JPH0229578Y2 - - Google Patents

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JPH0229578Y2
JPH0229578Y2 JP1983154721U JP15472183U JPH0229578Y2 JP H0229578 Y2 JPH0229578 Y2 JP H0229578Y2 JP 1983154721 U JP1983154721 U JP 1983154721U JP 15472183 U JP15472183 U JP 15472183U JP H0229578 Y2 JPH0229578 Y2 JP H0229578Y2
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magnetic disk
head
magnetic
access mechanism
good conductor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、複数の磁気デイスクを塔載し各磁気
デイスクに対して磁気ヘツドを移動位置付けする
磁気ヘツドアクセス機構を有する磁気デイスク装
置に関する。
〔技術の背景〕
磁気デイスク装置は、通常複数枚の磁気デイス
クと各磁気記録面に少なくとも1個の磁気ヘツド
が配置され、各磁気ヘツドが同一磁気ヘツドアク
セス機構に塔載されて磁気デイスクのトラツクに
位置決めされる。磁気ヘツドアクセス機構として
は、回転型と直進型がある。回転型は可動コイル
型で、所定の回転軸を中心にして回転することに
より、即ち丁度オーデイオ用レコードプレーヤの
トーンアームのように動作させることにより、所
定のトラツクに磁気ヘツドを位置決めするもので
ある。直進型は、一般にボイスコイルアクチユエ
ータと称するスピーカと同一動作を行なうモータ
により駆動され、所定のトラツクに磁気ヘツドを
位置決めするものである。
一方最近の情報処理の高密度化に伴い、ヘツド
出力も小さく外来ノイズの影響を受け易く、リー
ド・ライト時のマージン減少、外来ノイズによる
位置決め誤差などのない磁気デイスク構造ないし
アクチユエータ機構の実現が要望されている。
〔従来技術とその問題点〕
情報処理の高密度化に伴うヘツド出力レベルが
小さくなること、高速化および各ヘツド間での干
渉、外来ノイズの影響を減少するため、磁気デイ
スク装置にも種々の対策を溝じてきた。
従来磁気デイスク装置は、磁気デイスク(円
盤)、磁気ヘツドおよびこれらを動作させる駆動
源も含めて総ての機構を一つのハウジングに収容
したデイスク・インクロージヤーと呼ぶ装置が実
用化されている。この装置において、ノイズによ
る影響を排除するために、各ヘツド間での干渉、
特にデータヘツドの書込み時にサーボヘツドへの
影響を考慮して、磁気ヘツド上に接着されている
FPC(ヘツドアツセンブリーとヘツドコアの接続
と可動部と固定部の接続を兼ねたフレキシブルプ
リント回路)のアースをとり、かつ可動機構部即
ちキヤリツジを可撓性線材などでアースをとつ
て、各部品間の干渉、外来ノイズの影響を低減し
ていた。
しかしFPCにおいては、ヘツド出力レベルが
約0.5mVP.Pと小さく、外来ノイズの影響を受け
易いため、従属の増幅器との接続は、差動平衝伝
送方式を採用している。この2本の伝送インピー
ダンスは同じでないと、外来ノイズが各伝送線に
同じ量誘導されず、同期ノイズでなくなり、差動
信号としてヘツド出力信号に加算されてしまう。
したがつて2本の伝送インピーダンスは同じであ
る必要があり、かつ対アースに対しても対称でな
ければならない。しかし現実には、金属で構成さ
れる磁気ヘツドアームの構造は、軽量化などの理
由により、理想的な幾何学的寸法になつていな
い。またFPC内に配線されたアース導体もパタ
ーンの関係および可動部の長さを必要とすること
からかなりの長さを必要とし、低インピーダンス
のアース系にはなつていない。
そこでこれらの欠点を解消するために、キヤリ
ツジ系は積極的にアース線で固定側(本体ベース
等)に接地していた。しかしこのアースもキヤリ
ツジを可動する点を考慮すると、寿命を考慮して
有限の長さが必要であり、理想的な低インピーダ
ンスとはなりえなかつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、このような問題を解消した新
規な磁気デイスク装置を実現することにあり、リ
ード・ライト時に駆動する周波数領域において、
キヤリツジ系のアースインピーダンスを低くし、
外来ノイズをヘツド出力に重畳させない機構を有
する磁気デイスク装置を実現することにある。
〔考案の構成〕
この目的を達成するために講じた本考案による
技術的手段は、図示のように、記録媒体としての
磁気デイスク1の所定の位置に、アクセス機構7
により磁気ヘツドhを回転駆動し位置決めするこ
とで、情報の記録/再生を行ない、しかも該磁気
デイスク1およびアクセス機構7が容器状のハウ
ジング15に内蔵されている磁気デイスク装置に
おいて、 該アクセス機構7の回転軸21の端部を、前記
容器状ハウジング15の外に突出させると共に、
該端部に凸曲面部17を設け、 前記容器状ハウジング15と連結固定されてい
る固定部に取り付けた弾性体には、前記凸曲面部
17と接触する位置に、良導体片18を固設し、 この良導体片18を前記の凸曲面部17に弾圧
してなる構成を採つている。
〔考案の実施例〕
次に本考案による磁気デイスク装置が実際上ど
のように具体化されるかを実施例で説明する。第
1図は本考案による磁気デイスク装置の実施例を
示す断面図である。
図において、1は磁気デイスク、hは磁気ヘツ
ド、2はヘツド・アーム、3は磁気デイスク回転
軸、4は誘導モータ、5は誘導用コイル、6は間
隔リング、7はアクセス機構部、8はアクセスモ
ータ、9は駆動部、10は磁石、11,12,1
3,14はベアリング、15はハウジングをそれ
ぞれ示す。
この磁気デイスク装置は、記録媒体としてアル
ミニウム合金円板に磁性体を塗布した磁気デイス
クを用いたものであり、可動磁気ヘツドhにより
目標のトラツクに位置決めして情報の書込み続出
しを行なうものである。
磁気デイスク1は、デイスク回転軸3に対して
間隔リング6を介して複数枚セツトされ、誘導用
コイル5を持つ誘導モータ4により、所定の回転
速度で駆動される。
ヘツド・アーム2は各磁気デイスク1の両面に
対応するように複数個装着され、アクセスモータ
8により所定角度回転する。磁気デイスク回転軸
3、アクセス機構部7はベアリング11,12,
13,14を介して回転可能なようにハウジング
15に支持されている。
磁気デイスク1の各記録面には、磁気ヘツドh
のスライダ部が数μmの隙間をもつて相対してい
る。このような磁気ヘツドh…はそれぞれヘツ
ド・アーム2…に塔載され、磁気ヘツドアクセス
モータ8により、磁気デイスク1の所定のトラツ
クに移動位置決めされる。
第2図は本考案による磁気ヘツドアクセス接地
機構の一実施例を示す縦断面図と底面図である。
図において16は可動コイル、17はヘツド・ア
ーム回転軸21の下端中心に固設した可動接点金
属部材、18は例えばAg−C焼結体からなる固
定部良導体片、19は該固定部良導体片18と圧
入接着されたステンレスなどから成る板バネ、2
0は該板バネ19を固定部22側に取付け固定す
る金具である。このように板バネ19で固定部良
導体片18を、回転している可動接点金属部材1
7に圧接することで、各ヘツド・アーム2…とハ
ウジング15間が電気的に接続されることにな
る。
キヤリツジ系のアースは、外来ノイズ周波数を
考慮した場合、数MHzの領域を考える必要があ
り、したがつて本考案ではキヤリツジ機構の回転
中心部に可動部側の良導体接触部17を設け、固
定側(ハウジング側=接地レベル)に接続した板
バネを介して良導体接触部18を良導体接触部1
7に接触させている。そのため可動部と固定部の
結合実行長が大幅に短縮され、キヤリツジ機構の
接地抵抗が著しく低下する。
第3図は可動部と固定部間に電気的に接続する
板バネの実施例で、板バネ19の一端は取付け金
具20に溶接固定し、他端には接点材料などから
成る固定部良導体片18が固設されている。
第4図は板バネに代えて圧縮コイルバネ23を
使用した例で、該圧縮コイルバネ23の一端は取
付け金具20に溶接固定し、他端には接点材料な
どから成る固定部良導体片18が固設されてい
る。
第5図は本考案による接触アームと従来の配線
によるアースとのインピーダンス特性を示すもの
である。従来の線材によるアースでは、線長が長
いとaで示すように、周波数が高くなるにつれて
インピーダンスが大きくなり、特に外乱ノイズが
考えられる領域Nでも、インピーダンスは極めて
大きい。線長が短かくなるとbで示すように次第
にインピーダンスも低下していくが、固定部と可
動部を線材で接続するため、余長が必要となり、
線長を短縮するには限界がある。ところが本考案
によれば、バネ材を使用するので、長さを極めて
短かくすることができ、cで示すようにインピー
ダンスが大幅に低下し、かつ周波数に依存しな
い。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、磁気ヘツドアク
セス機構の一部と固定側の一部を接触導通により
接続接地することにより、接地線長の短縮化が可
能となる。その結果使用状態における磁気ヘツド
への外来ノイズ周波数領域において、低インピー
ダンス接地が可能となり、本来の信号への影響を
吸収する効果をもつた磁気デイスク装置が実現さ
れる。
特に、第2図に示すように、アクセス機構7の
回転軸21の端部を、容器状ハウジング15の外
に突出させ、容器状ハウジング15の外におい
て、アクセス機構回転軸21側とアース用弾性体
19側とを摺動接触させるため、摺動接触で磨耗
粉が発生しても、磁気デイスク面に磨耗粉が付着
して、ヘツドクラツシユなどを引き起こす恐れが
ない。
また、アクセス機構回転軸21の端部に、凸曲
面部17を設け、この凸曲面部17に、アース用
弾性体19側を押圧しているため、アクセス機構
回転軸21の端部およびアース用弾性体19側が
磨耗しにくく、長寿命となり、加えてアース用弾
性体19の角度と関係なく、安定かつ円滑にアク
セス機構回転軸21が回転でき、駆動モータ8の
負担を軽減できる。
さらに、容器状ハウジング15と連結固定され
ている固定部に取付けた弾性体19には、前記凸
曲面部17と接触する位置に、良導体片18を固
設し、この良導体片18を、前記の凸曲面部17
に弾圧しているため、アクセス機構回転軸21側
とアース用弾性体19との間の摺動部の電気抵抗
が低減され、低インピーダンス接地が一層効果的
に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による磁気デイスク装置の全容
を示す縦断面図、第2図は可動部の接地機構の実
施例を示す縦断面図と底面図、第3図は接触導通
手段として使用される板バネを示す平面図と側面
図、第4図は接触導通手段として使用される圧縮
コイルバネを示す側面図、第5図はインピーダン
ス特性を示す図である。 図において、h…は磁気ヘツド、2…はヘツ
ド・アーム、7はキヤリツジ機構、8は駆動モー
タ、15はハウジング、17は良導体接触部、1
8は固定部良導体、19は板バネ、20は取付け
金具、21は回転軸、23は圧縮コイルバネをそ
れぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 記録媒体としての磁気デイスク1の所定の位置
    に、アクセス機構7により磁気ヘツドhを回転駆
    動し位置決めすることで、情報の記録/再生を行
    ない、しかも該磁気デイスク1およびアクセス機
    構7が容器状のハウジング15に内蔵されている
    磁気デイスク装置において、 該アクセス機構7の回転軸21の端部を、前記
    容器状ハウジング15の外に突出させると共に、
    該端部に凸曲面部17を設け、 前記容器状ハウジング15と連結固定されてい
    る固定部に取り付けた弾性体には、前記凸曲面部
    17と接触する位置に、良導体片18を固設し、 この良導体片18を前記の凸曲面部17に弾圧
    してなる磁気デイスク装置。
JP15472183U 1983-10-05 1983-10-05 磁気デイスク装置 Granted JPS6064463U (ja)

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JP15472183U JPS6064463U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 磁気デイスク装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044270B2 (ja) * 1977-03-25 1985-10-02 住友電気工業株式会社 セラミツク焼結体組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044270U (ja) * 1983-08-31 1985-03-28 三菱電機株式会社 磁気デイスク装置の位置決め機構

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JPS6044270B2 (ja) * 1977-03-25 1985-10-02 住友電気工業株式会社 セラミツク焼結体組成物

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