JPH0229453Y2 - - Google Patents

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JPH0229453Y2
JPH0229453Y2 JP19366783U JP19366783U JPH0229453Y2 JP H0229453 Y2 JPH0229453 Y2 JP H0229453Y2 JP 19366783 U JP19366783 U JP 19366783U JP 19366783 U JP19366783 U JP 19366783U JP H0229453 Y2 JPH0229453 Y2 JP H0229453Y2
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JP
Japan
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vertical
cursor
rail
vertical rail
cord
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JP19366783U
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JPS60104958U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレールタイプ座標読取機、又はレール
タイプデイジタル表示自在平行定規等において、
縦レールの端部と、Yカーソルとの間を電気的に
接続するためのコードの処理装置に関する。
周知のように、此種のレールタイプ座標解析機
等においては、縦レールの上端と、該縦レールに
沿つて移動自在な縦カーソルとは市販のテープ電
線、即ちコードによつて接続し、縦カーソルに連
結するヘツドのキーボード等を外部に設けた計算
機等に電気的に接続している。コードは通常、落
下しないように、縦レールの長手方向に沿つて形
成されたコロ案内面等のガイド面上に配置され
る。コードは縦カーソルが縦レールに沿つて自由
に移動し得るように長さが設定されている。その
ため、縦カーソルが、縦レールの中間部に位置す
るときは、コードが長すぎるため、コードはまつ
すぐな状態でなく、わん曲状態となる。該状態で
縦カーソルが縦レールに沿つて上下方向に移動す
ると、縦カーソルの移動に伴つてコードのわん曲
部が規則的に移動せず、コードが縮んだり、ある
いは強く引張られて、コードがからまり、あるい
は、コードが切断してしまう欠陥が存した。本考
案は上記欠陥を除去することを目的とするもので
ある。
以下に本考案の構成を添付図面に示すレールタ
イプ座標読取機の実施例に基いて詳細に説明す
る。
第1図において、2は図板であり、床面に対し
て垂直な状態と、水平な状態との間の任意の傾斜
角度に設定し得るように傾斜可能製図台(図示省
略)の支持枠(図示省略)に固定されている。4
は図板2の上縁部に固定された横レールであり、
これに横カーソル(図示省略)がスライド自在に
取付けられ、該横カーソルには縦レール6の上端
がブラケツトを介して連結している。縦レール6
の下端は図板2の下縁に固設された尾部レール8
の上面に尾部コロ(図示省略)を介してスライド
自在に載置されている。前記縦レール6には、縦
カーソル10がスライド自在に縦向きコロ12と
横向きコロ14を介して連結し、該縦カーソル1
0には、ダブルヒンジ機構を介して、ヘツド16
が連結している。前記ヘツド16の取付板には指
標18aが形成された透明な指標板18が着脱可
能に固定されている。前記指標板18には計算機
操作用のキーボード20が固定され、該キーボー
ド20に接続するコード22の一端が、縦カーソ
ル10に固設されたアーム24のコネクター26
に接続している。前記縦レール6の上面側に形成
されたウエイト挿入空間部28には第2図、及び
第3図に示す如く、公知のバランスウエイト30
が縦レール6の長手方向に沿つて移動自在に配置
されている。該ウエイト30は、コロ32を介し
て空間部28の底面上に載置されている。前記縦
レール6の両端にはローププーリ34,36が回
転自在に軸支され、一方のプーリ34に掛けられ
た柔軟性のあるワイヤロープから成る伝達部材3
8の一端は、前記バランスウエイト30の一方に
連結し、該伝達部材38の他端は、前記縦カーソ
ル10の一方に連結している。前記ローププーリ
36に掛けられた柔軟性のあるワイヤロープから
成る伝達部材40aの一端は、前記バランスウエ
イト30の他方に連結し、該伝達部材40aの他
端は前記縦カーソル10の他方に連結している。
前記ヘツド16、指標板18、及び縦カーソル1
0の総重量と、前記バランスウエイト30の重量
は略同一に設定され、縦カーソル10の縦レール
6に沿つた移動と連動して、バランスウエイト3
0は、縦カーソル10とは反対方向に縦レール6
に沿つて移動する。図板2を垂直方向の任意の角
度に傾斜させた状態において、ヘツド16から手
を離しても、ヘツド16はバランスウエイト30
の重量によつて図板2上に静止し、急落下するこ
とがない。40は市販の屈折自在な柔軟性及び弾
力性のあるテープ電源から成るコードであり、こ
れの一端は縦レール6の上端に、第4図に示す如
く、ねじ41止め固定されている。前記コード4
0は縦レール6の長手方向に形成された縦向きコ
ロ12用の水平レール面から成るガイド面44上
に配置され、該コード40の他方は、前記縦カー
ソル10に立設された縦向きコロ取付ボス46に
接着固定されている。該ボス46のコード40に
接着固定される部分は、第3図に示す、前記ガイ
ド面44と横向きコロ用の垂直ガイド面50と縦
レールの壁面52,52aとで囲まれた空間部5
1内に位置している。前記コード40の両固定間
の長さは、前記縦カーソル10の縦レール6に沿
つた自由な移動を可能とする長さに設定され、前
記コード40はコロから成るコードガイド54に
掛け渡されている。56は、前記空間部51内に
移動自在に配置された移動体であり、これの下位
水平部に立設された軸に前記コードガイド54が
回転自在に支承されている。前記移動体56の垂
直面には、横軸が固設され、該横軸にローププー
リから成るガイド58が回転自在に支承されてい
る。前記移動体56の前記空間部51の壁面と接
する端面には摩擦力軽減部材60が張設されてい
る。前記ガイド58に掛けられたワイヤロープか
ら成る伝達部材62の一端は、公知の手段によつ
て、縦レール6の尾部端のカバー64に連結さ
れ、該伝達部材62の他端は、縦レール6尾部端
のローププーリ66を介して、前記バランスウエ
イト30の一方に連結されている。
前記コード40は、その一方の固定部42から
公知の手段によつて計算機(図示省略)に導かれ
て、該計算機に接続し、前記コード40の他端
は、コネクター26に接続している。前記コード
40、伝達部材62は、弛まない程度に適宜のテ
ンシヨンがかけられている。
次に本実施例の作用について説明する。ヘツド
16を手で持ち、ヘツド16を縦レール6に沿つ
て、第1図上、上方向に移動すると、動滑車の原
理により、コード40に掛けられたコードガイド
54は上方向に引張られて移動体56は縦カーソ
ル10と連動して縦カーソル10の移動量に対し
て1/2の割合いの移動量で上方向に移動する。縦
カーソル10の上方向の移動に伴つてバランスウ
エイト30は下方向に縦カーソル10と同量移動
する。このバランスウエイト30の下方向の移動
により生じる伝達部材62の弛み分は、移動体5
6の上方向の移動によつて吸収され、伝達部材6
2は弛むことなく、適宜のテンシヨンを保持す
る。一方、縦カーソル10が第1図上、下方向に
移動すると、バランスウエイト30は上方向に移
動し、このバランスウエイト30の上方向の移動
に伴いガイド58は伝達部材62によつて下方向
に引張られて、移動体56は、縦カーソル10の
下方向の移動と連動して、該縦カーソル10の移
動量に対して1/2の割合で下方向に移動する。こ
の移動体56の下方向の移動によつて縦カーソル
10の下方向の移動に伴うコード40の弛み分は
吸収され、コード40は適宜のテンシヨンを保持
する。このように、縦カーソル10の縦レール6
に沿つた移動によつて、コード40の直線部に弛
みや大きな引張力が生じないようにコード40の
わん曲部に掛けられたコードガイド54が縦カー
ソル10の移動量に対して1/2の移動量で縦カー
ソル10と連動して縦レール6に沿つて移動す
る。尚、移動体56に別個にローププーリを設
け、このローププーリにワイヤロープを掛け、該
ワイヤロープの一端を縦レール6の上端に固定
し、該ワイヤロープの他端を縦カーソル10に連
結して、該ワイヤロープとローププーリとで移動
体56の縦レール6に沿つた第1図上、上方向の
移動を担当させるようにしても良い。
本考案は上述の如く縦レールの端部に固定さ
れ、縦カーソルに接続するコードの縦カーソルの
縦レールに沿つた移動に伴うたるみやからまりを
防止することができ、コードの疲労や断線事故を
防止することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図は平
面図、第2図は縦レールの側面断面図、第3図は
縦レールの縦断面図、第4図は一部を切欠した縦
レールの底面図、第5図は縦カーソルの平面図、
第6図は説明図、第7図は外観図である。 2……図板、4……横レール、6……縦レー
ル、8……尾部レール、10……縦カーソル、1
2……縦向きコロ、14……横向きコロ、16…
…ヘツド、18……指標板、20……キーボー
ド、22……コード、24……アーム、26……
コネクター、28……ウエイト挿入空間部、30
……バランスウエイト、32……コロ、34,3
6……ローププーリ、38……伝達部材、40…
…コード、42……ねじ、44……ガイド面、4
6……ボス、48……垂直ガイド面、50……垂
直ガイド面、52,52a……壁面、54……コ
ードガイド、56……移動体、60……摩擦力軽
減部材、58……プーリ、64……カバー、62
……伝達部材、66……プーリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦レール6と、該縦レール6にこれに沿つて移
    動自在に取付けられた縦カーソル10と、前記縦
    レール6にこれに沿つて移動自在に取付けられ、
    前記縦カーソル10の移動と連動して、該縦カー
    ソル10の移動方向とは反対方向に、前記縦レー
    ル6に沿つて移動するようにロープ等によつて前
    記縦カーソル10に連結されたバランスウエイト
    30と、前記縦カーソル10に連結するヘツド1
    6とから成る装置において、前記縦レール6の長
    手方向に形成されたガイド面44上に一対のガイ
    ド58,54を有する移動体56を移動自在に配
    置し、柔軟な細長状伝達部材62を、前記一対の
    ガイドのうちの一方のガイド58に掛け渡し、該
    伝達部材62の一方を前記縦レール6の一端に固
    定し、前記伝達部材62の他方を、前記縦レール
    6の一端に設けたガイドプーリ66を介して、前
    記バランスウエイト30に連結し、前記一対のガ
    イドのうちの他方のガイド54にコード40を掛
    け渡し、該コード40の一方を前記縦カーソル1
    0に連結し、該コード40の他方を、前記縦レー
    ル6の他端に連結したことを特徴とするレールタ
    イプ座標読取機等のコード処理装置。
JP19366783U 1983-12-16 1983-12-16 レ−ルタイプ座標読取機等のコ−ド処理装置 Granted JPS60104958U (ja)

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JP19366783U JPS60104958U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 レ−ルタイプ座標読取機等のコ−ド処理装置

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JP19366783U JPS60104958U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 レ−ルタイプ座標読取機等のコ−ド処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104958U JPS60104958U (ja) 1985-07-17
JPH0229453Y2 true JPH0229453Y2 (ja) 1990-08-08

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JP19366783U Granted JPS60104958U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 レ−ルタイプ座標読取機等のコ−ド処理装置

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