JPH02295605A - 圧延ロールの粗面化処理方法 - Google Patents

圧延ロールの粗面化処理方法

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JPH02295605A
JPH02295605A JP11652289A JP11652289A JPH02295605A JP H02295605 A JPH02295605 A JP H02295605A JP 11652289 A JP11652289 A JP 11652289A JP 11652289 A JP11652289 A JP 11652289A JP H02295605 A JPH02295605 A JP H02295605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
layer
rolling roll
ceramics
rolling
Prior art date
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Pending
Application number
JP11652289A
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English (en)
Inventor
Mari Yoshimura
吉村 麻理
Takeshi Morita
毅 森田
Masatake Hiramoto
平本 誠剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH02295605A publication Critical patent/JPH02295605A/ja
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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は圧延によって鋼板表面に凹凸を形成して、w
4板の美観,塗装性,プレス加工性などの向上をはかる
圧延ロールの粗面化処理方法に関するものであり、特に
その手段としてレーザ光を利用したものである. 〔従来の技術〕 近年、圧延鋼板の美観,ぬれ・塗装性,プレス加工性な
どの表面品質向上の1つとして鋼板上に凹凸の表面粗さ
をほどこす事が実施されだした。
圧延鋼板表面に粗さを付けるには、普通圧延ロールに.
あらかじめ所要の粗さを付けておき、圧延によって鋼板
の表面にその粗さを転写する方法が実施されている。
圧延ロールの粗面化方法として、先ずロール表面を研削
,研磨して平滑な面にし、ロール表面にグリッドと称す
る鉄粉、スケールなどの硬い粒子を吹き付けてロール面
を粗くするショットブラスト法が実用化されているが粗
さの制御が困難であるという欠点がある.新らしい試み
としてロールに電極を対向させ、ロールを回転させかつ
電極をロール軸方向に移動させながらロールと電極間に
火花放電を生じさセ、この放電エネルギーでロール表面
にクレータ群を発生させる放電加工法があるが、粗さの
微細化に限界があるとともにクレータ特に凸部は機械的
に弱く粗度の初期寿命は短いという欠点がある.さらに
新らしい試みとしてロール表面の凹凸の深さ、ピッチを
均一にでき規則性を有する粗面が得られる処理方法とし
てレーザによる粗面化処理方法がある. 第7図は、例えば特公昭60 − 2156号公報にお
いて示された従来のレーザによるロール粗面化装置の基
本構成図である.図において、(1)は被加工ロール、
《2》はこのロールを回転させる駆動部、《3》はレー
ザ発振器で、YAGレーザ,ルビレーザなどのパルスを
出させるための素子Qスイッチング可能なものが用いら
れる.(4)はビーム径を調整する光学装置、(5)は
発信器《3》より出力され光学装1! (41でビーム
径を調整されたレーザ光L.をロール(1)の所望の位
置へ投射する光走査器である.この光走査器(5)はレ
ーザ光L.をn本のレーザ光L1〜L,に分配し、n箇
所で同時加工させる機能を有する.《6》は光走査器(
5)をロール軸方向に分配したレーザ光L,,L,,一
・・−L1の間隔だけ移動させる駆動部である.(7》
は粗度検出器、《8》は粗度解析器、《9》は表示器、
α鴎はパルスを出させるための素子からなるQスイッチ
、011は制御信号発生器である.次に動作について簡
単に説明する.Qスイッチザ光1,+,L*.−・−L
,,に分配してロール11)の表面に投射する。ロール
(1》は駆動部(2)により回転され、かつ光走査器《
5》は駆動部(6)によりロール軸方向に移動される.
バルスレーザの周期によって定まる微細な間隔の光点群
でロール(11の全表面が照射されて均一微細な凹凸が
ほどこされて粗面化処理が行なわれる.ロール+11に
付ける凹凸は多くの場合、孔径50〜200μm.深さ
5〜20μm,孔間の間隔つまりピッチ50〜200μ
mである.〔発明が解決しようとする課題〕 上記のような従来のレーザ照射による粗面化処理方法で
は、ショットプラスト法や放電加工法に比べ、ロール表
面の凹凸の深さ、ピンチを均一にでき規則性を有する粗
面が得られるようになったが、表面の硬度が低く、また
この方法による粗面では凸部の磨耗も早く、粗度の寿命
が短かいという問題点があった. この発明は係る問題点を解決するためになされたもので
あり、ロールの表面層を硬化させるとともに、粗面を凹
部のみで形成して、寿命の長い圧延ロールの粗面化処理
方法の提供を目的としている. (課題を解決するための手段) この発明に係る圧延ロールの粗面化処理方法においては
、圧延ロール面上に再溶融処理されたセラミック粒子含
有金属層を形成し、金属材としては吸収が小さく、セラ
ミック材としては吸収の大きなレーザを金属層表面に照
射して、金属層の表面に露出したセラミック粒子を除去
して勘小な凹部からなる粗面を形成するものである.〔
作用〕 この発明における圧延ロール表面の金属層に含有された
セラミック粒子は、圧延ロール表面の硬度を増大させ、
ロール表面のセラミック粒子は表面から除去されること
によって圧延ロール面に凹部を形成する. 〔実施例〕 この発明の一実施例を以下の図面にそって説明する.第
1図は圧延ロール面上に溶射層を形成する工程図、第2
図は第1図で形成された溶射層を再溶融処理する工程図
、第3図は第2図工程で得られた圧延ロール表面層の断
面図、第4図は第2図で再溶融処理された層表面のセラ
ミック粒子を除去する工程図、第5図は第4図の工程後
の本発明一実施例によって形成された圧延ロール表面層
の断面図である. まず、第1図において、@は圧延ロール、α湯は圧延ロ
ール(自)の面に対して熔射材料0荀を吹き付けて溶射
層aリを形成するプラズマ溶射ノズルである.ここで溶
射材料■は、例えば異なる粒径分布0.5〜3 p m
と20〜TO,unを持つT i C + A l 2
 0 2 .SiiNa.T i O@などのセラミッ
ク材および、例えばNl−Cr合金、ステンレス鋼など
の金属とから構成される材料であり、セラミックの含有
率は通常20〜70%の範囲で選ばれ、中でも40%程
が加工状態も良好である.なお図中に示した矢印は処理
工程中の圧延ロール@の回転方向を示す。
次に第2図において、01は矩形状のエネルギー分布を
有するように集光された例えばYAGレーザービームで
ある.θ乃は再溶融処理層で、圧延口ぐ 一ル■を回転借せながらレーザビームQlを2〜20k
w/cdのパワー密度で溶射層αつに照射させることに
より圧延ロール(ロ)上に得られる.この処理速度は5
〜50cm/win程度である.この処理によって溶射
層05中に存在する空孔の除去と圧延ロール(自)との
密着力が向上される。
このようにして得られた圧延ロール表面層の断面は、第
3図のようになっている。図において、Olはセラミッ
ク粒子、alは金属層である.さらに第4図において、
備は矩形状のエネルギで、このCO!レーザビームの場
合例えばT + O s粒子には吸収率90%以上で金
属には吸収率5%以を吸収するため一部溶融する場合も
あるが機能上支障のないことを確認している。
第5図において、(22)はセラミック粒子の除去によ
り圧延ロール表面に形成された凹部である。
なお、上記実施例では圧延ロール表面に金属とセラミッ
クの混合層を形成するにあたっては、溶射(第1図)と
再溶融処理(第2図)を施したものを例示したが、特に
これに限るものでなく、第6図に示されるように、セラ
ミック粒子(23)をセラミック供給ノズル(24)か
らロール表面に吹き付けながら、例えばYAGレーザO
lをロール表面に照射することによってロール表面に形
成される溶融池(25)にセラミック粒子を混入させ金
属とセラミックの混合層を形成するレーザアロイング法
でも良い。
また、先に記載した実施例におけるセラミック粒子の大
きさは、2種類の粒径を例示したが、20〜70μmの
粒径のみとしても所定の効果をあげる事ができる. 〔発明の効果〕 この発明に係る圧延ロールの粗面化処理方法においては
、圧延ロール面上に再溶融処理されたセラミック粒子含
有金属層を形成し、金属材としては唆収が小さく、セラ
ミック材としては吸収の大きなレーザを金属層表面に照
射して、金属層の表面に露出したセラミック粒子を除去
して微小な凹部からなる粗面を形成するので、寿命の長
い粗面をもった圧延ロールを提供できる.
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の一段階、圧延ロール上に
溶射層を形成する工程図、第2図は第1図で形成された
溶射層を再溶融処理する工程図、第3図は第2図工程で
得られた圧延ロール表層の断面図、第4図は第2図で再
溶融処理された層表面のセラミック粒子を除去する工程
図、第5図は第4図の工程後、本発明一実施例によって
形成された圧延ロール表層の断面図、第6図はレーザア
ロイング法を本発明の前工程として適用した図、第7図
は従来のレーザを用いた圧延ロール粗面化装置の基本構
成図である. 図において、@は圧延ロール、α刀は再溶融処理層、a
lはセラミック粒子、(IIは金属層、C!鴫はレーザ
ビーム、(22)はロール表面凹部である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧延ロール面上に再溶融処理されたセラミック粒子含有
    金属層を形成し、上記金属材には吸収が小さく、上記セ
    ラミック材には吸収の大きなレーザを上記金属層表面に
    照射し、上記金属層の表面に露出した上記セラミック粒
    子を除去して微小な凹部からなる粗面を形成することを
    特徴とする圧延ロールの粗面化処理方法。
JP11652289A 1989-05-09 1989-05-09 圧延ロールの粗面化処理方法 Pending JPH02295605A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11652289A JPH02295605A (ja) 1989-05-09 1989-05-09 圧延ロールの粗面化処理方法

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02295605A true JPH02295605A (ja) 1990-12-06

Family

ID=14689219

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JP11652289A Pending JPH02295605A (ja) 1989-05-09 1989-05-09 圧延ロールの粗面化処理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111902917A (zh) * 2018-03-22 2020-11-06 应用材料公司 对用于半导体器件制造的处理部件的陶瓷表面进行激光抛光

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111902917A (zh) * 2018-03-22 2020-11-06 应用材料公司 对用于半导体器件制造的处理部件的陶瓷表面进行激光抛光

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