形成のための不純物拡散の行われるシリコン
層とは窯関係なので、結晶方位などの物理的特性にこだ
わる必要がなく、安価なシリコン板を用いることができ
る。従って、矢印]】。
【に示した実施例においてはシリコン板1に1f1以上
の厚い仮を用い、従来センサのシリコン基体の支持に用
いていたシリコン金庫を省略することも可能である。
上記の実施例ではシリコン板1.2の酸化WA5を介し
ての接合を真空中の加熱で行ったが、一定圧力のガス中
で加熱して行ってもよい。トップエントリー型のセンサ
の場合、圧力基準室41の圧力は真空中接合のときには
真空、ガス中接合のときにはガス圧になる。しかし、5
iOz[を形成したシリコン仮に他のシリコン板を密接
させ、S10.腹側を正とする800v程度の電圧を加
えることにより、Sin、膜とSiとを静電界による力
で接着させ、その状態で300〜400℃に加熱して接
合することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、半導体圧力センサのダイアフラム部を
有する半導体基体をを底孔の形成された第一のシリコン
板とそれに酸化物層を介して接合される第二のシリコン
板とからなる接合体から形成することにより、第二のシ
リコン板から形成されるダイアプラム部の厚さはエツチ
ングとは無関係となり、研削あるいはエピタキシャル層
積層により厚さが調整されるため、従来±5〜10a+
のばらつきをもったダイアフラム部の厚さを±3−以下
に管理することができる。また、ダイアフラム部の輪郭
が第一のシリコン板の有底孔の上縁により規定され、輪
郭寸法のばらつきを少なくでき、丸味の影響もなくなる
。この結果、圧力感度のばらつきが小さくなり、温度特
性も改善され、感度の異なるセンサも容易に製造できる
その上、酸化物層を介しての接合は高温に耐えるため、
表面に凹凸のない接合体に対してゲージおよび必要によ
り増幅回路素子形成のウェーハブQセスを支障なく通用
する、二とができ、ゲージあるいは素子形成後その面を
下にしての工程を受けることがなくなりゲージ、素子形
成面のきす、汚れ、腐食等の不良の発生を大幅に低減で
きる。さらに、ゲージ、素子の形成されない第一のシリ
コン板は安価なシリコン板を用いることができ、その厚
さも任意に選ぶことができるため、ボトムエントリー型
、トップエントリー型を問わず、種々の形状、性能の半
導体圧力センサを製造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の各種の実施例をまとめて断面で示した
工程図、第2図ta+〜fQ)は従来のボトムエントリ
ー型センサの製造工程を示す断面図、第3図は従来のト
ップエントリー型センサの断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)厚さの厚い部分に囲まれた厚さの薄い半導体ダイア
    フラム部に導電形の異なるストレインゲージ層が形成さ
    れる半導体圧力センサの製造方法において、ダイアフラ
    ム部の輪郭と同一寸法の輪郭を持つ10μmないし20
    0μmの深さの有底孔が一つの表面から形成された第一
    のシリコン板のその表面と第二のシリコン板の一面とを
    酸化物層を介して接合させ接合体を得る工程と、その接
    合体の第二のシリコン板の中あるいは上にストレインゲ
    ージ層を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体
    圧力センサの製造方法。
JP11983489A 1989-05-12 1989-05-12 半導体圧力センサの製造方法 Pending JPH02298077A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03196576A (ja) * 1989-12-26 1991-08-28 Nippondenso Co Ltd 半導体圧力センサおよびその製造方法
US5543349A (en) * 1994-08-18 1996-08-06 Kulite Semiconductor Products, Inc. Method for fabricating a beam pressure sensor employing dielectrically isolated resonant beams
US6300155B1 (en) * 1999-03-30 2001-10-09 Denso Corporation Method for producing semiconductor device by coating
JP2010181372A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Fujikura Ltd 圧力センサの製造方法及び圧力センサ

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