JPH0229656Y2 - - Google Patents

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JPH0229656Y2
JPH0229656Y2 JP3182384U JP3182384U JPH0229656Y2 JP H0229656 Y2 JPH0229656 Y2 JP H0229656Y2 JP 3182384 U JP3182384 U JP 3182384U JP 3182384 U JP3182384 U JP 3182384U JP H0229656 Y2 JPH0229656 Y2 JP H0229656Y2
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JP
Japan
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terminal
terminal accommodating
upper cover
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JP3182384U
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JPS60162387U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車エンジンルーム等の配線中間に
取付けられ、電圧確認等に使用するチエツクコネ
クタの改良に関するものである。
従来の該チエツクコネクタは、第1図の様に、
所要の電線端に取付けた端子3を、後方から(図
示の下方から)挿着収容する端子収容室1が集合
して並設されており、定常時には該端子収容室群
の頭部に単一のアツパーカバー2を覆着して保護
する様になつている。そして、それ等端子収容室
群のうち、当該チエツクコネクタに接続した回路
のうち、リーク不可回路(電気的性能上、電流リ
ークを絶対に生じてはいけない回路)の端子収容
室1Aは、前記端子収容室群の中央に配列され、
かつ前記リーク不可回路以外の端子を収容する端
子収容室1Bとは、リーク防止に必要な間隔Lを
介して隔絶されている。
しかし、以上の従来構成のチエツクコネクタ
は、端子収容室1A1Bとも頭部の高さを揃えて
形成されており、走行時にアツパーカバー2の隙
間から水分が浸入したり、或は内在空気の含水分
が温度変化によつて結露したとき、それ等による
水滴5が、表面張力によつてアツパーカバー2に
付着すると共に、端子収容室1A1B間の頭部に
渡つて付着し、端子間を連結させてリーク不可回
路の端子3′に電流リークを生ずることがある。
一方、以上の不良現象を防止する為、前記の隔
絶距離Lを増大させると、当該チエツクコネクタ
が大きくなり、取付けスペースの許容条件から酷
に要求される小形化指向に沿わない問題がある。
本考案は以上の技術問題を解決する新規構造の
チエツクコネクタの提供が目的である。
以下、本考案一実施例を示す第2,3図に基づ
いて詳しく説明する。
図において、本考案に係るチエツクコネクタ
は、所要の電線4の端部に取付けた端子3を収容
する端子収容室群が集合して並設されており、そ
れ等の端子3は、それぞれの端子収容室1の後方
(図示では下方)から挿着収容され、端子収容室
1の頭部から、例えばチエツクピン等を挿入して
電圧等の確認を行うと共に、定常時にはアツパー
カバー2を覆着して端子収容室群の頭部を保護す
る様に成つている。なお、図示のアツパーカバー
2はヒンジ6を介してチエツクコネクタ本体と連
結され、開閉自在となつている。
そして、以上の端子収容室群のうち、当該チエ
ツクコネクタに接続した電線群の中のリーク不可
回路の端子3′を収容する端子収容室1Aは個別
の単極構成となつて、前記リーク不可回路以外の
端子3を収容する端子収容室1B群の中央に配列
されると共に、前記端子収容室1Aと前記端子収
容室1Bはリーク防止に必要な間隔Lを介して隔
絶され、かつ前記端子収容室1Aの頭部の高さ
は、前記端子収容室1Bの頭部から所要の高さH
だけ高く形成されている。
一方、アツパーカバー2の上壁部7は、前記の
端子収容室1A1Bの高さ構成に対応させて、上
壁部7の中央部7′、即ち端子収容室1Aの直上
に覆蓋する上壁部7の部分が、峰部となる中高形
状に形成されている。
以上の構成の本考案のチエツクコネクタによる
と、リーク不可回路の端子3′の端子収容室1A
は、リーク不可回路以外の端子3の端子収容室1
Bと、リーク防止に必要な間隔Lを介して隔絶す
ると共に、端子収容室1Aの頭部はその周囲に存
在する端子収容室1B群の頭部より有意差Hを有
して突き出し、かつそれ等端子収容室群の頭部に
は前記端子収容室1Aの直上が峰部となる中高形
状の上壁部7を有するアツパーカバー2が覆着さ
れる構成からなるので、使用時にアツパーカバー
2の隙間から浸入した水分や、アツパーカバー2
の内在空気の含水分が温度変化によつて結露し
て、水滴5を生じても、水滴5はその表面張力に
よつてアツパーカバー2に付着すると共に、第3
図矢印の様に、中央部から周縁方向に向つて低く
なるアツパーカバー2内面に沿つて該周縁方向へ
滑り落ちるので、アツパーカバー2の中心部分に
位置する端子収容室1A内のリーク不可回路の端
子3′に、水滴5が付着する危険はない。
また、水滴5がアツパーカバー2の上壁部7の
中間で落下したり、或は隔絶距離Lを渡つて端子
収容室1A1B間に水滴5が付着しても、前記構
成の高さ有意差Hが存在するので、水滴5が端子
収容室1Aに浸水して端子3′に接触し、電流リ
ークを生ずる危険はない。
そして、本考案のチエツクコネクタによると前
記の隔絶間隔Lを増大する必要がなくなるのでチ
エツクコネクタの小形化指向に沿うことができる
利点がある。
以上の様に、本考案は従来の難点を解消し、電
気的性能を良好に安定維持すると共に、小形化ニ
ーズに対応する有用なチエツクコネクタを提供す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図:従来構造のチエツクコネクタを示す正
面断面図、第2図:本考案一実施例のチエツクコ
ネクタを示す斜視図、第3図:第2図実施例の正
面断面図。 主な符号、1A1B……端子収容室、2……ア
ツパーカバー、3……端子、4……電線、7……
アツパーカバーの上壁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要電線群の端子を収容する端子収容室群が並
    設されており、前記電線群のうちのリーク不可回
    路の端子収容室は、前記端子収容室群の中央に配
    列されると共に、前記リーク不可回路以外の端子
    収容室と所要間隔を介して隔絶配列されており、
    さらに前記リーク不可回路の端子収容室の頭部の
    高さは、前記リーク不可回路以外の端子収容室の
    頭部より高く形成されており、さらに前記端子収
    容室群の頭部には、前記リーク不可回路の端子収
    容室の直上が峰部となる中高形状の上壁部を有す
    るアツパーカバーが覆着される構造を特徴とする
    チエツクコネクタ。
JP3182384U 1984-03-06 1984-03-06 チエツクコネクタ Granted JPS60162387U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182384U JPS60162387U (ja) 1984-03-06 1984-03-06 チエツクコネクタ

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JP3182384U JPS60162387U (ja) 1984-03-06 1984-03-06 チエツクコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60162387U JPS60162387U (ja) 1985-10-28
JPH0229656Y2 true JPH0229656Y2 (ja) 1990-08-09

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ID=30532774

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JP3182384U Granted JPS60162387U (ja) 1984-03-06 1984-03-06 チエツクコネクタ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5021530B2 (ja) * 2008-03-14 2012-09-12 矢崎総業株式会社 電気接続モジュール
JP5203292B2 (ja) * 2009-05-19 2013-06-05 株式会社小松製作所 コネクタおよび建設機械

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Publication number Publication date
JPS60162387U (ja) 1985-10-28

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