JP4141685B2 - ヘッドアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、一般的に、ディスク状の記録媒体にアクセス可能に設けられたヘッドのためのヘッドアクチュエータ及びそのヘッドアクチュエータを有するディスク装置に関し、特に、メインアクチュエータとこのメインアクチュエータとは独立に駆動されるマイクロアクチュエータとを含む2段アクチュエータの改良に関する。
コンピュータの記録装置として、磁気ディスク装置等のディスク装置(ディスクドライブ)が用いられている。従来知られているディスク装置は、回転するディスク状の記録媒体と、記録媒体にアクセス可能に設けられたヘッドと、ヘッドを記録媒体の概ね半径方向に移動して記録媒体の所望のトラック上で位置決めするヘッドアクチュエータとを備えている。
例えば、磁気ディスク装置においては、磁気ディスクが記録媒体として用いられ、データの書き込み及び/又は読み出しのための薄膜磁気変換器がヘッドとして用いられる。磁気ディスクはハウジング(或いはディスクエンクロージャ)内においてモータにより高速で回転駆動され、ヘッドは、磁気ディスクの高速回転によって与えられるエアベアリングを提供するための特定の形状を有するスライダに搭載されて、ヘッドアクチュエータによって磁気ディスクの半径方向に駆動される。
ディスクの単位表面積当りに記憶されるデータの量(面密度)を高めるためには、書き込みヘッドがディスクのより狭いトラックにより多くのデータを書き込むことが必要である。面密度の向上は、書き込みヘッドがディスクに記録するデータトラックの数を増やすことによって可能である。
これに関連するパラメータ表現がトラック密度或いはTPI(1インチあたりのトラック数)である。TPIを高くすると、各トラックの幅が狭くなり、よって、磁気ヘッドの位置決め精度を向上させる必要がある。TPIを例えば25000としようとすると、トラックピッチが1μmとなり、磁気ヘッドの位置決め精度は0.1μm以下であることを要求される。
一般的なヘッドアクチュエータを有する磁気ディスク装置においては、アクチュエータアームが回転可能にハウジングのベースに取りつけられており、アクチュエータアームの一端にはロードビーム(サスペンション)の基端部が固定されている。ロードビームの先端部には磁気ヘッドを搭載したスライダが取りつけられている。
アクチュエータアームの他端部にはコイルが取りつけられており、このコイルとベースに対して固定された磁石を含む磁気回路との組み合わせによりボイスコイルモータが構成されている。コイルに通電することによりコイルが力を受け、アクチュエータアームが回転し、ヘッドは磁気ディスクの概ね半径方向に駆動される。
従って、周知のサーボ技術を適用してコイルに流れる電流を制御することによって、ヘッドを磁気ディスクの所望のトラック上で位置決めすることができる。ヘッドの位置決め精度を向上させる基本的な手段は、位置決めサーボ系のループゲインを大きくして、オープンループの交差周波数を高くすることであるが、従来のヘッドアクチュエータの場合、位置決めサーボ系のループゲインは、軸受の剛性に起因するアクチュエータアームの並進振動モードの固有振動数に制限されている。
通常、この並進振動モードの固有振動数を現状値(数kHz)以上に飛躍的に高めることはできず、従来のヘッドアクチュエータの構成では位置決めサーボ系のループゲインの増大は望めない。従って、追従可能な周波数が制限され、ヘッドの高精度な位置決めが困難であった。その結果、達成可能な最小トラック幅が制限され、データの高密度な記録が困難であった。
このような点に鑑みて、独立して駆動可能な2つのアクチュエータを備えた所謂二重アクチュエータが提案されている。この2重アクチュエータは、例えば、ボイスコイルモータを用いてベース上で回転するように駆動されるメインアクチュエータと、メインアクチュエータに対して揺動するように駆動されるマイクロアクチュエータとを備えている。ヘッドはマイクロアクチュエータに搭載される。
例えば、メインアクチュエータのアクチュエータアームに幅狭のくびれ部が形成され、このくびれ部には両側から互い違いにスリットがインターディジタル状に形成され、くびれ部の両側には各々ピエゾ素子等を用いて構成される一対の積層型の圧電素子が配置される。
そして、一方の圧電素子が伸びる方向にその圧電素子に電圧が印加されたときには他方の圧電素子が縮む方向にその圧電素子に電圧が印加されるようにして所謂プッシュプル動作を行わせることで、マイクロアクチュエータはメインアクチュエータに対して揺動するように駆動される。
このように、マイクロアクチュエータは、ヘッドをメインアクチュエータに対して微小運動させるものであり、メインアクチュエータによるよりも高い周波数成分に追従させたサーボ制御が可能になる。
但し、追従可能な周波数を高く設計すると、駆動可能な最大変位は減少する傾向にある。例えば、上述した構成の2段アクチュエータにおけるマイクロアクチュエータの駆動可能な最大変位は2μm程度と小さいものである。
この種の2重アクチュエータにおいては、特にメインアクチュエータのアクチュエータアームには、ディスクの回転によって生じる風が外乱として作用するので、その影響により、ヘッドを所望のトラック上で位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータの変位振幅は増加する。この風による外乱は、ディスクの回転速度の増加に伴って増加する傾向にある。
磁気ディスク装置に対しては、記録密度の向上のみならず応答の高速化への要求も高いので、今後、高速化の為にディスクの回転速度は増加する傾向にある。ディスクの回転速度が増加して風による外乱の影響が大きくなると、マイクロアクチュエータを制御する上でその変位振幅が飽和する恐れがある。
マイクロアクチュエータの変位振幅が飽和すると、ヘッドを高い周波数成分に追従させてサーボ制御することができず、ヘッドの位置決め精度(トラッキング精度)が低下する恐れがある。
よって、本発明の目的は、メインアクチュエータ及びマイクロアクチュエータを含む2段アクチュエータにおいて、ヘッドを所望のトラックに位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータの変位を小さく抑えることができるようにするところにある。
本発明の他の目的は、そのような2段アクチュエータを用いてディスクに対するヘッドのトラッキング精度を高くすることができるディスク装置を提供することにある。
請求項1記載の発明によると、ベース上で回転するディスク状の記録媒体にアクセス可能に設けられたヘッドのためのヘッドアクチュエーダであって、上記ベース上で回転するように駆動されるメインアクチュエータと、上記ヘッドを搭載して上記メインアクチュエータに対して揺動するように駆動されるマイクロアクチュエータとを備え、上記メインアクチュエータ及び上記マイクロアクチュエータは、上記ヘッドが上記記録媒体の概ね半径方向に移動して上記記録媒体の所望のトラック上で位置決めされるように制御され、上記メインアクチュエータは上記ベース上に固定された玉軸受を含み、該玉軸受は非線形バネの性質を有しており、上記玉軸受に使用されるグリースの粘度を高くすることによって上記メインアクチュエータの機構特性の1次共振周波数100Hz以上に設定されるヘッドアクチュエータが提供される。
請求項2記載の発明によると、ベース上で回転するディスク状の記録媒体にアクセス可能に設けられたヘッドのためのヘッドアクチュエーダであって、上記ベース上で回転するように駆動されるメインアクチュエータと、上記ヘッドを搭載して上記メインアクチュエータに対して揺動するように駆動されるマイクロアクチュエータと、上記メインアクチュエータと上記ベースとの間に設けられた弾性部材とを備え、上記メインアクチュエータ及び上記マイクロアクチュエータは、上記ヘッドが上記記録媒体の概ね半径方向に移動して上記記録媒体の所望のトラック上で位置決めされるように制御され、上記弾性部材の弾性係数に従って上記メインアクチュエータの機構特性の1次共振周波数が100Hz以上に設定されるヘッドアクチュエータが提供される。
本発明によると、メインアクチュエータ及びマイクロアクチュエータを含む2段アクチュエータにおいて、メインアクチュエータの機構特性の1次共振周波数を適切に設定することで、ヘッドを所望のトラック上に位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータの変位を小さく抑えることができる。
この2段アクチュエータを用いることによって、ディスクに対するヘッドのトラッキング精度を高めることができ、しかも風による外乱を考慮することなくディスクの回転速度を高めることができるので、ディスクに対する高い記録密度を有し、且つ高速応答特性を有するディスク装置の提供が可能になる。
以下、添付図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。同様の図を通じて同一の符号は類似又は同様の部品を示す。
図1は本発明による磁気ディスク装置の実施形態としてのハードディスクドライブ(HDD)の内部構造を示す部分平面図である。HDDのハウジング(エンクロージャ)のベース2上には、図示しないモータによって一定速度で回転する記録媒体としての磁気ディスク4と、磁気ディスク4に対向するヘッド(ヘッドスライダ)6とが設けられている。
ヘッドスライダ6は磁気ディスク4の回転によって与えられるエアベアリングによって磁気ディスク4上に支持される。ヘッド6はメインアクチュエータ8及びマイクロアクチュエータ10を有する二重型のヘッドアクチュエータ12によって磁気ディスク4の概ね半径方向に移動可能である。
メインアクチュエータ8はベース2上に固定された玉軸受16を含む。玉軸受16によってメインアクチュエータ8のアクチュエータアーム18はピボット14を中心として回転可能であり、メインアクチュエータ8は周知のボイスコイルモータによって回転駆動される。
アクチュエータアーム18の先端近傍には幅狭のくびれ部20が形成されており、くびれ部20には、その両側から交互に複数のスリット22がインターディジタル状に形成されている。
くびれ部20の両側には、各々ピエゾ素子等を用いて構成される積層型の圧電素子24及び26が設けられている。素子24が伸びる方向に素子24に電圧が印加されているときには素子26には素子26が縮むように電圧が印加され、一方素子24が縮む方向に素子24に電圧が印加されているときには素子26には素子26が伸びる方向に電圧が印加される。
このようなプッシュプル駆動によって、くびれ部20は僅かに首振り運動し、マイクロアクチュエータ10はメインアクチュエータ8の先端近傍に位置する支点を中心として揺動するように駆動可能である。
ヘッド6はマイクロアクチュエータ10の先端に搭載される。従って、メインアクチュエータ8及びマイクロアクチュエータ10の各々を周知のサーボ技術によって制御することによって、ヘッド6を磁気ディスク4の所望のトラックT上で位置決めすることができる。
このように、アクチュエータ12を駆動することによって、ヘッド6は磁気ディスク4の記録領域にアクセス可能である。尚、ハウジングの内部空間は、図示しないカバーをベース2に装着することによって閉鎖され得る。
この実施形態においては、メインアクチュエータ8及びマイクロアクチュエータ10を組み合わせて構成されるヘッドアクチュエータ12が採用されているので、メインアクチュエータ8のみによってヘッド6を位置決めする場合に比べて高精度なヘッド6の位置決めが可能になる。
図2は図1に示されるヘッドアクチュエータ12の制御系のブロック線図である。同図において、C1はマイクロアクチュエータ10の制御器、C2はメインアクチュエータ8の制御器、P1はマイクロアクチュエータ10の機構系の伝達関数、P2はメインアクチュエータ8の機構系の伝達関数、rはヘッド6の位置決めに関する目標値(指令値)、yはヘッド6の変位、z1はマイクロアクチュエータ10のメインアクチュエータ8に対する相対変位、z2はメインアクチュエータ8の変位、aはメインアクチュエータ8に対する風による外乱を表している。
図2に示されるような制御系が採用されている場合、前述したように、メインアクチュエータ8の特にアクチュエータアーム18には磁気ディスク4の回転によって生じる風が外乱として作用するので、その影響により、ヘッド6を所望のトラックT上に位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータ10の変位振幅が増加する。
そこで、本発明ではメインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数を高くすることによって、ヘッド6を所望のトラックT上に位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータ10の変位を小さく抑えている。より特定的には、次の通りである。
図3A〜図3Cはメインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数を高くすることによって得られる技術的効果を説明するための図である。
図3Aはメインアクチュエータ8に作用する外乱がない状態で、ヘッド6を所望のトラックT上に位置決めしている状態を示している。磁気ディスク4の偏心等に起因するトラックTの変動が無く、且つ、メインアクチュエータ8が外乱を受けていなければ、マイクロアクチュエータ10を極めて狭い変位振幅内で制御することによって、ヘッド6を所望のトラックT上に位置決めすることができる。
図3Bは磁気ディスク4の回転によって生じる風が符号28で示されるようにメインアクチュエータ8に外乱として作用する場合を示している。メインアクチュエータ8が外乱によって変位すると、図2に示される制御系のフィードバックの作用によって、メインアクチュエータ8の変位を補償するようにマイクロアクチュエータ10が変位し、ヘッド6は所望のトラックT上に位置決めされる。
但し、メインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数が比較的低い場合、メインアクチュエータ8が風による外乱を受けて大きく変位してしまうので、符号30で示されるように、マイクロアクチュエータ10を大きく変位させないと、ヘッド6をトラックT上に位置決めすることはできない。
ヘッド6を所望のトラックT上に位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータ10の変位は、メインアクチュエータ8の機構特性を変更することによって減少させることができる。
風による外乱を受けたメインアクチュエータ8には、ヘッド6をトラックT上に位置決めしようとする制御系による力が作用するほかに、玉軸受16(図1参照)が有する非線形バネの性質により発生するメインアクチュエータ8の変位と逆方向の力が作用し、メインアクチュエータ8の位置が決定される。
ここで、図3Bの場合に比べて玉軸受16の非線形バネの剛性を高めると、メインアクチュエータ8は風による外乱に対して変位しにくくなるので、図3Bの場合に比べてメインアクチュエータ8の変位を減少させることができる。この状態を図3Cに示す。メインアクチュエータ8の変位を減少させたことにより、符号32で示されるように、マイクロアクチュエータ10の変位を減少させることができる。
一般に、玉軸受の非線形バネの剛性は、玉軸受の内輪及び外輪の各々と玉との接触面積が大きい程高くなる傾向にあるので、玉軸受の与圧を高めることにより或いは玉軸受の玉径を大きくすることにより剛性を高めることができる。
また、玉軸受に使用されるグリースの粘度を高くすることによっても、非線形バネの剛性を高くすることができる。ここで例示された非線形バネの剛性を高くするための3つの手段は、これらのうちから1つが選択されて実施されてもよいし、2つ又は3つが組み合わせて実施されても良い。
尚、玉軸受の非線形バネの特性に関する付加的な詳細については、小泉忠由、黒田修「転がり摩擦作用下の減衰振動の解析」トライボロジスト、第35巻、第6号(1990)435〜439頁を参照されたい。
メインアクチュエータ8の玉軸受16の非線形バネの剛性を高めることは、メインアクチュエータ8の機構特性としてみると1次共振周波数を高めることと等価である。即ち、メインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数を高めれば、外乱によるメインアクチュエータ8の変位を減少させることができる。
次に、図4〜図6により、メインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数を高くすることにより、ヘッドアクチュエータ12によってヘッド6を所定のトラックT上に位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータ10の変位が減少することを示すシミュレーション結果について説明する。
図4は駆動電流に対するメインアクチュエータ8の変位振幅の周波数応答特性を示すグラフであり、この特性は図2のブロック線図におけるメインアクチュエータ8の伝達関数P2に相当している。
符号4a〜4eはそれぞれメインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数が20,50,100,150及び200Hzでの特性を示している。このグラフにおいて、縦軸は基準振幅に対する振幅の比をdB表示で示しており、横軸は周波数(Hz)を示している(他のグラフにおいても同様)。
1次共振周波数が高いほど、振幅は小さい。風による外乱に対するメインアクチュエータ8の変位の周波数応答特性もこれと同様の特性を示し、1次共振周波数が高いほど、振幅は小さい。
このシミュレーション結果は、メインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数を高くすることにより、風による外乱が作用するメインアクチュエータ8の変位を小さくできることを意味する。
図5は風による外乱(a)を受けるメインアクチュエータ8の変位(z2)のスペクトラムを示す図である。符号5a〜5eはそれぞれメインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数が20,50,100,150及び200Hzでのスペクトラムを示している。
メインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数が高いほど振幅は小さくなっている。このシミュレーション結果は、1次共振周波数を高くすることにより、風による外乱が作用した際のメインアクチュエータ8の変位を小さくできることを意味する。
図6はメインアクチュエータ8に作用する風による外乱(a)の影響を受けたマイクロアクチュエータ10の変位(z1)のスペクトラムを示すグラフである。符号6a〜6eはそれぞれメインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数が20,50,100,150及び200Hzでのスペクトラムを示している。
図5により説明した結果の影響を受けて、メインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数が高いほど、振幅は小さくなっている。このシミュレーション結果は、メインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数を高くすることにより、アクチュエータ12によってヘッド6を所望のトラックT上に位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータ10の変位を小さくできることを意味する。
上述したシミュレーション結果に基く計算によると、メインアクチュエータ8の1次共振周波数を20Hzから150Hzに高めることにより、ヘッドアクチュエータ12によってヘッド6を所望のトラックT上に位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータ10の変位は32%減少する。更に200Hzに高めると、20Hzの場合に比べて同変位は40%減少する。また、マイクロアクチュエータ10の変位を小さくすることにより、消費電力も低減される。
このように、本実施形態ではメインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数を100Hz以上にしているので、メインアクチュエータ8及びマイクロアクチュエータ10を含む2段型のヘッドアクチュエータ12において、ヘッド6を所望のトラックT上に位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータ10の変位を小さく抑えることができる。その結果、磁気ディスク4に対するヘッド6のトラッキング精度の高い磁気ディスク装置の提供が可能になり、磁気ディスク4に対する記録密度を高めることができる。
図7は本発明による磁気ディスク装置の他の実施形態を示すハードディスクドライブの内部構造を示す部分断面図である。この実施形態は、メインアクチュエータ18とベース2との間に設けられた弾性部材34によって特徴付けられる。
弾性部材34は概ねプレート状の形状を有しており、その両端近傍の部分はそれぞれメインアクチュエータ8の側面とベース2の壁面とに貼着されている。特にこの実施形態では、ヘッド6を外部回路と電気的に接続するためのフレキシブルプリント配線板(FPC)36に弾性フィルム38を貼り付けることによって高い弾性係数を得、それによりメインアクチュエータ8の機構特性の1次共振周波数を高めている。
従って、玉軸受16の仕様を変更することなしに、単純な部材(弾性フィルム38)を追加することだけによって、ヘッドアクチュエータ12によってヘッド6を所望のトラックT上に位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータ10の変位を減少させることができる。1次共振周波数を高めることにより得られる技術的効果及び1次共振周波数の望ましい値については図1により説明した実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
尚、図1に示される実施形態における玉軸受16の最適な設計と図7に示される実施形態における弾性部材34の採用とを組み合わせて本発明を実施して、メインアクチュエータ8及びマイクロアクチュエータ10を含む2段型のヘッドアクチュエータ12において、ヘッド6を所望のトラックT上に位置決めするのに必要なマイクロアクチュエータ10の変位を小さくするようにしても良い。
以上の実施形態では、積層型の圧電素子24及び26を用いて構成されるマイクロアクチュエータ10が採用されているが、コイル及び磁気回路を含むマイクロアクチュエータその他のマイクロアクチュエータが採用されても良い。
更に、以上の実施形態では、本発明が適用される磁気ディスク装置について説明したが、光ディスク装置及び光磁気ディスク装置等の他のディスク装置或いはそのようなディスク装置におけるヘッドアクチュエータに本発明が適用されても良い。
図1は本発明による磁気ディスク装置の実施形態としてのハードディスクドライブの内部構造を示す部分平面図;
図2はヘッドアクチュエータの制御系を示すブロック線図;
図3A〜図3Cは本発明により得られる技術的効果を説明するための図;
図4はメインアクチュエータの周波数応答特性をシミュレーションした結果を示すグラフ;
図5は風により外乱を受けるメインアクチュエータの変位のスペクトラムをシミュレーションした結果を示すグラフ;
図6はメインアクチュエータに作用する風による外乱の影響を受けたマイクロアクチュエータの変位のスペクトラムをシミュレーションした結果を示すグラフ;そして
図7は本発明による磁気ディスク装置の他の実施形態としてのハードディテクタドライブの内部構造を示す部分平面図である。

Claims (3)

  1. ベース上で回転するディスク状の記録媒体にアクセス可能に設けられたヘッドのためのヘッドアクチュエーダであって、
    上記ベース上で回転するように駆動されるメインアクチュエータと、
    上記ヘッドを搭載して上記メインアクチュエータに対して揺動するように駆動されるマイクロアクチュエータとを備え、
    上記メインアクチュエータ及び上記マイクロアクチュエータは、上記ヘッドが上記記録媒体の概ね半径方向に移動して上記記録媒体の所望のトラック上で位置決めされるように制御され、
    上記メインアクチュエータは上記ベース上に固定された玉軸受を含み、該玉軸受は非線形バネの性質を有しており、上記玉軸受に使用されるグリースの粘度を高くすることによって上記メインアクチュエータの機構特性の1次共振周波数100Hz以上に設定されるヘッドアクチュエータ。
  2. ベース上で回転するディスク状の記録媒体にアクセス可能に設けられたヘッドのためのヘッドアクチュエーダであって、
    上記ベース上で回転するように駆動されるメインアクチュエータと、
    上記ヘッドを搭載して上記メインアクチュエータに対して揺動するように駆動されるマイクロアクチュエータと、
    上記メインアクチュエータと上記ベースとの間に設けられた弾性部材とを備え、
    上記メインアクチュエータ及び上記マイクロアクチュエータは、上記ヘッドが上記記録媒体の概ね半径方向に移動して上記記録媒体の所望のトラック上で位置決めされるように制御され、
    上記弾性部材の弾性係数に従って上記メインアクチュエータの機構特性の1次共振周波数が100Hz以上に設定されるヘッドアクチュエータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のヘッドアクチュエータを備えることを特徴とする磁気ディスク装置。
JP2001511688A 1999-07-21 1999-07-21 ヘッドアクチュエータ Expired - Fee Related JP4141685B2 (ja)

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