JPH02294578A

JPH02294578A - 燃料搬送装置

Info

Publication number: JPH02294578A
Application number: JP2097812A
Authority: JP
Inventors: Lothar Krauter; ロータール・クラウター; Hermann Nusser; ヘルマン・ヌツサー; Peter Schelhas; ペーター・シエルハス; Rainer Schillinger; ライナー・シリンガー; Dietrich Trachte; デイートリツヒ・トラハテ; Ulrich Kemmner; ウルリツヒ・ケムナー
Original assignee: Robert Bosch GmbH
Current assignee: Robert Bosch GmbH
Priority date: 1989-04-20
Filing date: 1990-04-16
Publication date: 1990-12-05
Also published as: DE3912965A1; US5090883A; KR900015969A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は貯蔵タンクから自動車の内燃機関に燃料を搬送
するだめの燃料搬送装置であって、歯車ポンプが設けら
れていて、該歯車ポンプが内歯を備えた歯付リングと、
該歯付リングの内歯と噛み合うビニオンとを有しており
、該ビニオンの外出が前記歯付リングの内歯よりも少な
い歯数を有しており、歯車ポンプの運転中に増減するポ
ンプ室が生せしめられ、この場合該ポンプ室が回転軸線
の方向でカパープレートによって制限されており、該カ
バープレートが、増大するポンプ室の範囲に吸込み開口
を、減少するポンプ室の範囲Ｋ吐出開口をそれぞれ有し
てお９、前記歯付リングの外壁面がフレーム固定の対応
支承部によって支持されて案内されている形式のものに
関する。

〔従来の技術〕

このような形式の燃料搬送装置は既に公知であり（米国
特許第３１０５５４７号明細書）、この場合、歯付リン
グのためのガイドは環状のガイドプレートによって確実
に行なわれる。このガイドプレートＫ設けられた孔は歯
付リングの外壁面を嵌金的に取り囲んでおシ、シたがっ
てこの歯付リングを遊びなしで案内している。

しかし、燃料搬送装置の効率が損なわれないようにする
ために、前記孔と前記外壁面とはきつく嵌合していては
ならない。したがって、極めて狭い許容誤差が生せしめ
られ、このような狭い許容誤差は高い製作費用をかけて
のみ正確に維持され得る。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は上で述べた欠点を回避して、歯付リング
のための特に簡単に実現し得るガイド支持を得ることで
ある。

〔課題を解決するための手段〕

この課題を解決するために、本発明の構成では冒頭で述
べた形式の燃料搬送装置において、対応支承部が、歯付
リングの外壁面の部分範囲にわたってこの外壁面に接触
する構成部材に構成されていて、所定の範囲で半径方向
で吐出開口の外側に配置されているようにした。

〔発明の効果〕

長期にわたり実験を重ねていくうちに次のことが判明し
た。すなわち、歯付リングは燃料搬送装置の運転中に常
にある特定の方向に向かって負荷され、このような方向
は歯付リングに作用する外力から生ぜしめられる。この
ような外力とは駆動力と、駆動点における摩擦力と、押
圧力と、支承力と、支承点における摩擦力とから成る合
成力である。このような合成力は常に所定の範囲で半径
方向で吐出開口の外側に位置している。

したがって、本発明による燃料搬送装置には次のような
利点がある。すなわち、ガイドプレートにおける不経済
で高価な嵌合孔を不要とすることができる。その理由は
、前記合成力が歯付リ／グの外壁面を、合成力線に位置
する対応支承部に常に当て付けているので、歯付リング
のガイドが確実に行なわれるからである。

請求項２以下に記載した手段によシ、請求項１に記載し
た燃料搬送装置の有利な改良が可能となる。

〔実施例〕

以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。

第１図に示した燃料貯蔵タンク１０には、燃料搬送装置
１２が配置されている。燃料搬送装置１２の圧力管片１
４には圧力導管１６が接続されておシ、この圧力導管は
内燃機関１８に通じている。内燃機関の運転中に、燃料
搬送装置１２は燃料貯蔵タンク１０から内燃機関１８Ｋ
燃料を圧送する。

燃料搬送装置１２には内歯車ポ／ゾとして構成された容
積形ボン７°２０が所属しておシ（第２図）、この容積
形ポンプは主要な構成部材として、内歯を有する歯付リ
ング２２と外歯を有するビニオン２４とを有している。

ピニオン２４の歯数は歯付リング２２よりも少ない。ピ
ニオン２４は歯付リング２２に対して偏心的に配置され
ているので、ピニオン２４の歯は歯付リング２２の歯と
噛み合っている。したがって、容桝形ポノゾ２０の運転
の間、増減するポ／ゾ室２６が生ぜしめられ、圧送した
い媒体はこのポンプ室を介して輸送される。ピニオ／２
４０回転方向は第２図に矢印２８で示されている。もち
ろん、歯付リング２２はビニオン２４と同一方向の回転
運動を実施する。増大するポンプ室２６の範囲には、鎌
形の吸込み開口３０が破線で示されておシ、圧送したい
媒体はこの吸込み開口を介してポンプ室２６に流入する
。減少するポンプ室２６の範囲には、やはシ鎌形の吐出
開口３２が位置している（破線で示す冫。吸込み開口３
０および吐出開口３２は第２図に簡単に示されている。

両開口はカバープレート２９および３Ｔに位置しておシ
、これらのカバープレートはポンプ室２６を回転軸線の
方向で制限している。ビニオン２４に対する前記歯付リ
ング２２の位置が容積ボンゾ２０の運転中に維持される
ようにするために、前記歯付リング２２はもちろんなお
フレーム固定のガイドを必要とする。この実情に関して
は、後でさらに説明する。第２図から認められるように
、ポンプの運転中に歯付リング２２には種種の外力が作
用する。このような外力とは特に駆動力（矢印３４）、
駆動点における摩擦力（矢印３６）、押圧力（矢印３８
）、支承力（矢印４０）および支承点における摩擦力（
矢印４２）である。

第６図には第２図に示したボ／ゾの縦断面図が示されて
いる。内歯を有する歯付リング２２と共にピニオン２４
も認められる。ピニオン２４ぱ支承スリーブ２５を介し
てガイドピン２７ｋ回転可能に支承されておシ、このガ
イドビン自体は吸込みプレートとして働くカバープレー
ト２９にしつかシと保持されている。第６図から明らか
であるように、歯付リング２２の外壁而３１はがイドリ
ング３３によって取シ囲まれており、このガイドリング
の孔壁３５は歯付リング２２の外壁面３１のためのガイ
ド面または嵌合面を形成している。ガイドリング３３の
前記カパープレート２９とは逆の側には、吐出ゾレ．・
一トとして働く別のカバープレート３７が配置されてい
るので、ボンゾ室２６は歯付リング２２も前記カパープ
レート２９もしくは３γに配置されている。このことは
本発明にとって重要ではないので、吸込み開口３０およ
び吐出開口３２は第６図には示されていない。しかしな
がら、圧送したい媒体は矢印３９の方向でポンプに流入
し、かつ、これらの媒体は矢印４１の方向で流出するこ
とが想定される。

第４図に示した本発明の第１実施例において、答槓形ボ
ンプ１２０の構造は容積形ポンプ２０の構造に似ている
。しかしながらそれとは異なり、ガイドリング１３３の
内径は歯付リング２２の外壁面３１の直径よシも明らか
に大きい。しかしガイドリング１３３は歯付リング２２
に対して偏心的に配置されているので、半径方向で吐出
開口３２の外側に位置する支持線１４５が生ぜしめられ
る。支持線１４５は歯付リング２２の外壁面３１とガイ
ドリング１３３の内壁１３５との間の接Ｍ線である。こ
の場合に支持線１４５ができるだけ、歯付リングに作用
する外力から生ぜしめられる合成力の線上に位置するよ
うに留意するべきである。

第５図に示した実施例は第４図に示した実施例とほぼ一
致している。第５図に示した容積形ポンプ２２０におい
ても、内歯を有する歯付リ／グ２２は支持リング２３３
によって取）囲まれており、この支持リングの孔直径は
歯付リング２２の外壁面３１の直径よシも明らかに大き
い。しかしながら支持リング２３３は半径方向で吐出開
口３２の外側にセグメント状の挿入体２５０を有してお
り、この挿入体は、支持リング２３３の孔に向かって開
いている切欠き２５２内に収容されている。挿入体２５
０は内壁面２３５を超えて内方に突出している。歯付リ
ンに正確に合わせられている。この面２５４は歯付リン
グ２２のための支持床またはガイド床を形成している。

挿入体２５０は面２５４に向かい合って位置する側に、
湾曲させられた面２５６を有しており、この面は支持リ
ング２３３の対応面２５８に接触している。この場合に
、挿入体２５０の面２５６の曲率は支持リング２３３の
面２５８の曲率よりも大きい。これによって挿入体２５
０は支持リング２３３で揺動体を形成しているので、挿
入体２５０は歯付リング２２に作用する既に説明した合
成シフト力に特に良好に適合し得る。したがって、挿入
体２　５　０Ｉ−ｉ．同じく支持線２４５でフレーム固
定の支持リング２３３に対して支持されている。支持線
２４５は半径方向で吐出開口３２の外側に位置している
。

第６図に示した実施例では、前記歯付リング２２の線状
の支持が、半径方向で吐出開口３２の外側Ｋ配置され、
かつフレーム固定に支承された支持ローラ３３０におい
て行なわれる。この場合にも支持線３３５が生ぜしめら
れ、この支持ａｒａｍ付リング２２およびビニオン２４
の回転軸線の方向に延びている。この実施例では、歯付
リング２２の支持および案内における摩擦が特に少ない
ことが特に重要である。

全ての実施例において共通なのは、対応支承部として働
く支持線１４５，２４５，３３５が、歯付リング２２の
外壁面３１の部分範囲にわたってこの外壁面に接触する
構成部材、つまりガイドリング１３３もしくは挿入体２
５０、ガイドリング２３３もしくは支持ローラ３３０に
構成されていて、所定の範囲で半径方向で吐出開口３２
の外側に配置されていることである。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車の燃料貯蔵タンクに配置された燃料搬送
装置の原理図、第２図は燃料搬送装置に所属する内歯車
ポ／ゾの平面図、第６図は第２図に示した内歯車ポンプ
の縦断面図、第４図は本発明による燃料搬送装置の第１
実施例を示す平面図、第５図は本発明による燃料搬送装
置の第２実施例を示す平面図、第６図は゜本発明による
燃料搬送装置の第３実施例を示す平面図である。１０・・・燃料貯蔵タンク、１２・・・燃料搬送装置、
１４・・・圧力管片、１６・・・圧力導管、１８・・・
内燃機関、２０・・・容積形ポンプ、２２・・・歯付リ
ング、２４・・・ピニオン、２５・・・支承スリーブ、
２６・・・ポンプ室、２７・・・ガイドビ／、２８・・
・矢印、２９・・・カパープレート、３０・・・吸込み
開口、３１・・・外壁面、３２・・・吐出開口、３３・
・・ガイドリング、３４・・・矢印、３５・・・孔壁、
３６・・・矢印、３１・・・カバープレート、３８，３
９，４０，４１，４２・・・矢印、１２０・・・容積形
ポンプ、１３３・・・ガイドリング、１３５・・・内壁
、１４５・・・支持線、２２０・・・容積形ポンプ、２
３３・・・ガイドリング、２３５・・・内壁面、２４５
・・・支持線、２５０・・・挿入体、２５４・・・面、
２５６・・・面、２５８・・・対応面、３３０・・・支
持ロ一ラ、３３５・・・支持線ＦＩＧ．１Ｆ］３、４

Claims

【特許請求の範囲】１、貯蔵タンクから自動車の内燃機関に燃料を搬送する
ための燃料搬送装置であつて、歯車ポンプが設けられて
いて、該歯車ポンプが内歯を備えた歯付リングと、該歯
付リングの内歯と噛み合うピニオンとを有しており、該
ピニオンの外歯が前記歯付リングの内歯よりも少ない歯
数を有しており、歯車ポンプの運転中に増減するポンプ
室が生ぜしめられ、この場合該ポンプ室が回転軸線の方
向でカバープレートによつて制限されており、該カバー
プレートが、増大するポンプ室の範囲に吸込み開口を、
減少するポンプ室の範囲に吐出開口をそれぞれ有してお
り、前記歯付リングの外壁面がフレーム固定の対応支承
部によつて支持されて案内されている形式のものにおい
て、対応支承部（１４５、２４５、３３５）が、歯付リ
ングの外壁面（３１）の部分範囲にわたつてこの外壁面
に接触する構成部材（１３３；２３３、２５０；３３０
）に構成されていて、所定の範囲で半径方向で吐出開口
（３２）の外側に配置されていることを特徴とする燃料
搬送装置。２、構成部材が歯付リング（２２）を取り囲むリング（
１３３）であり、該リングが規定の区分にわたつて歯付
リング（２２）の外壁面（３１）に接触している、請求
項１記載の燃料搬送装置。３、前記リング（１３３）が歯付リング（２２）に対し
て偏心的に組み付けられている、請求項２記載の燃料搬
送装置。４、歯付リング（２２）の外壁面（３１）に接触するリ
ング（２３３）の区分が、セグメント状の挿入体（２５
０）によつて形成されており、該セグメントの、前記外
壁面（３１）に接触する支持部が内方にリング孔の壁（
２３５）を越えて突出している、請求項２記載の燃料搬
送装置。５、前記支持部が湾曲させられた面（２５４）によつて
形成されており、該面の曲率半径が歯付リング（２２）
の外壁面（３１）の曲率半径に相当している、請求項４
記載の燃料搬送装置。６、前記挿入体（２５０）が揺動体として構成されてお
り、該揺動体が、歯付リング（２２）とは逆の側でリン
グの周方向に延びる湾曲部（２５６）において、リング
（２３３）の前記湾曲部に向けられた、より大きな曲率
半径を有する対応面（２５８）に線状に支持されている
、請求項５記載の燃料搬送装置。７、構成部材が支持ローラ（３３０）として構成されて
おり、該支持ローラの回転軸線が歯車ポンプ（２２、２
４）の回転軸線に対して少なくともほぼ平行に延びてい
る、請求項１記載の燃料搬送装置。