JPH0229559A - 冷却装置 - Google Patents
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- JPH0229559A JPH0229559A JP17961088A JP17961088A JPH0229559A JP H0229559 A JPH0229559 A JP H0229559A JP 17961088 A JP17961088 A JP 17961088A JP 17961088 A JP17961088 A JP 17961088A JP H0229559 A JPH0229559 A JP H0229559A
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Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
産業上の利用分野
本発明は低温庫の温度制御をするにあたり川内温度が設
定温度に対して上下動する幅を小さくする制御装置を備
えた冷却装置に係り、詳しくは室外側熱交換器の構成改
良に関する。
定温度に対して上下動する幅を小さくする制御装置を備
えた冷却装置に係り、詳しくは室外側熱交換器の構成改
良に関する。
従来の技術
庫内温度を低下させて設定温度に維持させるにあたり、
圧縮機の駆動・停止を制御(これをオン・オフ制御とい
う)したり、圧縮機の駆動能力を制御したりする方法を
とっている。後者の例として、圧縮機モータの極数変換
を行なう方法(例えば2極4+4極)や、インバータ装
置を使って圧縮機の回転周波数を変化感せて能力制御を
する方法(これをインバータ制御と称す)等種々の提案
がなきれている。中でもインバータ制御のものとして特
開昭61−235664号公報がある。
圧縮機の駆動・停止を制御(これをオン・オフ制御とい
う)したり、圧縮機の駆動能力を制御したりする方法を
とっている。後者の例として、圧縮機モータの極数変換
を行なう方法(例えば2極4+4極)や、インバータ装
置を使って圧縮機の回転周波数を変化感せて能力制御を
する方法(これをインバータ制御と称す)等種々の提案
がなきれている。中でもインバータ制御のものとして特
開昭61−235664号公報がある。
発明が解決しようとする課題
オン・オフ制御にて温度制御を行なう場合、圧11機等
の機械的な応答性の悪さ等の理由から設定温度に対して
庫内温度が上下動する幅が大きくなり、設定温度近傍例
えば設定温度±0.5°C程度の精密な温度維持が要求
される分野(−例をあげると氷温温度帯での制御)にあ
っては対応できないという問題があった。
の機械的な応答性の悪さ等の理由から設定温度に対して
庫内温度が上下動する幅が大きくなり、設定温度近傍例
えば設定温度±0.5°C程度の精密な温度維持が要求
される分野(−例をあげると氷温温度帯での制御)にあ
っては対応できないという問題があった。
一方、前述の公報にあっては、季節の移り変わりに伴な
う外気温度の変化により圧縮機モータを最低速回転にし
冷却能力最低の状態で運転させているにもかかわらず、
庫内温度が設定温度を下回る傾向にあるとき加熱装置(
詳しくは電熱線等のヒータ)を動作させるものであるが
、加熱開始の指令によりヒータに通電が為され実質的に
庫内空気の加熱を行なうまでにはその特性上どうしても
時間遅れが生じやすく、しかも精密な温度維持を行なう
ことが難しいとともに、インバータ装置等の搭載で全体
としてコスト高になるという問題があった。
う外気温度の変化により圧縮機モータを最低速回転にし
冷却能力最低の状態で運転させているにもかかわらず、
庫内温度が設定温度を下回る傾向にあるとき加熱装置(
詳しくは電熱線等のヒータ)を動作させるものであるが
、加熱開始の指令によりヒータに通電が為され実質的に
庫内空気の加熱を行なうまでにはその特性上どうしても
時間遅れが生じやすく、しかも精密な温度維持を行なう
ことが難しいとともに、インバータ装置等の搭載で全体
としてコスト高になるという問題があった。
そこで本発明は、インバータ装置を用いずに庫内温度を
設定温度近傍に維持させる制御装置を備えた冷却装置及
びその室外側熱交換器に改良を加え、安定した制御を行
なえるようにすることをその課題とする。
設定温度近傍に維持させる制御装置を備えた冷却装置及
びその室外側熱交換器に改良を加え、安定した制御を行
なえるようにすることをその課題とする。
課題を解決するための手段
本発明の冷却装置は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発
器等を環状に配管接続した主冷媒流路と、主冷媒流路の
低圧側に配設される冷媒流量制御弁と、凝縮器の出口側
と、冷媒流量制御弁の出口側との間に設けられ蒸発器及
び冷媒流量制御弁をバイパスさせ補助エバポレータ及び
圧力調整弁を有した補助冷媒流路と、冷媒流量制御弁の
開度を制御する弁開度調整部とぎ備え、補助エバポレー
タを凝縮器の風下側に配設して圧縮機の低圧補償を行な
うようにしたものである。
器等を環状に配管接続した主冷媒流路と、主冷媒流路の
低圧側に配設される冷媒流量制御弁と、凝縮器の出口側
と、冷媒流量制御弁の出口側との間に設けられ蒸発器及
び冷媒流量制御弁をバイパスさせ補助エバポレータ及び
圧力調整弁を有した補助冷媒流路と、冷媒流量制御弁の
開度を制御する弁開度調整部とぎ備え、補助エバポレー
タを凝縮器の風下側に配設して圧縮機の低圧補償を行な
うようにしたものである。
作用
冷媒流量制御弁の開度を小感<シてゆくと圧縮機の吸込
側圧力が低くなるが、圧力調整弁を開動作させて冷媒を
主冷媒流路と補助冷媒流路とに分流し、圧縮機へ戻る冷
媒量を多くして低圧補償を行なうとともに、蒸発器を流
れる冷媒量を実質的には減少きせて冷却能力を低下させ
ている。また、凝縮器との熱交換により暖められた外気
(=暖気)に補助エバ配管を晒していることから、補助
エバに流れる込む液冷媒と熱交換する空気(先の暖気の
こと)との温度差を大きくさせて、液冷媒を蒸発しやす
くするとともに、蒸発ガス量を増大させガス圧力の上昇
を図っている。
側圧力が低くなるが、圧力調整弁を開動作させて冷媒を
主冷媒流路と補助冷媒流路とに分流し、圧縮機へ戻る冷
媒量を多くして低圧補償を行なうとともに、蒸発器を流
れる冷媒量を実質的には減少きせて冷却能力を低下させ
ている。また、凝縮器との熱交換により暖められた外気
(=暖気)に補助エバ配管を晒していることから、補助
エバに流れる込む液冷媒と熱交換する空気(先の暖気の
こと)との温度差を大きくさせて、液冷媒を蒸発しやす
くするとともに、蒸発ガス量を増大させガス圧力の上昇
を図っている。
実施例
以下本発明の実施例を第1図〜第5図を参照し・て説明
する。
する。
(1)は圧縮機(2)、四方弁(3)、室外側熱交換器
の一部を構成する凝縮器(4)、減圧装置としてのキャ
ピラリーチューブ(5)及び膨張弁(6)、室内側熱交
換器(以後蒸発器と称す)(7)、アキュムレータ(8
)等を環状に配管接続した主冷媒流路(A)を有する冷
却装置としての冷凍装置であって、四方弁(3)は冷却
運転時において実線矢印の方向に冷媒経路をとり、除霜
運転時において波線矢印の方向に冷媒経路をとるように
制御される。
の一部を構成する凝縮器(4)、減圧装置としてのキャ
ピラリーチューブ(5)及び膨張弁(6)、室内側熱交
換器(以後蒸発器と称す)(7)、アキュムレータ(8
)等を環状に配管接続した主冷媒流路(A)を有する冷
却装置としての冷凍装置であって、四方弁(3)は冷却
運転時において実線矢印の方向に冷媒経路をとり、除霜
運転時において波線矢印の方向に冷媒経路をとるように
制御される。
(9)は冷却運転時蒸発器に空気を送って貯蔵室室内空
気を循環・冷却させる室内側送風機、(10)(11)
は貯蔵室内の温度を検知すべく冷却運転時における蒸発
器(7)への空気の吸込側、吹田側にそれぞれ配設諮れ
る室内温度センサ(前者を吸込温度センサ、後者を吹田
温度センサとする)であり、後述する弁開度調整部(1
7)に検知温度に基づいた信号をそれぞれ送出する。尚
、キャピラリーチューブ(5)及び膨張弁(6)にはそ
れぞれ逆止弁(12)(13)を並列接続しておく、(
14)は外気を取り込み室外側熱交換器(15)と熱交
換を行なわせるための室外側送風mである。
気を循環・冷却させる室内側送風機、(10)(11)
は貯蔵室内の温度を検知すべく冷却運転時における蒸発
器(7)への空気の吸込側、吹田側にそれぞれ配設諮れ
る室内温度センサ(前者を吸込温度センサ、後者を吹田
温度センサとする)であり、後述する弁開度調整部(1
7)に検知温度に基づいた信号をそれぞれ送出する。尚
、キャピラリーチューブ(5)及び膨張弁(6)にはそ
れぞれ逆止弁(12)(13)を並列接続しておく、(
14)は外気を取り込み室外側熱交換器(15)と熱交
換を行なわせるための室外側送風mである。
(16)は弁開度調整部(17)にてその開度が制御さ
れる冷媒流量制御弁であり、冷凍装置(1)(詳しくは
主冷媒流路(A))の低圧側(本例では冷却運転時にお
ける蒸発器(7)の出口側)に接続される。また、冷媒
流量制御弁(16)は直流にて制御するもので、所定電
圧(本例では12■)を印加したとき全閉、零電圧を印
加したとき全開となるもので、零電圧と所定電圧との間
の電圧を印加したとき、印加電圧が小きくなればなるほ
どその開度が大きくなる。
れる冷媒流量制御弁であり、冷凍装置(1)(詳しくは
主冷媒流路(A))の低圧側(本例では冷却運転時にお
ける蒸発器(7)の出口側)に接続される。また、冷媒
流量制御弁(16)は直流にて制御するもので、所定電
圧(本例では12■)を印加したとき全閉、零電圧を印
加したとき全開となるもので、零電圧と所定電圧との間
の電圧を印加したとき、印加電圧が小きくなればなるほ
どその開度が大きくなる。
一方、(B)は電気信号によりその開閉が制御される電
動弁(本例では電磁弁を使用しているため、以下電磁弁
と称す) (18)、膨張弁(19)及び補助エバポレ
ータ(以下補助エバと称す) (20)を直列接続し蒸
発器(7)、膨張弁(6)及び冷媒流量制御弁(16)
をバイパスする補助冷媒流路であって、冷却運転時にお
ける凝縮器(4)の出口側(ここではキャピラリーチュ
ーブの出口側)と蒸発器(7)の出口側(ここではアキ
ュムレータの入口側)との間に接続され、かつ補助エバ
(20)を凝縮器(4)の風下側に位置するように配設
させる。また電磁弁(18)は圧縮機(2)の吸込側(
ここではアキュムレータ(8)の出口側)に配設された
低圧スイッチ(21)によりその開閉が制御きれ両者(
18)(21)をもって圧力調整弁と称する。詳述すれ
ば、冷媒流量制御弁(16)の開度変更にて冷媒流量が
減少し、圧縮機(2)の吸込側圧力が所定圧力P1以下
になったとき、低圧スイッチ(21)が閉じ、電磁フィ
ル(図示せず)に通t−sれ電磁弁(18)が開放状態
となり、補助冷媒流路(B)に冷媒が分流して吸込側圧
力の低下を抑制するとともにP、よりも高く押し上げ、
吸込側圧力が一定圧力P2以上になったとき、低圧スイ
ッチ(21)が開き電磁コイルへの通電が停止して電磁
弁(16)が閉本状態となり補助冷媒流路(B)への分
流を停止するようにしておく。
動弁(本例では電磁弁を使用しているため、以下電磁弁
と称す) (18)、膨張弁(19)及び補助エバポレ
ータ(以下補助エバと称す) (20)を直列接続し蒸
発器(7)、膨張弁(6)及び冷媒流量制御弁(16)
をバイパスする補助冷媒流路であって、冷却運転時にお
ける凝縮器(4)の出口側(ここではキャピラリーチュ
ーブの出口側)と蒸発器(7)の出口側(ここではアキ
ュムレータの入口側)との間に接続され、かつ補助エバ
(20)を凝縮器(4)の風下側に位置するように配設
させる。また電磁弁(18)は圧縮機(2)の吸込側(
ここではアキュムレータ(8)の出口側)に配設された
低圧スイッチ(21)によりその開閉が制御きれ両者(
18)(21)をもって圧力調整弁と称する。詳述すれ
ば、冷媒流量制御弁(16)の開度変更にて冷媒流量が
減少し、圧縮機(2)の吸込側圧力が所定圧力P1以下
になったとき、低圧スイッチ(21)が閉じ、電磁フィ
ル(図示せず)に通t−sれ電磁弁(18)が開放状態
となり、補助冷媒流路(B)に冷媒が分流して吸込側圧
力の低下を抑制するとともにP、よりも高く押し上げ、
吸込側圧力が一定圧力P2以上になったとき、低圧スイ
ッチ(21)が開き電磁コイルへの通電が停止して電磁
弁(16)が閉本状態となり補助冷媒流路(B)への分
流を停止するようにしておく。
尚、低圧スイッチ(21)と電磁弁(18)に代えて補
助冷媒流路(B)の出口部に吸入圧力調整弁(3o)を
直列に接続し、吸入圧力調整弁(3o)の特性により一
次側(補助エバ側)のガス圧力が二次側(圧縮機(2)
の吸込側)のガス圧力以上のときに弁を開放状態とし、
−次側が二次側の圧力より小きくなったときに弁を閉本
状態となすようにして、低圧補償を行なうようにしても
よい、この場合−次側の圧力低下は圧縮機吸込側圧力の
低゛下を招く原因ともなりやすいが、後述する室外側熱
交換器(15)により補助エバ(20)の冷媒蒸発量が
増え、ガス圧力の低下を抑制し逆に上昇させることがで
き、冷媒流量制御弁(16)による安定した冷媒流量制
御を行ないつつ庫内温度の精密な設定温度維持を可能に
する。
助冷媒流路(B)の出口部に吸入圧力調整弁(3o)を
直列に接続し、吸入圧力調整弁(3o)の特性により一
次側(補助エバ側)のガス圧力が二次側(圧縮機(2)
の吸込側)のガス圧力以上のときに弁を開放状態とし、
−次側が二次側の圧力より小きくなったときに弁を閉本
状態となすようにして、低圧補償を行なうようにしても
よい、この場合−次側の圧力低下は圧縮機吸込側圧力の
低゛下を招く原因ともなりやすいが、後述する室外側熱
交換器(15)により補助エバ(20)の冷媒蒸発量が
増え、ガス圧力の低下を抑制し逆に上昇させることがで
き、冷媒流量制御弁(16)による安定した冷媒流量制
御を行ないつつ庫内温度の精密な設定温度維持を可能に
する。
次に室外側熱交換器(15)について説明すると、室外
側熱交換器(15)は互いに間隔を存して並設された複
数の金属製フィン(本例ではアルミフィン)(23)と
、フィンの上部・中部並びに下部を貫通しその一部或い
は全部をフィンにおける風上側に配設させた凝縮器配管
(24)と、フィンを貫通し凝縮器配管(24)の風下
側に配設させた補助エバ配管(25)と、フィンの上部
を貫通し圧縮機にて生成された高温高圧ガス冷媒を若干
冷却するデスバーヒータ配管(26)とから成る。
側熱交換器(15)は互いに間隔を存して並設された複
数の金属製フィン(本例ではアルミフィン)(23)と
、フィンの上部・中部並びに下部を貫通しその一部或い
は全部をフィンにおける風上側に配設させた凝縮器配管
(24)と、フィンを貫通し凝縮器配管(24)の風下
側に配設させた補助エバ配管(25)と、フィンの上部
を貫通し圧縮機にて生成された高温高圧ガス冷媒を若干
冷却するデスバーヒータ配管(26)とから成る。
尚、本例では補助エバ配管を含んで一体的に室外側熱交
換器(15)を形成したが、別設一体的にする必要はな
く、補助エバが凝縮器の風下側に位置されるようにして
おけばよい。
換器(15)を形成したが、別設一体的にする必要はな
く、補助エバが凝縮器の風下側に位置されるようにして
おけばよい。
以上の構成による冷凍装置の冷却運転時の動作を説明す
る(四方弁(3)による冷媒流路は実線矢印の方向であ
る)が、貯蔵室内には貯蔵物が適度に収容されており、
室内温度が設定温度を上回っているものとする。室内温
度センサ(10)(11)からの信号により弁開度調整
部(17)が弁の開度を決定して信号を送出し冷媒流量
制御弁(16)の開度を変化させる。このとき、圧縮機
(2)から吐出された高圧ガス冷媒は、凝縮器(4)で
熱を奪われ凝縮されて液化し、膨張弁(6)で減圧膨張
され、蒸発器(7)内を通過する際に室内空気と熱交換
を行ない空気を冷却し、冷媒流量制御弁(16)で流量
制御され、アキュムレータ(8)を経て低圧ガス冷媒と
なって圧縮機(2)へ戻る。冷媒がこの主冷媒流路(A
)−を循環することで、室内空気を冷却し、設定温度ま
で低下、させる。この途中において、弁開度調整部(1
7)は室内温度センサ(10)(11)による検知温度
に基づき随時、弁(16〉の開度を調整する(室内温度
が低下の傾向であれば開度を徐々に小さくする)。そし
て、冷却運転の継続に伴ない室内温度が低下し、冷媒流
量制御弁(16)の開度も徐々に小きくなるため、圧縮
機(2)の吸込側圧力は次第に低下してゆく。
る(四方弁(3)による冷媒流路は実線矢印の方向であ
る)が、貯蔵室内には貯蔵物が適度に収容されており、
室内温度が設定温度を上回っているものとする。室内温
度センサ(10)(11)からの信号により弁開度調整
部(17)が弁の開度を決定して信号を送出し冷媒流量
制御弁(16)の開度を変化させる。このとき、圧縮機
(2)から吐出された高圧ガス冷媒は、凝縮器(4)で
熱を奪われ凝縮されて液化し、膨張弁(6)で減圧膨張
され、蒸発器(7)内を通過する際に室内空気と熱交換
を行ない空気を冷却し、冷媒流量制御弁(16)で流量
制御され、アキュムレータ(8)を経て低圧ガス冷媒と
なって圧縮機(2)へ戻る。冷媒がこの主冷媒流路(A
)−を循環することで、室内空気を冷却し、設定温度ま
で低下、させる。この途中において、弁開度調整部(1
7)は室内温度センサ(10)(11)による検知温度
に基づき随時、弁(16〉の開度を調整する(室内温度
が低下の傾向であれば開度を徐々に小さくする)。そし
て、冷却運転の継続に伴ない室内温度が低下し、冷媒流
量制御弁(16)の開度も徐々に小きくなるため、圧縮
機(2)の吸込側圧力は次第に低下してゆく。
この吸込側圧力が低下して所定圧力P、以下になると、
低圧スイッチ(21)が閉じ電磁弁(18)が開放状態
となる。このため、凝縮器〈4)を通過した冷媒は主冷
媒流路(A)と補助冷媒流路(B)とに分流きれる。こ
のとき、補助冷媒流路(B)における補助エバ(18)
が凝縮器(4)の風下側に位置することから、凝縮器(
4)により熱交換されて暖められた空気に補助エバ(2
0〉が晒されることになって、風下側に位置させないと
きに比べ確実に冷媒の蒸発量が増え、冷媒ガスの圧力が
高くなる。
低圧スイッチ(21)が閉じ電磁弁(18)が開放状態
となる。このため、凝縮器〈4)を通過した冷媒は主冷
媒流路(A)と補助冷媒流路(B)とに分流きれる。こ
のとき、補助冷媒流路(B)における補助エバ(18)
が凝縮器(4)の風下側に位置することから、凝縮器(
4)により熱交換されて暖められた空気に補助エバ(2
0〉が晒されることになって、風下側に位置させないと
きに比べ確実に冷媒の蒸発量が増え、冷媒ガスの圧力が
高くなる。
そして、補助冷媒流路(B)に冷媒が流れ込むことで、
アキュムレータ(8)への冷媒流量は主冷媒流路(A>
だけのときに比べ増加し、圧縮機(2)の吸込側圧力は
P、から極端には低下せず次第に高くなってゆく。また
補助冷媒流路(B)に冷媒が分流することで、主冷媒流
路(A)の蒸発器(7)を流れる冷媒量が減少して、蒸
発器(7)の冷却能力は更に低下することとなり、室内
温度の低下の度合いが少なくなり、冷媒流量制御弁(1
6)の開度が更に小さくなることは抑制される。そして
、この状態が継続し、吸込側圧力が次第に高まり一定圧
力P。
アキュムレータ(8)への冷媒流量は主冷媒流路(A>
だけのときに比べ増加し、圧縮機(2)の吸込側圧力は
P、から極端には低下せず次第に高くなってゆく。また
補助冷媒流路(B)に冷媒が分流することで、主冷媒流
路(A)の蒸発器(7)を流れる冷媒量が減少して、蒸
発器(7)の冷却能力は更に低下することとなり、室内
温度の低下の度合いが少なくなり、冷媒流量制御弁(1
6)の開度が更に小さくなることは抑制される。そして
、この状態が継続し、吸込側圧力が次第に高まり一定圧
力P。
以上になると、低圧スイッチ(19)が開放し電磁弁(
18)が閉室して、補助冷媒流路(B)への分流が絶た
れ、再び主冷媒流路(A)だけによる冷却運転に切り換
わる。以下同様の動作を繰り返し、圧縮機(2)の吸込
側圧力が所定圧力P、より大幅に低下することを抑制し
、圧縮機(2)を停止することなく連続作動させる。す
なわち、圧縮機(2)の低圧補償を行なうとともに、圧
縮機(2)を停止させることなく連続作動させているこ
とから、最も過負荷となり圧縮機の寿命を縮めることと
なる始動の回数を少なくでき、結果的に圧縮機(2)の
寿命を延長することとなる。
18)が閉室して、補助冷媒流路(B)への分流が絶た
れ、再び主冷媒流路(A)だけによる冷却運転に切り換
わる。以下同様の動作を繰り返し、圧縮機(2)の吸込
側圧力が所定圧力P、より大幅に低下することを抑制し
、圧縮機(2)を停止することなく連続作動させる。す
なわち、圧縮機(2)の低圧補償を行なうとともに、圧
縮機(2)を停止させることなく連続作動させているこ
とから、最も過負荷となり圧縮機の寿命を縮めることと
なる始動の回数を少なくでき、結果的に圧縮機(2)の
寿命を延長することとなる。
以上詳述したように本発明によれば、主冷媒流路におけ
る蒸発器及び冷媒流量制御弁をバイパスさせる補助冷媒
流路の補助エバポレータを凝縮器の風下側に配設させた
ことから、凝縮器にて熱交換され暖められた空気に補助
エバポレータが晒されることとなって補助エバポレータ
を流れる冷媒の蒸発量が増大し、補助冷媒流路末端の冷
媒ガス圧力を引き上げることができ、主冷媒流路と補助
冷媒流路との合流点のガス圧力を増大させ、ひいては圧
縮機の吸込側圧力を増大することができる。このため冷
媒流量制御弁の絞り具合いによって前記合流点でのガス
圧力が低下してきたとき(特に所定圧力P、に低下した
とき)補助冷媒流路を流れる冷媒の圧力にてガス圧力の
低下を抑制し引き上げ、圧縮機の吸込側の低圧圧力を補
償して、冷媒流量制御弁による精密な温度制御が有効に
活用できるようになる。
る蒸発器及び冷媒流量制御弁をバイパスさせる補助冷媒
流路の補助エバポレータを凝縮器の風下側に配設させた
ことから、凝縮器にて熱交換され暖められた空気に補助
エバポレータが晒されることとなって補助エバポレータ
を流れる冷媒の蒸発量が増大し、補助冷媒流路末端の冷
媒ガス圧力を引き上げることができ、主冷媒流路と補助
冷媒流路との合流点のガス圧力を増大させ、ひいては圧
縮機の吸込側圧力を増大することができる。このため冷
媒流量制御弁の絞り具合いによって前記合流点でのガス
圧力が低下してきたとき(特に所定圧力P、に低下した
とき)補助冷媒流路を流れる冷媒の圧力にてガス圧力の
低下を抑制し引き上げ、圧縮機の吸込側の低圧圧力を補
償して、冷媒流量制御弁による精密な温度制御が有効に
活用できるようになる。
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は室外側熱交換
器の背面図、第2図は同側面図、第3図は同平面図、第
4図及び第5図はそれぞれ異なる冷媒回路図である。 (1)・・・冷却装置、 (2)・・・圧縮機、 (4
)・・・凝縮器、 (7)・・・蒸発器、 (15)・
・・室外側熱交換器、(16)・・・冷媒流量制御弁、
(17)・・・弁開度調整部、(18)・・・電磁弁
、 (20)・・・補助エバ、 (21)・・・低圧ス
イッチ、 (24〉・・・凝縮器配管、 (25)・・
・補助エバ配管、 (30)・・・吸入圧力調整弁、
(A)・・・主冷媒流路、 (B)・・・補助冷媒流路
。
器の背面図、第2図は同側面図、第3図は同平面図、第
4図及び第5図はそれぞれ異なる冷媒回路図である。 (1)・・・冷却装置、 (2)・・・圧縮機、 (4
)・・・凝縮器、 (7)・・・蒸発器、 (15)・
・・室外側熱交換器、(16)・・・冷媒流量制御弁、
(17)・・・弁開度調整部、(18)・・・電磁弁
、 (20)・・・補助エバ、 (21)・・・低圧ス
イッチ、 (24〉・・・凝縮器配管、 (25)・・
・補助エバ配管、 (30)・・・吸入圧力調整弁、
(A)・・・主冷媒流路、 (B)・・・補助冷媒流路
。
Claims (1)
- 1、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器等を環状に配管
接続した主冷媒流路と、該主冷媒流路の低圧側に配設さ
れる冷媒流量制御弁と、前記凝縮器の出口側と、冷媒流
量制御弁の出口側との間に設けられ前記蒸発器及び冷媒
流量制御弁をバイパスさせ補助エバポレータ及び圧力調
整弁を有した補助冷媒流路と、前記冷媒流量制御弁の開
度を制御する弁開度調整部とを備え、前記補助エバポレ
ータを前記凝縮器の風下側に配設して前記圧縮機の低圧
補償を行なわせたことを特徴とする冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17961088A JPH07104063B2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17961088A JPH07104063B2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0229559A true JPH0229559A (ja) | 1990-01-31 |
JPH07104063B2 JPH07104063B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=16068761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17961088A Expired - Lifetime JPH07104063B2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07104063B2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-19 JP JP17961088A patent/JPH07104063B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07104063B2 (ja) | 1995-11-13 |
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